読書好きの奥様　77冊目

このスレは読書好きの奥様が本について語り合うスレです。
次スレは>>980が立ててください。

※本のランク付けや読んでいる人を勝手に分析したりバカにするような
楽しい読書からは遠いレスはしないようにしましょう

※作品や作者への意見は賛否いくらでも正直に書きましょう
意見交換も存分にやりましょう
ただし、どんなものでも他の人が抱いた感想を非難するようなことはやめましょう
ここは大人同士の読書スレであり、うちの子語りやわが子に勧める本の質問など

自分の子に関する話題は荒れる元なので、ご遠慮ください

また、コミック（漫画）エッセイについては漫画スレにてお願いします

前スレ
[転載禁止] 読書好きの奥様　76冊目(c)2ch.net
http://hello.2ch.net/test/read.cgi/ms/1421994089/

転載元：http://anago.2ch.sc/test/read.cgi/ms/1427609659/

【中国】
知られざる日本人虐殺
　忘れ去られる通州事件
http://www.youtube.com/watch?v=Qtkn0HZjpTo&feature=youtube_gdata_player

乙。

乙です

三島といえば自作の『憂国』で主演して
『人斬り』で田中新兵衛を熱演
どんだけ切腹したかったのよ

乙です

・美女と竹林
・【新釈】走れメロス 他四篇
先日図書館で借りて読んだ。
エッセイ初めて読んだけど、中々面白い。買おうかな

>>992
手を出しちゃったのか…
完結していなくて、お預けをくらっている状態は辛いわよ〜
春には新刊の情報が出るって期待している私だけど、裏切られ続けているわ。

トーマス・トランストロンメル氏　スウェーデンの詩人逝去
http://daily.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1427704709/
６０か国語以上に翻訳された。２０１１年にノーベル文学賞を受賞した。
代表作は「悲しみのゴンドラ」など。

>>1
乙です。
気軽な本を読みたくて内田康夫の浅見光彦シリーズを何冊か読んでみた。
サクサク読めて良いんだけど結構犯行パターンがかぶってて、またこのパターンかってなるのが残念
でもイケメンだけどガツガツしてないしエロシーンも残虐な犯行シーンもないから人気あってドラマ化されるのはわかるわ

スレ立て乙です

>>10
昔、職場のおばちゃんが内田康夫とか西村京太郎、山村美紗が好きで買った文庫を
「家に置き場がないから」と持ってきて、勝手に読んでいいよと言ってくれたので
かなり読んだ。

同じ本を2回位読んでも最後まで全然気づかない事が多かったｗ

>>11
お徳な本だな

>>11
赤川次郎(初期の一部名作は除く)もそんな感じだw
何時でも何度でもお初状態。

前スレで三島が長生きしてたら…と話題になってたけど、何故だか内田裕也+石原慎太郎っぽい
スッゲェ痛い爺さんになってるんじゃないかと妄想してしまった…

うむ…そのうち政界に出馬したりして、国際的に要らんことをして、晩節を汚したと思う。

「春の雪」は、美文なのに内容がコントっぽいからか
脳内では古屋兎丸の漫画で再生していた。

>>14
私はデスノートの人の絵で想像してしまう
美形たちが織り成す厨二病丸出しの世界

最近全巻読んだけどざまあと思ったw

ピケティって文字を見ると自動的に頭の中で「カバディ、カバディ、カバディ…」という調子で
「ピケティ、ピケティ、ピケティ…」って連呼し始めるから早くピケティブーム去ってほしい

「ヨボヨボの国語のおじいちゃん先生が
ある日いつになく早足で教室に飛び込んできて
『三島由紀夫が死んだ！』って叫んだ」
っていう思い出話を中学の国語の先生がしてくれたことがあるわ
1970年だもの、そんなものすごい昔っつー訳でもないのよね

三島由紀夫、生きていたとして今90歳だもんね
>>17さんのお話を読んで、高校の古文の先生が子供の頃、流れて来た太宰治を見物に行ったって言ってたのを思い出した

うちの学校の先生が太宰を発見して水から上げたという話が校内で代々伝わってるｗ

17さんと18さんの先生は同じだったりして？

太宰といえば最後の晩餐が鰻の肝焼きを思い出す。
（瀬戸内寂聴のエッセイに、山崎富栄が心中する前に精をつけなきゃと買っていったと）

身の回りがすごく平和だからかハードボイルドが読みたくなって約束の森読んでみた


ものすごく良かったけどあのメンバーで今後暮らしていけるのか子供はどうなるのか不安

>>21
犬はいい子だから大丈夫

乙霧村の七人
以下ネタばれ



スカスカという感想しか残らなかった

内田康夫、作者の思想とヒロインが美人の処女ばっかなのが
鼻についてきて読まなくなったなぁ。初期は面白かったよね。

桜木紫乃　「蛇行する月」
読みました。

読んだ後、なんだか悲しくて、でも希望を貰った気がして
何ともいいようのない気持ちになり、ぐっときて涙してしまった。
最後まで読んで、こんな言いようのない気持ちにさせてくれる本は
最近、久しかった。
学生時代、同級生だったそれぞれの女子達の行き様、またはそれに関わる女、男。
人間ってみんな表面は幸せを演じ、それを望み、ある時は他人に嫉妬し、
それでも生きていく中で、必死なんだなあ。
人の幸せの物差しは、決して他人には測れない。ただ、生きていく。そこが尊い。

桜木紫乃さんの本を読むのは、「無垢の領域」とこれで二冊目だけど
決して人生を美しく生きている人達だけじゃない普通の人達の物語が暗いけど胸をうつ。
文章力もまどろっこしくなく、時にやけに生々しい。

篠田節子、小池真理子、桐野夏生、奥田英朗など
自分の好きな作家の中に、確実にまた一人加わった。
好評の「ラブレス」はこれから読む予定です。まだまだ読んでない
これから彼女の未読の作品を読めることに嬉しさを感じます！

>>24
分かる。
綿矢りさが出てきた頃『内田康夫が好きそうなタイプだな…』と思ったもんだ。
根の膝丈フレアースカートに白いコットンブラウス(リボンタイ付き)着たドラマの中にしか存在しない
清純派音大生みたいな。
芋ハンコじゃあるまいし毎作品そんなテンプレヒロインなんだよねぇ。

くだらない感想を長々と書かれても･･･

>>26
内田康夫のテンプレはヒロイン像だけじゃないのに、あんなんでも売れるんだから
すごいというか

は？24はなかなかいいだろうが。
このぐらい思い入れのある感想でないと読んでみようという気に
ならない。
おまえらのクソみたいな感想じゃあ、アマゾンの書評を見に行く気に
すらならない。
最低限24ぐらいの感想は書いて欲しいね。

浅見光彦のファッションも十年一日ですごいじゃない
あれはああいう様式美なんだよ

まあ男性作家が描く女性のファッションセンス（）の酷さはもはや諦めの域だけど
女性でありながら宮部みゆきのセンスときたら・・・
まあストーリーには関係ないんだけどね。

内田康夫の奥様の早坂真紀も作家らしいけど作品は読んだ方いますか？
エッセイは読んだことあるけど旦那自慢と旦那に溺愛されて大事にされてるワタシ自慢で何でこんな本をお金出して買ったんだって後悔したわ。
有名作家の妻だから本出せたのかと思ったけどエッセイはともかく小説は面白いのかも？

>>28
普段はドロドロでラストまで救いのないの読んでるんだけど心が疲れたときに読むとちょうどいいんだよ

難しいこと考えずにサクサク読めてスラスラ謎解きされる
同じテーマでも内田さんのはあとに嫌なものとか残らなくていい
ソアラのローンがいつ終わるのかそれだけが気になる

「刑事たちの三日間」「刑事たちの四十八時間」読んだ
すごい好きなタイプの話で夢中で読んじゃった
話運びもだけどセリフがいい
翻訳もセンスあるのだろうけど…いややっぱり元々のキャラ立ちがいいｗ
「寄ってたかって俺に一服盛るの、ほんとにやめてもらいたいんですけどね」
次作が楽しみでしょうがない
一作目からまだ引きずってる伏線あるんだよね

宮部は、時代物は粋に描けるのに現代になると途端に野暮ったくなる不思議

宮部さんは、本人もキティちゃんのポシェット下げて
歩いてるような人だから……

>>36
そうなの!?
じゃあしかたないのかｗ

キティちゃんじゃなくてスヌーピーじゃなかった？
まあどっちでもいいし両方持ってるのかもしれないけどｗ

大沢在昌と宮部みゆきが並んでるのを見た西原理恵子が、「これから出稼ぎに行く福建省の兄弟みたい」って言ったんだよねw
ネットで宮部みゆきを画像検索すると、確かに何故その服選んだしって感じのものばっかり着てるな

西原ﾋﾄﾞｽw
それを言うなら、西原が高須のかっちゃんと並んでる図は
『台湾の金貸し夫妻』じゃないの。

>>40
うめえｗ

>>40
ｗ妥当旗あげときますね（ハタハタ

test

三津田信三「生霊の如き重るもの」
ぱっとしないトリック、不愉快なサブキャラ、もう読み返すことはないと思う。

この本だけじゃないんだけど、表紙がアニメ絵・漫画絵の本が
すごく嫌。リアルなイラストなら許せるんだけどなあ。

>>29
26は、例の、保守さんでしょきっと
コテハンとかしてくれたら楽なんだけどね〜

半落ち

ネタバレ散々見てるけど読み始めた
この人人間の嫌な部分書かせるとうまいね
本気でこっちもイラッとくることある

そりゃあ、林真理子が因縁つけて直木賞受賞に反対した作品ですから
林自体がいい小説を書くかというと（ｒｙだけど

林はかしこさが足りないから読んでも意味がわからなかったのかも知れない

直木賞といえばこの間候補になって駄目だった千早茜の「男ともだち」読んだ。

なんか調子こいてる痛々しい女が京都を舞台にお洒落に生きてる？話で若者向けドラマみたいやな
という感想。すごく面白くはなかったけどまあまあ楽しめたかな？


以下個人的に



よく「この一行で世界が一変する」というフレーズがあるけど、
私はヒロインの男ともだちのハセオをハセヒロのイメージで読んでいたんだけど
それがある瞬間、「あれテツオだっけ？」
途端にすべての登場人物のイメージがガラガラと崩れ去り、
夫・愛人・女友だち、そして何より主役の姿が生々しく眼前に迫って来た。


横山事件の爪痕を見た思いであった。

考えすぎだったらごめん

>>47
林真理子（）
昔の作品は面白かったけど今のはまったく面白くない
半落ちもう一度読んでみよう

逆に作中のファッションセンスの良さに感心出来る小説とかってありえるんだろうか
どうしても流行遅れになりがちだし、違和感を感じさせない服飾描写が出来ればOKなのかな
時代物で着物だと粋かそうでないかはわかる人にはわかるだろうね

星新一みたいに「エヌ氏はしゃれた服を着ていた」の一言で済ませるのが
一番賢いのかもしれんね

風と共に去りぬの新訳読んだ奥様いらっしゃいます？
以前レベッカの新訳を読んだら余りにクソだったので
これも気になって。たしか風とレベッカの旧訳者は同じですよね。
風は共同訳だったけど片方の方が。

谷崎潤一郎 「細雪」「春琴抄」などの創作ノート見つかる
http://daily.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1427959876/

>>50
変にファッションが目立つのもどうかとは思うけど
やっぱりあからさまにダサいな・・と感じちゃうとちょっとガッカリ。
うろ覚えだけど篠田節子の『弥勒』の中で
妻が夫に「エンポリオ（アルマーニ）はやめてね」みたいな事を言うんだけど
ただその一言なんだけど、妻の性格や夫婦の関係が透けて見えるようで上手いなと思った。

服はその人のキャラクターの材料という印象
流行りはそういう時代だったんだなと

>>51
なるほど。
そう言えば、池波正太郎作品には美味しそうな料理がたくさん出てくるが、どんな風な味とか具体的な表現が殆どない、
ただ『旨い』としか書かれてないことも多い。
だが、それ故に読者が各自の脳内で、自分が美味しいそうだと思う味を想像できる…
というような書評を読んだことがある。
ファッションも同じかもね。
具体的描写があると、『こんな格好のどこがいいんだ？』とか『このスタイルって何時の時代の話だよ…』となるからねぇ。

バブル時のファッション描写は今見ると辛いよね。真っ赤なルージュとか、大きなイヤリングとか。
昔山田詠美の作品で人の恋人を盗った女がすっぴんに真っ赤な口紅だけで、それが素敵で恋人を取り返すのを諦めた、みたいな話があったなあ…しかもそれ読んだ私も素敵！大人になったら真似しよう！とか思ったなあ…中学生の頃。
今考えると突っ込みどころしかないわ。

服装といえば、ある小説に出てくるイケメンがいつもチューリップハット
をかぶってるという設定で、のっぽさんの顔しか浮かばずツラかった。
必然性がなければ、白いワンピースとかコンのジャケット、とかで
いいんじゃないかなー、小説中の服装描写って。

>>58
いつもチューリップハットをかぶってるイケメンって浅見光彦か伊集院大介が
頭に浮かんだ

>>59
あたしゃ金田一耕助が脳内再生されたわw

>>58
ドキドキプリキュアのジョー岡田みたいな人かな

>>60
私もｗ

>>50
感心まではいかないけど桐野夏生はうまいなと思う
ミロシリーズに出て来た、やたらとお洒落なヤクザの描写がよかった

誰だか忘れたけど何年も洗わず履きつぶした靴を「腐ったバスケットシューズ」と
表現しててリアルに想像できた

>>64
石田衣良のIWGPかな？

昨日読んだ石持浅海の小説で、花柄チュニックにデニムパンツを着て出かけた被害者（女性）が
なぜか白いタンクトップ・ショーパン姿で発見されたという設定で、男性登場人物が皆「着替えたく
なったから着替えたんだろう」という認識なのに、唯一の女性登場人物が「男と違って２２歳の
成人女性がその格好をするのには下準備が必要なの！　肌の手入れも必要だし、下着も考えなくちゃ
いけないし、日焼け止めだって塗りなおさなくちゃいけない。第一気が変わったとしても露出度高い
格好から露出度の低い格好に着替えるならわかるけど、その逆はありえない。普通の女が露出度高い
格好するのにはそれなりの意識とテンションの高さが必要なのだ。」という旨の主張をするところは
なるほどと思った。作者は男性だけど。

石田衣良衣装の表現はうまいなーと思った

>>66
なんとなくだけど、宮崎勤が今田勇子名義で警察に出した手紙に
「（被害者女児の）しわくちゃパンティー」という言葉が連発されていて
男性警官は違和感を覚えなかったけど、女性警官が
「本物の女は幼い女の子の下着をパンティーとは表現しない」と主張して
犯人＝男説が浮上したという逸話を思い出した

>>66
石持さん勝手になぜか女性だと思ってた

こんにちは

>>52
風とともに去りぬの新訳は鴻巣友季子か
この人はそんなに悪くないと思うけど嵐が丘も新訳出してたね
同じ人ばかりに出してほしくないなあ
古い方か新訳かだったら古い方を選ぶわ

子供にさせてよかった習い事ベスト3
http://daily.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1428072058/
http://amd.c.yimg.jp/im_siggst93mdKVDWzAFWLE_6Lcqw---x600-y391-q90/amd/20150402-00010004-dime-000-1-view.jpg
1位「水泳」　　279ポイント
2位「英会話」　264ポイント
3位「習字」　　177ポイント

4位「ピアノ」　　145ポイント
5位「野球」　　　77ポイント
6位「そろばん」　59ポイント
7位「学習塾、幼児教室」
8位「空手」
9位「ダンス」

子供には読書をさせましょう

>>52
>>71
私も古いほうがいい
今まmで新訳されなかったのはそれなりに理由あるだろうし
その後新訳も読み比べるのが好き

昭和30-40年頃に翻訳された海外小説を今読むと、固有名詞が分かりにくいのが
少し困る。特に食材、レタスを「ちしゃ」とかTボーンステーキを「骨付き焼肉」とか
ローズマリーを「マンネンロウ」とか。

>>74
それはそれで味のある翻訳でいいなぁ。
そうか「マンネンロウ」ってローズマリーのことだったのか。

夜行観覧車を今頃読んでみた
なんでこんな話が一冊の本になっているのか
これだったら高校の文芸部員の書いたもののほうが多少独りよがりでも
はるかに好感が持てる
本業界のことも詳しくないしこのスレもあまり覗かないんだけど
湊かなえって本当に売れてるの？
支持者がいるのが不思議なレベルなんだけど

ハムレットの一節を一気に思い出した
「これは　記憶のしるしのマンネンロウ　貴方に差し上げます　私を忘れないでね」
そうか…よし忘れない

キャンディ・バーを「棒飴」と訳してるのが好きだったりしたな
実はこれは板チョコというかミルキーウェイみたいな形のバーなんだけど
あくまで昔の児童文学では「ぼうあめ」

マンネンロウってローズマリーか…一気に身近なハーブになったなぁ

よくとりあげられるけど、瀬田さんがナルニアで
「ターキッシュ・ディライト」を「プリン」にしたのはあんまりよくなかったと思う
くるみもちを甘くてまずくしたみたいなものだよね。全然違うでしょう

＞日本語版の訳者瀬田貞二は、あまりにも日本の子どもたちに馴染みがない菓子であるとして、敢えて訳すことをせず、「プリン」という言葉を訳語に選んだ。

子供の頃、海外小説に出てくる未知の食べ物に憧れて、大人になって本物知ったらがっかりってよくあるね
おちゃめなふたご、赤毛のアン、ムーミン、インガルス家シリーズあたりが定番なのかな
今はネット検索で一発だし、都会住みなら輸入スーパーとかで本物買えちゃうから夢がなくなったかも

>>79
Wikiに書いてあることは知ってるけど、プリンって違わない？って話。
せめて手で持って食べられるおかしに訳したら近かったんじゃないかな。
私がプリンあんまり好きじゃないからそう思うのかｗ

ヤドカリオンナ、1/3読んだけどオチが想像つくし浅くて読むのがつらくなった

>>80
なんでもかんでも簡単に調べられるって良し悪しだよね
あえて意味がわからないまま想像するってのも個人的には好きだからかな

美味しいプリンが食べたくなってきたw

子供の頃は「プディング」ってのがよくわからなくて
「プリン」と音が似てるけど違うのかなあ？どんな食べ物なのかなあ？
なんだかすごくおいしそう・・・
なんていつも思ってた。
今でも「プディング」って響きにはちょっと心躍る。

近眼

エイミーが学校へ持っていった「塩漬けライム」がいまだに謎だ

>>86
昔英語圏の人に聞いたらライムのピクルス（Pickled Lime ）らしいよ
ピクルスつくるときに

「避難所」　垣谷　美雨

あっ新しい本だ！と、何気なく、図書館で手に取って読みました。
「避難所」とは、勿論、3.11のこと。

この作家さんのは初めてだったけど、読み終えて、この作家の
他の本もすぐ読んでみたいと思えたなあ！

それぞれの訳アリの生活を営む
女性３人を中心に
津波に巻き込まれた描写がのっけから始まり(読むのが辛いくらい)
その後は、避難所での過酷な生々しい、
綺麗ごとなんかじゃ済まされない、決してテレビでは報道されないような
避難生活の現実がストーリーとしても上手く書かれてて。読み易い。

なんだか、むかっ腹の立つような、イヤ〜な男どもがいっぱい出てきて
避難所でのうっとおしい人間関係、それでも生きてかなくちゃってな現実が
ズンズンと心に入ってきました。
最後は、それでもやっぱり小説だからこそのハッピーエンドなのか、
それとも・・ここからが真実の苦労の始まりなのか。読んでみる価値ありの一冊ですた。

ブログに書いたら？　うざい

>>88
ヤドカリオンナもそうだったんだけど、実際にあった話に
創作をほんのちょっとプラスって作家の力量試されるね
下手するとそのまんまドキュメントみたいになるから

表装、タイトルが好みじゃない小説は中身も好みじゃない確率が高いので
スルーしてた「ラブレス」ですが、
ここの「内容とタイトルがあってない」「表装がおかしい」などの感想を読んで気になり買ってみた。
良かった！
有吉佐和子のこじんまりバージョンみたいな感じだった。好み。
皆さんが言うように、この小説はタイトルと表装で大損してる！

エミリーシリーズに出てくる薄荷飴。ミントキャンディにすると
かなり印象が変わるな。

>>84
でも日本で一般に売ってる食べられるプリンと
本物のプティングは全然違うと思う
だってクリスマスプティングなんかもう全然違う料理になるし

私はなんといっても「バタつきパン」
単なるバターを塗ったトーストじゃないの

あと、ぐりとぐらのカステラ
福砂屋や文明堂で売ってるあれとはまた違うの

バターじゃなくてバタと書かれると
19世紀あたりの英米文学読んでる気になる。
バタートーストと書かれると一気に現代物になるので
そこは新訳でもバタつきパンで行ってほしい気がするが
若い読者には不親切か

今時のほっこり系エッセイストがわざと「バタ」表記してると萎えるね

>>96
分かる。作為を感じるわ
>>81
私もプリンは違和感あった
他の翻訳家は「トルコ求肥」と訳したそうなので、こっちの方が想像力をかきたてられていいかも

私はしょうがクッキーが子供の頃の謎だった
生姜=辛くてまずいというイメージだったので、それをクッキーに？おいしいの？と思ってた

>>94
バタつきパン！
私もそれ子供の頃妙に惹かれたわ
ただのバタートーストだよね？w

>>97
トルコ求肥・・・美味しそう
ライムのピクルスは微妙な味だった

なんの本か忘れたけど色鮮やかなサマープティングに憧れて
イギリスで注文して撃沈した思い出・・・・

キャベツ炒めに〜を読んだ
あさりのフライ食べたい

黒すぐり→カシス
お団子パン→ダンプリング
カエデ糖蜜→メープルシロップ

お腹空いてきたw

>>100
私は　「きのこの混ぜご飯」
こんど作ってみる

一番お腹のすくこの時間にこのスレ開くんじゃなかった
おすすめの本でも探そうと思ったのにおやつさがしたくなったw

バタつきパン！アレはトーストじゃない！別物に違いない！（と思いたい）
アラカン地方生まれの自分にはアンに出てくるいろいろなものが子どもの頃は謎だった
後年パッチワークやらキルトやらポプリ等々謎は解けたが想像してたときの方が楽しかったかも
ゴグとマゴクが今よく玄関先で見かける陶製の犬と同じものだとは思いたくないしw

>>104
アラカン地方って？日本？
ググったけど外国みたいなんだけど

アラウンド還暦、地方生まれ

>>105
アラウンド還暦で地方出身ということでは

「司法取引」　グリシャム　読了。

いつもながらの鮮やかなどんでん返し。
知恵と大胆な行動力で、人生を切り開いていく主人公。
おすすめ。

グリシャム最新刊ならまだ読んでないはずだから読んでみよう
片っ端から読むからどれは読んでどれは読んでないか時々わからなくなるw

>>109
私もわけわかんなくなるから読書メーターつけはじめたわ。
それでもたまに図書館で借りた本が「これ昔読んだ覚えが…」ってものだったりするｗ
でも大筋しか覚えてないから、ちゃんと最後まで読む。大概オチも忘れているｗｗ

バタつきパンって、いわゆるバタートーストとは少し違って、一口サイズにカットした薄いパン
にバターを塗ったものだよね？クッキーみたいにつまんで食べやすくなってる。私が見たものは
トーストされてなかった。

不思議の国のアリスに登場の「バタつきパン蝶」は「三角にカットした薄いバタートーストの羽をした蝶々」だった。
基本的に「バターをつけて食べるパン」（出てくる時にはバターがついてないパン）は「バタつきパン」じゃないと思う。

>>82
すごいね、私はあのオチ予想つかなかったわ
ってまだ1/3しか読んでないのかゴメンｗ

バタつきパン
http://blog-imgs-50-origin.fc2.com/g/d/a/gday2004/0006_20130327055216.jpg
http://nohohon-ehon.c.blog.so-net.ne.jp/_images/blog/_305/nohohon-ehon/ehon_090127_06.jpg

昔ズッコケ三人組読んでたんだけど図書館行ったらズッコケ中年ってのがあった
懐かしくて借りちゃったわ

>>115
「三匹のおっさん」みたいだなw

でも「ズッコケ中年」のほうが先輩なのだね

三匹のおっさんで思い出したけど、有川浩の猫旅リポート読んでます
猫好きなので何も考えずにポチったら、小学上級向けでまさかの総ルピｗ
でも内容は、なかなか猫好きのツボ知ってて、笑いあり涙あり、
大人でも十分楽しめてます
他に猫好きが喜びそうな本っておすすめありますか？
三毛猫ホームズと、夏への扉は読んだことあります

有名どころでシャム猫ココ＆ヤムヤムシリーズとか
読んだことないけどトラ猫ミセス・マーフィ、黒猫ルーイもあるね

「村上さんのところ」でおススメの
『ねこの秘密』山根明弘（文春新書）

まだ読んでない、ついさっき知ったばかりだからw

ぐぐってみたら、旅猫リポートですぜ、奥さん>>117

>>110
あなわたw自分も結局読んだことあると思いながらも最後まで読む
昔々クリスティを集中的に読んでた頃創元推理文庫と早川ミステリで
タイトルが違ってるのが何冊かあって無駄に同じものを買ったりしてたわ

ズッコケ三人組！なつかしー！

と思いながら頭に浮かんでいたのは中島潔挿絵のとびだせバカラッチ隊だった
あの辺りの児童文学好きだったなあ

昔の児童文学は秀逸だったね
マガーク少年探偵団や、明日天気に12歳シリーズも好きだったな
今の子供に読んでもらって感想聞いてみたい

バカラッチ好きだった！懐かしい。
東と西だかの集落どうしで子供たちが敵対してるんだっけw中学生の女の子に片想いしてる方のリーダー好きだったなー。
挿し絵がいいんだよね、一人ひとり個性があって、人物紹介にそれぞれの絵つきで。

>>120
いやん、ごめんあそばせ。猫ばかりが頭にありましてｗ
>>118,>>119
奥様方、情報ありがとうございます。
最近ずっと歴史系だったのに、しばらくは猫づくしといきます

>>88
私も最近読みました。
この小説はフィクションだけど、実際にこれに近いようなことはいくらでもあったんだろうなと思います。
読んで良かった。

藤田宣永？「左腕の猫」良かったような

>>117
猫の小説は、ちょっと違うかもしれないけどポール・ギャリコの「ジェニィ」と
「トマシーナ」なんか面白いと思います

猫が主人公の「ひげよさらば」とか（NHKで人形劇になりましたが）

>>117
谷崎潤一郎の猫と庄造と二人のおんな

>>123
明日天気に12歳のシリーズ、私も大好きでした。表紙絵も綺麗でうっとりした想い出。

最近の児童文学系の表紙や挿絵はアニメ絵、漫画絵が多いですよね。アニメも漫画も好きですが、コレジャナイ感を感じる事があります。

>>123
懐かしい！このスレでマガーク少年探偵団を目にするとはｗ
絵も内容に合っていて好きでした。探偵団の歌もｗ

>>130
私も児童文学のアニメ絵・漫画絵にはコレジャナイ感を感じます。
今の子供たちには違和感ないのかもしれませんが。

「絶叫」
やっと順番回ってきたので大事に大事に読もうと思ったんだけど
あっという間に読み終わってしまった・・・・。
ラスト3ページ云々はそうでもなかったけど、ミスバイオレットの
正体がええええええええええ！！！！ってびっくりして
でも人間って結局生まれ育ったところに戻りたいのか・・・と
思ったり。
こういう仕掛けどんどん出てくるとびっくりさせるのも大変だよね。
この間ドラマでやってたゴーストライター思い出しちゃったわｗ

ズッコケシリーズ懐かしい

前にここで見かけて図書館で予約した
「プリムローズレーンの男」やっと読めた。
分類がNVなのにそうくるのかーｗｗ

>>132
私も葉真中さんの「絶叫」読了したばかり。
止められない止まらない〜〜で状態で読んだ

私は読了した時も、
ミスバイオレットのこと気付かなかった（恥）
人の感想が気になって読書感想サイトに行ってそれを読んで初めて気付いた
ミスバイオレットのページも確かに読んだけど、さらりと読み流していた！！
こういう後悔も読書の醍醐味だと思ってる。

伏線に唸った（やられた）ミステリー系のお薦めを皆さん教えて

>>117
世界で一番美しい猫の図鑑

図鑑なんだけど猫のルーツとか色々知ることができて面白かった
写真がきれい

震度０読み始めた
本当にクズばっかで面白いw

村山由佳の放蕩記を読んだ
ところどころ私の母親と重なるところがあって、
読むのが少し辛かった
母親との関係は難しいわ

本屋大賞に上橋菜穂子さん＝「鹿の王」

　全国の書店員の投票で選ぶ「２０１５年本屋大賞」は７日、上橋菜穂子さん（５２）の「鹿の王」（ＫＡＤＯＫＡＷＡ）と発表された。
　受賞作は、強大な帝国から故郷を守る元戦士と、謎の病に立ち向かう医術師の生き方を描いた長編小説。
上下巻で累計１００万部を突破している。
　昨年は「児童文学のノーベル賞」と言われる国際アンデルセン賞・作家賞の栄誉にも輝いた上橋さん。
今回の受賞について、「本屋さんと一緒に生きてきた人生で、初めてのアルバイトも書店員。
本読みのプロに面白かったよと言ってもらえて、最高にうれしい」と満面の笑みで語った。
　２位は西加奈子さんの「サラバ！」（小学館）、３位は辻村深月さんの「ハケンアニメ！」（マガジンハウス）だった。
（2015/04/07-20:37）

ttp://www.jiji.com/jc/c?g=soc_30&k=2015040700758

>>139
守り人シリーズの人か。気になってたから読もうかな。


悲嘆の門　宮部みゆき
ぐいぐい読めたし長たらしい寄り道もそれほどなかったような。
バイト先のｽｰﾊﾟｰﾊｯｶｰは都合よく現れ過ぎな気がした。
主人公が強い武器(?)を手に入れて犯罪者を裁いたことを
最後に後悔したのかどうなのかよくわからなかった…。
自分も武器を手にいれたら同じようにしてすっきりとしたい、
でもそれでいいのか？とか色々考えてしまった。
そして最後のあの展開は…後味は悪くないけどなんか納得できない。
全体的にもやもやっとしたかんじ。

本屋大賞
NHKで綾瀬はるか主演のファンタジー大河とやらが有るそうで
7時のニュースでも取り上げててそのことを字幕＆アナウンス
NHKの思惑絡みなんだろうなと思う

鹿の王、結構シビアな題材の話なんだ
ありがちなファンタジーなのかとスルーしててすまんかった
読んでみたくなったよ

本屋大賞＝メディア化って感じだけど鹿の王もそうなるのかな？
精霊の守人をドラマ化しちゃうくらいだから可能か

上橋さんの本は親子で読めるからありがたい。
年齢差のせいか息子だからかなかなか本の好みが分かれてしまうけれど、上橋さんの本はどれも気に入っているようで会話が弾む。

シャーロット・マクラウドのセーラ・ケリングシリーズをまとめ読みした。一気に読めて面白かったけど、解説では「これはピーター・オトゥールとオードリー・ヘップバーンで！」とあるのに思い浮かぶのは神田正輝と片平なぎさとか、原田龍二と藤谷美紀とか。2サスの見過ぎだわ

エルスベツ・イーホルム「赤ん坊は川を流れる」読んでる
主要キャラがほぼ全員不倫しててしかもためらいがなくてスゲー
A夫（元）
A妻、子蟻既婚Dと不倫
B夫、独身Eと不倫
B妻、子蟻寡夫Fと
C夫、遊び人
C妻、A夫と不倫

鹿の王、今ちょうど読んでるところ。
いつもより、読者の年齢設定が上で、大人向けの作品に感じます。
作りこまれた設定がいいです。ホント、おすすめ。

本屋大賞はどれも微妙だなってのが個人的感想
dgsks鹿の王は守人シリーズの作家ならはずれはないだろう読んでみる

>>117
キャットフード 森川智喜
化け猫が人間を食べるために缶詰工場を設立しようとして起こる殺人事件を
同じく化け猫が止めようとする騙し合い系の推理物。
人間の探偵も出てくる。
ちょっと後味の悪さがあるのが好きな人向け。

>>145
シャーロット・マクラウド、懐かしい
最後の方、翻訳されてない作品があるよね
セーラ・ケリングシリーズはどうだったか分からないけど
唯一ハマったコージーミステリーだ

鹿の王、そのうちほとぼりが冷めたら読もうと思っていたら本屋大賞受賞。
前に村上海賊の娘もそう思っていた矢先に受賞して、図書館の予約が殺到したので
今回は受賞の知らせを聞いてすぐ予約を入れた。
今月中に読めるといいな。

>>146
読んでみたくなったw

鹿の王、本屋大賞とる前からうちの市の図書館の予約100人くらいいるのに
どうなっちゃうんだろｗ

>>148
同意
毎回ちょっとずれてる
なのでメディア（出版と本屋）が売りたい本、っていう感じがする

>>153
以前80人まちを予約してたら半年ぐらい経って回ってきたｗ
まぁ我慢できない人は買うでしょう

>>153
今見てみたら、うちの区では300人だったｗ

ちなみに一番予約者数が多いのは「サラバ！」で578人
27冊あるらしいけど、どれくらいで回ってくるんだろう？？

何冊蔵書があるかで違うよね

昔々椎名桜子の本が30冊位地元の図書館に並んでた
いくら要望が多かったか知らんがこんなものに
市民の税金ムダ使いするな！と腹が立った思い出

そりゃ早く読みたいよ買わずに借りられたらありがたいよ
でもやっぱり本によるよ　図書館の人も選択大変だろうけどさ

>>158
予算は限られてるのに同じ本を購入するのはねぇ・・・
うちはコロコロコミックすら置いてあってびっくりした
さすがに民業圧迫って言われるのは仕方ない、制限かかっていいと思うわ

出版社が寄付してきたとかないのかな
うちの近所の図書館は購入した人が寄付するから
ベストセラーは凄い量の在庫

カゲロウが寄付でいっぱいでご自由にお持ちくださいになってたことがあるわｗ

>>160
ああ、それもありうる
椎名桜子についてはここでも知ってる奥様がいると思うが
マスコミがすごく煽って大ブームになったから（中身はたいしたことない）
リクエストが多くて大量購入したんだと思ってた
でも手元に残しとく程の価値はなかったからみんな早々に寄付したのかも

「ただ今処女作執筆中」ってフレーズは忘れられないｗ

>>160
うちは基本寄付お断りだった模様
みんな似たようなものを持ってきて大変なのかも

>>156
鹿の王、うちの区の予約がいま、777人(^^/
ちなみに在庫は31冊です

>>160
あるある
うちの方も少し経つと寄贈もあるらしくて増えてる

うちの市は読書好きな人が少ないのか？
ゆうべ予約2件だったのが今9件にしかなってないわ＞鹿の王

>>153
横浜市図書館では鹿の王の予約が千人超えてたわ
しかも25冊しか在庫がなかった

文庫になったら買おうと思っていたのでいいんだけど

鹿の王
うちの市は予約数１２０人
所蔵数は３冊

三田誠広の鹿の王ならすぐに借りられる

2〜3年待てばいいんだろうけど、本って読みたい時を逃すとずっと読まないままだしね

近所の図書館は「今、欲しいのはコレコレの本です」って貼り紙してるわ。
流行りが終われば沢山あっても邪魔になりそうだけどね。

この前、地元の図書館に読み終わって要らない本を寄贈しようと思って相談したら
同じ本がたくさんある場合はバザーに出すけど良いかって聞かれた。
多くの図書館って、市民祭りとかで定期的に古本市とかしてるんじゃないかなぁ？

>>172
近所の図書館は週一でワゴンに寄贈本を並べて「自由にお持ちください」って
札出して置いてるよ

絶版の翻訳小説シリーズとかもあって「もらっちゃっていいのかな」と思いつつ
全部もらってしまった

うちの市では3つの図書館が共同で大きな書庫を利用してるんだけど、そこで収蔵
しきれなくなってるみたい

>>140
悲嘆の門

なんかもう宮部のファンタジーは手に取らないと決めたわ
荒神でも思ったんだけど怪物とかそんなので何もかも何とかしてるような感じで・・・

森博嗣『暗闇・キッス・それだけで』

好きな書評家が森博嗣を絶賛してたから試しに読んでみたけど、あれだなライトな矢作俊彦って感じ

とりあえずタイトルが恥ずかしい
中身はよくあるミステリーで軽〜く読めたし読みやすいから人気があるのは解るけど、あの書評家がなんであんなに褒めるのかわからん

>>175
その書評家って藤田香織かな？　私は藤田香織自体のブログは好きなんだけど、森博嗣と
土屋憲二を絶賛しているのだけはわからん。

西川美和　「永い言い訳」

女性作家が書くダメな男ってどうしてこうもリアリティあるのか
そして女性作家が書く少年はやっぱり惚れてまうやろー的ドリーム炸裂ぅ

>>176
そうです、ダラの人ｗ
土屋先生好きは知らなかったけど、他のオススメ作家は割りと好みにあうのに森博嗣はな〜
単に異性としてタイプとかじゃないんかなｗ

二枚目でごめんなさい

>>173
そういうのあるね
ベストセラーで予約何百件みたいなのだと「買っちゃった」って人いるし
図書館は予約回すために何冊でも欲しいから集めまくるけど
時期が過ぎたら綺麗なのだけ残して差し上げますコーナーにいく

東京ブラックアウト

福島の実際に起こったことを絡めてメルトダウン・クライシスを描いた物語

政府、官僚、東電等の裏事情と原発関係も一応はそれらしく書かれているけれど
人物描写や構成は並以下

このテーマ、日本沈没を書いた頃の小松左京が書いてくれたら
あるいは山崎豊子がご存命で６０代位に書いてくれたらと
思ってしまった

>>175
森博嗣の作品には好きなものも苦手なものもあるけど、それ以前に大学教授やってて
なんであんなに本出すのが早いのか？といつも思う

>>180
福田和代のだよね。
この人の作品、いつもしっかり取材してるんだろうなーという感じで
それぞれの現場の状況とか興味深く読めるし、上手いとおもうんだけど
いつもこれといったオチもなくあっさり終わるんだよねw
え？ここで終わるの？？って。
それでも割と好きな作家ではあるんだけど。

>>180
?
若杉 冽だけど？
キャリア官僚でそういう場面だけはリアル

>>180さんのは
若杉冽の東京ブラックアウトだと思います
内容が福島のことだし。

福田和代のは震災前に書かれた物
ちなみにタイトルはTOKYO　BLACKOUT

>>180
あれが発行されたのは震災前だよ。
日付確認して驚いたもん。

>>184
読んでみたくなった
探してみる

>>183
勘違いごめん。そういえば福田のは震災前だったっけ。
自分が読んだのが震災後で重ねて読んでたからか、
すっかり記憶が混乱してました。失礼しました。

>>184
ラブレスと同じで思い込みで避けてたやつだ
借りてみよう

「出版社の倒産」激増
http://daily.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1428569088/
若者「読まず」　高齢者「読めず」で八方塞がり

このスレで「約束の森」に興味持ったので借りてきてみたけど
1ページ目で挫折。
ダメだこういうハードボイルドっぽい文章苦手…

若い頃は老眼鏡かけて読めばいいじゃんと思ってたわ
眼鏡かけてもクッキリになるわけじゃないしいちいち掛けるのめんどうだし
読書量はかなり減ったわ

グインサーガ読み始めた。おもしろいけど５〜６巻で終わりにする予定

>>191
二十代ごろのくりもとさんのお話、好きだわ。『女狐』とかボロボロだけど手放せない。

電子書籍のばっくライト付きがかなりいいらしい
文字も大きくできるので便利と母が喜んでた
今からなれておこうかな・・・と思いつつ髪の良さも捨てがたい

>>193
緑の黒髪の持ち主？w

電子書籍つかったことないから比較できないけど紙独特の良さはなくなりそうですよね
古い本の紙の匂いが好き

今さらなんだけど、八日目の蝉を読んだ。
以下ネタバレ



島の住人は、誘拐犯が毎日フェリー乗り場に来ていることを知ってると思いますか@ラスト
黙認しているし、きっと娘にも気づくだろうと私は思うのですが。
８割方偽親子は再会すると思ったのですが、皆さんはどう思われましたか。

「三四郎」数十年ぶりに再読

三四郎かわいいなあ！　野々宮さんと初めて会った時の望遠鏡のやりとりはコントかと思ったｗ
与次郎もうざ可愛い
よし子の絵をほめた時に「これが？！（マジで？！）」とめっちゃ驚くよし子も可愛い
引越しの手伝いサボって美禰子と画集見て「マーメイド」「マーメイド」と微笑みあうシーンが好き
でもまあ、あれは振られるよね当然
全体的に微笑ましくて楽しかった

>>196「三四郎」は読んだことないので読んでみたくなった
漱石で好きなのは「吾輩は猫である」と「こころ」と「坊ちゃん」だな
「三四郎」は「坊ちゃん」に近い雰囲気なのかな？

「三四郎」朝日新聞に再掲載されていたのを
今、朝日新聞デジタルで３つずつ読んでいます（無料会員だからね）

掲載当時の絵がついているのか楽しい
でも小説は紙の本で読むのがいちばんだよね

>>197
坊ちゃんは青空で久方ぶりに呼んだ
破天荒ばっかり頭に残ってたけど、ぼっちゃん可愛い可愛いなぁ
そして典型的なリーマン社会ですな

で最後の数行で乳母を引き取って大事にする辺りが泣ける

鴎外はきらきらしてるけど、
漱石は今の日本人にも繋がるウェットな部分と少女少年らしい愚直さが同居した感覚がいいと思う

三四郎は普遍の青春小説。漱石の中でいちばん好き
鴎外は舞姫だけ読んで苦手できらきらって印象にちょっと驚いた
他の小説も読んでみるべきかな

>>193
私も母に贈ろうとしたんだけれど、母の好みの作家の電子書籍率が低くて
迷っている。電子化はどういう基準で行われるんだろう
高齢者と電子書籍はリンクしないから若者向けからなんだろうか
文字が大きいとか必要性はあると思うんだけれど
後、バックライトは読書灯を必要としないのもいいんだよね
灯りを消し忘れて夜目を覚ましてしまうこともない

そうそう、寝る前読書にはバックライト付きKindlePWが便利すぎて手放せなくなった
でも電書化偏ってるよねー。とりあえず読みたい本のページでキンドル化リクエスト押しまくってるわ

私も青空で「こころ」「吾輩」読んでる。
夏目漱石なんて何十年振りだろう。すごく面白い。
ここに来たらみんな読んでてなんだか不思議だね！

同じく無料配信だけど「ドグラマグラ」はいつまでちゃかぽこ続くのか分からなくて（これが電子書籍の欠点！）挫折した。

自分もKindle使い始めて、手始めに青空の無料本をDLして読んでる。
パソコンでは読みにくかったから、読みやすくなって良かった
夏目漱石も森鴎外もそうだけど、吉川英治が軒並み無料になっていて
昔マイブームで読み漁って本棚ふさいでたのをすべて処分できた
でも、電子書籍って紙の本より安いものって思ってたけど、高いのがあって
買うのを躊躇ってるｗ

>>201
老眼入った母に贈ったよ
快適に読めるようで最近はラノベとかの自分が手を出してなかったジャンルも読んでる見たい
そうやって幅が広がることでボケ防止にもなると本人入ってるので試してみるのもいいかも

>>181
森博嗣は、大学の准教授辞めたみたい。
本出すのが早いのは、取材とか調査とかせずに、今自分の引き出しの中にあるものだけで書いているからだろうね。
コンピューターとか飛行機とか。

>>191
少し前に読み始めた
そこでやめようと思ってたのにズルズルとやめられなくて困ってる・・・

>>191
１０巻の「死の婚礼」まで読めば？
私は８０巻あたりで挫折した。

森博嗣前はわりと好きだったけど、何年か前に若い女の子が個室で食事に付き合ってくれるという変わった商売の(しかも女の子が不思議ちゃん)、
親父の願望駄々漏れ小説読んでから受け付けなくなった

>>181>>206
あととんでもない速さでキーボードを叩いているらしい。


森博嗣のエッセーも意外とおもしろい。
「小説家という職業」
「自分探しと楽しさについて」
「的を射る言葉 」

なかなか個性的で面白い。
理屈っぽいというのとは、ちょっと違って、
理屈でできているようなヒトなんだなあと思った。

子供の前でも怒鳴り散らす母親ってどうなんでしょう？これはひどすぎ
http://dorareko4649.blog.jp/archives/1022592082.html

>>191 >>207
23巻の「風のゆくえ」がキリがいいんじゃないかな
あれでこの話は終わり、とすると心穏やか

>>212
奥様のおかげでサーガに手を出そうと決めた
私もズルズルしちゃうんだよね

吉原御免状 隆慶一

やっと読み終わったー！
吉原が舞台の剣豪ものなんだけど、主人公が強いくせに天然でキュンとくる
当然モテまくってたw

ちょっとだけ女性には厳しい描写があって、そこだけは辛かった……

このスレ見てると読みたい本がどんどん出てきて困るw

青空文庫インストしてみた。結構あるんだね
全然興味なくて見たことなかった
太宰の作品でインストールしたいけど一部分しか知らないからタイトルが不明なのがある
恋人と自殺しに行って失敗し、なんでこんな面倒なことしてるんだって思うシーンがある作品
もしわかる方がいらっしゃれば教えてください
ググってもかすりもしなかったんです

>>195です。
結構な割合で読んでる人がいるだろうに、
スルーでさみしいわ。
再会できないくらいが丁度いいのに、
最後が甘々な印象だ。

>>214
隆慶一郎の主人公って、好きっていうのが気恥ずかしいんだけど、
私も好きだなぁ。
死ぬことと見つけたりも最後まで読みたかった。

太宰治研究
http://peace.2ch.net/test/read.cgi/book/1313598410/

>>214
舞台化されたときにあらすじまったく知らずに見たんですが
例のシーンはちょっと血の気引きました…

>>217
誘導ありがとうございます

>>216
コミューンの代表の変なおばさんしか覚えてないからわかんないや
ごめんね

>>219
こちらこそ、かなり前の小説を
小町風にｶｷｺしてるに恨み節でゴメン。
レスありがとう。

翻訳されたファンタジーを読んでたんだけど続気が見つからないのでググったら
翻訳すらされてなかった
なんてこった

宮部みゆきのペテロ、読んでも読んでも終わらない。

>>221
翻訳ものだとそういうことがあるよね。
訳者あとがきに続編があるとか他の著作があるとか書いてあっても
翻訳されてないことが多々ある。
原書で読めばいいんだろうけど英語力ないからムリだわ。

>>221
あるあるある
出版社に問い合わせたら「続編出版の予定はありません」と冷たく言われたので
仕方なく原書を買うだけ買ってみた。頑張って読んでみる予定。

クーンツは何冊かアカデミー出版に版権取られてて
仕方なく原書で読んでみたけど、
どうしてもわからない箇所があったから
図書館で確認したらその部分が訳されてなかった
さすが超訳

>>223､>>224
あるあるだよねー

どうしても読みたくて出版社に聞いたら「原作は絶版ですよ」って言われたわ
ああそうですか・・・・

八日目の蝉は先に見たドラマの印象が強烈で、後から小説を読んだらあっさりした印象だった。
小説のラスト覚えてないや…
「蔵」もドラマを先に見たので小説はあっさりな印象だった。
ドラマはドロドロと強烈に作らないと受けないんだろうけど。

久しぶりに保守ついでにカキコ
７００あたりまで下がってたー
森博嗣一昔前に読んだけど理系の知識皆無だから
ちんぷんかんぷんだったｗｗ

宮尾登美子の作品は案外文章が男っぽいと言うか。
ドス黒さは感じてもベタベタって印象はあまり感じないな。
映像化された作品(特に五社英夫版)だと女の情念を煮詰めて干して固めたかのような
仕上がりになってるけどさw
だから先に映像化作品見てから原作読むと呆気ないとすら思える時がある。
『鬼龍院花子の生涯』とかね。

意外とあっさり、私はS・キングの『ショーシャンクの空に』がそうだったな。
映画を先に見て、すごく良かったんで原作を読んでみたら
案外短くて淡々とした作品だった。
でも映画とはまた違った良さがあって、両方好きだ。
タイトルは原作のが気に入ってる。

八日目の蝉は映画とドラマと全然違う作りになってたね。
逮捕のシーンとかは覚えてるけど、
再開のシーンとかは、ドラマも映画も本も薄っすらとしか覚えてないｗ

逆に宮部みゆきは映像化がみんなあっさりに感じるから
映像作品→原作の人は描写のこってり具合におどろいてるのかなｗ

>>230
淡々としてるんだ？原作読んでみよう

>>230
「刑務所のリタ・ヘイワース」ですね

あれと、「デッドゾーン」は
比較的初期のキングの作品で、ホラーじゃないので
ホラー嫌いでも堪能できます

キング好きです。私のイメージでは生きている文豪だ〜

数学の成績は学生時代、良くなかったけど、
数学にとくに興味もなかったけど
サイモン・シンの「フェルマーの最終定理」は、
ここ数年の１番の本

中学程度の数学の知識で十分、堪能できます！

キングってホラーのイメージが最初に来るけれど、ホラーであっても
登場人物の生活描写なんかとてもうまいし、基本まっとうな感覚だと思う
ホラー作家で片付けるのはもったいないよね

>>209
親父ドリーム満載の作品と言えば豊崎由美が「『テロリストのパラソル』略して『テロパラ』」と
バカにして言ってたのが忘れられない。

自分も八日目の蝉は逮捕後が印象薄い、というかつまらなかった
ドラマは見てないや

>>234
「刑務所のリタ・ヘイワース」は淡々と＆粛々とした主人公がよかったなあ
主人公の感情描写をほとんどしないであんな感動作が描けるのがすごいと思う＞キング

キング作品で同じ意味で感動したのが「ドラゴンの眼」、ファンタジーだと思って
読んだら（ファンタジーなんだけど）淡々とした主人公の大変な人生の話だった

>>239
「ドラゴンの眼」面白そうですね。こんど読んでみます

一年ほど前キング短編集「夕暮れをすぎて 」を読んでのち
工事現場の簡易トイレをみるたび、変な気分になる。困りますね（汗）

>>240
あれは怖いと言うより嫌すぎるwww
短編で洗面所の流しのとこに指が出てくるやつがシュールで怖くてオチも好きだ

「刑務所の〜」が収録されてた表題の「ゴールデンボーイ」もじわじわきて好き
爆発も悪魔も超能力もないけど、リアルな怖さがいいんだ

>>241
ゴールデンボーイってナチスの逃亡犯と少年の話？

>>242
それです

>>243
有り難う
リタヘイワースが淡々としてたのに、これはとても後味が悪かったわ
中年の今読むと違ってくるのかしら

ガリレオシリーズは、ドラマ先だったけど相棒刑事が女じゃないってとこ以外違和感感じなかったｗ
数式書き散らしてもいなかったけど。

>>244
いや、単に私が後味悪いのも好き、というだけだと思う

ゴールデンボーイ、あれは怖いよね
狂気をモロに描いていて、ぞっとします

「ドラゴンの眼」は図書館の検索したら、児童書なんですね
すぐに借りられそう＾＾

『トッド夫人の近道』だったかな、ちょっとええとこの若奥さんが、すっごい近道を見つけたのよ！って車をぶっとばしてスピード狂になって異界に呑まれるやつ。妙に好き。
キングは作中の、歌や詩、小説の引用の仕方がすごく効果的だなと思う。
どれか忘れたけどカーラジオから流れる『ドント・ウォリー・ベイビー』を聞いて、ああ世界がこんなふうならよかったのにってハンドルに突っ伏して泣く場面とか。

キングって最初に読んだのが数冊がホラーだったので
ホラー専門だと思ってた
初期の頃の読んでみよう

キングの「グリーンマイル」もホラーやファンタジーというより
人間が生きることの哀しさ、みたいなのをすごく感じた。
映画では「泣ける！感動！奇跡！」を前面に出して宣伝してたけど
そういうんじゃないんだよと思ってた。

>>250
ほんとそう思う。「グリーンマイル」に限らずだけど
映画にしても小説にしても「感動！」「泣ける！」って言葉だけが躍って
安っぽくなっちゃう作品って多いよね。

キングって題材は本人好みのＢ級ホラーなんだけど
本人に小説の才能がありすぎて結果的にＢ級じゃなくなってしまうという
すごい珍しいタイプの作家だと思う

普遍的な感覚って大事ね
スタンド・バイ・ミー好きだな

ミザリーみたいなトチ狂った女の話なのかと手に取った「ドロレスクレイボーン」
せつなくて哀しくて心に残る一冊だった

「ドロレスクレイボーン」いいよね。
キングの小説の中で一番読み返してる回数が多いかも。
映画もよくできてたと思う。

スティーブンキング絶賛の帯は信じないぞ！

「ドロレスクレイボーン」って読んでないから読もうかなー
ファイアスターターは、大好きだったのに映像化が酷くてｗ

映像化が一番ひどかったのはクリスティーンだと思う
ドリームキャッチャーもトンデモだったけど

>>256
それ本当に本人が読んだの？褒めたの？って聞きたくなるよねw

映像化されると物足りなかったり過剰だったりすることが多いんだが
自分は「容疑者Xの献身」は映画の方がよかった
石神が何故あそこまでして隣の親娘のためにつくすのか動機が弱い気がしてたが
堤真一のうらぶれた風情と松雪泰子親娘と二人が植えた花の明るさ見たら納得できた

白雪姫殺人事件。
昨日映画版をみたが、こんなに主人公をほのぼのと描いている話しだとは原作を読んだときは
わからなかった。
登場人物全員トホホな話しだという印象だった。
映画の方が救いがあるかな。

「ドロレスクレイボーン」Amazonでワンクリックしてしまった

葉真中顕「絶叫」と、町田康「告白」読了

この２作は
まず時代が違う、そして主人公が女と男で違う
でも、とくに凶悪でもないありふれた人間が事件を起こしてしまう経緯がとても興味深かった
「絶叫」は星４つ　「告白」は星５つ　って感じ

>>256
キングは売れなくて苦労した時期があるから
コメント求められたときはなるべく褒めてあげてるんだってここで聞いた気がする

S・キングは近年のフルボリュームの大長編よりも
「恐怖の四季」をはじめとした中篇のほうが好みかも（初期作品郡は好き）

ムーミンの限定カバーに惹かれて、もう持ってる文庫2冊も買ってしまった。
トーベ生誕１００周年で、色々なイベントがあって幸せ。

クライヴ・バーカーのえげつないホラーも今のＣＧ技術なら映像化できるよなー、見てみたい。
村対抗で組体操式に巨人組む話とかインパクトあった。

>>265
同意
大長編は長すぎて中弛みしてると感じることが多い

>>265
私も同意。 アンダー・ザ・ドームしんどかった
面白くないわけでもないんだけど、長過ぎて途中でだるくなる

キングの長編と言えばやっぱりITとザ・スタンドが大好きだ

ザ・スタンドはJOJOのアレと関係あるのかと思ったら生き残った人たちの
近未来サバイバルで（いや善悪の対立とか超能力はあるけど）、登場人物のそれぞれの
キャラクターと、サバイバルのためのあれこれ細かい描写が面白かった
いつもは映像化すると微妙なキングだけど、これのドラマ版は面白かったな

＞「恐怖の四季」

ショーシャンクの空にの原作（刑務所のリタ・ヘイワース？）スタンド・バイ・ミー、ゴールデンボーイがこのシリーズなんだっけ。
怖いのが苦手でキングは未読なんだけど、ホラー駄目な人間でも読めるキング作品ありますか？

>>230>>234さんが書いてた。
やはりショーシャンクの空に＝刑務所のリタ・ヘイワースなのか。
失礼しました。

ショーシャンクの空には自分の中では「泣いた赤鬼」
先に出所してスーパーのサッカー？袋詰めしてた人が
自殺したとこが一番グッと来た　

ドロレス・クレイボーンは映画化されたやつもなかなかだった。
自分のイメージでは、もっと痩せさらばえた婆さんを想像してたんだけど
映画見たら、ちょっとふっくら目のおばさんもアリだなと。

映画「ミザリー」のキャシー・ベイツも鬼気迫っててよかったなあ
でもやっぱりタイプライターの文字が書いているうちに少しずつ欠けていく
ジワジワくる怖さは小説じゃないと味わえない

しかし大好きな小説家を閉じ込めて自分のためにだけ続編を書かせるというのは
少し憧れる（←犯罪）

キングのローズマダーだったかな
警察官の妻が逃げる話、細部に不思議な魅力があって
こちらまで異界に引き込まれそうだった

柴崎友香「春の庭」
読みにくかった。インテリアが好きなので家の描写は興味を持ったがそれだけ。
後に何の感想も残らない。
最近の芥川賞は私には消化不良になる作品ばかり。

ガンスリンガーは解説まで読んで、もう一度読み直して、やっと半分理解できた。ローランドは永遠にたどり着けない気がする。

キングの原作読まれた方いますか?　チャレンジしてみたいのだけど、短編でどれが読みやすいかな。

『刑務所のリタ・ヘイワース』は最後の文章がとても好きだ。
小説の〆の文章ってなにか取って付けた様だったり
変に綺麗に納めようみたいなわざとらしさを感じることがあって
すごく難しいんだろうなとは思うんだけど。
こういう染み入るような余韻を残してくれる文ってすごく嬉しい。

＞キングの原作読まれた方いますか?　

この流れでこの質問おかしくないか？

>>281
原文（英語）で、という意味かと思ったけど違う？

キングが「中の人などいないっ」と激昂してるのを想像した

キング息子の短編もいいよ
風船人間（文字通り風船）の子との友情の話がよかった

>>260
松雪娘が石神に橋の上から手を振るシーンでいつもグッとくる。
献身にはしる彼の気持ちがわかるような気がした。

『死のドレスを花婿に』が電子書籍化されたので読んでみたら、面白かったよ！
『その女アレックス』と同じくらい好きだ。

キングってこのスレでは人気なんだね
ストーリーとか結末とか「？」がいっぱいつくのに
文章だけはやたらと大げさでねっとりという印象がしてほとんど読んでなかった
食わず嫌いだったかしら

苦手、という人もいると思うよ
「好き」という流れであえて否定的意見を書かないだけで

私も書かないけど、ここで人気の有吉佐和子と田辺聖子がすごく
実は苦手だったりするしw

ただ、本の場合、自分が好きな本を嫌う人の意見を読むのも好き。

>>285
アレックスが面白かったから気になってた。読んでみよう。
ルメートルで翻訳されてるのって、いまのところその2冊だけだよね？
ヴェルーヴェン警部の奥さんが誘拐されて殺された事件の話を読んでみたいけど
フランスでは出版されているのかな。

>>288
私も、とんでもなく面白くなかった作品がここで大絶賛されて「えーー？」と驚くときもあるｗ
でもそれでいいいんだと思う。
ほんとに本の好き嫌いって不思議というか面白いから
自分と違う意見を読むのもまた一興。

容疑者Xが私にはそういう本だった
子供が同じ年齢なのでついつい母親視点で見ちゃって男のことを便利だけど気持ち悪いとか
ロリなのかとか考えちゃったけどここで「喪男か何かで見たら〜」って意見見て納得
もう一度読み直したら確かになんか考えるものがあったわ

いろいろな意見が気軽に聞けるってありがたい

柏書房の「死のドレス〜」は図書館で探して単行本読んだ
アレックスより前に邦訳されてたんだけど、当時はそんなに話題にならなかったんだよね

ヴェルーヴェン警部シリーズの他の作品も出ないかな

>>290
誰もが大絶賛する作品なんてないんだと思うし
同じ作品を読んで好きな人も嫌いな人もいていいと思う。
そして反対意見がかえって面白い。
本好きな人ってそういう人が多いような気がするよね。

新田次郎「強力伝」

良かったです
左の解説は巻末に纏めてほしかったけれど
山頂で指示版をもっとじっくり見ようと思った

うん、「春の庭」私は好きだ。
情景の細やかさが好き。
日常は続いていくんだよね、と改めて思えるところも好き。
主人公はキライ

>>286
さっき絶賛してた者だけどキングの全てが好きなわけじゃないよ。
話が脱線しがちなところや過剰なグロ表現は苦手だけど
我慢して読み進めると宝石のような文章が見つかることもある。
見つからないまま終わることもあるｗ

>>289
私のルイが出てるなら是非読みたいわーｗ

キングのホラーは自分が怖いと思うことを書いてるって
なんかの前書きかで読んだことある。
ペットセメタリーとか正にだなぁと思うよ。
文庫版の上巻の終わり方
下巻の始まり方が秀逸。

いちばんシャイニングが好き。

私はなんだかんだ「IT」が好きだわ
来るぞ来るぞーで場面転換の繰り返しでじらされるのがたまらない方だから
昨日スパドラでやってたクリマイがキングの引用だった
「人間的な場所は時に非人間的な怪物を生む」

田辺聖子、好きなひとはすごく好きな作家なんだろうけど、
私にはいまいちよさがわからないので、どこがどう好きなのか説明してほしい。
このあいだ読んだ獅子文六の「コーヒーと恋愛」は田辺聖子が立てたプロットを男性作家が書きました、
みたいな内容だったけど、こっちは楽しめた。

キングは、モダンホラーの帝王とか言われて持ちあげられ過ぎてて可哀想

>>301
ホラーの帝王とかそう言う言葉でホラーしかないと思って避けてた
いろいろここで見たのをポチったので楽しみ

>>301
キングは「スティーヴン・キング」ってジャンルだとしか言えないなｗ
他のモダンホラー作品とはちょっと違うし、ホラー以外の要素が多いし

「トム・ゴードンに恋した少女」も面白かったな
「ザ・スタンド」とかキングの一般人サバイバル描写が好きだ

>>284
うん！くる
東野は話（プロットや謎解き）は面白いんだけどそういう
登場人物の人となりや関係性を彷彿とさせるような描写があまりないんだよなあ

キング「呪われた町」も好き。

>>266
ムーミン大好き
限定カバーかわいいね
数年前に初めて読んで、大人向けに書かれたものもあって驚いた

キング作品はまだ全部読んでないけど、好きな作品とそうでないのがある。
今まで読んで、どうも話に入り込めないというか、途中で読むのをやめたのは
リーシーの物語と、図書館警察、ジェラルドのゲームあたり。
何が面白くなかったのか、自分ではよくわからないけど。

春樹読んで寝るわ。
おやすみ
相変わらずＫＹだから
わかってるのかわかってないのか
自分でもよくわからないけどｗ
読もうとすることに意義がある！！

補習

キングの、ザ・スタンドを読んでるのですが
二巻途中まできたけど、いつ面白くなるのこれ・・

>>300
田辺聖子は、古典ものの解説や二次創作っぽいのが好き
「落窪物語」「古事記」「文車日記」「むかしあけぼの」「百人一首」等々
古典ってこんなに面白いものだったのかと思った。十代に出会えて本当によかった。
普通の小説やエッセイは読んだことない、もしくはあんまり印象に残っていない・・・

古典ものと言えば、万城目学の「悟浄出立」を読んだ。
どれもすごく良かったけど、「虞姫」と「司馬遷」は泣けたな

>>311
田辺さんの古典いいよね
「不機嫌な恋人」「隼別王子の反乱が好き

田辺さんの源氏物語はどうですか？
学生時代に友達に勧められたけど未読です
他の作家の源氏と両方読んだ人の意見も良かったらお願いします

田辺版源氏は良かったよ。
変な言い方になっちゃうけど、可もなく不可もなく良かったという印象。
原典ありきの場合、訳者の思い入れが強過ぎて勝手補正しがちな所があるけど、田辺版源氏はそれが少なかったから。
原典重視の素直な訳という感じです。

『むかし、あけぼの』、いいですよねぇ。
他にも枕草子関連作品は多いけど、むかし〜が神作品すぎて、「そこそこ面白かったけどやはり『むかし〜』には及ばな
いな…」と思ってしまふ…

キングで一番怖かったのは「クージョ」だ！

クージョvsミザリー、どっちが勝つか

数年前、装丁を可愛くしてプッシュしてた田辺聖子の
「乃梨子シリーズ」3冊読んだけど、性的にかなり
だらし無い女性が自分勝手にDQNと遊び歩いてるだけに思えて、
どうしても名作とは思えなかった。

まゆゆ　稲森いずみ主演
http://hayabusa3.2ch.net/test/read.cgi/mnewsplus/1429057180/
「戦う！書店ガール」　初回は６・２％

翻訳物はどうしてもいまいちあわない。
子供のころは児童文学の海外ものは大好きだったのに
なぜか翻訳小説が好きじゃなくなった。
特にホラー系はバックグラウンドが違うからか怖いと感じるものがあまり
ないなあ。

キングは日本語訳もかなり貢献してると思う
キャリー、シャイニング辺りはさすがにちょっと古いけど、それは当時の雰囲気が感じられて良い
混乱した意識の奔流(痛い痛い助けておお何故こんなに血が、みたいな)も凄いけど、
冒頭や締めの一文に唸らされる事も多い

キングじゃないけど、映画化された某世界的ベストセラー作品、
テーマは自分の大好物なのに訳があんまり良くなくて(如何にもザ・直訳な感じ)未だに読めずにいる

誰だったか評論家が
「『シャイニング』は翻訳が下手なせいであの怖さが全然伝わってこない」なんて怒ってた
私としては読みながら十分ｿﾞｸｿﾞｸしたので
原文だともっと怖いのか！と驚いたｗ（まあ英文で読んだところで私にはわからないだろうが）

でも>>319の言う「バックグラウンドが違うから〜〜」ってのはわかる。
あんまりピンとこないってのはあるよね。

>>303
> キングは「スティーヴン・キング」ってジャンルだとしか言えないなｗ
> 他のモダンホラー作品とはちょっと違うし、ホラー以外の要素が多いし


スティーヴン・キング読んだことないけど、富野由悠季みたいな感じ？
他のロボット作品とは少し違う感じで、含まれる要素がロボットだけにとどまらないから。
ホラーは小野不由美くらいしか読んだことないけど、キング読んでみたくなった。

日経の夕刊小説が面白いんで、貴志祐介のなんか読んでみようかなと思ったんだけど
あんまりグロくないのでおすすめってなんかある？
読んだことないんだけどグロいの書いてるイメージあったんで手当たり次第は怖い

>>322
小野不由美の屍鬼、面白かった！！
登場人物多すぎて相関図書きながら読んだよ。

>>323
「黒い家」かなー

黒い家、クリムゾンの迷宮、天使の囀りあたりはなかなかグロいんじゃないかな。
「13番目のペルソナ」とかどうだろう。

>>325
コラｗ

小野不由美最近十二国記はまって出てる分は一気に読んだ
アニメまで借りてきたw
アニメの方は原作にはない同級生キャラが出てきた
他の映像化作品にも言えることだが地の文で状況説明できる小説と違い
ナレーションばっかりで説明するわけにもいかないから
セリフでやりとりできる存在が必要なんだろうね
IWGPの時の佐藤隆太みたいな

知人が小説を書いたんだけど、内容は悪くないと思うのに
とにかく文章が下手なのか読み進めにくくて参った。
薄い文庫サイズなのであっという間に読めるはず（赤川次郎や東野圭吾なら半日かからない）
なんだけど、数日かかった。
相性もあるけど基本の力もあるよね、やっぱり。

>>314
どうもありがとうございます！

>>322
キングの小説は「怖いもの」を描いてるだけで、作品ごとのテーマが割とバラバラなのよ
だから世間的には感動作の「刑務所のリタ・ヘイワース（ショーシャンクの空に）」は
無実の罪で一般人が突然刑務所に入れられる恐怖だし、「スタンド・バイ・ミー」は主人公の
少年が自分を取り巻く世界に対して感じる大小の恐怖。
他にも「ニードフル・シングス」は物に執着する恐怖だし、「ミザリー」は熱烈なファンの怖さ。

もちろん、悪魔とか怪物とか宇宙人が出てくるものもあるよ。興味があったら好きなテーマのを
選んで読んでみるといいかも。

>>323
グロいのこそオススメなのに…ｗ
ロジカルでちょっとコミカル榎本シリーズの、硝子のハンマー、狐火の家、鍵のかかった部屋
ドラマにもなったやつ

新聞小説書いてるんだ、本出るの楽しみ。体調あんまり良くないようなので心配だった。

>>323
「青の炎」おすすめします

>>323
現代日本版「罪と罰」って感じで面白かった＞青の炎

自分が好きな貴志ベスト3＞黒い家、天使の囀り、新世界より
青の炎は厨二全開でイマイチ
でもワーストはダークゾーン

「天使の囀り」と「新世界より」は私には衝撃的というくらい面白かったけど
内容がかなり人を選ぶ気がするのでなかなかオススメ出来ないのが辛いところ

「悪の教典」もやっぱりグロカテゴリなのかな？

素朴な疑問なんですがやっぱり読書好きの奥様の旦那も本読むの？

あと光浦靖子の本好きな女に美人はいないって体感的に言い得てると思いますか？

うちはまさしく旅先で知り合って両方とも読書好きだってとこから親しくなったクチだからなー
（昔は、海外旅行先のホテルの共有本棚に持参した読了済みの本を置いていくのがポピュラーで
それを自国語に飢えてる長期旅行者がむさぼり読んだ。シリーズものの途中巻とか当たり前だったｗ）

後者の設問は自分自身の趣味に金と時間と集中を費やす人と
他者にアピールするための自分の外見にそれを費やす人の差って気がする
素材的にたいしたことなくても自分に似合うメイクのテクを磨けば他人は騙されるし
素材がどんだけ良くても給料日に本屋に駆け込むようなタイプは異性に対してアピール出来なかろｗ

>>337
新刊、古書店とバイトしたことある身からの意見。
本好きの女性はお化粧ばっちり、ボディコン風の女を強調した服を着ないので、見た目あっさり年齢不詳が大半。
わかりやすい記号としての女を理想としていない人が多いんじゃないかな。
知的な、それこそハッとする美女もよく見かけたけどね。

若いカップルで来るのは、大抵、男性のほうが本好き。
薀蓄をたれて女性がつまらなさそうに後をくっ付いて歩いている。
夫婦で本好きはそれぞれかな。
うちは趣味が異なるけれど二人とも好きなので家中、書籍で溢れかえっている。

でも読書好き男性のうち半分は妻にばれないように本を集めている。

ついでに、
ウチだけだったと思うけど「カップルの法則」というのがあってｗ
これはカップルで来たお客さんは買わないでグルリと一周してから帰る、という法則。

だから閉店間際に入ってくるカップルは売りを全く期待しないで心中
「早く帰ってねー」と願っていた。
いつまでも居られるとお店を閉められなかったから。

光浦と比べりゃ殆どの女の人は美人じゃないか
容姿は読書と関係無いしー

当人が美人かそうじゃないかはおいといて
「美人ね！」と言われることに特に価値を見いだしてない人が多いとは思う

黒い家は黒いけど本当におすすめ

黒い家、今読むと古さを感じるなー。あと、女性の描写が昭和っぽいステレオタイプ。

個人的には「黒い家」は騒がれるほど面白い（怖い）とは思わなかったけど
「クリムゾンの迷宮」と「天使の囀り」はグロいけどゾクゾクしながら楽しめた。
この分かれ目はなんなんだろうなー

二回読んだらもう全然怖くなかったのは屍鬼と黒い家かな
何度読んでもちょっとぞくっとするのはティーンズハートの悪霊シリーズ
復刊したゴーストハントは全然怖くないね…

黒い家は、発行後数年で似たような保険金殺人事件が立て続けに起きたからねー
当時はじめて読んだ時は本当に背筋が寒くなるほど怖かったよ
今では現実にもよくあるネタになっちゃったけどね

１３階段読み終わった
いろいろすっきりしたようですっきりしない話だった

ほんと、怖いと怖くないの境目ってなんだろうね？
あんまりグロ過ぎると、怖いのを通りこして白けるというか
読んでる瞬間は怖くても、右から左へって感じ。
ゾンビとかハッキリした幽霊とか笑ってしまうしｗ

正体がよく分からないとか、
首吊り自殺とか、
そんなの方が私は、なんだかずっーと怖い。

怖い・怖くないとか面白い・面白くないは
本能的な部分だから個人差が大きいよ

>>349
ゾンビ笑えるに同意ｗ
得体のしれないものが静かに近づいてくるほうが怖い
評価が真っ二つに分かれてるけど「墓地を見下ろす家」が怖かった
「黒衣の女」もイギリスの幽霊だけど日本的で怖かった

殺人や幽霊よりご近所トラブルとか介護問題がリアルで怖い。

>>337
私は小説ばかりだけど、夫はいろいろ読む。
夫の気に入った本なども紹介してもらったりするけど、
基本的に小説はあまり読まない夫に私からすすめることはあまりない。
あと、おしゃれ命の１０，２０代を送っているので今もあまり読書好きには
思われない（モードすぎるのかも）。
そのため宮部東野をやたらすすめられる。

最貧困女子という本が気になって予約を待っている間に
同じ作者の家のない少女たちを読んでみた。

自分にも娘がいるのでどうして帰る家がなくなるのか
理由を知りたかったんだけど、想像がつく話がほとんど
とはいえ読んでて辛かった・・・。
実の母親に保険入って死んでくれなんて言われたら
そりゃあ人格もおかしくなるわ。

ほかにも知的障害を持つ姉と妹の話もいろんな意味で
すごかった。

こういう負の連鎖を断ち切るのは相当努力しないと
難しいんだろうね・・・。周りの協力とか運もあるんだろうな

笑えるゾンビといえば「高慢と偏見とゾンビ」w
分別と多感のバージョンも早く翻訳して欲しいー

白川道 死去

作家の白川道さん死去　「天国への階段」がベストセラー

白川道さん（しらかわ・とおる＝作家、本名西川徹〈にしかわ・とおる〉）が
１６日、死去、６９歳。葬儀などは未定。
一橋大卒業後、広告代理店などに勤務。投資顧問会社を起こしたが、違法行為で
実刑判決を受けた。９４年、バブル時代の株の世界での経験を生かした
「流星たちの宴」でデビュー。生き様を体現したようなハードボイルドの作風で知られた。
０１年の「天国への階段」はベストセラーになり、山本周五郎賞候補にもなった。
収監された過去を持つ作家を描いた小説「神様が降りてくる」を３月に刊行したばかりだった。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150416-00000032-asahi-soci

中瀬ゆかりとまだつきあってるんだっけ？

>>358
一緒に暮してたはず。5時夢でも「父ちゃん」って呼んでよく話してた。
今日見なかったけど、番組はお休みしたみたいだね。

ファザーじゃなくて、とおるのとおちゃんじゃないの？
今日の5時夢は休んで、平山夢明が出たみたいだね

>>358
何年か前に結婚パーティーは開いてた
入籍してたかどうは分からないけど

>>348
13階段は個人的にはいまいち面白くなかったけど、同じ作者の
ジェノサイドはかなり面白かった。こういうのがもっと読みたい。
>>350
よく話題でる熊嵐は自分はまったく恐怖感じないなあ。
実際襲われたらめちゃくちゃ怖いだろうけど、小説としては
いまいち恐怖パワーがない。

「破船」書き込んで下さった奥様、ありがとう
簡潔な文章で淡々と進んでいき、恐面白かった
熊嵐よりもズシンときました

「漂流」も面白いよ＞吉村昭

コージー・ミステリーの作家マクラウド女史が死去して何年もたち、もう一生読めないだろうと
あきらめていた続編が19年ぶりに翻訳、刊行されるらしい。この機会にシリーズ何本か復刊して
もらいたい。文庫はボロボロになってるので。ボロボロといえば、田辺聖子の「むかしあけぼの」の
下巻もだして。落窪物語はどうでもいいから。

漂流は感動したな
高熱随道も好きだ

「屍鬼」は屍鬼視点の描写が出てきた時点で怖くなくなった
事情がわかれば人間vs人外のバトルものって感じだった
私も相手が何なのかわからない方がすごく怖い
「祝山」「墓地を見おろす家」「残穢」は本当に怖かった

>>346
リライト版のゴーストハントしか読んだことないけど、元のシリーズとそんなに内容違うの？
ティーンズハートの方も読んでみようかな

漂流はなぜ火を作る努力をしなかったのか謎だ

「漂流」は何年か前、山田邦子が挙げていたので興味を持ち読みました。
八丈島が日本国（の端っこ）なんだ〜　

吉村昭は「破獄」も面白いよ。誰のおすすめだったっけ

連投ごめん
昨日図書館ヘ行ったとき、リユース本もらってきた。
井上荒野「ベーコン」　装丁のきれいな本でうれしい＾＾　面白いかな？

>>366
高熱隧道私も好きだ
吉村さんは淡々とした文章なのになぜか引き込まれる

ここで評判が良かった「本格小説」の上巻を
読み終わったところだけど、いまいち面白さが分かりません。
下巻になれば面白くなるかな？

おっ！漂流が話題になってるｗ
私は漂流がいちばん好きだな。

吉村さんの文章は不思議。
上のかたも書いてるけど、淡々としてレポートっぽいのに没頭してしまう。
なんでだろうか。

>>368
火は途中
火打石を持ってきた人が来てからはあった
それまでは木も生えない島なので
摩擦で作ることもできなかった、じゃなかったか

吉村昭さん、私も好き。
ちょっと日陰の扱いだった人物に光を当てた小説が面白い。
冬の鷹、落日の宴、夜明けの雷鳴なんかもよかった。
戦争関係も、淡々としてるのにシーンが浮かんで来る描写がすごいと思う。

破獄も漂流も羆嵐も好きだ
題材が強烈なのに、あくまでも淡々とした筆致が堪らない


書店で、風と共に去りぬの新訳版？が平積みされてたのでチラ見してきたけど、
今まで読んだことのない人には良いかも知れないけど、自分的にはｺﾚｼﾞｬﾅｲ感満載だった
メラニーが時々「メリー」と表記されていたのも何だかちょっと…ちゃんと校正したのかな

遅くなりましたが322です。貴志祐介おすすめいろいろありがとうございました
黒い家は読んでないけど有名だよね、これのイメージでグロいの書く人っていう印象があったんだな
夕刊小説は挿絵は気持ち悪いけど死人は出てません、これから出るかもだけど
アニメスレで見かけた新世界よりもこの人原作なんだね、知らなかった
（やっぱりグロいじゃないか！）
比較的グロくないものとして挙げてもらったの、ひととおり読んでみます、ありがとう〜

>>376
名前が違うとかひどいw

吉村さんの作品、ストーリーが佳境に入ってるのに
あっさりとチャチャッと進行しちゃうんで
読み飛ばしてしまったのかとページを再確認することがよくある
しかしながら想像を掻き立てられる筆力は凄いな

>>376
新訳も読んでみようかとポチったのに名前からして違うのね・・・

>>376
新訳版をまだ見てないけど
会話の中でメラニーをメリー呼びならば
校正のミスとかではないと思う
スカーレットもメラニーをメリー（Melly）と呼んでることある

新訳が出るとき、キャラクターの名前なんかを発音はこちらの方が近いと言って変えることがあるけど
そこは古い方がよかったと思うときあるよね
ただの懐古厨かしらｗ

木嶋佳苗の小説？を借りてみたけどなんだこれｗ
妄想とどっかから借りてきた描写のオンパレードで全然進まない
読み始めたらどんなにつまらなくても最後まで読むようにしてるけどこれは無理ですわ

>>382
ルパンはリュパンじゃないよねやっぱり

古い小説はやっぱり昔の訳の方がしっくりくる
新訳は著作権や出版社の都合があるからなんだろうけど
絶版にするなら電子化してほしい
レベッカの旧訳、読みたいよー

374です。

メラニー→メリーなら、それで統一してくれたら良いのに、会話(呼名)と文章、
一頁内ですら統一されてなかったので、思わず「何だこりゃ？」となってしまいました

未亡人になったスカーレットが「外に出たい！」と癇癪を起こすシーンでも、部屋に飛び込んで来るのは「メラニー」で、
ピティパットを諭してスカーレットを慰めるのは「メリー」だったり。
より原作に忠実な訳なのかも知れないけど、英語(呼称の変化)に慣れてない人には却って不親切だなあ、と
愚痴ですスミマセン

呼び名の微妙な変化っていうのは、日本人にはわからないニュアンスがあるのかな
日本だと真理ちゃんと真理さんみたいな？

マーガレットがメグ、ペグ、ペギーになるとか日本人には分からんよｗ

ミーガンがメグとかキャサリン・キャスリーン・カスリーンがケイトとかねｗ

日本名で言ったら久子・尚子・寿子（ひさこ）がチャコは外人にわかりにくいと思う
（似た例が他に思いつかない）

>>382
赤毛のアンのクスバートって本当はカスバートが正しいんだろうけど
やっぱりコレジャナイと感じてしまう。

エリザベスって名前の愛称の多さは異常

アンジェリクの完全版を読んだら、モラン　→　モリーヌ、カントー　→　カントールとか
地名も名前も旧版と読み方が違うのばっかりで違和感満載。
完全版というからにはこっちの方がフランス語の発音に近いのかもしれないけど
旧訳版の方にすっかり慣れていたから、どうにも読んでてむずむずしてしまう。

>>386
ロシア文学だと愛称にも段階があって親密さがわかるけど、
（ソフィヤ→ソーニャ→ソーネチカ　の順に親密になる、〜チカは時には小馬鹿にしたニュアンスも含む）
他の国の名前でもそういうのがわかればいいね。
というか、そういうことを巻末の解説で書いてほしいもんだわ。

風とともに去りぬ、訳した人のインタビューが
新聞に載ってたけど、「今の時代の言葉を使った。
産休とかシフトとか」という内容のことを
言っていて、なんかモヤモヤした

「風と共に去りぬ」新訳、新潮と岩波から出てるよ
新潮の訳者は「嵐が丘」の訳でぼろくそ言われてる人だね
クッツェーの訳は褒められてる

>>392
ロシア人の愛称の変化ってそういう感じだったんだ。
>>386の例で言うと、真理さん→真理ちゃん→真理っぺ、って感じかな？
確かに今まで読んだロシア文学だと、〜チカ、は家族とかのごく親しい相手が使ってた気がする。

アメリカの小説でジェイムズが普段はジミーと呼ばれていて、意地悪女がジンボーと呼んだら
ジミーの恋人が怒ってたシーンがあった。
ジンボーはバカにしたニュアンスがあったんだろうね。

「風と共に去りぬ」の新訳って需要あるのかな

>>393
そういう余計なのホントいらないよね
ただ旧仮名遣いと文語体を見直して、誤訳を訂正してまとめるだけでいいのに
訳者の癖に自分の色を出そうっていう人の文章が一番つかれる
上手な人のは文章うんぬんより登場人物が生き生きし描写されるから翻訳書っぽくないのに

>>391
人名も地名その他、旧→新でガラッと変わって読者が大混乱したのは
氷と炎の歌シリーズ（雨ドラのゲームオブスローンズ原作）だなぁ
文庫化で統一したんだっけ

>>385
原作に忠実だとしたら、私はその方がいいかなあ
会話文で相手を愛称呼びやフルネーム呼びする時の微妙なニュアンスが好きだから
その場のノリと雰囲気がでているようで
「メリー（メラニーの愛称）」みたいに文中に訳者註があればいいのかも？

>>394
インタビューの人は新潮のほう。
あの人「恥辱」訳した人だったんだ！
あれは良かったのに…というか、訳の違和感は
全くなかったのになぁ

>>397
ほんとにねー。最近は村上春樹とか柴田元幸とか
「あの人が訳したなら読んでみたい」
って言われる翻訳家も出てきてるから
そういうの目指しちゃってるのかな

連投ごめん
村上春樹はちょっと違うね
酒寄進一かな

翻訳者なら深町真理子が好きだった
翻訳が好きっていうより、本の選択が好き

「風と共に去りぬ」は時代物だし
今の言葉使いは違和感があるよ
言葉は世情により変化するもの
言葉だけ新しくても浮くだけ

訳で「すげえ！」と思ったのは岸本佐知子訳の「ノリーのおわらない物語」
本当に９歳の子供が書いたのかと思うような文体、
スペルミスや文法の間違いも、いかにも子供が間違えそうな誤字や言い回しになってた
翻訳はただ内容を日本語にするだけではないセンスが必要なんだと今更ながら実感した

>>403
岸本佐知子のエッセイが好き

酒寄進一といえば、シーラッハの長編の評判はどうなんだろ？

>>405
訳者のあとがきに、ドイツでは賛否真っ二つだと書いてあった
私はさっぱりこの小説の面白さが分からなかった
読み終わってすぐに図書館に寄付しちゃった

>>404
私も岸本さんのエッセイ好き

愛称といえば「本格小説」の深雪の恋人の愛称がニンボー
だったけど本名は何なんだろう。私の予想では「忍」なんだけど。

>>408
それは読んでないから的外れかもだけど、恋人くんが「に」とか「にん」って読める仁みたいな漢字がついてるなら、例えばたー坊とかキー坊とかハラ坊みたいな「にん坊」とか

本格小説は三枝という名字が気になった
同じ嵐が丘をモデルにした昼ドラと同じだから

いらっしゃ〜い！

>>411
三姉妹だけに三枝かw

本格小説、水村美苗のあの上下２册の大作と

みなさんの話>>408とか　なんか関係あるの？

>>408
ニンボーって外国人の名前だと思ってた。愛称だったのか。
確か最初に出てくる人物相関図にもニンボーって書いてあったよね。

>>410
嵐が丘、なんだか知らない間に流行ってるのね

刑務所のリタ・ヘイワースのことここで書いてくれた奥様ありがとう
映画は合わなかったんだけど少し違うと聞いて読んでみたらすごくいい
何度も読みたいと思ったのと子供も読みたいといったので購入したよ

>>365
駄目だ、マクラウド女史の新作判らない
出来たら詳しく教えて下さいm(__)m

だね、嵐が丘
http://i.imgur.com/63CVW2N.jpg

朝倉卓弥の四日間の奇跡を読んだけど物語の本筋じゃない場面が引っかかった
少々ネタバレ





ヒロインが意識不明になって元夫（女性側の不妊が原因で離婚）が会いにくるんだけど再婚した嫁と嫁との間に産まれた子供も連れてくるのよ
不妊以外は問題がなく円満離婚て設定なので元夫がくるのはわかるけど嫁と子供くる必要あるか？
嫁だって会うの嫌だろう
本筋とはあまり関係ないエピソードなのでさらーって流れた話なんだけど納得いかなかったわ

>>418はスレと関係ないマルチ

細雪、思ったより読みやすいね

>>419
あの雷が落ちるヤツかなーピアニストの
あれのヒロインっていたっけ？
少女と語りの男と看護師しか記憶にない

>>422
ヒロインは看護士だと思ったんですが少女がヒロインかもしれませんね
看護士は不幸で健気な優しい美人って設定が主人公の為の駒みたいで嫌だなーと思いました
昔泣ける話って話題になって映画化もされましたよね

> 四日間の奇跡

当時、やたら宣伝されてたんで読もうかと思ってたら、あっという間にブックオフの
100円コーナーに複数冊並び始めたんで読む気がなくなってしまった

>>424
私は読んだ当時あまりにも有名な先行某作品と同じ設定や筋立てに驚愕して
さすがは宝島社のうさんくさいネット大賞から出る作品はひでぇや、
つかなんで出版社や賞周りの人間は誰も指摘しないの不思議すぎる、と
悶々とした記憶がある

>>417
345 名無しのオプ sage 2015/04/16(木) 00:17:14.26 ID:99WEHu2P
創元メルマガの近刊情報
シャーロット・マクラウドのセーラ・ケリングシリーズの新刊が6月に出るらしい
翻訳はジル・チャーチルのグレイス＆フェイヴァー・シリーズの人だね

◇『おかしな遺産』シャーロット・マクラウド／戸田早紀訳
盗まれた名画を捜し海外出張中の夫マックスの留守を預かるセーラのもとに、
因縁深きウィルキンズ美術館でまたも人死にが起きたとの連絡がはいる。
被害者はセーラも面識のある画家ドロレスだった。
その翌日、 セーラはひとり事務所にいたところを襲撃され、
さらに警察署でドロレスの死にまつわる意外な事実を聞かされる。
芸術一筋だった彼女の死にはどんな事情が秘められているのか？　
古都ボストンを舞台にした人気シリーズ最新刊！

浅倉卓弥は「君の名残を」が傑作。
同じ作者が書いたとは思えないくらい重厚な時代物エンタメだった。
「四日間の奇跡」はある程度の売れ線狙い
「君の名残を」は思うまま好きなものを書いた
そんな感じだろうか。

>>426
415さんじゃないけどありがとう。
セーラシリーズなんだ。嬉しい。
というかマクラウド絶版だったんだ。知らなかった。

「マンガ実写化」でガッカリする点は？
http://hayabusa3.2ch.net/test/read.cgi/mnewsplus/1429501937/
1位　設定やストーリーが変えられている　197pt
2位　ストーリーが端折られすぎている　181pt
3位　役者がキャライメージと異なる　168pt
4位　声のイメージがあわない　147pt
5位　CGを使ったシーンが安っぽい　84pt
6位　話題性で選ばれたとしか思えない配役　74pt
7位　マンガならではの髪型、色の再現に無理がある　69pt
8位　アクションシーンに迫力がない　53pt
9位　原作に無いキャラが追加されている　48pt
10位　原作で大事だったキャラが登場しない　46pt

>>424
読んだけど100円しか値段つかないはずだ〜と納得した

>>430
読んだけどまったく記憶にない
激しくつまらなかったことは覚えてる
あれだけつまらなかったのに一応読了したんだな

>>427
四日間の奇跡でもういいやと思ってたけど君の名残読んでみる

四日間の奇跡よりはマシだけど、それほどでもなかったよ、君の名残。

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ヤクザ企業ブックオフには売らないだろ

■ヤクザ買取のブックオフには誰も売らなくなったのが現実■

ラブレスで食わず嫌いは良くないと思ったので君の名残も借りてみた
刑務所のリタも借りたので楽しみだ

出遅れたけど、
私も嵐が丘のストーリーに興味があるのですが
「○○だっぺ」
のような訳だと噂に聞いて、ガッカリした記憶がある。

>>436
岩波文庫の新訳は自然な日本語で読みやすかったよ

古典、少なくとも初版から５０年以上経過しているものは
みやびやかな美しい日本語で訳してもらいたいと願うのは贅沢なのでしょうか？

ナボコフあたりはもういっその事原書で読んじゃおうかと悩み中。

>>432
現代の女子高生が戦国時代にタイムスリップして織田信長の嫁になる話だっけ？
「信長のシェフ」「信長協奏曲」見て思い出した。

「文化女中器」を「メイドさんロボット」とか新訳されたらやだなー…

>>439
そんな話なんだ？

>>438
ナボコフの原作と言うとロシア語？　すごい！
ブロンテやディケンズなんかは頑張れば読めそうだけど、ロシア語はハードル高いわ〜

>>286
キングはミス板ではもう飽きたーって多いし
いろいろ粗も言われてるからね
でもライトノベル並にとっつきはいいと思うよ
だからあんなに売れたんだろうし。

>>442
ナボコフ、「ロリータ」は英語で書いたんじゃなかったっけ？英語でも難解だとかいう話しだったような。

>>444
自己レス。
ロシア語と英語両方で小説を残しているらしい>ナボコフ

ナボコフの小説は「ベンドシニスター」がものすごく好き
サンリオSF文庫版は表紙の絵も綺麗で、ちょっと宝物

ナボコフのファンの方もいらしたとは嬉しい。
ロシア語は到底無理なんですが、英語版だと単語同士の言葉遊びがあって
それを翻訳するにはかなり難しいとのこと。
ならば英語版を読もうかと考えている最中です。

リニューアルされた『ロリータ』、彼女がギャル言葉を使っているらしい。
読み比べるのも楽しいのかもしれないですね。

かつては洋書って島田書店でもの凄く高かったけど、
いまやアマゾンで海外でも送料250円で届くから、とんでもない世の中になったわ。
あまり高額なのだと途中紛失で補償がないので、1,000円前後だったら、まあ諦めつくかな。
購入した海外の古書店などグーグルで画像が見られて楽しいですよ。

古典はProject GutenbergやWikisourceで読めるのでありがたい
いい時代になったなー

>>438
私は「青白い炎」が積読だわ…

>>426
詳しく有難う御座います。

どんでん返しが好きなんだけど、「氷点」と「アンの夢の家」のどんでん返しに
気がついた人ってたくさんいるかな？私は種明かしされるまで全然分からなかった。

ナボコフはアメリカ移住後は英語で書いているからロリータも英語
渡米前に執筆した作品はロシア語

>>451
氷点は気がつかなかったと同時に「そりゃないだろ」とか思っちゃった

>>436
うちにある新潮文庫版（田中西二郎訳）は
ジョーゼフ（嵐が丘にいる下男）が「〜ですだ」調
他のキャラは普通に喋っていた

今ぱっと読み返してみたら、たしかに古めかしいかも
ただ訳の古めかしさは物語の舞台設定にプラスになることも多い

>>451
どんでん返し？
「氷点」なら犯人の子と思ってたら実はそうじゃなかったってことを
「アン」はレスリーの旦那さんが実はいとこだったってことを指してるのかな？

本屋さんに行ったら、文庫の新刊?の棚に
本格小説の水村さんの「母の遺産」があったから、作家の名前買いしてみた。
ちょうどウチも母の介護が始まりそうなところだから1行1行が心に重くて、
１ページ読むたびに１発お腹を蹴られるようなダメージ受けるから
面白いけど苦しくて、なかなか読み進められない。
気分転換に皆のレビューを読もうと思ってググってみたら、
「高台にある家」って水村さんのお母さんが書かれた小説なんですね。
ちょっとビックリした。

まだ少ししか読んでないけど、やはり美しい日本語の文章です。

氷点はこれホントに犯人の子だったら話にならんだろと思ってたからやっぱりね、としか思わなかった
アンは読んでない

アンのはレスリーの亡くしてしまった美しい年月を思ってもったいなさに歯軋りした
でもあそこに縛り付けられてたおかげで成功した作家のオーウェンと結婚できたし
美男子のケネスと美少女パーシーの母親になれてしかもケネスにはリラが嫁に来る
アンとは義理母同志で一生親族
なんという幸せなどんでん返しなんじゃとも思う

あとアンの娘たちの中のダイだけが恋愛的には幸せになってないし
他の子がブライスさんちの器量よし、の中ブス扱いなのが心配でならない

>>458
あのケネスとリラの恋愛はおままごとかってくらいヤバいと思う
そのくせ、リラの女友達関係とか赤ちゃん嫌いな性格とか妙にリアルで
アンバランスな話だよなあ

>>457>>458
やっぱりそこでいいのか
最近ミステリーばっかり読んでるせいか
ええええええっ！？みたいな派手な展開あったっけ？と思ってしまったw

予想ついたかという話なら「氷点」は陽子を世話した医者が
陽子義母に好意を持っていた描写で犯人娘はないなと
アンの方はギルバートが「新しい治療法を云々」言い出した時点で
レスリーにとって悪くない展開になるとは予想　でもさすがに別人だとはねw

あらどっちも医者が絡んでる

作家・船戸与一さんが死去、７１歳　代表作「山猫の夏」「砂のクロニクル」など
http://daily.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1429680004/

>>455
そうです。
伏線はいくつも張ってあったけど気がつかなかった。

「砂のクロニクル」で知られる作家、船戸与一氏が死去

「虹の谷の五月」「砂のクロニクル」などの作品で知られる作家の船戸与一
（ふなど・よいち、本名・原田建司＝はらだ・けんじ）氏が２２日、
胸腺がんのため、死去した。７１歳だった。葬儀・告別式は近親者で行う。

昭和１９年、山口県下関市生まれ。早大法学部卒業後、出版社勤務を経て５４年に
「非合法員」で作家デビュー。早大探検部時代から世界各国を放浪して歩いた体験
を生かし、海外を舞台にしたスケールの大きな冒険小説に定評があった。
漫画「ゴルゴ１３」の原作を手がけたこともある。平成４年に「砂のクロニクル」
で山本周五郎賞、１２年に「虹の谷の五月」で直木賞を受賞した。日本冒険小説協会大賞
を計６回、受賞している。今年３月には、日本ミステリー文学大賞を受賞している。
他の作品に「山猫の夏」、「蝦夷地別件」など。今年２月に、旧満州を舞台に日本の激動
の時代を描いた１０年がかりの大作「満州国演義」（全９巻）が完結したばかりだった。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150422-00000528-san-ent

「蝦夷地別件」を読んだばかりだ…合掌
次は「満州国演義」読もう

次は森村誠一か・・・

どんでん返しというのとは違うけど、デュ・モーリアの「レベッカ」はヒチコック映画の
イメージが強くて読む前はずっとオカルトかホラーだとばかり思ってた

ドキドキしながら読み始めたら、不気味な雰囲気は確かにあるけど実はロマンチックな
話だったのね、すごく面白かったｗ

>>465
赤川次郎とかも心配・・・

ピース又吉さんの「火花」、三島由紀夫賞の候補に
2015年4月22日16時31分

　新鋭作家の純文学作品に与えられる三島由紀夫賞と、優れたエンターテインメント作品に与える山本周五郎賞（ともに新潮文芸振興会主催）の候補作が２２日発表され、
三島賞の候補に、芸人の又吉直樹さん（３４）の「火花」（文芸春秋）が入った。

　又吉さんは、お笑いコンビ「ピース」として活躍している。太宰治などを愛読しており、文芸誌などに読書エッセーを寄せていた。
初の本格的な小説となる「火花」は、お笑い芸人が語り手を務める。地方の花火大会で出会った先輩芸人との関係を描いた。
「火花」は３５万部発行のベストセラー。選考会は両賞とも５月１４日に開かれる。

　他の候補作は次の通り。

〈三島賞〉岡田利規「現在地」（河出書房新社）▽滝口悠生「愛と人生」（講談社）
▽高橋弘希「指の骨」（新潮社）▽上田岳弘「私の恋人」（雑誌「新潮」４月号）

〈山本賞〉真梨幸子「人生相談。」（講談社）▽早見和真「イノセント・デイズ」（新潮社）▽湊かなえ「絶唱」（新潮社）
▽西川美和「永い言い訳」（文芸春秋）▽柚木麻子「ナイルパーチの女子会」（文芸春秋）＝敬称略

ttp://www.asahi.com/articles/ASH4Q4VH8H4QUCVL00P.html

ロスト・ケア読んだ！
絶叫もそうだけど読みやすくてするする〜っと
読んじゃって途中えっ！と思って何度か引き返して・・・
って言ううちに終わってしまった。
最後まで読んで改めて序章を読むとここでこう書いたら
だまされるじゃ〜〜んと思ったり。
あれこれ考えずに読むと終盤面白いと思うな。
テーマは真っ暗で激重だけどｗ

そうなんだーーー(´･ω･｀)

>>465>>467
他スレで加瀬邦彦の自殺話から次は
AかBか萩原流行かなんて話が出てたら今日萩原が…
さして興味のない作家だがここは二人の健康を祈っておこう

爽香シリーズは完結させて欲しいな

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キングの「刑務所のリタ」読み終わった
すごくよくて映画より原作がいいなと思いながら一緒に載ってたゴールデンボーイもついつい読んでしまった
キングってホラー以外にも背筋が寒くなるような話うまいね
面白いので途中で投げ出すって出来ないし

ここみて読みたくなって赤毛のアンとアンの夢の家を図書館で借りてきた
アンが取り落としたリンゴとロウソクを地下室でマリラが発見して
火事にならなかったことを神に感謝…というくだり好きだったんだけど
村岡訳にはなかった。昔読んだのは掛川訳だったんだろうか

>>475
うちの村岡訳にはあるよ

奥田英朗「ナオミとカナコ」が、（図書館から）やっと手元に。

奥田の本は
「最悪」「邪魔」「空中ブランコ」などなど
かなり好きなので読むのが楽しみ

「下妻物語」原作者を逮捕　危険ドラッグ所持の疑い

危険ドラッグを所持していたとして、警視庁が２３日、映画「下妻物語」の原作者として知られる
作家の嶽本（たけもと）野ばら容疑者（４７）＝本名・嶽本稔明を
麻薬取締法違反（所持）の疑いで逮捕したことが捜査関係者への取材でわかった。
「麻薬とは知らなかった」と容疑を否認しているという。

今日、駅前の書店行ったら文庫の平台に自分の鞄や紙袋乗せてる子連れのオバサンがいたんで
何この人？と思ったらその陰に雑誌広げてグラビアページをスマホで盗撮してた

ああいうのも万引きと同じだよね？　一応店員に通報したけど嫌なもん見ちゃって
本選ぶ気分じゃなくなった

ひぃ!!!嶽本野ばらっておっさんだったんだ…
野ばらなんて可愛い名前だからてっきり女性と思い込んでたよ。

たけもとは本名なのね

>>478
この人２回目じゃなかったっけ？以前も逮捕歴あったような・・・

>>482
あったよ。前回の逮捕の経験をもとに「タイマ」って小説書いてる
せっかくここ最近順調に本出してたのに、とことん破滅型だなー

『ドロレス・クレイボーン』、読み応えがあったわ。
ずっしりきた。

今さらだけど「その女アレックス読了」
ネタバレ







ミステリとしての緻密さはゼロで主役の刑事以外は人物描写も手抜き
残酷さと刺激だけが売りで大嫌いなタイプの小説だった
買って後悔の一冊だった

残酷さと刺激いっぱいなのに抒情性豊かな「ハンニバル」「羊たちの沈黙」「レッドドラゴン」と逆ね☆

>>480
本屋でも「女性作家」の棚に入れてるとこがあって笑ったｗ

漂流教えてもらって早速読みました。
サクサク進んで一気に読んだ。面白かった！！
ほんと↑に書いてあったように、
重要な場面が一行で終わってたりするんで
えええ？って思ったりしたw

嶽本のばらプロフィール見て
あ、もしかして自分好みの世界書く人かもと思ったが実際読んだら違ってた
「半永久的な」の方の意味かと期待したらホントにパーマ屋さんの話だった
パーマネント野バラと並び自分にとって２大がっかりのばら

>>487
うちの近所の本屋も女流コーナーにあるw

高村薫が男性作家の、北村薫が女性作家のコーナーにあるという鉄板のネタがね

乾くるみも、もちろん女性w

石持浅海も、最初は女性だと思ってたなー

高村薫「リヴィエラを撃て」の白髪の東洋人スパイというのが、なぜか天野祐吉で脳内に固定されたまま読み終えた。

駄目人間好きだし、嶽本野ばら嫌いじゃないけど、駄目人間系作家と言っても太宰とかと並べたらファンからぶん殴られる…みたいな事を書いてる読書ブログがあって笑ってしまった。

再犯だし相当駄目だよね。

千野帽子も、読む前は女だと思ってた

こういう間違いだってあるし、
書店棚で男性作家・女性作家で分ける意味あるのかと思うわ

>>485
図書館で借りてそれなりに楽しく読んだけど
私もどちらかというと好きじゃないタイプの小説だった。
買ってたら即売りに行ってたと思うｗ
手元に置いて何度も読み返したい小説ではないね。

脳内固定といえば本格小説の４０代になった太郎ちゃんは
スラムダンクの牧さんのイメージで読んだ
牧さんまだ高校生なのに

>>499
私の太郎のイメージは何故か渡辺謙。アメリカで成功したという
共通項のせいかな。

虚ろな十字架読了。以下ネタばれ



当時中学生なんだから、少年法で守られて大した罪にはならないだろうし
場所が場所だから遺体も見つからないかもしれないからしらを切っちゃえば
良かったのにと思う私は悪人。

>>487>>490
五條瑛はどっちに置いてあるの？

麻耶雄嵩「あぶない叔父さん」
巻頭の『失くした御守』は雑誌掲載のときに読んだ記憶あり
単行本化されたときの楽しみがなくなるから、文芸誌は読まないようにしようと思ってしまったわ

この表紙は某探偵ファンからクレームつきそうな気がしないでもないw

「神様が降りてくる」白川道

安定の親父ドリームでした
これが最後の作品なのかな？

>>502
今回ちょっともの足りなかったわー。
「さよなら神様」あたりが濃すぎたからそう感じるのかな。

安定のオヤジドリームw
自分の好みだけで選んでるとどうしても偏るから
たまに中高年男性お薦めの本読んでみようと仕事で
付き合いのある男性に紹介されて読んだ天国への階段
ここまでくるとあっぱれてくらいオヤジドリームそのものだったわ
ま女性だっていくつになっても乙女ドリームみたいなのがあるのは否定しないが

>>505
でもあまりにあからさまに乙女ドリームは
読書しててもふとした瞬間に我に帰って集中できないよね
おっさんはそういうことはないのかな？

女性向けドリーム小説に比べてオヤジドリーム小説ってバリエーションが
少ないような気がするのは偏見？

>>506
男は女に比べて自分を客観的に見ることができない

>>507
女性は今の自分を主人公にドリーム展開
オヤジはなりたかった、こうなるはずだった自分を主人公にドリーム展開
だからヒロイン女性もほぼタイプが同じ

吉田修一のお勧めを教えて下さい。
横道よのすけが面白かった。

>>510
自分のおすすめ「パレード」「日曜日たち」「悪人」

>>511
ありがとうございます。
連休読み倒します！

本格小説の太郎ちゃん。
私は読中どうしても麻生太郎が頭から離れなくて困った。
（作者さんは絶対そんなつもりないだろうとわかってるのだけど）
出自は別として、海外で海千山千の相手しながらビジネス成功させるところとか
上流婦人の振舞いやイイとこヤなとこも全部わかってそうなところとか。
若き日の太郎ちゃんには共通点があると思うのよ

オヤジドリームじゃないけど男性の書く美人像って大抵同じ

わたしは太郎ちゃんなぜかオバマが浮かんできて困った。

みんなの想像面白すぎw
私は太郎ちゃんというキャラに全然リアリティーを感じなかった。
まず容貌からして、中国系？でエキゾチックでものすごいハンサムというのがさっぱり具体例が浮かばなくてダメだった。

>>513
もー！やめてよーｗｗｗ！！
今度から麻生太郎ちゃんが浮かんで来てしまうじゃないかー！！
黒いスーツ着て、立派な男で、そんな男が駅のホームでしゃがみ込んで･･･
あー！ヤダ！脳内再生余裕だわ！！

私の中で太郎ちゃんは堤真一だったのに上書きされちゃったよー泣

本格小説、フミ子さんのドンデン返しにビックリした
けど読み返すと色んな所でそれを匂わす場面があったのね

>>517
ね？麻生太郎ちゃん、
ずっと想ってた人に「太郎ちゃん！結婚してたんでしょうっ！！」と睨みつけられて叱られて
「してないよ･･･」と嬉しそうにつぶやく麻生太郎ちゃん。
離れないでしょう!?

読んでみたくなったw

>>518
すごいどんでん返しだよね。源オジはやっぱり察してたんだな。
フミ子さんは墓場まで持ってくつもりだったんたろうな。

太郎ちゃん、あまりにもいい男過ぎるwW
（水村さんもどこかで語っていました）

モデルになった人も、米で成功した長身のかっこいいひとですが
「私、ちょっと違うんですが」
って、その後本を出していましたっけね

>>510
初恋温泉って吉田修一だったよね？
短編集なんだけど、よかったよ。
表題の初恋温泉がオススメ。

万城目学の悟浄出立を読んだ。
今迄と作風は違うけど、やっぱりいいね。

「本格小説」ここで評判がいいので読んでみたけど、
昼ドラの域を出ていない感じでした。
もうすこし奥深さが欲しかった・・・。、

本格小説の太郎ちゃんみたいに、
小説の中の登場人物が魅力的で、
本を閉じたあとも、その人物のことを考えてしまう･･･
これって恋･･･？惚れてまうやろー！みたいな小説ありますか？
もしよければ、小説名、登場人物、キャラ教えてください。

>>525
好みは人それぞれだから趣味に合うかどうか分からないけど
ロイス・マクマスター・ビジョルド「戦士志願」の主人公マイケル・ヴォルコシガン

頭と口先とハッタリだけでのし上がっていく男、でも家柄は抜群にいいってのは麻生さんと一緒
文字通り身一つ（マッパ）で放り込まれた捕虜収容惑星（惑星一つがまるごと刑務所）から
一万人を脱走させる「無限の境界」って中編が一番好き

最近では、みをつくし料理帖（高田郁）の源斉先生が好きです。
知的で高潔でことばがキレイで、きっと風貌もいいのだろうと妄想する

でも太郎ちゃんとはあまりにも違うよね、この人

上げておきます

本格小説、私も太郎ちゃんに恋して苦しいｗ
「おばあちゃん」って２人っきりの時はどんなプレイなんだ

ファンら金田一耕助誕生の日祝う　横溝正史ゆかりの倉敷で
http://daily.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1430003609/
http://www.sanyonews.jp/image/box/b8ac31977e379895b1346899222a986c.jpg

>>525
辺見じゅん「ラーゲリから来た遺書」の山本旗男氏
実在の人だからちょっと違うかもだけど
後で映像のドキュメンタリーとか見たけど全然そんな気持ちにはならなかったので
作者の描写の仕方が秀逸だったんだろうなーと思った

>>494
わかります…わかりますｗ

早く最終回が読みたい漫画ランキング
http://hayabusa3.2ch.net/test/read.cgi/mnewsplus/1430016367/
1位　ONE PIECE（週刊少年ジャンプ）　170pt
2位　こちら葛飾区亀有公園前派出所（週刊少年ジャンプ）　165pt
3位　名探偵コナン（週刊少年サンデー）　146pt
4位　ゴルゴ13（ビッグコミック）　97pt
5位　HUNTER×HUNTER（週刊少年ジャンプ）　59pt

6位　バガボンド（モーニング）　54pt
7位　はじめの一歩（週刊少年マガジン）　43pt
8位　美味しんぼ（ビッグコミックスピリッツ）　40pt
9位　ベルセルク（ヤングアニマル）　38pt
10位　キャプテン翼（グランドジャンプ）　31pt

誤爆？

GWようにキング何冊か借りてきた
ラブレスも借りた

楽しみだ

>>523
初恋温泉読みました。
しみじみした。男女間のちょっとしたズレが取り返しのつかない事態にってのが興味深い。
不倫カップルのオチがよくわかんなかった。

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ここを見て貴志祐介が気になり、
天使の囀りを図書館で借りてきました
少し読んだところで嫌な予感がして
Amazonのレビューを覗くと
虫の嫌いな人は注意みたいなことが書いてあって…蜘蛛とか私には無理そうです
虫以外のグロ描写は多分大丈夫なので
おすすめがあったら教えて下さい

>>538
青の炎

>>539
ありがとうございます
早速図書館で予約しました！

奥田英朗のナオミとカナコ

GWにゆっくり読むつもりだったのに1日で一気に読んでしまった。
ラスト10ページぐらいすごいハラハラして「頼む！なんとかこのまま！」と
思いながら読んだ。

>>541
それすごく気になるんだけど自分の名前がナオミなので手を出しにくい
しかもカナコって友人もいるので余計手を出しにくい
奥田さんは話がうまいので引き込まれること間違いないし


ありふれた名前だから気にしても仕方ないんだけどねw

>>485
同意




感想検索したら、
読むまでは頭に見えていた、
みたいなこと書いてる人がいて、
さらに落ちこんだ

乗り遅れたけど言わせて！
「本格小説」の太郎は自分の中では阿部寛。
なんか、よう子とかが出てくる前の段階の話（著者らしき人物と
大人になった太郎がどっかのパーティーで会うみたいな）で
なんか高いところのものを取ったとか電球取り替えた、みたいな
エピソードがあったような気がするんだけど（うろ覚えごめん）
それで、背が高い人で外国で成功したってことで阿部ちゃんに
なってしまった。よう子は天然パーマで器量が悪いらしいから
うっかりすると室井滋になっちゃう。

>>544
あー、阿部寛ありかも。
麻生太郎はボンボン育ちで太郎ちゃんとは真逆だなぁ。

本格小説、人気の割に映像化の話全然聞かないね


映像化するならよう子は田中麗奈か相武紗希かなあ・・・

>>546
映像化しちゃうと、まんま嵐が丘になってしうし、すでに昼ドラにあったw
もちろん違うとこもあるんだけど、「ベースが嵐が丘」とニヤニヤするにはドラマだと間口が広すぎる気がする

ようこちゃん、田中麗奈いいですね！
フミ子さんは鈴木京香なんてどうかしら
「ブックらこいた!!」は夏木マリ様とかかしら。想像すると楽しい

>>541
面白かったけど＜ナオミとカナコ

何も殺さなくても他に方法あるだろうって思ってしまう。
自分が罪人になるなんてありえん・・・
（たいていのミステリーの動機とかみるとそう思うんだけど）

>>547
そうなんだよねー
愛の嵐はリメイクまでやってるし
>>548
>ブックらこいた！
久々にそのセリフ思い出したw　ついでに「軽井沢名物ぶとうジュース」も
私は白洲正子で想像したけど夏木マリは適役だね

>>549
はじめから殺人計画のある話は同じように思う
容疑者Xとかはそうでないだけに読むの辛かったわ

>>535
ラブレス、すごく面白かった
みなさんがおっしゃっているように、タイトルで損してますね
ラブレスも映画化しないかなぁ

>>541
最後のゾンビ義妹と警察とのゴチャゴチャ辺りは、知らず知らずの内に本を持つ指＆噛み締めた奥歯
にギュ〜ッと力が入ってしまったw
で、ラストはホ〜ッ…いや待てこれからどうなるんじゃい?ってな感じ。

まっさらな気持ちで読みたいから、
あまり具体的に内容を書いて欲しくない

ラブレスは昼ドラ化希望ｗ改題するとしたら、どんなタイトルがいいと思いますか？
「愛のジプシー」「北のラプソディ」「百合江の歌」

>>555
スレタイ読んでね
ここドラマスレでもキャスティングスレでもないの

「ラブレス」を超えるひどいタイトルでﾜﾛﾀ

小公子をふと読む機会があったんだけれど、吉田 甲子太郎訳のかなり古いやつ

昔の訳ってこういうものだったのか、子供向けに平易な言葉を選んでいるようで
レベルの違う熟語が出てきたり、言葉遣いが古いのは当然としても
伯爵の一人称が”おれ”でよかったんだろうか？とか色々興味深かった

同じ訳かどうかは分からないけれど中学位のとき、子供向けではない
文庫を読んだけれどその時の記憶ではセドリックの人柄の良さが
頑なな伯爵の心を溶かし、ってストーリーだったけれど、今読んでみると
容姿のウェイトの高さに気づいた
伯爵の息子であり、セドリックの父親の描写もまず美男子、大柄
堂々たる容姿であることが自慢の跡取りの大事な条件、それあってこその
頭の良さ、人柄の良さ

昔読んだ本を読み返すのってこういう再発見が楽しい

GW中に読もうと思って乃南アサの晩鐘借りてきた
予約を取りにい言ったんだけど分厚さにビビったw

堀口大学訳のルパンは、一人称が「ワシ」らしい
紳士がワシってｗいやすぎるｗ

>>560
わしｗ怪盗紳士で一人称わし。
怪盗ジョーカーの主人公の師匠がそんな感じだ。
そっちは老人だからだけど。

本格小説の太郎ちゃんで盛り上がっていたなんて！！

乗り遅れ過ぎだけど言わせて、
私の中の太郎ちゃんは過去スレでも書いたけど、松坂桃李です。
背が高く浅黒い肌で、孤児同然の汚い姿から
渡米のち成功を掴んだ紳士然とした様もやれるんじゃないかと思う。
よう子ちゃんは田中麗奈、凄くいいですね。
綾瀬はるか・新垣結衣・田畑智子で悩んでたけど、田中麗奈が一番しっくりくる！
ちなみにうちのフミ子さんは鈴木砂羽ｗ

太郎ちゃん、自分はずっとダルビッシュをイメージしてた。
長身で浅黒い肌のエキゾチックなイケメンって。
育ちがあんまり良くないところも。

本格小説、映像化は本質的に不可能だと思う。
フミ子の語りを通して太郎ちゃんとよう子の世界が表現されるからこそのもだと思う

http://6928.teacup.com/kongonoyotei/bbs　（　閲覧パス　2034　）
秋にリーマン２で、５年内に世界中の都市部で大陥没現象で行政インフラ
完全停止、３ヶ月くらい。リアル北斗。空気感染型エボラの世界的大流行
バタバタ人が消えてゆく。でも頑張ろうぜ。

本格小説、別荘で出される料理が美味しそうだったわ

本格小説評判いいんだね
お母さんの水村節子さんの「高台にある家」は面白く読んだんだけど
次は美苗さん読んでみようかな

宮部みゆきは子供の描写がイマイチでこんな子いないと思って読めるけど
乃南アサはうますぎてキツイなんの予備知識もなく読みはじめて後悔した

>>567
晩鐘？あれはキツイね〜

>>555
私なら「けれども生きた」にしますｗｗ
なんでラブレスにしたのかなぁ。愛が少ない？

皆さんの太郎ちゃん妄想話たのしい。
私の中のヨウ子は、菅野美穂です。

晩鐘より、その前の風紋が好きだ
殺人事件の被害者側、加害者側を丁寧に描いている
晩鐘はあの事件を思わせるような展開が好きになれない

あの事件？

>>570
風紋読んでみることにする

>>568
晩鐘です
一応ネタバレ？






小学生のいとこが死亡するところまで読んでキツイと思ってググったら
「最後まで救いがない」「この後も小学生相手に性的暴行」書いてあったのでもう無理だと思った
最後まで読んでないけどせめて性的暴行受ける相手が妹ではないといいな思いつつ図書館に返してきた

>>569
菅野美穂ヒスが似合う！外見は作者に近いけど

朝吹登水子の「私の軽井沢物語」読んでたら別荘族に幼少時代の
森雅之が出てきたんだけどひょっとして雅之ちゃんのモデルかな？

20代の頃、文通していた年上の女友達は渡辺淳一の初期作品(何かは忘れたけど医者物)に感動して、息子に淳一と名付けたそうな。
『失楽園』が流行った時に「こんな路線になるとは思わなかった」と嘆いていたのを思い出した。

森雅之…男前すぎる

淳一ってすごくいい名前だと思ってたのに!!
中原淳一が大好きだからかな

じゅ・・じゅんいちはいい名前だよ・・うん
あれは渡辺ズンイチだよ・・・

>>574
同じことをうちの姑がやらかしてる

>>577
ご主人が淳一さんなのですね…。
あれはズンイチだと私も思う。

>>572
風紋読まないで晩鐘を読んじゃったのか…
被害者遺族と加害者遺族の対比でいろいろ考えさせられるよ

晩鐘は風紋の続きだよね

昔、読んだよ。とても良かった。

風紋はすごく好き
晩鐘は色々きつかった

乃南さんすごく好きなんだけど読んだあとはどっと疲れる

私も晩鐘を先に読んじゃったクチ。
風紋を読んでからもう一度晩鐘を読んだら、一度目よりもっとキツくて
読後すごく滅入った。

>>581
乃南さん読んだあと疲れるのわかるかも。
音道刑事シリーズの、「鎖」だっけ？音道が監禁されるやつ。
あれも面白かったけど疲れた。

567です。
中原淳一も淳一でしたね！ 私も好きです。
思えばアラフォー世代に淳一って名前何気に多い気がします。

作風変わる作家さんも少なくないですがズンイチ先生は変わり過ぎですね。

>>582
鎖今読んでるけどページがなかなか進まない
あれこれ考えると手が止まるわ
乃南さんは自分も道を間違えたら転がりそうなところが怖い感じがする

>>560
ルパンの小説って基本新聞記者とかの取材でルパンの回想として喋ってるんじゃなかったっけ
引退後というか。
だから儂（わし）でもおかしくないとは思う。

NHK大河ドラマの題材にしてほしい歴史上の偉人は誰？
http://hayabusa3.2ch.net/test/read.cgi/mnewsplus/1430235549/
●卑弥呼
●紫式部
●小野小町
●聖徳太子

ゼロ、ハチ、ゼロ、ナナ
ドラマ化かと喜んだけど
NHKと裁判なのね。
あまりに改変されるのは読者としてもイヤだから
辻村深月に賛成。、

音道刑事の鎖はいい作品だと思う
でも、これを読むときは鎖で音道を救出する刑事（名前は忘れた）が
最初に音道と組む時の本を先に読むといい
その時の相性は最悪ｗ

音道シリーズ好き
でも「疲れる」ってのもすごくわかる

>>588凍える牙かな？

>>585
そういう設定(ルパンの口述)の話もあったと思うけど
全てがそういう文体ではないし、
回想でもその中の若いルパンの台詞だったら関係ないよねー。
でも広島出身の私は「わし」に違和感なかったw
若い男性でも言う人いるので。

渡辺淳一は、阿寒に果つが唯一好き。
橋本愛が大人になる前に映画化しないかなぁ。

>>560
盗賊で一人称が『わし』では鬼平犯科帳とかみたいだねw

>>588
順番失敗しちゃったけど今鎖読んでる
まだ序盤なんだけど星野を殴りたくなったw

読書

>>589
「風の墓碑銘」もコンビ組んでたような
伝言板にゴミ出せとか子供に苦労してるさえない中年刑事がいいよね
合田のようなストイックさが皆無でｗ

北村薫『太宰治の辞書』を読んだ
少し期待外れ、かなー
続刊が出たらいいのに

>>587
先月まで連載していた林真理子の新聞小説で
そっくりなケースがあったので、リアルは裁判沙汰になったんだーと驚いた

たしか、ドラマ化しようとしたのは架空の民放局で、作家がゴネて
結局ぽしゃって、テレビ局側が役者押さえてスケジュール組んでいるのに、と
自分側の理論で作家をけなしてた
そういう状況だったから、主人公の会社でだした本のドラマ化企画が
とんとん拍子に進んで実現したって話の流れだった

乃南アサ最初に読んだのは短編集（タイトル忘れた）
その中の宝石に執着する中年独女の話がなんとも言えず怖かった
次に読んだ痴漢冤罪の話（これもタイトル忘れたw）も
なんか後味悪いんだけど次々読むのを止められない
音道シリーズは好き僕の街だっけ？お巡りさんのも楽しかった
北海道移住民の話はこの人こんなのも書くんだって感じ
多分今まで奥樣方の話題に出たのは読んでるでも題名が覚えられないw

こいて風の墓碑銘と鎖借りてきた
これ以外はなかった
GWに読む

出版界の最重要人物にフォーカスする『ベストセラーズインタビュー』！

　第67回の今回は、2月に新刊『宰相A』（新潮社／刊）を刊行した田中慎弥さんです。
　小説家の「T」が迷い込んだパラレルワールドの日本と、日本人を差し置いてその地を
支配するアングロサクソン。そして首相の名前は「A」…。

　あからさまにモデルが特定できる挑戦的なタイトルと、タイトル以上に過激な内容が、
昨年文芸誌上で発表されて以来大きな話題を呼んでいるこの作品はどのように構想され、
書き上げられていったのでしょうか？

■『宰相A』に映し出される戦後日本、そして現代日本
――田中さんの新刊『宰相A』についてお話を伺えればと思います。
以前、他媒体のインタビューで田中さんが小説の書き方についてお話されていて、
「構想を固めてから書く」というやり方ではなく、
一行一行手探りで書くということをおっしゃっているのを読んだのですが、今回の作品も
このやり方で執筆されたのでしょうか。

田中：基本的にはそうなのですが、今回の場合は極端な世界を書いたので、ある程度
外枠は決めました。そこのところは今までの作品とやり方が違っているかもしれません。
ただ、書き始めた後はいつものように一行一行でしたね。

――『宰相A』の「A」はやはり…

田中：「安倍晋三」の「A」なのですが、もう一つ裏テーマのような感じでアドルフ・ヒトラーの
「A」という意味合いもあります。「A」の演説の時の仕草などはヒトラーの仕草をちょっと
盛り込んでみたりもしました。まあ、でも安倍さんですよ。

――確かに、「A」の見た目の描写を読むと、安倍首相ともヒトラーとも取れました。

田中：それはもう、意識して書きましたからね。単純にあの二人の顔が似ているなというのは
以前から思っていて、最後まで「A」に口ひげを生やそうかと考えていたのですが、
それはさすがにやりすぎかなと思って仕草だけにしました。

――先ほどおっしゃった「極端な世界」というのが何やら不穏です。
日本の国土でありながらアングロサクソン系の人種に支配され、英語が話されている。
もともとの日本人は「旧日本人」と呼ばれ、スラム街めいた「居住区」に追いやられて
暮らしている一方で、アングロサクソンではない「旧日本人」の「A」が対外的な傀儡の
ように首相を務めている。この設定はフィクションとはいえ、社会への強い問題意識を感じます。

田中：タイトルがタイトルですからね。当然問題意識はあるのですが、それは社会に
何かを問うということではなくて、「私には今の日本、あるいは戦後の日本全体がこう見える」
というものを極端な形で提示したものです。だから、「社会と切り結ぶ」というよりは寓話に近い。
そういう意味では、この小説を読んでくれた方の目に今の日本がどう映るのかなという興味はありますね。

――社会に対する積極的なメッセージはないにしても、このような問題意識をうかがわせる作品を
書かれたのは初めてではないですか？

田中：そうかもしれません。ただ、僕は今の首相と同じで下関が地元ですから、子どもの頃から、
たとえば今の首相のお父さん（故・安倍晋太郎氏）も首相候補と言われた政治家でしたから、
政治的な匂いは感じていました。そういう経験を小説の形で出すとどうなるのかと考えた時、
小説を政治と対峙させて何かを訴えかけるというのではないにしても、政治を小説の側に
引きずり込んで一つの作品にするというのは、案外現代の他の作家はやっていないんじゃ
ないかと思ったんです。

新刊JP
http://www.sinkan.jp/news/index_5657.html

>>598
乃南アサの昔の短編集、面白かったんだよね。
ちょっと怖いのとかね。
個人的にはシリーズものとかじゃなくてあの頃のような短編集を読みたい。

今の出版社はシリーズものが当たると
「うちでも同じようなのお願いします！」だからねー

乃南は結婚詐欺師の話が面白かった。
あれで植毛のいろいろを学んだ。

ファンタジーってあまり興味がなかったんだけど
小学生の子供に勧められて読んだ鹿の王にドはまりｗ
いや〜面白くって歩いているときも読みたいくらいだった。

途中名前とか地名がわかりにくいので大雑把に
地図っぽいの書いてみたり相関図書きながら
読んでしまったこんなの始めて

次は獣の奏者読んでみるわ

?を読みながら?

６００

10冊並行読み試したら、すごくはかどってびっくり
「あれもこれも早く読みたいのにー」っていうストレスから解放された

平行読み、出来るようになりたいけど、４０代の私には無理そう。

>>351
間違えて折原一の方の「黒衣の女」借りちゃった。
面白かったけど、所々の表現が
オッサンくさくて、こっぱずかしい。

絲山秋子「忘れられたワルツ」

短編集でどれもよかった
表題作はベタだけど切なかった

奥様方の今日の運勢は

絲山さん、短編も長編も好きだ
唯一受け付けなかったのはスカトロな短編
文章がうまいだけにリアルに感じて辛かった

いきなりあぼんされてびっくりしたw
BB2CってNGワード機能あったのか

>>613
わたしはあれがいちばん好きだわｗ

絲山秋子は全部好きだけど「末裔」が一番かな
女性作家なのに粘ついたとこがないのがいい
エッセイも面白いよね

>>605
私は獣の奏者を読んではまった
子供が鹿の王の上巻をお小遣いで買うから下巻を私に買って欲しいというので買ってきたよ

「ソナチネ」小池真理子、久々に小池ワールドにハマったわ
小池さんも年齢を重ねたせいか主人公達の年齢も同じ様により大人世代に
なったけど、短編のどれをとっても生と性の日常が生々しくって
読んでてゾワゾワしちゃいました　もはや小池さんレベルの人にこんな事言うの
アレだけど、益々筆力ＵＰ！してるみたい　

逆に「Red」の島本理生は３０代既婚者の抱えるセックスレスや不倫を
描いたものだったけど、官能小説としても全然萌えないし、
普通の小説としても今一だったなあ　
幼稚で未熟な旦那と欲張りな既婚女が
久々に会社復帰してフラフラとＨに溺れていくみたいな。
小池さんの後に読んだのがいけなかったのか、作家としての力量の差を感じてしまった

絲山秋子の離陸良かったよ。
新境地を開いたと思った。

「図書館の魔女」「図書館の魔女　烏の伝言」って本も
児童文学ぽいのファンタジーだけど読み応えがあった
そして今日から鹿の王を読む！

火花
アマゾンでは評判悪かったけど、結構面白かった。
落ちぶれた破滅型芸人、引退する芸人は、みじめたらしく描かれがちだけど
ここでは温かく描いている。同じ芸人でも、ビートたけしならバカにした描き
方をしただろう。

小保方晴子氏を守る会　大宅賞受賞の出版物差し止めを検討中
http://daily.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1430471417/
須田桃子氏の著作『捏造の科学者』の出版差し止め請求も考えている」

>>619
離陸、いいですね。

絲山さん、なんか圧倒的な才能を感じるんですが

それだけに、注文が多くてすんません、ていつも思います

「回送電車?　アイロンと朝の詩人」堀江敏幸をこれから読む
今一番好きな日本の作家かも
一番好きな作品は「河岸忘日抄」で、話のすじがないような話なんだけどすごくいい

>>608
常にそんな感じだ
気分転換になるんだよね
ややこしい小説の休みがてら軽いエッセイ読んだり新書読んだり

疲れてきたりするものね

私は電子書籍なんだけど
電子書籍は何冊も入って
続きからすぐ読めるので
そういう読み方には便利

ただ如何せん本が少ない

渋滞の中出かけるので晩鐘持ってく
明るい車の助手席なら読めそう
交代で運転するから夫はデルフィニア戦記積んでたわ

系統の違う本を２、３冊ずつ並行して読むことはよくある。
持ち運びに文庫を、家では重い本を、もこの「違い」のうちw

>>624
堀江さん好きな奥様多いね
私も「河岸〜」好き。あれ読んでるとコーヒー飲みたくなる

>>627
車の中で本読めるっていいなぁ
どうしても酔っちゃうんだよなぁ
この連休は横溝正史読むわ
あと今年は司馬遼太郎の街道をゆくと
この国のかたちも読みたい
今まで小説しか読んでなかったから
でも、多い

前にここで教えてもらった
パールバックの大地今読んでるけど
中国もの読むたびに一も二もとにかく水って思うわ
日本て縦に長くて中央に山がはしってるから
雨が降れば自然に水が流れるし
気候も植生もよく恵まれてるって言うけど
だだっ広い大陸は水の確保がまず大変だよね
文明は大河の近くに築かれるっていうのが
身に染みて感じるわ
でも日本の水源買い占めるのはやめてほしいｗ

ちょっと古いけど白石一郎「海狼伝」「海王伝」

村上水軍の話だけど主人公が操船技術に長けてるのと人たらしなので
超美女巫女をかっさらうわ拾い上げた男が優秀な船大工の上に鍛冶も万能だわで
イージーな展開なんだけれど面白くて一気読みした
続きあるのかなー

ここで話題の皆川博子さんの少年十字軍借りてきた
あすから読む

今読んでる塩野七生のチェーザレも面白い

英国ミステリー界の女王　ルース・レンデルさん死去、８５歳
http://daily.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1430578135/
ウェクスフォード警部シリーズが有名。「わが目の悪魔」などが邦訳された。
「ロウフィールド館の惨劇」（７７年）を基にした「沈黙の女」（９５年）など、映画化された作品も多い。

田辺さんの古典をいろいろ借りてきた
不機嫌な恋人面白い

やっと「秘密」が回ってきたわ！
上下もあるので楽しみ。

>>618
Red私もいまいちだった
主人公に共感できるものが何もないし子供のいる母がこれでは情けないなと思ったよ

開かせていただき光栄です
すごく面白かった
ストーリーがしっかりしたミステリーっていいわ

>>634
結構なお年だったのね

おっさんが
「名著だから嫁」言う本を読まなくて良かったと本気で思う

古い上に、性格が悪く、美形でもないおっさんが主人公の話を
男児（女児に至ってはもっと）が読めるはずないじゃん
感情移入用の人物いないし

鎖読んでる最中だけど乃南アサの書くクズってなんだか殴りたくなる男が多いw

同僚女もクズいたわよw

宮部みゆきのクズは関わりたくない感じ
乃南アサのクズはグーパンチしたくなる
東野圭吾のクズはタイプが皆同じ

東野圭吾のあの分かりやすさは評価する
でもなんかもうひとつ感があるよな
あれはなんなのかしら

理系だから理論めいて冷静かつ明確で分かりやすいけど情緒が欠けている

人間が書けてない
プロット追う分にはそれなりに面白いけど感情移入できるキャラがいない

東野圭吾の文章は小説というよりドラマの脚本みたい
文学的技巧とかレトリックとか、そういうのが全然なく「そのまんま」書いてる
多層的な登場人物とか世界観がない

そのせいで筆は早いし、読みやすいし、映像化にはとても向いている
文学じゃないけど大衆小説としてはアリじゃないかな（私は苦手だけど）

「サラバ！」は期待外れだった。
大学生の時に読んでいれば面白かったかもしれないけれど…。

垣谷美雨「あなたの人生、片づけます」
すごく面白かった。読後感も良し。

>>645
すごく納得した

>>647
すごく同感。
まずドラマ化ありきで書いているとしか思えない。
読んでても、悪い意味でもう頭の中で映像化されてしまって
読書としての楽しみはあんまり感じられない。
読書が苦手な人にとっては読みやすいかなとは思う。

私は普通の本好きだけど東野作品好きなのあるよ。
宮部みゆきのだらだらした長編と比べてすっきりしてていい。
情緒面でいうと宮部さんの本も、模倣犯とかあのへんは結構
雑な描かれ方してるし、すべての本が情緒的で想像力を喚起
してくれなくてもいいと思ってるからかな。

三浦しをん、新刊でないなー。
「光」みたいな重たいの読みたい。駅伝も大好きだけど。

>>647
わかる
脚色しやすいし話はおもしろいから映像化向きなんだろうなと思う

「ウェイワード-背反者たち-」前作に引き続きおもしろかった。
SFやファンタジー系はあまり好きじゃないんだけど
架空の世界なのに現実味があるのでスッと入っていける。
３部作らしいので次も楽しみ。

>>652
東野の作品が物足りない層は宮部も評価していないと思うけれど〜
湊かなえなんかもボロカスなのは、ここの共通認識みたいだよね

神去なあなあはヨキに重い過去があるけど？光は島の話だっけ
暗かったのは覚えている

「光」は津波の描写が今読むとキツイ

とっぴんばらりんの風太郎
あんまり楽しくなかった。
ひさご様の正体も登場したときからすぐにわかったし、
笑えるところなかったし。
主人公に魅力なかったわ。

>>648
ちょうど昨日、上巻を読み終わったんだけど
別段大した盛り上がりもなく、一人の少年の日記で
ふーん、それで？って感じ
下巻は面白くなるのかな？

ここで人気の有吉佐和子とかも、情緒を排除した無味乾燥系だよね？
あらすじとして読んでるけど何か読み落としてるんだろうか。

>>659
「情緒を排除した無味乾燥な文章」と「薄っぺらい文章」ってのは全然違うと思う
無味乾燥な文章でも文学は書けるし

あと、文章が薄かろうが無味乾燥だろうがストーリーが面白い小説ってのもある
どんな小説が好きか、小説に何を求めてるのかってのは所詮好みの問題だから

我が家の問題読んだ

奥田さんは最悪と邪魔を読んで漂う暗さが苦手だったので避けてたんだけど
今回はその暗さを味わいたくて読んだので拍子抜けw

あげときます

>>661
つ「オリンピックの身代金」

吉田修一の初恋温泉
気楽に読める短編集だと思って買ったら
中味がないというか投げっぱなしな話ばかりだった
いくら雑誌の連載といってもやっつけ過ぎる
横道世之介は面白かったんだけどなあ

>>663
ありがとう
今日早速本屋行ってくる

上橋菜穂子「精霊の守人」シリーズにはまったらしい
前に1冊目読んだ時はそんなに面白いと思わなくてそのまま放置してたんだけど
最近話題なので思い出して2冊目読んでみたら止まらなくなったw
今4冊目。睡眠時間削られて、連休中家事ができる時間が少ないのに読んじゃって捗らない
独身時代と違うのだから、読書にだけ没頭してる訳にはいかないのに
夢中になってしまうのはよくないよね…ああ、だが続きが読みたいでも今から家族と出かける時間だ

>>666
これからもっと面白くなるよ。
出掛けたついでに買っておしまいよ。

買っておしまいは変だったね、ｽﾏｿ。

私は外出用に1冊文庫本を持ち歩いている。
待ち時間なんかも読書できるから、スマホの必要性も無くて未だガラケー。
でも外で読書する人も少なくなったね。

>>664
私も同じ事思ったんだけど、あえてこの雰囲気のみとか余韻を味わうのかも…？もう少し年取ったらわかるのかも？と2回目読み返すのは寝かせてる

このスレで知ったのか読メで知ったのかは忘れたけど、宮木あや子の「婚外恋愛に似たもの」を読んだ。
いや〜、面白かった。
桜井が三番目三番目といじけてるけど、一般人から見るとものすごい美女だったりとか
夫がそろいもそろってだめんずで、夫や姑への内心のツッコミとかが笑えた。
関係ないが私の真面目な友人に読ませたら、「なんでそんな人と結婚したの」とか「アイドルなんかに逃げないで
旦那と向き合わなきゃダメじゃない」なんて無粋なツッコミをしそうだｗ
宮木あや子初読みだったので、他のも読んでみよう。このノリは嫌いじゃないわ。

私も出かける時は鞄に文庫を入れていくんだけど
その時読んでるのがページ数多くて分厚い文庫だと困る。
「充たされざるもの」カズオ・イシグロ、これ950P近くある。
何故一冊で文庫化しようとしたのか問い詰めたいｗ
逆にすごくうっすい上中下もあるし基準がよくわからん。

恩田陸の上と外は一冊ずつが薄くてひどいと思った

弟が持病を苦にして殺害を依頼か、兄を逮捕
http://daily.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1430878022/
「これは自殺です。一人では無理なので兄に頼みました」　

千葉県市川市で、弟に頼まれて胸を刺して殺害したとして、67歳の男が逮捕されました。
警察は、弟が持病を苦にして殺害を依頼したとみて調べています。

高瀬舟

高校の現国の時間、あやうく貧血起こしそうになったの思い出した＞高瀬舟

>>668
いやいや、「買っておしまいよ」はバルサの口調だよね、変ではないw

帰ってきました。これから夕食と明日の弁当の仕込みとアイロン掛けがすんだら後は
読書の時間だー。続きは明日買いに行きます
一人で出掛ける時は、私も文庫本は必ず持つ。忘れると途中で買ってしまう。もう少しで読み終わっちゃう本の時
2冊持たなきゃ、とか厚い本とか困るよねw
Kindleだとそういう時いいんだけど、まだ電書化されてないのも多くて残念

＞６７０
宮木あや子「セレモニー黒真珠」がおすすめ。

水村美苗の文章が好き。
この人の本を読むと、知らなかった日本語を教えてもらえる。

良家の奥さまが、うらぶれた男と付き合うようになって
なんだか大衆的な感じになるのを→品下る（しなくだる）と表現してた。
初めて知った。

それにしても水村さんはインテリでお嬢で、ちょっと庶民とは違うなと思った。
４０年前?の時代にヨーロッパに留学するのは、
ちょっと毛が生えたぐらいの家庭なら出来ること
みたいに書いてて、感覚が違う･･･！と思った。

>>671
私の経験だと
上下巻に分かれてるものは、
上巻を読み終わったときに、下巻も読みたい！と買いに走る本。
分厚いに分かれてないのは、
下巻から面白くなる本。

こんな印象

京極夏彦の呪いだよ
長くなりすぎ
でも今から「新世界より」を読むんだーわくわく
上中下だよ…

新世界よりは睡眠時間を削って読んだぐらい好きなんだけど、読書好きの友人は、スッと入ってこないみたいで楽しめなかったって言ってたな。


獣の奏者、青い鳥文庫からも出てるけど、何であんなに何冊にもわけるんだよ！

>>677
ちょうど、本格小説を読み終えたところ
上下巻一気に読みました。疲れた・・・

水村さん、ちょっとぐぐってみたけど
壮絶な介護体験みたいだね。
母の遺産、読んでたけど、実際に
本当に大変だったんだろうね。
やっぱり人手とお金がないともっと大変と
怖くなりました。

プラダを着た悪魔　リベンジ
ＧＷに読もうと思ってたのに、1ページも
読めなかった。
休みの方が本読めない事あるよね。

>>680
獣の奏者はハードカバーで持ってるけど
あの密度を子供に文庫で読ませるのはなかなか酷だと思うよ…

「母の遺産」は好きなんだけれど、わりと最近出た横書きの本？英語との
アレはワタクシの軽い脳みそが拒否反応起こしたわ

水村美苗のお母さんの「高台の家」あれもいまいちだった…

京極夏彦、ぶ厚いのは分割すると２冊買わないといけないけど
ぶ厚いまま出せば１冊分の値段で済むからってトーク番組で言ってたような
気遣いなのかでもちょっとずれてる気もする

>>679
京極夏彦の文庫本は殺人凶器になる。
悪い風に考えないで。
ほら、アコーディオンになるよ！
って書いてる漫画家さんがいたよね

分厚い文庫本は最初は躊躇するけど
読み進めていくうちに、あーこれだけ読んだんだって
自己満足に浸るのが好き

鉄鼠の檻はなかなか進まなかったけどw

新世界よりネタバレ


新世界よりは発売されたぐらいに買って読んでたんだけど、つい最近、アニメの感想を言う掲示板で
「この話の一番怖いところは早希が最後にスクィーラにしたことで愧死機構が発動しなかったことだ」っていうのを読んで、目から鱗というか、もう、この小説に対する見方ががらっと変わった。全然気がつかなかったよ
作者もそこをかなり重要なシーンだと思って書いたんだろうなー
しかもその掲示板の発言者、10代のアメリカ人少年だった…
なんだか、ネイティブで原作の小説を読んだのに、別の国でアニメを見た子の方が、作品の本質を理解しているという事実に若干情けなくなって落ち込んでしまった…
日本人だから、すり込まれた差別というものに疎いのもあるんだろうけどさ

>>669
そうかーじゃあ真似して寝かせてみるw

>>687
新世界よりは、ハダカデバネズミを画像検索するとよりgkbrできる。

新世界より
奥様方のレスでおもしろそーでも読んだことあるような？
とググったらやっぱ読んでたw
片っ端から読み片っ端から忘れるそれが自分の読書スタイルw

>>687
あー確かにそうだわ
私的なされるまで気づかなかった
しかもしばらく考えて気づいたよ

>>689
ググる勇気ないわw

>>663
まだ上巻だけどすごく面白い
漂う暗さや雰囲気もすごく好きです
本当にありがとう

私もオリンピックの身代金　好きだ

実話と錯覚しそうになる

廃用身読んだ
すごい話だなー
フィクションなんだけど現実なのかと思ってしまう

>>695
お医者さんが書く小説って、容赦ないような。
えぐい・・・

でもこの作者も自分の父親の介護で苦労してるみたいだね。

でも腕が根元からないと移乗しにくいんじゃないかな、と
介護職から一言。

滑り落ちやすそうだね

廃用身は珍妙な本だったよね〜

まあまあ感動した本でも、
１ヵ月もすれば、「あれ〜どんなストーリだったけ？」
となるけど、
廃用身は、読後何年経っても大まかなストーリー忘れないわ
だから自分的には、ある意味凄い本だわ

もういつ予約したか忘れるほど待たされた本。
月村了衛の「土漠の花」一気に読んだ。　　

何度でも読み返したくなる本だ。

■ヤクザ商売のBOOKOFF 本は1円ボッタクリ買取が基本！！■

本、CD、ゲームを売るならネットの方が楽で高く買ってくれる。

★外には一歩も出ずに、家からダンボールに詰めて送るだけ！★
★しかも、送料無料、ダンボール無料★

-客を馬鹿にした1円買取のブックオフには売らない-


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http://i.imgur.com/mLpsESC.jpg
http://i.imgur.com/PLxTQGv.jpg

http://i.imgur.com/74EKb8a.jpg
(雑誌TRENDY2015年1月号より)
(この記事でも欄外のブックオフのヤクザ買取が酷い)
(大手は「買取王子」かな(yahooにも広告を出してるから))

誰も足元を見て1冊 1円から5円(CD50円)で買い叩く
ヤクザ企業ブックオフには売らないだろ

■ヤクザ買取のブックオフには誰も売らなくなったのが現実■

オリンピックの身代金気になるから読んでみる

スタンバイミーすごくよかった
映画も見たくなったよ

「人間はどこまで耐えられるのか」河出文庫

面白かった
高さ、深さ、暑さ（熱さ）、寒さ（冷たさ）にどれだけ人間が耐えられるのかや、
どれだけ速く人間は走り得るのか、宇宙ではどんな身体変化が起こるのかについて、
超人伝説的なネタ本ではなくて、（現段階での）生理学的知見に基づいた人間の限界について書かれている
凍傷になるのは凍るからというより、凍ったことによって細胞の塩分濃度が変化することが問題だとか
色々「へぇぇぇ〜！」と思うことが多かった
とりあえず私は一生スカイダイビングもスキューバダイビングもバンジージャンプも宇宙旅行もしないぞと
改めて心に誓ったｗ

>>703
映画もすごくいいよ
子役時代のリヴァーフェニックスも見れるよ

>>703
ベン・E・キングの追悼も込めて是非見てみてほしい

>>705
チンピラ時代のキーファー・サザーランドも見られるしねｗ

刑務所のリタ読み終わった
映画より原作の方が好きだわ

ここのおかげで今年はキングや桜木紫乃に出会えて感謝してる
奥田さん苦手だけど「オリンピックの・・」は合いそうなので読んでみたい

桜木紫乃はなんでそんなばかっぽいペンネームにしたんだろう
本名が地味過ぎるのかな
せめて志野とかにしておけば偏見もたれないだろうにね
桜木、に紫乃だよ、どこの場かな携帯小説家ﾆｬﾊｯ☆かと思うじゃないか
未だに私の友人の読書家の子は読んでなかったよ
無理やり勧めたら読んでそしてびっくりしてはまってたけど
私もここで奥様方に勧められるまで手に取りもしなかった

私は耽美小説家かと思ってたな
桜木紫乃

｢賢者の愛｣読み終わる。なんかすごい内容。
「痴人の愛｣読んだことないので読んでみる
読書ってこうやって次に読みたい本が次々出てくるのが面白いよね

細雪も面白いよー。一冊になったのをGW用で買ったんだけど、なんだかんだで連休の方が先に終わっちゃった。平日の方がゆっくり読めるわー。

私も外出先に本を4冊持って行ったけど、1冊の途中までしか読めなかった
それも細切れに読んでたんで、もう一度最初から読みなおそうと思ってる

やっぱり連休は落ち着かないね

私も連休に読もうと思ってた本読めなかった
平日にゆっくり読む

>>709
さっとぐぐったら本名らしいよ＞桜木紫乃

>>709
ごめん、よくよく調べたらやっぱりペンネームっぽい
大して知らないのにでしゃばってごめんなさい
>>715は間違いでした

698を思い切り罵倒する書き込みをしたかった
ちっ

いや、まだ他にも・・・

>>718
してして!
罵倒してください

>>705>>706
ありがとう早速借りてきた

主人公がクズの本を読みたいと言ったら苦役列車を貸してくれた
読み始めたんだけど本当にクズで読み進めるとクズ度がまして腹が立ってくる

恩田陸の木漏れ日に泳ぐ魚、挫折してしまった。
恩田さんのって凄くのめり込めるのと全然感情移入できないのとで
両極端。ネヴァーランド、夜のピクニック、蛇行する川の流れ、光の帝国
ライオンハートは好きなんだけど。

吉村昭の漂流
鶏肉ばかり食べて次々死んでいくけど
何の病気なんだろ。脚気か痛風？

桐野夏生「夜また夜の深い夜」読んだわ

いゃぁ、よくもこんな突拍子もなさそで、無国籍でまか不思議で
でも世界のどっかで現実にありそな、こんなお話が書けるわ
「だから荒野」「ハピネス」と、ちょっとパンチ欠ける桐野さん続いてだったから
久々にドキドキしながらページ進められた
最終的には大きな到達点がある訳でもなかったけど、やっぱりこれだから桐野作品は出るたび読んでしまうっ。

>>723
壊血病かなと思って読んでたわ
倦怠感や関節の痛みがあるというし

壊血病じゃなくても
ビタミンミネラル不足だろうなあと

>>724
設定が全然違うけど、
主人公や、彼女が手紙を書く相手の人、重信房子の娘を思い出させた。
それにしても、黒人の友だちが壮絶だったなぁ。

>>726
まさしく、重信メイがモデルでしょう。

>>725
壊血病ぐぐったら船乗りに多い病気だったんだな。
ありがとう。

モヤシはビタミンＣの宝庫
http://www.geocities.co.jp/SilkRoad-Forest/4179/bitaminnC.html
ロシアは日露戦争の時、ビタミンＣ不足で壊血病が多発して負けた。

ロシアに攻め込んだ日本軍は食糧倉庫にたっぷり残されている大豆を発見。
ロシア人にとって、大豆とは煮て食べるという食事方法しか知らなかったのだ。
もし、大豆を水で育てて「もやし」にして食べたならビタミンCを充分に摂れたし、
壊血病になることはなかっただろうと、後の科学者は言う。

映画化を記念して「沈黙」を再読。
何度読んでも面白くて読み応えあり。
キャストで想像しながら読んだらもう映画を見たような気になったｗ
またあの短さなのがすごい。
人に勧められて読んだ辻村深月の無理やり2巻にしたような
読後茫然とするほどつまらない小説の後だったので、なおさら凄さを
感じた。

筆力があれば短くてもすごく余韻がのこるよね！
個人的には、辻村深月を無理やり二巻にしたような茫然自失本の方が気になる。

壊血病ググった
怖いね

吉村さんは破船がすごく好き

>>731
名前探しの放課後
他の作品とリンクしててこれだけ読んでも分からないらしいが、
どうでもいいです。文章そのものもダメだった。

>>732
わたしも破船すきです。
殉国もよかった。

柚木麻子のナイルパーチの女子会

これまでの作品の中で一番好きだえ
世の中の流れと女のドロドロとかうまいこと絡めて来ておもしろかった
表には出てこないけどこの設定って現実に十分ある

「晩鐘」読みました。佐藤愛子のほうね

長いんですが、最後までダレずに読んだよ、私は。
女友達との関係が、年々熟成（？）してきていい感じ。
元夫、こんな人もいるのねと感嘆。

佐藤愛子さん、女傑というか、すごい人だな思う。
（日本では珍しいモラリスト作家って評を読んだことがある）

90過ぎた人の本って、珍しい＠＠
昔、芹沢光治良を読みましたっけ。

>>721
でも若い頃の根拠のない「何とかなるさ」な感じとか、
無限に思える人生の時間とか、
衰えなんか想像もつかない有り余る体力とか、
ちょっと楽しそうな青春だよね。

ふーん

>>735
もう新作は読めないのかと思っていたわ
さっそく図書館に予約しました
それにしてもすごいなあ愛子先生
血脈で燃え尽きたんじゃなかったのか

>>735
同じく予約した

ついでに乃南アサの波紋と晩鐘も予約

知人が原田マハを絶賛してたので、昔、お兄さんのエッセイが好きだったこともあって数冊読んでみた
うーん、、、
文章もイマイチだし内容もツッコミどころ満載で自分にはあわなかった
大人向けライトノベルって感じかなあ？

>>740
同感
有川浩と同じような感じ

自分は原田マハ好き。
本日はなんとかなり（タイトル失念）っていうスピーチライターの
話と、星がひとつほしいとの祈り、っていう短編集が特に。
最新作の異邦人、はいまいちだったけど。

サラバ良かった。
西加奈子の圧倒的な力強さが好きだな〜
ところどころあれ？と思うところはあるけどそういう部分をねじ伏せられる力がある人だと思う。
４０代以降が楽しみな作家だわ。

小島慶子の｢わたしの神様｣読了
面白かった

>>740
あー、わかるわかる
私も知人から原田マハいいよって言われて数冊読んだけど
ラノベかふた昔前のコバルト文庫か、って感じでダメだった
「ジヴェルニーの食卓」でやっと、これなら読めると思った
ダメだったのは初期の作品だったからかな？

>>722
亀レスだけど私も恩田さんは両極端
すごく楽しめるものもあるけど、途中で挫折するものも半分くらいある
ちなみに挫折したのはMAZE、Q＆A、ドミノ、ねじの回転あたり
楽しめるものも、最後は肩透かしなのが多いのが困るんだけどｗ

>>704
「人間はどこまで耐えられるのか」河出文庫

図書館に走って速攻で借りてきた
文系頭の私にはちょっと難しかったけど
子どもが陸上部なので競技直後のカロリー補給とか
ドーピングの話とかすごく勉強になった
紹介してくれてありがとう

>>740
わかる。私は原田マハの女性飛行士の物語（タイトル失念）読んだけど、色々都合良くて、結果に向かって物語が進んでいった感じ。
エロくないハーレクインみたいだった（要するに魅力が無い）

>>746
お役に立てたようで嬉しいです
スポーツしてて生死にかかわる様なことになってほしくないよね
アスリートのお子様が元気で楽しく競技生活送れるといいな

下町ロケット
もう、落ちはわかってて（想像）読んだんだけど
最後うるっと来たわｗ
読みやすいしすっきりするし面白かった！

桜木紫乃のラブレスも良かったけど星々たちもよかった

明日からNHKでランチのアッコちゃんのドラマ版始まるんだね
予告から既に、原作の雰囲気とは違うような
浅井リョウの「桐島、部活やめるんだって」「もう一度生まれる」読んだ
ラノベと言えばそうなんだけど、高校生時代の息苦しい感じはよく出てた

小中学生の頃はコバルト文庫よく読んでた（東方アラフォー）
原田マハに比べたら氷室冴子のほうが数段上だと思う（個人的感想）
氷室冴子の死は本当にもったいなかった
古典に造詣深い作家さん減ったから

ワロタ＞部活やめるんだって

一気に女生徒のセリフに
言葉っておもしろい

なんかかわいくなったねw

原田マハはそんなに文章もヘタじゃないと思うし、好きなのもある。
全部駄作の朝倉かすみは、氷室冴子や唯川恵がいたころのコバルトに
もしいたら人気ビリだったろうな。紙のむだとしか思えないくらい
3冊読んだけどつまんなかった。

作家さん同士を比較するのは難しいけど氷室冴子さんはまだ若いのに惜しいと思った

>>751
「本屋さんのダイアナ」も読んだけど
個人的にはちょっと柚木 麻子って少女漫画趣味的感覚で
合わなかったあ。

浅井リョウって何となく、東大出身のワイドナショーとかの
コメンテーターの古市憲寿と重なるんですよねwなんでだろ、 ルックスとか考え方とか。
この間「何者」をやっと読みましたが、この時代をとうに過ぎた自分には
ぐっとはこなかったけど、丁度、大学生の息子がいる知り合いには
浅井リョウを読むと、いつも何とも言えない気持ちになるらしいです。
息子は、今こんな事考えてるのかな・・とか考えちゃうって。

今の時代を感じるお仕事小説なら津村記久子が好きだな
派手さはないけど時代の空気みたいなものを表現するのが上手いと思う

朝井リョウってリア充で、新時代の作家だなあと感じる。
加藤千恵とやっているラジオを聴いていると、面白い人だと思うけど、
「面倒臭い人」は作りこまれた人格なんだろうと思う。
専業作家にならないでほしかったな。会社勤めしていてほしかった。

朝井リョウ本人は高校時代も体育系の部活入ってて生徒会長やって
ルックスもまあまあだからそこそこモテただろうに
スクールカースト下位の連中の心理を上手く書けてるあたり
観察眼あるのねと感心したかな＞桐島、部活やめるってよ
でもエッセイをチラ読みしたら「ダメなオレ」っていうのを
ただ過剰に演出したがるタイプなのかなと思った

桐島部活〜は、綿谷りさの蹴りたい背中を思い出した
00世代の高校生ってこうだったなあって今読んでも思う
その前は漫画だけど岡崎京子のリバーズエッジ

金原ひとみの本がなぜか苦手
昔蛇にピアス読んであまり好きではないと思ったからか、それまで避けてたのに作者見ずにまとめて購入した本の中に金原ひとみのが入ってて読むのがとても嫌

>>763
私も。村上龍と金原ひとみの本は生理的にダメ
身体感覚がそれだけリアルに書けてるってことだと思うけど
金原の「アッシュベイビー」は特にダメだったけど「マザーズ」はまあまあ読めたのは多分題材のおかげ
村上龍は「トパーズ」「ラブ＆ポップ」でギブアップ

>>764
村上龍も以前知人に勧められて「コインロッカー・ベイビーズ」「限りなく透明に近いブルー」を読んだけどダメだった
金原ひとみで購入したのが丁度マザーズなんだよね
題材だけで購入してしまったので、読むだけ読んでみるか...

村岡花子が小説「赤毛のアン」の日本初の翻訳を出版した１９５２年より２年前に、
大分県日田市で英語教師をしていた日本人女性が、著者のモンゴメリらに出版を打診するなど、
翻訳本の出版を計画していたことを示す２通の手紙が見つかった。
この女性は実際に翻訳も手掛けていたとみられる。出版を断念した理由は不明だが、
先駆者の村岡とは別に赤毛のアンを日本へ紹介する試みがあったことを示す
歴史的資料として注目を集めそうだ。【楢原義則】

　◇大分の英語教師、著作権者へ打診

　出版を計画していたのは、日田市豆田町の旧家「草野本家」の第１９代当主・義人（よしと）氏の妻で、
故人の草野覚（かく）（通称・覚子）さん。国の重要文化財にも指定されている大型商家の「草野家住宅」が２４０年ぶりの大改築を迎え、
６月に本格着工するのを前に古い文書などを整理していた、覚さんの次男で第２０代の義輔（よしすけ）さん（６７）が手紙２通を見つけた。

　１通目は米ボストンにある、赤毛のアンの著作権所有会社から覚さんに宛てた英文の手紙で、
日付は５０年７月２６日。「モンゴメリと（英国の）出版社宛ての貴方（あなた）の手紙が
転送されてきた。日本での出版の権利は１５０ドル払えば可能。この物語は日本人の心に
幸せと正しいものの考え方をもたらすでしょう」と書かれていた。
１５０ドルは当時のレートで５万４０００円。大卒程度の国家公務員の初任給（５５００円）の約１０倍に相当した。

もう１通は、覚さんが家族ぐるみで交際していた、同県玖珠（くす）町出身の口演童話家、久留島（くるしま）武彦からの返書。
５０年９月１２日の日付で「（赤毛のアンの）十章全編の訳文を携え、講談社大阪支社長を訪ねた」と書かれており、
覚さんが久留島に国内の出版社との仲介を頼み、訳文を託していたことが分かる内容だ。
手紙で久留島は「文章の『どうした、こうした』は、『どうしました、こうしました』の方が読み易（やす）く、
あたたか味があるのでは」とも助言していた。

４０年に津田英学塾（現・津田塾大）を卒業した覚さんは東京で英語教師になった後、
４２年に結婚。日田市の昭和女子高（現・昭和学園高）で英語教師を務め、
副校長を最後に８３年に退職し、２０１１年に９２歳で死去した。

長文ごめん
花岡さんの訳好きだけど同じ時代の別の人の訳も読んでみたかった

花岡・・・

村上龍はデビュー当時と最近の作品ではずいぶん作風が違う。
半島を出よ、とか歌うクジラとか最近の作品を読んでみたらどうかな。

村岡花子のことを花岡って書くのは2ちゃん語なの？
以前別のところでも花岡って書いてるのを見たから気になった

ｽﾏｿ

２ch語かどうかは知りませんが完全に間違えました
失礼しました

>村岡花子

どうしても、バーガーを思い出す

花岡ちゃん…さては清原なつのファンだなｗ

色々とアレな人だな。

>>761
「ダメなオレ」過剰演出というと穂村弘だｗ
エッセイ大好きで最初あのキャラあのまま信じてたけど、２ちゃんであざとい言われてて、
そうか！そうだよなーと思った。結構エリートで恋愛経験豊富、ルックスも悪くない。

>>774
穂村弘、短歌は好きだけどエッセイはキャラ演出があざとすぎて苦手だわ

>>774
わかるわー。男ぶりっ子って感じ。モテるんだろうなー。

>>774
え、そんな人だったんだイメージ全然違うわ！と思ったら、種村季弘と間違えてた

でもほむほむタイプだわｗ

>>768
半島を出よは、北朝鮮が本当に怖かった！
実際にこんなふうに占領されたら、なすすべもないよね。
きっと有事の際は、アメリカさんもあっさり見捨てるよね。
イケメンな北朝鮮スポークスマンは、時代的にはオウムのじょうゆうのイメージなのかな？
国民の敵だったのに一部で変な人気が出てたよね。

村上龍は5分後の世界と半島を出よの人

歌うクジラ読んでないわー読んでみよう！
10代の頃は愛と幻想のファシズムも好きだったんだけど
20代で読み返したらダメになってた
30代ではどうかなー読み返してみようかな

津村記久子

ごめん書き込み失敗

>>759
津村記久子って不思議な作家だよね
女女してないのに、かと言って肩肘張った感じもない
田辺聖子の大阪弁は過剰すぎて勘弁してって感じだけど
この人のは自然に出てるのでとてもいい

>>759
津村記久子、初期の作品が好きだなー、
会社の関係でお葬式にいった話とか。

最近のは、自分はちょっと読みにくい。
やたらと、主要人物を、カタカナ苗字で呼ぶのは何でだろう。

田辺聖子と津村記久子は年齢が違うからね
大阪弁の違いもそのへんかな

田辺聖子さんは中高生くらいに姥ざかりのシリーズが大好きだったんだけど、人生の折り返しを過ぎて今、
そんなに本や漫画ばっかり読んでちゃ、歌子さん（だっけ）みたいな老婆になるのは無理だとあの時の私に言いたい

>>782-783
748ですが、いそうでいないタイプの作家さんですよね
主人公が喪女っぽいのにそこまで頑なな感じがないところが共感できるのかも

大阪弁も自然な話言葉って感じですんなり読めるんですよね

こういう地味だけど嫌みのない作品を書ける作家が永く書き続けられるといいな〜と思います

>>786
>こういう地味だけど嫌みのない作品を書ける作家が
>永く書き続けられるといいな〜と思います

ところが最近読んだ対談本（津村さんと深沢マキさん（編集者の人？）で
「いつまで小説が書けるか…。四十までは書くとしてもそれ以降はどうなるか…。
転職のことはいつも考えるし資格の勉強もしようと思ってる」
だなんて言っててちょっとショックだった。やっぱり地道に良い小説書き続けても小説では食っていくのは難しいのか
というか、あれ？けっこう固い会社に勤めてたよね。じゃあ、会社辞めなきゃ良かったんじゃ…
と思ってしまった。いや、その時は辞めモードだったのかもしれないけど

まあ津村さんに限らず作家ってやっぱり小説一本で食べていくのは難しいのかも
そう言えば昔、編集者同士の匿名対談で
「作家には小説の他、絶対エッセイも書いてもらう
そうでないと食べていけないから」という意見があったっけなあ

津村さんは初期から名前や苗字にカタカナ多用してたはず
個人的には記号から徐々に人物像が浮き彫りになってくるのが面白いかな

津村さんは職についていたほうが長く書けるのかもね

『ビリギャル』100万部＆映画観客動員数100万人突破
http://hayabusa3.2ch.net/test/read.cgi/mnewsplus/1431550882/
『学年ビリのギャルが1年で偏差値を40上げて慶應大学に現役合格する話』
累計発行部数が100万部を突破したことを明らかにした。

カラマーゾフ兄弟（筑摩世界文学大系ではこの題名）
聖書を傍らに注釈ごとに開きながら読んでみたが、
キリスト教世界の人には救いのある納得する結末なのだろうか。
私は勧善懲悪的に白黒はっきりつける話が好きな日本人なんだなと確認したw
小ネタの葱の話が気に入った。芥川龍之介も読んだのだろうな当然。

>>787
>じゃあ、会社辞めなきゃ良かったんじゃ…
と思ってしまった。いや、その時は辞めモードだったのかもしれないけど

辞めモードとかじゃなく体力的につらいとか
二束の草鞋だとどっちかの仕事がおろそかになってしまうとか
色々理由があったんじゃないの？
なんかイヤな書き方する人だね

>>787
群ようこも小説の登場人物は全てカタカナだけど、漢字だと「あれは俺（私）を
モデルにしただろう。名誉毀損だ。金払え。」みたいな理不尽な言いがかりを
つけてくる人が多かったせいだって言ってた。

津村さんの場合は名前に過剰な意味やニュアンスを持たせたくないのかなって思う。
例えば「なおみ」って名前でも「直美」と「奈緒美」、「直己」だと受けるイメージが
微妙に違ってくるしね。

星新一のエヌ氏とかエフ氏もたしかそうだった気が
最近だとデスノの月（ライト）も、実際にはありえない名前を…ってことでつけた

登場人物の名づけって気を使いそうだよね

「桜木 紫乃」「ラブレス」これですごい勘違いしてたから名前の印象ってすごいと思うわ

名が体を表してないね

>>792
> あれは俺（私）をモデルにしただろう。名誉毀損だ。金払え。

やっぱり世の中には変なのいるんだね
Sキングのミザリーも実際のストーカーをモデルにしたっていうし
作家ってのも大変な職業だ

三島賞に上田さん、山本賞に柚木さん＝又吉さん受賞逃す

第２８回三島由紀夫賞（新潮文芸振興会主催）は１４日、上田岳弘さん（３６）の「私の恋人」（「新潮」２０１５年４月号）に決まった。
第２８回山本周五郎賞（同）には柚木麻子さん（３３）の「ナイルパーチの女子会」（文芸春秋）が選ばれた。
賞金各１００万円。贈呈式は６月２６日、東京都港区のホテルオークラ東京で。

　三島賞候補となり注目されたお笑いコンビ「ピース」の又吉直樹さん（３４）の「火花」（文芸春秋）は受賞を逃した。
（2015/05/14-19:36）

ttp://www.jiji.com/jc/c?g=soc

今頃だけど後妻業読んだ
黒川さんは登場人物全部アレな疫病神シリーズしか読んだことなかったけど
クズの中にごくまっとうな人が出てくるとますますクズっぷりが増して見えることがよくわかった

出てくる水商売の女は全部似たタイプだなと思ったw

浅見光彦の最終回読み始めたけどすごーーくつまんない

浅見光彦の最終回とは？

蒼穹の昴読み始めた
浅田次郎はピカレスクとホテルシリーズしか読んだことなくて
クズ男の日記見てるようでイマイチだったけどこれは面白い

>>801
私も浅田次郎苦手だけどそのシリーズははまって
北京・瀋陽など小説の舞台になったところに旅行した。

蒼穹の昴は宦官になるための施術のシーンがすごく怖かった

科挙試験の描写もすごかったよね、蒼穹の昴。

施術というか自分で・・・というのに背筋が凍ったわ＞昴
面白かったけどオチを忘れてしまったのでまた読んでみようかな
という私はケイトモートンの秘密、上巻読んで挫折しかかってる。
下巻面白いかなぁ

イチモツを油で揚げて保存しとくとか、それを昇進のたびに見せないといけないとか、
去勢屋さんがそれを質草にして、宮仕えに必要な金を貸してやるとか
披露しどころのない知識が増えたわ＞昴
死んだときイチモツも一緒に埋葬できないと来世でメスの騾馬になる、って言われてて
オスの騾馬ならいいんだろうか、と何か腑に落ちないような気持ちになった

『蒼穹の昴』、いいよ。
黒牡丹の生き様にしびれる。
主人公のひたむきさが泣ける。
今まで読んだ本の中で一番好きだ。

続編は、…ね。

私の中では続編はなかったことになってるw
蒼穹の昴旦那も読んだんだけど旦那は該当シーン読みながら顔色が悪くなって油汗かいてたw

続きをものすごく楽しみに読んだのに尻つぼみだった→中原の虹
マンチュリアンレポートとかどんどん不思議世界に入っていくみたいだったし
しかし、あの高潔な中国人たちは一体どこに行ってしまったのかねぇ

蒼穹の昴は、可能ならハードカバーで読むのをお薦めしたい
文庫版は、人物名にいちいち(頁が変わるごとに)中国語の振り仮名が振られていて読みにくい
どのみち、ちゃんと発音が出来なければ(音の微妙な上げ下げ)中国語にはならないのに
主人公が仏の化身か何かみたいな聖人で、異様に周りにアゲられるのは、いつもの浅田節
だが泣ける。分かっていても。
自分が一番泣けたのは、史了の下挙が終わった瞬間のシーン

平岡公威(三島由紀夫)、９歳の作文

「大内先生を想ふ」
ヂリヂリとベルがなつた。今度は図画の時間だ。しかし今日の大内先生のお顔が元気がなくて青い。
どうなさッたのか？とみんなは心配してゐた。おこゑも低い。僕は、変だ変だと思つてゐた。
その次の図画の時間は大内先生はお休みになつた。御病気だといふことだ。ぼくは早くお治りになればいゝと思つた。
まつてゐた、たのしい夏休みがきた。けれどそれは之までの中で一番悲しい夏休みであつた。
七月二十六日お母さまは僕に黒わくのついたはがきを見せて下さつた。それには大内先生のお亡くなりになつた事が書いてあつた。
むねをつかれる思ひで午後三時御焼香にいつた。さうごんな香りがする。
そして正面には大内先生のがくがあり、それに黒いリボンがかけてあつた。
あゝ大内先生はもう此の世に亡いのだ。
僕のむねをそれはそれは大きな考へることのできない大きな悲しみがついてゐるやうに思はれた。

>>811
なんなんこの天才

私が9才のころはリリアンをどれくらい長く編むかとか、ゴムとぴのことしか考えてなかったわ

>>811
朝からすごい美文を読んで目が洗われた。
うつくしい文章だなぁ。
天才だ。
私が９歳の頃はチェッカーズにキャーキャー言ってたな…。

>>811
子がこんなん書いたらビビるか狂喜乱舞かｗ
私が９歳の頃は漫画読んでた

最近色々なジャンルに手を出し過ぎて収集つかなくなってきたー

>>809
中原の虹なんかこうファンが書いた妄想二次創作みたいだったw

>>ファンが書いた妄想二次創作
うまいこというなあww

カズオイシグロの新作読み終わった奥様いらっしゃる？

そうきゅうの昴借りてきた
食わず嫌いしてたけど、読んでみたくなったよ

私のスマホは前からアホだったけど、「そうきゅう」が変換できないとはw
ぼうがい（望外）もできないんだ

感性と文章能力があって成立するんだな
三島の文章は苦手なんだけども素晴らしいなとは思う
その才能は9才の時点で目に見えていたと
その年故の素直さがその後を思うと余計に眩しく感じるわ

蒼穹の昴は面白かったけど科挙のくだり、ほかの本からの丸パクリがあったりしてビミョーに思ったな
あと西太后の話し方が気持ち悪くて、祖先の霊が憑依してみたいな話とかついていけなくなった
浅田次郎の書く女はみんな気持ち悪くて苦手

>>806
それらのエピソード、三田村泰助の｢宦官｣からのまんま借用
科挙の話は(夢の話)宮崎市定の｢科挙｣という本からのそっくりそのまま
まあいいんだけど、少しは捻れよって思ったな

浅田はかなりの奥様が大絶賛だった「壬生義士伝」もいまいちだったわ
「あざとい」とレスにあったけど、本当にそう思う
>>811
三島やっぱり凄いね

三島は美文だよなー
読むと内容がどうでもよくなっちゃうことがあるわ

たまに昔の人のお手紙などを見ると、
言葉使いが美し過ぎてクラクラする。
祖母が小学生の時、祖母の母に書いた手紙が出て来たんだけど
「おかあさま　いつも○○してくださり･･･」「･･･してまいります」
と書いてて、昔の人すごい！と思ってビックリした。
特攻隊のお手紙とかでも、すごいよね。

「でございますの？」「〜しておりますの」とか
昔風の上品な言葉で喋ってみたいなー
周りが噴くだろうなｗ

三島思わず保存しちゃったよ
こういう作文や手紙なんかは三島の全集でも手にしないと
目にする機会ないだろうからね

>>823
使ってみたいけど舌が回らず噛みそうw

旧仮名遣いや旧漢字って美しい文章をさらに引き立ててくれると思うの

字も綺麗じゃないとねえ＞美文

それにしても>>811は、最後の二行はそのまんま三島の作品に使われてそうな
くらい完成度が高いな

>>823
この場で思う存分語りあげればよろしいじゃありませんか

>「でございますの？」「〜しておりますの」とか
題名も作者も忘れたけどなんとか小路公子思い出した

最近本の題名や登場人物の名前がすぐ思い出せないw

さすが読書スレ
コピペがここまで釣れるとはw
他スレで見たものは全てスルーされてたのにw

>>828
「まあぁ」

>>829
「釣り」ってのと意味が違うんじゃない？
昔からある定番の「神童の書いた文章」コピペとは言え、捏造じゃないんだし

これが817のでっち上げた作り物なら釣れた釣れたｗと言ってもいいけど
それですらないしなあ。それにこれ貼られるとどこでも一頻り盛り上がるよ、
あなたが普段どんなスレ見てるのか知らないけど

>>823
日本橋三越のティールームで、そんな話し方してる上品なお婆さまをみて感動した
外商さん(たぶん)が何かをそのお婆さまに届けに来ていて
｢せっかくだから、あなたもなにか冷たいもの飲んで行かれたらいかが？今日はお暑うございましょ？｣
｢たくの主人も多分もうすぐ参ると思いますのよ｣
嫌味でなく、素敵だったなぁ

でもそれ店舗まで行ってるんだから折角外商利用してる意味が大分薄まってる…と思うのは私が引きこもりだからか

>>833
？
外商ついてても普通に店舗で買うよ
外商が持ってくるものは限られるし
そりゃどこどこのこれって指定したら持って来てくれるけど直接品物みて買いたい場合もあるし
出かけたついでに寄るとかすぐに使うものとかいろいろあるわよ
お店いろいろみてお買い物も楽しみたいでしょう
店舗で買っても当然外商割引はあるし会計はその場でする、まとめてする、等その時によるけどね

>>828
奥さま、それは富小路公子さんの間違いじゃございませんこと？
「悪女について」の主人公のお方ですわよ。
そうそう、
本格小説に出て来るオバアサマがたも、わたくし達のようなお喋りの仕方ですわね。
その作者の方が、別の書で、このような喋り方のことを
「現代の日本を超越した喋り方」と書いてらっしゃいましたけど
わたくし納得致しましたわ。

現代の美文家と言えば誰だろう、皆川博子や津原泰水とかかな。
筒井康隆も長野まゆみも好きだけど。

ただいま有川浩読んでる。
しんどい時にはこういうのがいいわｗ

>>794
どういう意味？

>>837
何読んでます？
私も気分変えたい

>>832
それとは全く逆の、学生時代の友人に関西の有名なお金持ちの人が住んでる地域で
運転手付きの送迎の車の中でみんながびっくりするような汚い言葉使いで話してた
豪邸のお嬢さまがいたな。
家の門から邸宅まで公園みたいで凄いのに「すまんな〜しゃーない」云々。
校内でも同じなんでみんなふいてた。マンガの世界か、てｗ

「鳩の撃退法」佐藤正午

読後感は悪くない。いやほんと、どんどん進められる。けど、これなんなのさ〜
この人の著作、前も読んだけどタイトルも中身も忘れた
借りてだからいいけど買ってたら激オコぷんぷん！

フェイケラーマンのリナ＆デッカーシリーズをひさびさに読んだ
刑事と敬虔なユダヤ教徒の女性のカップルが出てくる事件物なんだけどヒロインのリナ上げが凄い。若くて美人で聡明で十代の連れ子がいるけど姉弟にしか見えずセックスではテクニシャンw
事件にはあんまり関わらないのでまぁ流せるけどリナが主役で一冊読まされたらキツいかも

バイバイブラックバード
なんか面白かった
映像化して欲しいと思ったけど無理だろうなw

>>842
あれな
作者自身がリナのモデルなんだぜ
本人が公言してるんだぜ、あっちで
ジョナサンも同意してるんだぜいwww

>>844
ええっ！作者は才女で美人ではあるけどリナはないw旦那のジョナサンまで認めるってw
むこうの読者の反応はどうなんだろう？うわあ…なのか作者夫婦をリナ＆デッカーに見立てて素敵！ってなるのか
でもデッカーはわりと普通の人ですよね。リナだけ超魅力設定。
そういえばジョナサンのシリーズ昔読んで面白かったけどヒロインはリナ系だったようなw

主人公のモデルは私です☆って自称する作家は、どこの国のどんなジャンルでもちょっと痛い…

>>843
私もあれ好きだ
『『バイバイ、ブラックバード』をより楽しむために』もあわせて読むとまたさらにいいよ
ゆうびん小説というという特殊な環境で自由に書かれたからか雰囲気が独特で面白い

>>847
読んでみるありがとう

吉行淳之介は亡くなってから交際していた女性に告白本を複数書かれたが、
女性経験がさらに多い渡辺淳一が亡くなっても告白本が出ないのはどうしてか。
渡辺のほうが人徳があるという問題では絶対にないと思うw

黒歴史だから黙っていたいんでしょw

>>850
当たりｗ
吉行淳之介なら自慢になるもん

お仕事だったから
今後のお仕事に差し支えがあるでしょうし

>>805
面白かったですよ。
ただ、私はケイトモートンは初めて手にしたのですが、
既読があるならばわかるそうな物語だようです。

>>851
淳之介に、それこそさりげなーくお尻触れられると、
《素敵な女性》っていう意味だったんだってねｗ。
だれだったか忘れたけど、アタシのお尻さわってくんなかったってボヤキを読んだことある。

「特捜部Ｑ」三作目、一作目ときて、そしてやっと二作目「キジ殺し」読んだ
なんか、読んでて犯人たちが残酷すぎて途中で止めようかと思いましたわ
カールやアサド達のユーモアは好きだし、
警察小説としてエンタメ度は抜群なんだけど
犯人たちの身勝手さに腹立つやら。
北欧ミステリーって、独特の緊迫感や、そしてどっか静けさがあるよね。
やっぱ幼稚な若者らに映画「時計仕掛けのオレンジ」は見せては駄目ね。

やっぱり刑事シリーズは、アメリカのマイクル・コナリーのボッシュが好きかなあ
ハードボイルドだけど、見慣れてるハリウッド映画見てるみたいな安心感がある。

直木賞作家の車谷長吉さんが死去
2015年05月18日 20時18分

　濃密な文章で反時代的な私小説を書いた
直木賞作家の車谷長吉（くるまたに・ちょうきつ、本名・嘉彦＝よしひこ）さんが１７日、死去した。

　６９歳。告別式は行わない。

　同日朝、車谷さんが自宅で倒れているのを、妻で詩人の高橋順子さんが発見。
病院に搬送されたが、食べ物を喉につまらせており、間もなく死亡した。

　兵庫県生まれ。広告代理店勤務後、料理屋の下働きなどをしながら関西各地を転々とし、
４７歳で刊行した「鹽壷しおつぼの匙さじ」で三島由紀夫賞などを受賞。
２度の芥川賞候補の後、１９９８年、人間に絶望した男女の究極の愛を描く「赤目四十八瀧あかめしじゅうやたき心中未遂」が直木賞に選ばれ、
２００３年に映画化された。同作品は伊藤整文学賞にも決まったが、
伊藤整とは文学観が違うと受賞を辞退、「反時代的毒虫」と自称するなど、一徹さでも知られた。
２００１年、「武蔵丸」で川端康成文学賞。

ttp://www.yomiuri.co.jp/culture/20150518-OYT1T50121.html?from=ytop_main9

まだお若いようなそうでもないような・・・

>>849
あの爺さんの脳内経験だったんじゃない？
もてない男が見栄はってただけという
まともな女性が相手にするとは思えないw

>>856
ご冥福をお祈りします

「赤目四十八瀧あかめしじゅうやたき心中未遂」は私の中では芥川賞です

家族という病
作者の父親がどのように横暴か具体的に書いていない気がしたので、
単に旧陸軍の軍人だからという理由で嫌っている感じがした。
（ネトウヨ全盛の昨今では想像できないが、昭和の頃には、こんな理由の
家族間の衝突がよくあった。）
　毒親のことを書いているのに、アマゾンの評価が意外に低いのは、
作者の左翼的な考えのせいだろうか。

　

旧陸軍の軍人は実際横柄な人が多かったから、
当時はそれだけ書きゃ読者におおよそ通じたんじゃないのか
当時の軍人の横柄な態度は「八甲田山死の彷徨」あたり読めばだいたいわかる

>>859のそれは褒め言葉のつもりなのか……？

>703
ありがとう、とても面白かった。
論理的に淡々とつづられていて良かったよ。女性が書いていると思わなかった。

ごめん

ごめんなさい851は693へのレスです。すみません。

圧縮チェッカーで下にあるので保守

69歳でお亡くなりになったのか・・・・
浅田次郎とか赤川次郎とかももういいお年だよね
書きかけのシリーズ完結させておいて欲しい

赤川次郎は４年に１度しか誕生日が巡ってこないんじゃなかったっけ。

>>868
そうだけど年はとるだろうw

>>856
ご冥福をお祈りします。

赤目、最高でした。
エッセーの「銭金について」もおもしろかった。

>>868
爽香シリーズ完結させて欲しい
同じ年齢で読み始めたので最後が気になる

>>856
残念なことだ

ギリギリセーフ

イニシエーションラブ、読んでいるうちにネタが予想できたし、
不快な部分もあって、読み返す気にはならなかった。
そして、映画をやたら宣伝してるけど、主演の2人がイメージと違いすぎるｗ

イニシエーションラブは叙述にだまされやすい私でも
Ｂ面の1〜2行目でオチがわかった作品なので逆によーく覚えてる
そしてそのオチもたいしたことないというｗ

イニシエーションラブ、つまらなかったけど、どうやって映像化するのかには興味ある。

イニシエーションラブ、ラスト読んでリアルに「で？」って声出た
あれをミステリーって呼ぶのも違和感

あれミステリーなんだw

そうそう
ラスト何行で驚愕とか言う煽り文句なのにかなり早くオチわかっちゃうよね
一時芸能人とかすごく持ち上げてたけどなんだったんだろう
ただ確かにどういうふうに映像化するのかはちょっと知りたいね

映像化、確かにどうするんだろうね

犯人が最後まで出てこない宮部みゆきの「火車」の映像化の時もどうするのかと
思っていたら、ドラマでは普通に出しちゃってたなあ

読んだことも忘れてたよ。男の妄想スイーツな話、という記憶が薄くあるんだけど。あってるのだろうか？
読み返す気にはならないけど、内容は気になってる。困った。

イニシエーションラブぬる〜い恋愛ものが読みたい気分だったので結構楽しんだｗ
次のページから解説編ですっていうからめくると80年代の風俗解説で最初？？ってなった私みたいなの向けの映画なのかな

津原 泰水の１１eleven
五色の舟が読みたくて、それ自体は独特の世界観が面白くてそれなりに楽しめたんだけど
他の短編を読み進めると微妙なグロテスクさが気持ち悪くなって最後まで読めなかった
文体はあっさりしすぎというか、もっとねっとりしててもいいと思った

映画気になってきたw
もう一度読んでから見に行こうかな

いじりめぐみ「デブで悪いか！　
爆笑！猛獣妻の国際結婚バトル」

図書館で借りた７年ぐらい前に出版のちょっと古いエッセイ
あとがきで酒井順子が著者を「怒り芸」の人と書いてて
その通りだと思った
アメリカについてや、育児について、家族関係について
面白い怒り文体の中に共感ポイントやビックリポイントが沢山あって面白かった

>>858
日経新聞の「私の履歴書」でも過去の女性関係をこれでもかと語っていたわ。まるでジェームス三木のよう。
堕胎させた女性の話なんか読んでいて吐き気がしそうだった。

大変！あげなきゃ！

佐藤正午の「鳩の撃退法」、上巻であんまりイライラしたから下巻読むのやめた。
読む本いっぱいるのに、読みにくくってイライラする本読んでる暇ないわ。

津村記久子「エブリシング・フロウズ」良かった。
津村記久子はあんまり外れが無いので安心して読める。

>>875　他
「イニシエーションラブ」
ブックオフで買って、終了後ブックオフに速攻で売りますたw

でも、オチがすぐ分かった人は凄いですわ
逆に自分は馬鹿なのか、違和感多少ありつつダラダラ読んで
最後の一行で「ハァ！？」　どぅいう意味ぃコレ？

それで確認する為に、ネットでネタバレしてるサイト見て
「ああ、そういうことかあ」と納得(←逆に自分みたいな人も結構いたと思うんです)
逆に、普段ろくに本も読まない人がたまたまこの本読んで
今のネット社会ならではのヒットというか、そんな人達がオチをネットで確認して、
安易に「すごーい！」「こんな小説始めて！」とか安易に騒いだんじゃないですかね。

こんなのミステリーでも謎解きでも何でもない気がした。
ただ単に作家が、読み手に、最初からひっかけ問題作ろうとして書いてただけ。
点と線が最後に見事につながって、読み終わった時、誰しもが納得して
手を叩きたくなるような、そんな良質なミステリーとはほど遠い。

昔の松本清張とか、今のジェフリー・ディーバーのどんでん返し本普段読んでる人が
こんなんで、「衝撃」とか「驚愕」言われたら、違うだろwって思いますよね。

でも、確かに皆さんと同じで映像化は気になりますね。
内容より自分のモロ、ストライクの８０年代がどう映像化されてるのか
そこにむしろ興味津々ですっ。

ディーヴァー好きだけど、イニシエーション・ラブもそれなりに楽しんだ
そんな私は初期の道尾秀介も好きw
別にびっくり！系ばかりを好きなわけではないけど

あーあ
虎打線ｪ･･･

>>888
あの手のひっかけ倒叙は、同じようなの何度か読んでればなんとなく想像がつくし
しかも「どんでんがえしがあるよ！オチに注目！！」と最初から宣伝されたら
知らないで読む人には台無しだと思うんだよね。

折原一とか歌野晶午とか読み過ぎると「もうこういうの飽きた」って思っちゃう
島田荘司なんかはオチ以外の部分がまだ面白いからいいけど

誤爆ｺﾞﾒﾝ

そうそう
オチがあれなのにオチに至るまでがダラダラしたおっさんっぽい
不愉快な箇所がチラホラある恋愛話だし
ほんと865さんじゃないけど　で？　でしたわ

でもどうやって映像化したのかは興味ある
夫はイニシエーション・ラブ面白かった人なので映画見に行っちゃうかも

>>888
ミーハー感覚で読んだ人のほうが876よりは読解力あるんだね
ラストの一文の意味判らなかったとか

この小説自体そこまで良質なミステリなんて宣伝のされ方してないんだし
イチイチ面白く読んだ人まで否定しなくていいんじゃないの

>>894
あのオチは読解力じゃなくて慣れだと思う

>>891
倒叙じゃなくて叙述トリックじゃない？

叙述トリック初見だと衝撃受けるかもね。
自分は別の小説で初めて叙述トリックを読んで
いまだに特別な一冊。でも世間の評価はそれほどなんだよな〜。ちょっとさびしい。
イニシエも別に悪くないけど、大絶賛してるブログを結構見かけて
ちょいshit

ああいうトリックって最初に読んだやつは忘れないよね
イニシエーションラブはそんなに本読まない人も
手に取りやすそうだし初体験には持ってこいな気がする

>>896
あ、訂正ありがとうございます、叙述トリックですすいません

特に叙述トリックとかミステリじゃないのに、最後の1ページ、最後の数行で
ひっくり返す話っていくつかあって大好きなんだけど、激しいネタバレになるんで
人に薦めるのが難しい。一見暗い話に見えるのに、最後の最後でスカっとするんだけどな〜。

「だまされたと思って最後まで読んでみて、びっくりするから！」
っていうのは決して言っちゃいけない…というのが
「たぶん最後まで読んだらこの人なら気に入るだろうタイプの話」
を勧める時には悩ましいんだよねｗ

「イニシエーションラブ」
さすがにラストの一文は分かったよ。
「ああ、なんだ○人」だったのかって。
うーん、ここでネタバレ出来ないのが悔しい〜てか今更
この作品にネタバレは何もないような気もするけど。
でも、Ａ面とＢ面が実はこうなってああなってとか
細かいことのつじつまはネットとかで確認しながら
二回位、パラパラと読み直したな。
でも、それだけで何も残らない普通のぬるーい、バブル期満載の恋愛物よね。
くりーむしちゅーの有田が、騒ぎすぎたんでない？？

映画版のラストは、小説とはまったく違うらしいね。
しかも、映画の衝撃？ラストの脚本も乾くるみが考えたラストらしい。
翔太が、「作家さんのお墨付きですよ」なんてテレビで宣伝してたヨ。

新世界より
読み終えた

鬱
鬱だ


ネタバレ


私は人間だ、という台詞とそれを嘲笑う能力者たちの残酷なこと残酷なこと
早季は悪鬼の才能あるよね。あそこで殺せるんだから
本人は意識してないけどさ、腹の子は多分間違いなく

乾くるみ自体がデビュー作からトンデモの人だからなー

芸能人がちょっと騒いだだけで何百万も売れるって
文化後進国だよな

ラブレスよかった。ホテルローヤル自分には合わなかったのと、タイトルが受け付けないとで、おすすめがなかったら読むことはなかったと思う。ありがとう。しばらく余韻を楽しみます。

他スレをコピーしときます。
あのさ、君達の大嫌いな在日だが俺在日３世だけど別に嫌われようが何されよ うが
こっちはどうでもいいよｗ
日本という国における「楽して稼げる職業」は全て在日・帰化人が握ってるしw
金あるから在日でも日本人女と やりまくりwあと数年で日本の参政権も取得できるし（爆）
日本の中に、俺たち朝鮮韓国人の血を増やして在日 を増やす。んでこの国を乗っ取る。
今はもうその最終段階に入ってるわけ。
平和ボケした危機感ゼロのアホ 日本人は気づいてないがｗ
例えば韓流ブームやパチンコ産業や消費者金融あれは在日が作ったって知ってる？
あ れだけ大規模なブームを作れるくらい、もう日本の中で在日の力は最強なんだよ。
パチンコにはまるアホ日本人 のおかげでパチンコ産業は儲り消費者金融会社も潤った。
韓流ブームのおかげで韓国へのイメージもよくなった し韓国人や在日の男と結婚する日本人女も多くなった。
たった100万人の在日に使われる1億の日本人w糞日 本人に一生地獄の生活を見せてやるよ。どう？ムカムカする？(爆)
ほんとお前ら糞日本人見てると家畜の豚に 見えるよwそうやってこれからも我々の為に尽くしてくたらいいよ(爆)?

>>903
私もラブレスよかった。
ここで知らなければたぶん読まなかったと思う。
ネタバレ？







最後の「ユッコちゃん、あたしよ」で誰かわかって涙が出た。

「限界点」ジェフリー・ディーヴァー
最後まで話に入り込めないまま読み終わってしまった。
レビューで訳が悪いという人がいたけどそうなのかな。
実は昔からそんなにこの人を評価してない（何様）。

東京島
壇蜜のような妖艶な人妻を巡って逆ハーレムの男たちが凄惨な戦いを繰り広げるのかと思ったら
女は小太りの中年おばさんだし興味を持ってくれないホモカップルもいるし
グロくて気分の悪くなる描写もあるが戦いと言っても「ﾊﾞｰﾔﾊﾞｰﾔ」と罵り合うような幼稚なのだったり
ファンタジーな結末に「んなわけねー」と突っ込みながら読むのには手ごろで面白かった。

限界点はまだ読んでないけど
ディーヴァーは昔からリンカーンシリーズ以外は評判悪いよね
そんで訳が悪いと言われ続けてる
自分はダラダラ長いライムより読切の方がスカッとして好き

マイクル・コナリーのハリー・ボッシュシリーズの訳は良いと思う。
あとキングの翻訳をよくやってる白石朗さんも。
会話の言葉選びが上手いというか
それぞれのキャラの性格をよく表してる。

翻訳大事だよね特にセリフ
以前読んだミステリーで小さな女の子が
大好きな叔父さんを「あんた」呼びしてて
一気に冷めた
日本語の呼称のバリエーションの多さは
他の言語では再現しにくいだろうなあ
ロシア語はもっとあるんだろうけど

日本語において呼称と一人称って大事だよね

>>910
二人称に親称と敬称がある言語だと叔父と姪は互いに親称で呼び合うけど、
日本語に翻訳すると親称＝君・あんた、敬称＝あなた、になってしまうんだね。
そこは訳者が無理に二人称のままにせず「叔父さん」と訳すセンスが欲しいね。

東京オリンピックの身代金、原作は心に沁みたのに、
テレビでがっかりです・・・
余計な人物が増えてるし、なんといっても島崎国男は
松山ケンイチでは、ないだろう？

>そこは訳者が無理に二人称のままにせず「叔父さん」と訳すセンスが欲しいね

まったくね。敬称でも、実際に日本語の会話で
「あなた」とはあまり言わないし、
明らかに目上の人にはまず言わないし。
○○さんは、とかに気を利かせてもらいたいね。

>>913
東京はいらないね、気持ちはわかるけどｗ

本当に恥ずかしい！です・・・

>>913
島崎国男は美男子のはずだよね。

このスレって改行すればネタバレでも何でもしていいの？

>>893
イニシエーションラブの映像化どうやるんだろうと自分も思ってたけど、さっき
映画のＣＭが流れたときにひらめいた。以下読んでない人は飛ばして下さい。


↓
松田翔太が一人二役で別人っていうオチかな？　ていうかそれしか思いつかない。

>>917
秋田出身の、歌舞伎役者の様な長髪の色白美男子のはずが。

>>907
いろいろ感想とか突っ込みとかあった筈なのに、真っ先に思い出したのがヤマザキパンだった

>>918
スルーすればいいだけの話

本

「イニシエーションラブ」の乾くるみって
ややゆがんだ作風って言われるように
変な話ばかり書く。暗号小説とかエロゲーみたいな話とか

登場人物は、殴ってやりたくなるような奴ばかりだし。
でも、ハマるとけっこう癖になるんだよ
何冊も読みましたね、私はww

>>907
なんかもっとレディコミにありそうな凄惨な話かと思ってたw

>>839
亀ですみません。
自衛隊恋愛ものです。ちと恥ずかしいｗ

>>907
無人島の話なら吉村昭の漂流が好き！
実話を元にしてるらしい

乃南アサ、ドラマ化されて初めて読んでみたわ。
「いつか陽のあたる場所で」と「すれ違う背中を」
どちらも読みやすくて面白かった。