読書好きの奥様　83冊目

このスレは読書好きの奥様が本について語り合うスレです。
次スレは>>980が立ててください。

※本のランク付けや読んでいる人を勝手に分析したりバカにするような
楽しい読書からは遠いレスはしないようにしましょう

※作品や作者への意見は賛否いくらでも正直に書きましょう
意見交換も存分にやりましょう
ただし、どんなものでも他の人が抱いた感想を非難するようなことはやめましょう
※ここは大人同士の読書スレであり、うちの子語りやわが子に勧める本の質問など
自分の子に関する話題は荒れる元なので、ご遠慮ください
また、コミック（漫画）エッセイについては漫画スレにてお願いします

※ネタバレは、宣言及び多目の改行をお願いします

前スレ
読書好きの奥様　82冊目
http://hanabi.2ch.net/test/read.cgi/ms/1449176170/

転載元：http://anago.2ch.sc/test/read.cgi/ms/1452956462/

>>956
子供の頃から本好きでした。
保育園に通っていた頃、保育園にある本を読み漁っていたらしいです。
プレゼントとかも、本を買ってもらってた。
今でも読書好きだけど、そのわりに私の場合はこのスレの方達と違って語彙が少ないし、文章の構成なども下手だなと思うw

読み聞かせがどのぐらいその後の本好きに影響するかはよくわからない。
私は自分が子供のころから本が大好きで暇さえあれば本読むようなタイプだったけど
我が子はあまり読まない。
読み聞かせは小学校3年まで夜寝る前に毎晩やってたけどそんなもん。
本は好きだよ、読むよと自分ではいってるけど本好きとはとてもとてもいえない読書量だわ。
国語はやっぱり読書量が多い子の方が絶対言葉とか知ってるし漢字もそれなりに読書の
なかで覚える事多いしいいことたくさんあるのになあ

>>956
三つ上の兄がいて、その兄が本好き（母曰く、寝かしつけに絵本読んだら
もっともっととねだって全然寝なかったw）
なので、生まれた時から本が身近で、兄の本を片っ端から読んで嫌がられたw

その兄の小学校の先生が、「一日20分声を出して本を読みましょう」と指導してて
関係ない私も真似をして、小学6年間音読しまくりました。
うちの親はおもちゃは欲しがっても買ってくれないけど、本なら
毎週でも買ってくれたので（兄の本も含めて）読むものも豊富だったし。

長文を読む力がついてるので、授業も試験も楽でしたよ。
数学とかは苦手でしたけどorz

私が子供の頃は読み聞かせじゃなくて桃太郎とか浦島太郎とかの昔話を語ってもらった。
ただし母親でなくて父親。枕元に座ってとかじゃなく親も普通に布団に入った状態で。
ろくでもない父親だったが、あれが唯一の親らしいことだったわ。
そこで物語に親しんだせいか、小学校に入ったあたりで図書館の本を読み漁り始めて
図書カードの貸出冊数が小中高とトップ3くらいに入ってた。
でもいわゆる名作とか純文学はあんまり読まなかったな。
高校の時はコバルト文庫とかファンタジー、SFが多かった。
おかげさまで国語の成績だけはよかったよ。

子供のころ大草原の小さな家を読んで
飲み物をカップの受け皿に移して飲むのを真似して怒られた記憶がある
想像がつかないものをあれこれ夢想するのような楽しみが今よりもあったかもね

私は小学生の頃母親から恋愛もの禁止令が出てて、漫画だろうがコバルトだろうが
恋愛ものっぽい絵のものは取り上げられたので、これならバレないだろうと、
表紙絵なしの世界名作シリーズで恋愛要素のあるものを片っ端から読んだわw
おかげで赤と黒とかアンナカレーニナとかその辺は大体制覇した。

>>966
すごいね恋愛ものオール禁止って

クリスマス誕生日は必ず本だったけど
小さい時の記憶…「うさこちゃん(絵本）」「小さいおうち」とか「天子ちゃんとアントン?」位しか記憶が無いな…
中学で三浦綾子　高校からは川端康成、三島由紀夫、堀辰夫、福永武彦　ヘルマンヘッセ　志賀直哉…
川端康成と福永武彦、同時に結婚したかった　今は町田康の猫と知り合いたい

両親が五木寛之のファンで「青春の門」を10歳の私に
読ませた。エロ過ぎて（両親のセックスをのぞく、幼馴染の
女の子の股間に抜けた乳歯を挟んで下の口みたいとかお医者さん
ごっこして遊ぶなど）、うちの親はすごくいやらしい人間なんだと
思いショックで寝込んだ。
957さんちとうちを2で割ると丁度良かったようなｗｗｗ

しかしエロいディテールと、大学に入ってお金がなくて貧乏な
主人公が血を売りに行く話しか覚えてない。
→自分も貧乏大学生になって「血を売れる場所があるなら売りたい」
と先輩に言ったら笑われた。

>>953
佐藤さとるのコロボックルシリーズの続編というかシェアワールド小説を
有川浩が書いている

どこかのスレで若草物語のライムの塩漬けはインドのアッチャールの事では？
って説もあった
どっちにしてもわざわざ瓶詰にして学校に持っていくのか？手でつまんで食べるの？
謎が多い・・・

母が、多分早くドラマとか見たかったからとにかく読み聞かせで早く寝かせたかったらしく
やはり読み聞かせが終わったら本読まないと眠れない子になった。
一人っ子だからか本とCD、LD、服は無制限だったので読書バブルだったけど

大人になってからは図書館8割で悲しい。

年の離れた姉が毎月りぼんと児童書を
買ってくれたせいか読書が好きだった
けど、買ってくれたのがほとんど翻訳物で
日本人作家のを読み始めたのは高３の時にウルフガイシリーズから。それから小松左京や
栗本薫に行った。

児童書はよく読んでいたけど感想文が書けなかったな。読んで「ああ面白かった〜」だけじゃなんでダメなのさ、と。
十代は剣と魔法のファンタジーものライトノベル全盛期でした。ロードス島戦記・風の大陸・フォーチュンクエスト…
大人になってから「こころ」「伊豆の踊子」などを読んでこんなに面白かったのかと目から鱗の思い。
教科書に使われたせいで食わず嫌いだったのがもったいなかった。

947です
沢山教えてくださってすごく楽しいです
ありがとうございます！
周囲に本好きはいても、どういう環境でどんな年齢の時にどんな本を読んでいたかは深くは聞いてこなかったので、本当に興味深くて楽しいレスが沢山で嬉しいです
私は高校の時に友達(純文学と江國香織や五木寛之とかを読む娘)と、社会人になってから同僚(綾辻行人とか、ミステリーやハードボイルドが好きみたい)に本を借りて読むのが、普段自分では読まないジャンルなので意外と楽しかったんですよね
内容は頭に残っていなくても、純粋な悲恋にハラハラ泣いたり、トリックのオチにツッコミを入れたり、すごく新鮮で楽しかったんです
最近の私の読書は実用書や体験談が多かったので、こちらのスレを参考にまたゆっくりと物語を楽しむような時間を作ってみます

あ、ID変わってましたorz

堂場瞬一の追跡捜査係が
特捜部Qにちょっと雰囲気似てて好きなんだけれど
「暗い穴」は冷静な西川もビビる恐ろしい相手ｗ

サイコパスって怖い

垣谷さんの本は将来の自分をみてるようで読んでてつらくなる

東京難民読んだんだけど主人公にイライラしっぱなしだったわ
大学生くらいだとこんなもんかなーって思いながら読もうとしたけどダメだったｗ
誰かしら親戚の家とか知らないもんかねぇ

>>974
中学生の頃、読書感想文の課題でヘルマン・ヘッセの車輪の下を読んで「なにこれ、超面白い」
と思って外国文学を読み始めたので、自分ではまず手に取らないだろうジャンルの本を
何かのきっかけて読む、というのは大切な経験だと思います。

私は女性作家のエッセイを全く読んだことがなかったので、ここの感想は参考になりました。

営繕かるかや怪異譚 小野不由美　
表紙が蟲師の人でイメージがぴったり
ほんのり怖くてコミックみたいに軽くて1日で読んでしまった
長編好きなので少し物足りないけど面白かった
続編があったら読みたい

>>978
主人公が苦労にみまわれる小説がすき

乙一のメアリースーを殺して 短編集
トランシーバーが良かった
切なくて、昔の乙一っぽい
文体が平易でツルツル読める

>>970
佐藤さとるはコロポックルを完全に終わらせてから引退すべきだったと思う。
ああいうかたちにしたのは、印税というか原作料目当てだと思う。ハッキリ言って。
自分は何もしなくても勝手に金が入ってくるもんね。
有川もうまいことやったよ。

ヘッセは車輪の下以外の作品も素晴らしいからおすすめ
繊細な表現力に何度も膝を打った経験ある大好きな作家

ヘッセ、前にどこかのスレで書かれていた「ちょっと歪んだ少年同士の友情萌えのおっさん」という紹介文がツボ
少年の日の思い出の認知度高いなあと思っていたら、今はほとんどの教科書に載ってるのね
エーミールはどれだけの少年少女に軽蔑というトラウマを植え付けてゆくのか

「デミアン」とか好きだったなぁ
「車輪の下」は叔母さん？から嫌いなチョコレートを貰った主人公が無理矢理飲み込む場面覚えてる
チョコレート嫌いなんて信じられない、あんな美味しいものを！と思いながら読んでた

そういえばニンジンてあだ名の赤毛の男の子が母親にいじめられる
児童小説があったけどあれは何だったんだ
部屋に外から鍵を掛けられて夜中にトイレに行きたくなった主人公が
ストーブの中にしてしまったエピソードを覚えている
どうしてあの子はあんなにうとまれてたんだろう

>>987
ふつうになにもないよ　本人にはなんにもない＞どうして
母親の歪んだメンタルが我が子を拒否してるだけ
そしてまずいことと知りつつも妻を非難するでもなく息子に我慢の節理を説いて空気になってる父親とかな
あんなにゆがめられてるのに、いたずらがあの程度で済んでるのは奇跡

自分が覚えてるのは幼馴染の女の子と仲良くしてるだけで、
母親が興奮して茨の蔓を鞭に駆け寄ってくるシーン
息子が嫌いなら無視すりゃいいのに息子の好悪表現全てが気に入らない
嬉しそうにしてたら死ぬほど気に触る　毒親の矛盾の行動をよく見せてる

ストレートに実親による児童虐待を扱ったすごい作品だよ

>>988
解説ありがとう
そうか、やっぱり救いのない話だったんだね
あれを読んで共感する境遇の子どもがいないことを祈る

私は「にんじん」を読むと、次郎物語を思い出す。
あれも結構家庭内のえげつない差別を描いてるよね。

幻冬舎の明日の子供たちとキャロリングのことやと思ったら講談社のコロボックルだったか。

姫野カオルコの謎の毒親もなんか怖かった
まあ親といえど理想的ではいられないけどさ
そういえば高校の時私服もってない子いたわ
高卒で見合い結婚したって聞いた
彼女はどうしているだろう

>>990
懐かしい。次郎物語。次郎がママンに牛肉を買うシーンに泣いたわ。読み進めて友愛塾音頭とかになるとさすがについていけなくなったw
あと似た雰囲気では井上靖のしろばんばが好き。

家族がメロン食べてるのにその子だけ与えてもらえず、うさぎにやってこい
ちゅーて母親から渡された食べ残しの皮を齧ってたよね>にんじん
未だに、メロンを食べる時には必ずあのシーンを思い出してしまう。

私は印象深いのはおじいさんがにんじんを可愛がっていてミミズトーストを食べるとこかな…
教師に勧められて読んで乾燥求められてみんなが微妙な顔をしていた本だ
作品としてはありなんだけどなぜ児童書だったのか、とは思う

しろばんばと次郎物語と路傍の石といつもごっちゃになる

>>990
子供のころ「にんじん」読んでものすごく不愉快だったなあ。
にんじんがお母さんにスープに混ぜられて飲まされたものってなに？結局よくわからなかった。

>>997
前日に自分が粗相した排せつ物だったような
でにんじんがワザと平気な顔で飲むと、夫人と兄姉が嘲笑するんだよね

>>998
その排泄物が大なのか小なのかはたまた夢精かなんかしたあれなのかがよくわからず

にんじんの猫のシーン
私は猫が好きなので、猫が嫌な目に遭う物は読みたくないのだけど
あのシーンはにんじんの心情を思うと胸が苦しくなるくらい辛かった

元凶はルピック夫人なんだけど、ルピック夫人の心の闇が気になる
ルピック氏との関係が上手くいかないから、それをにんじんにぶつけてるんだろうけど
それだけでもないような

>>1001
ルピックのモデルのルナールの父は拳銃自殺したはず。ルピック(ルナール父)自身も精神を病んだ部分があったんだろうね。

長野まゆみがフランス人はにんじんを笑い者として読んでるって言ってたけどマジか
てか長野まゆみ版の童話パロもエログロくてきつかった

>>1002
それは知らなかったよ、教えてくれてありがとう
なんだかルナールに興味湧いてきたから調べてみるよ

ルナール父は病を患って銃で自殺
その数年後、兄のモーリスは心筋梗塞で突然死
母（ルピック夫人）は自宅近くの井戸に転落して死亡（事故か自殺かは不明）

現実のあの家族の闇の深さが怖ろしい…

次スレ立ってないよね。
やってみるので、ちょっとレス待って下さいな。

立ちましたー。

読書好きの奥様　84冊目 [無断転載禁止]©2ch.net
http://hanabi.2ch.net/test/read.cgi/ms/1457496468/

>>1007
乙でーす

>>1007
ありがとー

1000なら今年も良い本に会える