読書好きの奥様　83冊目

このスレは読書好きの奥様が本について語り合うスレです。
次スレは>>980が立ててください。

※本のランク付けや読んでいる人を勝手に分析したりバカにするような
楽しい読書からは遠いレスはしないようにしましょう

※作品や作者への意見は賛否いくらでも正直に書きましょう
意見交換も存分にやりましょう
ただし、どんなものでも他の人が抱いた感想を非難するようなことはやめましょう
※ここは大人同士の読書スレであり、うちの子語りやわが子に勧める本の質問など
自分の子に関する話題は荒れる元なので、ご遠慮ください
また、コミック（漫画）エッセイについては漫画スレにてお願いします

※ネタバレは、宣言及び多目の改行をお願いします

前スレ
読書好きの奥様　82冊目
http://hanabi.2ch.net/test/read.cgi/ms/1449176170/

転載元：http://anago.2ch.sc/test/read.cgi/ms/1452956462/

おつです。

図書館で借りた本が何冊もあるのに
市外取り寄せの2冊が届いてしまったわ。
別に予約者が待っている本でもないので
今日は返却に行くけどひきとらずにおこう。

図書館行きたいが寒いよ〜。
旦那の本でも読むか

旦那からすすめられて、シェイクスピア四大悲劇を読んでる。左のページに英文、右のページに日本語訳が書かれてるんだけど、とても読みやすい。シェイクスピアはあんまり好きじゃなかったのに好きになりそうｗ
これまた旦那のオススメ、ユゴーの「死刑囚の最後の日」も興味深いし早く読みたいな。

>>3
何読むんです？

>>5　屍者の帝国

しかし、もう少し楽な感じの本がいいのだけれど。
群ようこのエッセイでも読むか　

この頃寝る前三ページも読んでたらいつの間にか眠りについてしまい全然先にすすめないけどこういうの嫌いじゃない

前スレで教えてもらった、シャーリイ・ジャクスン『なんでもない一日』良かったわ〜
エグい、でもそこがいいｗ

まだ前スレ埋まってないよ

石田衣良読んでると小馬鹿にされる
風潮が嫌い。

高校時代に、文学青年崩れの国語教師が、授業中に
「ミステリやSFは程度が低い」と発言
この人の価値観では
文学＞＞＞＞エンタメ なのだろう

SFでグレッグ・イーガンみたいなのは程度低いと理解できないし
ディックとか結構文学的でドストエフスキーみたいだと思ったけど

読書量が少ない人ほどＳＦとかミステリ、ラノベを馬鹿にする傾向

火村英生のドラマが色々ひどくて悲しい
観たくないけど目には行ってしまった

アレックスとチャイルド44、ここ読んでずっと気になってるんだけど
他の海外小説を先に読んでしまって時間がとれずまだ買ってもいない。
ここ数年体調悪くて軽めのミステリーばかり読んでたから腰が引けてるのかも。
無職の今こそ読み時だよね。

>>13
ミステリ板では思ったよりひどくないって意見多かったけど、個人的にはガッカリ感ハンパなかったわ。
火村はあんな人物ではないと思う…。

>>1 おつです

さあ絶叫読むぞ

芥川賞は滝口悠生・本谷有希子

>>15
あれは金田一だと思えばいいよ

直木賞は「つまをめとらば」青山文平

>>14
チャイルド44は、ここの奥様から聞いて読んでみた
三部作だから、全部読もうと思ったら気合いがいるかな
でも、評判通りすごく面白かったからぜひ読んでほしい

本谷さんやっととったんだ、めでたいけどまたドヤドヤしそうｗ
又吉のでいいなら松尾スズキにもあげてほしい

「つま…」も「異類結婚・・・」もとっくに読んだあとだった
まぁ平積みしてたので目立つ＆人気作家の本だなと思ってたしな

まーでも抜っきんでて面白かったとは…
選考年二回は多いんじゃないのというのは同意
二年に一回でもいいぐらい

「絶叫｣読み終わった。評判通り面白かった！
一気に読んでしまった。

「クライマーズ・ハイ」読んだことある人いますか？
興味あるんだけど、事故の話なんだよね、怖いかなぁ？

>>24
あの事故を知らないなら読んでも生々しい事はない気がするけど…

>>23
絶叫、私も今読み終わりました
ラストを迎えてからすぐ、思わず読み返してしまいました

アーナルデュル・インドリダソン 「声」

切ないお話だった、哀しいというか、親と子の愛情って何なんでしょうね
「2016このミス　5位」だけあります

アイスランドのホテルで一人の地下室に住む中年ドアマンが殺される
その謎を追っていくうち、
そのドアマンが実は、ウィーン少年合唱団に入れそうなくらいの
少年期に素晴らしい美声の持ち主だったことが判明し、、

アイスランドが舞台だけど、読みやすい翻訳で最後まで飽きさせません
猟奇的なのに、北欧の風景が美しくて緩和される
それにしても海外ミステリーって翻訳がいいのか
やっぱ作家の力なんだろう
読んでて、思わず、唸るような名文や台詞が必ず出てくるのね
それに魅力的な刑事(大体、トラウマを抱えている)とくるから
海外ミステリー＆エンタメは止められないんですよね

あ

アイスランドのミステリーはほかに
『魔女遊戯』
『フラテイの暗号』を知ってる。
アーナルデュルは最近3冊目が出たね。

>>24
事故そのものじゃなくて、事故を報道する人達の話だから大丈夫

>>24
めっちゃ面白かったよ
地方の新聞社の内情がびしびしと伝わってくる

エロはほどほどの転落系の小説ありますか？
子供（娘小6）が東京難民を読んで面白かったそうで（ラストがアレでキーキー怒ってましたが）、そんな感じのご存知ないですか。
転落系は風俗とかヒモとかが絡むものが多くて難しいです。

>>32
>>1
＞※ここは大人同士の読書スレであり、うちの子語りやわが子に勧める本の質問など
＞自分の子に関する話題は荒れる元なので、ご遠慮ください

すみませんでした。スルーしてくださいm(_ _)m

ナオミとカナコ面白かった！
一日で読みきった！
ページを捲る手が止まらないとはこのことか！って感じ

誉田哲也「あなたが愛した記憶」
思ってたのと全然違った…
文庫の説明見て面白そうだと思って読み始めたら
段々あれ？これって…って感じ始めて最終的にがっかりしたわ

>>24
最近読んだけどすごくよかったよ
その勢いで映画見たけど映画は見ないほうがよかった（個人的な感想）

>>24
私は、もう止まらなくなって一気に読んだよ
怖さはないけど、やるせなさはある
読後色々思うことはあるけど、すごく好きな本だ

>>33
「子供が読んで面白かったからそんな感じの本」って書いてるだけでしょ
子供の話題じゃないと思うけど

十二国記スレで紹介されてたヴァーリーの「ティーターン」途中で
挫折しそうなんだけど面白くなる？

本屋大賞ノミネート作品

『朝が来る』辻村深月/文藝春秋
『王とサーカス』米澤穂信/東京創元社
『君の膵臓をたべたい』住野よる/双葉社
『教団Ｘ』 中村文則/集英社
『世界の果てのこどもたち』中脇初枝/講談社
『戦場のコックたち』 深緑野分/東京創元社
『永い言い訳』西川美和/文藝春秋
『羊と鋼の森』宮下奈都/文藝春秋
『火花』又吉直樹/文藝春秋
『流』東山彰良/講談社

>>41
全部読んでないな

20年後に残っていそうな作家が居ないわ
辻村　米澤　中村　東山　しか読んだこと無いけど。

Ｐ・ハイスミス「キャロル」読了。
有名なミステリー女流作家の恋愛小説ということと、
映画の原作ということで話題作なので、、
興味本位で読んでみた。
女性同士の恋愛物ということ以外は王道のラブストーリーといった
感じだけど、
ハイスミスの持ち味が随所にちりばめられていて、
読み始めてすぐに引き込まれた。
翻訳もすばらしい。

>>41
私も全然読んでない、作家も知らないわ
ここ奥様板で話題になるのはほとんど読んでないのが悲しいわ

>>41
辻村・中脇・宮下・又吉・東山を読んだ
中脇が一番良かった

又吉がとればまた話題になるな

>>41
直木賞や芥川賞取っててもノミネートされるんだ。
賞レースから外れた中から、選ぶものだと思ってた。

本屋大賞って売りたい本を選ぶ賞だっけ？
既に売れまくりの火花いれてどうしたいんだろう

本屋大賞最初の頃の書店員の気概はどこへいったんだ

確かに
最初の頃のは本当に面白かったよね、受賞作

でも最近作家自体が小粒かなという感じがする
それこそ>>43さんの言うように、20年後に残ってるの何人？と思うわ
飽和状態なのかね

今やビジネス賞ですから

>>41
半分は読んでるわ
中身の出来はともかく、ほとんどが昨年とっくになんやかんやで話題になった本ばっかりね
今更感ばかりで、なんか全体的に暗いラインナップ
仲良しの図書館員さんは「世界の果ての子供たち」が
昨年読んだ本の中では断トツだと言ってた
それにしてもホント「火花」「流」はもういいんじゃないかと言いたくなるね

昔、阿刀田高が好きだったので似たテイストの作家を探してるんだけど、なかなか見つからない
オススメあったら教えて下さいまし

>>54
ロアルドダールの短編かなあ

>>55
素速いレス感謝です！
そういえば「あなたに似た人」を読んだ記憶がある
早速尼を見に行ったら新訳が出てたので他の短編集と一緒にポチって来た
どうもありがとう！

>>48
私もだよ
芥川賞、直木賞、本屋大賞に関係してないのは
世界の果てと脾臓くらい？
脾臓はもう少し前なら本命だったけど
今ベストセラーに入ってるしなぁ

あ、誤解を招かないように追記
脾臓が本命っていうのは、内容じゃなくて
タイトルと作家の知名度から考えてってことです

『神の子』『友罪』読みました
どちらも読みごたえあって色々と考えさせられるなぁ

絶叫読み始めたけど、陽子の母親の言動がうちの母親にそっくりで読み進めるのがきつい
救いはある感じになるのかな？

脾臓w

>>54
ハリー・クレッシング「料理人」

>>54
異色作家短篇集シリーズかなあ。

>>60
ラストまで一気に読んでみて！すごいよ！

以前、イアン・マキューアンについて書き込みがあったっけ？
おすすめの本がありますか？

「新世界より」上の途中で止まっているけど
もう少しがまんして読んでみますね

>>27
「声」よかった！ある意味この被害者が主人公なんだよね。哀しいお話。

アーナルデュル・インドリダソンの「湿地」「緑衣の女」「声」
３作とも良かった
アイスランドでは２０００年〜２００２年に出版されたものなんだね
古さは全く感じなかったけど

>>64
イアン・マキューアン、本当に初期の『ベッドのなかで』がシュールでSFチックで面白いんだけど。
1970年代のロンドンの寒々しくもグラムロックな世界観が味わえます。
私はこの一冊を1980年代に読んだのですが、
現在彼がこんな正統派の作家になるとは思いもよらず、不思議な気分です。

この後に及んで、だけどブラッドベリ。
20年振りに火星年代記読んだら、やっぱりラストは号泣だった。
あーしばらくブラッドベリ祭りだな。

ちなみに、霧笛は膝が崩れ落ちるくらい衝撃だたよ。

翻訳ものってあんまり読まない。さすがこのスレの奥様方はたくさん読んでいらっしゃるのね。

霧笛読んだ読んだ、確かに衝撃だったわと思ったけど、私が読んだのは萩尾望都だったw

芥川賞の本谷有希子氏「異類婚姻譚」さっそく読んだ。
もともと、直太朗ファン→御徒町凧→嫁の本谷氏と辿ってきたんだけど、
直太朗ファンとしても興味深かった。
猫の名前とか、夫の同僚がキャンピングカーを買ったとか、
知り合いの夫婦の家がパワーストーンだらけだったとか、
森山家の内輪ネタともいえる設定がてんこ盛り。
もちろん、設定を借りただけで具体的なモデルにはなってはいなかったけど
思わず笑ってしまった。

>>70
私は逆にミステリ以外の日本の小説を全然読まないんで、このスレの国内小説の
感想やオススメはすごく役に立ってるわ

ベストセラーや新聞・雑誌の書評で選ぶとハズレが多いんで「日本の小説なんて面白くない」
と思い込んでたんですが、ここのオススメはあんまりハズレがなくてありがたいです

>>72
え！本谷有希子って森山直太朗と結婚したの！？
知らなかった〜
てことは小木が義兄かｗ

>>74
よく読んでw
御徒町さんの嫁だよ

>>75
本当だ！そこだけすっ飛ばしてたわｗありがとう
小木と本谷の毒まみれ会話を妄想したらとても楽しそうだったのに
てか直太朗はあっちだよね

本屋さんで火星の人（映画オデッセイの原作）を衝動買いしてしまった。
まだ読み始めたところだけど、火星に降り立った宇宙飛行士が事故で死んだと思われ、一人取り残されるが実は怪我をしていながらも生きていた。
限りある物質の中で、次のロケットが来るまでの4年間、知恵を絞って生き延びようとする話なんだけど。
科学的な見解が難しいんだけど、何とか読み進めている。
というか睡眠時間を削って読みそうになったから、今日はここまでにしておこうという感じのドキドキワクワクな面白さがある。

>>71
萩尾さんは原作のイメージ通りかそれ以上よ

>>67
レスありがとうござました。
話題作の「未成年」や　出世作の「贖罪」以外のことを教えていただき
ここで聞いてみてよかった＾＾

>>68 >>77
火星モノSFに駄作なし、と言いまして

バローズの火星シリーズが好きだった

筒井さんのアアアさんイイイさんのも面白かった

雑誌「クウネル」がリニューアルしたらしいんだけど、その改悪っぷりに
アマゾンのカスタマーレビューが荒れてる。
面白いのは、その荒れっぷりが罵詈雑言ではなくて、皆さん文章力豊かに
静かに言葉を尽くしてキレていること。思わず読みふけってしまった。
雑誌話というより、出版というものについて色々考える機会になったので
書かせて。と、いうか雑誌スレ今無いよね？
http://www.amazon.co.jp/product-reviews/B019P1VY1S/ref=cm_cr_dp_see_all_summary?ie=UTF8&showViewpoints=1&sortBy=helpful

>>83
読んできた、凄いね皆さん。
元オリーブ少女たちは文才あるんだね。
失ってわかるいちばん大切なもの、か。
一度軌道外れると創作のものって悉く駄目になりやすい。
ちょっとスレ違いになりそうだけど、昔の編集者って文豪相手だったから構成に関しては
それはそれは厳しかったみたいね。
向田邦子さんの映画雑誌の編集後記読んだことあったけど、ピリッとした短文で既に作家の片鱗出てたなぁ。

>>83
読んできたわ

マガジンハウスの本だから、変に小洒落た嫌味な感じの雑誌だと思い手に取ることもなかったけど、レビューを見たらそうではなかったみたい

そんな素敵な雑誌なら一度ぐらい読んでおけばよかったよ

確かに読みふけってしまったわー
思い入れ強すぎ、機に乗じての投稿に酔いすぎっていう違和感あるレビューもあるにはある
でもこういう元オリーブ少女？のトゲがクスッとくる↓

＞今回から始まったはずの新連載が、次号の予告では、「好評連載」と紹介されていました。
＞そこが少しだけ、面白かった。

クウネル、江國香織と妹の文通だけたまに読んでたな
妹さんの字もかわいくて、好きだった
そのついでに他の記事も読んでたけど、小洒落たほっこり系寄りだと思ってた
「天然生活」から生活臭を抜いた感じ
リニューアルこれだけ反発あるってすごいね

イアン・マキューアンの未成年ってなんかどっかで見たな？と思ったら
今朝の地元新聞の読書欄で紹介されていたわ
面白そうなので図書館にあるかと調べたら、未成年は置いてなかった
贖罪その他はあったので読んでみる

>>83
読んできた。
こういう反抗の仕方もあるのね。切々と心にくるわ。
というか紹介してくれた
>>83の奥様の文章が興味深くて、思わず読みにいってしまった。
ほんとここの奥様方は文才あってすごいわ。

クウネルもオリーブもよく知らないんだけど
最も高評価のレビューも、もしかして今までと違って同じのを期待しちゃダメっていう
すごく皮肉の効いたレビューなのかな？だとするとすごく上手いねw

クウネルは確かに、リニューアル後のあの表紙を見た時点で手に取る気もなくなった。

そんなに好きな雑誌なら
その情熱を日頃から編集部なりに向けておけばリニューアルされずに済んだんじゃないの

レビュー書き込むような人たちは買ってたんでしょうよ。
>>83さんの書き込みで見に行ってしまった。
確かに前のクーネルが気になったわ。

私的にはオリーブといえば栗尾美恵子だな。

>>64
全部読んだけど、作品によって作風が異なる作家だからおすすめって決められないかも？
でも初期の『最初の恋、最後の儀式』 が印象的かな？
『ソーラー』もしつこくて好きだけど

クウネルは編集長が代わったらしいからしょうがないかも。
自分の色出したかったんだろうね、間違ってるけどｗ

クウネルのリニューアルに対する批評、すごく面白かった

満を持して元オリーブの編集者を編集長に据えてのリニューアル第一号特集が、
「パリの女性に行き方を学ぶ」「コウケンテルの韓国家庭料理」ってのが
なんかこう、色々と考えさせられるねｗ

同じように経営苦しくなったCS放送局のLaLaTVが、バブル時代の大物女性
プロデューサー（フジ出身）を起用してリニューアルし、現在はほぼ韓ドラチャンネルに
成り下がった経緯を思い出した

クウネルは時々買ってたけど、リニューアル号はあの真っ赤で大きなコピーに手が引っ込んだわ
オリーブの編集者が編集長になったの？
リニューアル前のほうが余程オリーブぽかった気がする
ま、これから良くなるかもしれないし様子を見守ろうかな

クウネルで連載してた、いろんな人のお弁当が好きだったわ

お弁当が美味しそうな本ってあるのかなとふと思った
絵本や児童書ならいろいろ思いつくけど、どれも洋風のお弁当ばかりだー
サンドイッチにりんごとチーズとか

手温めパイ！