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1 名前: ぱくぱく名無しさん 2010-08-23 21:29:13 ID:xZmI5ZDEx
鉄のフライパンを洗う奴は人生を損してる。
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504 名前: ぱくぱく名無しさん 2014-07-04 04:21:52 ID:xZmI5ZDEx
金属表面の硬化加工としての窒化処理と、化合物を作る窒化の混同が見られるな
鉄板を窒化処理すると、表面にマイクロレベルで化合物である窒化鉄の層ができる(化合物層とか白層という)
そして、その下の鉄の結晶構造に窒素が浸透する、この浸透する深さが0.1mmくらい(固溶層とか拡散層という)
化合物としての窒化鉄は、耐食性はあるけど、脆弱で、200度くらいで分解しちゃうはず、だから研磨して取り除くことも多い
窒素が浸透した鉄は、かなり硬度が上がる、本当は鉄じゃなくて鋼に含まれた微量成分の窒化物が要素なんだけど、ちょっと擦ったくらいじゃ削れないし、溶接レベルに温度を上げないと分解しない
問題のフライパンの鋼材がどんなものかも知らないから、決定的なことは言えないけど、表面の窒化鉄が効いてるってことはあまりないんじゃないかなぁ、とは思う