読書好きの奥様 103冊目

このスレは読書好きの奥様が本について語り合うスレです
新聞・雑誌連載中の話題もあり
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※本のランク付けや読んでいる人を勝手に分析したりバカにするような
楽しい読書からは遠いレスはしないようにしましょう

※作品や作者への意見は賛否いくらでも正直に書きましょう
意見交換も存分にやりましょう
但しどんなものでも他の人が抱いた感想を非難するようなことはやめましょう

※ここは大人同士の読書スレであり うちの子語りや我が子に勧める本の質問など
自分の子に関する話題は荒れる元なのでご遠慮ください
またコミック（漫画）エッセイについては漫画スレにてお願いします

※ネタバレは宣言及び多目の改行をお願いします

前スレ
読書好きの奥様 102冊目
https://matsuri.5ch.net/test/read.cgi/ms/1561466619/

転載元：http://anago.2ch.sc/test/read.cgi/ms/1569580764/

有能奥さまありがとう

読もうと思って買った本が積まれたまま減らないわ

気になってる本は増税前に買っておいた方がいいのかしら

>>3
漫画スレでもその話題出てた
電子書籍で買うなら割引とか還元セールで安くなるから見送ったほうがいいって話になってたよ
私は電子書籍が多いのでセールを待つ
紙が好きだけどあまり増やせない

>>4
そっか
でも紙派なんだよね…

>>5
うらやましい
冷静になると２％アップだけど紙は割引ないからおおきいよね

ボッシュの新刊出てるそうなので買わなきゃ

>>1
乙、ありがとう

紙の方が好きだから今日まとめて買ってきた
普段は1冊ずつと決めてるので自分なりの贅沢

マイクル・コナリーとアーナルデュル・インドリダソン

>>1
乙です

>>6
ボッシュの新刊出るのね
LAの暴動のあたりは読んだ記憶があるけど
シリーズのどこまで読んだかな〜

せっかくだから、未読の十二国記大人買いしたい気もするけど、合わなかったときのショックが怖い

11

12

13

数字うざっ
そんなすぐに落ちないよ

14

16

>>15
馬鹿だ

これでおｋ

こっちが本スレか
乙です

>>18
迷惑かけないで

鬼女先輩、島本理生好きのアラサー女の攻略法教えてください
お願いします

>>10
私も未読だから悩んでる
数冊図書館で借りてみようかなと思ったら貸し出し中だった

読書の秋

>>15
その保守方法だと落ちやすいから気を付けて

>>24
やめろって言えばいいのに
スレチだし

藤沢周平はやっぱいいわ
文がきれい
用心棒も面白かったし隠し剣も大好き
佐伯泰英の居眠り磐音江戸双紙をずっと読んでたけどこの人のパk…影響を受けたのね

>>26
池波正太郎より繊細さがあるような気がする
池波は武骨

>>3
紙でしか出てない海外小説（高い）だけまとめ買いした
Kindle使いなのでKindleであるのはそのうちでいっかーと買ってない

未読の秋
積ん読の秋

>>28
海外小説の翻訳本、高くなったよね
電子書籍で洋書がかんたんに買えるから、訳本出てない原書にチャレンジ中

「ぼっけえ、きょうてえ」ってホラーという触れ込みだったじゃないですか
どんだけ怖いんだ〜と読んでみたもののなんかピンとこなくて…
というかお姉さんの正体がわかるところで、
どうしてもシュワちゃんの映画「トータル・リコール」の
組織のリーダーの秘密がわかるところの特撮が浮かんできてしまって
まるでギャグのように感じて冷めてしまって…
最後もっと背筋が凍るゾッとするのを期待していたんですが、
あれは読み手（つまり自分）が男性だともっと怖さがわかるのかな？

おつ

ホラーはあまり読まないけど
数少ない読んだものの中ではリングが一番のインパクトかな

ツイッターとかでよくRTされてくるので気になって読んだノンフィクション
「つけびの村」読んだわ。読み終えて著者プロフィールを見たら、昔
裁判傍聴ギャルユニットみたいな「霞っ子クラブ」とやらを運営してた
ライターさんなのね。文章力が物足りなかったのに納得がいった。
限界集落の怖さは伝わってきた。老後も都市部で暮らしたいと切実に思った。

>>33
それって「つけびしてよろこぶ田舎者」の事件の話？

>>34
それです！
都会から帰ってきた人が村八分に遭って起こした事件っていう風に一時
盛り上がってたけど真実はどうなんだ？というルポでした。
12人しか住んでない集落が現代日本にあったっていうのがすごい。

>>31
びっくり系ホラーじゃなくて、ジメジメねちねちした不快感を味わうものかもね

>>35
その集落いまは住民8人でそのうち6人が高齢者だってね
自分も田舎住まいだから怖くて読めないわ…

話変わりますがファンタジーでおすすめがあったら教えていただきたいです
小野不由美、上橋菜穂子はだいたい読んで、中でも好きなのは十二国記「図南の翼」と守り人シリーズ、あと最近どハマリしたのが高田大介の「図書館の魔女」
ファンタジーではないけど安生正「ゼロの迎撃」も面白かった
日本人作家でなくてもいいのですが、冒険ものが読みたい気分で…

>>37
定番ですが萩原規子は？
勾玉三部作好きすぎてあの分厚い文庫じゃない方買って持ってる

>>37
茅田砂胡「デルフィニア戦記」、須賀しのぶ「流血女神伝」はよく勧められている感じ。
多崎礼「煌夜祭」とか。

話変わるけど、こんなファンタジー小説とか特集してた活字倶楽部って雑誌が図書館にあって久々に読んだよ。
しばらく休刊するとか。投稿がすごく減ってるみたいでキャラクター投票なくなってたし投稿者の年齢が40前後まで上がってた。
ネットには勝てないよね。

最近読んだファンタジーではソフィア・サマターの「図書館島」が
読みごたえもあって面白かった
作り込まれた異世界を主人公といっしょに体験して冒険していく系が
好きな人なら楽しめると思う
続編？外伝？の翻訳も今年出たのでこれから読むのが楽しみ

>>37
『火狩りの王』『テメレア戦記』おすすめ！

>>37
連投ごめん、阿部智里の八咫烏シリーズも読んでほしい

>>37です
まとめてのお礼ですみません
みなさん短時間にたくさんのおすすめありがとうございます！
日本のも海外のも、どれも読んだことないものばかり嬉しいです
さっそく本屋めぐりしてきます

吉田修一「国宝」
いつもの吉田修一じゃないけど、すらすら楽しめた。私が歌舞伎に詳しければもっと楽しめたのかな？
ただ一代記ゆえ、上下二冊でも駆け足感が拭えずクライマックス感が希薄なまま

ぼっけぇきょうていはネチネチじめじめした嫌な怖さが売りの話だと思ったわ
ぼっけぇきょうていの本に載ってた別の短編の浮気男と健気なよくできた嫁の話が温度低いけ負の感情が滲み出てて怖かったわ

自称、瀬戸内海の黒アワビ＞志摩子さん

火狩りの王、気になってた。児童書のブックフェアに行ったときにこの作者さん推しのコーナーが作ってあって、すごく面白そうだったけどその時は買わなかったの
まだ文庫化してないんだよね、本棚の圧迫がすごいから極力は文庫で買うようしてるんだけど、そもそも単行本が売れないと文庫化しないのが悩ましい

白井智之の「東京結合人間」読了

進化の過程で人間は外性器が退化し、繁殖の為に2人の男女が1人の人間に融合・結合して目も手足も4つずつある「結合人間」になる世界
そんな世界の売春斡旋組織に監禁された少女が発した1つの願いとその真意とは？
また結合の際、ごく稀にイレギュラーで一切嘘がつけなくなる障害を持った「オネストマン」になってしまうこともある
そんなオネストマンが集められた孤島で殺人事件が発生したが全員が犯行を否定
正直者だけのはずの島には2人の「普通」の人間が紛れ込んでいた
というミステリ

序盤から結構なエログロが繰り広げられていてあまりリアルの知人友人には勧められないけど面白かった
特殊な状況下でのミステリや飴村行のホラー小説が好きな人にはおすすめ

汚ったないヘドロの中に手を突っ込むような不快感を楽しむのがぼっけえきょうてえだと思う

そうなんですね。ちょっと私が求めていたホラー感とは違うものだったんですね。
自分の感性がおかしいのかなと思っていたのですが少しホッとしました。
ありがとうございました。

>>35
ありがとうございます
興味あるので読んでみます

>>48
人に勧めづらいのわかるｗ
「お前の彼女は二階で茹で死に」も面白かったけどタイトルが言いにくい
一つ跳ねてるグロホラーだけど娯楽として楽しめるので、シリアス疲れしたときにおすすめ

粘膜シリーズみたいなもんかな

白井智之は、デビュー作の人間の顔は食べづらい、もいいよ
道尾秀介が絶賛してた
少女を殺す100の方法、さよなら人面瘡もグー。
この人綾辻行人から、鬼畜系特殊設定パズラーの称号を与えられたらしい
ミステリの世界はトリックのネタが出尽くして、変化球が増えてきた。
後発の作家ほど厳しくなるからね。

ウインクで乾杯

まだ読み出しだけど
「刑事が隣りに住んでると安心だわ」とか言って
いきなりワロタ
今じゃ警察関係者の犯罪者も多いのに
さすが昔の小説だわ

ここの奥様がおすすめしてたから読んでみた最後の医者は桜を見上げて君を想う 二宮敦人
割と良くあるストーリー(古くは振り返れば奴がいるみたいなストーリー)なんだけどボロ泣きしてしまった
自分が同じ病気になったり家族が無治療で余命を過ごしているから感情移入しすぎてしまった
最期をどう生きるか考えさせられたわ

>>44
私、わりと本を読むペースが早いんだけど
気付くと音読になってて、ベンベンなんて効果音入れたりして心地よくペース乱された。
不思議な面白い体験をしたわ。

日本橋の誠品生活行ってきた
本屋としては取り立てて特徴はなかった
近くにタロー書房も丸善本店も少し行けば八重洲ブックセンターもあるし、本には困らないエリアだしね
雑貨の周辺は人が多いのに書籍の辺りは人が少なくて、紙の読者人口が減ってるって感じがしたな
書皮好きの方、文庫用は2種類から選べましたよ

リアル書店で買った方がいいと思うけど、ネットだとポイント還元額が大きいし、クーポン利用で15%OFFとかあって送料無料なので買ってしまう。

>>59
わかる
うちの近所の本屋は最近漫画やなろう小説のコーナーが大きくなって
ごく普通の小説コーナーはちいさくなって取り扱いが少なったせいもある

あとは切手を、1枚貼るだけ　小川洋子　堀江敏幸

独特の世界観と静謐な空気をもたらしてくれる1冊だった
小川さんはずっとこういうの書いてほしいな
周囲の空気がスッと冷たく綺麗なものになる感じ
ただあの有名な犬のところは読んでてつらかった

>>61
ちょっと私には難しかったんだけど、可哀想な動物の箇所は心に残ったわ

ダーレス　ジョージおじさん
漫画のアウターゾーンに似ている。
ホラーの「救いのない結末」が嫌いな人に向いているかな。
安心して読めるから。

リング読んでお風呂で目が閉じられなくなった程度に引きずるんだけど
怖いものみたさで残穢気になってしまう
手元に置きたくないって話をきくんですがそんなに引きずる怖さなんですか？

>>64
残穢、自分は図書館で借りて読んだけど途中まではリング並に怖かった
でも後半はそうでもなかったなぁ

紙の本の管理の仕方でおすすめありますか？
掃除はしてるはずだけど昔から持ってる本を読み返してたらすごく小さい虫がいたのがトラウマでほこりと虫から守るために試行錯誤しています…

>>66
ラベンダーのアロマオイルがいいらしい
http://pro.bookoffonline.co.jp/book-enjoy/book-hokan/20151127-book-vermin-exterminate.html

紙魚はとにかく掃除しかない

ハリー・ボッシュ最新作読み終わった


ネタバレではないけどまだまだボッシュ働くんだなと思った
今回も読み応えのあるいい作品だった

>>65
ありがとう！私も図書館予約待ち
リングは結果的にループバースデイまで読んで怖さなくなったけど面白かった

>>65
私も後半からは、そんなん言い出したら日本全国あの町この村
特に長い歴史のある所はどーすんのよって冷めた目で読んでしまったわ

残穢、私は後半のほうが怖かったな
自分の家が建つ前は原野だったような新興住宅地に住んでるから
前半部分は他人事として読めてたのがそうじゃなくなる感じがあったのと
平山夢明とか福澤徹三とか普段から読んでる作家が出てきて
ノンフィクションっぽい雰囲気が増したところと地味な展開が絡まり合って
身辺にさりげなくある落とし穴に初めて気づいたみたいな気分になった

シングルマザーと年頃の娘と年の離れた腹違いの妹と作中で死なせるために飼ってるペット
大体そんな感じ

>>64
私は全然怖くなかった

今まで読んで怖かったのは、墓を見下ろす家　と、黒い家

>>74
どちらも読んだけど、怖かったのは断トツ「黒い家」だな
保険会社の内部事情も面白かったし、オカルトが絡まない
おかしな気持ち悪い人が出てくる方が好み

鈴木光司だったら断然『アイズ』
どの話も怖かった

怖い話ってやっぱり一人多い、いない人がいるみたいなベタなのが一番怖いよね
のろいや祟りで人が死ぬとか私は平気

一番リアルで｢ぎゃー！｣となったのは天使の囀り
でもホラーとはちょっと違うか
残穢は前半怖かったよ
音が聞こえる感じ

「黒い家」は確かに怖かった
電話のあたりはページめくるのも恐ろしいくらい
幽霊とか祟りものは謎が解明されていくと怖さが薄れていくよね

誉田哲也の「ケモノの城」は実際の事件（家族で洗脳されて殺しあったやつ）
が元ネタだってわかって読んでるのでグロ描写もきつめだし怖かった。

私は臆病で怖がりなので読めそうにないけどキングの帯文がついた
「黄金郷の殺人鬼」が怖そう。

貴志祐介は本当に怖い話っていうか、人間の怖さを書くのが上手いよねー。ファンタジー調の未来という世界観で始まる新世界よりは謎が解けてきてからの方が怖い。悪鬼、業魔、愧死機構、ミノシロモドキ、バケネズミ、意味がわかるにつれて人間の業みたいなのが浮き彫りになる。

十三番目の人格も救いがなくて辛かった

キングのITは地下水道にいるピエロも怖いけど、前半の負け犬な子供たちの境遇も
リアルで怖かったな、逃げ場のない感じで
キングはミザリーも怖かった

ここ見て手にとってみた京極夏彦
一作目が面白かったので２作目の「魍魎の匣」も読んだ
最初の箱詰めの少女の下りは怖くなかったんだけど
読了して全てが分かってからの「ほう」が怖すぎる…ｗ

>>84
腹の底から声を出せ！って話よねw

絡新婦辺りまではおすすめよ
塗仏からは冗長になってきて
個人的にはイマイチだと思ってます

>>85
奥様なんと的確なｗ
お勧めもありがとうございます絡新婦までですね

>>86
途中で送っちゃった
ｗなんかつけちゃってたけど>>84
実は凄く怖くてゾッとしてたの
奥様のレスでなんかぱっと明るくなったわ本当ににありがとう

榎木津礼二郎のシリーズは二次創作みたいで別の意味で好きだ
本人が書いてるんだけど

>>88
榎木津のおかげか読後感が他の作品と比べていいから軽く読むのにいいわよね本編はよしって気合い入れて読まないと鬱々しちゃうわ

>>88>>89
そっち知らなかった
読んでみる

京極夏彦は学生時代にはまって読んでたけど映画化でなんか目が覚めた

姑獲鳥、魍魎は映画化したけど、京極作品の
映像化の困難さを、痛感しただけだった

キャストは豪華だったけどね。映像化は無謀。

塗仏からは冗長に同意！

又市が田辺誠一、お銀さんが遠山景織子の巷説百物語は面白かったよ
原作に忠実かは疑問だけど、「必殺」風だったり、京極さんもちょっと出てたりして楽しかった

最近では火村と有栖がありえなさ過ぎ

話題の十二国記、読んだらハマれてよかった
0話目と知らずに読んだ「魔性の子」があまりピンとこなかったのと、年齢的にダメかもというのがあって、恐る恐る読んだのだけど、面白かったです
残り全巻大人買いして幸せ
ここの奥様方の意見は間違いない！と改めて思いました

京極夏彦の百鬼夜行シリーズはコミカライズもされててそっちはかなりオススメ。
スレチかもだけど。

>>93
十二国記の続きがすぐに読めるなんてこの幸せ者め…

ジョン・グリシャムの新刊出たわ。
「危険な弁護士」、これから読むわ。

ジョナサン・キャロルってもう新刊出ないのかな

>>95
大丈夫
私ほとんど忘れてるもん
最初からやり直し

魍魎も巷説もアニメがよかったから京極は実写よりアニメ向きだと思ったなあ

分厚いライトノベルって言われてたの思い出したわ
タイトルとモブの短編だけしか出てない最新作が世に出てくることはもう無いんだろうなあ