読書好きの奥様　80冊目

前スレが落ちてしまったので建てます
テンプレはこの後

転載元：http://anago.2ch.sc/test/read.cgi/ms/1442139664/

このスレは読書好きの奥様が本について語り合うスレです。
次スレは>>980が立ててください。

※本のランク付けや読んでいる人を勝手に分析したりバカにするような
楽しい読書からは遠いレスはしないようにしましょう

※作品や作者への意見は賛否いくらでも正直に書きましょう
意見交換も存分にやりましょう
ただし、どんなものでも他の人が抱いた感想を非難するようなことはやめましょう
ここは大人同士の読書スレであり、うちの子語りやわが子に勧める本の質問など

自分の子に関する話題は荒れる元なので、ご遠慮ください

また、コミック（漫画）エッセイについては漫画スレにてお願いします

前スレ
読書好きの奥様　79冊目
http://hello.2ch.net/test/read.cgi/ms/1437259759/

落ちちゃったのかな?前スレ

やー陰陽師がまたドラマやるのね！！
びっくりした
さっき知っちゃったからさ

えー…染五郎は…ﾔﾀﾞﾅｰ

流れが速いのに、前スレがなぜ落ちたのか、
よく分からん。誰か教えてw

帚木蓬生「悲素」読んだ方いますか
週刊新潮の書評をみて読みたくなりました。

>>4
土日はこのスレ、書き込みが少ないからそういう時に圧縮かかると落ちちゃうんだよね

陰陽師、またドラマ化かあ
平安時代なら「ばけもの好む中将」とかドラマ化してほしいな

>>4
ありがとうございます
ふつーに奥様なら、たしかに土日は忙しいんですね

私、洋楽関係が仕事で関連スレにもいますが
オッサンじいさんの、けんかと酔っ払いが多くて
不毛な書き込みが続きます。
ここは楽しいので、男って馬鹿じゃないかと言いたくなります

ぐちが多くてすみません、今後は土日に書き込みしますね

>>4
わっ、グッドタイミングです
この間、図書室の職員さんとその
帚木蓬生「悲素」話題になったんですよ
何でも、すごい予約率らしいです
カレー事件をモチーフにしてるんですよね？

自分は、恥ずかしながら帚木蓬生という作家を
始めて知ったのですが、医者でもあり、すっごい経歴ね
しかも後、取るのは直木賞くらいしかないんじゃないかって思う程の受賞歴

今まで出された本も、性同一障害のもっと奥を掘り下げた内容のとか
日本での堕胎についての問題提起についてとか、すっごい読み応えあるとの本との事で
早速、過去の本から読もうと、近くの図書室へ取り寄せて貰うことにしました！
いやぁ、まだまだ本好きでも知らん作家さんがいっぱいだ。ワクワク本好きには、たまりません。

>>1
スレ立て乙です

羽田圭介「盗まれた顔」
ひたすら指名手配犯の顔を記憶して
見当たり捜査をする刑事の話で
前半はディテールに興味を引かれて面白かった
後半は広げた風呂敷をうまく畳めなくて
いろいろ消化不良だった
芥川賞作家の書いた警察小説に期待したけど
やっぱりエンタメに徹する姿勢がないと読みにくい

「億男」
一言「つーまーらーん」
書店で話題のコーナーにあったのを見て
借りて読みましたが
これが、本屋大賞ノミネートって!?
こんな文章でも知名人なら本って出せて、
出版業界がちょっと大げさに宣伝すれば、売れるんだなあ。
素人の文才ある人の方が世にも出ないで、いっぱい埋もれてそう。
又吉の「火花」は、これと比較したら、もう百倍、傑作に思える位。
　これを帯で絶賛してた大泉洋は、出版社からかなりお金をつぎ込まれてたのだろうw

>>9
あんたの感想のほうがつまらんよ

本屋大賞はアテにならんよｗ

うん、本屋大賞ってそういうもんだからね。
なにを今さら。

>>1乙

>>4
読みました。
医者でもある作者なので、カレー事件だけでなく毒物や中毒に関する話も
盛り込まれかなり読みごたえありました。

乃南アサ「水曜日の凱歌」
あっという間に読んだ。同じ境遇になった時私も鈴子と同じ考えを持つだろうし、
つたゑのように生きたいと思う。弱者と強者だったら強者でいたい。どんな時代でも
力を持たない女って悲しいと思った。でも自分で自分の人生を切り開くことは
力のあるなし関係なくより大事なんだなとも感じた。

ちょっと前にBSで
「芥川賞、直木賞の舞台裏」って2時間のドキュメント
やってて面白かったあ
ご覧になってた奥様いらっしゃいますか？

「流」の東山さんの受賞パーティーで担当編集が喜びでウルウルしまくり
北方健三が東山さんに叱咤激励するわ、
浅田次郎が「人気作家になるには、年に4本は書かなくちゃ駄目。
でなきゃ、この世界では、すぐに忘れ去られるよ」と言ってて
(↑これ林真理子もいつも言ってますね)
東山さん、「ひぇ〜っ」って感じで「が、がんばりますぅ」って答えてたな

久しぶりに見た山田詠美が、すっごいオバちゃんの貫禄ついてたな
でも、ショッキング・ピンクの口紅塗ってた辺り
やっぱりエイミーだわあと思ったワ

夜行観覧車　読み終わった。
７割以上が家庭内暴力の話だった・・
小梨だし親戚の子たちはおとなしかったり全方向に優等生なこばっか
なので違和感ありすぎ。
家族間の
殺人事件てたまにあるからあり得る話なんだろうけど。

避難所読みたいのに
ポスで在庫調べると図書館にあるはずなのに
その作家さんコーナーにいついってもない。誰かぱくったのかな。

北村薫の太宰治の辞書
若い時に好きだった円紫さんと私シリーズの新作で期待して手にとったんだけど文学的すぎというか昔の日常の謎をとくミステリーじゃなくなって読むのがつらい
太宰治好きな人だったら楽しく読めるんだろうか？

>>16
新作出たんだ！私も好きだった〜。
でも太宰か…イマイチそそらないな……。

平積み本の話題ばかりでつまらないわ

>>18
ご存じなら、平積みじゃない面白い本を紹介してね
ここの人喜びますよ。

帚木蓬生「悲素」も平積みなの？
>>7>>13ありがとうございました＾＾読みごたえありそうです

中野京子さんの「怖い絵」読んでるけど、面白いね。
実は美術館のお土産店で見つけたんだけど。
今までそういう見方をしてなかったから凄く新鮮。
周りや隅に描かれた物に実は書きたい本質があるんだって初めて知った。
奥が深いね。絵画、て。

ここでオススメされてた「避難所」読みました。良かった。
前半の描写がとにかくすごくて心が折れそうだったけど
ラストに救われた。

朝比奈あすか「やわらかな棘」
よくありそうなテーマの連作集だけど、
人物描写やストーリーに奥深さがあって
面白かった。
このスレで人気の垣谷美雨さんが好きな人には
おすすめかも。

垣谷美雨さんて売れてるのかなあ？
このスレ以外であまりお名前を見たことがない

>>5
本屋に行ったらばけもの好む中将があったので買ってみた
なかなか面白いわ
奥様のレス見てなかったら買わなかった
ありがとう

ばけものはだんだん失速気味なのがなあ
4をこないだ読んだばかりだけど
「○○が○○の皮かぶる」のﾋﾟｺｰﾝ！ていう思い付きに飛びついてドタバタ喜劇書いて
例のお嬢さんがいいなづけ？に出会うエピ絡めときましたっていう軽さ・・・
情景描写が会話文と勢いだけに頼ってて頭に浮かんでこないから面白さもわからんし

垣谷さんの本はあっという間に読めるのがいい。
平易で読みやすいって大事だよね、お上手だと思う。

>>23
ですよね。
女性の共感をよぶ内容。でも　あまり男性受けしないかもね

田辺聖子さんなんかだと
じつは男性ファンも多かったんだよね

身内に汚部屋住人がいるので
かたづけられない女魂　って本何気なくかりてきたら
んまー面白くって一気にによんで最後にホロリ。
文章も上手いしキャリアウーマンみたいだし
家族愛にあふれて暮らして
人気ブロガーさんなら本質はマメなひとなのに
なんでこーなる？（写真がいっぱい）って
思ってたらあとがきで納得。

うちの身内は外的要因はなさそうなんで
やっぱりADDとかああいう系なのかなー

太宰治の辞書は読むのちとしんどかった
引用多すぎｗｗ

最近今まで読んでなかった海外文学に手をつけてるけど
シリーズみたいになってるの全部追うのは無理だ

垣谷美雨、けっこう好き！と思って、著作一気読みしたら、
どれも同じようなテーマが根底にあって、ちょっとおなかいっぱいな感じ。
嫌いではないんだけど、一気読みは良くないね。
それだけじゃ何なので、奥田英朗の噂の女。
なぜか主人公を応援してしまいたくなった。おもしろかった！

ドラマが面白かったので天皇の料理番を読んでみた
あたりまえだけど、原作とドラマはちょっと内容がちがうね

このスレ見て面白そうだなーと思う本を図書館でバンバン予約したら予約トも予約かごもいっぱいになっちゃった・・・。
全部買ってたら狭いうちなんてすぐ入れるところなくなるわｗ

重松清の「とんび」を読了
この人、てっきり元教師だと思い込んでいたのだけれど、教育学部出て出版社勤務だったのね。
登場人物がすごく魅力的に書かれていて、あっという間に読んでしまったわ

昭和が懐かしい今日この頃・・

重松清結構読んでるどれも切ない
なんとも言えない寂しいような気持ちになるんだがまた読んでしまう
この人の作品の半分ぐらいは地方出身でそこそこ成績も良かったから
東京のそれなりの大学に進学して就職してって人でないと
ちょっとピンと来ない部分があるかも知れないと思う

石田衣良（最近のはそうでもないが）も好きなんだが
同年代の二人の東京出身と地方出身の違いを感じるわ

>>29
逆に私はシリーズもの興味あるんですけど。
ちなみに何を読んでいらっしゃるの？
ミステリー以外で適度な長さなら読んでみたいです。

花房観音「女の庭」

京都を舞台に、大学時代の女友達５人それぞれの生き様の話。
恩師の葬儀に集まった女性達のその後の生活やら老いを絡めて
お互いに対する腹黒い本音やら本性やら…女性って怖いw
…というか、初めて読んだ作家だけどエロ小説だったとは。
最初はどひゃーっ！な性描写も、慣れてくるとそう気にならなくなるけど、
さすがに友達には薦められない。

「チェインドッグ」読了
獄中のシリアルキラーから「起訴されている殺人の中で一件だけ冤罪だ」と言われ
独自捜査を始めるが、捜査思わぬ方向に…

いやぁ面白かった。
長年猟奇サイトをやってた人だけあって薀蓄部分だけでも面白く読める。グロ苦手な人は駄目だろうけど。
この人こういうのばっかり書けばいいのに。

>>37
その作者って怪物たち（英訳）のサイトやってた人？
日記とか好きで巡回してたけどいつのまにかサイト消滅しててガッカリしてた
本人さんじゃなくてお友達じゃなかったっけ！

同じく怪物たち無くなってしまって哀しい。好事家さんの文章好きで、最終的にサイト本体より、日記目当てで読んでたわ。
日記では友人って言ってたよね、本人の可能性もあったりするのかなひょっとして。
ちょっと興味でてきた。

>>35
古典に入るのかな？バルザックとかです…
期待されているものではない気がします
ごめんなさいｗ

今年はテレビをつけず冬もしっかり読書にいそしむ予定で
１２月にはベタにクリスマスキャロルを読もうと思ってるｗｗ

沢野ひとしの絵も好きだし文章も好きだ
この人の旅行記を読むとほんとにその場で風景を一緒に見ている気分になる

バルザックは最も好きな作家の部類かも
ヴォートラン三部作と『従妹ベット』とかしか読んでないけどどれも暑くて最高だったな

>>39
本人かは不確かだけど、今ぐぐったら大森望が
「作家になる前から、国内外のシリアルキラーを(趣味として)調べていた」
って書いてたわ
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20150916-00045154-gendaibiz-soci

「村上春樹を読む」
その中に短編小説の「トニー瀧谷」で女性の登場人物がたくさんのきれいな洋服を
目の前にして涙を流す場面について書かれてたんだけど、それは私はきれいな洋服を目の前にして
感動してないたと思っていたのに、違う考察が書かれていて衝撃を受けた。
フィッツ・ジェラルドの「グレート・ギャズビー」でもデイジーがたくさんのきれいな洋服を
見てなく場面と似ているということだったんだけど。
これらは、精神的な空虚さを、物質で欲望を満たす虚しさを思い出させたことでも
涙を流したのではないかと書かれていていろいろ考えさせられた。
きらびやかなれど、哀しい一齣という。
いい小説って深いね。
吐出しすみません、こんなマニアックな話リアルで話す人いない。

ここで紹介されてた垣谷「避難所」読了。

非常に読みやすい本だった。
人間の心情もうまく表現されてて好きだった。
登場人物が善人過ぎない点もよかった。

ネタバレになるから未読の人はここから読まないでほしいけど、
あの結末はあんまり好きではない
女３人の同居生活がずっと上手くいくとは思わないから。
当初は支え合っての生活でも、
いずれ不平不満、いがみ合いが生じると思うから、
それを予感させる終わり方の方が、自分は好き

連投ごめん「避難所」について

ネタバレ注意
押し付けられる絆、声高に叫ばれすぎる絆から逃げたのに、
３人（４人）の絆が結末・・
ミイラ取りがミイラになった感が否めなかった

>>45
ずっと上手くいかなくていいでしょ
夫婦じゃないんだから
この共同生活を足がかりに、自分なりの生き方を立ち上げられるかなっていうのが
ハッピーエンドの予感なんですが

>>47
あなたの仰る通りだと思います！！

自分はハッピーエンドがあまり好きではなく（もちろん小説によるけど）
不穏な空気で終わる方が好きなので書いたまででです
すみませんです。

「海賊と呼ばれた男」図書館の順番回ってきたけど、
読まないでそのまま返却しようかと思案中・・

百田のことがどうも好かないせいと・・
「永遠の０」も用事が重なって忙しくて読書に時間を使えず結局途中で返した
＝どんなに忙しくても読もう！とは思えなかった
（１/４　くらいは読んだけどあんまり好きなストーリーや文章ではなかった）

「海賊と・・」を読んだ人、感想きかせて下さいな

>>49
ふ〜ん　出光からいくらもらったんだろうって感想でした

>>50
そういう本音の？感想、大好きです。ありがとです
私には、とても興味深い感想ですわ

うざい

>>49
いつもの百田でした
主人公が聖人、敵対する人はすべて悪
史実や資料からのそのままの部分はそこそこ面白いが、フィクション部分がひどい
文章はあいかわらず下手
深みも余韻もなにもないです

主人公の人生は興味深かったので、他の人が書いた出光の話が読みたくなった

みんな優しいなｗ

ベストセラーだからいい作品とは限らないという典型だわね

嫌いな作家の小説は我慢してまで読む必要ないんじゃないかね、例えどれだけ世間で
評価されていようがベストセラーだろうが

私は嫌いな作家の小説はいちいち虫唾が走るんでとてもじゃないけど読めない

決定的にそうならそれでいいけどもしかしたらという所や話題作だからという部分はなかなか捨てきれなかったりする
今回の場合は折角予約しておいたからという意味合いが強そうだけども

買ったまま忘れていたマーク・トウェイン「ジム・スマイリーの跳び蛙」
寝る前にちょこちょこ読んで文章のテンポに乗って引き込まれるのとそうでないのと半々

本を読まないひとがターゲットのベストセラーはなんとなく合わないことが多い
たくさん読むことが素晴らしいとは言えないけど
本を読むスタートラインの間口が広いものは、分かりやすい感動しやすい手に取りやすいものだと思うし
だから大衆受けする
たくさん本を読んで自分の好みが細分化することで間口を狭めてるけど、ピタっとハマる本に出会えたときの喜びといったら

>>37
尼見たら今ハヤカワのベストセラー1位だった
シリアルキラーもの好きだから買おうかな〜迷う…

>>59
わたしにとって本を読まない人がターゲットのベストセラーと言えば葉室麟だわ
平易な文章で時代小説を書いてるだけで深みが全くなくて
どの登場人物にも感情移入できないというか作者がコマを淡々と動かしてるだけの書き割り

これから「世界の終りとハードボイルドワンダーランド」
まあ、ゆっくり読みます。

島田雅彦@SdaMhiko
集団的自衛権とは軍事同盟の言い換えなのであって、
安保法案は７０年間の平和主義に別れを告げることにほかならない。
国家の自殺なんて幇助したくない。原稿書き上げたから、オレもデモに行こう。
https://twitter.com/SdaMhiko/status/644765120279678976

>>62
村上春樹の中で一番好きだわ〜

本を普段読まない人に村上春樹の作品は人気かも？特に『1Q84』あたり
ほとんど雑誌しかない本棚に『1Q84』の単行本がポツンと置かれていたのを何度も目撃したわ

山口恵似子の食堂のおばちゃんを読んだ
過去に松本清張賞をとってる食堂勤務の作者の本て事で手にとったら、食堂のおばちゃん家族とお客さんをめぐる日常のあれこれだった。そうだよね、この題名でサスペンスな話なわけないよね…ゆるくて暖かいストーリーで料理も美味しそうで悪くはないんだけど
昔から料理屋さん絡みの作品てあるけど最近特に多いような気がする。流行ってるのかな？

バルザック私も好きだけど人間喜劇を全部読むのは根性いるねｗ
創元が出してる全集欲しいけどなー置く場所ないからあれこそ電子書籍にしてほしい

>>57
うん、わかる
自分は「こんなに世間にもてはやされているのに自分は面白く感じないなんてなんか自分の読み方がおかしいんじゃなかろうか？」
などと考えてしまい、矢継ぎ早に2.3冊同じ作家の本を借りてしまう(さすがに買わない）。
で、最終的に「やっぱり合わないんだな」と見切りをつけ、それ以降は読まない。
「海賊と呼ばれた男」は、文庫が出る前で、それほど百田叩きもない頃だったのでたしか４００人待ちくらいだった
決定的に合わないと思いつつも、とにかく４００人待ったのだからと最後まで読んでしまったわｗ

ナイルパーチの女子会(柚木麻子)読んだ
２ちゃんをやってる人にはものすごくわかるわかるって感じでは無いだろうか？
善意の(？)スネークのような？
友だちが欲しいと全く思わない私にはその根底のテーマは共感出来ないけど、主人公2人の嫌な部分は自分にも多少なりともあると思って怖かった
いつものほっこり柚木麻子じゃない
別の作家を読んでるみたいだった

>>68
私も読んで怖くなった
柚木麻子は今迄はあえてわざと分りやすいハッピーエンドにしてたんだなと思う

>>68
ファミレスのシーンからの落差がすごく怖いよね
だいたい刊行順に読んでるけど、ダイアナやアッコちゃんからの落差もあって作風の幅広さも実感した

ナイルパーチ、ちょっと前読んだけど、
内容忘れた

サクサク読めた本だったとは思うけど、サクサク忘れた

ナイルパーチはやりすぎ感満載だったと思うけどなあ・・・
2ちゃんのまとめとかにある創作ネタと同じような創作

どうそう！ナイルパーチ、

忘れたのに言うのもナンだけど、
やりすぎ感満載だと感じて、あまり共感できなかった記憶がある

>>68
>２ちゃんをやってる人にはものすごくわかるわかるって感じでは無いだろうか？

え？じゃあ私にはわかりやすい本なのね

ナイルパーチって、芋けんぴのやつだっけ？
あそこだけ覚えてるわ

柚木麻子、ほっこり系にしても毒吐き系にしても
ちょっとやり過ぎというか盛り過ぎなんだよね
「終点のあの子」のバランスは好きだったんだけどな

２ちゃんというと、『嘆きの美女』の方もしっくり来るなー
ああこういう人居るだろうなと

篠田節子『長女たち』
怖かった。ひたすら、実親が同じ状態になりませんようにと
願いながら読み進めたわｗ

>>59
ほんとそう

ここの奥様が読んでいる本のほとんどが家に無いわ
夫が買ってきた本しか読まないので偏向していると思うけど、結構ピタっと趣味が合う
今カズオイシグロの『忘れられた巨人』読んでるけど最高〜

湊かなえの母性を読んだ人いる？
なんか一番最初のページの自殺の場所と自殺方法と、作中の娘が自殺する場所と方法が違うのはどういうことなの？

>>78
娘は未遂だった
よーく読んでみて

その辺のしかけ（ってほどじゃないけど）が読みどころなのかなぁ
湊かなえは、どう楽しんでいいのかわからない

母性がテーマなのだとしたら、祖母から母への愛情はまっとうなものとして描かれてると思うのだけど
それならなぜ母があんなふうになったのかがわからない

>>79
さっき読み終わったばかりなんだけど、もう一度読み直してみる
教師が訪れるりっちゃんのお店のりっちゃんが何歳なのか気になる
最終的には未遂に終わった娘が連鎖を起こすのかな(ネタバレっぽくなってたらごめんなさい)

花の鎖が面白かったから母性を読んでみたけど、ミステリー小説は向かないみたいｗ

>>78
ちょっｗ
りっちゃんやバイトの男の子も誰か分かってない感じ？？！

百田の本、他の人が書いてくれたら面白そうっていうのが多い。
ボクサーのとか、モンスターとか、海賊と呼ばれた・・とか。

長女たち、読んでないけどあらすじ見たら何だか、まんま私じゃんと思ってしまった。
母親の長女に向ける介護の期待とか。次女の無責任に兄弟の他人事、て。
あるあるだわ。
自分にとってリアルな問題過ぎて逆に読むのが怖い。

>>82
海賊と呼ばれた男は山崎豊子に書いて欲しかったわ。

百田も湊かなえも「別に小説でやらなくていいんじゃない？」って思う
題材はいいのに小説としていまいち

アマゾンが私に
篠田節子の「隣のセレブたち」をお薦めして来た。
うーむぅぅぅ　ちょっと気になるわｗ

>>83
読んでるうちにリアルすぎて「長女たち」途中で本を閉じたくなってしまいました。

この間読み終えた、角田光代の「笹の舟で海を渡る」もそうだった！
もう読んでてゾワゾワして、でもページをめくる手が止まらなかった。
丁度、現在アラフォー、アラフィフ世代の母親達位の女同士の友情？
全然違うタイプの女の憎しみとか嫉妬とか書いてて、ミステリーなのか家族物なのか。
「対岸の彼女」の女同士の友情と確執を、さらに進化させた物語でした。
角田さんって、最近のは今一つかなあって思ってたけど
久々に力作だー。
しかし、角田光代はママ友やら幼馴染やら、女同士の物語書くの上手いなあ。

チェインドッグ読了。ここ見てなかったら読んでなかったわ〜
とりあえずあのサイコパスに誰もかれも操られてるってことで
いいんだよね？？

主人公も結局呪縛から逃れたと思ったら彼女が・・・
弁護士もバックボーンから選ばれて結局意のままに動かされるだろうな
っていう雰囲気で終わってこの先を想像するとゾッとするわ・・・。
なんとなく栗本薫の天狼星思い出しちゃった。
シリウスもいろいろな人を操ってあれやこれややらせてたなぁと。

>>87
角田光代から遠ざかっていた私に朗報ありがとう！
久々に読もう！

図書館でやっと順番が回ってきたナオミとカナコ読んだ。
最後の追われてる所なんかは2時間ドラマみたいなチープさがなんだかな〜って感じだったけど
全体的には面白くてハラハラして一気読みしてしまった。
殺される旦那がクズで良かった。

文庫本を洗濯してしまった（白目）


洗濯もの＆洗濯機の始末も大変だけど
ぶあっつい本で100ページ越えてやっとエンジンかかってきたとこだったのに…
ハヤカワSFだから油断してるとすぐ品切れ絶版を食らってしまう
買い直さないと

奥様ったら豪快ですこと！
ちなみにどんな題名の本を洗濯してしまったの？

早川はSFとポケミスが絶版早い気がする
創元は結構息長く出してくれるのにな

早川は文庫化も確定しづらいしねえ
でも早川なくなったら困るけど

ティッシュやメモはしょっちゅうやってるけど、文庫本を洗濯はまだ経験ないなあｗ

早川は時々（本当に時々）復刻フェアをやってくれることがあるけど、それすら
大々的に宣伝しない＆数が少ないんで見逃すと買い逃してしまう

>>91
ボックスシーツの隅っこに入っててそのまま洗濯はある
最近は携帯もやってしまった

>>91です
文庫本は洗濯するとカバーのPPフィルムだけが無傷で残るのを知りました…

本はスティーヴン・バクスター「タイム・シップ」でした
19世紀イギリスで謎の男から謎の物質をもらってうっかりタイムマシンを作ってしまった！
という牧歌的なオールドSFの香り豊かに始まって
とてもとても不穏かつ詩的な急展開になって身を乗り出したところで洗ってしまった…

バクスターは何作か読んでいるけれど共通してこんなところで生きて行けるかあ！と言いたくなる
閉塞感ある異世界を描くのがうまい
そしてそこからぶわーっとブレイクスルーを迎えるのがたまらないです
洗う前にもうちょっとだけ、もうちょっとだけ注意すればよかったのに私のバカ

物書きの知人が「ハヤカワは「ハヤカワという出版社で本を出せることが嬉しい」と
感じる人でないと本を出すメリットがない出版社」
と言ってた

みをつくし料理帖　７巻まで読んだ。

こういう長編シリーズ物って、回を重ねるごとに登場人物に愛情が湧いて来て
どんどん好きになって来て、
キャラクター達のことを好きになればなるほど
キャラクターの皆が平穏無事に暮らしてる様子を読ませてもらえたら、それが一番だわと思えるぐらいになった頃に
ものすごい爆弾を落として来るんだね。作家って。
小説というのは、そういうもんだと分かってるけど、でも
作家を恨みたくなるレベルだ。
ミザリーみたいに、自分の思う方向に書かせたい！と思ってしまった。

感想をググったら、登場人物たちが可哀相だろ!!酷すぎ!!と作家に文句を言ってるのも何回か見かけたけど
私も同じ気持ち。

久坂部羊が好きなので、秋ドラマで2つもドラマ化されるから楽しみ。
まぁ、原作とドラマは別物と思って観るわ。
医療物とミステリーが好きなので、この2つが合体されたらたまらんわ。
他にもそんな作家いたら教えてクレクレ。