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ゴジラ -1.0(マイナスワン) -7.0

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    荒らし防止の為に次スレを立てる時は
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    を3行書いてください

    最新作 ゴジラ-1.0(マイナスワン)2023年11月3日公開
    監督・脚本・VFX:山崎貴

    公式サイト:https://godzilla-movie2023.toho.co.jp/
    Twitter(X):https://twitter.com/godzilla231103
    Instagram:http://instagram.com/godzilla231103/
    TikTok:http://tiktok.com/@godzilla.toho
    シリーズ公式Twitter(X):https://twitter.com/godzilla_jp

    ※前スレ
    ゴジラ -1.0(マイナスワン) -6 .0
    https://mevius.5ch.net/test/read.cgi/sfx/1698404255/
    ゴジラ -1.0(マイナスワン) -6.1(ワッチョイ有)
    https://mevius.5ch.net/test/read.cgi/sfx/1698724016/ VIPQ2_EXTDAT: checked:vvvvvv:1000:512:: EXT was configured
    (deleted an unsolicited ad)

    転載元:https://toro.2ch.sc/test/read.cgi/sfx/1699670653/

  • 2 名前: 名無しより愛をこめて (ポキッーW e3cb-BAAb [243.131.208.129]) 2023-11-11 12:00:25 

    保守しないと落ちるぞ

  • ゴジラ2000 ミレニアム

  • ゴジラ×メガギラス G消滅作戦

  • ゴジラ モスラ キングギドラ 大怪獣総攻撃

  • ゴジラ×メカゴジラ

  • ゴジラ×モスラ×メカゴジラ 東京SOS

  • ゴジラ FINAL WARS

  • GODZILLA ゴジラ

  • シン・ゴジラ

  • GODZILLA 怪獣惑星

  • GODZILLA 決戦機動増殖都市

  • GODZILLA 星を喰う者

  • ゴジラ キング・オブ・モンスターズ

  • ゴジラ S.P<シンギュラポイント>

  • ゴジラVSコング

  • ゴジラVSヘドラ

  • 18 名前: 名無しより愛をこめて (ポキッーW db3c-BAAb [247.145.71.140]) 2023-11-11 12:26:13 

    >>1

  • 2週目の週末
    今日は客入りどうなんだろ?

  • フェス・ゴジラ3 ガイガン来襲

  • ゴジラVSガイガンレクス

  • ゴジラVSメガロ

  • フェス・ゴジラ4 オペレーション ジェットジャガー

  • フェス・ゴジラ5 怪獣大決戦

  • ゴジラ-1.0

  • .保守終わり

  • 27 名前: 名無しより愛をこめて 2023-11-11 14:35:23 

    またスレ落とされたのかよ

  • 28 名前: 名無しより愛をこめて 2023-11-11 14:48:30 

    何なんだあのクソ荒らし
    何が気に入らないんだ

  • 29 名前: 名無しより愛をこめて 2023-11-11 15:51:39 

    めちゃくちゃおもしれー

  • 30 名前: 名無しより愛をこめて 2023-11-11 19:36:29 

    あ〜
    ん〜
    の〜
    く〜ん♪

    正直に言いなよ
    「カヲルがシンジの父だと明かさなかった事でグッズが売れまくった成功体験が忘れられず、新劇でマリがアスカの母だと明かさなかったらマリはモヨコさんだろ!と言われまくってスベリ倒しました」
    ってね
    https://i.imgur.com/Srifmn3.jpg

    なんとかの1つ覚え

  • 31 名前: 名無しより愛をこめて 2023-11-11 20:03:17 


    いつもの末尾pエヴァガイジ

  • 32 名前: 名無しより愛をこめて (ポキッー 037f-EFnx [133.238.18.78]) 2023-11-11 20:53:23 

     (前スレでも言ったけど)黒い雨や熱風浴びてる主人公達が、白血病や癌全く話題にしないの不自然
     もちろん被爆者がこぞって後遺症になるワケじゃないけど、東京第3のヒロシマにしといて「根本的なこと」から逃げてると思う

  • 33 名前: 名無しより愛をこめて (ポキッー 037f-EFnx [133.238.18.78]) 2023-11-11 21:00:11 

     実際 急性多臓器不全とかで亡くなった人達がいたワケだし

  • 34 名前: 名無しより愛をこめて 2023-11-11 22:37:15 

    >>1
    乙"じら-1.0

    俺はスレ建てに何度トライしても駄目だった○| ̄|_

  • 35 名前: 名無しより愛をこめて 2023-11-11 23:34:30 

    >>32
    あの時点で主人公たち含め東京市井の人たちどれくらい被爆についての知識があるの?
    現実でも第五福竜丸の件が起こるまでは被爆地以外には原爆(放射線)の恐ろしさは伝わってなかったわけだし
    作中ではもちろん放射線が検出され云々ってシーンはちらっとあったけど
    むしろいきなり白血病が!癌の恐れが!!って言い出したらそっちの方が不自然だろ
    そんなことよりまず眼の前の怪物をどうにかしてからだろってなるし

  • 36 名前: 名無しより愛をこめて 2023-11-12 00:28:13 

    すみません、出ている俳優の方でどうしても気になることがあるのでここで質問させてください
    ?元海兵のおにぎりを食べていた短髪の男性
    ?橘さんの現住所を調べているシーンで出てくる関西弁の役場(?)の男性
    この2名の名前がわかる方いますか?

  • 37 名前: 32 2023-11-12 05:53:34 

    >>35
     今までのゴジラで「ゴジラによる核爆発」あったのGMKぐらい
     (てか 主人公達除いても)ゴジラ攻撃辞退した人達の中には 間違いなく「急性白血病とかで死にゆく身内」との最後の別れ選んだのいたはず
     ゴジラ自体が大ウソなんだから それ以外の描写についてはおろそかにしないで欲しいと思う
     それともこういうトコが「隠蔽」(?)されるの やっぱ3,11が尾引いてるからかなぁ
     

  • 38 名前: 名無しより愛をこめて 2023-11-12 06:18:35 

    役場の男性役は阿南健治さんですかね。
    東京サンシャインボーイズに所属されていた頃によく舞台を拝見していました。

  • 39 名前: 名無しより愛をこめて (アウアウウー Sa59-VGCZ [106.131.198.6]) 2023-11-12 07:57:19 

    >>38
    阿南さんでしたね。
    エンドロールで名無しの脇役の一人としてクレジットされていましたが、そんな扱いをしていい役者さんではないと思ってしまいました。

    東京サンシャインボーイズといえばもうすぐ15年間の休憩が明けるけど、本当に再開するのかな?

  • 40 名前: 名無しより愛をこめて (ワッチョイW 23ad-BAAb [251.247.97.234]) 2023-11-12 08:44:09 

    ハリウッドでのイベントの反応は良かった模様

    神木隆之介と山崎貴が「ゴジラ-1.0」引っさげハリウッドへ、圧倒的な熱量に驚く
    https://natalie.mu/eiga/news/548823

  • >>37
    頭放射脳かよw
    そんなことは本編とは関係ないどうでもいい話だ

  • 42 名前: 名無しより愛をこめて 2023-11-12 09:02:38 

    美波をハリウッドに連れてって。

    ハリウッドではどのシーンが爆笑だったんだろう。

  • 43 名前: 名無しより愛をこめて 2023-11-12 09:05:36 

    >>37
    ゴジラ愛護団体でも出て来たら納得するのかな?

  • 44 名前: 名無しより愛をこめて 2023-11-12 09:22:57 

    次回作はゴジラに加えてゴジラ保護団体やクレーマーと闘うのか?

  • 45 名前: 名無しより愛をこめて 2023-11-12 09:46:06 

    >>44
    シンゴジでそんなのがデモやってるシーンあったな

  • 46 名前: 名無しより愛をこめて 2023-11-12 09:49:52 

    \ゴジラを倒せ!/  \ゴジラは神だ!/

  • 47 名前: 名無しより愛をこめて 2023-11-12 10:40:54 

    >>38
    >>39
    教えていただき、ありがとうございます!!

  • 48 名前: 名無しより愛をこめて 2023-11-12 11:16:28 

    >>35
    投下からある程度の期間は被害を伝える積極的な報道もされていた
    実際に原爆症で死んでいく患者が続出してることまで隠しおおせる訳はない
    GHQと政府が秘匿したのは残留放射能汚染の方だ
    直接被爆や直後の救援により原爆症が起こり得ることは当時の人々でも知っている

  • 49 名前: 名無しより愛をこめて 2023-11-12 11:58:27 

    子供を連れて行ったんだけど、PG12相当だと思う。
    なお、特攻という意味も分からず中盤は眠そうだったけど、ゴジラの強さと戦いは満足していた

  • 50 名前: 名無しより愛をこめて 2023-11-12 11:58:48 

    ラドン (Rodan) は、映画『空の大怪獣ラドン』をはじめとする東宝製作の怪獣映画に登場する架空の怪獣である。          
    ゴジラ、モスラと共に東宝三大怪獣と称される。

    特徴
    翼竜プテラノドンが突然変異した怪獣。
    特撮美術監督の渡辺明がプテラノドンをモチーフにデザインしており、名の由来にもなっているが、プテラノドンに比べて様々な差違があり、プテラノドンの頭部にある一本の後頭部に伸びる角状の突起が、2つに分かれて生えており(『ゴジラvsメカゴジラ』では3本)、嘴は鳥類のそれに近い形状で、鳥類には無い歯が生えている(元となったプテラノドンにもない)が、
    プテラノドン等の翼竜と比べればとても小さくて短い。
    腹部にはニードルのようなゴツゴツとした鱗がある。尾はプテラノドンの細い皮膜が付いたものではなく、楕円状にゆるく拡がっている。着地しての直立二足歩行が可能で、翼を広げたままで陸上走行を行うことも多い。
    巨大な上に超音速で飛ぶため、ソニックブームを巻き起こし、飛ぶだけで市街を破壊してしまう。

    シリーズによって攻撃能力が異なり、『三大怪獣 地球最大の決戦』では嘴で敵をつついたり、
    足の爪で引っ掻く攻撃が主で、ゴジラと互角に戦う力を持っている。また、『ゴジラvsメカゴジラ』に再登場したラドンはゴジラの熱線を受けてファイヤーラドンとなり、放射熱線と同程度の威力のウラニウム熱線を吐く能力を身につけた。
    ラドンの声にはコントラバスの音と人間の声を素材として加工したものが使われており、
    本作の後も『ウルトラマン』のアントラーやvsシリーズに登場したキングギドラ、バトラの声などに流用された。

    『ゴジラ・ミニラ・ガバラ オール怪獣大進撃』では怪獣島の怪獣の1体として、
    『地球攻撃命令 ゴジラ対ガイガン』では『キングギドラの大逆襲』タイトル時期の企画に味方側の怪獣として、
    『モスラ3 キングギドラ来襲』ではモスラ(新)の敵怪獣として登場する予定があったが、いずれも途中で変更になっている。

    ラドンが登場する映画リスト
    空の大怪獣ラドン(1956年)
    三大怪獣 地球最大の決戦(1964年)
    怪獣大戦争(1965年)
    怪獣総進撃(1968年)
    ゴジラvsメカゴジラ(1993年)
    ゴジラ FINAL WARS(2004年)
    ゴジラ キング・オブ・モンスターズ (2019年)

    『空の大怪獣ラドン』のラドン
    身長:50メートル
    翼長:120メートル
    体重:1万5千トン

    核実験の放射能や火山ガスによる高温化の影響で現代に復活した。
    劇中でプテラノドンとの関連性を示すような発言があるが、直接は明言されていない。
    ただし、シナリオ上の設定でプテラノドンは
    「中生紀に生息した飛竜の一種で空飛ぶ始祖鳥としては最大のもの」とされている。

    阿蘇の炭坑の奥で卵から雛が誕生し、古代トンボの幼虫メガヌロンを捕食していた。
    成長した1頭が阿蘇山から出現し、航空自衛隊のF-86戦闘機と大規模な空中戦を展開して追撃を振り切った後、
    佐世保や福岡に降り立って大暴れする。このとき口から煙のようなものを吐いており、
    パチンコ屋に突っ込んだタンクローリーを爆発炎上させている。

    陸空両自衛隊からの猛攻によって危機に陥ったところにもう1頭が出現するが、
    最後は帰巣本能で阿蘇山に帰ってきたところに自衛隊のミサイル攻撃を受け、
    その影響で阿蘇山が噴火して2頭のラドンは脱出するもマグマの噴出に巻き込まれ、真っ赤な溶岩の中に消える。

    スーツアクターは中島春雄。
    作中ではラストシーンになるまでラドンが2頭いるという明確な描写がない。
    一応の伏線は張られているが、世界各地で未確認飛行物体による被害が同時に出ているという電話を
    航空自衛隊の基地司令室で新聞記者が本社から受け取るという非常に分かりづらい演出のため、
    海外公開版では2頭いることを説明するシーンが追加されている。
    監督の本多猪四郎も、特技監督の円谷英二も「この2頭のラドンはつがいである」と述べている。[要出典]
    本作のラドンは背中に緑と黄色のラインが入っている。頭部造形は利光貞三、胴体は八木勘寿、八木康栄による。
    デザインは数回にわたって検討され、
    「始祖鳥タイプ」、「鳥の羽をつけたもの」「翼竜タイプ」の検討用粘土モデルが作られている。
    子供のラドンは、手踊り式のギニョール・モデルで表現されている。
    初期のデザインスケッチには始祖鳥をモチーフとしたものも存在していたが、後には翼竜をモチーフとしたものに変更された。

    ゴジラやモスラと並ぶ知名度を持つものの、タイトルに名前が冠された作品は2016年現在、デビュー作の『空の大怪獣ラドン』のみである。

  • 51 名前: 名無しより愛をこめて 2023-11-12 11:59:02 

    『シン・ゴジラ』では神のような神秘的な存在としていたが、本作品のゴジラは怪獣ではなく、
    生物のような方向に寄せていったといい、上に手の平を向けていた『シン・ゴジラ』に対して本作品では生物であることから下に向けている。
    進化するという設定は、『シン・ゴジラ』の設定が取り入れられており、各形態には山森の提案で過去の東宝怪獣の意匠が入れられている。

    ゴジラアクアティリス
    第3話で登場した第0形態。
    深度900メートルのところを50ノットで泳いでいる姿が潜水艦によって確認されている。
    第6話にて東京湾内に侵入しようとしたマンダの群れを追ってその全体像を表した。そのままマンダの群れを仕留めつつ、東京湾に上陸する。
    モササウルスのような姿から水棲生物であると思われる。四肢は進化途中のようなヒレのようになっており、長い尾の先端は水かきがある指のような尾ビレになっている。
    顔つきはワニに似ており、触覚のような細いツノが頭部にある。表皮は赤く、海を通過するとその海は紅塵に包まれて赤く染まる。
    アクアティリスとはラテン語で水生を意味する。
    ヒレのような足は海から来るため、水中で自然と活動できるような形となった。
    初期設定では、クラゲのような生態の生物や、シラスのようなものから魚のような形に進化する案もあった。

    ゴジラアンフィビア
    第7話で東京に上陸を果たしたゴジラ アクアティリスが変態した第1形態。
    イグアナのような顔つきの陸棲生物のような姿となり、四肢は爬虫類に似た形の脚となり、四足歩行を行う。
    政府によって南房総地方の伝承に基づいてゴジラの名称が与えられる。
    第8話で代々木公園での自衛隊からの砲撃を受けてマイナス20度の可燃性のガス状物質を口から放出し、その砲撃の爆発が冷気に引火した途端、
    次第に高温のガスとなって爆炎を誘引して一帯を巻き込む熱膨張を起こして直径500メートル範囲を焼き尽くし、自身をも焼き尽くして自らの総質量を超える紅塵を放出して包まれることで、
    硬質の組織と溶けてドロドロの状態が下にある炭化層の外殻に覆われた蛹のような状態になり、活動停止した。
    体皮は茶褐色、頭部は濃褐色となりツノの形状も変化している。
    アンフィビアとはラテン語で両生類を意味する。
    頭部にはバランの意匠が取り入れられている。

    ゴジラテレストリス
    第9話で活動停止して蛹状態となっていたゴジラアンフィビアが、固まった外殻が剥がれ落ちてさらに変態した第2形態。
    前脚は小さくなって後脚だけで立ち上がり、完全二足歩行形態となっている。
    自衛隊の砲弾投下を予期して着弾前に体組織を触手のように変化させて包んで着弾と同時に破裂させて本体への衝撃を和らげるといった防御能力を持ち、
    背びれを青白く発光させながら口元に光のリングを形成して吐く能力も見られる。
    角や尾ビレがなくなり、首から上半身は細くなり、頭部は小さくなっている。表皮は青い鱗状だが、眉間から背鰭に沿って赤いラインが残る。
    テレストリスとはラテン語で陸生を意味する。
    最終形態の前の息子のようなポジションであることから、ミニラのオマージュとして光輪を口から吐くものとなった。

    ゴジラウルティマ
    3度の形態変化を経て究極の姿となったゴジラの第3形態で、本作品におけるゴジラの正式名称。
    千葉県逃尾市(にがしおし)にて古くから伝わる伝承が描かれた浮世絵には、古史羅(こしら)と記述されている。
    また、同市に戦前から存在する旧嗣野地区管理局(電波観測所)“ミサキオク”の地下にはゴジラウルティマの全身骨格が存在していた。
    第10話でゴジラテレストリスが自衛隊と交戦して集中砲火を浴びる中で変態し、この形態となる。
    形態変化後、自衛隊の攻撃を鎧のような強硬な外皮で寄せ付けぬまま背鰭と口内を青白く光らせ、
    口元に7つの大小さまざまな光輪を放射して複数重ねた重力レンズで空間を捻じ曲げて1か所に収縮させると、
    そのまま光輪をくぐるように熱線を原子ビームのように圧縮して発射する能力を見せつけ、東京を一瞬で火の海に変えた。
    体色は歴代ゴジラと同じく黒あるいは濃灰色。後脚は極太になっており、背ビレも大きく発達している。
    この形態になった直後まではビル数階建てぐらいの大きさだったが、紅塵を吸収し続けたことで最終的に100メートルを超える巨体となった。
    さらに成長を続けて自身が特異点となり、地球人類は破局を迎えつつあったが、謎の巨大化を果たしたジェットジャガーとの交戦の末、
    完成型オーソゴナル・ダイアゴナライザーによってジェットジャガー諸共巨大な青い結晶となり、消滅した。
    なお、最終話では人間サイズの怪獣が背ビレ辺りに潜んでいた。
    ウルティマとはラテン語で終わりを意味する。

  • 52 名前: 名無しより愛をこめて 2023-11-12 11:59:23 

    映画『モスラ』(1961年)のモスラ
    幼虫
    体長:180メートル(最大時)
    体重:2万トン(最大時)
    成虫
    体長:135メートル
    翼長:250メートル
    体重:1万5千トン
    インファント島の守護神。小美人が興行師ネルソンに連れ去られたため、本能で小美人を追って東京にやってきた。
    幼虫の形態で180メートルにまで巨大に成長して都内を破壊し、東京タワーに繭を張って成虫になると、
    今度はネルソンの逃亡先であるロリシカ国のニューカークシティを破壊するが、福田善一郎たちが空港にモスラの紋章を描き、
    着地したところに返された小美人を連れてインファント島へ帰る。

    この作品の幼虫のみ、夜間の海上で光り輝いている。
    ただし、苦労して撮影した割に分かりづらかったためか、以後のシリーズで発光する描写は見られず、設定にも表記されたことはない。
    原作「発光妖精とモスラ」では繭を作る建造物は東京タワーではなく国会議事堂であるが、60年安保をモチーフにした部分があり、
    政治性が強いという理由から変更された。
    1960年11月24日の読売新聞には、漫画家の阿部和助が書いた鳥のような頭とボディの成虫のイラストが掲載された。
    羽の長さ100メートル、胴の長さ70 - 80メートルと書かれている。

    造形
    幼虫・成虫とも利光貞三、村瀬継蔵、八木勘寿、八木康栄による造形。
    幼虫は3尺ほどの操演ミニチュアが、機関車のミニチュアの仕掛けを流用内蔵した自走式のものと、
    プール撮影や東京タワーのシーンなどで使われた操演用のものと用意された。
    渋谷から東京タワーに迫るシーンの幼虫は、高さが6尺、長さ33尺(約10メートル)、
    重さ約120キログラムほどもある製作費200万円の大型のぬいぐるみで撮影された。
    演技者は中島春雄、手塚勝巳ら総勢8人が入って動かしている。手塚は『空の大怪獣ラドン』でもメガヌロンの先頭に入っていた経験から
    先頭操作に抜擢された。村瀬継蔵は、このモスラの顔の周りにフジツボをつけ、籐のヒゲを生やして生物感を表現している。
    また、ラテックスの表皮に艶を出そうとソフトビニール素材「ビニール・ゾル」をコーティングしたところ、特技監督の円谷に大変喜ばれた。
    村瀬は監督の喜ぶ顔が見たくて、撮影ではがれるたびに毎回手間をかけてコーティングをし直したという。

    平成VSシリーズ
    『ゴジラvsモスラ』
    幼虫
    体長:120メートル
    体重:1万5千トン
    成虫
    翼長:175メートル
    体重:2万トン
    飛行速度:マッハ2
    地球の先住民族コスモスの守護神。幼虫の眼は再び青くなっている。
    この作品以降から幼虫の尾の三つに分かれた突起の真ん中が長く伸びている。

    同族だが傾向が異なるバトラとは戦う運命にあり、不本意ながらこれと戦う。
    インファント島の地中から卵が出現し、島の開発を行っていた丸友観光によって日本に運ばれる途中に孵化。
    孵化の直前に出現したゴジラと戦うが、バトラの乱入に遭ってインファント島に帰還する。
    その後、丸友観光に連れ去られたコスモスを追って東京に上陸し、国会議事堂で繭を作り成虫となる(その際の糸の噴射スピードは昭和版のそれよりも早い設定となっている)。

    同時期に成虫となったバトラと横浜上空で激しい戦いを繰り広げるが撃墜される。
    その後、上陸してきたゴジラに対して、バトラには決して使うことがなかった超音波ビームで攻撃し、バトラと助けあって和解、
    共闘の末にゴジラを戦闘不能状態にして海へと連れ去る
    (ゴジラの尻尾をつかんだときに足から電流のようなものを流していたが、威力や名称は不明)。
    が、突如復活したゴジラにバトラが倒され、その海上でゴジラを封印、バトラの使命を受け継ぎ、
    地球に追突する隕石の軌道を変えるため宇宙へ旅立つ。その際、体に付着したゴジラ細胞により、
    後のスペースゴジラ誕生の一因も造ることになる。
    超音波ビームと鱗粉(電磁鱗粉、イオンクラフトの原理で揚力を得ている)を武器とする。
    鱗粉が撒かれている間はその中に雷が発生するほか、あらゆる光線や熱線を乱反射してしまう。
    これによってゴジラは放射熱線を封じ込められたばかりか威力を逆利用され、さらにバトラのプリズム光線の連携攻撃にも遭い、
    敗退することとなる。コスモスは「モスラ最後の武器」と呼ぶ。
    これまでのシリーズと直接のつながりは無いが、関連書籍などでは4代目モスラと表記する書籍もある。

  • 53 名前: 名無しより愛をこめて 2023-11-12 11:59:32 

    ハルオ・サカキ
    声 - 宮野真守、洲崎綾(幼少期)
    主人公。日本人。24歳。身長173センチメートル。階級は大尉。
    地球を脱出する直前に、両親がゴジラの襲撃に巻き込まれる様子を目撃した過去から、ゴジラに対して人一倍強い復讐心を抱いている。
    同時に、人類が真の意味で再起するためには人としてゴジラを倒すしかないと考えているが、
    人を捨てなければゴジラを倒せないと考えるガルグからはその矛盾を非難されている。
    宇宙船内ではダイチを父親代わりに育ち、ユウコのことは生まれた時から妹のように面倒を見てきた。
    高いカリスマを持ち、エクシフからはその献身性を、ビルサルドからは優れた自己決断力を評価されている。
    タウe上陸に反発し揚陸艇を占拠したことで第一級反逆罪を問われ、
    船内の独房で拘留される中でメトフィエスから与えられたアラトラム号の機密データを元に対ゴジラ戦術を執筆。
    さらにメトフィエスの計らいで罪状を保留される形で保釈され、地球降下に参加する。
    リーランドの戦死後はメトフィエスから指揮権を委譲される形で対ゴジラ戦術を実行に移し、
    自らもパワードスーツ機械化特務分隊を率いてゴジラ・フィリウスの背びれへプローブを打ち込みを行う。
    直後に出現したオリジナル個体のゴジラ・アースの襲撃により負傷するが、フツアのシェルターで目覚め、
    治療されていることに驚きながらもそこで遭遇したミアナと交友を結ぶ。
    600名いた隊員を50名にまで減らしてしまったことに苦悩を抱きながらも、ガルグからナノメタルプラントの現存を聞かされ地球残留を決める。
    しかし、メカゴジラシティでの滞在の中で無限増殖を続けるナノメタルとそれを生体にも利用するビルサルドへの不信を抱き、
    加えてゴジラに倒す上での人の在り方を巡ってガルグと対立してしまう。
    シティへのゴジラ接近が報告されると自らもヴァルチャー3番機に乗ってユウコやベルベと共にゴジラ誘導作戦に参加するが、
    自身の戦術案が通用しないゴジラに対してナノメタルを介したパイロット強化で攻撃を続行しようとしたガルグによって
    ユウコが生命の危機に晒されたことに激しく動揺。逡巡と葛藤の末にメトフィエスの言葉に従ってシティの中枢部を攻撃し
    ナノメタルの機能を止めるも、既にユウコは脳死状態となっており、結果的にガルグとベルベを自らの手で死なせてしまう。

    自らの迷いが招いた結果に絶望し、ゴジラにもう勝てないと心が折れてしまうが、
    自身がナノメタルに侵食されなかった事を奇跡とすることで地球人をカルトに引き込むメトフィエスに次第に不信感を抱き始める。
    更にビルサルドが自分の処刑を求めてアラトラム号で反乱を起こす事態となり、和解する時間を稼ぐために身を隠すことになるが、
    その中で生き残って命を繋げば勝ち、死んで消えれば負けというフツアの価値観を知り、マイナと結ばれる。
    ほどなくしてギドラが降臨し、それによる異常現象を目の当たりにしたハルオはメトフィエスが何かを企んでいることを確信し、
    その真の目的を知るためにメトフィエスと対峙するが、ガルビトリウムを右目に埋め込んだメトフィエスによって
    精神世界へと取り込まれてしまう。過去の凄惨な記憶を辿り、滅びの救済を説くメトフィエスに一度はなびきかけるが、
    両親がつけた自身の名の意味を思い出してメトフィエスを退け、
    ガルビトリウムを砕くことでゴジラがギドラに勝利する決定打を作った。
    ギドラとの戦いを終えてからはフツア族との共生を選び、妻になったマイナとの間に子どもを授かるが、
    ヴァルチャーの再起動の際にメトフィエスの声が届き、文明が再興し、ゴジラを怪獣たらしめる憎しみを持つ自分がいると、
    再びギドラがこの宇宙に現れてしまうことを悟る。そのためハルオは活動状態のナノメタルを宿すユウコを連れて、
    再起動したヴァルチャーに乗ってゴジラに特攻し、自身の命と引き換えにこの世界とギドラの繋がり、
    ナノメタルの脅威、そしてゴジラへの憎しみを絶った。
    小説により、母親は欧州奪還作戦におけるパリの戦いの英雄ハルカ・ヤシロ、
    父親は国連調査官としてこの小説の物語を記録したアキラ・サカキと判明。

  • 54 名前: 名無しより愛をこめて 2023-11-12 11:59:41 

    そんな中、雲南省の施設から脱走した後、滝の中で蛹になっていたモスラが羽化して飛び立ち、    
    ゴジラの住処だったバミューダ海域に現れる。マーク達はモスラがゴジラと交信を試みていると気付いて   
    その反応からゴジラの生存を確認、潜水艦にゴジラのエネルギーとなる核弾頭を積んでゴジラが隠れている地点に向かう。     

    マークらはリックの提唱した地下空洞論に基づく海底洞窟の先にあった古代遺跡の奥地で休眠状態のゴジラを発見するが、    
    潜水艦の魚雷発射システムは事故で破損していたため、芹沢自らが小型潜水艇でゴジラのすぐ傍まで核弾頭を運んで手動で起爆、    
    ゴジラはそのエネルギーを取り込んで再起し、三度ギドラの元へと向かう。  

    北米でギドラとそのギドラの下に付いたラドンが暴れている間、マディソンは母がアランに勧めたオルカによる     
    怪獣の行動を抑制する方法を盗み聞きし、彼らがオルカから目を離した隙にオルカを持ってアジトから脱走。    
    母の言った通りにアジトのあったマサチューセッツ州・ボストンの野球スタジアムに忍び込んでそこの音響システムにオルカを接続、
    スタジアム全体をスピーカーにしてオルカの信号を世界全体に伝達し、怪獣達の動きを止めることに成功する。   
    しかし、ギドラはその信号を察知してボストンに飛来、マディソンを見つけるや彼女に襲いかかる。     
    そこにゴジラが出現してギドラの攻撃からマディソンを救い、ゴジラおよびアルゴを含めた米軍はギドラに攻撃を仕掛ける。      

    マークもオルカの信号からエマとマディソンがボストンにいることを知り、     
    ゴジラとギドラが争う地上に降りるとアランと袂を分かったエマとも合流してマディソンを捜索、    
    マディソンがボストンの旧自宅にいると推測してそこに向かう。    

    この時のゴジラは芹沢が起爆させた核弾頭のエネルギーの過剰摂取により数分で爆発する危険な状態に陥りながらも、 
    支援に現れたモスラの援護もあって一度は優位に立つが、ギドラが呼び寄せたラドンの乱入でモスラとは分断され、  
    さらにギドラの反撃で思わぬダメージを受けてしまう。
    どうにかラドンを退けたモスラもギドラの攻撃からゴジラを庇って消滅、ゴジラも体の限界が近づき窮地に追い込まれる。

    マークとエマは倒壊した自宅からマディソンを見つけ出し、
    地上から脱出する前に二人はオルカを修理してギドラの気を引く作戦を立てる。
    エマはマークとマディソンだけを逃して自分は単身オルカを使ってゴジラからギドラの注意を逸らすことに成功する。
    エマは猛追するギドラに追い詰められるが、ゴジラがエマの稼いだ時間の間に取り込んだモスラの力によって
    体内の核エネルギーの制御に成功し身体を赤熱化させた形態へと変化。
    連続で熱波攻撃を浴びせてギドラの身体を焼き尽くし、最後に残った首も熱線で完全に吹き飛ばし消滅させた。

    瓦礫の上に立つゴジラの前に各地より終結したムートー、ベヒモス、スキュラ、メトシェラらが現れ、
    更に生き延びていたラドンもゴジラに恭順の意を示していき、マークとマディソンらが見守る中、
    その輪の中心でゴジラの咆哮が響き渡る。

    その後、オキシジェンデストロイヤーの影響で魚が取れなくなったイスラ・デ・マーラに赴いていたアランは、
    その沖で漁師が引き上げた先の戦いでゴジラが噛みちぎったギドラの首の一つを見せられてそれの購入を申し出る。

    監督 マイケル・ドハティ
    脚本 マックス・ボレンスタイン マイケル・ドハティ ザック・シールズ
    出演者
    カイル・チャンドラー ヴェラ・ファーミガ ミリー・ボビー・ブラウン
    ブラッドリー・ウィットフォード 渡辺謙 サリー・ホーキンス
    チャールズ・ダンス トーマス・ミドルディッチ アイシャ・ハインズ
    オシェア・ジャクソン・Jr デヴィッド・ストラザーン チャン・ツィイー
    音楽 ベアー・マクレアリー
    主題歌 [ALEXANDROS] 「Pray」(日本語吹替版)
    製作会社 レジェンダリー・ピクチャーズ
    配給 ワーナー・ブラザース 東宝
    公開 2019年5月31日
    上映時間 132分
    製作国 アメリカ合衆国
    言語 英語

  • 55 名前: 名無しより愛をこめて 2023-11-12 12:00:58 

    >>49
    ぎりぎりで戦争知ってる俺らと違って
    今の子は日本が戦争で負けた言われても意味分かんないだろうな

  • 56 名前: 名無しより愛をこめて 2023-11-12 12:02:59 

    漫画家赤塚不二夫の自伝によると、戦後に満州から引き揚げて下関から列車で母の実家奈良に向かったが
    広島市街を通過する時に「放射能が車内に入らないように」と全ての窓やドア部分を板とかで塞いでたんだと。
    だから乗客はみんな残留放射能に関して理解していたはず。

  • 57 名前: 名無しより愛をこめて 2023-11-12 12:07:16 

    ゴジラとムートーの戦いから5年後、
    給髄蜑bの存在bィよびそれまで給ノ秘に怪獣の調麹クを行ってきた粕髢ァ機関「モナ=[ク」のことが血ノなり、
    以後世界各地で休眠状態の怪獣が次々と発見され、その地点には怪獣の生態を研究するための前哨基地が建てられた。
    中国・雲南省にある古代遺跡の内部に設置された第61前哨基地ではモナークの科学者エマ・ラッセル博士と
    娘のマディソンらが孵化した"モスラ"の幼虫との交信を試み、モスラの制御に成功する。
    しかし、そこへ環境テロリストであるアラン・ジョナ率いる傭兵部隊が基地を襲撃、エマとマディソンを連れ去り、
    怪獣と交信する装置"オルカ"も強奪されてしまう。その頃、モナークの有識者と政府役員との会議においてモナークは
    政府や世論から怪獣への対応と被害の責任についての追及を受け、あくまで怪獣殲滅を訴える政府に対し、
    モナークの科学者・芹沢猪四郎博士はあくまで怪獣との共存が必要だと説く。その折に芹沢らは雲南省で起こった事件の知らせを聞いて
    元モナークのメンバーで別居状態だったエマの夫マークに協力を要請、攫われた二人を救出するため力を合わせることとなり、
    マークを"ゴジラ"の生息域となっているバミューダ海域に設置された第54前哨基地に招いて今後の対応を協議する。
    一方、アラン達の目的は南極の氷塊に眠る怪獣"モンスターゼロ"を目覚めさせることであり、
    南極の第31前哨基地を占拠してモンスターゼロの復活作業を開始する。それと同時に海域に潜んでいたゴジラが行動を開始、
    その移動予測からゴジラが南極を目指していると知るとマーク達も司令母艦「アルゴ」で南極へと向かう。
    到着したモナークの兵士とテロリストが銃撃戦を繰り広げる中、マークは妻子と再会する。
    だがエマは彼の目の前で氷塊に仕掛けられた爆弾の起爆装置を押して氷塊を爆破、
    崩壊する基地からアランはエマとマディソンを連れて逃亡し、マーク達も間一髪で基地の崩壊から免れるも、
    マークと芹沢らは復活したモンスターゼロに襲われる。そこへゴジラが出現し、モンスターゼロと交戦を開始。
    その戦いに巻き込まれて芹沢の助手グレアムは死亡、マークも気を失ってしまう。
    そこに駆けつけたアルゴの攻撃を受けてモンスターゼロは逃亡、ゴジラもそれを追って海へと消える。
    アルゴ内で目覚めたマークは南極でのエマの行動から彼女が自らアランのテロリストグループに協力していると他の面々に語る。    
    そこにエマの声明が届き、     
    彼女は「人類の文明活動のせいで崩壊寸前の地球環境を修復するためには怪獣による破壊と再生が必要」と主張する。 
    直後にメキシコのイスラ・デ・マーラの火山火口に建てられた第56前哨基地のシステムが  
    テロリストグループにハッキングされ、エマはオルカの信号をそこから流して火山に眠る怪獣を呼び起こそうとする。 
    しかし、母の真意に気づいたマディソンがそれに反発して止めようとするもエマはアランに急かされる形でオルカを起動、  
    その音波に反応して火山の火口から"ラドン"が出現する。  

    現地民の避難の時間を稼ぐためアルゴとその護衛部隊が駆けつけてラドンを攻撃、   
    ラドンはアルゴを敵と見なして飛翔し、護衛部隊を瞬く間に壊滅させアルゴを執拗に追い回す。   
    しかし、ラドンはアルゴにこの時中米に近づいていたモンスターゼロの元に誘導されて、交戦の末に海へと叩き落される。  
    モンスターゼロは次にイスラ・デ・マーラからの避難民を収容していたアルゴに襲いかかるが、
    そこにゴジラも現れてモンスターゼロと海中で激しく争う。  
    だが、そこに米軍が怪獣殲滅用に開発した新兵器   
    「オキシジェン・デストロイヤー」を搭載したミサイルが飛来して両者の下で炸裂、ゴジラの生体反応は消失するが、  
    一方のモンスターゼロは健在であり、その直後に世界各地のモナークの前哨基地のある地点から次々と怪獣達が目覚め始める。 

    世界規模での復活した怪獣による災害が発生する中、これを芹沢はモンスターゼロが他の怪獣を支配し、   
    自身を中心にした怪獣の群れによる知能的な破壊活動であるとし、さらにアイリーンの調査でモンスターゼロが   
    "ギドラ"という名前であること、そのギドラは宇宙から襲来した生物でむしろ地球の生態系を破壊する存在であることが示唆される。 
    エマも復活させたギドラが他の怪獣達を勝手に操り始めたことで自分のプランが完全に破綻してしまったことに気づき、  
    アランに事態の収束させるよう願い出るが、アランはそれを聞き入れず、両者の間にも亀裂が生まれる。   

  • 58 名前: 名無しより愛をこめて 2023-11-12 12:07:26 

    アライグマ(洗熊、浣熊、学名:Procyon lotor)は、哺乳綱食肉目アライグマ科アライグマ属に分類される哺乳類。
    アライグマ属の模式種。タヌキに似ており、アライグマを英語でraccoon (common raccoon) と呼ぶのに対し、タヌキは raccoon dog と呼ぶ。
    前足を水中に突っ込んで獲物を探る姿が手を洗っているように見えることが名称の由来である。雑食性であり、小動物を捕獲して食べる。
    北アメリカ原産で、日本やヨーロッパにも外来種として生息する。移入後の繁殖により、農作物への被害や生態系への影響などが問題となっている。
    形態
    頭胴長42 - 60 cm尾長20 - 41 cm、体重4 - 10 kg。飼育下では体重が20 kgに達するものもいる。
    灰褐色の体毛をもち、眼のまわりから頬にかけて黒い斑紋がある。
    タヌキと誤認されることが多いが、タヌキとの違いとして長いふさふさとした尾には黒い横縞があるのが大きな特徴である。
    また、足が黒いタヌキやニホンアナグマと比べて、アライグマの足は白っぽく、耳には白い縁取りがある。
    さらに、クマなどと同じく、かかとをつける蹠行性(しょこうせい)という歩き方をするため、
    足跡は人の子供の手のような長い5本の指がくっきりとつく。この特徴は、本種と他の哺乳類とを識別する重要なポイントとなる。
    歯式は、3/3, 1/1, 4/4, 2/2の合計40本(切歯は上下で3本ずつ、犬歯は上下で1本ずつ、
    前臼歯は上下4本ずつ、後臼歯は上下2本ずつの合計40本の歯をもつ)。
    乳頭数は、胸部・腹部・鼠蹊部にそれぞれ1対、計6つとなり、まれに8つの乳頭をもつ個体が確認される。
    分布
    アメリカ合衆国、カナダ南部、中央アメリカ(メキシコなど)を原産地とする。
    日本では海外からの移入により広い地域に定着する。
    また、ドイツやフランスなどのヨーロッパ諸国、旧ソ連のベラルーシやアゼルバイジャン、
    西インド諸島といった国々にも外来種として定着している。
    生息地
    基本的に水辺近くの森林に生息するが、湿地、農耕地、海岸、都市といった幅広い環境に適応できる。
    アメリカにおけるアライグマの都市部への生息範囲の拡大は顕著で、最初の都市部への定着報告は1920年代に始まり、
    ワシントンD.C、ニューヨーク、シカゴ、トロントなど各地の都市に拡大している。基本的に夜行性だが、昼でも活動することがある。
    自分で巣を掘ることはなく、他の動物が地中に掘った巣穴、木の洞、時には農家の納屋や物置などで休む。
    四肢に水掻きはないが泳ぐことが可能で、後ろ足で立つこともでき、木登りもうまく、立体的な行動をみせる。
    行動圏は基本的に直径1-3キロメートルの範囲で、都市近郊に暮らす個体群は狭くなり、
    低い個体数密度では逆に拡大するといったように環境条件によって変化する。
    人間との関わり
    ペット
    アライグマはその可愛らしい風貌からペットとして人気が高かった。
    原産地であるアメリカでもペットとして飼育されており、例えば、アメリカ合衆国第30代大統領カルビン・クーリッジの妻である
    グレース・クーリッジは、レベッカという名のアライグマを可愛がっていたという逸話がある。
    自宅の庭先に現れる野生のアライグマに餌付けを行い、ペット同然に扱う人もいる。
    (ただし野生生物への餌付けは、個体数の増加のほかに、感染症や物理的傷害を受けるリスクがあるため好ましくないとされている。)
    2005年以降の日本では、アライグマは日本の気候に順応し、農作物に被害を与え、生態系を破壊する恐れがあるために、
    外来生物法により特定外来生物に指定された。したがって、日本では学術研究などの例外を除き、
    アライグマの飼育・譲渡・輸入は原則禁止されており、販売や野外に放つことは厳禁である。
    飼育
    人工的な環境下での寿命はおよそ14年。
    主食として、にんじん、りんご、バナナ、副食としてドッグフードを与え、水は食物を水につける習性があるので大きめの容器を使う。
    ケージは幼獣では犬用のペットケージで間に合うが、成長すると運動量が増えるため、
    木登り用の止まり木を含む、10平米以上の広さのケージを必要とする。
    日本国内では地方自治体が条例によってケージの規格を指定している場合がある。
    手先が器用で、簡易的な飼育設備ではすぐに脱走してしまうため施錠が必要。
    飼育環境としては、アライグマは比較的丈夫であるため、気温や湿度に神経質になる必要はないが、
    日当たりがあって風通しのよい環境に置くとされている。
    幼少期においては人に懐くが(ただし、幼少期の時点で暴れる個体もあり、性格の差が激しい)、
    成獣(特に発情期)になると気性が荒くなり、一般人がペットとして飼育するのは難しい動物である。

  • 59 名前: 名無しより愛をこめて 2023-11-12 12:07:36 

    ヘドラ
    体長
    0.1ミリメートルから20メートル(水中棲息期)
    30メートル(上陸期)
    40メートル(飛行期)
    60メートル(完全期)
    体重:4万8千トン(最大時)
    攻撃:ヘドリューム光線、ヘドロ弾、硫酸ミスト
    劇中での命名者は海洋生物学者、矢野徹の息子である研少年。また、最初に上陸した際、驚いた研に短剣で腹部を切り裂かれている。
    宇宙より隕石に乗って飛来したとうかがえる鉱物起源の生命体へドリュウムが、
    都市近海に堆積していたヘドロや公害による汚染物質と結合し、成長した姿。
    本作でヘドラに入り、後年には平成ゴジラに入ることとなるスーツアクターの薩摩剣八郎(本作では「中山剣吾」名義)いわく
    「ぼろぞうきんを重ね合わせた海坊主の幽霊みたい」な姿をしており、赤い目が縦に開いている。
    身体は乾燥するとボロボロに崩れるが、完全死を迎える前に水分が補給されると、破片の個々がオタマジャクシ似の形態に実体化する。
    それらは合体して大きな身体を形成するうえ、成長するにしたがって生える陸上用の足による二足歩行化を経て、
    最終的には飛行能力や光線発射能力まで発現する。飛行形態でゴジラを楽々と持ち運ぶほどの怪力や自らの体液でもあるヘドロなど、
    さまざまな能力を駆使してゴジラを苦しめた強敵である。
    ヘドラが通った後には硫酸ミストがまき散らされ、金属は錆びて人間は骨と化す。
    ヘドロや工場排気を吸い込んで取り込むため、一時的には環境を改善しているようにも思えるが、
    結局はその汚染物質を他の地域へ拡散させるため、「公害問題が、工業地帯など限られた地域に犠牲を強いている」という批判をも体現している。
    飛行や光線の原動力は体内での核爆発と設定されており、劇中で矢野博士は「恒星同様のもの」と解釈している。
    誕生当初は海でタンカーなどを襲っていたが、半ばまで成長すると上陸して工場地帯を襲撃し、そこでゴジラとの初戦に突入する。
    ゴジラの放射熱線を受けて一時退散した後、まもなく飛行能力を得て再来した際には周辺の都市と人間に大被害を与え、
    再戦したゴジラを翻弄する。その後、矢野博士の研究により最後まで水分を飛ばせば完全に殺すことが可能と推察され、
    自衛隊の協力で設置された大型の電 極 板に誘き寄せられるが、トラブルの連続によりダメージとならず、三度現れたゴジラと交戦する。
    そこでもゴジラの左目を潰し、右腕を白骨化させるなど激しい戦いを繰り広げるが、
    ついにゴジラの放射熱線で機能を発揮した電極 板の雷電攻撃を受けてダウンする。これにより絶命したかに思われたが、
    乾燥が完全ではなかったため、残骸の内側から脱皮するように新たなヘドラが出現し、逃亡を図る。
    しかし、放射熱線の応用による空中飛行で追撃してきたゴジラに電 極板へ連れ戻され、
    電流を浴びて再び押し倒されたうえに未乾燥の内部をえぐり出され、さらなる電流を浴びせられたことで完全死を迎える。
    ただし、エピローグではすでに「新たなヘドラ」が誕生していることが示唆されている。
    上記のとおり、乾燥には弱いものの完全に倒すことは非常に難しく、ゴジラ史上に残る難敵となっている。
    なお、他の怪獣を交えずに全編通してゴジラと1対1で戦った怪獣は、『キングコング対ゴジラ』(1962年)のキングコング以来9年ぶり。
    以後の作品では複数の怪獣が登場するタッグマッチ、あるいはハンディキャップマッチ形式が一般的になり、
    ヘドラは昭和ゴジラシリーズで最後にゴジラとシングル(1体1)で戦った怪獣となった。
    スーツアクターは前述したように中山が担当しており、彼の入った最初の怪獣であるが、スーツデザインと重量の関係からあまり動けず、
    ゴジラに入っていた中島春雄がリードしてゴジラが立ち回る感じのアクションにされたという。
    劇中、ヘドラが工場の煙突から煙を吸い上げるシーンはスーツ内に中山が入ったままであり、「非常に苦しかった」と語っている。
    また、一度撮影中に転んで起き上がれなくなってしまったことがある。

    名称
    関連書籍などでは各形態は水中棲息期、上陸期、飛行期と表記されるが、最後の形態は成長期、完全期、巨大化期と表記が分かれている。
    劇場予告編では「公害怪獣」ではなく、「忍者怪獣」と表記されていた。
    中島春雄やスタッフからは「ゴミ」と呼ばれていた。

    備考
    監督の坂野義光は敵役ヘドラの造形に関し、自ら脚本にト書きを入れるほどのこだわり
    (ヘドラの目玉について脚本に「女性器のような」という記述を加えるなど)を見せ、飛行態などのデザインにも積極的に関わっている。
    撮影初日にはヘドラの体に毒々しい反射素材の色彩を加えようと思いつき、自ら塗装を始め、ついにはこの作業に1日を費やしてしまった。

  • 60 名前: 名無しより愛をこめて 2023-11-12 12:07:45 

    2016年11月3日8時30分ごろ、東京湾羽田沖で大量の水蒸気が噴出、
    同時に海底を通る東京湾アクアラインでもトンネル崩落事故が発生、政府は原因を海底火山か熱水噴出孔の発生と見て対応を進める。
    矢口蘭堂(やぐち らんどう)内閣官房副長官は、ネット上の一般人の動画や目撃報告から、
    いち早く巨大生物の存在を示唆するが、一笑に付される。
    間もなく巨大生物の尻尾部分がテレビ報道され政府は認識を改める。
    巨大生物は多摩川河口から大田区内の呑川を這いずるように遡上し、蒲田で上陸、北進を始める。
    対処方針は駆除と決まり、自衛隊に害獣駆除を目的とした出動が要請される。巨大生物は北品川近くで変形、直立二足歩行を始める。
    自衛隊の攻撃ヘリコプターが攻撃位置に到着するが、付近に逃げ遅れた住民が発見され、攻撃は中止される。
    巨大生物は突然歩行を止め京浜運河から東京湾へと姿を消す。巨大生物は上陸から2時間強で死者・行方不明者100名以上の被害 を出した。
    巨大生物の再度襲来に備え、矢口を事務局長とした「巨大不明生物特設災害対策本部(巨災対)」が設置される。
    被害地域で微量の放射線量の増加が確認され、巨大生物の行動経路と一致したことから、巨大生物が放射線源と判明する。
    米国より大統領次席補佐官および大統領特使が極秘裏に来日し、巨大不明生物は海洋投棄された放射性廃棄物に適応進化した、
    「ゴジラ (Godzilla)」と呼称する未発表の生物であること、その研究していた牧悟郎という学者が行方不明であること、
    牧が残した謎の暗号化資料等が日本側へ提供された。巨災対は、ゴジラは体内の原子炉状の器官から活動エネルギーを得ており、
    そこから生じる熱は血液循環によって発散しているため、血液循環を阻害すればゴジラは生命維持のため自らスクラム停止・急激な冷却を行い、
    活動停止するはずであると結論づけ、血液凝固剤の経口投与によってゴジラを凍結させる「矢口プラン」(仮称)の具体検討を始める。
    11月7日、前回の倍近い大きさとなったゴジラが鎌倉市に再上陸、横浜市・川崎市を縦断して武蔵小杉に至る。
    自衛隊は武蔵小杉から多摩川河川敷を戦場とした 、ゴジラの都内進入阻止のための総力作戦「タバ作戦」を実行するが、
    傷一つ付けることができず、突破されてしまう。ゴジラは大田区・世田谷区・目黒区へと進行する。
    米国からの大使館防衛を理由に爆撃機をグアムから日本に向かわせたとの通知を受けて、政府は正式に米国に攻撃支援を要請する。
    港区にまで進行してきたゴジラに対し、米軍の爆撃機による攻撃を始め、ゴジラに初めて傷を負わせることに成功するが、
    ゴジラは口から火炎や光線を、背部からも複数の光線を放射しはじめ、爆撃機をすべて撃墜し、港・千代田・中央3区の市街地を破壊する。
    総理大臣官邸から立川広域防災基地へ避難するところであった総理大臣らが乗ったヘリコプターも光線によって撃墜され、
    総理を含め閣僚11名が死亡する。一方ゴジラは東京駅構内で活動を停止する。
    政府機能は立川に移転、総理大臣臨時代理も立てられ、 矢口はゴジラ対策の特命担当大臣に任命される。
    米軍の爆撃で得られたゴジラの組織片の分析より、今後ゴジラは無生殖で増殖しネズミ算式に群体化していくことや、
    小型化や有翼化、それにより大陸間を超えて拡散する可能性が示唆された。また2週間後には活動再開すると予測された。
    国連安保理はゴジラへの熱核攻撃を決議し、住民360万人の疎開が行われる。
    巨災対は核攻撃ではなく矢口プランによるゴジラ停止の完遂を切望するが、ゴジラには元素を変換する能力もあったことが判明し、
    血液凝固剤が無力化される懸念が生じてしまった。その直後、それまで謎だった牧の暗号化資料の解読の糸口が見つかり、
    解読・解析結果からゴジラの元素変換機能を阻害す る極限環境微生物の分子式が得られる。
    それを抑制剤として血液凝固剤と併せて投与することで解決の見通しが立った。
    国連軍の熱核攻撃開始も間近に迫る中、矢口プランは、「ヤシオリ作戦」という作戦名で、日米共同作戦として開始される。
    無人運転の列車を使った爆弾でゴジラを起こし、次にエネルギー消耗のみを狙った米軍の無人航空機群による攻撃が、
    ゴジラが光線を出せなくなるまで続く。光線が途切れたところを付近の高層ビルをゴジラに向け爆破・倒壊させてゴジラを転倒させる。
    建設機械部隊とコンクリートポンプ車隊が近づきポンプ車のアームより累計数百キロリットルの血液凝固剤をゴジラの口内に流し込む。
    これらの繰り返しにより、ようや くゴジラの凍結に成功する。ゴジラは東京駅脇に凍りついたまま立ちつくす。
    その尻尾の先端部には背びれを持つ人型の小柄な生物数体が、生じかけたまま静止していた

  • 61 名前: 名無しより愛をこめて 2023-11-12 12:07:55 

    ヒグラシ(Tanna japonensis)は、カメムシ目(半翅目)・セミ科に属するセミの一種。
    日本を含む東アジアに分布する中型のセミで、朝夕に甲高い声で鳴く。

    日本ではその鳴き声からカナカナ、カナカナ蝉などとも呼ばれる。
    漢字表記は蜩、茅蜩、秋蜩、日暮、晩蝉などがあり、秋の季語にもなっている。

    特徴
    成虫の体長はオス28-38mm、メス21-25mmほど。オスの腹部はメスよりも明らかに太くて長く、オスメスの区別がつけ易い。
    また、オスの腹腔内は大きな共鳴室が発達しているためほとんど空洞で、光が透けるほどである。
    体色はほとんど赤褐色だが、頭部の複眼附近、前胸の縁と背面中央は緑色をしている。
    ただし体色は個体群によって変異することがあり、山地のものはより黒っぽくなる傾向がある。

    なお、おもにヒグラシの成虫の寄生虫としてセミヤドリガ(Epipomponia nawai)というガの一種が知られ、
    成虫の腹部に1匹-数匹の蛆虫型のセミヤドリガの幼虫が外部寄生していることがある。
    またニクバエ科の一種・ヒグラシヤチニクバエ(ヒグラシヤドリバエ、Angiometopa cicadina)も
    稀にヒグラシに寄生するとされる。

    生態
    日本では北海道南部から奄美大島(原名亜種。亜種イシガキヒグラシは下記参照)と、ほぼ全国の範囲に生息する。
    日本以外では中国大陸に分布(朝鮮半島には分布しない。かつて記録されたことがあったが、現在は誤記録とされる)。
    広葉樹林やスギやヒノキの林に生息し、北海道から九州北部では平地から山地まで見られるが、
    九州南部以南ではやや標高の高い山地に生息する。

    俳句では秋の季語とされ、晩夏に鳴くセミのイメージがあるが、
    実際には(地域にもよるが)成虫は梅雨の最中の6月下旬頃から7月にかけて発生し、
    ニイニイゼミと同じく、他のセミより早く鳴き始める。
    以後は9月中旬頃までほぼ連日鳴き声を聞くことができる。

    鳴き声
    オスの鳴き声は甲高く、「キキキキキ…」「ケケケケケ…」「カナカナカナ…」などと聞こえる。
    標準的な聞きなしとしては「カナカナ」が使われる。
    日の出前・日の入り後の薄明時によく鳴くが、曇って薄暗くなった時、
    気温が下がった時、または林内の暗い区域などでは日中でも鳴く。
    夕方の日暮れ時に鳴く(稀に夜中の2時ぐらいにも鳴くことがある)ことから、
    「日を暮れさせるもの」としてヒグラシの和名がついた。
    また奄美大島産は鳴き声が本土産と多少異なるが、後述のイシガキヒグラシほどではない。

    朝夕に響く声は涼感や物悲しさを感じさせ、日本では古来より美しい声で鳴くセミとして文学などの題材にも使われてきた。
    テレビ番組などでも「夏の夕暮れ」を表す効果音としてこの鳴き声がよく用いられる。
    しかし間近で聞く声はかなり大きく、遠くで聴く「物悲しい印象」とは異なるともいう。

    分類
    界:動物界 Animalia
    門:節足動物門 Arthropoda
    綱:昆虫綱 Insecta
    目:カメムシ目(半翅目) Hemiptera
    亜目:ヨコバイ亜目(同翅亜目) Homoptera
    上科:セミ上科 Cicadoidea
    科:セミ科 Cicadidae
    亜科:セミ亜科 Cicadinae
    族:ホソヒグラシ族 Cicadini
    属:ヒグラシ属 Tanna
    種:ヒグラシ T. japonensis
    学名
    Tanna japonensis
    和名
    ヒグラシ
    英名
    Evening cicada

  • 62 名前: 名無しより愛をこめて 2023-11-12 12:32:08 

    ゴジラ・アース
    体高:50メートル(2030年)→300メートル以上(2万年後)
    体重:1万トン(2030年)→10万トン以上(2万年後)
    作品世界内に初めて現れたゴジラ。
    戦略生物学教授のキョウヘイ・ヤマネ博士らの命名で、大戸島に伝わる龍神「呉爾羅」から名付けられた。
    元は太平洋に生息しており、2030年5月29日、日本・小笠原諸島の大戸島に打ち上げられたカメーバIVの死骸からその存在が明るみになり、
    ヤマネ博士らが調査に派遣された。この時は発見に至らなかったがそのまま海中を東へ移動し、同年、アメリカ西エリアにて初めて姿が確認され、
    初出現時にはロサンゼルスとサンフランシスコを壊滅に追い込み海に消え、翌2031年にワシントン沖で米国海軍を奇襲した後にシアトルを蹂躙し、
    12月24日にはコロラドスプリングズにて米軍との総力戦に圧勝してインディアナポリスにて核攻撃に耐え、
    12月にかけてメキシコ湾へ姿を消すまでにアメリカにて推定870万人を死傷させる。
    2034年に西ヨーロッパに上陸すると、パリ防衛戦と称されるEUの総攻撃がも時間稼ぎにしかならず、ドイツを焼き尽くす。
    アルプスを越えてイタリアへ向かうかと思われていたが、2037年のザルツブルグ陽動作戦後、自らの意思で突如パリへ引き返し、
    海に消えるまでに推定600万人が死傷する。
    5年間の休眠を経て、2042年に復活した際には北極の氷を融解させながら地球に接近していた小惑星ゴラスを熱線で狙撃し完全に粉砕、
    海を南下して大西洋でオペレーション・ルネッサンス中の輸送船団ごと連合艦隊の主力を壊滅させると北米に上陸、
    地球連合首都兼武装都市となったニューヨークを一夜で滅ぼし、
    ビルサルドとエクシフの母船の核融合炉を暴走させたことによるクリーブランドを消滅させる「オペレーション・プロメテウス」にも耐え、
    さらに「プロジェクト・メカゴジラ」のための時間稼ぎとして行われた「オペレーション・ロングマーチ」にて、
    北アフリカと中央アジアに甚大な被害をもたらしている。これら計8回の出現を経て2044年には世界各地にて推定3億人以上の犠牲者を生む。
    2045年、人類が異星種族エクシフおよびビルサルドと共同で発足させた地球連合による「オペレーション・グレートウォール」の際、
    一度は2000発の熱核兵器でヒマラヤ山脈付近に形成された大断層帯に閉じ込められるが、
    熱量を溜め込んで山脈内部に膨大なマグマだまりを形成すると、その中を泳いで移動を開始、
    1年後の2046年1月に熱線で大断層帯を破壊して復活する。史上初の「怪獣由来の火山活動」により、
    後にG火口と呼ばれる地点で大噴火を引き起こし、火砕流で周辺に展開する地球連合の部隊を壊滅させ、
    そのままインド防衛線を突破してベンガル湾に消え、
    同年3月の遠州灘での地球連合海軍総戦力による富士山麓防衛戦では、艦隊も航空機も無視してメカゴジラの開発工場を狙撃、
    妨害する艦隊の大半を壊滅させると浜松に上陸して富士へ向かい「富士裾野決戦」で地上部隊も殲滅する。
    さらに翌日、東京湾を北上して芝浦埠頭から首都東京に上陸しわずか3時間足らずで首都圏を蹂躙、日本列島を壊滅させ消息不明となる。
    この時だけでユーラシア大陸にて2億人、日本にて1億人近い犠牲を生み出し、7億人まで減少した人類を地球から脱出せざるを得ない状況まで追い込んだ。
    以降2年は行方不明だったが、2048年3月にはアラトラム号出向を目前にリオデジャネイロを襲撃、
    3月11日にリオデジャネイロ郊外JSS3宇宙港を壊滅させ、13日には防衛軍の最終防衛線を突破されたことで本部施設を核自爆させることになる。
    それから3ヶ月間、未だ市民の残るサンパウロやサルヴァドールなどを攻撃して2億人以上を死傷させ、
    さらに南米を横断してエクアドルやペルーを焼き尽くし、7月31日には地球連合新本部ブエナベントゥラへ進行するも、モスラによって撃退。
    8月15日に再出現し、地球連合最後の作戦「オペレーション・クレードル」の陽動部隊と対峙する。
    アラトラム号が帰還した2万年後の地球では、G細胞由来の生物で構成された新しい生態系の頂点に君臨。
    2万年の間に成長をし続けた結果、巨大化しており、それに伴い超大音量の咆哮による共振現象で対象を粉砕する「超振動波攻撃」など、
    新たな能力も獲得している。劇中ではゴジラ・フィリウスを撃破したハルオ・サカキたち先遣隊の前に現れ、
    超振動波攻撃と尻尾を振りぬいて生み出した衝撃波によって部隊を壊滅状態に追い込む。

  • 63 名前: 名無しより愛をこめて 2023-11-12 12:32:20 

    メカゴジラ
    体高:50メートル 体長:100メートル 
    総重量:3万トン 
    人類が異星種族ビルサルドの協力を受けてひそかに開発した、自律思考金属体「ナノメタル」製の対ゴジラ決戦兵器
    正式名称は「対ゴジラ超重質量ナノメタル製決戦兵器:メカゴジラ」。略称は「メカゴジラ」あるいは「MG」。
    ビルサルドの科学技術の総力がつぎ込まれており、建造には3万トン以上の超重質量ナノメタルが使用されている。
    動力源はナノメタル粒子間連結組成による発電細胞用機関で、
    体内大量生成から高出力で発電した電力を常時大量蓄電し、行動用電力を随時放出する。
    制御はゴジラの電磁場による通信障害をA39ビルサルド方式電磁シールド技術で軽減、
    そのうえで散布ナノメタル粒子によるネットワークを形成し、内部AIから中央制御システムまでの半径50キロ圏内での常時接続を保証している。
    武装はナノメタルの自在変形機能を最大限活用したもので、
    ナノメタルの自在変形、自己修復・増殖機能により破損部位の多くは瞬時復旧が可能。
    西暦2042年、拡大するゴジラの暴威に鑑みて、恒星間移民船の建造を除く人類の全てのリソースが注ぎ込まれる形で決行された
    「プロジェクト・メカゴジラ」により、当時世界で最も優れた工業生産力を維持していた極東自治区(旧・日本)の富士山麓にて建造を開始。
    富士山麓宝永第一火口縁南方2キロメートル地点の地下200メートルに築かれた
    「地球連合軍・戦略技術研究所・ナノメタル研究センター併設メカゴジラ開発プラント」(通称:メカゴジラ建造工場)にて、
    専用の100GW級ビルサルディア型(ΩIII型磁場閉込方式)熱核融合炉4基からの大電力供給を受けて
    地下ナノメタル生成棟・MG組立棟・AI製造棟を稼働させ、計736名の人員によって進められた。
    ゴジラを地上に押し留める「オペレーション・ロングマーチ」およびゴジラを地中深くに閉じ込める
    「オペレーション・グレートウォール」の間に機体そのものは完成するが、2046年3月の「富士裾野決戦」で何らかの理由から起動に失敗し、
    遠州灘からゴジラに熱線で工場を狙撃され喪失する。
    しかし打ち捨てられたナノメタルは、メカゴジラ頭部の人工知能から発せられる指示に従い機能を停止することなく増殖を続け、
    2万年かけて工場周囲の直径14キロメートルに「メカゴジラシティ」を形成するに至った。
    その存在は「人類最後の希望」として一般にも公表されており、
    映画監督エガートン・オーバリーの手で5作品の政府広報映画が制作、公開されている。

    武装 
    収束中性子砲
    頭部ナノプレートを変形させた特殊砲身と発生装置で構成される荷電粒子砲。中性子透過力を利用し、
    対象の外殻を貫通、体内組織を融解させる。想定で5キロメートル以上離れた地点からゴジラへの攻撃と反撃を防止し、迅速な接近運動を補助する。

    ブレードランチャー
    背部ブレードを電磁カタパルトで射出し、誘導操縦飛行させて対象を切り裂く質量弾体攻撃。3キロメートル地点での弾幕による撹乱が目的。

    ハイパーランス 
    前方両腕部を高速伸長し、急速粒子圧縮で硬質化させることで生成するランス状対象打突・貫通攻撃。最大伸長は500メートル。
    対象貫通後は、ナノメタル粒子充填・侵食を行う。
    ナノメタル最大硬質化時のモース硬度及びビッカーズ硬度については共にダイヤモンドの約10倍に到達。
    想定では1キロメートル地点で跳躍後にゴジラ上空で起動し、全体重を加重させたハイパーランスチャージ攻撃で体表組織を貫通後、
    先端部から体内深層部へのナノメタル侵食により組織構造を瞬時分析、ゴジラの機能停止を実施する。

    テイルブロー 
    尾部全体を鞭状運動させた切断攻撃。上体捻り運動による尾部先端速度の超音速化、
    プラズマブースターによる運動方向への追加加速、尾部形状の刃形状変形、ヒレ状ブレードの高速往復運動等の複合効果で、
    切断、衝撃波粉砕を行う。

    ナノメタル粒子散布型熱エネルギー緩衝層 
    半径300メートルの周囲空間にナノメタル粒子を散布し、エネルギー兵器の拡散防御を行う。
    シミュレーション上では到達エネルギーの9割を拡散する。実体質量弾に対する防御も可能。
    メカゴジラシティでも熱線の対策で展開された。

    積層耐熱装甲板 
    メカゴジラ外殻部位各部の瞬時変形による防御手段。
    想定では5キロメートル地点への接近直後に胸部装甲を変形させ、熱エネルギー緩衝層との併用で熱線を防御する。
    メカゴジラシティでもプラント表面に形成されるはずだったが、ゴジラの侵攻を受けて武装の配置を優先するために途中で建造が中止された。

  • 64 名前: 名無しより愛をこめて 2023-11-12 12:32:29 

    太陽系離脱に傾倒する中央委員会をよそに、ハルオたちは前回の対ゴジラ戦術にシティを組み込んだ新戦術を立案し、
    パワードスーツを改良した新兵器「ヴァルチャー」の設計や、ゴジラ・アースへの止めとして用いる
    「EMPプローブハープーン」の開発など準備を進めるが、地下で自己増殖を続けるナノメタルを見たハルオは
    ナノメタルへの強い不安を抱き始め、さらにナノメタルに不信感を持つ地球人の兵士たちがナノメタルを使ってシティと同化していく
    ビルサルドの姿を目撃して騒ぎ出すという事件が起きる。ビルサルドと地球人の間に齟齬が生じる中、
    熱光学遮断フィールドが解除されたことでシティを発見したゴジラ・アースが進攻を開始する。
    ヴァルチャーの本格的な量産もまだという不完全な状態で作戦開始を迫られたハルオは、
    ユウコとかつての教官リルエル・ベルベとともに先行開発されていたヴァルチャーに乗り込み、ゴジラ・アースの誘導を行う。
    その間に準備を整えたガルグたちは、ゴジラ・アースの足元をナノメタルで固定してEMPプローブハープーンを撃ち込むが、
    ゴジラ・アースは高熱波を発生することでプローブを溶解させたうえ、シティを全身からの超高熱波で包み込む。
    シティが崩壊の危機に直面する中、ガルグらビルサルドはナノメタルを纏ってシティと同化したうえ、
    ヴァルチャーを特攻兵器とするためにハルオやユウコにも強制的にナノメタル強化を施そうと目論む。
    それを拒絶したマーティンら地球人がシティから脱走し、辛くもフツアの鱗粉によって浸食を免れたハルオは、
    メトフィエスによる説得とガルグによる主張の間で苦悩するが、苦しむユウコを救うためにガルグたちのいる管制ルームを破壊する。
    その直後、ハープーンを完全に無力化したゴジラ・アースの熱線によってシティは完全に破壊され、
    ハルオはヴァルチャーからユウコを救出するが間に合わず、変わり果てた彼女を抱きしめながら慟哭どうこくする。

    星を喰う者
    メカゴジラシティの陥落後、ユウコは脳死状態と判定され、ハルオは自らの選択の結果に打ちひしがれる。
    一方、メトフィエスはハルオがナノメタルの侵食を受けなかったのは神の加護によるものだと説き、
    ハルオを神に選ばれた英雄と祭り上げることで、メカゴジラシティの敗北で絶望した生存者たちの大半を信者に引き込むことに成功する。
    ハルオは、自らを含む幾人かが侵食を免れたのはフツアの治療によるものであると訴えるが、メトフィエスはそれを承知の上で信者を増やし、
    自分たちが崇める神を呼び出す準備をしていることを告白する。
    ハルオのメトフィエスへの不信感が募る中、アラトラム号ではメカゴジラシティの一件によって種族間の対立が深刻化する。
    ビルサルドは実力行使でアラトラム号の動力室を占拠し、同胞を殺めゴジラ撃滅の好機を逃したハルオの極刑を要求する。
    その情報を受け取ったハルオは、マーティンの提案で対立が鎮静化する時間を稼ぐために敢えてフツアの隠れ家に身を隠し、
    その中でミアナ及びマイナと交流して、生き残って命を繋げば勝ち、死んで消えれば負けというフツアの価値観を知る。
    そしてハルオはかつてゴジラ・アースに敗れた自分を助けて治療した真の恩人であり、
    想いを寄せるが故にハルオが死ぬことを恐れるマイナと結ばれる。
    しかし同じころ、メトフィエスは自身を怪しむミアナを捕らえた上で信者たちとともに神を呼び出す準備を着々と進め、
    遂にエクシフが神と崇める高次元怪獣「ギドラ」を降臨させる。ギドラは信者となった生存者たちを生け贄として喰い尽くし、
    この宇宙の法則に囚われないが故に機械に観測されない超常的存在としてアラトラム号の近辺に出現する。
    アラトラム号は時空間を歪めるギドラの前に何が起きているか理解できないまま撃沈され、そのままギドラは地上に出現し、
    迎撃に現れたゴジラ・アースをも圧倒する。ギドラの力を目の当たりにしたハルオは、
    エクシフの真の目的を知るためにメトフィエスと対峙する。

  • 65 名前: 名無しより愛をこめて 2023-11-12 12:32:41 

    20世紀末、人類は環境変化が原因で地球上に出現した巨大生物「ゴジラ」の脅威に晒されるようになった。
    半世紀に渡り敗走を重ねた人類は種全体の存続を図り、一部の人間を他星に移住させる計画を立案する。
    2048年3月14日、恒星間移民船の1つ「アラトラム号」はコンピュータによって選抜された一部の人間と、
    同盟を結んでいた異星人種「エクシフ」と「ビルサルド」を乗せ、11.9光年彼方の惑星くじら座タウ星eを目指して旅立った。

    怪獣惑星
    出発から約22年後。
    過酷な宇宙生活の末に人類はタウ星eに到着するが、そこは人類の生存に適さない環境であり、移住計画は事実上失敗に終わる。
    老人ばかりの志願者たちで入植を強行しようとする中央委員会に対し、
    ハルオ・サカキはタウe星からの即刻退去と移民プランの完全棄却を要求して揚陸艇に篭城するも拘束され、
    タウ星eへの着陸を試みた揚陸艇は降下中の事故で全員死亡する。
    今後の移民が困難となり、さらにハルオがエクシフの軍属神官メトフィエスの協力で立案した「対ゴジラ戦術」がリークされたことで、
    船員たちの間では地球帰還を望む声が高まり、中央委員会は地球への帰還を決断する。
    アラトラム号は長距離亜空間航行を用いて往路よりもはるかに短い時間で地球へと到着する。
    しかし、亜空間航行の影響で地球では約2万年[注釈 2]もの歳月が経過していたうえ、調査の結果、未だにゴジラが生存していることが判明する。
    中央委員会は帰還を諦めようとするが、メトフィエスの後押しでハルオの戦術案が採用され、
    ゴジラ殲滅のため600名からなる地球降下部隊を派遣することが決定する。
    保釈されたハルオは、幼なじみのユウコ・タニやエリオット・リーランドと共に地球に降下し、
    ゴジラ捜索のための準備と変わり果てた地球環境の調査を進める。
    しかしその最中、ゴジラに捜索に当たる予定だったリーランドの部隊が怪獣セルヴァムの襲撃に遭い、被害を受ける。
    さらなる犠牲を避けるため、メトフィエスの案でリーランドたちは仲間の部隊との合流を経て撤退を試みるが、
    部隊は事前の作戦ルートを行軍中にゴジラと遭遇する。ハルオはゴジラの防御力の要である非対称性透過シールドの電磁パルスパターンを解析するため
    単身ゴジラに挑み、それを支援しようと単身ゴジラに攻撃を仕掛けたリーランドの死と引き換えにデータの入手に成功する。
    ゴジラから逃れ、ビルサルドの技術士官ムルエル・ガルグと合流したハルオは指揮権を掌握したメトフィエスから指揮権を委譲され、
    作戦の続行を決定する。ハルオたちは多くの犠牲を払いながらも作戦を進め、ついにゴジラのシールドを一時的に無力化し、撃破に成功する。
    念願のゴジラ討伐を果たした一同は歓喜するが、環境生物学者マーティン・ラッザリは、
    今回討伐したゴジラが経過年月と比較して何の変化もないことから、2万年前の個体とは別である可能性を指摘する。
    そして、マーティンの推測を裏付けるかのようにハルオたちの前に2万年もの間300メートルの大きさまで進化を続けた
    「ゴジラ・アース」が出現し、部隊はまたたく間に壊滅に追い込まれる。

    決戦機動増殖都市
    ゴジラ・アースの攻撃で気を失っていたハルオが意識を取り戻すとそこは木造の住居で、しかも自分の身体もすでに治療されていたことに驚く。
    はぐれた仲間を探そうとした家を出た所を家主らしき人型種族の少女に遭遇、ハルオは慌てて逃げ出した彼女を追いかけてどうにか接触し、
    自らの命の恩人となった少女のミアナと交流を結ぶ。
    一方、ユウコ、アダム、ベルベを含む残存部隊の一つがミアナの同族と思しき少女に襲われていたが、
    そこにハルオとミアナが駆けつけたことで助かり、改めてミアナたち民族の集落に客人として招き入れられると
    先に保護されていたマーティンやガルグとも再会する。ハルオたちは、ミアナとその姉のマイナから彼らのいう神の卵の意思を介し、
    彼女らの種族の名が「フツア」であること、そのフツアの神もすでにゴジラに殺され、もはやゴジラに敵う術はないという話を聞かされる。
    マーティンは、フツアが2万年前の人類の末裔で、現在の環境に適応するために昆虫の特徴を取り込んだ新人類だと推測する。
    その後、生存者たちからも退却案が飛び出す中、とにかく軌道上の母船と連絡を取ろうと揚陸艇のコクピットブロックを探す途中で
    メトフィエスとも合流できたハルオたちは母船に迎えを要請するが、ガルグはマイナがセルヴァム撃退に使った狩猟道具に
    かつて対ゴジラ用最終決戦兵器として建造された「メカゴジラ」の構成素材「ナノメタル」が用いられていることに気づき、
    その生産プラントが残されている可能性を見い出す。

  • 66 名前: 名無しより愛をこめて 2023-11-12 12:32:52 

    1999年、フィリピンでの炭鉱崩落事故を調査中の芹沢猪四郎博士らは、炭鉱の深部で巨大な恐竜のような生物の化石を発見する。
    化石には別種の生物の繭が寄生しており、付近には巨大な何かがはい出たような痕跡が残っている。
    一方、日本の雀路羅(じゃんじら)市にある原子力発電所に勤務する核物理学者のジョー・ブロディは、
    原子炉直下で発生する不可解な地震について調査を要請する。
    ジョーの妻で技師のサンドラが原子炉の安全確認に向かうが、突如起こった巨大な揺れによって原子炉が暴走し、
    原発は倒壊した。

    15年後、ブロディ夫妻の息子でアメリカ海軍爆弾処理班のフォードは、
    父のジョーが日本で警察に逮捕されたという知らせを受ける。ジョーは妻の命を奪った原発事故の真相を探るべく、
    立入禁止区域となった原発跡地に侵入し逮捕されていた。
    原発跡で15年前と同じ事態が起きつつある兆候を察知したジョーは、
    フォードと共に禁止区域へ再侵入し実家に残されたデータを回収するも、付近をパトロールしていた武装集団に捕まり、
    原発跡地内の研究施設へ連行される。

    施設内にはかつての地震の原因となった巨大な繭があり、「モナーク」と称する秘密機関が調査を行っていたが、
    すでに繭は羽化を開始していた。羽化した生物は研究施設を破壊して東へ飛び去り、
    施設の倒壊に巻き込まれたジョーは命を落とす。芹沢らはジョーの遺した情報を持つフォードとともに
    原子力空母「サラトガ」にて「ムートー」と名付けられた巨大生物を追う。
    モナークの目的は、ペルム紀末の大量絶滅を生き延びた太古の巨大生物「ゴジラ」を研究し、
    その存在を社会から隠蔽する事だった。芹沢はムートー排除のためゴジラも再び現れると推測する。

    ムートーは洋上でロシア海軍アクラ型原子力潜水艦を襲い、その核燃料を捕食するためオアフ島に上陸する。
    怪獣はホノルル市街に侵攻し米軍と交戦するが、間もなくしてそこにムートーを追って来たゴジラが60年ぶりに地上に姿を現す。
    両者は空港で対峙するがムートーは飛行して逃亡、それを追うゴジラも海へ消えた。

    一方、アメリカのユッカマウンテン放射性廃棄物処分場に保管されていたフィリピンの繭から新たなムートーが羽化し、
    ラスベガスを破壊しさらに西へと進行する。

    サンフランシスコ湾で3体の怪獣が衝突すると推測する軍指揮官のステンツ提督は、
    芹沢の反対を押し切って戦略核兵器の使用許可を得る。
    弾頭には電磁パルスの影響を受けないアナログ式の時限装置を使用し、3匹の怪獣を太平洋上へ誘引し、
    殲滅する作戦が実行されることになった。米軍は2基の核弾頭を列車でサンフランシスコへ輸送しようと試みるが、
    雌のムートーの襲撃を受けて弾頭1基を飲み込まれてしまう。
    もう1基の弾頭はサンフランシスコ湾内への輸送には成功するものの、海上で雄のムートーに奪われ、
    雌がサンフランシスコ市街地に築いた巣へ運ばれる。弾頭の起爆装置は既にカウントダウンを開始しており、
    数時間後には逃げ遅れた市民が核爆発に巻き込まれてしまう。
    フォードは弾頭起爆阻止を目的とした軍の部隊に参加し、HALO降下によってサンフランシスコ市内へ突入する。

    湾内に浮上したゴジラはゴールデンゲートブリッジを破壊し市街地へ侵攻。
    ゴジラはフォードの妻のエルが勤める病院の近くで2体のムートーと交戦する。
    その傍らでフォードたちは弾頭を発見するが、その破損状態は激しく時限装置を停止させることが出来ない。
    部隊は船で弾頭を洋上へと持ち去り、少しでも市街地から引き離す作戦に移行する。
    一方フォードはムートーが既に巣に無数の卵を産み付けていることに気付き、
    横転しているタンクローリーのガソリンを利用し巣全体を爆破する。

    ゴジラは二体のムートーの連携攻撃に苦戦を強いられていたが、
    巣が爆破されたことに気を取られた雌のムートーが戦闘を放棄したことで形勢が逆転、
    熱線を放ち雌のムートーを一時的に戦闘不能にし、さらに襲ってきた雄のムートーを強烈な尻尾の一撃で倒す。
    一方で核弾頭を奪われたことに気付いた雌のムートーが復活し部隊を壊滅させ、更にフォードに迫るが、
    追って来たゴジラに熱線を放たれ絶命する。エネルギーを消耗したゴジラはその場に崩れ落ちた。
    核弾頭はフォードによって小型船で洋上へ運ばれ、遥か遠くの沖合いで大爆発した。

    翌朝、フォードは避難所のコロシアムに訪れ、そこで家族との再会を果たす。
    一方で、瓦礫の中で死んだと思われていたゴジラが覚醒し、海へ戻り始めた。
    万感の思いで見つめる芹沢らを背に、ゴジラは咆哮を上げ海中へと姿を消していったのであった。

  • 67 名前: 37 2023-11-12 12:40:42 

    >>48 >>56
     残留放射能の問題隠蔽されてるのは やっぱ福島風評被害って現実が影落としてるんだろうか
     >>41や>>43みたいな度し難い平和ボケ 歴代のゴジラ映画が都市部での核爆発避けてきたワケ 全く理解出来ないんだろうな

  • やはりユアストーリーと関連づけされて不安視されてたというのが記事にもなってるな

    「黒歴史」神木隆之介『ゴジラ-1.0』大ヒットで払拭される佐藤健の“大コケ作品”
    https://news.yahoo.co.jp/articles/87caff7d0003188d8aba42496da062cf6b80d952

  • 69 名前: 名無しより愛をこめて 2023-11-12 15:53:57 

    そもそも今回のゴジラの誕生経緯について主要な登場人物達が知覚する描写は無かったのに、ゴジラが去った後に銀座の残留放射能を調べようと思ったのは何故だろうか
    破壊度合いの大きさから核攻撃を受けた可能性も考えたのかな?

  • 70 名前: 名無しより愛をこめて 2023-11-12 15:57:18 

    It’s underselling GODZILLA MINUS ONE to call it a great Godzilla film. Hollywood hasn’t produced a film for general audiences with this much thematic depth and gut punching emotion in decades. I’ve never seen so many people cry during a monster movie.

    https://twitter.com/rhnorman/status/1723457922158780497?s=19

    『GODZILLA MINUS ONE』を偉大なゴジラ映画と呼ぶには過小評価である。ハリウッドはここ数十年間、これほどテーマの深みと胸を打つような感情を持った一般観客向けの映画を制作していない。モンスター映画でこんなにたくさんの人が泣くのを見たことがありません。

    ここまで絶賛されるとちょっと恥ずいw
    (deleted an unsolicited ad)

  • 71 名前: 名無しより愛をこめて 2023-11-12 16:06:59 

    >>70
    明らかなリップサービスに乗せられててカワイイ

  • 72 名前: 名無しより愛をこめて 2023-11-12 16:08:55 

    洋の東西問わずモンスター映画が人間そっちのけがちになるのは否定しないが

  • 73 名前: 名無しより愛をこめて 2023-11-12 16:26:02 

    >>72
    アメリカのモンスターパニック映画は人間ドラマが大正義のイメージだったけどなー
    KOMなんか徹頭徹尾マディソンのための物語だし

  • 74 名前: 名無しより愛をこめて 2023-11-12 16:37:05 

    >>70
    人生で褒められた経験が無い奴ほどすぐリップサービスだと解釈するんだってな

    今まで何かを成し遂げて称賛されるという体験が根本的に欠けてるから
    他の誰かが結果出して絶賛されるという状況を見てもリアリティを感じないんだとか

  • 75 名前: 名無しより愛をこめて 2023-11-12 16:38:06 

    おっと失礼
    >>70じゃなくて>>71の方ね

  • 76 名前: 名無しより愛をこめて 2023-11-12 17:13:53 

    >>74
    純真でいいね
    その心をいつまでも忘れないでくれ

  • 77 名前: 名無しより愛をこめて 2023-11-12 17:25:39 

    >>76
    反応してるということは図星か

  • 78 名前: 名無しより愛をこめて 2023-11-12 17:27:39 

    >>77
    何を言っても君の中で答えは決まってるだろう?
    いつまでもその純真な心を忘れないでくれ

  • 79 名前: 32 37 67 2023-11-12 17:46:33 

     いっそ「シンギュラポイント」みたいに初めっからゴジラと核関連付けなきゃ ワタシも素直に楽しめたのかもしんない…

  • 80 名前: 名無しより愛をこめて 2023-11-12 18:41:20 

    ラドン (Rodan) は、映画『空の大怪獣ラドン』をはじめとする東宝製作の怪獣映画に登場する架空の怪獣である。          
    ゴジラ、モスラと共に東宝三大怪獣と称される。

    特徴
    翼竜プテラノドンが突然変異した怪獣。
    特撮美術監督の渡辺明がプテラノドンをモチーフにデザインしており、名の由来にもなっているが、プテラノドンに比べて様々な差違があり、プテラノドンの頭部にある一本の後頭部に伸びる角状の突起が、2つに分かれて生えており(『ゴジラvsメカゴジラ』では3本)、嘴は鳥類のそれに近い形状で、鳥類には無い歯が生えている(元となったプテラノドンにもない)が、
    プテラノドン等の翼竜と比べればとても小さくて短い。
    腹部にはニードルのようなゴツゴツとした鱗がある。尾はプテラノドンの細い皮膜が付いたものではなく、楕円状にゆるく拡がっている。着地しての直立二足歩行が可能で、翼を広げたままで陸上走行を行うことも多い。
    巨大な上に超音速で飛ぶため、ソニックブームを巻き起こし、飛ぶだけで市街を破壊してしまう。

    シリーズによって攻撃能力が異なり、『三大怪獣 地球最大の決戦』では嘴で敵をつついたり、
    足の爪で引っ掻く攻撃が主で、ゴジラと互角に戦う力を持っている。また、『ゴジラvsメカゴジラ』に再登場したラドンはゴジラの熱線を受けてファイヤーラドンとなり、放射熱線と同程度の威力のウラニウム熱線を吐く能力を身につけた。
    ラドンの声にはコントラバスの音と人間の声を素材として加工したものが使われており、
    本作の後も『ウルトラマン』のアントラーやvsシリーズに登場したキングギドラ、バトラの声などに流用された。

    『ゴジラ・ミニラ・ガバラ オール怪獣大進撃』では怪獣島の怪獣の1体として、
    『地球攻撃命令 ゴジラ対ガイガン』では『キングギドラの大逆襲』タイトル時期の企画に味方側の怪獣として、
    『モスラ3 キングギドラ来襲』ではモスラ(新)の敵怪獣として登場する予定があったが、いずれも途中で変更になっている。

    ラドンが登場する映画リスト
    空の大怪獣ラドン(1956年)
    三大怪獣 地球最大の決戦(1964年)
    怪獣大戦争(1965年)
    怪獣総進撃(1968年)
    ゴジラvsメカゴジラ(1993年)
    ゴジラ FINAL WARS(2004年)
    ゴジラ キング・オブ・モンスターズ (2019年)

    『空の大怪獣ラドン』のラドン
    身長:50メートル
    翼長:120メートル
    体重:1万5千トン

    核実験の放射能や火山ガスによる高温化の影響で現代に復活した。
    劇中でプテラノドンとの関連性を示すような発言があるが、直接は明言されていない。
    ただし、シナリオ上の設定でプテラノドンは
    「中生紀に生息した飛竜の一種で空飛ぶ始祖鳥としては最大のもの」とされている。

    阿蘇の炭坑の奥で卵から雛が誕生し、古代トンボの幼虫メガヌロンを捕食していた。
    成長した1頭が阿蘇山から出現し、航空自衛隊のF-86戦闘機と大規模な空中戦を展開して追撃を振り切った後、
    佐世保や福岡に降り立って大暴れする。このとき口から煙のようなものを吐いており、
    パチンコ屋に突っ込んだタンクローリーを爆発炎上させている。

    陸空両自衛隊からの猛攻によって危機に陥ったところにもう1頭が出現するが、
    最後は帰巣本能で阿蘇山に帰ってきたところに自衛隊のミサイル攻撃を受け、
    その影響で阿蘇山が噴火して2頭のラドンは脱出するもマグマの噴出に巻き込まれ、真っ赤な溶岩の中に消える。

    スーツアクターは中島春雄。
    作中ではラストシーンになるまでラドンが2頭いるという明確な描写がない。
    一応の伏線は張られているが、世界各地で未確認飛行物体による被害が同時に出ているという電話を
    航空自衛隊の基地司令室で新聞記者が本社から受け取るという非常に分かりづらい演出のため、
    海外公開版では2頭いることを説明するシーンが追加されている。
    監督の本多猪四郎も、特技監督の円谷英二も「この2頭のラドンはつがいである」と述べている。[要出典]
    本作のラドンは背中に緑と黄色のラインが入っている。頭部造形は利光貞三、胴体は八木勘寿、八木康栄による。
    デザインは数回にわたって検討され、
    「始祖鳥タイプ」、「鳥の羽をつけたもの」「翼竜タイプ」の検討用粘土モデルが作られている。
    子供のラドンは、手踊り式のギニョール・モデルで表現されている。
    初期のデザインスケッチには始祖鳥をモチーフとしたものも存在していたが、後には翼竜をモチーフとしたものに変更された。

    ゴジラやモスラと並ぶ知名度を持つものの、タイトルに名前が冠された作品は2016年現在、デビュー作の『空の大怪獣ラドン』のみである。

  • 81 名前: 名無しより愛をこめて 2023-11-12 18:41:32 

    『シン・ゴジラ』では神のような神秘的な存在としていたが、本作品のゴジラは怪獣ではなく、
    生物のような方向に寄せていったといい、上に手の平を向けていた『シン・ゴジラ』に対して本作品では生物であることから下に向けている。
    進化するという設定は、『シン・ゴジラ』の設定が取り入れられており、各形態には山森の提案で過去の東宝怪獣の意匠が入れられている。

    ゴジラアクアティリス
    第3話で登場した第0形態。
    深度900メートルのところを50ノットで泳いでいる姿が潜水艦によって確認されている。
    第6話にて東京湾内に侵入しようとしたマンダの群れを追ってその全体像を表した。そのままマンダの群れを仕留めつつ、東京湾に上陸する。
    モササウルスのような姿から水棲生物であると思われる。四肢は進化途中のようなヒレのようになっており、長い尾の先端は水かきがある指のような尾ビレになっている。
    顔つきはワニに似ており、触覚のような細いツノが頭部にある。表皮は赤く、海を通過するとその海は紅塵に包まれて赤く染まる。
    アクアティリスとはラテン語で水生を意味する。
    ヒレのような足は海から来るため、水中で自然と活動できるような形となった。
    初期設定では、クラゲのような生態の生物や、シラスのようなものから魚のような形に進化する案もあった。

    ゴジラアンフィビア
    第7話で東京に上陸を果たしたゴジラ アクアティリスが変態した第1形態。
    イグアナのような顔つきの陸棲生物のような姿となり、四肢は爬虫類に似た形の脚となり、四足歩行を行う。
    政府によって南房総地方の伝承に基づいてゴジラの名称が与えられる。
    第8話で代々木公園での自衛隊からの砲撃を受けてマイナス20度の可燃性のガス状物質を口から放出し、その砲撃の爆発が冷気に引火した途端、
    次第に高温のガスとなって爆炎を誘引して一帯を巻き込む熱膨張を起こして直径500メートル範囲を焼き尽くし、自身をも焼き尽くして自らの総質量を超える紅塵を放出して包まれることで、
    硬質の組織と溶けてドロドロの状態が下にある炭化層の外殻に覆われた蛹のような状態になり、活動停止した。
    体皮は茶褐色、頭部は濃褐色となりツノの形状も変化している。
    アンフィビアとはラテン語で両生類を意味する。
    頭部にはバランの意匠が取り入れられている。

    ゴジラテレストリス
    第9話で活動停止して蛹状態となっていたゴジラアンフィビアが、固まった外殻が剥がれ落ちてさらに変態した第2形態。
    前脚は小さくなって後脚だけで立ち上がり、完全二足歩行形態となっている。
    自衛隊の砲弾投下を予期して着弾前に体組織を触手のように変化させて包んで着弾と同時に破裂させて本体への衝撃を和らげるといった防御能力を持ち、
    背びれを青白く発光させながら口元に光のリングを形成して吐く能力も見られる。
    角や尾ビレがなくなり、首から上半身は細くなり、頭部は小さくなっている。表皮は青い鱗状だが、眉間から背鰭に沿って赤いラインが残る。
    テレストリスとはラテン語で陸生を意味する。
    最終形態の前の息子のようなポジションであることから、ミニラのオマージュとして光輪を口から吐くものとなった。

    ゴジラウルティマ
    3度の形態変化を経て究極の姿となったゴジラの第3形態で、本作品におけるゴジラの正式名称。
    千葉県逃尾市(にがしおし)にて古くから伝わる伝承が描かれた浮世絵には、古史羅(こしら)と記述されている。
    また、同市に戦前から存在する旧嗣野地区管理局(電波観測所)“ミサキオク”の地下にはゴジラウルティマの全身骨格が存在していた。
    第10話でゴジラテレストリスが自衛隊と交戦して集中砲火を浴びる中で変態し、この形態となる。
    形態変化後、自衛隊の攻撃を鎧のような強硬な外皮で寄せ付けぬまま背鰭と口内を青白く光らせ、
    口元に7つの大小さまざまな光輪を放射して複数重ねた重力レンズで空間を捻じ曲げて1か所に収縮させると、
    そのまま光輪をくぐるように熱線を原子ビームのように圧縮して発射する能力を見せつけ、東京を一瞬で火の海に変えた。
    体色は歴代ゴジラと同じく黒あるいは濃灰色。後脚は極太になっており、背ビレも大きく発達している。
    この形態になった直後まではビル数階建てぐらいの大きさだったが、紅塵を吸収し続けたことで最終的に100メートルを超える巨体となった。
    さらに成長を続けて自身が特異点となり、地球人類は破局を迎えつつあったが、謎の巨大化を果たしたジェットジャガーとの交戦の末、
    完成型オーソゴナル・ダイアゴナライザーによってジェットジャガー諸共巨大な青い結晶となり、消滅した。
    なお、最終話では人間サイズの怪獣が背ビレ辺りに潜んでいた。
    ウルティマとはラテン語で終わりを意味する。

  • 82 名前: 名無しより愛をこめて 2023-11-12 18:41:43 

    映画『モスラ』(1961年)のモスラ
    幼虫
    体長:180メートル(最大時)
    体重:2万トン(最大時)
    成虫
    体長:135メートル
    翼長:250メートル
    体重:1万5千トン
    インファント島の守護神。小美人が興行師ネルソンに連れ去られたため、本能で小美人を追って東京にやってきた。
    幼虫の形態で180メートルにまで巨大に成長して都内を破壊し、東京タワーに繭を張って成虫になると、
    今度はネルソンの逃亡先であるロリシカ国のニューカークシティを破壊するが、福田善一郎たちが空港にモスラの紋章を描き、
    着地したところに返された小美人を連れてインファント島へ帰る。

    この作品の幼虫のみ、夜間の海上で光り輝いている。
    ただし、苦労して撮影した割に分かりづらかったためか、以後のシリーズで発光する描写は見られず、設定にも表記されたことはない。
    原作「発光妖精とモスラ」では繭を作る建造物は東京タワーではなく国会議事堂であるが、60年安保をモチーフにした部分があり、
    政治性が強いという理由から変更された。
    1960年11月24日の読売新聞には、漫画家の阿部和助が書いた鳥のような頭とボディの成虫のイラストが掲載された。
    羽の長さ100メートル、胴の長さ70 - 80メートルと書かれている。

    造形
    幼虫・成虫とも利光貞三、村瀬継蔵、八木勘寿、八木康栄による造形。
    幼虫は3尺ほどの操演ミニチュアが、機関車のミニチュアの仕掛けを流用内蔵した自走式のものと、
    プール撮影や東京タワーのシーンなどで使われた操演用のものと用意された。
    渋谷から東京タワーに迫るシーンの幼虫は、高さが6尺、長さ33尺(約10メートル)、
    重さ約120キログラムほどもある製作費200万円の大型のぬいぐるみで撮影された。
    演技者は中島春雄、手塚勝巳ら総勢8人が入って動かしている。手塚は『空の大怪獣ラドン』でもメガヌロンの先頭に入っていた経験から
    先頭操作に抜擢された。村瀬継蔵は、このモスラの顔の周りにフジツボをつけ、籐のヒゲを生やして生物感を表現している。
    また、ラテックスの表皮に艶を出そうとソフトビニール素材「ビニール・ゾル」をコーティングしたところ、特技監督の円谷に大変喜ばれた。
    村瀬は監督の喜ぶ顔が見たくて、撮影ではがれるたびに毎回手間をかけてコーティングをし直したという。

    平成VSシリーズ
    『ゴジラvsモスラ』
    幼虫
    体長:120メートル
    体重:1万5千トン
    成虫
    翼長:175メートル
    体重:2万トン
    飛行速度:マッハ2
    地球の先住民族コスモスの守護神。幼虫の眼は再び青くなっている。
    この作品以降から幼虫の尾の三つに分かれた突起の真ん中が長く伸びている。

    同族だが傾向が異なるバトラとは戦う運命にあり、不本意ながらこれと戦う。
    インファント島の地中から卵が出現し、島の開発を行っていた丸友観光によって日本に運ばれる途中に孵化。
    孵化の直前に出現したゴジラと戦うが、バトラの乱入に遭ってインファント島に帰還する。
    その後、丸友観光に連れ去られたコスモスを追って東京に上陸し、国会議事堂で繭を作り成虫となる(その際の糸の噴射スピードは昭和版のそれよりも早い設定となっている)。

    同時期に成虫となったバトラと横浜上空で激しい戦いを繰り広げるが撃墜される。
    その後、上陸してきたゴジラに対して、バトラには決して使うことがなかった超音波ビームで攻撃し、バトラと助けあって和解、
    共闘の末にゴジラを戦闘不能状態にして海へと連れ去る
    (ゴジラの尻尾をつかんだときに足から電流のようなものを流していたが、威力や名称は不明)。
    が、突如復活したゴジラにバトラが倒され、その海上でゴジラを封印、バトラの使命を受け継ぎ、
    地球に追突する隕石の軌道を変えるため宇宙へ旅立つ。その際、体に付着したゴジラ細胞により、
    後のスペースゴジラ誕生の一因も造ることになる。
    超音波ビームと鱗粉(電磁鱗粉、イオンクラフトの原理で揚力を得ている)を武器とする。
    鱗粉が撒かれている間はその中に雷が発生するほか、あらゆる光線や熱線を乱反射してしまう。
    これによってゴジラは放射熱線を封じ込められたばかりか威力を逆利用され、さらにバトラのプリズム光線の連携攻撃にも遭い、
    敗退することとなる。コスモスは「モスラ最後の武器」と呼ぶ。
    これまでのシリーズと直接のつながりは無いが、関連書籍などでは4代目モスラと表記する書籍もある。

  • 83 名前: 名無しより愛をこめて 2023-11-12 18:41:54 

    ハルオ・サカキ
    声 - 宮野真守、洲崎綾(幼少期)
    主人公。日本人。24歳。身長173センチメートル。階級は大尉。
    地球を脱出する直前に、両親がゴジラの襲撃に巻き込まれる様子を目撃した過去から、ゴジラに対して人一倍強い復讐心を抱いている。
    同時に、人類が真の意味で再起するためには人としてゴジラを倒すしかないと考えているが、
    人を捨てなければゴジラを倒せないと考えるガルグからはその矛盾を非難されている。
    宇宙船内ではダイチを父親代わりに育ち、ユウコのことは生まれた時から妹のように面倒を見てきた。
    高いカリスマを持ち、エクシフからはその献身性を、ビルサルドからは優れた自己決断力を評価されている。
    タウe上陸に反発し揚陸艇を占拠したことで第一級反逆罪を問われ、
    船内の独房で拘留される中でメトフィエスから与えられたアラトラム号の機密データを元に対ゴジラ戦術を執筆。
    さらにメトフィエスの計らいで罪状を保留される形で保釈され、地球降下に参加する。
    リーランドの戦死後はメトフィエスから指揮権を委譲される形で対ゴジラ戦術を実行に移し、
    自らもパワードスーツ機械化特務分隊を率いてゴジラ・フィリウスの背びれへプローブを打ち込みを行う。
    直後に出現したオリジナル個体のゴジラ・アースの襲撃により負傷するが、フツアのシェルターで目覚め、
    治療されていることに驚きながらもそこで遭遇したミアナと交友を結ぶ。
    600名いた隊員を50名にまで減らしてしまったことに苦悩を抱きながらも、ガルグからナノメタルプラントの現存を聞かされ地球残留を決める。
    しかし、メカゴジラシティでの滞在の中で無限増殖を続けるナノメタルとそれを生体にも利用するビルサルドへの不信を抱き、
    加えてゴジラに倒す上での人の在り方を巡ってガルグと対立してしまう。
    シティへのゴジラ接近が報告されると自らもヴァルチャー3番機に乗ってユウコやベルベと共にゴジラ誘導作戦に参加するが、
    自身の戦術案が通用しないゴジラに対してナノメタルを介したパイロット強化で攻撃を続行しようとしたガルグによって
    ユウコが生命の危機に晒されたことに激しく動揺。逡巡と葛藤の末にメトフィエスの言葉に従ってシティの中枢部を攻撃し
    ナノメタルの機能を止めるも、既にユウコは脳死状態となっており、結果的にガルグとベルベを自らの手で死なせてしまう。

    自らの迷いが招いた結果に絶望し、ゴジラにもう勝てないと心が折れてしまうが、
    自身がナノメタルに侵食されなかった事を奇跡とすることで地球人をカルトに引き込むメトフィエスに次第に不信感を抱き始める。
    更にビルサルドが自分の処刑を求めてアラトラム号で反乱を起こす事態となり、和解する時間を稼ぐために身を隠すことになるが、
    その中で生き残って命を繋げば勝ち、死んで消えれば負けというフツアの価値観を知り、マイナと結ばれる。
    ほどなくしてギドラが降臨し、それによる異常現象を目の当たりにしたハルオはメトフィエスが何かを企んでいることを確信し、
    その真の目的を知るためにメトフィエスと対峙するが、ガルビトリウムを右目に埋め込んだメトフィエスによって
    精神世界へと取り込まれてしまう。過去の凄惨な記憶を辿り、滅びの救済を説くメトフィエスに一度はなびきかけるが、
    両親がつけた自身の名の意味を思い出してメトフィエスを退け、
    ガルビトリウムを砕くことでゴジラがギドラに勝利する決定打を作った。
    ギドラとの戦いを終えてからはフツア族との共生を選び、妻になったマイナとの間に子どもを授かるが、
    ヴァルチャーの再起動の際にメトフィエスの声が届き、文明が再興し、ゴジラを怪獣たらしめる憎しみを持つ自分がいると、
    再びギドラがこの宇宙に現れてしまうことを悟る。そのためハルオは活動状態のナノメタルを宿すユウコを連れて、
    再起動したヴァルチャーに乗ってゴジラに特攻し、自身の命と引き換えにこの世界とギドラの繋がり、
    ナノメタルの脅威、そしてゴジラへの憎しみを絶った。
    小説により、母親は欧州奪還作戦におけるパリの戦いの英雄ハルカ・ヤシロ、
    父親は国連調査官としてこの小説の物語を記録したアキラ・サカキと判明。

  • 84 名前: 名無しより愛をこめて 2023-11-12 18:42:05 

    そんな中、雲南省の施設から脱走した後、滝の中で蛹になっていたモスラが羽化して飛び立ち、    
    ゴジラの住処だったバミューダ海域に現れる。マーク達はモスラがゴジラと交信を試みていると気付いて   
    その反応からゴジラの生存を確認、潜水艦にゴジラのエネルギーとなる核弾頭を積んでゴジラが隠れている地点に向かう。     

    マークらはリックの提唱した地下空洞論に基づく海底洞窟の先にあった古代遺跡の奥地で休眠状態のゴジラを発見するが、    
    潜水艦の魚雷発射システムは事故で破損していたため、芹沢自らが小型潜水艇でゴジラのすぐ傍まで核弾頭を運んで手動で起爆、    
    ゴジラはそのエネルギーを取り込んで再起し、三度ギドラの元へと向かう。  

    北米でギドラとそのギドラの下に付いたラドンが暴れている間、マディソンは母がアランに勧めたオルカによる     
    怪獣の行動を抑制する方法を盗み聞きし、彼らがオルカから目を離した隙にオルカを持ってアジトから脱走。    
    母の言った通りにアジトのあったマサチューセッツ州・ボストンの野球スタジアムに忍び込んでそこの音響システムにオルカを接続、
    スタジアム全体をスピーカーにしてオルカの信号を世界全体に伝達し、怪獣達の動きを止めることに成功する。   
    しかし、ギドラはその信号を察知してボストンに飛来、マディソンを見つけるや彼女に襲いかかる。     
    そこにゴジラが出現してギドラの攻撃からマディソンを救い、ゴジラおよびアルゴを含めた米軍はギドラに攻撃を仕掛ける。      

    マークもオルカの信号からエマとマディソンがボストンにいることを知り、     
    ゴジラとギドラが争う地上に降りるとアランと袂を分かったエマとも合流してマディソンを捜索、    
    マディソンがボストンの旧自宅にいると推測してそこに向かう。    

    この時のゴジラは芹沢が起爆させた核弾頭のエネルギーの過剰摂取により数分で爆発する危険な状態に陥りながらも、 
    支援に現れたモスラの援護もあって一度は優位に立つが、ギドラが呼び寄せたラドンの乱入でモスラとは分断され、  
    さらにギドラの反撃で思わぬダメージを受けてしまう。
    どうにかラドンを退けたモスラもギドラの攻撃からゴジラを庇って消滅、ゴジラも体の限界が近づき窮地に追い込まれる。

    マークとエマは倒壊した自宅からマディソンを見つけ出し、
    地上から脱出する前に二人はオルカを修理してギドラの気を引く作戦を立てる。
    エマはマークとマディソンだけを逃して自分は単身オルカを使ってゴジラからギドラの注意を逸らすことに成功する。
    エマは猛追するギドラに追い詰められるが、ゴジラがエマの稼いだ時間の間に取り込んだモスラの力によって
    体内の核エネルギーの制御に成功し身体を赤熱化させた形態へと変化。
    連続で熱波攻撃を浴びせてギドラの身体を焼き尽くし、最後に残った首も熱線で完全に吹き飛ばし消滅させた。

    瓦礫の上に立つゴジラの前に各地より終結したムートー、ベヒモス、スキュラ、メトシェラらが現れ、
    更に生き延びていたラドンもゴジラに恭順の意を示していき、マークとマディソンらが見守る中、
    その輪の中心でゴジラの咆哮が響き渡る。

    その後、オキシジェンデストロイヤーの影響で魚が取れなくなったイスラ・デ・マーラに赴いていたアランは、
    その沖で漁師が引き上げた先の戦いでゴジラが噛みちぎったギドラの首の一つを見せられてそれの購入を申し出る。

    監督 マイケル・ドハティ
    脚本 マックス・ボレンスタイン マイケル・ドハティ ザック・シールズ
    出演者
    カイル・チャンドラー ヴェラ・ファーミガ ミリー・ボビー・ブラウン
    ブラッドリー・ウィットフォード 渡辺謙 サリー・ホーキンス
    チャールズ・ダンス トーマス・ミドルディッチ アイシャ・ハインズ
    オシェア・ジャクソン・Jr デヴィッド・ストラザーン チャン・ツィイー
    音楽 ベアー・マクレアリー
    主題歌 [ALEXANDROS] 「Pray」(日本語吹替版)
    製作会社 レジェンダリー・ピクチャーズ
    配給 ワーナー・ブラザース 東宝
    公開 2019年5月31日
    上映時間 132分
    製作国 アメリカ合衆国
    言語 英語

  • 85 名前: 名無しより愛をこめて 2023-11-12 18:45:50 

    ゴジラとムートーの戦いから5年後、
    巨大怪獣の存在およびそれまで極秘に怪獣の調査を行ってきた秘密機関「モナーク」のことが公になり、
    以後世界各地で休眠状態の怪獣が次々と発見され、その地点には怪獣の生態を研究するための前哨基地が建てられた。
    中国・雲南省にある古代遺跡の内部に設置された第61前哨基地ではモナークの科学者エマ・ラッセル博士と
    娘のマディソンらが孵化した"モスラ"の幼虫との交信を試み、モスラの制御に成功する。
    しかし、そこへ環境テロリストであるアラン・ジョナ率いる傭兵部隊が基地を襲撃、エマとマディソンを連れ去り、
    怪獣と交信する装置"オルカ"も強奪されてしまう。その頃、モナークの有識者と政府役員との会議においてモナークは
    政府や世論から怪獣への対応と被害の責任についての追及を受け、あくまで怪獣殲滅を訴える政府に対し、
    モナークの科学者・芹沢猪四郎博士はあくまで怪獣との共存が必要だと説く。その折に芹沢らは雲南省で起こった事件の知らせを聞いて
    元モナークのメンバーで別居状態だったエマの夫マークに協力を要請、攫われた二人を救出するため力を合わせることとなり、
    マークを"ゴジラ"の生息域となっているバミューダ海域に設置された第54前哨基地に招いて今後の対応を協議する。
    一方、アラン達の目的は南極の氷塊に眠る怪獣"モンスターゼロ"を目覚めさせることであり、
    南極の第31前哨基地を占拠してモンスターゼロの復活作業を開始する。それと同時に海域に潜んでいたゴジラが行動を開始、
    その移動予測からゴジラが南極を目指していると知るとマーク達も司令母艦「アルゴ」で南極へと向かう。
    到着したモナークの兵士とテロリストが銃撃戦を繰り広げる中、マークは妻子と再会する。
    だがエマは彼の目の前で氷塊に仕掛けられた爆弾の起爆装置を押して氷塊を爆破、
    崩壊する基地からアランはエマとマディソンを連れて逃亡し、マーク達も間一髪で基地の崩壊から免れるも、
    マークと芹沢らは復活したモンスターゼロに襲われる。そこへゴジラが出現し、モンスターゼロと交戦を開始。
    その戦いに巻き込まれて芹沢の助手グレアムは死亡、マークも気を失ってしまう。
    そこに駆けつけたアルゴの攻撃を受けてモンスターゼロは逃亡、ゴジラもそれを追って海へと消える。
    アルゴ内で目覚めたマークは南極でのエマの行動から彼女が自らアランのテロリストグループに協力していると他の面々に語る。    
    そこにエマの声明が届き、     
    彼女は「人類の文明活動のせいで崩壊寸前の地球環境を修復するためには怪獣による破壊と再生が必要」と主張する。 
    直後にメキシコのイスラ・デ・マーラの火山火口に建てられた第56前哨基地のシステムが  
    テロリストグループにハッキングされ、エマはオルカの信号をそこから流して火山に眠る怪獣を呼び起こそうとする。 
    しかし、母の真意に気づいたマディソンがそれに反発して止めようとするもエマはアランに急かされる形でオルカを起動、  
    その音波に反応して火山の火口から"ラドン"が出現する。  

    現地民の避難の時間を稼ぐためアルゴとその護衛部隊が駆けつけてラドンを攻撃、   
    ラドンはアルゴを敵と見なして飛翔し、護衛部隊を瞬く間に壊滅させアルゴを執拗に追い回す。   
    しかし、ラドンはアルゴにこの時中米に近づいていたモンスターゼロの元に誘導されて、交戦の末に海へと叩き落される。  
    モンスターゼロは次にイスラ・デ・マーラからの避難民を収容していたアルゴに襲いかかるが、
    そこにゴジラも現れてモンスターゼロと海中で激しく争う。  
    だが、そこに米軍が怪獣殲滅用に開発した新兵器   
    「オキシジェン・デストロイヤー」を搭載したミサイルが飛来して両者の下で炸裂、ゴジラの生体反応は消失するが、  
    一方のモンスターゼロは健在であり、その直後に世界各地のモナークの前哨基地のある地点から次々と怪獣達が目覚め始める。 

    世界規模での復活した怪獣による災害が発生する中、これを芹沢はモンスターゼロが他の怪獣を支配し、   
    自身を中心にした怪獣の群れによる知能的な破壊活動であるとし、さらにアイリーンの調査でモンスターゼロが   
    "ギドラ"という名前であること、そのギドラは宇宙から襲来した生物でむしろ地球の生態系を破壊する存在であることが示唆される。 
    エマも復活させたギドラが他の怪獣達を勝手に操り始めたことで自分のプランが完全に破綻してしまったことに気づき、  
    アランに事態の収束させるよう願い出るが、アランはそれを聞き入れず、両者の間にも亀裂が生まれる。

  • 86 名前: 名無しより愛をこめて 2023-11-12 18:46:01 

    アライグマ(洗熊、浣熊、学名:Procyon lotor)は、哺乳綱食肉目アライグマ科アライグマ属に分類される哺乳類。
    アライグマ属の模式種。タヌキに似ており、アライグマを英語でraccoon (common raccoon) と呼ぶのに対し、タヌキは raccoon dog と呼ぶ。
    前足を水中に突っ込んで獲物を探る姿が手を洗っているように見えることが名称の由来である。雑食性であり、小動物を捕獲して食べる。
    北アメリカ原産で、日本やヨーロッパにも外来種として生息する。移入後の繁殖により、農作物への被害や生態系への影響などが問題となっている。
    形態
    頭胴長42 - 60 cm尾長20 - 41 cm、体重4 - 10 kg。飼育下では体重が20 kgに達するものもいる。
    灰褐色の体毛をもち、眼のまわりから頬にかけて黒い斑紋がある。
    タヌキと誤認されることが多いが、タヌキとの違いとして長いふさふさとした尾には黒い横縞があるのが大きな特徴である。
    また、足が黒いタヌキやニホンアナグマと比べて、アライグマの足は白っぽく、耳には白い縁取りがある。
    さらに、クマなどと同じく、かかとをつける蹠行性(しょこうせい)という歩き方をするため、
    足跡は人の子供の手のような長い5本の指がくっきりとつく。この特徴は、本種と他の哺乳類とを識別する重要なポイントとなる。
    歯式は、3/3, 1/1, 4/4, 2/2の合計40本(切歯は上下で3本ずつ、犬歯は上下で1本ずつ、
    前臼歯は上下4本ずつ、後臼歯は上下2本ずつの合計40本の歯をもつ)。
    乳頭数は、胸部・腹部・鼠蹊部にそれぞれ1対、計6つとなり、まれに8つの乳頭をもつ個体が確認される。
    分布
    アメリカ合衆国、カナダ南部、中央アメリカ(メキシコなど)を原産地とする。
    日本では海外からの移入により広い地域に定着する。
    また、ドイツやフランスなどのヨーロッパ諸国、旧ソ連のベラルーシやアゼルバイジャン、
    西インド諸島といった国々にも外来種として定着している。
    生息地
    基本的に水辺近くの森林に生息するが、湿地、農耕地、海岸、都市といった幅広い環境に適応できる。
    アメリカにおけるアライグマの都市部への生息範囲の拡大は顕著で、最初の都市部への定着報告は1920年代に始まり、
    ワシントンD.C、ニューヨーク、シカゴ、トロントなど各地の都市に拡大している。基本的に夜行性だが、昼でも活動することがある。
    自分で巣を掘ることはなく、他の動物が地中に掘った巣穴、木の洞、時には農家の納屋や物置などで休む。
    四肢に水掻きはないが泳ぐことが可能で、後ろ足で立つこともでき、木登りもうまく、立体的な行動をみせる。
    行動圏は基本的に直径1-3キロメートルの範囲で、都市近郊に暮らす個体群は狭くなり、
    低い個体数密度では逆に拡大するといったように環境条件によって変化する。
    人間との関わり
    ペット
    アライグマはその可愛らしい風貌からペットとして人気が高かった。
    原産地であるアメリカでもペットとして飼育されており、例えば、アメリカ合衆国第30代大統領カルビン・クーリッジの妻である
    グレース・クーリッジは、レベッカという名のアライグマを可愛がっていたという逸話がある。
    自宅の庭先に現れる野生のアライグマに餌付けを行い、ペット同然に扱う人もいる。
    (ただし野生生物への餌付けは、個体数の増加のほかに、感染症や物理的傷害を受けるリスクがあるため好ましくないとされている。)
    2005年以降の日本では、アライグマは日本の気候に順応し、農作物に被害を与え、生態系を破壊する恐れがあるために、
    外来生物法により特定外来生物に指定された。したがって、日本では学術研究などの例外を除き、
    アライグマの飼育・譲渡・輸入は原則禁止されており、販売や野外に放つことは厳禁である。
    飼育
    人工的な環境下での寿命はおよそ14年。
    主食として、にんじん、りんご、バナナ、副食としてドッグフードを与え、水は食物を水につける習性があるので大きめの容器を使う。
    ケージは幼獣では犬用のペットケージで間に合うが、成長すると運動量が増えるため、
    木登り用の止まり木を含む、10平米以上の広さのケージを必要とする。
    日本国内では地方自治体が条例によってケージの規格を指定している場合がある。
    手先が器用で、簡易的な飼育設備ではすぐに脱走してしまうため施錠が必要。
    飼育環境としては、アライグマは比較的丈夫であるため、気温や湿度に神経質になる必要はないが、
    日当たりがあって風通しのよい環境に置くとされている。
    幼少期においては人に懐くが(ただし、幼少期の時点で暴れる個体もあり、性格の差が激しい)、
    成獣(特に発情期)になると気性が荒くなり、一般人がペットとして飼育するのは難しい動物である。

  • 87 名前: 名無しより愛をこめて 2023-11-12 18:46:12 

    ヘドラ
    体長
    0.1ミリメートルから20メートル(水中棲息期)
    30メートル(上陸期)
    40メートル(飛行期)
    60メートル(完全期)
    体重:4万8千トン(最大時)
    攻撃:ヘドリューム光線、ヘドロ弾、硫酸ミスト
    劇中での命名者は海洋生物学者、矢野徹の息子である研少年。また、最初に上陸した際、驚いた研に短剣で腹部を切り裂かれている。
    宇宙より隕石に乗って飛来したとうかがえる鉱物起源の生命体へドリュウムが、
    都市近海に堆積していたヘドロや公害による汚染物質と結合し、成長した姿。
    本作でヘドラに入り、後年には平成ゴジラに入ることとなるスーツアクターの薩摩剣八郎(本作では「中山剣吾」名義)いわく
    「ぼろぞうきんを重ね合わせた海坊主の幽霊みたい」な姿をしており、赤い目が縦に開いている。
    身体は乾燥するとボロボロに崩れるが、完全死を迎える前に水分が補給されると、破片の個々がオタマジャクシ似の形態に実体化する。
    それらは合体して大きな身体を形成するうえ、成長するにしたがって生える陸上用の足による二足歩行化を経て、
    最終的には飛行能力や光線発射能力まで発現する。飛行形態でゴジラを楽々と持ち運ぶほどの怪力や自らの体液でもあるヘドロなど、
    さまざまな能力を駆使してゴジラを苦しめた強敵である。
    ヘドラが通った後には硫酸ミストがまき散らされ、金属は錆びて人間は骨と化す。
    ヘドロや工場排気を吸い込んで取り込むため、一時的には環境を改善しているようにも思えるが、
    結局はその汚染物質を他の地域へ拡散させるため、「公害問題が、工業地帯など限られた地域に犠牲を強いている」という批判をも体現している。
    飛行や光線の原動力は体内での核爆発と設定されており、劇中で矢野博士は「恒星同様のもの」と解釈している。
    誕生当初は海でタンカーなどを襲っていたが、半ばまで成長すると上陸して工場地帯を襲撃し、そこでゴジラとの初戦に突入する。
    ゴジラの放射熱線を受けて一時退散した後、まもなく飛行能力を得て再来した際には周辺の都市と人間に大被害を与え、
    再戦したゴジラを翻弄する。その後、矢野博士の研究により最後まで水分を飛ばせば完全に殺すことが可能と推察され、
    自衛隊の協力で設置された大型の電 極 板に誘き寄せられるが、トラブルの連続によりダメージとならず、三度現れたゴジラと交戦する。
    そこでもゴジラの左目を潰し、右腕を白骨化させるなど激しい戦いを繰り広げるが、
    ついにゴジラの放射熱線で機能を発揮した電極 板の雷電攻撃を受けてダウンする。これにより絶命したかに思われたが、
    乾燥が完全ではなかったため、残骸の内側から脱皮するように新たなヘドラが出現し、逃亡を図る。
    しかし、放射熱線の応用による空中飛行で追撃してきたゴジラに電 極板へ連れ戻され、
    電流を浴びて再び押し倒されたうえに未乾燥の内部をえぐり出され、さらなる電流を浴びせられたことで完全死を迎える。
    ただし、エピローグではすでに「新たなヘドラ」が誕生していることが示唆されている。
    上記のとおり、乾燥には弱いものの完全に倒すことは非常に難しく、ゴジラ史上に残る難敵となっている。
    なお、他の怪獣を交えずに全編通してゴジラと1対1で戦った怪獣は、『キングコング対ゴジラ』(1962年)のキングコング以来9年ぶり。
    以後の作品では複数の怪獣が登場するタッグマッチ、あるいはハンディキャップマッチ形式が一般的になり、
    ヘドラは昭和ゴジラシリーズで最後にゴジラとシングル(1体1)で戦った怪獣となった。
    スーツアクターは前述したように中山が担当しており、彼の入った最初の怪獣であるが、スーツデザインと重量の関係からあまり動けず、
    ゴジラに入っていた中島春雄がリードしてゴジラが立ち回る感じのアクションにされたという。
    劇中、ヘドラが工場の煙突から煙を吸い上げるシーンはスーツ内に中山が入ったままであり、「非常に苦しかった」と語っている。
    また、一度撮影中に転んで起き上がれなくなってしまったことがある。

    名称
    関連書籍などでは各形態は水中棲息期、上陸期、飛行期と表記されるが、最後の形態は成長期、完全期、巨大化期と表記が分かれている。
    劇場予告編では「公害怪獣」ではなく、「忍者怪獣」と表記されていた。
    中島春雄やスタッフからは「ゴミ」と呼ばれていた。

    備考
    監督の坂野義光は敵役ヘドラの造形に関し、自ら脚本にト書きを入れるほどのこだわり
    (ヘドラの目玉について脚本に「女性器のような」という記述を加えるなど)を見せ、飛行態などのデザインにも積極的に関わっている。
    撮影初日にはヘドラの体に毒々しい反射素材の色彩を加えようと思いつき、自ら塗装を始め、ついにはこの作業に1日を費やしてしまった。

  • 88 名前: 名無しより愛をこめて 2023-11-12 18:46:23 

    2016年11月3日8時30分ごろ、東京湾羽田沖で大量の水蒸気が噴出、
    同時に海底を通る東京湾アクアラインでもトンネル崩落事故が発生、政府は原因を海底火山か熱水噴出孔の発生と見て対応を進める。
    矢口蘭堂(やぐち らんどう)内閣官房副長官は、ネット上の一般人の動画や目撃報告から、
    いち早く巨大生物の存在を示唆するが、一笑に付される。
    間もなく巨大生物の尻尾部分がテレビ報道され政府は認識を改める。
    巨大生物は多摩川河口から大田区内の呑川を這いずるように遡上し、蒲田で上陸、北進を始める。
    対処方針は駆除と決まり、自衛隊に害獣駆除を目的とした出動が要請される。巨大生物は北品川近くで変形、直立二足歩行を始める。
    自衛隊の攻撃ヘリコプターが攻撃位置に到着するが、付近に逃げ遅れた住民が発見され、攻撃は中止される。
    巨大生物は突然歩行を止め京浜運河から東京湾へと姿を消す。巨大生物は上陸から2時間強で死者・行方不明者100名以上の被害 を出した。
    巨大生物の再度襲来に備え、矢口を事務局長とした「巨大不明生物特設災害対策本部(巨災対)」が設置される。
    被害地域で微量の放射線量の増加が確認され、巨大生物の行動経路と一致したことから、巨大生物が放射線源と判明する。
    米国より大統領次席補佐官および大統領特使が極秘裏に来日し、巨大不明生物は海洋投棄された放射性廃棄物に適応進化した、
    「ゴジラ (Godzilla)」と呼称する未発表の生物であること、その研究していた牧悟郎という学者が行方不明であること、
    牧が残した謎の暗号化資料等が日本側へ提供された。巨災対は、ゴジラは体内の原子炉状の器官から活動エネルギーを得ており、
    そこから生じる熱は血液循環によって発散しているため、血液循環を阻害すればゴジラは生命維持のため自らスクラム停止・急激な冷却を行い、
    活動停止するはずであると結論づけ、血液凝固剤の経口投与によってゴジラを凍結させる「矢口プラン」(仮称)の具体検討を始める。
    11月7日、前回の倍近い大きさとなったゴジラが鎌倉市に再上陸、横浜市・川崎市を縦断して武蔵小杉に至る。
    自衛隊は武蔵小杉から多摩川河川敷を戦場とした 、ゴジラの都内進入阻止のための総力作戦「タバ作戦」を実行するが、
    傷一つ付けることができず、突破されてしまう。ゴジラは大田区・世田谷区・目黒区へと進行する。
    米国からの大使館防衛を理由に爆撃機をグアムから日本に向かわせたとの通知を受けて、政府は正式に米国に攻撃支援を要請する。
    港区にまで進行してきたゴジラに対し、米軍の爆撃機による攻撃を始め、ゴジラに初めて傷を負わせることに成功するが、
    ゴジラは口から火炎や光線を、背部からも複数の光線を放射しはじめ、爆撃機をすべて撃墜し、港・千代田・中央3区の市街地を破壊する。
    総理大臣官邸から立川広域防災基地へ避難するところであった総理大臣らが乗ったヘリコプターも光線によって撃墜され、
    総理を含め閣僚11名が死亡する。一方ゴジラは東京駅構内で活動を停止する。
    政府機能は立川に移転、総理大臣臨時代理も立てられ、 矢口はゴジラ対策の特命担当大臣に任命される。
    米軍の爆撃で得られたゴジラの組織片の分析より、今後ゴジラは無生殖で増殖しネズミ算式に群体化していくことや、
    小型化や有翼化、それにより大陸間を超えて拡散する可能性が示唆された。また2週間後には活動再開すると予測された。
    国連安保理はゴジラへの熱核攻撃を決議し、住民360万人の疎開が行われる。
    巨災対は核攻撃ではなく矢口プランによるゴジラ停止の完遂を切望するが、ゴジラには元素を変換する能力もあったことが判明し、
    血液凝固剤が無力化される懸念が生じてしまった。その直後、それまで謎だった牧の暗号化資料の解読の糸口が見つかり、
    解読・解析結果からゴジラの元素変換機能を阻害す る極限環境微生物の分子式が得られる。
    それを抑制剤として血液凝固剤と併せて投与することで解決の見通しが立った。
    国連軍の熱核攻撃開始も間近に迫る中、矢口プランは、「ヤシオリ作戦」という作戦名で、日米共同作戦として開始される。
    無人運転の列車を使った爆弾でゴジラを起こし、次にエネルギー消耗のみを狙った米軍の無人航空機群による攻撃が、
    ゴジラが光線を出せなくなるまで続く。光線が途切れたところを付近の高層ビルをゴジラに向け爆破・倒壊させてゴジラを転倒させる。
    建設機械部隊とコンクリートポンプ車隊が近づきポンプ車のアームより累計数百キロリットルの血液凝固剤をゴジラの口内に流し込む。
    これらの繰り返しにより、ようや くゴジラの凍結に成功する。ゴジラは東京駅脇に凍りついたまま立ちつくす。
    その尻尾の先端部には背びれを持つ人型の小柄な生物数体が、生じかけたまま静止していた

  • 89 名前: 名無しより愛をこめて 2023-11-12 18:46:41 

    ヒグラシ(Tanna japonensis)は、カメムシ目(半翅目)・セミ科に属するセミの一種。
    日本を含む東アジアに分布する中型のセミで、朝夕に甲高い声で鳴く。

    日本ではその鳴き声からカナカナ、カナカナ蝉などとも呼ばれる。
    漢字表記は蜩、茅蜩、秋蜩、日暮、晩蝉などがあり、秋の季語にもなっている。

    特徴
    成虫の体長はオス28-38mm、メス21-25mmほど。オスの腹部はメスよりも明らかに太くて長く、オスメスの区別がつけ易い。
    また、オスの腹腔内は大きな共鳴室が発達しているためほとんど空洞で、光が透けるほどである。
    体色はほとんど赤褐色だが、頭部の複眼附近、前胸の縁と背面中央は緑色をしている。
    ただし体色は個体群によって変異することがあり、山地のものはより黒っぽくなる傾向がある。

    なお、おもにヒグラシの成虫の寄生虫としてセミヤドリガ(Epipomponia nawai)というガの一種が知られ、
    成虫の腹部に1匹-数匹の蛆虫型のセミヤドリガの幼虫が外部寄生していることがある。
    またニクバエ科の一種・ヒグラシヤチニクバエ(ヒグラシヤドリバエ、Angiometopa cicadina)も
    稀にヒグラシに寄生するとされる。

    生態
    日本では北海道南部から奄美大島(原名亜種。亜種イシガキヒグラシは下記参照)と、ほぼ全国の範囲に生息する。
    日本以外では中国大陸に分布(朝鮮半島には分布しない。かつて記録されたことがあったが、現在は誤記録とされる)。
    広葉樹林やスギやヒノキの林に生息し、北海道から九州北部では平地から山地まで見られるが、
    九州南部以南ではやや標高の高い山地に生息する。

    俳句では秋の季語とされ、晩夏に鳴くセミのイメージがあるが、
    実際には(地域にもよるが)成虫は梅雨の最中の6月下旬頃から7月にかけて発生し、
    ニイニイゼミと同じく、他のセミより早く鳴き始める。
    以後は9月中旬頃までほぼ連日鳴き声を聞くことができる。

    鳴き声
    オスの鳴き声は甲高く、「キキキキキ…」「ケケケケケ…」「カナカナカナ…」などと聞こえる。
    標準的な聞きなしとしては「カナカナ」が使われる。
    日の出前・日の入り後の薄明時によく鳴くが、曇って薄暗くなった時、
    気温が下がった時、または林内の暗い区域などでは日中でも鳴く。
    夕方の日暮れ時に鳴く(稀に夜中の2時ぐらいにも鳴くことがある)ことから、
    「日を暮れさせるもの」としてヒグラシの和名がついた。
    また奄美大島産は鳴き声が本土産と多少異なるが、後述のイシガキヒグラシほどではない。

    朝夕に響く声は涼感や物悲しさを感じさせ、日本では古来より美しい声で鳴くセミとして文学などの題材にも使われてきた。
    テレビ番組などでも「夏の夕暮れ」を表す効果音としてこの鳴き声がよく用いられる。
    しかし間近で聞く声はかなり大きく、遠くで聴く「物悲しい印象」とは異なるともいう。

    分類
    界:動物界 Animalia
    門:節足動物門 Arthropoda
    綱:昆虫綱 Insecta
    目:カメムシ目(半翅目) Hemiptera
    亜目:ヨコバイ亜目(同翅亜目) Homoptera
    上科:セミ上科 Cicadoidea
    科:セミ科 Cicadidae
    亜科:セミ亜科 Cicadinae
    族:ホソヒグラシ族 Cicadini
    属:ヒグラシ属 Tanna
    種:ヒグラシ T. japonensis
    学名
    Tanna japonensis
    和名
    ヒグラシ
    英名
    Evening cicada

  • 90 名前: 名無しより愛をこめて 2023-11-12 18:46:53 

    ゴジラ・アース
    体高:50メートル(2030年)→300メートル以上(2万年後)
    体重:1万トン(2030年)→10万トン以上(2万年後)
    作品世界内に初めて現れたゴジラ。
    戦略生物学教授のキョウヘイ・ヤマネ博士らの命名で、大戸島に伝わる龍神「呉爾羅」から名付けられた。
    元は太平洋に生息しており、2030年5月29日、日本・小笠原諸島の大戸島に打ち上げられたカメーバIVの死骸からその存在が明るみになり、
    ヤマネ博士らが調査に派遣された。この時は発見に至らなかったがそのまま海中を東へ移動し、同年、アメリカ西エリアにて初めて姿が確認され、
    初出現時にはロサンゼルスとサンフランシスコを壊滅に追い込み海に消え、翌2031年にワシントン沖で米国海軍を奇襲した後にシアトルを蹂躙し、
    12月24日にはコロラドスプリングズにて米軍との総力戦に圧勝してインディアナポリスにて核攻撃に耐え、
    12月にかけてメキシコ湾へ姿を消すまでにアメリカにて推定870万人を死傷させる。
    2034年に西ヨーロッパに上陸すると、パリ防衛戦と称されるEUの総攻撃がも時間稼ぎにしかならず、ドイツを焼き尽くす。
    アルプスを越えてイタリアへ向かうかと思われていたが、2037年のザルツブルグ陽動作戦後、自らの意思で突如パリへ引き返し、
    海に消えるまでに推定600万人が死傷する。
    5年間の休眠を経て、2042年に復活した際には北極の氷を融解させながら地球に接近していた小惑星ゴラスを熱線で狙撃し完全に粉砕、
    海を南下して大西洋でオペレーション・ルネッサンス中の輸送船団ごと連合艦隊の主力を壊滅させると北米に上陸、
    地球連合首都兼武装都市となったニューヨークを一夜で滅ぼし、
    ビルサルドとエクシフの母船の核融合炉を暴走させたことによるクリーブランドを消滅させる「オペレーション・プロメテウス」にも耐え、
    さらに「プロジェクト・メカゴジラ」のための時間稼ぎとして行われた「オペレーション・ロングマーチ」にて、
    北アフリカと中央アジアに甚大な被害をもたらしている。これら計8回の出現を経て2044年には世界各地にて推定3億人以上の犠牲者を生む。
    2045年、人類が異星種族エクシフおよびビルサルドと共同で発足させた地球連合による「オペレーション・グレートウォール」の際、
    一度は2000発の熱核兵器でヒマラヤ山脈付近に形成された大断層帯に閉じ込められるが、
    熱量を溜め込んで山脈内部に膨大なマグマだまりを形成すると、その中を泳いで移動を開始、
    1年後の2046年1月に熱線で大断層帯を破壊して復活する。史上初の「怪獣由来の火山活動」により、
    後にG火口と呼ばれる地点で大噴火を引き起こし、火砕流で周辺に展開する地球連合の部隊を壊滅させ、
    そのままインド防衛線を突破してベンガル湾に消え、
    同年3月の遠州灘での地球連合海軍総戦力による富士山麓防衛戦では、艦隊も航空機も無視してメカゴジラの開発工場を狙撃、
    妨害する艦隊の大半を壊滅させると浜松に上陸して富士へ向かい「富士裾野決戦」で地上部隊も殲滅する。
    さらに翌日、東京湾を北上して芝浦埠頭から首都東京に上陸しわずか3時間足らずで首都圏を蹂躙、日本列島を壊滅させ消息不明となる。
    この時だけでユーラシア大陸にて2億人、日本にて1億人近い犠牲を生み出し、7億人まで減少した人類を地球から脱出せざるを得ない状況まで追い込んだ。
    以降2年は行方不明だったが、2048年3月にはアラトラム号出向を目前にリオデジャネイロを襲撃、
    3月11日にリオデジャネイロ郊外JSS3宇宙港を壊滅させ、13日には防衛軍の最終防衛線を突破されたことで本部施設を核自爆させることになる。
    それから3ヶ月間、未だ市民の残るサンパウロやサルヴァドールなどを攻撃して2億人以上を死傷させ、
    さらに南米を横断してエクアドルやペルーを焼き尽くし、7月31日には地球連合新本部ブエナベントゥラへ進行するも、モスラによって撃退。
    8月15日に再出現し、地球連合最後の作戦「オペレーション・クレードル」の陽動部隊と対峙する。
    アラトラム号が帰還した2万年後の地球では、G細胞由来の生物で構成された新しい生態系の頂点に君臨。
    2万年の間に成長をし続けた結果、巨大化しており、それに伴い超大音量の咆哮による共振現象で対象を粉砕する「超振動波攻撃」など、
    新たな能力も獲得している。劇中ではゴジラ・フィリウスを撃破したハルオ・サカキたち先遣隊の前に現れ、
    超振動波攻撃と尻尾を振りぬいて生み出した衝撃波によって部隊を壊滅状態に追い込む。

  • 91 名前: 名無しより愛をこめて 2023-11-12 18:47:07 

    メカゴジラ
    体高:50メートル 体長:100メートル 
    総重量:3万トン 
    人類が異星種族ビルサルドの協力を受けてひそかに開発した、自律思考金属体「ナノメタル」製の対ゴジラ決戦兵器
    正式名称は「対ゴジラ超重質量ナノメタル製決戦兵器:メカゴジラ」。略称は「メカゴジラ」あるいは「MG」。
    ビルサルドの科学技術の総力がつぎ込まれており、建造には3万トン以上の超重質量ナノメタルが使用されている。
    動力源はナノメタル粒子間連結組成による発電細胞用機関で、
    体内大量生成から高出力で発電した電力を常時大量蓄電し、行動用電力を随時放出する。
    制御はゴジラの電磁場による通信障害をA39ビルサルド方式電磁シールド技術で軽減、
    そのうえで散布ナノメタル粒子によるネットワークを形成し、内部AIから中央制御システムまでの半径50キロ圏内での常時接続を保証している。
    武装はナノメタルの自在変形機能を最大限活用したもので、
    ナノメタルの自在変形、自己修復・増殖機能により破損部位の多くは瞬時復旧が可能。
    西暦2042年、拡大するゴジラの暴威に鑑みて、恒星間移民船の建造を除く人類の全てのリソースが注ぎ込まれる形で決行された
    「プロジェクト・メカゴジラ」により、当時世界で最も優れた工業生産力を維持していた極東自治区(旧・日本)の富士山麓にて建造を開始。
    富士山麓宝永第一火口縁南方2キロメートル地点の地下200メートルに築かれた
    「地球連合軍・戦略技術研究所・ナノメタル研究センター併設メカゴジラ開発プラント」(通称:メカゴジラ建造工場)にて、
    専用の100GW級ビルサルディア型(ΩIII型磁場閉込方式)熱核融合炉4基からの大電力供給を受けて
    地下ナノメタル生成棟・MG組立棟・AI製造棟を稼働させ、計736名の人員によって進められた。
    ゴジラを地上に押し留める「オペレーション・ロングマーチ」およびゴジラを地中深くに閉じ込める
    「オペレーション・グレートウォール」の間に機体そのものは完成するが、2046年3月の「富士裾野決戦」で何らかの理由から起動に失敗し、
    遠州灘からゴジラに熱線で工場を狙撃され喪失する。
    しかし打ち捨てられたナノメタルは、メカゴジラ頭部の人工知能から発せられる指示に従い機能を停止することなく増殖を続け、
    2万年かけて工場周囲の直径14キロメートルに「メカゴジラシティ」を形成するに至った。
    その存在は「人類最後の希望」として一般にも公表されており、
    映画監督エガートン・オーバリーの手で5作品の政府広報映画が制作、公開されている。

    武装 
    収束中性子砲
    頭部ナノプレートを変形させた特殊砲身と発生装置で構成される荷電粒子砲。中性子透過力を利用し、
    対象の外殻を貫通、体内組織を融解させる。想定で5キロメートル以上離れた地点からゴジラへの攻撃と反撃を防止し、迅速な接近運動を補助する。

    ブレードランチャー
    背部ブレードを電磁カタパルトで射出し、誘導操縦飛行させて対象を切り裂く質量弾体攻撃。3キロメートル地点での弾幕による撹乱が目的。

    ハイパーランス 
    前方両腕部を高速伸長し、急速粒子圧縮で硬質化させることで生成するランス状対象打突・貫通攻撃。最大伸長は500メートル。
    対象貫通後は、ナノメタル粒子充填・侵食を行う。
    ナノメタル最大硬質化時のモース硬度及びビッカーズ硬度については共にダイヤモンドの約10倍に到達。
    想定では1キロメートル地点で跳躍後にゴジラ上空で起動し、全体重を加重させたハイパーランスチャージ攻撃で体表組織を貫通後、
    先端部から体内深層部へのナノメタル侵食により組織構造を瞬時分析、ゴジラの機能停止を実施する。

    テイルブロー 
    尾部全体を鞭状運動させた切断攻撃。上体捻り運動による尾部先端速度の超音速化、
    プラズマブースターによる運動方向への追加加速、尾部形状の刃形状変形、ヒレ状ブレードの高速往復運動等の複合効果で、
    切断、衝撃波粉砕を行う。

    ナノメタル粒子散布型熱エネルギー緩衝層 
    半径300メートルの周囲空間にナノメタル粒子を散布し、エネルギー兵器の拡散防御を行う。
    シミュレーション上では到達エネルギーの9割を拡散する。実体質量弾に対する防御も可能。
    メカゴジラシティでも熱線の対策で展開された。

    積層耐熱装甲板 
    メカゴジラ外殻部位各部の瞬時変形による防御手段。
    想定では5キロメートル地点への接近直後に胸部装甲を変形させ、熱エネルギー緩衝層との併用で熱線を防御する。
    メカゴジラシティでもプラント表面に形成されるはずだったが、ゴジラの侵攻を受けて武装の配置を優先するために途中で建造が中止された。

  • 92 名前: 名無しより愛をこめて 2023-11-12 18:47:19 

    太陽系離脱に傾倒する中央委員会をよそに、ハルオたちは前回の対ゴジラ戦術にシティを組み込んだ新戦術を立案し、
    パワードスーツを改良した新兵器「ヴァルチャー」の設計や、ゴジラ・アースへの止めとして用いる
    「EMPプローブハープーン」の開発など準備を進めるが、地下で自己増殖を続けるナノメタルを見たハルオは
    ナノメタルへの強い不安を抱き始め、さらにナノメタルに不信感を持つ地球人の兵士たちがナノメタルを使ってシティと同化していく
    ビルサルドの姿を目撃して騒ぎ出すという事件が起きる。ビルサルドと地球人の間に齟齬が生じる中、
    熱光学遮断フィールドが解除されたことでシティを発見したゴジラ・アースが進攻を開始する。
    ヴァルチャーの本格的な量産もまだという不完全な状態で作戦開始を迫られたハルオは、
    ユウコとかつての教官リルエル・ベルベとともに先行開発されていたヴァルチャーに乗り込み、ゴジラ・アースの誘導を行う。
    その間に準備を整えたガルグたちは、ゴジラ・アースの足元をナノメタルで固定してEMPプローブハープーンを撃ち込むが、
    ゴジラ・アースは高熱波を発生することでプローブを溶解させたうえ、シティを全身からの超高熱波で包み込む。
    シティが崩壊の危機に直面する中、ガルグらビルサルドはナノメタルを纏ってシティと同化したうえ、
    ヴァルチャーを特攻兵器とするためにハルオやユウコにも強制的にナノメタル強化を施そうと目論む。
    それを拒絶したマーティンら地球人がシティから脱走し、辛くもフツアの鱗粉によって浸食を免れたハルオは、
    メトフィエスによる説得とガルグによる主張の間で苦悩するが、苦しむユウコを救うためにガルグたちのいる管制ルームを破壊する。
    その直後、ハープーンを完全に無力化したゴジラ・アースの熱線によってシティは完全に破壊され、
    ハルオはヴァルチャーからユウコを救出するが間に合わず、変わり果てた彼女を抱きしめながら慟哭どうこくする。

    星を喰う者
    メカゴジラシティの陥落後、ユウコは脳死状態と判定され、ハルオは自らの選択の結果に打ちひしがれる。
    一方、メトフィエスはハルオがナノメタルの侵食を受けなかったのは神の加護によるものだと説き、
    ハルオを神に選ばれた英雄と祭り上げることで、メカゴジラシティの敗北で絶望した生存者たちの大半を信者に引き込むことに成功する。
    ハルオは、自らを含む幾人かが侵食を免れたのはフツアの治療によるものであると訴えるが、メトフィエスはそれを承知の上で信者を増やし、
    自分たちが崇める神を呼び出す準備をしていることを告白する。
    ハルオのメトフィエスへの不信感が募る中、アラトラム号ではメカゴジラシティの一件によって種族間の対立が深刻化する。
    ビルサルドは実力行使でアラトラム号の動力室を占拠し、同胞を殺めゴジラ撃滅の好機を逃したハルオの極刑を要求する。
    その情報を受け取ったハルオは、マーティンの提案で対立が鎮静化する時間を稼ぐために敢えてフツアの隠れ家に身を隠し、
    その中でミアナ及びマイナと交流して、生き残って命を繋げば勝ち、死んで消えれば負けというフツアの価値観を知る。
    そしてハルオはかつてゴジラ・アースに敗れた自分を助けて治療した真の恩人であり、
    想いを寄せるが故にハルオが死ぬことを恐れるマイナと結ばれる。
    しかし同じころ、メトフィエスは自身を怪しむミアナを捕らえた上で信者たちとともに神を呼び出す準備を着々と進め、
    遂にエクシフが神と崇める高次元怪獣「ギドラ」を降臨させる。ギドラは信者となった生存者たちを生け贄として喰い尽くし、
    この宇宙の法則に囚われないが故に機械に観測されない超常的存在としてアラトラム号の近辺に出現する。
    アラトラム号は時空間を歪めるギドラの前に何が起きているか理解できないまま撃沈され、そのままギドラは地上に出現し、
    迎撃に現れたゴジラ・アースをも圧倒する。ギドラの力を目の当たりにしたハルオは、
    エクシフの真の目的を知るためにメトフィエスと対峙する。

  • 93 名前: 名無しより愛をこめて 2023-11-12 18:47:46 

    20世紀末、人類は環境変化が原因で地球上に出現した巨大生物「ゴジラ」の脅威に晒されるようになった。
    半世紀に渡り敗走を重ねた人類は種全体の存続を図り、一部の人間を他星に移住させる計画を立案する。
    2048年3月14日、恒星間移民船の1つ「アラトラム号」はコンピュータによって選抜された一部の人間と、
    同盟を結んでいた異星人種「エクシフ」と「ビルサルド」を乗せ、11.9光年彼方の惑星くじら座タウ星eを目指して旅立った。

    怪獣惑星
    出発から約22年後。
    過酷な宇宙生活の末に人類はタウ星eに到着するが、そこは人類の生存に適さない環境であり、移住計画は事実上失敗に終わる。
    老人ばかりの志願者たちで入植を強行しようとする中央委員会に対し、
    ハルオ・サカキはタウe星からの即刻退去と移民プランの完全棄却を要求して揚陸艇に篭城するも拘束され、
    タウ星eへの着陸を試みた揚陸艇は降下中の事故で全員死亡する。
    今後の移民が困難となり、さらにハルオがエクシフの軍属神官メトフィエスの協力で立案した「対ゴジラ戦術」がリークされたことで、
    船員たちの間では地球帰還を望む声が高まり、中央委員会は地球への帰還を決断する。
    アラトラム号は長距離亜空間航行を用いて往路よりもはるかに短い時間で地球へと到着する。
    しかし、亜空間航行の影響で地球では約2万年[注釈 2]もの歳月が経過していたうえ、調査の結果、未だにゴジラが生存していることが判明する。
    中央委員会は帰還を諦めようとするが、メトフィエスの後押しでハルオの戦術案が採用され、
    ゴジラ殲滅のため600名からなる地球降下部隊を派遣することが決定する。
    保釈されたハルオは、幼なじみのユウコ・タニやエリオット・リーランドと共に地球に降下し、
    ゴジラ捜索のための準備と変わり果てた地球環境の調査を進める。
    しかしその最中、ゴジラに捜索に当たる予定だったリーランドの部隊が怪獣セルヴァムの襲撃に遭い、被害を受ける。
    さらなる犠牲を避けるため、メトフィエスの案でリーランドたちは仲間の部隊との合流を経て撤退を試みるが、
    部隊は事前の作戦ルートを行軍中にゴジラと遭遇する。ハルオはゴジラの防御力の要である非対称性透過シールドの電磁パルスパターンを解析するため
    単身ゴジラに挑み、それを支援しようと単身ゴジラに攻撃を仕掛けたリーランドの死と引き換えにデータの入手に成功する。
    ゴジラから逃れ、ビルサルドの技術士官ムルエル・ガルグと合流したハルオは指揮権を掌握したメトフィエスから指揮権を委譲され、
    作戦の続行を決定する。ハルオたちは多くの犠牲を払いながらも作戦を進め、ついにゴジラのシールドを一時的に無力化し、撃破に成功する。
    念願のゴジラ討伐を果たした一同は歓喜するが、環境生物学者マーティン・ラッザリは、
    今回討伐したゴジラが経過年月と比較して何の変化もないことから、2万年前の個体とは別である可能性を指摘する。
    そして、マーティンの推測を裏付けるかのようにハルオたちの前に2万年もの間300メートルの大きさまで進化を続けた
    「ゴジラ・アース」が出現し、部隊はまたたく間に壊滅に追い込まれる。

    決戦機動増殖都市
    ゴジラ・アースの攻撃で気を失っていたハルオが意識を取り戻すとそこは木造の住居で、しかも自分の身体もすでに治療されていたことに驚く。
    はぐれた仲間を探そうとした家を出た所を家主らしき人型種族の少女に遭遇、ハルオは慌てて逃げ出した彼女を追いかけてどうにか接触し、
    自らの命の恩人となった少女のミアナと交流を結ぶ。
    一方、ユウコ、アダム、ベルベを含む残存部隊の一つがミアナの同族と思しき少女に襲われていたが、
    そこにハルオとミアナが駆けつけたことで助かり、改めてミアナたち民族の集落に客人として招き入れられると
    先に保護されていたマーティンやガルグとも再会する。ハルオたちは、ミアナとその姉のマイナから彼らのいう神の卵の意思を介し、
    彼女らの種族の名が「フツア」であること、そのフツアの神もすでにゴジラに殺され、もはやゴジラに敵う術はないという話を聞かされる。
    マーティンは、フツアが2万年前の人類の末裔で、現在の環境に適応するために昆虫の特徴を取り込んだ新人類だと推測する。
    その後、生存者たちからも退却案が飛び出す中、とにかく軌道上の母船と連絡を取ろうと揚陸艇のコクピットブロックを探す途中で
    メトフィエスとも合流できたハルオたちは母船に迎えを要請するが、ガルグはマイナがセルヴァム撃退に使った狩猟道具に
    かつて対ゴジラ用最終決戦兵器として建造された「メカゴジラ」の構成素材「ナノメタル」が用いられていることに気づき、
    その生産プラントが残されている可能性を見い出す。

  • 94 名前: 名無しより愛をこめて 2023-11-12 18:47:54 

    1999年、フィリピンでの炭鉱崩落事故を調査中の芹沢猪四郎博士らは、炭鉱の深部で巨大な恐竜のような生物の化石を発見する。
    化石には別種の生物の繭が寄生しており、付近には巨大な何かがはい出たような痕跡が残っている。
    一方、日本の雀路羅(じゃんじら)市にある原子力発電所に勤務する核物理学者のジョー・ブロディは、
    原子炉直下で発生する不可解な地震について調査を要請する。
    ジョーの妻で技師のサンドラが原子炉の安全確認に向かうが、突如起こった巨大な揺れによって原子炉が暴走し、
    原発は倒壊した。

    15年後、ブロディ夫妻の息子でアメリカ海軍爆弾処理班のフォードは、
    父のジョーが日本で警察に逮捕されたという知らせを受ける。ジョーは妻の命を奪った原発事故の真相を探るべく、
    立入禁止区域となった原発跡地に侵入し逮捕されていた。
    原発跡で15年前と同じ事態が起きつつある兆候を察知したジョーは、
    フォードと共に禁止区域へ再侵入し実家に残されたデータを回収するも、付近をパトロールしていた武装集団に捕まり、
    原発跡地内の研究施設へ連行される。

    施設内にはかつての地震の原因となった巨大な繭があり、「モナーク」と称する秘密機関が調査を行っていたが、
    すでに繭は羽化を開始していた。羽化した生物は研究施設を破壊して東へ飛び去り、
    施設の倒壊に巻き込まれたジョーは命を落とす。芹沢らはジョーの遺した情報を持つフォードとともに
    原子力空母「サラトガ」にて「ムートー」と名付けられた巨大生物を追う。
    モナークの目的は、ペルム紀末の大量絶滅を生き延びた太古の巨大生物「ゴジラ」を研究し、
    その存在を社会から隠蔽する事だった。芹沢はムートー排除のためゴジラも再び現れると推測する。

    ムートーは洋上でロシア海軍アクラ型原子力潜水艦を襲い、その核燃料を捕食するためオアフ島に上陸する。
    怪獣はホノルル市街に侵攻し米軍と交戦するが、間もなくしてそこにムートーを追って来たゴジラが60年ぶりに地上に姿を現す。
    両者は空港で対峙するがムートーは飛行して逃亡、それを追うゴジラも海へ消えた。

    一方、アメリカのユッカマウンテン放射性廃棄物処分場に保管されていたフィリピンの繭から新たなムートーが羽化し、
    ラスベガスを破壊しさらに西へと進行する。

    サンフランシスコ湾で3体の怪獣が衝突すると推測する軍指揮官のステンツ提督は、
    芹沢の反対を押し切って戦略核兵器の使用許可を得る。
    弾頭には電磁パルスの影響を受けないアナログ式の時限装置を使用し、3匹の怪獣を太平洋上へ誘引し、
    殲滅する作戦が実行されることになった。米軍は2基の核弾頭を列車でサンフランシスコへ輸送しようと試みるが、
    雌のムートーの襲撃を受けて弾頭1基を飲み込まれてしまう。
    もう1基の弾頭はサンフランシスコ湾内への輸送には成功するものの、海上で雄のムートーに奪われ、
    雌がサンフランシスコ市街地に築いた巣へ運ばれる。弾頭の起爆装置は既にカウントダウンを開始しており、
    数時間後には逃げ遅れた市民が核爆発に巻き込まれてしまう。
    フォードは弾頭起爆阻止を目的とした軍の部隊に参加し、HALO降下によってサンフランシスコ市内へ突入する。

    湾内に浮上したゴジラはゴールデンゲートブリッジを破壊し市街地へ侵攻。
    ゴジラはフォードの妻のエルが勤める病院の近くで2体のムートーと交戦する。
    その傍らでフォードたちは弾頭を発見するが、その破損状態は激しく時限装置を停止させることが出来ない。
    部隊は船で弾頭を洋上へと持ち去り、少しでも市街地から引き離す作戦に移行する。
    一方フォードはムートーが既に巣に無数の卵を産み付けていることに気付き、
    横転しているタンクローリーのガソリンを利用し巣全体を爆破する。

    ゴジラは二体のムートーの連携攻撃に苦戦を強いられていたが、
    巣が爆破されたことに気を取られた雌のムートーが戦闘を放棄したことで形勢が逆転、
    熱線を放ち雌のムートーを一時的に戦闘不能にし、さらに襲ってきた雄のムートーを強烈な尻尾の一撃で倒す。
    一方で核弾頭を奪われたことに気付いた雌のムートーが復活し部隊を壊滅させ、更にフォードに迫るが、
    追って来たゴジラに熱線を放たれ絶命する。エネルギーを消耗したゴジラはその場に崩れ落ちた。
    核弾頭はフォードによって小型船で洋上へ運ばれ、遥か遠くの沖合いで大爆発した。

    翌朝、フォードは避難所のコロシアムに訪れ、そこで家族との再会を果たす。
    一方で、瓦礫の中で死んだと思われていたゴジラが覚醒し、海へ戻り始めた。
    万感の思いで見つめる芹沢らを背に、ゴジラは咆哮を上げ海中へと姿を消していったのであった。

  • 95 名前: 名無しより愛をこめて 2023-11-12 19:00:52 

    ラドン (Rodan) は、映画『空の大怪獣ラドン』をはじめとする東宝製作の怪獣映画に登場する架空の怪獣である。          
    ゴジラ、モスラと共に東宝三大怪獣と称される。

    特徴
    翼竜プテラノドンが突然変異した怪獣。
    特撮美術監督の渡辺明がプテラノドンをモチーフにデザインしており、名の由来にもなっているが、プテラノドンに比べて様々な差違があり、プテラノドンの頭部にある一本の後頭部に伸びる角状の突起が、2つに分かれて生えており(『ゴジラvsメカゴジラ』では3本)、嘴は鳥類のそれに近い形状で、鳥類には無い歯が生えている(元となったプテラノドンにもない)が、
    プテラノドン等の翼竜と比べればとても小さくて短い。
    腹部にはニードルのようなゴツゴツとした鱗がある。尾はプテラノドンの細い皮膜が付いたものではなく、楕円状にゆるく拡がっている。着地しての直立二足歩行が可能で、翼を広げたままで陸上走行を行うことも多い。
    巨大な上に超音速で飛ぶため、ソニックブームを巻き起こし、飛ぶだけで市街を破壊してしまう。

    シリーズによって攻撃能力が異なり、『三大怪獣 地球最大の決戦』では嘴で敵をつついたり、
    足の爪で引っ掻く攻撃が主で、ゴジラと互角に戦う力を持っている。また、『ゴジラvsメカゴジラ』に再登場したラドンはゴジラの熱線を受けてファイヤーラドンとなり、放射熱線と同程度の威力のウラニウム熱線を吐く能力を身につけた。
    ラドンの声にはコントラバスの音と人間の声を素材として加工したものが使われており、
    本作の後も『ウルトラマン』のアントラーやvsシリーズに登場したキングギドラ、バトラの声などに流用された。

    『ゴジラ・ミニラ・ガバラ オール怪獣大進撃』では怪獣島の怪獣の1体として、
    『地球攻撃命令 ゴジラ対ガイガン』では『キングギドラの大逆襲』タイトル時期の企画に味方側の怪獣として、
    『モスラ3 キングギドラ来襲』ではモスラ(新)の敵怪獣として登場する予定があったが、いずれも途中で変更になっている。

    ラドンが登場する映画リスト
    空の大怪獣ラドン(1956年)
    三大怪獣 地球最大の決戦(1964年)
    怪獣大戦争(1965年)
    怪獣総進撃(1968年)
    ゴジラvsメカゴジラ(1993年)
    ゴジラ FINAL WARS(2004年)
    ゴジラ キング・オブ・モンスターズ (2019年)

    『空の大怪獣ラドン』のラドン
    身長:50メートル
    翼長:120メートル
    体重:1万5千トン

    核実験の放射能や火山ガスによる高温化の影響で現代に復活した。
    劇中でプテラノドンとの関連性を示すような発言があるが、直接は明言されていない。
    ただし、シナリオ上の設定でプテラノドンは
    「中生紀に生息した飛竜の一種で空飛ぶ始祖鳥としては最大のもの」とされている。

    阿蘇の炭坑の奥で卵から雛が誕生し、古代トンボの幼虫メガヌロンを捕食していた。
    成長した1頭が阿蘇山から出現し、航空自衛隊のF-86戦闘機と大規模な空中戦を展開して追撃を振り切った後、
    佐世保や福岡に降り立って大暴れする。このとき口から煙のようなものを吐いており、
    パチンコ屋に突っ込んだタンクローリーを爆発炎上させている。

    陸空両自衛隊からの猛攻によって危機に陥ったところにもう1頭が出現するが、
    最後は帰巣本能で阿蘇山に帰ってきたところに自衛隊のミサイル攻撃を受け、
    その影響で阿蘇山が噴火して2頭のラドンは脱出するもマグマの噴出に巻き込まれ、真っ赤な溶岩の中に消える。

    スーツアクターは中島春雄。
    作中ではラストシーンになるまでラドンが2頭いるという明確な描写がない。
    一応の伏線は張られているが、世界各地で未確認飛行物体による被害が同時に出ているという電話を
    航空自衛隊の基地司令室で新聞記者が本社から受け取るという非常に分かりづらい演出のため、
    海外公開版では2頭いることを説明するシーンが追加されている。
    監督の本多猪四郎も、特技監督の円谷英二も「この2頭のラドンはつがいである」と述べている。[要出典]
    本作のラドンは背中に緑と黄色のラインが入っている。頭部造形は利光貞三、胴体は八木勘寿、八木康栄による。
    デザインは数回にわたって検討され、
    「始祖鳥タイプ」、「鳥の羽をつけたもの」「翼竜タイプ」の検討用粘土モデルが作られている。
    子供のラドンは、手踊り式のギニョール・モデルで表現されている。
    初期のデザインスケッチには始祖鳥をモチーフとしたものも存在していたが、後には翼竜をモチーフとしたものに変更された。

    ゴジラやモスラと並ぶ知名度を持つものの、タイトルに名前が冠された作品は2016年現在、デビュー作の『空の大怪獣ラドン』のみである。

  • 96 名前: 名無しより愛をこめて 2023-11-12 19:01:02 

    『シン・ゴジラ』では神のような神秘的な存在としていたが、本作品のゴジラは怪獣ではなく、
    生物のような方向に寄せていったといい、上に手の平を向けていた『シン・ゴジラ』に対して本作品では生物であることから下に向けている。
    進化するという設定は、『シン・ゴジラ』の設定が取り入れられており、各形態には山森の提案で過去の東宝怪獣の意匠が入れられている。

    ゴジラアクアティリス
    第3話で登場した第0形態。
    深度900メートルのところを50ノットで泳いでいる姿が潜水艦によって確認されている。
    第6話にて東京湾内に侵入しようとしたマンダの群れを追ってその全体像を表した。そのままマンダの群れを仕留めつつ、東京湾に上陸する。
    モササウルスのような姿から水棲生物であると思われる。四肢は進化途中のようなヒレのようになっており、長い尾の先端は水かきがある指のような尾ビレになっている。
    顔つきはワニに似ており、触覚のような細いツノが頭部にある。表皮は赤く、海を通過するとその海は紅塵に包まれて赤く染まる。
    アクアティリスとはラテン語で水生を意味する。
    ヒレのような足は海から来るため、水中で自然と活動できるような形となった。
    初期設定では、クラゲのような生態の生物や、シラスのようなものから魚のような形に進化する案もあった。

    ゴジラアンフィビア
    第7話で東京に上陸を果たしたゴジラ アクアティリスが変態した第1形態。
    イグアナのような顔つきの陸棲生物のような姿となり、四肢は爬虫類に似た形の脚となり、四足歩行を行う。
    政府によって南房総地方の伝承に基づいてゴジラの名称が与えられる。
    第8話で代々木公園での自衛隊からの砲撃を受けてマイナス20度の可燃性のガス状物質を口から放出し、その砲撃の爆発が冷気に引火した途端、
    次第に高温のガスとなって爆炎を誘引して一帯を巻き込む熱膨張を起こして直径500メートル範囲を焼き尽くし、自身をも焼き尽くして自らの総質量を超える紅塵を放出して包まれることで、
    硬質の組織と溶けてドロドロの状態が下にある炭化層の外殻に覆われた蛹のような状態になり、活動停止した。
    体皮は茶褐色、頭部は濃褐色となりツノの形状も変化している。
    アンフィビアとはラテン語で両生類を意味する。
    頭部にはバランの意匠が取り入れられている。

    ゴジラテレストリス
    第9話で活動停止して蛹状態となっていたゴジラアンフィビアが、固まった外殻が剥がれ落ちてさらに変態した第2形態。
    前脚は小さくなって後脚だけで立ち上がり、完全二足歩行形態となっている。
    自衛隊の砲弾投下を予期して着弾前に体組織を触手のように変化させて包んで着弾と同時に破裂させて本体への衝撃を和らげるといった防御能力を持ち、
    背びれを青白く発光させながら口元に光のリングを形成して吐く能力も見られる。
    角や尾ビレがなくなり、首から上半身は細くなり、頭部は小さくなっている。表皮は青い鱗状だが、眉間から背鰭に沿って赤いラインが残る。
    テレストリスとはラテン語で陸生を意味する。
    最終形態の前の息子のようなポジションであることから、ミニラのオマージュとして光輪を口から吐くものとなった。

    ゴジラウルティマ
    3度の形態変化を経て究極の姿となったゴジラの第3形態で、本作品におけるゴジラの正式名称。
    千葉県逃尾市(にがしおし)にて古くから伝わる伝承が描かれた浮世絵には、古史羅(こしら)と記述されている。
    また、同市に戦前から存在する旧嗣野地区管理局(電波観測所)“ミサキオク”の地下にはゴジラウルティマの全身骨格が存在していた。
    第10話でゴジラテレストリスが自衛隊と交戦して集中砲火を浴びる中で変態し、この形態となる。
    形態変化後、自衛隊の攻撃を鎧のような強硬な外皮で寄せ付けぬまま背鰭と口内を青白く光らせ、
    口元に7つの大小さまざまな光輪を放射して複数重ねた重力レンズで空間を捻じ曲げて1か所に収縮させると、
    そのまま光輪をくぐるように熱線を原子ビームのように圧縮して発射する能力を見せつけ、東京を一瞬で火の海に変えた。
    体色は歴代ゴジラと同じく黒あるいは濃灰色。後脚は極太になっており、背ビレも大きく発達している。
    この形態になった直後まではビル数階建てぐらいの大きさだったが、紅塵を吸収し続けたことで最終的に100メートルを超える巨体となった。
    さらに成長を続けて自身が特異点となり、地球人類は破局を迎えつつあったが、謎の巨大化を果たしたジェットジャガーとの交戦の末、
    完成型オーソゴナル・ダイアゴナライザーによってジェットジャガー諸共巨大な青い結晶となり、消滅した。
    なお、最終話では人間サイズの怪獣が背ビレ辺りに潜んでいた。
    ウルティマとはラテン語で終わりを意味する。

  • 97 名前: 名無しより愛をこめて 2023-11-12 19:01:14 

    映画『モスラ』(1961年)のモスラ
    幼虫
    体長:180メートル(最大時)
    体重:2万トン(最大時)
    成虫
    体長:135メートル
    翼長:250メートル
    体重:1万5千トン
    インファント島の守護神。小美人が興行師ネルソンに連れ去られたため、本能で小美人を追って東京にやってきた。
    幼虫の形態で180メートルにまで巨大に成長して都内を破壊し、東京タワーに繭を張って成虫になると、
    今度はネルソンの逃亡先であるロリシカ国のニューカークシティを破壊するが、福田善一郎たちが空港にモスラの紋章を描き、
    着地したところに返された小美人を連れてインファント島へ帰る。

    この作品の幼虫のみ、夜間の海上で光り輝いている。
    ただし、苦労して撮影した割に分かりづらかったためか、以後のシリーズで発光する描写は見られず、設定にも表記されたことはない。
    原作「発光妖精とモスラ」では繭を作る建造物は東京タワーではなく国会議事堂であるが、60年安保をモチーフにした部分があり、
    政治性が強いという理由から変更された。
    1960年11月24日の読売新聞には、漫画家の阿部和助が書いた鳥のような頭とボディの成虫のイラストが掲載された。
    羽の長さ100メートル、胴の長さ70 - 80メートルと書かれている。

    造形
    幼虫・成虫とも利光貞三、村瀬継蔵、八木勘寿、八木康栄による造形。
    幼虫は3尺ほどの操演ミニチュアが、機関車のミニチュアの仕掛けを流用内蔵した自走式のものと、
    プール撮影や東京タワーのシーンなどで使われた操演用のものと用意された。
    渋谷から東京タワーに迫るシーンの幼虫は、高さが6尺、長さ33尺(約10メートル)、
    重さ約120キログラムほどもある製作費200万円の大型のぬいぐるみで撮影された。
    演技者は中島春雄、手塚勝巳ら総勢8人が入って動かしている。手塚は『空の大怪獣ラドン』でもメガヌロンの先頭に入っていた経験から
    先頭操作に抜擢された。村瀬継蔵は、このモスラの顔の周りにフジツボをつけ、籐のヒゲを生やして生物感を表現している。
    また、ラテックスの表皮に艶を出そうとソフトビニール素材「ビニール・ゾル」をコーティングしたところ、特技監督の円谷に大変喜ばれた。
    村瀬は監督の喜ぶ顔が見たくて、撮影ではがれるたびに毎回手間をかけてコーティングをし直したという。

    平成VSシリーズ
    『ゴジラvsモスラ』
    幼虫
    体長:120メートル
    体重:1万5千トン
    成虫
    翼長:175メートル
    体重:2万トン
    飛行速度:マッハ2
    地球の先住民族コスモスの守護神。幼虫の眼は再び青くなっている。
    この作品以降から幼虫の尾の三つに分かれた突起の真ん中が長く伸びている。

    同族だが傾向が異なるバトラとは戦う運命にあり、不本意ながらこれと戦う。
    インファント島の地中から卵が出現し、島の開発を行っていた丸友観光によって日本に運ばれる途中に孵化。
    孵化の直前に出現したゴジラと戦うが、バトラの乱入に遭ってインファント島に帰還する。
    その後、丸友観光に連れ去られたコスモスを追って東京に上陸し、国会議事堂で繭を作り成虫となる(その際の糸の噴射スピードは昭和版のそれよりも早い設定となっている)。

    同時期に成虫となったバトラと横浜上空で激しい戦いを繰り広げるが撃墜される。
    その後、上陸してきたゴジラに対して、バトラには決して使うことがなかった超音波ビームで攻撃し、バトラと助けあって和解、
    共闘の末にゴジラを戦闘不能状態にして海へと連れ去る
    (ゴジラの尻尾をつかんだときに足から電流のようなものを流していたが、威力や名称は不明)。
    が、突如復活したゴジラにバトラが倒され、その海上でゴジラを封印、バトラの使命を受け継ぎ、
    地球に追突する隕石の軌道を変えるため宇宙へ旅立つ。その際、体に付着したゴジラ細胞により、
    後のスペースゴジラ誕生の一因も造ることになる。
    超音波ビームと鱗粉(電磁鱗粉、イオンクラフトの原理で揚力を得ている)を武器とする。
    鱗粉が撒かれている間はその中に雷が発生するほか、あらゆる光線や熱線を乱反射してしまう。
    これによってゴジラは放射熱線を封じ込められたばかりか威力を逆利用され、さらにバトラのプリズム光線の連携攻撃にも遭い、
    敗退することとなる。コスモスは「モスラ最後の武器」と呼ぶ。
    これまでのシリーズと直接のつながりは無いが、関連書籍などでは4代目モスラと表記する書籍もある。

  • 98 名前: 名無しより愛をこめて 2023-11-12 19:01:26 

    ハルオ・サカキ
    声 - 宮野真守、洲崎綾(幼少期)
    主人公。日本人。24歳。身長173センチメートル。階級は大尉。
    地球を脱出する直前に、両親がゴジラの襲撃に巻き込まれる様子を目撃した過去から、ゴジラに対して人一倍強い復讐心を抱いている。
    同時に、人類が真の意味で再起するためには人としてゴジラを倒すしかないと考えているが、
    人を捨てなければゴジラを倒せないと考えるガルグからはその矛盾を非難されている。
    宇宙船内ではダイチを父親代わりに育ち、ユウコのことは生まれた時から妹のように面倒を見てきた。
    高いカリスマを持ち、エクシフからはその献身性を、ビルサルドからは優れた自己決断力を評価されている。
    タウe上陸に反発し揚陸艇を占拠したことで第一級反逆罪を問われ、
    船内の独房で拘留される中でメトフィエスから与えられたアラトラム号の機密データを元に対ゴジラ戦術を執筆。
    さらにメトフィエスの計らいで罪状を保留される形で保釈され、地球降下に参加する。
    リーランドの戦死後はメトフィエスから指揮権を委譲される形で対ゴジラ戦術を実行に移し、
    自らもパワードスーツ機械化特務分隊を率いてゴジラ・フィリウスの背びれへプローブを打ち込みを行う。
    直後に出現したオリジナル個体のゴジラ・アースの襲撃により負傷するが、フツアのシェルターで目覚め、
    治療されていることに驚きながらもそこで遭遇したミアナと交友を結ぶ。
    600名いた隊員を50名にまで減らしてしまったことに苦悩を抱きながらも、ガルグからナノメタルプラントの現存を聞かされ地球残留を決める。
    しかし、メカゴジラシティでの滞在の中で無限増殖を続けるナノメタルとそれを生体にも利用するビルサルドへの不信を抱き、
    加えてゴジラに倒す上での人の在り方を巡ってガルグと対立してしまう。
    シティへのゴジラ接近が報告されると自らもヴァルチャー3番機に乗ってユウコやベルベと共にゴジラ誘導作戦に参加するが、
    自身の戦術案が通用しないゴジラに対してナノメタルを介したパイロット強化で攻撃を続行しようとしたガルグによって
    ユウコが生命の危機に晒されたことに激しく動揺。逡巡と葛藤の末にメトフィエスの言葉に従ってシティの中枢部を攻撃し
    ナノメタルの機能を止めるも、既にユウコは脳死状態となっており、結果的にガルグとベルベを自らの手で死なせてしまう。

    自らの迷いが招いた結果に絶望し、ゴジラにもう勝てないと心が折れてしまうが、
    自身がナノメタルに侵食されなかった事を奇跡とすることで地球人をカルトに引き込むメトフィエスに次第に不信感を抱き始める。
    更にビルサルドが自分の処刑を求めてアラトラム号で反乱を起こす事態となり、和解する時間を稼ぐために身を隠すことになるが、
    その中で生き残って命を繋げば勝ち、死んで消えれば負けというフツアの価値観を知り、マイナと結ばれる。
    ほどなくしてギドラが降臨し、それによる異常現象を目の当たりにしたハルオはメトフィエスが何かを企んでいることを確信し、
    その真の目的を知るためにメトフィエスと対峙するが、ガルビトリウムを右目に埋め込んだメトフィエスによって
    精神世界へと取り込まれてしまう。過去の凄惨な記憶を辿り、滅びの救済を説くメトフィエスに一度はなびきかけるが、
    両親がつけた自身の名の意味を思い出してメトフィエスを退け、
    ガルビトリウムを砕くことでゴジラがギドラに勝利する決定打を作った。
    ギドラとの戦いを終えてからはフツア族との共生を選び、妻になったマイナとの間に子どもを授かるが、
    ヴァルチャーの再起動の際にメトフィエスの声が届き、文明が再興し、ゴジラを怪獣たらしめる憎しみを持つ自分がいると、
    再びギドラがこの宇宙に現れてしまうことを悟る。そのためハルオは活動状態のナノメタルを宿すユウコを連れて、
    再起動したヴァルチャーに乗ってゴジラに特攻し、自身の命と引き換えにこの世界とギドラの繋がり、
    ナノメタルの脅威、そしてゴジラへの憎しみを絶った。
    小説により、母親は欧州奪還作戦におけるパリの戦いの英雄ハルカ・ヤシロ、
    父親は国連調査官としてこの小説の物語を記録したアキラ・サカキと判明。

  • 99 名前: 名無しより愛をこめて 2023-11-12 19:01:36 

    そんな中、雲南省の施設から脱走した後、滝の中で蛹になっていたモスラが羽化して飛び立ち、    
    ゴジラの住処だったバミューダ海域に現れる。マーク達はモスラがゴジラと交信を試みていると気付いて   
    その反応からゴジラの生存を確認、潜水艦にゴジラのエネルギーとなる核弾頭を積んでゴジラが隠れている地点に向かう。     

    マークらはリックの提唱した地下空洞論に基づく海底洞窟の先にあった古代遺跡の奥地で休眠状態のゴジラを発見するが、    
    潜水艦の魚雷発射システムは事故で破損していたため、芹沢自らが小型潜水艇でゴジラのすぐ傍まで核弾頭を運んで手動で起爆、    
    ゴジラはそのエネルギーを取り込んで再起し、三度ギドラの元へと向かう。  

    北米でギドラとそのギドラの下に付いたラドンが暴れている間、マディソンは母がアランに勧めたオルカによる     
    怪獣の行動を抑制する方法を盗み聞きし、彼らがオルカから目を離した隙にオルカを持ってアジトから脱走。    
    母の言った通りにアジトのあったマサチューセッツ州・ボストンの野球スタジアムに忍び込んでそこの音響システムにオルカを接続、
    スタジアム全体をスピーカーにしてオルカの信号を世界全体に伝達し、怪獣達の動きを止めることに成功する。   
    しかし、ギドラはその信号を察知してボストンに飛来、マディソンを見つけるや彼女に襲いかかる。     
    そこにゴジラが出現してギドラの攻撃からマディソンを救い、ゴジラおよびアルゴを含めた米軍はギドラに攻撃を仕掛ける。      

    マークもオルカの信号からエマとマディソンがボストンにいることを知り、     
    ゴジラとギドラが争う地上に降りるとアランと袂を分かったエマとも合流してマディソンを捜索、    
    マディソンがボストンの旧自宅にいると推測してそこに向かう。    

    この時のゴジラは芹沢が起爆させた核弾頭のエネルギーの過剰摂取により数分で爆発する危険な状態に陥りながらも、 
    支援に現れたモスラの援護もあって一度は優位に立つが、ギドラが呼び寄せたラドンの乱入でモスラとは分断され、  
    さらにギドラの反撃で思わぬダメージを受けてしまう。
    どうにかラドンを退けたモスラもギドラの攻撃からゴジラを庇って消滅、ゴジラも体の限界が近づき窮地に追い込まれる。

    マークとエマは倒壊した自宅からマディソンを見つけ出し、
    地上から脱出する前に二人はオルカを修理してギドラの気を引く作戦を立てる。
    エマはマークとマディソンだけを逃して自分は単身オルカを使ってゴジラからギドラの注意を逸らすことに成功する。
    エマは猛追するギドラに追い詰められるが、ゴジラがエマの稼いだ時間の間に取り込んだモスラの力によって
    体内の核エネルギーの制御に成功し身体を赤熱化させた形態へと変化。
    連続で熱波攻撃を浴びせてギドラの身体を焼き尽くし、最後に残った首も熱線で完全に吹き飛ばし消滅させた。

    瓦礫の上に立つゴジラの前に各地より終結したムートー、ベヒモス、スキュラ、メトシェラらが現れ、
    更に生き延びていたラドンもゴジラに恭順の意を示していき、マークとマディソンらが見守る中、
    その輪の中心でゴジラの咆哮が響き渡る。

    その後、オキシジェンデストロイヤーの影響で魚が取れなくなったイスラ・デ・マーラに赴いていたアランは、
    その沖で漁師が引き上げた先の戦いでゴジラが噛みちぎったギドラの首の一つを見せられてそれの購入を申し出る。

    監督 マイケル・ドハティ
    脚本 マックス・ボレンスタイン マイケル・ドハティ ザック・シールズ
    出演者
    カイル・チャンドラー ヴェラ・ファーミガ ミリー・ボビー・ブラウン
    ブラッドリー・ウィットフォード 渡辺謙 サリー・ホーキンス
    チャールズ・ダンス トーマス・ミドルディッチ アイシャ・ハインズ
    オシェア・ジャクソン・Jr デヴィッド・ストラザーン チャン・ツィイー
    音楽 ベアー・マクレアリー
    主題歌 [ALEXANDROS] 「Pray」(日本語吹替版)
    製作会社 レジェンダリー・ピクチャーズ
    配給 ワーナー・ブラザース 東宝
    公開 2019年5月31日
    上映時間 132分
    製作国 アメリカ合衆国
    言語 英語

  • 100 名前: 名無しより愛をこめて 2023-11-12 19:02:07 

    ゴジラとムートーの戦いから5年後、
    巨大怪獣の存在およびそれまで極秘に怪獣の調査を行ってきた秘密機関「モナーク」のことが公になり、
    以後世界各地で休眠状態の怪獣が次々と発見され、その地点には怪獣の生態を研究するための前哨基地が建てられた。
    中国・雲南省にある古代遺跡の内部に設置された第61前哨基地ではモナークの科学者エマ・ラッセル博士と
    娘のマディソンらが孵化した"モスラ"の幼虫との交信を試み、モスラの制御に成功する。
    しかし、そこへ環境テロリストであるアラン・ジョナ率いる傭兵部隊が基地を襲撃、エマとマディソンを連れ去り、
    怪獣と交信する装置"オルカ"も強奪されてしまう。その頃、モナークの有識者と政府役員との会議においてモナークは
    政府や世論から怪獣への対応と被害の責任についての追及を受け、あくまで怪獣殲滅を訴える政府に対し、
    モナークの科学者・芹沢猪四郎博士はあくまで怪獣との共存が必要だと説く。その折に芹沢らは雲南省で起こった事件の知らせを聞いて
    元モナークのメンバーで別居状態だったエマの夫マークに協力を要請、攫われた二人を救出するため力を合わせることとなり、
    マークを"ゴジラ"の生息域となっているバミューダ海域に設置された第54前哨基地に招いて今後の対応を協議する。
    一方、アラン達の目的は南極の氷塊に眠る怪獣"モンスターゼロ"を目覚めさせることであり、
    南極の第31前哨基地を占拠してモンスターゼロの復活作業を開始する。それと同時に海域に潜んでいたゴジラが行動を開始、
    その移動予測からゴジラが南極を目指していると知るとマーク達も司令母艦「アルゴ」で南極へと向かう。
    到着したモナークの兵士とテロリストが銃撃戦を繰り広げる中、マークは妻子と再会する。
    だがエマは彼の目の前で氷塊に仕掛けられた爆弾の起爆装置を押して氷塊を爆破、
    崩壊する基地からアランはエマとマディソンを連れて逃亡し、マーク達も間一髪で基地の崩壊から免れるも、
    マークと芹沢らは復活したモンスターゼロに襲われる。そこへゴジラが出現し、モンスターゼロと交戦を開始。
    その戦いに巻き込まれて芹沢の助手グレアムは死亡、マークも気を失ってしまう。
    そこに駆けつけたアルゴの攻撃を受けてモンスターゼロは逃亡、ゴジラもそれを追って海へと消える。
    アルゴ内で目覚めたマークは南極でのエマの行動から彼女が自らアランのテロリストグループに協力していると他の面々に語る。    
    そこにエマの声明が届き、     
    彼女は「人類の文明活動のせいで崩壊寸前の地球環境を修復するためには怪獣による破壊と再生が必要」と主張する。 
    直後にメキシコのイスラ・デ・マーラの火山火口に建てられた第56前哨基地のシステムが  
    テロリストグループにハッキングされ、エマはオルカの信号をそこから流して火山に眠る怪獣を呼び起こそうとする。 
    しかし、母の真意に気づいたマディソンがそれに反発して止めようとするもエマはアランに急かされる形でオルカを起動、  
    その音波に反応して火山の火口から"ラドン"が出現する。  

    現地民の避難の時間を稼ぐためアルゴとその護衛部隊が駆けつけてラドンを攻撃、   
    ラドンはアルゴを敵と見なして飛翔し、護衛部隊を瞬く間に壊滅させアルゴを執拗に追い回す。   
    しかし、ラドンはアルゴにこの時中米に近づいていたモンスターゼロの元に誘導されて、交戦の末に海へと叩き落される。  
    モンスターゼロは次にイスラ・デ・マーラからの避難民を収容していたアルゴに襲いかかるが、
    そこにゴジラも現れてモンスターゼロと海中で激しく争う。  
    だが、そこに米軍が怪獣殲滅用に開発した新兵器   
    「オキシジェン・デストロイヤー」を搭載したミサイルが飛来して両者の下で炸裂、ゴジラの生体反応は消失するが、  
    一方のモンスターゼロは健在であり、その直後に世界各地のモナークの前哨基地のある地点から次々と怪獣達が目覚め始める。 

    世界規模での復活した怪獣による災害が発生する中、これを芹沢はモンスターゼロが他の怪獣を支配し、   
    自身を中心にした怪獣の群れによる知能的な破壊活動であるとし、さらにアイリーンの調査でモンスターゼロが   
    "ギドラ"という名前であること、そのギドラは宇宙から襲来した生物でむしろ地球の生態系を破壊する存在であることが示唆される。 
    エマも復活させたギドラが他の怪獣達を勝手に操り始めたことで自分のプランが完全に破綻してしまったことに気づき、  
    アランに事態の収束させるよう願い出るが、アランはそれを聞き入れず、両者の間にも亀裂が生まれる。

  • 101 名前: 名無しより愛をこめて 2023-11-12 19:02:19 

    アライグマ(洗熊、浣熊、学名:Procyon lotor)は、哺乳綱食肉目アライグマ科アライグマ属に分類される哺乳類。
    アライグマ属の模式種。タヌキに似ており、アライグマを英語でraccoon (common raccoon) と呼ぶのに対し、タヌキは raccoon dog と呼ぶ。
    前足を水中に突っ込んで獲物を探る姿が手を洗っているように見えることが名称の由来である。雑食性であり、小動物を捕獲して食べる。
    北アメリカ原産で、日本やヨーロッパにも外来種として生息する。移入後の繁殖により、農作物への被害や生態系への影響などが問題となっている。
    形態
    頭胴長42 - 60 cm尾長20 - 41 cm、体重4 - 10 kg。飼育下では体重が20 kgに達するものもいる。
    灰褐色の体毛をもち、眼のまわりから頬にかけて黒い斑紋がある。
    タヌキと誤認されることが多いが、タヌキとの違いとして長いふさふさとした尾には黒い横縞があるのが大きな特徴である。
    また、足が黒いタヌキやニホンアナグマと比べて、アライグマの足は白っぽく、耳には白い縁取りがある。
    さらに、クマなどと同じく、かかとをつける蹠行性(しょこうせい)という歩き方をするため、
    足跡は人の子供の手のような長い5本の指がくっきりとつく。この特徴は、本種と他の哺乳類とを識別する重要なポイントとなる。
    歯式は、3/3, 1/1, 4/4, 2/2の合計40本(切歯は上下で3本ずつ、犬歯は上下で1本ずつ、
    前臼歯は上下4本ずつ、後臼歯は上下2本ずつの合計40本の歯をもつ)。
    乳頭数は、胸部・腹部・鼠蹊部にそれぞれ1対、計6つとなり、まれに8つの乳頭をもつ個体が確認される。
    分布
    アメリカ合衆国、カナダ南部、中央アメリカ(メキシコなど)を原産地とする。
    日本では海外からの移入により広い地域に定着する。
    また、ドイツやフランスなどのヨーロッパ諸国、旧ソ連のベラルーシやアゼルバイジャン、
    西インド諸島といった国々にも外来種として定着している。
    生息地
    基本的に水辺近くの森林に生息するが、湿地、農耕地、海岸、都市といった幅広い環境に適応できる。
    アメリカにおけるアライグマの都市部への生息範囲の拡大は顕著で、最初の都市部への定着報告は1920年代に始まり、
    ワシントンD.C、ニューヨーク、シカゴ、トロントなど各地の都市に拡大している。基本的に夜行性だが、昼でも活動することがある。
    自分で巣を掘ることはなく、他の動物が地中に掘った巣穴、木の洞、時には農家の納屋や物置などで休む。
    四肢に水掻きはないが泳ぐことが可能で、後ろ足で立つこともでき、木登りもうまく、立体的な行動をみせる。
    行動圏は基本的に直径1-3キロメートルの範囲で、都市近郊に暮らす個体群は狭くなり、
    低い個体数密度では逆に拡大するといったように環境条件によって変化する。
    人間との関わり
    ペット
    アライグマはその可愛らしい風貌からペットとして人気が高かった。
    原産地であるアメリカでもペットとして飼育されており、例えば、アメリカ合衆国第30代大統領カルビン・クーリッジの妻である
    グレース・クーリッジは、レベッカという名のアライグマを可愛がっていたという逸話がある。
    自宅の庭先に現れる野生のアライグマに餌付けを行い、ペット同然に扱う人もいる。
    (ただし野生生物への餌付けは、個体数の増加のほかに、感染症や物理的傷害を受けるリスクがあるため好ましくないとされている。)
    2005年以降の日本では、アライグマは日本の気候に順応し、農作物に被害を与え、生態系を破壊する恐れがあるために、
    外来生物法により特定外来生物に指定された。したがって、日本では学術研究などの例外を除き、
    アライグマの飼育・譲渡・輸入は原則禁止されており、販売や野外に放つことは厳禁である。
    飼育
    人工的な環境下での寿命はおよそ14年。
    主食として、にんじん、りんご、バナナ、副食としてドッグフードを与え、水は食物を水につける習性があるので大きめの容器を使う。
    ケージは幼獣では犬用のペットケージで間に合うが、成長すると運動量が増えるため、
    木登り用の止まり木を含む、10平米以上の広さのケージを必要とする。
    日本国内では地方自治体が条例によってケージの規格を指定している場合がある。
    手先が器用で、簡易的な飼育設備ではすぐに脱走してしまうため施錠が必要。
    飼育環境としては、アライグマは比較的丈夫であるため、気温や湿度に神経質になる必要はないが、
    日当たりがあって風通しのよい環境に置くとされている。
    幼少期においては人に懐くが(ただし、幼少期の時点で暴れる個体もあり、性格の差が激しい)、
    成獣(特に発情期)になると気性が荒くなり、一般人がペットとして飼育するのは難しい動物である。

  • 102 名前: 名無しより愛をこめて 2023-11-12 19:02:30 

    ヘドラ
    体長
    0.1ミリメートルから20メートル(水中棲息期)
    30メートル(上陸期)
    40メートル(飛行期)
    60メートル(完全期)
    体重:4万8千トン(最大時)
    攻撃:ヘドリューム光線、ヘドロ弾、硫酸ミスト
    劇中での命名者は海洋生物学者、矢野徹の息子である研少年。また、最初に上陸した際、驚いた研に短剣で腹部を切り裂かれている。
    宇宙より隕石に乗って飛来したとうかがえる鉱物起源の生命体へドリュウムが、
    都市近海に堆積していたヘドロや公害による汚染物質と結合し、成長した姿。
    本作でヘドラに入り、後年には平成ゴジラに入ることとなるスーツアクターの薩摩剣八郎(本作では「中山剣吾」名義)いわく
    「ぼろぞうきんを重ね合わせた海坊主の幽霊みたい」な姿をしており、赤い目が縦に開いている。
    身体は乾燥するとボロボロに崩れるが、完全死を迎える前に水分が補給されると、破片の個々がオタマジャクシ似の形態に実体化する。
    それらは合体して大きな身体を形成するうえ、成長するにしたがって生える陸上用の足による二足歩行化を経て、
    最終的には飛行能力や光線発射能力まで発現する。飛行形態でゴジラを楽々と持ち運ぶほどの怪力や自らの体液でもあるヘドロなど、
    さまざまな能力を駆使してゴジラを苦しめた強敵である。
    ヘドラが通った後には硫酸ミストがまき散らされ、金属は錆びて人間は骨と化す。
    ヘドロや工場排気を吸い込んで取り込むため、一時的には環境を改善しているようにも思えるが、
    結局はその汚染物質を他の地域へ拡散させるため、「公害問題が、工業地帯など限られた地域に犠牲を強いている」という批判をも体現している。
    飛行や光線の原動力は体内での核爆発と設定されており、劇中で矢野博士は「恒星同様のもの」と解釈している。
    誕生当初は海でタンカーなどを襲っていたが、半ばまで成長すると上陸して工場地帯を襲撃し、そこでゴジラとの初戦に突入する。
    ゴジラの放射熱線を受けて一時退散した後、まもなく飛行能力を得て再来した際には周辺の都市と人間に大被害を与え、
    再戦したゴジラを翻弄する。その後、矢野博士の研究により最後まで水分を飛ばせば完全に殺すことが可能と推察され、
    自衛隊の協力で設置された大型の電 極 板に誘き寄せられるが、トラブルの連続によりダメージとならず、三度現れたゴジラと交戦する。
    そこでもゴジラの左目を潰し、右腕を白骨化させるなど激しい戦いを繰り広げるが、
    ついにゴジラの放射熱線で機能を発揮した電極 板の雷電攻撃を受けてダウンする。これにより絶命したかに思われたが、
    乾燥が完全ではなかったため、残骸の内側から脱皮するように新たなヘドラが出現し、逃亡を図る。
    しかし、放射熱線の応用による空中飛行で追撃してきたゴジラに電 極板へ連れ戻され、
    電流を浴びて再び押し倒されたうえに未乾燥の内部をえぐり出され、さらなる電流を浴びせられたことで完全死を迎える。
    ただし、エピローグではすでに「新たなヘドラ」が誕生していることが示唆されている。
    上記のとおり、乾燥には弱いものの完全に倒すことは非常に難しく、ゴジラ史上に残る難敵となっている。
    なお、他の怪獣を交えずに全編通してゴジラと1対1で戦った怪獣は、『キングコング対ゴジラ』(1962年)のキングコング以来9年ぶり。
    以後の作品では複数の怪獣が登場するタッグマッチ、あるいはハンディキャップマッチ形式が一般的になり、
    ヘドラは昭和ゴジラシリーズで最後にゴジラとシングル(1体1)で戦った怪獣となった。
    スーツアクターは前述したように中山が担当しており、彼の入った最初の怪獣であるが、スーツデザインと重量の関係からあまり動けず、
    ゴジラに入っていた中島春雄がリードしてゴジラが立ち回る感じのアクションにされたという。
    劇中、ヘドラが工場の煙突から煙を吸い上げるシーンはスーツ内に中山が入ったままであり、「非常に苦しかった」と語っている。
    また、一度撮影中に転んで起き上がれなくなってしまったことがある。

    名称
    関連書籍などでは各形態は水中棲息期、上陸期、飛行期と表記されるが、最後の形態は成長期、完全期、巨大化期と表記が分かれている。
    劇場予告編では「公害怪獣」ではなく、「忍者怪獣」と表記されていた。
    中島春雄やスタッフからは「ゴミ」と呼ばれていた。

    備考
    監督の坂野義光は敵役ヘドラの造形に関し、自ら脚本にト書きを入れるほどのこだわり
    (ヘドラの目玉について脚本に「女性器のような」という記述を加えるなど)を見せ、飛行態などのデザインにも積極的に関わっている。
    撮影初日にはヘドラの体に毒々しい反射素材の色彩を加えようと思いつき、自ら塗装を始め、ついにはこの作業に1日を費やしてしまった。

  • 103 名前: 名無しより愛をこめて 2023-11-12 19:02:41 

    2016年11月3日8時30分ごろ、東京湾羽田沖で大量の水蒸気が噴出、
    同時に海底を通る東京湾アクアラインでもトンネル崩落事故が発生、政府は原因を海底火山か熱水噴出孔の発生と見て対応を進める。
    矢口蘭堂(やぐち らんどう)内閣官房副長官は、ネット上の一般人の動画や目撃報告から、
    いち早く巨大生物の存在を示唆するが、一笑に付される。
    間もなく巨大生物の尻尾部分がテレビ報道され政府は認識を改める。
    巨大生物は多摩川河口から大田区内の呑川を這いずるように遡上し、蒲田で上陸、北進を始める。
    対処方針は駆除と決まり、自衛隊に害獣駆除を目的とした出動が要請される。巨大生物は北品川近くで変形、直立二足歩行を始める。
    自衛隊の攻撃ヘリコプターが攻撃位置に到着するが、付近に逃げ遅れた住民が発見され、攻撃は中止される。
    巨大生物は突然歩行を止め京浜運河から東京湾へと姿を消す。巨大生物は上陸から2時間強で死者・行方不明者100名以上の被害 を出した。
    巨大生物の再度襲来に備え、矢口を事務局長とした「巨大不明生物特設災害対策本部(巨災対)」が設置される。
    被害地域で微量の放射線量の増加が確認され、巨大生物の行動経路と一致したことから、巨大生物が放射線源と判明する。
    米国より大統領次席補佐官および大統領特使が極秘裏に来日し、巨大不明生物は海洋投棄された放射性廃棄物に適応進化した、
    「ゴジラ (Godzilla)」と呼称する未発表の生物であること、その研究していた牧悟郎という学者が行方不明であること、
    牧が残した謎の暗号化資料等が日本側へ提供された。巨災対は、ゴジラは体内の原子炉状の器官から活動エネルギーを得ており、
    そこから生じる熱は血液循環によって発散しているため、血液循環を阻害すればゴジラは生命維持のため自らスクラム停止・急激な冷却を行い、
    活動停止するはずであると結論づけ、血液凝固剤の経口投与によってゴジラを凍結させる「矢口プラン」(仮称)の具体検討を始める。
    11月7日、前回の倍近い大きさとなったゴジラが鎌倉市に再上陸、横浜市・川崎市を縦断して武蔵小杉に至る。
    自衛隊は武蔵小杉から多摩川河川敷を戦場とした 、ゴジラの都内進入阻止のための総力作戦「タバ作戦」を実行するが、
    傷一つ付けることができず、突破されてしまう。ゴジラは大田区・世田谷区・目黒区へと進行する。
    米国からの大使館防衛を理由に爆撃機をグアムから日本に向かわせたとの通知を受けて、政府は正式に米国に攻撃支援を要請する。
    港区にまで進行してきたゴジラに対し、米軍の爆撃機による攻撃を始め、ゴジラに初めて傷を負わせることに成功するが、
    ゴジラは口から火炎や光線を、背部からも複数の光線を放射しはじめ、爆撃機をすべて撃墜し、港・千代田・中央3区の市街地を破壊する。
    総理大臣官邸から立川広域防災基地へ避難するところであった総理大臣らが乗ったヘリコプターも光線によって撃墜され、
    総理を含め閣僚11名が死亡する。一方ゴジラは東京駅構内で活動を停止する。
    政府機能は立川に移転、総理大臣臨時代理も立てられ、 矢口はゴジラ対策の特命担当大臣に任命される。
    米軍の爆撃で得られたゴジラの組織片の分析より、今後ゴジラは無生殖で増殖しネズミ算式に群体化していくことや、
    小型化や有翼化、それにより大陸間を超えて拡散する可能性が示唆された。また2週間後には活動再開すると予測された。
    国連安保理はゴジラへの熱核攻撃を決議し、住民360万人の疎開が行われる。
    巨災対は核攻撃ではなく矢口プランによるゴジラ停止の完遂を切望するが、ゴジラには元素を変換する能力もあったことが判明し、
    血液凝固剤が無力化される懸念が生じてしまった。その直後、それまで謎だった牧の暗号化資料の解読の糸口が見つかり、
    解読・解析結果からゴジラの元素変換機能を阻害す る極限環境微生物の分子式が得られる。
    それを抑制剤として血液凝固剤と併せて投与することで解決の見通しが立った。
    国連軍の熱核攻撃開始も間近に迫る中、矢口プランは、「ヤシオリ作戦」という作戦名で、日米共同作戦として開始される。
    無人運転の列車を使った爆弾でゴジラを起こし、次にエネルギー消耗のみを狙った米軍の無人航空機群による攻撃が、
    ゴジラが光線を出せなくなるまで続く。光線が途切れたところを付近の高層ビルをゴジラに向け爆破・倒壊させてゴジラを転倒させる。
    建設機械部隊とコンクリートポンプ車隊が近づきポンプ車のアームより累計数百キロリットルの血液凝固剤をゴジラの口内に流し込む。
    これらの繰り返しにより、ようや くゴジラの凍結に成功する。ゴジラは東京駅脇に凍りついたまま立ちつくす。
    その尻尾の先端部には背びれを持つ人型の小柄な生物数体が、生じかけたまま静止していた

  • 104 名前: 名無しより愛をこめて 2023-11-12 19:02:50 

    ヒグラシ(Tanna japonensis)は、カメムシ目(半翅目)・セミ科に属するセミの一種。
    日本を含む東アジアに分布する中型のセミで、朝夕に甲高い声で鳴く。

    日本ではその鳴き声からカナカナ、カナカナ蝉などとも呼ばれる。
    漢字表記は蜩、茅蜩、秋蜩、日暮、晩蝉などがあり、秋の季語にもなっている。

    特徴
    成虫の体長はオス28-38mm、メス21-25mmほど。オスの腹部はメスよりも明らかに太くて長く、オスメスの区別がつけ易い。
    また、オスの腹腔内は大きな共鳴室が発達しているためほとんど空洞で、光が透けるほどである。
    体色はほとんど赤褐色だが、頭部の複眼附近、前胸の縁と背面中央は緑色をしている。
    ただし体色は個体群によって変異することがあり、山地のものはより黒っぽくなる傾向がある。

    なお、おもにヒグラシの成虫の寄生虫としてセミヤドリガ(Epipomponia nawai)というガの一種が知られ、
    成虫の腹部に1匹-数匹の蛆虫型のセミヤドリガの幼虫が外部寄生していることがある。
    またニクバエ科の一種・ヒグラシヤチニクバエ(ヒグラシヤドリバエ、Angiometopa cicadina)も
    稀にヒグラシに寄生するとされる。

    生態
    日本では北海道南部から奄美大島(原名亜種。亜種イシガキヒグラシは下記参照)と、ほぼ全国の範囲に生息する。
    日本以外では中国大陸に分布(朝鮮半島には分布しない。かつて記録されたことがあったが、現在は誤記録とされる)。
    広葉樹林やスギやヒノキの林に生息し、北海道から九州北部では平地から山地まで見られるが、
    九州南部以南ではやや標高の高い山地に生息する。

    俳句では秋の季語とされ、晩夏に鳴くセミのイメージがあるが、
    実際には(地域にもよるが)成虫は梅雨の最中の6月下旬頃から7月にかけて発生し、
    ニイニイゼミと同じく、他のセミより早く鳴き始める。
    以後は9月中旬頃までほぼ連日鳴き声を聞くことができる。

    鳴き声
    オスの鳴き声は甲高く、「キキキキキ…」「ケケケケケ…」「カナカナカナ…」などと聞こえる。
    標準的な聞きなしとしては「カナカナ」が使われる。
    日の出前・日の入り後の薄明時によく鳴くが、曇って薄暗くなった時、
    気温が下がった時、または林内の暗い区域などでは日中でも鳴く。
    夕方の日暮れ時に鳴く(稀に夜中の2時ぐらいにも鳴くことがある)ことから、
    「日を暮れさせるもの」としてヒグラシの和名がついた。
    また奄美大島産は鳴き声が本土産と多少異なるが、後述のイシガキヒグラシほどではない。

    朝夕に響く声は涼感や物悲しさを感じさせ、日本では古来より美しい声で鳴くセミとして文学などの題材にも使われてきた。
    テレビ番組などでも「夏の夕暮れ」を表す効果音としてこの鳴き声がよく用いられる。
    しかし間近で聞く声はかなり大きく、遠くで聴く「物悲しい印象」とは異なるともいう。

    分類
    界:動物界 Animalia
    門:節足動物門 Arthropoda
    綱:昆虫綱 Insecta
    目:カメムシ目(半翅目) Hemiptera
    亜目:ヨコバイ亜目(同翅亜目) Homoptera
    上科:セミ上科 Cicadoidea
    科:セミ科 Cicadidae
    亜科:セミ亜科 Cicadinae
    族:ホソヒグラシ族 Cicadini
    属:ヒグラシ属 Tanna
    種:ヒグラシ T. japonensis
    学名
    Tanna japonensis
    和名
    ヒグラシ
    英名
    Evening cicada

  • 105 名前: 名無しより愛をこめて 2023-11-12 19:24:59 

    ゴジラ・アース
    体高:50メートル(2030年)→300メートル以上(2万年後)
    体重:1万トン(2030年)→10万トン以上(2万年後)
    作品世界内に初めて現れたゴジラ。
    戦略生物学教授のキョウヘイ・ヤマネ博士らの命名で、大戸島に伝わる龍神「呉爾羅」から名付けられた。
    元は太平洋に生息しており、2030年5月29日、日本・小笠原諸島の大戸島に打ち上げられたカメーバIVの死骸からその存在が明るみになり、
    ヤマネ博士らが調査に派遣された。この時は発見に至らなかったがそのまま海中を東へ移動し、同年、アメリカ西エリアにて初めて姿が確認され、
    初出現時にはロサンゼルスとサンフランシスコを壊滅に追い込み海に消え、翌2031年にワシントン沖で米国海軍を奇襲した後にシアトルを蹂躙し、
    12月24日にはコロラドスプリングズにて米軍との総力戦に圧勝してインディアナポリスにて核攻撃に耐え、
    12月にかけてメキシコ湾へ姿を消すまでにアメリカにて推定870万人を死傷させる。
    2034年に西ヨーロッパに上陸すると、パリ防衛戦と称されるEUの総攻撃がも時間稼ぎにしかならず、ドイツを焼き尽くす。
    アルプスを越えてイタリアへ向かうかと思われていたが、2037年のザルツブルグ陽動作戦後、自らの意思で突如パリへ引き返し、
    海に消えるまでに推定600万人が死傷する。
    5年間の休眠を経て、2042年に復活した際には北極の氷を融解させながら地球に接近していた小惑星ゴラスを熱線で狙撃し完全に粉砕、
    海を南下して大西洋でオペレーション・ルネッサンス中の輸送船団ごと連合艦隊の主力を壊滅させると北米に上陸、
    地球連合首都兼武装都市となったニューヨークを一夜で滅ぼし、
    ビルサルドとエクシフの母船の核融合炉を暴走させたことによるクリーブランドを消滅させる「オペレーション・プロメテウス」にも耐え、
    さらに「プロジェクト・メカゴジラ」のための時間稼ぎとして行われた「オペレーション・ロングマーチ」にて、
    北アフリカと中央アジアに甚大な被害をもたらしている。これら計8回の出現を経て2044年には世界各地にて推定3億人以上の犠牲者を生む。
    2045年、人類が異星種族エクシフおよびビルサルドと共同で発足させた地球連合による「オペレーション・グレートウォール」の際、
    一度は2000発の熱核兵器でヒマラヤ山脈付近に形成された大断層帯に閉じ込められるが、
    熱量を溜め込んで山脈内部に膨大なマグマだまりを形成すると、その中を泳いで移動を開始、
    1年後の2046年1月に熱線で大断層帯を破壊して復活する。史上初の「怪獣由来の火山活動」により、
    後にG火口と呼ばれる地点で大噴火を引き起こし、火砕流で周辺に展開する地球連合の部隊を壊滅させ、
    そのままインド防衛線を突破してベンガル湾に消え、
    同年3月の遠州灘での地球連合海軍総戦力による富士山麓防衛戦では、艦隊も航空機も無視してメカゴジラの開発工場を狙撃、
    妨害する艦隊の大半を壊滅させると浜松に上陸して富士へ向かい「富士裾野決戦」で地上部隊も殲滅する。
    さらに翌日、東京湾を北上して芝浦埠頭から首都東京に上陸しわずか3時間足らずで首都圏を蹂躙、日本列島を壊滅させ消息不明となる。
    この時だけでユーラシア大陸にて2億人、日本にて1億人近い犠牲を生み出し、7億人まで減少した人類を地球から脱出せざるを得ない状況まで追い込んだ。
    以降2年は行方不明だったが、2048年3月にはアラトラム号出向を目前にリオデジャネイロを襲撃、
    3月11日にリオデジャネイロ郊外JSS3宇宙港を壊滅させ、13日には防衛軍の最終防衛線を突破されたことで本部施設を核自爆させることになる。
    それから3ヶ月間、未だ市民の残るサンパウロやサルヴァドールなどを攻撃して2億人以上を死傷させ、
    さらに南米を横断してエクアドルやペルーを焼き尽くし、7月31日には地球連合新本部ブエナベントゥラへ進行するも、モスラによって撃退。
    8月15日に再出現し、地球連合最後の作戦「オペレーション・クレードル」の陽動部隊と対峙する。
    アラトラム号が帰還した2万年後の地球では、G細胞由来の生物で構成された新しい生態系の頂点に君臨。
    2万年の間に成長をし続けた結果、巨大化しており、それに伴い超大音量の咆哮による共振現象で対象を粉砕する「超振動波攻撃」など、
    新たな能力も獲得している。劇中ではゴジラ・フィリウスを撃破したハルオ・サカキたち先遣隊の前に現れ、
    超振動波攻撃と尻尾を振りぬいて生み出した衝撃波によって部隊を壊滅状態に追い込む。

  • 106 名前: 名無しより愛をこめて 2023-11-12 19:25:23 

    メカゴジラ
    体高:50メートル 体長:100メートル 
    総重量:3万トン 
    人類が異星種族ビルサルドの協力を受けてひそかに開発した、自律思考金属体「ナノメタル」製の対ゴジラ決戦兵器
    正式名称は「対ゴジラ超重質量ナノメタル製決戦兵器:メカゴジラ」。略称は「メカゴジラ」あるいは「MG」。
    ビルサルドの科学技術の総力がつぎ込まれており、建造には3万トン以上の超重質量ナノメタルが使用されている。
    動力源はナノメタル粒子間連結組成による発電細胞用機関で、
    体内大量生成から高出力で発電した電力を常時大量蓄電し、行動用電力を随時放出する。
    制御はゴジラの電磁場による通信障害をA39ビルサルド方式電磁シールド技術で軽減、
    そのうえで散布ナノメタル粒子によるネットワークを形成し、内部AIから中央制御システムまでの半径50キロ圏内での常時接続を保証している。
    武装はナノメタルの自在変形機能を最大限活用したもので、
    ナノメタルの自在変形、自己修復・増殖機能により破損部位の多くは瞬時復旧が可能。
    西暦2042年、拡大するゴジラの暴威に鑑みて、恒星間移民船の建造を除く人類の全てのリソースが注ぎ込まれる形で決行された
    「プロジェクト・メカゴジラ」により、当時世界で最も優れた工業生産力を維持していた極東自治区(旧・日本)の富士山麓にて建造を開始。
    富士山麓宝永第一火口縁南方2キロメートル地点の地下200メートルに築かれた
    「地球連合軍・戦略技術研究所・ナノメタル研究センター併設メカゴジラ開発プラント」(通称:メカゴジラ建造工場)にて、
    専用の100GW級ビルサルディア型(ΩIII型磁場閉込方式)熱核融合炉4基からの大電力供給を受けて
    地下ナノメタル生成棟・MG組立棟・AI製造棟を稼働させ、計736名の人員によって進められた。
    ゴジラを地上に押し留める「オペレーション・ロングマーチ」およびゴジラを地中深くに閉じ込める
    「オペレーション・グレートウォール」の間に機体そのものは完成するが、2046年3月の「富士裾野決戦」で何らかの理由から起動に失敗し、
    遠州灘からゴジラに熱線で工場を狙撃され喪失する。
    しかし打ち捨てられたナノメタルは、メカゴジラ頭部の人工知能から発せられる指示に従い機能を停止することなく増殖を続け、
    2万年かけて工場周囲の直径14キロメートルに「メカゴジラシティ」を形成するに至った。
    その存在は「人類最後の希望」として一般にも公表されており、
    映画監督エガートン・オーバリーの手で5作品の政府広報映画が制作、公開されている。

    武装 
    収束中性子砲
    頭部ナノプレートを変形させた特殊砲身と発生装置で構成される荷電粒子砲。中性子透過力を利用し、
    対象の外殻を貫通、体内組織を融解させる。想定で5キロメートル以上離れた地点からゴジラへの攻撃と反撃を防止し、迅速な接近運動を補助する。

    ブレードランチャー
    背部ブレードを電磁カタパルトで射出し、誘導操縦飛行させて対象を切り裂く質量弾体攻撃。3キロメートル地点での弾幕による撹乱が目的。

    ハイパーランス 
    前方両腕部を高速伸長し、急速粒子圧縮で硬質化させることで生成するランス状対象打突・貫通攻撃。最大伸長は500メートル。
    対象貫通後は、ナノメタル粒子充填・侵食を行う。
    ナノメタル最大硬質化時のモース硬度及びビッカーズ硬度については共にダイヤモンドの約10倍に到達。
    想定では1キロメートル地点で跳躍後にゴジラ上空で起動し、全体重を加重させたハイパーランスチャージ攻撃で体表組織を貫通後、
    先端部から体内深層部へのナノメタル侵食により組織構造を瞬時分析、ゴジラの機能停止を実施する。

    テイルブロー 
    尾部全体を鞭状運動させた切断攻撃。上体捻り運動による尾部先端速度の超音速化、
    プラズマブースターによる運動方向への追加加速、尾部形状の刃形状変形、ヒレ状ブレードの高速往復運動等の複合効果で、
    切断、衝撃波粉砕を行う。

    ナノメタル粒子散布型熱エネルギー緩衝層 
    半径300メートルの周囲空間にナノメタル粒子を散布し、エネルギー兵器の拡散防御を行う。
    シミュレーション上では到達エネルギーの9割を拡散する。実体質量弾に対する防御も可能。
    メカゴジラシティでも熱線の対策で展開された。

    積層耐熱装甲板 
    メカゴジラ外殻部位各部の瞬時変形による防御手段。
    想定では5キロメートル地点への接近直後に胸部装甲を変形させ、熱エネルギー緩衝層との併用で熱線を防御する。
    メカゴジラシティでもプラント表面に形成されるはずだったが、ゴジラの侵攻を受けて武装の配置を優先するために途中で建造が中止された。

  • 107 名前: 名無しより愛をこめて 2023-11-12 19:25:36 

    太陽系離脱に傾倒する中央委員会をよそに、ハルオたちは前回の対ゴジラ戦術にシティを組み込んだ新戦術を立案し、
    パワードスーツを改良した新兵器「ヴァルチャー」の設計や、ゴジラ・アースへの止めとして用いる
    「EMPプローブハープーン」の開発など準備を進めるが、地下で自己増殖を続けるナノメタルを見たハルオは
    ナノメタルへの強い不安を抱き始め、さらにナノメタルに不信感を持つ地球人の兵士たちがナノメタルを使ってシティと同化していく
    ビルサルドの姿を目撃して騒ぎ出すという事件が起きる。ビルサルドと地球人の間に齟齬が生じる中、
    熱光学遮断フィールドが解除されたことでシティを発見したゴジラ・アースが進攻を開始する。
    ヴァルチャーの本格的な量産もまだという不完全な状態で作戦開始を迫られたハルオは、
    ユウコとかつての教官リルエル・ベルベとともに先行開発されていたヴァルチャーに乗り込み、ゴジラ・アースの誘導を行う。
    その間に準備を整えたガルグたちは、ゴジラ・アースの足元をナノメタルで固定してEMPプローブハープーンを撃ち込むが、
    ゴジラ・アースは高熱波を発生することでプローブを溶解させたうえ、シティを全身からの超高熱波で包み込む。
    シティが崩壊の危機に直面する中、ガルグらビルサルドはナノメタルを纏ってシティと同化したうえ、
    ヴァルチャーを特攻兵器とするためにハルオやユウコにも強制的にナノメタル強化を施そうと目論む。
    それを拒絶したマーティンら地球人がシティから脱走し、辛くもフツアの鱗粉によって浸食を免れたハルオは、
    メトフィエスによる説得とガルグによる主張の間で苦悩するが、苦しむユウコを救うためにガルグたちのいる管制ルームを破壊する。
    その直後、ハープーンを完全に無力化したゴジラ・アースの熱線によってシティは完全に破壊され、
    ハルオはヴァルチャーからユウコを救出するが間に合わず、変わり果てた彼女を抱きしめながら慟哭どうこくする。

    星を喰う者
    メカゴジラシティの陥落後、ユウコは脳死状態と判定され、ハルオは自らの選択の結果に打ちひしがれる。
    一方、メトフィエスはハルオがナノメタルの侵食を受けなかったのは神の加護によるものだと説き、
    ハルオを神に選ばれた英雄と祭り上げることで、メカゴジラシティの敗北で絶望した生存者たちの大半を信者に引き込むことに成功する。
    ハルオは、自らを含む幾人かが侵食を免れたのはフツアの治療によるものであると訴えるが、メトフィエスはそれを承知の上で信者を増やし、
    自分たちが崇める神を呼び出す準備をしていることを告白する。
    ハルオのメトフィエスへの不信感が募る中、アラトラム号ではメカゴジラシティの一件によって種族間の対立が深刻化する。
    ビルサルドは実力行使でアラトラム号の動力室を占拠し、同胞を殺めゴジラ撃滅の好機を逃したハルオの極刑を要求する。
    その情報を受け取ったハルオは、マーティンの提案で対立が鎮静化する時間を稼ぐために敢えてフツアの隠れ家に身を隠し、
    その中でミアナ及びマイナと交流して、生き残って命を繋げば勝ち、死んで消えれば負けというフツアの価値観を知る。
    そしてハルオはかつてゴジラ・アースに敗れた自分を助けて治療した真の恩人であり、
    想いを寄せるが故にハルオが死ぬことを恐れるマイナと結ばれる。
    しかし同じころ、メトフィエスは自身を怪しむミアナを捕らえた上で信者たちとともに神を呼び出す準備を着々と進め、
    遂にエクシフが神と崇める高次元怪獣「ギドラ」を降臨させる。ギドラは信者となった生存者たちを生け贄として喰い尽くし、
    この宇宙の法則に囚われないが故に機械に観測されない超常的存在としてアラトラム号の近辺に出現する。
    アラトラム号は時空間を歪めるギドラの前に何が起きているか理解できないまま撃沈され、そのままギドラは地上に出現し、
    迎撃に現れたゴジラ・アースをも圧倒する。ギドラの力を目の当たりにしたハルオは、
    エクシフの真の目的を知るためにメトフィエスと対峙する。

  • 108 名前: 名無しより愛をこめて 2023-11-12 19:25:49 

    20世紀末、人類は環境変化が原因で地球上に出現した巨大生物「ゴジラ」の脅威に晒されるようになった。
    半世紀に渡り敗走を重ねた人類は種全体の存続を図り、一部の人間を他星に移住させる計画を立案する。
    2048年3月14日、恒星間移民船の1つ「アラトラム号」はコンピュータによって選抜された一部の人間と、
    同盟を結んでいた異星人種「エクシフ」と「ビルサルド」を乗せ、11.9光年彼方の惑星くじら座タウ星eを目指して旅立った。

    怪獣惑星
    出発から約22年後。
    過酷な宇宙生活の末に人類はタウ星eに到着するが、そこは人類の生存に適さない環境であり、移住計画は事実上失敗に終わる。
    老人ばかりの志願者たちで入植を強行しようとする中央委員会に対し、
    ハルオ・サカキはタウe星からの即刻退去と移民プランの完全棄却を要求して揚陸艇に篭城するも拘束され、
    タウ星eへの着陸を試みた揚陸艇は降下中の事故で全員死亡する。
    今後の移民が困難となり、さらにハルオがエクシフの軍属神官メトフィエスの協力で立案した「対ゴジラ戦術」がリークされたことで、
    船員たちの間では地球帰還を望む声が高まり、中央委員会は地球への帰還を決断する。
    アラトラム号は長距離亜空間航行を用いて往路よりもはるかに短い時間で地球へと到着する。
    しかし、亜空間航行の影響で地球では約2万年[注釈 2]もの歳月が経過していたうえ、調査の結果、未だにゴジラが生存していることが判明する。
    中央委員会は帰還を諦めようとするが、メトフィエスの後押しでハルオの戦術案が採用され、
    ゴジラ殲滅のため600名からなる地球降下部隊を派遣することが決定する。
    保釈されたハルオは、幼なじみのユウコ・タニやエリオット・リーランドと共に地球に降下し、
    ゴジラ捜索のための準備と変わり果てた地球環境の調査を進める。
    しかしその最中、ゴジラに捜索に当たる予定だったリーランドの部隊が怪獣セルヴァムの襲撃に遭い、被害を受ける。
    さらなる犠牲を避けるため、メトフィエスの案でリーランドたちは仲間の部隊との合流を経て撤退を試みるが、
    部隊は事前の作戦ルートを行軍中にゴジラと遭遇する。ハルオはゴジラの防御力の要である非対称性透過シールドの電磁パルスパターンを解析するため
    単身ゴジラに挑み、それを支援しようと単身ゴジラに攻撃を仕掛けたリーランドの死と引き換えにデータの入手に成功する。
    ゴジラから逃れ、ビルサルドの技術士官ムルエル・ガルグと合流したハルオは指揮権を掌握したメトフィエスから指揮権を委譲され、
    作戦の続行を決定する。ハルオたちは多くの犠牲を払いながらも作戦を進め、ついにゴジラのシールドを一時的に無力化し、撃破に成功する。
    念願のゴジラ討伐を果たした一同は歓喜するが、環境生物学者マーティン・ラッザリは、
    今回討伐したゴジラが経過年月と比較して何の変化もないことから、2万年前の個体とは別である可能性を指摘する。
    そして、マーティンの推測を裏付けるかのようにハルオたちの前に2万年もの間300メートルの大きさまで進化を続けた
    「ゴジラ・アース」が出現し、部隊はまたたく間に壊滅に追い込まれる。

    決戦機動増殖都市
    ゴジラ・アースの攻撃で気を失っていたハルオが意識を取り戻すとそこは木造の住居で、しかも自分の身体もすでに治療されていたことに驚く。
    はぐれた仲間を探そうとした家を出た所を家主らしき人型種族の少女に遭遇、ハルオは慌てて逃げ出した彼女を追いかけてどうにか接触し、
    自らの命の恩人となった少女のミアナと交流を結ぶ。
    一方、ユウコ、アダム、ベルベを含む残存部隊の一つがミアナの同族と思しき少女に襲われていたが、
    そこにハルオとミアナが駆けつけたことで助かり、改めてミアナたち民族の集落に客人として招き入れられると
    先に保護されていたマーティンやガルグとも再会する。ハルオたちは、ミアナとその姉のマイナから彼らのいう神の卵の意思を介し、
    彼女らの種族の名が「フツア」であること、そのフツアの神もすでにゴジラに殺され、もはやゴジラに敵う術はないという話を聞かされる。
    マーティンは、フツアが2万年前の人類の末裔で、現在の環境に適応するために昆虫の特徴を取り込んだ新人類だと推測する。
    その後、生存者たちからも退却案が飛び出す中、とにかく軌道上の母船と連絡を取ろうと揚陸艇のコクピットブロックを探す途中で
    メトフィエスとも合流できたハルオたちは母船に迎えを要請するが、ガルグはマイナがセルヴァム撃退に使った狩猟道具に
    かつて対ゴジラ用最終決戦兵器として建造された「メカゴジラ」の構成素材「ナノメタル」が用いられていることに気づき、
    その生産プラントが残されている可能性を見い出す。

  • 109 名前: 名無しより愛をこめて 2023-11-12 19:25:57 

    1999年、フィリピンでの炭鉱崩落事故を調査中の芹沢猪四郎博士らは、炭鉱の深部で巨大な恐竜のような生物の化石を発見する。
    化石には別種の生物の繭が寄生しており、付近には巨大な何かがはい出たような痕跡が残っている。
    一方、日本の雀路羅(じゃんじら)市にある原子力発電所に勤務する核物理学者のジョー・ブロディは、
    原子炉直下で発生する不可解な地震について調査を要請する。
    ジョーの妻で技師のサンドラが原子炉の安全確認に向かうが、突如起こった巨大な揺れによって原子炉が暴走し、
    原発は倒壊した。

    15年後、ブロディ夫妻の息子でアメリカ海軍爆弾処理班のフォードは、
    父のジョーが日本で警察に逮捕されたという知らせを受ける。ジョーは妻の命を奪った原発事故の真相を探るべく、
    立入禁止区域となった原発跡地に侵入し逮捕されていた。
    原発跡で15年前と同じ事態が起きつつある兆候を察知したジョーは、
    フォードと共に禁止区域へ再侵入し実家に残されたデータを回収するも、付近をパトロールしていた武装集団に捕まり、
    原発跡地内の研究施設へ連行される。

    施設内にはかつての地震の原因となった巨大な繭があり、「モナーク」と称する秘密機関が調査を行っていたが、
    すでに繭は羽化を開始していた。羽化した生物は研究施設を破壊して東へ飛び去り、
    施設の倒壊に巻き込まれたジョーは命を落とす。芹沢らはジョーの遺した情報を持つフォードとともに
    原子力空母「サラトガ」にて「ムートー」と名付けられた巨大生物を追う。
    モナークの目的は、ペルム紀末の大量絶滅を生き延びた太古の巨大生物「ゴジラ」を研究し、
    その存在を社会から隠蔽する事だった。芹沢はムートー排除のためゴジラも再び現れると推測する。

    ムートーは洋上でロシア海軍アクラ型原子力潜水艦を襲い、その核燃料を捕食するためオアフ島に上陸する。
    怪獣はホノルル市街に侵攻し米軍と交戦するが、間もなくしてそこにムートーを追って来たゴジラが60年ぶりに地上に姿を現す。
    両者は空港で対峙するがムートーは飛行して逃亡、それを追うゴジラも海へ消えた。

    一方、アメリカのユッカマウンテン放射性廃棄物処分場に保管されていたフィリピンの繭から新たなムートーが羽化し、
    ラスベガスを破壊しさらに西へと進行する。

    サンフランシスコ湾で3体の怪獣が衝突すると推測する軍指揮官のステンツ提督は、
    芹沢の反対を押し切って戦略核兵器の使用許可を得る。
    弾頭には電磁パルスの影響を受けないアナログ式の時限装置を使用し、3匹の怪獣を太平洋上へ誘引し、
    殲滅する作戦が実行されることになった。米軍は2基の核弾頭を列車でサンフランシスコへ輸送しようと試みるが、
    雌のムートーの襲撃を受けて弾頭1基を飲み込まれてしまう。
    もう1基の弾頭はサンフランシスコ湾内への輸送には成功するものの、海上で雄のムートーに奪われ、
    雌がサンフランシスコ市街地に築いた巣へ運ばれる。弾頭の起爆装置は既にカウントダウンを開始しており、
    数時間後には逃げ遅れた市民が核爆発に巻き込まれてしまう。
    フォードは弾頭起爆阻止を目的とした軍の部隊に参加し、HALO降下によってサンフランシスコ市内へ突入する。

    湾内に浮上したゴジラはゴールデンゲートブリッジを破壊し市街地へ侵攻。
    ゴジラはフォードの妻のエルが勤める病院の近くで2体のムートーと交戦する。
    その傍らでフォードたちは弾頭を発見するが、その破損状態は激しく時限装置を停止させることが出来ない。
    部隊は船で弾頭を洋上へと持ち去り、少しでも市街地から引き離す作戦に移行する。
    一方フォードはムートーが既に巣に無数の卵を産み付けていることに気付き、
    横転しているタンクローリーのガソリンを利用し巣全体を爆破する。

    ゴジラは二体のムートーの連携攻撃に苦戦を強いられていたが、
    巣が爆破されたことに気を取られた雌のムートーが戦闘を放棄したことで形勢が逆転、
    熱線を放ち雌のムートーを一時的に戦闘不能にし、さらに襲ってきた雄のムートーを強烈な尻尾の一撃で倒す。
    一方で核弾頭を奪われたことに気付いた雌のムートーが復活し部隊を壊滅させ、更にフォードに迫るが、
    追って来たゴジラに熱線を放たれ絶命する。エネルギーを消耗したゴジラはその場に崩れ落ちた。
    核弾頭はフォードによって小型船で洋上へ運ばれ、遥か遠くの沖合いで大爆発した。

    翌朝、フォードは避難所のコロシアムに訪れ、そこで家族との再会を果たす。
    一方で、瓦礫の中で死んだと思われていたゴジラが覚醒し、海へ戻り始めた。
    万感の思いで見つめる芹沢らを背に、ゴジラは咆哮を上げ海中へと姿を消していったのであった。

  • 110 名前: 名無しより愛をこめて 2023-11-12 19:49:14 

    ワッチョイW eb91-6FPt
    はいはい「真意を見抜いちゃう人生達観したぼくちん」カッコいいねw

  • 111 名前: 名無しより愛をこめて 2023-11-12 20:04:59 

    >>78
    図星つかれて
    コピペで荒らすんじゃねえよ

  • 112 名前: 名無しより愛をこめて 2023-11-12 20:18:22 

    ラドン (Rodan) は、映画『空の大怪獣ラドン』をはじめとする東宝製作の怪獣映画に登場する架空の怪獣である。          
    ゴジラ、モスラと共に東宝三大怪獣と称される。

    特徴
    翼竜プテラノドンが突然変異した怪獣。
    特撮美術監督の渡辺明がプテラノドンをモチーフにデザインしており、名の由来にもなっているが、プテラノドンに比べて様々な差違があり、プテラノドンの頭部にある一本の後頭部に伸びる角状の突起が、2つに分かれて生えており(『ゴジラvsメカゴジラ』では3本)、嘴は鳥類のそれに近い形状で、鳥類には無い歯が生えている(元となったプテラノドンにもない)が、
    プテラノドン等の翼竜と比べればとても小さくて短い。
    腹部にはニードルのようなゴツゴツとした鱗がある。尾はプテラノドンの細い皮膜が付いたものではなく、楕円状にゆるく拡がっている。着地しての直立二足歩行が可能で、翼を広げたままで陸上走行を行うことも多い。
    巨大な上に超音速で飛ぶため、ソニックブームを巻き起こし、飛ぶだけで市街を破壊してしまう。

    シリーズによって攻撃能力が異なり、『三大怪獣 地球最大の決戦』では嘴で敵をつついたり、
    足の爪で引っ掻く攻撃が主で、ゴジラと互角に戦う力を持っている。また、『ゴジラvsメカゴジラ』に再登場したラドンはゴジラの熱線を受けてファイヤーラドンとなり、放射熱線と同程度の威力のウラニウム熱線を吐く能力を身につけた。
    ラドンの声にはコントラバスの音と人間の声を素材として加工したものが使われており、
    本作の後も『ウルトラマン』のアントラーやvsシリーズに登場したキングギドラ、バトラの声などに流用された。

    『ゴジラ・ミニラ・ガバラ オール怪獣大進撃』では怪獣島の怪獣の1体として、
    『地球攻撃命令 ゴジラ対ガイガン』では『キングギドラの大逆襲』タイトル時期の企画に味方側の怪獣として、
    『モスラ3 キングギドラ来襲』ではモスラ(新)の敵怪獣として登場する予定があったが、いずれも途中で変更になっている。

    ラドンが登場する映画リスト
    空の大怪獣ラドン(1956年)
    三大怪獣 地球最大の決戦(1964年)
    怪獣大戦争(1965年)
    怪獣総進撃(1968年)
    ゴジラvsメカゴジラ(1993年)
    ゴジラ FINAL WARS(2004年)
    ゴジラ キング・オブ・モンスターズ (2019年)

    『空の大怪獣ラドン』のラドン
    身長:50メートル
    翼長:120メートル
    体重:1万5千トン

    核実験の放射能や火山ガスによる高温化の影響で現代に復活した。
    劇中でプテラノドンとの関連性を示すような発言があるが、直接は明言されていない。
    ただし、シナリオ上の設定でプテラノドンは
    「中生紀に生息した飛竜の一種で空飛ぶ始祖鳥としては最大のもの」とされている。

    阿蘇の炭坑の奥で卵から雛が誕生し、古代トンボの幼虫メガヌロンを捕食していた。
    成長した1頭が阿蘇山から出現し、航空自衛隊のF-86戦闘機と大規模な空中戦を展開して追撃を振り切った後、
    佐世保や福岡に降り立って大暴れする。このとき口から煙のようなものを吐いており、
    パチンコ屋に突っ込んだタンクローリーを爆発炎上させている。

    陸空両自衛隊からの猛攻によって危機に陥ったところにもう1頭が出現するが、
    最後は帰巣本能で阿蘇山に帰ってきたところに自衛隊のミサイル攻撃を受け、
    その影響で阿蘇山が噴火して2頭のラドンは脱出するもマグマの噴出に巻き込まれ、真っ赤な溶岩の中に消える。

    スーツアクターは中島春雄。
    作中ではラストシーンになるまでラドンが2頭いるという明確な描写がない。
    一応の伏線は張られているが、世界各地で未確認飛行物体による被害が同時に出ているという電話を
    航空自衛隊の基地司令室で新聞記者が本社から受け取るという非常に分かりづらい演出のため、
    海外公開版では2頭いることを説明するシーンが追加されている。
    監督の本多猪四郎も、特技監督の円谷英二も「この2頭のラドンはつがいである」と述べている。[要出典]
    本作のラドンは背中に緑と黄色のラインが入っている。頭部造形は利光貞三、胴体は八木勘寿、八木康栄による。
    デザインは数回にわたって検討され、
    「始祖鳥タイプ」、「鳥の羽をつけたもの」「翼竜タイプ」の検討用粘土モデルが作られている。
    子供のラドンは、手踊り式のギニョール・モデルで表現されている。
    初期のデザインスケッチには始祖鳥をモチーフとしたものも存在していたが、後には翼竜をモチーフとしたものに変更された。

    ゴジラやモスラと並ぶ知名度を持つものの、タイトルに名前が冠された作品は2016年現在、デビュー作の『空の大怪獣ラドン』のみである。

  • 113 名前: 名無しより愛をこめて 2023-11-12 20:18:33 

    『シン・ゴジラ』では神のような神秘的な存在としていたが、本作品のゴジラは怪獣ではなく、
    生物のような方向に寄せていったといい、上に手の平を向けていた『シン・ゴジラ』に対して本作品では生物であることから下に向けている。
    進化するという設定は、『シン・ゴジラ』の設定が取り入れられており、各形態には山森の提案で過去の東宝怪獣の意匠が入れられている。

    ゴジラアクアティリス
    第3話で登場した第0形態。
    深度900メートルのところを50ノットで泳いでいる姿が潜水艦によって確認されている。
    第6話にて東京湾内に侵入しようとしたマンダの群れを追ってその全体像を表した。そのままマンダの群れを仕留めつつ、東京湾に上陸する。
    モササウルスのような姿から水棲生物であると思われる。四肢は進化途中のようなヒレのようになっており、長い尾の先端は水かきがある指のような尾ビレになっている。
    顔つきはワニに似ており、触覚のような細いツノが頭部にある。表皮は赤く、海を通過するとその海は紅塵に包まれて赤く染まる。
    アクアティリスとはラテン語で水生を意味する。
    ヒレのような足は海から来るため、水中で自然と活動できるような形となった。
    初期設定では、クラゲのような生態の生物や、シラスのようなものから魚のような形に進化する案もあった。

    ゴジラアンフィビア
    第7話で東京に上陸を果たしたゴジラ アクアティリスが変態した第1形態。
    イグアナのような顔つきの陸棲生物のような姿となり、四肢は爬虫類に似た形の脚となり、四足歩行を行う。
    政府によって南房総地方の伝承に基づいてゴジラの名称が与えられる。
    第8話で代々木公園での自衛隊からの砲撃を受けてマイナス20度の可燃性のガス状物質を口から放出し、その砲撃の爆発が冷気に引火した途端、
    次第に高温のガスとなって爆炎を誘引して一帯を巻き込む熱膨張を起こして直径500メートル範囲を焼き尽くし、自身をも焼き尽くして自らの総質量を超える紅塵を放出して包まれることで、
    硬質の組織と溶けてドロドロの状態が下にある炭化層の外殻に覆われた蛹のような状態になり、活動停止した。
    体皮は茶褐色、頭部は濃褐色となりツノの形状も変化している。
    アンフィビアとはラテン語で両生類を意味する。
    頭部にはバランの意匠が取り入れられている。

    ゴジラテレストリス
    第9話で活動停止して蛹状態となっていたゴジラアンフィビアが、固まった外殻が剥がれ落ちてさらに変態した第2形態。
    前脚は小さくなって後脚だけで立ち上がり、完全二足歩行形態となっている。
    自衛隊の砲弾投下を予期して着弾前に体組織を触手のように変化させて包んで着弾と同時に破裂させて本体への衝撃を和らげるといった防御能力を持ち、
    背びれを青白く発光させながら口元に光のリングを形成して吐く能力も見られる。
    角や尾ビレがなくなり、首から上半身は細くなり、頭部は小さくなっている。表皮は青い鱗状だが、眉間から背鰭に沿って赤いラインが残る。
    テレストリスとはラテン語で陸生を意味する。
    最終形態の前の息子のようなポジションであることから、ミニラのオマージュとして光輪を口から吐くものとなった。

    ゴジラウルティマ
    3度の形態変化を経て究極の姿となったゴジラの第3形態で、本作品におけるゴジラの正式名称。
    千葉県逃尾市(にがしおし)にて古くから伝わる伝承が描かれた浮世絵には、古史羅(こしら)と記述されている。
    また、同市に戦前から存在する旧嗣野地区管理局(電波観測所)“ミサキオク”の地下にはゴジラウルティマの全身骨格が存在していた。
    第10話でゴジラテレストリスが自衛隊と交戦して集中砲火を浴びる中で変態し、この形態となる。
    形態変化後、自衛隊の攻撃を鎧のような強硬な外皮で寄せ付けぬまま背鰭と口内を青白く光らせ、
    口元に7つの大小さまざまな光輪を放射して複数重ねた重力レンズで空間を捻じ曲げて1か所に収縮させると、
    そのまま光輪をくぐるように熱線を原子ビームのように圧縮して発射する能力を見せつけ、東京を一瞬で火の海に変えた。
    体色は歴代ゴジラと同じく黒あるいは濃灰色。後脚は極太になっており、背ビレも大きく発達している。
    この形態になった直後まではビル数階建てぐらいの大きさだったが、紅塵を吸収し続けたことで最終的に100メートルを超える巨体となった。
    さらに成長を続けて自身が特異点となり、地球人類は破局を迎えつつあったが、謎の巨大化を果たしたジェットジャガーとの交戦の末、
    完成型オーソゴナル・ダイアゴナライザーによってジェットジャガー諸共巨大な青い結晶となり、消滅した。
    なお、最終話では人間サイズの怪獣が背ビレ辺りに潜んでいた。
    ウルティマとはラテン語で終わりを意味する。

  • 114 名前: 名無しより愛をこめて 2023-11-12 20:18:44 

    映画『モスラ』(1961年)のモスラ
    幼虫
    体長:180メートル(最大時)
    体重:2万トン(最大時)
    成虫
    体長:135メートル
    翼長:250メートル
    体重:1万5千トン
    インファント島の守護神。小美人が興行師ネルソンに連れ去られたため、本能で小美人を追って東京にやってきた。
    幼虫の形態で180メートルにまで巨大に成長して都内を破壊し、東京タワーに繭を張って成虫になると、
    今度はネルソンの逃亡先であるロリシカ国のニューカークシティを破壊するが、福田善一郎たちが空港にモスラの紋章を描き、
    着地したところに返された小美人を連れてインファント島へ帰る。

    この作品の幼虫のみ、夜間の海上で光り輝いている。
    ただし、苦労して撮影した割に分かりづらかったためか、以後のシリーズで発光する描写は見られず、設定にも表記されたことはない。
    原作「発光妖精とモスラ」では繭を作る建造物は東京タワーではなく国会議事堂であるが、60年安保をモチーフにした部分があり、
    政治性が強いという理由から変更された。
    1960年11月24日の読売新聞には、漫画家の阿部和助が書いた鳥のような頭とボディの成虫のイラストが掲載された。
    羽の長さ100メートル、胴の長さ70 - 80メートルと書かれている。

    造形
    幼虫・成虫とも利光貞三、村瀬継蔵、八木勘寿、八木康栄による造形。
    幼虫は3尺ほどの操演ミニチュアが、機関車のミニチュアの仕掛けを流用内蔵した自走式のものと、
    プール撮影や東京タワーのシーンなどで使われた操演用のものと用意された。
    渋谷から東京タワーに迫るシーンの幼虫は、高さが6尺、長さ33尺(約10メートル)、
    重さ約120キログラムほどもある製作費200万円の大型のぬいぐるみで撮影された。
    演技者は中島春雄、手塚勝巳ら総勢8人が入って動かしている。手塚は『空の大怪獣ラドン』でもメガヌロンの先頭に入っていた経験から
    先頭操作に抜擢された。村瀬継蔵は、このモスラの顔の周りにフジツボをつけ、籐のヒゲを生やして生物感を表現している。
    また、ラテックスの表皮に艶を出そうとソフトビニール素材「ビニール・ゾル」をコーティングしたところ、特技監督の円谷に大変喜ばれた。
    村瀬は監督の喜ぶ顔が見たくて、撮影ではがれるたびに毎回手間をかけてコーティングをし直したという。

    平成VSシリーズ
    『ゴジラvsモスラ』
    幼虫
    体長:120メートル
    体重:1万5千トン
    成虫
    翼長:175メートル
    体重:2万トン
    飛行速度:マッハ2
    地球の先住民族コスモスの守護神。幼虫の眼は再び青くなっている。
    この作品以降から幼虫の尾の三つに分かれた突起の真ん中が長く伸びている。

    同族だが傾向が異なるバトラとは戦う運命にあり、不本意ながらこれと戦う。
    インファント島の地中から卵が出現し、島の開発を行っていた丸友観光によって日本に運ばれる途中に孵化。
    孵化の直前に出現したゴジラと戦うが、バトラの乱入に遭ってインファント島に帰還する。
    その後、丸友観光に連れ去られたコスモスを追って東京に上陸し、国会議事堂で繭を作り成虫となる(その際の糸の噴射スピードは昭和版のそれよりも早い設定となっている)。

    同時期に成虫となったバトラと横浜上空で激しい戦いを繰り広げるが撃墜される。
    その後、上陸してきたゴジラに対して、バトラには決して使うことがなかった超音波ビームで攻撃し、バトラと助けあって和解、
    共闘の末にゴジラを戦闘不能状態にして海へと連れ去る
    (ゴジラの尻尾をつかんだときに足から電流のようなものを流していたが、威力や名称は不明)。
    が、突如復活したゴジラにバトラが倒され、その海上でゴジラを封印、バトラの使命を受け継ぎ、
    地球に追突する隕石の軌道を変えるため宇宙へ旅立つ。その際、体に付着したゴジラ細胞により、
    後のスペースゴジラ誕生の一因も造ることになる。
    超音波ビームと鱗粉(電磁鱗粉、イオンクラフトの原理で揚力を得ている)を武器とする。
    鱗粉が撒かれている間はその中に雷が発生するほか、あらゆる光線や熱線を乱反射してしまう。
    これによってゴジラは放射熱線を封じ込められたばかりか威力を逆利用され、さらにバトラのプリズム光線の連携攻撃にも遭い、
    敗退することとなる。コスモスは「モスラ最後の武器」と呼ぶ。
    これまでのシリーズと直接のつながりは無いが、関連書籍などでは4代目モスラと表記する書籍もある。

  • 115 名前: 名無しより愛をこめて 2023-11-12 20:18:54 

    ハルオ・サカキ
    声 - 宮野真守、洲崎綾(幼少期)
    主人公。日本人。24歳。身長173センチメートル。階級は大尉。
    地球を脱出する直前に、両親がゴジラの襲撃に巻き込まれる様子を目撃した過去から、ゴジラに対して人一倍強い復讐心を抱いている。
    同時に、人類が真の意味で再起するためには人としてゴジラを倒すしかないと考えているが、
    人を捨てなければゴジラを倒せないと考えるガルグからはその矛盾を非難されている。
    宇宙船内ではダイチを父親代わりに育ち、ユウコのことは生まれた時から妹のように面倒を見てきた。
    高いカリスマを持ち、エクシフからはその献身性を、ビルサルドからは優れた自己決断力を評価されている。
    タウe上陸に反発し揚陸艇を占拠したことで第一級反逆罪を問われ、
    船内の独房で拘留される中でメトフィエスから与えられたアラトラム号の機密データを元に対ゴジラ戦術を執筆。
    さらにメトフィエスの計らいで罪状を保留される形で保釈され、地球降下に参加する。
    リーランドの戦死後はメトフィエスから指揮権を委譲される形で対ゴジラ戦術を実行に移し、
    自らもパワードスーツ機械化特務分隊を率いてゴジラ・フィリウスの背びれへプローブを打ち込みを行う。
    直後に出現したオリジナル個体のゴジラ・アースの襲撃により負傷するが、フツアのシェルターで目覚め、
    治療されていることに驚きながらもそこで遭遇したミアナと交友を結ぶ。
    600名いた隊員を50名にまで減らしてしまったことに苦悩を抱きながらも、ガルグからナノメタルプラントの現存を聞かされ地球残留を決める。
    しかし、メカゴジラシティでの滞在の中で無限増殖を続けるナノメタルとそれを生体にも利用するビルサルドへの不信を抱き、
    加えてゴジラに倒す上での人の在り方を巡ってガルグと対立してしまう。
    シティへのゴジラ接近が報告されると自らもヴァルチャー3番機に乗ってユウコやベルベと共にゴジラ誘導作戦に参加するが、
    自身の戦術案が通用しないゴジラに対してナノメタルを介したパイロット強化で攻撃を続行しようとしたガルグによって
    ユウコが生命の危機に晒されたことに激しく動揺。逡巡と葛藤の末にメトフィエスの言葉に従ってシティの中枢部を攻撃し
    ナノメタルの機能を止めるも、既にユウコは脳死状態となっており、結果的にガルグとベルベを自らの手で死なせてしまう。

    自らの迷いが招いた結果に絶望し、ゴジラにもう勝てないと心が折れてしまうが、
    自身がナノメタルに侵食されなかった事を奇跡とすることで地球人をカルトに引き込むメトフィエスに次第に不信感を抱き始める。
    更にビルサルドが自分の処刑を求めてアラトラム号で反乱を起こす事態となり、和解する時間を稼ぐために身を隠すことになるが、
    その中で生き残って命を繋げば勝ち、死んで消えれば負けというフツアの価値観を知り、マイナと結ばれる。
    ほどなくしてギドラが降臨し、それによる異常現象を目の当たりにしたハルオはメトフィエスが何かを企んでいることを確信し、
    その真の目的を知るためにメトフィエスと対峙するが、ガルビトリウムを右目に埋め込んだメトフィエスによって
    精神世界へと取り込まれてしまう。過去の凄惨な記憶を辿り、滅びの救済を説くメトフィエスに一度はなびきかけるが、
    両親がつけた自身の名の意味を思い出してメトフィエスを退け、
    ガルビトリウムを砕くことでゴジラがギドラに勝利する決定打を作った。
    ギドラとの戦いを終えてからはフツア族との共生を選び、妻になったマイナとの間に子どもを授かるが、
    ヴァルチャーの再起動の際にメトフィエスの声が届き、文明が再興し、ゴジラを怪獣たらしめる憎しみを持つ自分がいると、
    再びギドラがこの宇宙に現れてしまうことを悟る。そのためハルオは活動状態のナノメタルを宿すユウコを連れて、
    再起動したヴァルチャーに乗ってゴジラに特攻し、自身の命と引き換えにこの世界とギドラの繋がり、
    ナノメタルの脅威、そしてゴジラへの憎しみを絶った。
    小説により、母親は欧州奪還作戦におけるパリの戦いの英雄ハルカ・ヤシロ、
    父親は国連調査官としてこの小説の物語を記録したアキラ・サカキと判明。

  • 116 名前: 名無しより愛をこめて 2023-11-12 20:19:04 

    そんな中、雲南省の施設から脱走した後、滝の中で蛹になっていたモスラが羽化して飛び立ち、    
    ゴジラの住処だったバミューダ海域に現れる。マーク達はモスラがゴジラと交信を試みていると気付いて   
    その反応からゴジラの生存を確認、潜水艦にゴジラのエネルギーとなる核弾頭を積んでゴジラが隠れている地点に向かう。     

    マークらはリックの提唱した地下空洞論に基づく海底洞窟の先にあった古代遺跡の奥地で休眠状態のゴジラを発見するが、    
    潜水艦の魚雷発射システムは事故で破損していたため、芹沢自らが小型潜水艇でゴジラのすぐ傍まで核弾頭を運んで手動で起爆、    
    ゴジラはそのエネルギーを取り込んで再起し、三度ギドラの元へと向かう。  

    北米でギドラとそのギドラの下に付いたラドンが暴れている間、マディソンは母がアランに勧めたオルカによる     
    怪獣の行動を抑制する方法を盗み聞きし、彼らがオルカから目を離した隙にオルカを持ってアジトから脱走。    
    母の言った通りにアジトのあったマサチューセッツ州・ボストンの野球スタジアムに忍び込んでそこの音響システムにオルカを接続、
    スタジアム全体をスピーカーにしてオルカの信号を世界全体に伝達し、怪獣達の動きを止めることに成功する。   
    しかし、ギドラはその信号を察知してボストンに飛来、マディソンを見つけるや彼女に襲いかかる。     
    そこにゴジラが出現してギドラの攻撃からマディソンを救い、ゴジラおよびアルゴを含めた米軍はギドラに攻撃を仕掛ける。      

    マークもオルカの信号からエマとマディソンがボストンにいることを知り、     
    ゴジラとギドラが争う地上に降りるとアランと袂を分かったエマとも合流してマディソンを捜索、    
    マディソンがボストンの旧自宅にいると推測してそこに向かう。    

    この時のゴジラは芹沢が起爆させた核弾頭のエネルギーの過剰摂取により数分で爆発する危険な状態に陥りながらも、 
    支援に現れたモスラの援護もあって一度は優位に立つが、ギドラが呼び寄せたラドンの乱入でモスラとは分断され、  
    さらにギドラの反撃で思わぬダメージを受けてしまう。
    どうにかラドンを退けたモスラもギドラの攻撃からゴジラを庇って消滅、ゴジラも体の限界が近づき窮地に追い込まれる。

    マークとエマは倒壊した自宅からマディソンを見つけ出し、
    地上から脱出する前に二人はオルカを修理してギドラの気を引く作戦を立てる。
    エマはマークとマディソンだけを逃して自分は単身オルカを使ってゴジラからギドラの注意を逸らすことに成功する。
    エマは猛追するギドラに追い詰められるが、ゴジラがエマの稼いだ時間の間に取り込んだモスラの力によって
    体内の核エネルギーの制御に成功し身体を赤熱化させた形態へと変化。
    連続で熱波攻撃を浴びせてギドラの身体を焼き尽くし、最後に残った首も熱線で完全に吹き飛ばし消滅させた。

    瓦礫の上に立つゴジラの前に各地より終結したムートー、ベヒモス、スキュラ、メトシェラらが現れ、
    更に生き延びていたラドンもゴジラに恭順の意を示していき、マークとマディソンらが見守る中、
    その輪の中心でゴジラの咆哮が響き渡る。

    その後、オキシジェンデストロイヤーの影響で魚が取れなくなったイスラ・デ・マーラに赴いていたアランは、
    その沖で漁師が引き上げた先の戦いでゴジラが噛みちぎったギドラの首の一つを見せられてそれの購入を申し出る。

    監督 マイケル・ドハティ
    脚本 マックス・ボレンスタイン マイケル・ドハティ ザック・シールズ
    出演者
    カイル・チャンドラー ヴェラ・ファーミガ ミリー・ボビー・ブラウン
    ブラッドリー・ウィットフォード 渡辺謙 サリー・ホーキンス
    チャールズ・ダンス トーマス・ミドルディッチ アイシャ・ハインズ
    オシェア・ジャクソン・Jr デヴィッド・ストラザーン チャン・ツィイー
    音楽 ベアー・マクレアリー
    主題歌 [ALEXANDROS] 「Pray」(日本語吹替版)
    製作会社 レジェンダリー・ピクチャーズ
    配給 ワーナー・ブラザース 東宝
    公開 2019年5月31日
    上映時間 132分
    製作国 アメリカ合衆国
    言語 英語

  • 117 名前: 名無しより愛をこめて 2023-11-12 20:19:22 

    ゴジラとムートーの戦いから5年後、
    巨大怪獣の存在およびそれまで極秘に怪獣の調査を行ってきた秘密機関「モナーク」のことが公になり、
    以後世界各地で休眠状態の怪獣が次々と発見され、その地点には怪獣の生態を研究するための前哨基地が建てられた。
    中国・雲南省にある古代遺跡の内部に設置された第61前哨基地ではモナークの科学者エマ・ラッセル博士と
    娘のマディソンらが孵化した"モスラ"の幼虫との交信を試み、モスラの制御に成功する。
    しかし、そこへ環境テロリストであるアラン・ジョナ率いる傭兵部隊が基地を襲撃、エマとマディソンを連れ去り、
    怪獣と交信する装置"オルカ"も強奪されてしまう。その頃、モナークの有識者と政府役員との会議においてモナークは
    政府や世論から怪獣への対応と被害の責任についての追及を受け、あくまで怪獣殲滅を訴える政府に対し、
    モナークの科学者・芹沢猪四郎博士はあくまで怪獣との共存が必要だと説く。その折に芹沢らは雲南省で起こった事件の知らせを聞いて
    元モナークのメンバーで別居状態だったエマの夫マークに協力を要請、攫われた二人を救出するため力を合わせることとなり、
    マークを"ゴジラ"の生息域となっているバミューダ海域に設置された第54前哨基地に招いて今後の対応を協議する。
    一方、アラン達の目的は南極の氷塊に眠る怪獣"モンスターゼロ"を目覚めさせることであり、
    南極の第31前哨基地を占拠してモンスターゼロの復活作業を開始する。それと同時に海域に潜んでいたゴジラが行動を開始、
    その移動予測からゴジラが南極を目指していると知るとマーク達も司令母艦「アルゴ」で南極へと向かう。
    到着したモナークの兵士とテロリストが銃撃戦を繰り広げる中、マークは妻子と再会する。
    だがエマは彼の目の前で氷塊に仕掛けられた爆弾の起爆装置を押して氷塊を爆破、
    崩壊する基地からアランはエマとマディソンを連れて逃亡し、マーク達も間一髪で基地の崩壊から免れるも、
    マークと芹沢らは復活したモンスターゼロに襲われる。そこへゴジラが出現し、モンスターゼロと交戦を開始。
    その戦いに巻き込まれて芹沢の助手グレアムは死亡、マークも気を失ってしまう。
    そこに駆けつけたアルゴの攻撃を受けてモンスターゼロは逃亡、ゴジラもそれを追って海へと消える。
    アルゴ内で目覚めたマークは南極でのエマの行動から彼女が自らアランのテロリストグループに協力していると他の面々に語る。    
    そこにエマの声明が届き、     
    彼女は「人類の文明活動のせいで崩壊寸前の地球環境を修復するためには怪獣による破壊と再生が必要」と主張する。 
    直後にメキシコのイスラ・デ・マーラの火山火口に建てられた第56前哨基地のシステムが  
    テロリストグループにハッキングされ、エマはオルカの信号をそこから流して火山に眠る怪獣を呼び起こそうとする。 
    しかし、母の真意に気づいたマディソンがそれに反発して止めようとするもエマはアランに急かされる形でオルカを起動、  
    その音波に反応して火山の火口から"ラドン"が出現する。  

    現地民の避難の時間を稼ぐためアルゴとその護衛部隊が駆けつけてラドンを攻撃、   
    ラドンはアルゴを敵と見なして飛翔し、護衛部隊を瞬く間に壊滅させアルゴを執拗に追い回す。   
    しかし、ラドンはアルゴにこの時中米に近づいていたモンスターゼロの元に誘導されて、交戦の末に海へと叩き落される。  
    モンスターゼロは次にイスラ・デ・マーラからの避難民を収容していたアルゴに襲いかかるが、
    そこにゴジラも現れてモンスターゼロと海中で激しく争う。  
    だが、そこに米軍が怪獣殲滅用に開発した新兵器   
    「オキシジェン・デストロイヤー」を搭載したミサイルが飛来して両者の下で炸裂、ゴジラの生体反応は消失するが、  
    一方のモンスターゼロは健在であり、その直後に世界各地のモナークの前哨基地のある地点から次々と怪獣達が目覚め始める。 

    世界規模での復活した怪獣による災害が発生する中、これを芹沢はモンスターゼロが他の怪獣を支配し、   
    自身を中心にした怪獣の群れによる知能的な破壊活動であるとし、さらにアイリーンの調査でモンスターゼロが   
    "ギドラ"という名前であること、そのギドラは宇宙から襲来した生物でむしろ地球の生態系を破壊する存在であることが示唆される。 
    エマも復活させたギドラが他の怪獣達を勝手に操り始めたことで自分のプランが完全に破綻してしまったことに気づき、  
    アランに事態の収束させるよう願い出るが、アランはそれを聞き入れず、両者の間にも亀裂が生まれる。

  • 118 名前: 名無しより愛をこめて 2023-11-12 20:19:34 

    アライグマ(洗熊、浣熊、学名:Procyon lotor)は、哺乳綱食肉目アライグマ科アライグマ属に分類される哺乳類。
    アライグマ属の模式種。タヌキに似ており、アライグマを英語でraccoon (common raccoon) と呼ぶのに対し、タヌキは raccoon dog と呼ぶ。
    前足を水中に突っ込んで獲物を探る姿が手を洗っているように見えることが名称の由来である。雑食性であり、小動物を捕獲して食べる。
    北アメリカ原産で、日本やヨーロッパにも外来種として生息する。移入後の繁殖により、農作物への被害や生態系への影響などが問題となっている。
    形態
    頭胴長42 - 60 cm尾長20 - 41 cm、体重4 - 10 kg。飼育下では体重が20 kgに達するものもいる。
    灰褐色の体毛をもち、眼のまわりから頬にかけて黒い斑紋がある。
    タヌキと誤認されることが多いが、タヌキとの違いとして長いふさふさとした尾には黒い横縞があるのが大きな特徴である。
    また、足が黒いタヌキやニホンアナグマと比べて、アライグマの足は白っぽく、耳には白い縁取りがある。
    さらに、クマなどと同じく、かかとをつける蹠行性(しょこうせい)という歩き方をするため、
    足跡は人の子供の手のような長い5本の指がくっきりとつく。この特徴は、本種と他の哺乳類とを識別する重要なポイントとなる。
    歯式は、3/3, 1/1, 4/4, 2/2の合計40本(切歯は上下で3本ずつ、犬歯は上下で1本ずつ、
    前臼歯は上下4本ずつ、後臼歯は上下2本ずつの合計40本の歯をもつ)。
    乳頭数は、胸部・腹部・鼠蹊部にそれぞれ1対、計6つとなり、まれに8つの乳頭をもつ個体が確認される。
    分布
    アメリカ合衆国、カナダ南部、中央アメリカ(メキシコなど)を原産地とする。
    日本では海外からの移入により広い地域に定着する。
    また、ドイツやフランスなどのヨーロッパ諸国、旧ソ連のベラルーシやアゼルバイジャン、
    西インド諸島といった国々にも外来種として定着している。
    生息地
    基本的に水辺近くの森林に生息するが、湿地、農耕地、海岸、都市といった幅広い環境に適応できる。
    アメリカにおけるアライグマの都市部への生息範囲の拡大は顕著で、最初の都市部への定着報告は1920年代に始まり、
    ワシントンD.C、ニューヨーク、シカゴ、トロントなど各地の都市に拡大している。基本的に夜行性だが、昼でも活動することがある。
    自分で巣を掘ることはなく、他の動物が地中に掘った巣穴、木の洞、時には農家の納屋や物置などで休む。
    四肢に水掻きはないが泳ぐことが可能で、後ろ足で立つこともでき、木登りもうまく、立体的な行動をみせる。
    行動圏は基本的に直径1-3キロメートルの範囲で、都市近郊に暮らす個体群は狭くなり、
    低い個体数密度では逆に拡大するといったように環境条件によって変化する。
    人間との関わり
    ペット
    アライグマはその可愛らしい風貌からペットとして人気が高かった。
    原産地であるアメリカでもペットとして飼育されており、例えば、アメリカ合衆国第30代大統領カルビン・クーリッジの妻である
    グレース・クーリッジは、レベッカという名のアライグマを可愛がっていたという逸話がある。
    自宅の庭先に現れる野生のアライグマに餌付けを行い、ペット同然に扱う人もいる。
    (ただし野生生物への餌付けは、個体数の増加のほかに、感染症や物理的傷害を受けるリスクがあるため好ましくないとされている。)
    2005年以降の日本では、アライグマは日本の気候に順応し、農作物に被害を与え、生態系を破壊する恐れがあるために、
    外来生物法により特定外来生物に指定された。したがって、日本では学術研究などの例外を除き、
    アライグマの飼育・譲渡・輸入は原則禁止されており、販売や野外に放つことは厳禁である。
    飼育
    人工的な環境下での寿命はおよそ14年。
    主食として、にんじん、りんご、バナナ、副食としてドッグフードを与え、水は食物を水につける習性があるので大きめの容器を使う。
    ケージは幼獣では犬用のペットケージで間に合うが、成長すると運動量が増えるため、
    木登り用の止まり木を含む、10平米以上の広さのケージを必要とする。
    日本国内では地方自治体が条例によってケージの規格を指定している場合がある。
    手先が器用で、簡易的な飼育設備ではすぐに脱走してしまうため施錠が必要。
    飼育環境としては、アライグマは比較的丈夫であるため、気温や湿度に神経質になる必要はないが、
    日当たりがあって風通しのよい環境に置くとされている。
    幼少期においては人に懐くが(ただし、幼少期の時点で暴れる個体もあり、性格の差が激しい)、
    成獣(特に発情期)になると気性が荒くなり、一般人がペットとして飼育するのは難しい動物である。

  • 119 名前: 名無しより愛をこめて 2023-11-12 20:19:44 

    ヘドラ
    体長
    0.1ミリメートルから20メートル(水中棲息期)
    30メートル(上陸期)
    40メートル(飛行期)
    60メートル(完全期)
    体重:4万8千トン(最大時)
    攻撃:ヘドリューム光線、ヘドロ弾、硫酸ミスト
    劇中での命名者は海洋生物学者、矢野徹の息子である研少年。また、最初に上陸した際、驚いた研に短剣で腹部を切り裂かれている。
    宇宙より隕石に乗って飛来したとうかがえる鉱物起源の生命体へドリュウムが、
    都市近海に堆積していたヘドロや公害による汚染物質と結合し、成長した姿。
    本作でヘドラに入り、後年には平成ゴジラに入ることとなるスーツアクターの薩摩剣八郎(本作では「中山剣吾」名義)いわく
    「ぼろぞうきんを重ね合わせた海坊主の幽霊みたい」な姿をしており、赤い目が縦に開いている。
    身体は乾燥するとボロボロに崩れるが、完全死を迎える前に水分が補給されると、破片の個々がオタマジャクシ似の形態に実体化する。
    それらは合体して大きな身体を形成するうえ、成長するにしたがって生える陸上用の足による二足歩行化を経て、
    最終的には飛行能力や光線発射能力まで発現する。飛行形態でゴジラを楽々と持ち運ぶほどの怪力や自らの体液でもあるヘドロなど、
    さまざまな能力を駆使してゴジラを苦しめた強敵である。
    ヘドラが通った後には硫酸ミストがまき散らされ、金属は錆びて人間は骨と化す。
    ヘドロや工場排気を吸い込んで取り込むため、一時的には環境を改善しているようにも思えるが、
    結局はその汚染物質を他の地域へ拡散させるため、「公害問題が、工業地帯など限られた地域に犠牲を強いている」という批判をも体現している。
    飛行や光線の原動力は体内での核爆発と設定されており、劇中で矢野博士は「恒星同様のもの」と解釈している。
    誕生当初は海でタンカーなどを襲っていたが、半ばまで成長すると上陸して工場地帯を襲撃し、そこでゴジラとの初戦に突入する。
    ゴジラの放射熱線を受けて一時退散した後、まもなく飛行能力を得て再来した際には周辺の都市と人間に大被害を与え、
    再戦したゴジラを翻弄する。その後、矢野博士の研究により最後まで水分を飛ばせば完全に殺すことが可能と推察され、
    自衛隊の協力で設置された大型の電 極 板に誘き寄せられるが、トラブルの連続によりダメージとならず、三度現れたゴジラと交戦する。
    そこでもゴジラの左目を潰し、右腕を白骨化させるなど激しい戦いを繰り広げるが、
    ついにゴジラの放射熱線で機能を発揮した電極 板の雷電攻撃を受けてダウンする。これにより絶命したかに思われたが、
    乾燥が完全ではなかったため、残骸の内側から脱皮するように新たなヘドラが出現し、逃亡を図る。
    しかし、放射熱線の応用による空中飛行で追撃してきたゴジラに電 極板へ連れ戻され、
    電流を浴びて再び押し倒されたうえに未乾燥の内部をえぐり出され、さらなる電流を浴びせられたことで完全死を迎える。
    ただし、エピローグではすでに「新たなヘドラ」が誕生していることが示唆されている。
    上記のとおり、乾燥には弱いものの完全に倒すことは非常に難しく、ゴジラ史上に残る難敵となっている。
    なお、他の怪獣を交えずに全編通してゴジラと1対1で戦った怪獣は、『キングコング対ゴジラ』(1962年)のキングコング以来9年ぶり。
    以後の作品では複数の怪獣が登場するタッグマッチ、あるいはハンディキャップマッチ形式が一般的になり、
    ヘドラは昭和ゴジラシリーズで最後にゴジラとシングル(1体1)で戦った怪獣となった。
    スーツアクターは前述したように中山が担当しており、彼の入った最初の怪獣であるが、スーツデザインと重量の関係からあまり動けず、
    ゴジラに入っていた中島春雄がリードしてゴジラが立ち回る感じのアクションにされたという。
    劇中、ヘドラが工場の煙突から煙を吸い上げるシーンはスーツ内に中山が入ったままであり、「非常に苦しかった」と語っている。
    また、一度撮影中に転んで起き上がれなくなってしまったことがある。

    名称
    関連書籍などでは各形態は水中棲息期、上陸期、飛行期と表記されるが、最後の形態は成長期、完全期、巨大化期と表記が分かれている。
    劇場予告編では「公害怪獣」ではなく、「忍者怪獣」と表記されていた。
    中島春雄やスタッフからは「ゴミ」と呼ばれていた。

    備考
    監督の坂野義光は敵役ヘドラの造形に関し、自ら脚本にト書きを入れるほどのこだわり
    (ヘドラの目玉について脚本に「女性器のような」という記述を加えるなど)を見せ、飛行態などのデザインにも積極的に関わっている。
    撮影初日にはヘドラの体に毒々しい反射素材の色彩を加えようと思いつき、自ら塗装を始め、ついにはこの作業に1日を費やしてしまった。

  • 120 名前: 名無しより愛をこめて 2023-11-12 20:19:55 

    2016年11月3日8時30分ごろ、東京湾羽田沖で大量の水蒸気が噴出、
    同時に海底を通る東京湾アクアラインでもトンネル崩落事故が発生、政府は原因を海底火山か熱水噴出孔の発生と見て対応を進める。
    矢口蘭堂(やぐち らんどう)内閣官房副長官は、ネット上の一般人の動画や目撃報告から、
    いち早く巨大生物の存在を示唆するが、一笑に付される。
    間もなく巨大生物の尻尾部分がテレビ報道され政府は認識を改める。
    巨大生物は多摩川河口から大田区内の呑川を這いずるように遡上し、蒲田で上陸、北進を始める。
    対処方針は駆除と決まり、自衛隊に害獣駆除を目的とした出動が要請される。巨大生物は北品川近くで変形、直立二足歩行を始める。
    自衛隊の攻撃ヘリコプターが攻撃位置に到着するが、付近に逃げ遅れた住民が発見され、攻撃は中止される。
    巨大生物は突然歩行を止め京浜運河から東京湾へと姿を消す。巨大生物は上陸から2時間強で死者・行方不明者100名以上の被害 を出した。
    巨大生物の再度襲来に備え、矢口を事務局長とした「巨大不明生物特設災害対策本部(巨災対)」が設置される。
    被害地域で微量の放射線量の増加が確認され、巨大生物の行動経路と一致したことから、巨大生物が放射線源と判明する。
    米国より大統領次席補佐官および大統領特使が極秘裏に来日し、巨大不明生物は海洋投棄された放射性廃棄物に適応進化した、
    「ゴジラ (Godzilla)」と呼称する未発表の生物であること、その研究していた牧悟郎という学者が行方不明であること、
    牧が残した謎の暗号化資料等が日本側へ提供された。巨災対は、ゴジラは体内の原子炉状の器官から活動エネルギーを得ており、
    そこから生じる熱は血液循環によって発散しているため、血液循環を阻害すればゴジラは生命維持のため自らスクラム停止・急激な冷却を行い、
    活動停止するはずであると結論づけ、血液凝固剤の経口投与によってゴジラを凍結させる「矢口プラン」(仮称)の具体検討を始める。
    11月7日、前回の倍近い大きさとなったゴジラが鎌倉市に再上陸、横浜市・川崎市を縦断して武蔵小杉に至る。
    自衛隊は武蔵小杉から多摩川河川敷を戦場とした 、ゴジラの都内進入阻止のための総力作戦「タバ作戦」を実行するが、
    傷一つ付けることができず、突破されてしまう。ゴジラは大田区・世田谷区・目黒区へと進行する。
    米国からの大使館防衛を理由に爆撃機をグアムから日本に向かわせたとの通知を受けて、政府は正式に米国に攻撃支援を要請する。
    港区にまで進行してきたゴジラに対し、米軍の爆撃機による攻撃を始め、ゴジラに初めて傷を負わせることに成功するが、
    ゴジラは口から火炎や光線を、背部からも複数の光線を放射しはじめ、爆撃機をすべて撃墜し、港・千代田・中央3区の市街地を破壊する。
    総理大臣官邸から立川広域防災基地へ避難するところであった総理大臣らが乗ったヘリコプターも光線によって撃墜され、
    総理を含め閣僚11名が死亡する。一方ゴジラは東京駅構内で活動を停止する。
    政府機能は立川に移転、総理大臣臨時代理も立てられ、 矢口はゴジラ対策の特命担当大臣に任命される。
    米軍の爆撃で得られたゴジラの組織片の分析より、今後ゴジラは無生殖で増殖しネズミ算式に群体化していくことや、
    小型化や有翼化、それにより大陸間を超えて拡散する可能性が示唆された。また2週間後には活動再開すると予測された。
    国連安保理はゴジラへの熱核攻撃を決議し、住民360万人の疎開が行われる。
    巨災対は核攻撃ではなく矢口プランによるゴジラ停止の完遂を切望するが、ゴジラには元素を変換する能力もあったことが判明し、
    血液凝固剤が無力化される懸念が生じてしまった。その直後、それまで謎だった牧の暗号化資料の解読の糸口が見つかり、
    解読・解析結果からゴジラの元素変換機能を阻害す る極限環境微生物の分子式が得られる。
    それを抑制剤として血液凝固剤と併せて投与することで解決の見通しが立った。
    国連軍の熱核攻撃開始も間近に迫る中、矢口プランは、「ヤシオリ作戦」という作戦名で、日米共同作戦として開始される。
    無人運転の列車を使った爆弾でゴジラを起こし、次にエネルギー消耗のみを狙った米軍の無人航空機群による攻撃が、
    ゴジラが光線を出せなくなるまで続く。光線が途切れたところを付近の高層ビルをゴジラに向け爆破・倒壊させてゴジラを転倒させる。
    建設機械部隊とコンクリートポンプ車隊が近づきポンプ車のアームより累計数百キロリットルの血液凝固剤をゴジラの口内に流し込む。
    これらの繰り返しにより、ようや くゴジラの凍結に成功する。ゴジラは東京駅脇に凍りついたまま立ちつくす。
    その尻尾の先端部には背びれを持つ人型の小柄な生物数体が、生じかけたまま静止していた

  • 121 名前: 名無しより愛をこめて 2023-11-12 20:20:05 

    ヒグラシ(Tanna japonensis)は、カメムシ目(半翅目)・セミ科に属するセミの一種。
    日本を含む東アジアに分布する中型のセミで、朝夕に甲高い声で鳴く。

    日本ではその鳴き声からカナカナ、カナカナ蝉などとも呼ばれる。
    漢字表記は蜩、茅蜩、秋蜩、日暮、晩蝉などがあり、秋の季語にもなっている。

    特徴
    成虫の体長はオス28-38mm、メス21-25mmほど。オスの腹部はメスよりも明らかに太くて長く、オスメスの区別がつけ易い。
    また、オスの腹腔内は大きな共鳴室が発達しているためほとんど空洞で、光が透けるほどである。
    体色はほとんど赤褐色だが、頭部の複眼附近、前胸の縁と背面中央は緑色をしている。
    ただし体色は個体群によって変異することがあり、山地のものはより黒っぽくなる傾向がある。

    なお、おもにヒグラシの成虫の寄生虫としてセミヤドリガ(Epipomponia nawai)というガの一種が知られ、
    成虫の腹部に1匹-数匹の蛆虫型のセミヤドリガの幼虫が外部寄生していることがある。
    またニクバエ科の一種・ヒグラシヤチニクバエ(ヒグラシヤドリバエ、Angiometopa cicadina)も
    稀にヒグラシに寄生するとされる。

    生態
    日本では北海道南部から奄美大島(原名亜種。亜種イシガキヒグラシは下記参照)と、ほぼ全国の範囲に生息する。
    日本以外では中国大陸に分布(朝鮮半島には分布しない。かつて記録されたことがあったが、現在は誤記録とされる)。
    広葉樹林やスギやヒノキの林に生息し、北海道から九州北部では平地から山地まで見られるが、
    九州南部以南ではやや標高の高い山地に生息する。

    俳句では秋の季語とされ、晩夏に鳴くセミのイメージがあるが、
    実際には(地域にもよるが)成虫は梅雨の最中の6月下旬頃から7月にかけて発生し、
    ニイニイゼミと同じく、他のセミより早く鳴き始める。
    以後は9月中旬頃までほぼ連日鳴き声を聞くことができる。

    鳴き声
    オスの鳴き声は甲高く、「キキキキキ…」「ケケケケケ…」「カナカナカナ…」などと聞こえる。
    標準的な聞きなしとしては「カナカナ」が使われる。
    日の出前・日の入り後の薄明時によく鳴くが、曇って薄暗くなった時、
    気温が下がった時、または林内の暗い区域などでは日中でも鳴く。
    夕方の日暮れ時に鳴く(稀に夜中の2時ぐらいにも鳴くことがある)ことから、
    「日を暮れさせるもの」としてヒグラシの和名がついた。
    また奄美大島産は鳴き声が本土産と多少異なるが、後述のイシガキヒグラシほどではない。

    朝夕に響く声は涼感や物悲しさを感じさせ、日本では古来より美しい声で鳴くセミとして文学などの題材にも使われてきた。
    テレビ番組などでも「夏の夕暮れ」を表す効果音としてこの鳴き声がよく用いられる。
    しかし間近で聞く声はかなり大きく、遠くで聴く「物悲しい印象」とは異なるともいう。

    分類
    界:動物界 Animalia
    門:節足動物門 Arthropoda
    綱:昆虫綱 Insecta
    目:カメムシ目(半翅目) Hemiptera
    亜目:ヨコバイ亜目(同翅亜目) Homoptera
    上科:セミ上科 Cicadoidea
    科:セミ科 Cicadidae
    亜科:セミ亜科 Cicadinae
    族:ホソヒグラシ族 Cicadini
    属:ヒグラシ属 Tanna
    種:ヒグラシ T. japonensis
    学名
    Tanna japonensis
    和名
    ヒグラシ
    英名
    Evening cicada

  • 122 名前: 名無しより愛をこめて 2023-11-12 20:20:23 

    ゴジラ・アース
    体高:50メートル(2030年)→300メートル以上(2万年後)
    体重:1万トン(2030年)→10万トン以上(2万年後)
    作品世界内に初めて現れたゴジラ。
    戦略生物学教授のキョウヘイ・ヤマネ博士らの命名で、大戸島に伝わる龍神「呉爾羅」から名付けられた。
    元は太平洋に生息しており、2030年5月29日、日本・小笠原諸島の大戸島に打ち上げられたカメーバIVの死骸からその存在が明るみになり、
    ヤマネ博士らが調査に派遣された。この時は発見に至らなかったがそのまま海中を東へ移動し、同年、アメリカ西エリアにて初めて姿が確認され、
    初出現時にはロサンゼルスとサンフランシスコを壊滅に追い込み海に消え、翌2031年にワシントン沖で米国海軍を奇襲した後にシアトルを蹂躙し、
    12月24日にはコロラドスプリングズにて米軍との総力戦に圧勝してインディアナポリスにて核攻撃に耐え、
    12月にかけてメキシコ湾へ姿を消すまでにアメリカにて推定870万人を死傷させる。
    2034年に西ヨーロッパに上陸すると、パリ防衛戦と称されるEUの総攻撃がも時間稼ぎにしかならず、ドイツを焼き尽くす。
    アルプスを越えてイタリアへ向かうかと思われていたが、2037年のザルツブルグ陽動作戦後、自らの意思で突如パリへ引き返し、
    海に消えるまでに推定600万人が死傷する。
    5年間の休眠を経て、2042年に復活した際には北極の氷を融解させながら地球に接近していた小惑星ゴラスを熱線で狙撃し完全に粉砕、
    海を南下して大西洋でオペレーション・ルネッサンス中の輸送船団ごと連合艦隊の主力を壊滅させると北米に上陸、
    地球連合首都兼武装都市となったニューヨークを一夜で滅ぼし、
    ビルサルドとエクシフの母船の核融合炉を暴走させたことによるクリーブランドを消滅させる「オペレーション・プロメテウス」にも耐え、
    さらに「プロジェクト・メカゴジラ」のための時間稼ぎとして行われた「オペレーション・ロングマーチ」にて、
    北アフリカと中央アジアに甚大な被害をもたらしている。これら計8回の出現を経て2044年には世界各地にて推定3億人以上の犠牲者を生む。
    2045年、人類が異星種族エクシフおよびビルサルドと共同で発足させた地球連合による「オペレーション・グレートウォール」の際、
    一度は2000発の熱核兵器でヒマラヤ山脈付近に形成された大断層帯に閉じ込められるが、
    熱量を溜め込んで山脈内部に膨大なマグマだまりを形成すると、その中を泳いで移動を開始、
    1年後の2046年1月に熱線で大断層帯を破壊して復活する。史上初の「怪獣由来の火山活動」により、
    後にG火口と呼ばれる地点で大噴火を引き起こし、火砕流で周辺に展開する地球連合の部隊を壊滅させ、
    そのままインド防衛線を突破してベンガル湾に消え、
    同年3月の遠州灘での地球連合海軍総戦力による富士山麓防衛戦では、艦隊も航空機も無視してメカゴジラの開発工場を狙撃、
    妨害する艦隊の大半を壊滅させると浜松に上陸して富士へ向かい「富士裾野決戦」で地上部隊も殲滅する。
    さらに翌日、東京湾を北上して芝浦埠頭から首都東京に上陸しわずか3時間足らずで首都圏を蹂躙、日本列島を壊滅させ消息不明となる。
    この時だけでユーラシア大陸にて2億人、日本にて1億人近い犠牲を生み出し、7億人まで減少した人類を地球から脱出せざるを得ない状況まで追い込んだ。
    以降2年は行方不明だったが、2048年3月にはアラトラム号出向を目前にリオデジャネイロを襲撃、
    3月11日にリオデジャネイロ郊外JSS3宇宙港を壊滅させ、13日には防衛軍の最終防衛線を突破されたことで本部施設を核自爆させることになる。
    それから3ヶ月間、未だ市民の残るサンパウロやサルヴァドールなどを攻撃して2億人以上を死傷させ、
    さらに南米を横断してエクアドルやペルーを焼き尽くし、7月31日には地球連合新本部ブエナベントゥラへ進行するも、モスラによって撃退。
    8月15日に再出現し、地球連合最後の作戦「オペレーション・クレードル」の陽動部隊と対峙する。
    アラトラム号が帰還した2万年後の地球では、G細胞由来の生物で構成された新しい生態系の頂点に君臨。
    2万年の間に成長をし続けた結果、巨大化しており、それに伴い超大音量の咆哮による共振現象で対象を粉砕する「超振動波攻撃」など、
    新たな能力も獲得している。劇中ではゴジラ・フィリウスを撃破したハルオ・サカキたち先遣隊の前に現れ、
    超振動波攻撃と尻尾を振りぬいて生み出した衝撃波によって部隊を壊滅状態に追い込む。

  • 123 名前: 名無しより愛をこめて 2023-11-12 20:20:35 

    メカゴジラ
    体高:50メートル 体長:100メートル 
    総重量:3万トン 
    人類が異星種族ビルサルドの協力を受けてひそかに開発した、自律思考金属体「ナノメタル」製の対ゴジラ決戦兵器
    正式名称は「対ゴジラ超重質量ナノメタル製決戦兵器:メカゴジラ」。略称は「メカゴジラ」あるいは「MG」。
    ビルサルドの科学技術の総力がつぎ込まれており、建造には3万トン以上の超重質量ナノメタルが使用されている。
    動力源はナノメタル粒子間連結組成による発電細胞用機関で、
    体内大量生成から高出力で発電した電力を常時大量蓄電し、行動用電力を随時放出する。
    制御はゴジラの電磁場による通信障害をA39ビルサルド方式電磁シールド技術で軽減、
    そのうえで散布ナノメタル粒子によるネットワークを形成し、内部AIから中央制御システムまでの半径50キロ圏内での常時接続を保証している。
    武装はナノメタルの自在変形機能を最大限活用したもので、
    ナノメタルの自在変形、自己修復・増殖機能により破損部位の多くは瞬時復旧が可能。
    西暦2042年、拡大するゴジラの暴威に鑑みて、恒星間移民船の建造を除く人類の全てのリソースが注ぎ込まれる形で決行された
    「プロジェクト・メカゴジラ」により、当時世界で最も優れた工業生産力を維持していた極東自治区(旧・日本)の富士山麓にて建造を開始。
    富士山麓宝永第一火口縁南方2キロメートル地点の地下200メートルに築かれた
    「地球連合軍・戦略技術研究所・ナノメタル研究センター併設メカゴジラ開発プラント」(通称:メカゴジラ建造工場)にて、
    専用の100GW級ビルサルディア型(ΩIII型磁場閉込方式)熱核融合炉4基からの大電力供給を受けて
    地下ナノメタル生成棟・MG組立棟・AI製造棟を稼働させ、計736名の人員によって進められた。
    ゴジラを地上に押し留める「オペレーション・ロングマーチ」およびゴジラを地中深くに閉じ込める
    「オペレーション・グレートウォール」の間に機体そのものは完成するが、2046年3月の「富士裾野決戦」で何らかの理由から起動に失敗し、
    遠州灘からゴジラに熱線で工場を狙撃され喪失する。
    しかし打ち捨てられたナノメタルは、メカゴジラ頭部の人工知能から発せられる指示に従い機能を停止することなく増殖を続け、
    2万年かけて工場周囲の直径14キロメートルに「メカゴジラシティ」を形成するに至った。
    その存在は「人類最後の希望」として一般にも公表されており、
    映画監督エガートン・オーバリーの手で5作品の政府広報映画が制作、公開されている。

    武装 
    収束中性子砲
    頭部ナノプレートを変形させた特殊砲身と発生装置で構成される荷電粒子砲。中性子透過力を利用し、
    対象の外殻を貫通、体内組織を融解させる。想定で5キロメートル以上離れた地点からゴジラへの攻撃と反撃を防止し、迅速な接近運動を補助する。

    ブレードランチャー
    背部ブレードを電磁カタパルトで射出し、誘導操縦飛行させて対象を切り裂く質量弾体攻撃。3キロメートル地点での弾幕による撹乱が目的。

    ハイパーランス 
    前方両腕部を高速伸長し、急速粒子圧縮で硬質化させることで生成するランス状対象打突・貫通攻撃。最大伸長は500メートル。
    対象貫通後は、ナノメタル粒子充填・侵食を行う。
    ナノメタル最大硬質化時のモース硬度及びビッカーズ硬度については共にダイヤモンドの約10倍に到達。
    想定では1キロメートル地点で跳躍後にゴジラ上空で起動し、全体重を加重させたハイパーランスチャージ攻撃で体表組織を貫通後、
    先端部から体内深層部へのナノメタル侵食により組織構造を瞬時分析、ゴジラの機能停止を実施する。

    テイルブロー 
    尾部全体を鞭状運動させた切断攻撃。上体捻り運動による尾部先端速度の超音速化、
    プラズマブースターによる運動方向への追加加速、尾部形状の刃形状変形、ヒレ状ブレードの高速往復運動等の複合効果で、
    切断、衝撃波粉砕を行う。

    ナノメタル粒子散布型熱エネルギー緩衝層 
    半径300メートルの周囲空間にナノメタル粒子を散布し、エネルギー兵器の拡散防御を行う。
    シミュレーション上では到達エネルギーの9割を拡散する。実体質量弾に対する防御も可能。
    メカゴジラシティでも熱線の対策で展開された。

    積層耐熱装甲板 
    メカゴジラ外殻部位各部の瞬時変形による防御手段。
    想定では5キロメートル地点への接近直後に胸部装甲を変形させ、熱エネルギー緩衝層との併用で熱線を防御する。
    メカゴジラシティでもプラント表面に形成されるはずだったが、ゴジラの侵攻を受けて武装の配置を優先するために途中で建造が中止された。

  • 124 名前: 名無しより愛をこめて 2023-11-12 20:20:45 

    太陽系離脱に傾倒する中央委員会をよそに、ハルオたちは前回の対ゴジラ戦術にシティを組み込んだ新戦術を立案し、
    パワードスーツを改良した新兵器「ヴァルチャー」の設計や、ゴジラ・アースへの止めとして用いる
    「EMPプローブハープーン」の開発など準備を進めるが、地下で自己増殖を続けるナノメタルを見たハルオは
    ナノメタルへの強い不安を抱き始め、さらにナノメタルに不信感を持つ地球人の兵士たちがナノメタルを使ってシティと同化していく
    ビルサルドの姿を目撃して騒ぎ出すという事件が起きる。ビルサルドと地球人の間に齟齬が生じる中、
    熱光学遮断フィールドが解除されたことでシティを発見したゴジラ・アースが進攻を開始する。
    ヴァルチャーの本格的な量産もまだという不完全な状態で作戦開始を迫られたハルオは、
    ユウコとかつての教官リルエル・ベルベとともに先行開発されていたヴァルチャーに乗り込み、ゴジラ・アースの誘導を行う。
    その間に準備を整えたガルグたちは、ゴジラ・アースの足元をナノメタルで固定してEMPプローブハープーンを撃ち込むが、
    ゴジラ・アースは高熱波を発生することでプローブを溶解させたうえ、シティを全身からの超高熱波で包み込む。
    シティが崩壊の危機に直面する中、ガルグらビルサルドはナノメタルを纏ってシティと同化したうえ、
    ヴァルチャーを特攻兵器とするためにハルオやユウコにも強制的にナノメタル強化を施そうと目論む。
    それを拒絶したマーティンら地球人がシティから脱走し、辛くもフツアの鱗粉によって浸食を免れたハルオは、
    メトフィエスによる説得とガルグによる主張の間で苦悩するが、苦しむユウコを救うためにガルグたちのいる管制ルームを破壊する。
    その直後、ハープーンを完全に無力化したゴジラ・アースの熱線によってシティは完全に破壊され、
    ハルオはヴァルチャーからユウコを救出するが間に合わず、変わり果てた彼女を抱きしめながら慟哭どうこくする。

    星を喰う者
    メカゴジラシティの陥落後、ユウコは脳死状態と判定され、ハルオは自らの選択の結果に打ちひしがれる。
    一方、メトフィエスはハルオがナノメタルの侵食を受けなかったのは神の加護によるものだと説き、
    ハルオを神に選ばれた英雄と祭り上げることで、メカゴジラシティの敗北で絶望した生存者たちの大半を信者に引き込むことに成功する。
    ハルオは、自らを含む幾人かが侵食を免れたのはフツアの治療によるものであると訴えるが、メトフィエスはそれを承知の上で信者を増やし、
    自分たちが崇める神を呼び出す準備をしていることを告白する。
    ハルオのメトフィエスへの不信感が募る中、アラトラム号ではメカゴジラシティの一件によって種族間の対立が深刻化する。
    ビルサルドは実力行使でアラトラム号の動力室を占拠し、同胞を殺めゴジラ撃滅の好機を逃したハルオの極刑を要求する。
    その情報を受け取ったハルオは、マーティンの提案で対立が鎮静化する時間を稼ぐために敢えてフツアの隠れ家に身を隠し、
    その中でミアナ及びマイナと交流して、生き残って命を繋げば勝ち、死んで消えれば負けというフツアの価値観を知る。
    そしてハルオはかつてゴジラ・アースに敗れた自分を助けて治療した真の恩人であり、
    想いを寄せるが故にハルオが死ぬことを恐れるマイナと結ばれる。
    しかし同じころ、メトフィエスは自身を怪しむミアナを捕らえた上で信者たちとともに神を呼び出す準備を着々と進め、
    遂にエクシフが神と崇める高次元怪獣「ギドラ」を降臨させる。ギドラは信者となった生存者たちを生け贄として喰い尽くし、
    この宇宙の法則に囚われないが故に機械に観測されない超常的存在としてアラトラム号の近辺に出現する。
    アラトラム号は時空間を歪めるギドラの前に何が起きているか理解できないまま撃沈され、そのままギドラは地上に出現し、
    迎撃に現れたゴジラ・アースをも圧倒する。ギドラの力を目の当たりにしたハルオは、
    エクシフの真の目的を知るためにメトフィエスと対峙する。

  • 125 名前: 名無しより愛をこめて 2023-11-12 20:20:55 

    20世紀末、人類は環境変化が原因で地球上に出現した巨大生物「ゴジラ」の脅威に晒されるようになった。
    半世紀に渡り敗走を重ねた人類は種全体の存続を図り、一部の人間を他星に移住させる計画を立案する。
    2048年3月14日、恒星間移民船の1つ「アラトラム号」はコンピュータによって選抜された一部の人間と、
    同盟を結んでいた異星人種「エクシフ」と「ビルサルド」を乗せ、11.9光年彼方の惑星くじら座タウ星eを目指して旅立った。

    怪獣惑星
    出発から約22年後。
    過酷な宇宙生活の末に人類はタウ星eに到着するが、そこは人類の生存に適さない環境であり、移住計画は事実上失敗に終わる。
    老人ばかりの志願者たちで入植を強行しようとする中央委員会に対し、
    ハルオ・サカキはタウe星からの即刻退去と移民プランの完全棄却を要求して揚陸艇に篭城するも拘束され、
    タウ星eへの着陸を試みた揚陸艇は降下中の事故で全員死亡する。
    今後の移民が困難となり、さらにハルオがエクシフの軍属神官メトフィエスの協力で立案した「対ゴジラ戦術」がリークされたことで、
    船員たちの間では地球帰還を望む声が高まり、中央委員会は地球への帰還を決断する。
    アラトラム号は長距離亜空間航行を用いて往路よりもはるかに短い時間で地球へと到着する。
    しかし、亜空間航行の影響で地球では約2万年[注釈 2]もの歳月が経過していたうえ、調査の結果、未だにゴジラが生存していることが判明する。
    中央委員会は帰還を諦めようとするが、メトフィエスの後押しでハルオの戦術案が採用され、
    ゴジラ殲滅のため600名からなる地球降下部隊を派遣することが決定する。
    保釈されたハルオは、幼なじみのユウコ・タニやエリオット・リーランドと共に地球に降下し、
    ゴジラ捜索のための準備と変わり果てた地球環境の調査を進める。
    しかしその最中、ゴジラに捜索に当たる予定だったリーランドの部隊が怪獣セルヴァムの襲撃に遭い、被害を受ける。
    さらなる犠牲を避けるため、メトフィエスの案でリーランドたちは仲間の部隊との合流を経て撤退を試みるが、
    部隊は事前の作戦ルートを行軍中にゴジラと遭遇する。ハルオはゴジラの防御力の要である非対称性透過シールドの電磁パルスパターンを解析するため
    単身ゴジラに挑み、それを支援しようと単身ゴジラに攻撃を仕掛けたリーランドの死と引き換えにデータの入手に成功する。
    ゴジラから逃れ、ビルサルドの技術士官ムルエル・ガルグと合流したハルオは指揮権を掌握したメトフィエスから指揮権を委譲され、
    作戦の続行を決定する。ハルオたちは多くの犠牲を払いながらも作戦を進め、ついにゴジラのシールドを一時的に無力化し、撃破に成功する。
    念願のゴジラ討伐を果たした一同は歓喜するが、環境生物学者マーティン・ラッザリは、
    今回討伐したゴジラが経過年月と比較して何の変化もないことから、2万年前の個体とは別である可能性を指摘する。
    そして、マーティンの推測を裏付けるかのようにハルオたちの前に2万年もの間300メートルの大きさまで進化を続けた
    「ゴジラ・アース」が出現し、部隊はまたたく間に壊滅に追い込まれる。

    決戦機動増殖都市
    ゴジラ・アースの攻撃で気を失っていたハルオが意識を取り戻すとそこは木造の住居で、しかも自分の身体もすでに治療されていたことに驚く。
    はぐれた仲間を探そうとした家を出た所を家主らしき人型種族の少女に遭遇、ハルオは慌てて逃げ出した彼女を追いかけてどうにか接触し、
    自らの命の恩人となった少女のミアナと交流を結ぶ。
    一方、ユウコ、アダム、ベルベを含む残存部隊の一つがミアナの同族と思しき少女に襲われていたが、
    そこにハルオとミアナが駆けつけたことで助かり、改めてミアナたち民族の集落に客人として招き入れられると
    先に保護されていたマーティンやガルグとも再会する。ハルオたちは、ミアナとその姉のマイナから彼らのいう神の卵の意思を介し、
    彼女らの種族の名が「フツア」であること、そのフツアの神もすでにゴジラに殺され、もはやゴジラに敵う術はないという話を聞かされる。
    マーティンは、フツアが2万年前の人類の末裔で、現在の環境に適応するために昆虫の特徴を取り込んだ新人類だと推測する。
    その後、生存者たちからも退却案が飛び出す中、とにかく軌道上の母船と連絡を取ろうと揚陸艇のコクピットブロックを探す途中で
    メトフィエスとも合流できたハルオたちは母船に迎えを要請するが、ガルグはマイナがセルヴァム撃退に使った狩猟道具に
    かつて対ゴジラ用最終決戦兵器として建造された「メカゴジラ」の構成素材「ナノメタル」が用いられていることに気づき、
    その生産プラントが残されている可能性を見い出す。

  • 126 名前: 名無しより愛をこめて 2023-11-12 20:21:03 

    1999年、フィリピンでの炭鉱崩落事故を調査中の芹沢猪四郎博士らは、炭鉱の深部で巨大な恐竜のような生物の化石を発見する。
    化石には別種の生物の繭が寄生しており、付近には巨大な何かがはい出たような痕跡が残っている。
    一方、日本の雀路羅(じゃんじら)市にある原子力発電所に勤務する核物理学者のジョー・ブロディは、
    原子炉直下で発生する不可解な地震について調査を要請する。
    ジョーの妻で技師のサンドラが原子炉の安全確認に向かうが、突如起こった巨大な揺れによって原子炉が暴走し、
    原発は倒壊した。

    15年後、ブロディ夫妻の息子でアメリカ海軍爆弾処理班のフォードは、
    父のジョーが日本で警察に逮捕されたという知らせを受ける。ジョーは妻の命を奪った原発事故の真相を探るべく、
    立入禁止区域となった原発跡地に侵入し逮捕されていた。
    原発跡で15年前と同じ事態が起きつつある兆候を察知したジョーは、
    フォードと共に禁止区域へ再侵入し実家に残されたデータを回収するも、付近をパトロールしていた武装集団に捕まり、
    原発跡地内の研究施設へ連行される。

    施設内にはかつての地震の原因となった巨大な繭があり、「モナーク」と称する秘密機関が調査を行っていたが、
    すでに繭は羽化を開始していた。羽化した生物は研究施設を破壊して東へ飛び去り、
    施設の倒壊に巻き込まれたジョーは命を落とす。芹沢らはジョーの遺した情報を持つフォードとともに
    原子力空母「サラトガ」にて「ムートー」と名付けられた巨大生物を追う。
    モナークの目的は、ペルム紀末の大量絶滅を生き延びた太古の巨大生物「ゴジラ」を研究し、
    その存在を社会から隠蔽する事だった。芹沢はムートー排除のためゴジラも再び現れると推測する。

    ムートーは洋上でロシア海軍アクラ型原子力潜水艦を襲い、その核燃料を捕食するためオアフ島に上陸する。
    怪獣はホノルル市街に侵攻し米軍と交戦するが、間もなくしてそこにムートーを追って来たゴジラが60年ぶりに地上に姿を現す。
    両者は空港で対峙するがムートーは飛行して逃亡、それを追うゴジラも海へ消えた。

    一方、アメリカのユッカマウンテン放射性廃棄物処分場に保管されていたフィリピンの繭から新たなムートーが羽化し、
    ラスベガスを破壊しさらに西へと進行する。

    サンフランシスコ湾で3体の怪獣が衝突すると推測する軍指揮官のステンツ提督は、
    芹沢の反対を押し切って戦略核兵器の使用許可を得る。
    弾頭には電磁パルスの影響を受けないアナログ式の時限装置を使用し、3匹の怪獣を太平洋上へ誘引し、
    殲滅する作戦が実行されることになった。米軍は2基の核弾頭を列車でサンフランシスコへ輸送しようと試みるが、
    雌のムートーの襲撃を受けて弾頭1基を飲み込まれてしまう。
    もう1基の弾頭はサンフランシスコ湾内への輸送には成功するものの、海上で雄のムートーに奪われ、
    雌がサンフランシスコ市街地に築いた巣へ運ばれる。弾頭の起爆装置は既にカウントダウンを開始しており、
    数時間後には逃げ遅れた市民が核爆発に巻き込まれてしまう。
    フォードは弾頭起爆阻止を目的とした軍の部隊に参加し、HALO降下によってサンフランシスコ市内へ突入する。

    湾内に浮上したゴジラはゴールデンゲートブリッジを破壊し市街地へ侵攻。
    ゴジラはフォードの妻のエルが勤める病院の近くで2体のムートーと交戦する。
    その傍らでフォードたちは弾頭を発見するが、その破損状態は激しく時限装置を停止させることが出来ない。
    部隊は船で弾頭を洋上へと持ち去り、少しでも市街地から引き離す作戦に移行する。
    一方フォードはムートーが既に巣に無数の卵を産み付けていることに気付き、
    横転しているタンクローリーのガソリンを利用し巣全体を爆破する。

    ゴジラは二体のムートーの連携攻撃に苦戦を強いられていたが、
    巣が爆破されたことに気を取られた雌のムートーが戦闘を放棄したことで形勢が逆転、
    熱線を放ち雌のムートーを一時的に戦闘不能にし、さらに襲ってきた雄のムートーを強烈な尻尾の一撃で倒す。
    一方で核弾頭を奪われたことに気付いた雌のムートーが復活し部隊を壊滅させ、更にフォードに迫るが、
    追って来たゴジラに熱線を放たれ絶命する。エネルギーを消耗したゴジラはその場に崩れ落ちた。
    核弾頭はフォードによって小型船で洋上へ運ばれ、遥か遠くの沖合いで大爆発した。

    翌朝、フォードは避難所のコロシアムに訪れ、そこで家族との再会を果たす。
    一方で、瓦礫の中で死んだと思われていたゴジラが覚醒し、海へ戻り始めた。
    万感の思いで見つめる芹沢らを背に、ゴジラは咆哮を上げ海中へと姿を消していったのであった。

  • 127 名前: 名無しより愛をこめて 2023-11-12 20:22:21 

    ラドン (Rodan) は、映画『空の大怪獣ラドン』をはじめとする東宝製作の怪獣映画に登場する架空の怪獣である。          
    ゴジラ、モスラと共に東宝三大怪獣と称される。

    特徴
    翼竜プテラノドンが突然変異した怪獣。
    特撮美術監督の渡辺明がプテラノドンをモチーフにデザインしており、名の由来にもなっているが、プテラノドンに比べて様々な差違があり、プテラノドンの頭部にある一本の後頭部に伸びる角状の突起が、2つに分かれて生えており(『ゴジラvsメカゴジラ』では3本)、嘴は鳥類のそれに近い形状で、鳥類には無い歯が生えている(元となったプテラノドンにもない)が、
    プテラノドン等の翼竜と比べればとても小さくて短い。
    腹部にはニードルのようなゴツゴツとした鱗がある。尾はプテラノドンの細い皮膜が付いたものではなく、楕円状にゆるく拡がっている。着地しての直立二足歩行が可能で、翼を広げたままで陸上走行を行うことも多い。
    巨大な上に超音速で飛ぶため、ソニックブームを巻き起こし、飛ぶだけで市街を破壊してしまう。

    シリーズによって攻撃能力が異なり、『三大怪獣 地球最大の決戦』では嘴で敵をつついたり、
    足の爪で引っ掻く攻撃が主で、ゴジラと互角に戦う力を持っている。また、『ゴジラvsメカゴジラ』に再登場したラドンはゴジラの熱線を受けてファイヤーラドンとなり、放射熱線と同程度の威力のウラニウム熱線を吐く能力を身につけた。
    ラドンの声にはコントラバスの音と人間の声を素材として加工したものが使われており、
    本作の後も『ウルトラマン』のアントラーやvsシリーズに登場したキングギドラ、バトラの声などに流用された。

    『ゴジラ・ミニラ・ガバラ オール怪獣大進撃』では怪獣島の怪獣の1体として、
    『地球攻撃命令 ゴジラ対ガイガン』では『キングギドラの大逆襲』タイトル時期の企画に味方側の怪獣として、
    『モスラ3 キングギドラ来襲』ではモスラ(新)の敵怪獣として登場する予定があったが、いずれも途中で変更になっている。

    ラドンが登場する映画リスト
    空の大怪獣ラドン(1956年)
    三大怪獣 地球最大の決戦(1964年)
    怪獣大戦争(1965年)
    怪獣総進撃(1968年)
    ゴジラvsメカゴジラ(1993年)
    ゴジラ FINAL WARS(2004年)
    ゴジラ キング・オブ・モンスターズ (2019年)

    『空の大怪獣ラドン』のラドン
    身長:50メートル
    翼長:120メートル
    体重:1万5千トン

    核実験の放射能や火山ガスによる高温化の影響で現代に復活した。
    劇中でプテラノドンとの関連性を示すような発言があるが、直接は明言されていない。
    ただし、シナリオ上の設定でプテラノドンは
    「中生紀に生息した飛竜の一種で空飛ぶ始祖鳥としては最大のもの」とされている。

    阿蘇の炭坑の奥で卵から雛が誕生し、古代トンボの幼虫メガヌロンを捕食していた。
    成長した1頭が阿蘇山から出現し、航空自衛隊のF-86戦闘機と大規模な空中戦を展開して追撃を振り切った後、
    佐世保や福岡に降り立って大暴れする。このとき口から煙のようなものを吐いており、
    パチンコ屋に突っ込んだタンクローリーを爆発炎上させている。

    陸空両自衛隊からの猛攻によって危機に陥ったところにもう1頭が出現するが、
    最後は帰巣本能で阿蘇山に帰ってきたところに自衛隊のミサイル攻撃を受け、
    その影響で阿蘇山が噴火して2頭のラドンは脱出するもマグマの噴出に巻き込まれ、真っ赤な溶岩の中に消える。

    スーツアクターは中島春雄。
    作中ではラストシーンになるまでラドンが2頭いるという明確な描写がない。
    一応の伏線は張られているが、世界各地で未確認飛行物体による被害が同時に出ているという電話を
    航空自衛隊の基地司令室で新聞記者が本社から受け取るという非常に分かりづらい演出のため、
    海外公開版では2頭いることを説明するシーンが追加されている。
    監督の本多猪四郎も、特技監督の円谷英二も「この2頭のラドンはつがいである」と述べている。[要出典]
    本作のラドンは背中に緑と黄色のラインが入っている。頭部造形は利光貞三、胴体は八木勘寿、八木康栄による。
    デザインは数回にわたって検討され、
    「始祖鳥タイプ」、「鳥の羽をつけたもの」「翼竜タイプ」の検討用粘土モデルが作られている。
    子供のラドンは、手踊り式のギニョール・モデルで表現されている。
    初期のデザインスケッチには始祖鳥をモチーフとしたものも存在していたが、後には翼竜をモチーフとしたものに変更された。

    ゴジラやモスラと並ぶ知名度を持つものの、タイトルに名前が冠された作品は2016年現在、デビュー作の『空の大怪獣ラドン』のみである。

  • 128 名前: 名無しより愛をこめて 2023-11-12 20:22:35 

    『シン・ゴジラ』では神のような神秘的な存在としていたが、本作品のゴジラは怪獣ではなく、
    生物のような方向に寄せていったといい、上に手の平を向けていた『シン・ゴジラ』に対して本作品では生物であることから下に向けている。
    進化するという設定は、『シン・ゴジラ』の設定が取り入れられており、各形態には山森の提案で過去の東宝怪獣の意匠が入れられている。

    ゴジラアクアティリス
    第3話で登場した第0形態。
    深度900メートルのところを50ノットで泳いでいる姿が潜水艦によって確認されている。
    第6話にて東京湾内に侵入しようとしたマンダの群れを追ってその全体像を表した。そのままマンダの群れを仕留めつつ、東京湾に上陸する。
    モササウルスのような姿から水棲生物であると思われる。四肢は進化途中のようなヒレのようになっており、長い尾の先端は水かきがある指のような尾ビレになっている。
    顔つきはワニに似ており、触覚のような細いツノが頭部にある。表皮は赤く、海を通過するとその海は紅塵に包まれて赤く染まる。
    アクアティリスとはラテン語で水生を意味する。
    ヒレのような足は海から来るため、水中で自然と活動できるような形となった。
    初期設定では、クラゲのような生態の生物や、シラスのようなものから魚のような形に進化する案もあった。

    ゴジラアンフィビア
    第7話で東京に上陸を果たしたゴジラ アクアティリスが変態した第1形態。
    イグアナのような顔つきの陸棲生物のような姿となり、四肢は爬虫類に似た形の脚となり、四足歩行を行う。
    政府によって南房総地方の伝承に基づいてゴジラの名称が与えられる。
    第8話で代々木公園での自衛隊からの砲撃を受けてマイナス20度の可燃性のガス状物質を口から放出し、その砲撃の爆発が冷気に引火した途端、
    次第に高温のガスとなって爆炎を誘引して一帯を巻き込む熱膨張を起こして直径500メートル範囲を焼き尽くし、自身をも焼き尽くして自らの総質量を超える紅塵を放出して包まれることで、
    硬質の組織と溶けてドロドロの状態が下にある炭化層の外殻に覆われた蛹のような状態になり、活動停止した。
    体皮は茶褐色、頭部は濃褐色となりツノの形状も変化している。
    アンフィビアとはラテン語で両生類を意味する。
    頭部にはバランの意匠が取り入れられている。

    ゴジラテレストリス
    第9話で活動停止して蛹状態となっていたゴジラアンフィビアが、固まった外殻が剥がれ落ちてさらに変態した第2形態。
    前脚は小さくなって後脚だけで立ち上がり、完全二足歩行形態となっている。
    自衛隊の砲弾投下を予期して着弾前に体組織を触手のように変化させて包んで着弾と同時に破裂させて本体への衝撃を和らげるといった防御能力を持ち、
    背びれを青白く発光させながら口元に光のリングを形成して吐く能力も見られる。
    角や尾ビレがなくなり、首から上半身は細くなり、頭部は小さくなっている。表皮は青い鱗状だが、眉間から背鰭に沿って赤いラインが残る。
    テレストリスとはラテン語で陸生を意味する。
    最終形態の前の息子のようなポジションであることから、ミニラのオマージュとして光輪を口から吐くものとなった。

    ゴジラウルティマ
    3度の形態変化を経て究極の姿となったゴジラの第3形態で、本作品におけるゴジラの正式名称。
    千葉県逃尾市(にがしおし)にて古くから伝わる伝承が描かれた浮世絵には、古史羅(こしら)と記述されている。
    また、同市に戦前から存在する旧嗣野地区管理局(電波観測所)“ミサキオク”の地下にはゴジラウルティマの全身骨格が存在していた。
    第10話でゴジラテレストリスが自衛隊と交戦して集中砲火を浴びる中で変態し、この形態となる。
    形態変化後、自衛隊の攻撃を鎧のような強硬な外皮で寄せ付けぬまま背鰭と口内を青白く光らせ、
    口元に7つの大小さまざまな光輪を放射して複数重ねた重力レンズで空間を捻じ曲げて1か所に収縮させると、
    そのまま光輪をくぐるように熱線を原子ビームのように圧縮して発射する能力を見せつけ、東京を一瞬で火の海に変えた。
    体色は歴代ゴジラと同じく黒あるいは濃灰色。後脚は極太になっており、背ビレも大きく発達している。
    この形態になった直後まではビル数階建てぐらいの大きさだったが、紅塵を吸収し続けたことで最終的に100メートルを超える巨体となった。
    さらに成長を続けて自身が特異点となり、地球人類は破局を迎えつつあったが、謎の巨大化を果たしたジェットジャガーとの交戦の末、
    完成型オーソゴナル・ダイアゴナライザーによってジェットジャガー諸共巨大な青い結晶となり、消滅した。
    なお、最終話では人間サイズの怪獣が背ビレ辺りに潜んでいた。
    ウルティマとはラテン語で終わりを意味する。

  • 129 名前: 名無しより愛をこめて 2023-11-12 20:22:47 

    映画『モスラ』(1961年)のモスラ
    幼虫
    体長:180メートル(最大時)
    体重:2万トン(最大時)
    成虫
    体長:135メートル
    翼長:250メートル
    体重:1万5千トン
    インファント島の守護神。小美人が興行師ネルソンに連れ去られたため、本能で小美人を追って東京にやってきた。
    幼虫の形態で180メートルにまで巨大に成長して都内を破壊し、東京タワーに繭を張って成虫になると、
    今度はネルソンの逃亡先であるロリシカ国のニューカークシティを破壊するが、福田善一郎たちが空港にモスラの紋章を描き、
    着地したところに返された小美人を連れてインファント島へ帰る。

    この作品の幼虫のみ、夜間の海上で光り輝いている。
    ただし、苦労して撮影した割に分かりづらかったためか、以後のシリーズで発光する描写は見られず、設定にも表記されたことはない。
    原作「発光妖精とモスラ」では繭を作る建造物は東京タワーではなく国会議事堂であるが、60年安保をモチーフにした部分があり、
    政治性が強いという理由から変更された。
    1960年11月24日の読売新聞には、漫画家の阿部和助が書いた鳥のような頭とボディの成虫のイラストが掲載された。
    羽の長さ100メートル、胴の長さ70 - 80メートルと書かれている。

    造形
    幼虫・成虫とも利光貞三、村瀬継蔵、八木勘寿、八木康栄による造形。
    幼虫は3尺ほどの操演ミニチュアが、機関車のミニチュアの仕掛けを流用内蔵した自走式のものと、
    プール撮影や東京タワーのシーンなどで使われた操演用のものと用意された。
    渋谷から東京タワーに迫るシーンの幼虫は、高さが6尺、長さ33尺(約10メートル)、
    重さ約120キログラムほどもある製作費200万円の大型のぬいぐるみで撮影された。
    演技者は中島春雄、手塚勝巳ら総勢8人が入って動かしている。手塚は『空の大怪獣ラドン』でもメガヌロンの先頭に入っていた経験から
    先頭操作に抜擢された。村瀬継蔵は、このモスラの顔の周りにフジツボをつけ、籐のヒゲを生やして生物感を表現している。
    また、ラテックスの表皮に艶を出そうとソフトビニール素材「ビニール・ゾル」をコーティングしたところ、特技監督の円谷に大変喜ばれた。
    村瀬は監督の喜ぶ顔が見たくて、撮影ではがれるたびに毎回手間をかけてコーティングをし直したという。

    平成VSシリーズ
    『ゴジラvsモスラ』
    幼虫
    体長:120メートル
    体重:1万5千トン
    成虫
    翼長:175メートル
    体重:2万トン
    飛行速度:マッハ2
    地球の先住民族コスモスの守護神。幼虫の眼は再び青くなっている。
    この作品以降から幼虫の尾の三つに分かれた突起の真ん中が長く伸びている。

    同族だが傾向が異なるバトラとは戦う運命にあり、不本意ながらこれと戦う。
    インファント島の地中から卵が出現し、島の開発を行っていた丸友観光によって日本に運ばれる途中に孵化。
    孵化の直前に出現したゴジラと戦うが、バトラの乱入に遭ってインファント島に帰還する。
    その後、丸友観光に連れ去られたコスモスを追って東京に上陸し、国会議事堂で繭を作り成虫となる(その際の糸の噴射スピードは昭和版のそれよりも早い設定となっている)。

    同時期に成虫となったバトラと横浜上空で激しい戦いを繰り広げるが撃墜される。
    その後、上陸してきたゴジラに対して、バトラには決して使うことがなかった超音波ビームで攻撃し、バトラと助けあって和解、
    共闘の末にゴジラを戦闘不能状態にして海へと連れ去る
    (ゴジラの尻尾をつかんだときに足から電流のようなものを流していたが、威力や名称は不明)。
    が、突如復活したゴジラにバトラが倒され、その海上でゴジラを封印、バトラの使命を受け継ぎ、
    地球に追突する隕石の軌道を変えるため宇宙へ旅立つ。その際、体に付着したゴジラ細胞により、
    後のスペースゴジラ誕生の一因も造ることになる。
    超音波ビームと鱗粉(電磁鱗粉、イオンクラフトの原理で揚力を得ている)を武器とする。
    鱗粉が撒かれている間はその中に雷が発生するほか、あらゆる光線や熱線を乱反射してしまう。
    これによってゴジラは放射熱線を封じ込められたばかりか威力を逆利用され、さらにバトラのプリズム光線の連携攻撃にも遭い、
    敗退することとなる。コスモスは「モスラ最後の武器」と呼ぶ。
    これまでのシリーズと直接のつながりは無いが、関連書籍などでは4代目モスラと表記する書籍もある。

  • 130 名前: 名無しより愛をこめて 2023-11-12 20:22:57 

    ハルオ・サカキ
    声 - 宮野真守、洲崎綾(幼少期)
    主人公。日本人。24歳。身長173センチメートル。階級は大尉。
    地球を脱出する直前に、両親がゴジラの襲撃に巻き込まれる様子を目撃した過去から、ゴジラに対して人一倍強い復讐心を抱いている。
    同時に、人類が真の意味で再起するためには人としてゴジラを倒すしかないと考えているが、
    人を捨てなければゴジラを倒せないと考えるガルグからはその矛盾を非難されている。
    宇宙船内ではダイチを父親代わりに育ち、ユウコのことは生まれた時から妹のように面倒を見てきた。
    高いカリスマを持ち、エクシフからはその献身性を、ビルサルドからは優れた自己決断力を評価されている。
    タウe上陸に反発し揚陸艇を占拠したことで第一級反逆罪を問われ、
    船内の独房で拘留される中でメトフィエスから与えられたアラトラム号の機密データを元に対ゴジラ戦術を執筆。
    さらにメトフィエスの計らいで罪状を保留される形で保釈され、地球降下に参加する。
    リーランドの戦死後はメトフィエスから指揮権を委譲される形で対ゴジラ戦術を実行に移し、
    自らもパワードスーツ機械化特務分隊を率いてゴジラ・フィリウスの背びれへプローブを打ち込みを行う。
    直後に出現したオリジナル個体のゴジラ・アースの襲撃により負傷するが、フツアのシェルターで目覚め、
    治療されていることに驚きながらもそこで遭遇したミアナと交友を結ぶ。
    600名いた隊員を50名にまで減らしてしまったことに苦悩を抱きながらも、ガルグからナノメタルプラントの現存を聞かされ地球残留を決める。
    しかし、メカゴジラシティでの滞在の中で無限増殖を続けるナノメタルとそれを生体にも利用するビルサルドへの不信を抱き、
    加えてゴジラに倒す上での人の在り方を巡ってガルグと対立してしまう。
    シティへのゴジラ接近が報告されると自らもヴァルチャー3番機に乗ってユウコやベルベと共にゴジラ誘導作戦に参加するが、
    自身の戦術案が通用しないゴジラに対してナノメタルを介したパイロット強化で攻撃を続行しようとしたガルグによって
    ユウコが生命の危機に晒されたことに激しく動揺。逡巡と葛藤の末にメトフィエスの言葉に従ってシティの中枢部を攻撃し
    ナノメタルの機能を止めるも、既にユウコは脳死状態となっており、結果的にガルグとベルベを自らの手で死なせてしまう。

    自らの迷いが招いた結果に絶望し、ゴジラにもう勝てないと心が折れてしまうが、
    自身がナノメタルに侵食されなかった事を奇跡とすることで地球人をカルトに引き込むメトフィエスに次第に不信感を抱き始める。
    更にビルサルドが自分の処刑を求めてアラトラム号で反乱を起こす事態となり、和解する時間を稼ぐために身を隠すことになるが、
    その中で生き残って命を繋げば勝ち、死んで消えれば負けというフツアの価値観を知り、マイナと結ばれる。
    ほどなくしてギドラが降臨し、それによる異常現象を目の当たりにしたハルオはメトフィエスが何かを企んでいることを確信し、
    その真の目的を知るためにメトフィエスと対峙するが、ガルビトリウムを右目に埋め込んだメトフィエスによって
    精神世界へと取り込まれてしまう。過去の凄惨な記憶を辿り、滅びの救済を説くメトフィエスに一度はなびきかけるが、
    両親がつけた自身の名の意味を思い出してメトフィエスを退け、
    ガルビトリウムを砕くことでゴジラがギドラに勝利する決定打を作った。
    ギドラとの戦いを終えてからはフツア族との共生を選び、妻になったマイナとの間に子どもを授かるが、
    ヴァルチャーの再起動の際にメトフィエスの声が届き、文明が再興し、ゴジラを怪獣たらしめる憎しみを持つ自分がいると、
    再びギドラがこの宇宙に現れてしまうことを悟る。そのためハルオは活動状態のナノメタルを宿すユウコを連れて、
    再起動したヴァルチャーに乗ってゴジラに特攻し、自身の命と引き換えにこの世界とギドラの繋がり、
    ナノメタルの脅威、そしてゴジラへの憎しみを絶った。
    小説により、母親は欧州奪還作戦におけるパリの戦いの英雄ハルカ・ヤシロ、
    父親は国連調査官としてこの小説の物語を記録したアキラ・サカキと判明。

  • 131 名前: 名無しより愛をこめて 2023-11-12 20:23:08 

    そんな中、雲南省の施設から脱走した後、滝の中で蛹になっていたモスラが羽化して飛び立ち、    
    ゴジラの住処だったバミューダ海域に現れる。マーク達はモスラがゴジラと交信を試みていると気付いて   
    その反応からゴジラの生存を確認、潜水艦にゴジラのエネルギーとなる核弾頭を積んでゴジラが隠れている地点に向かう。     

    マークらはリックの提唱した地下空洞論に基づく海底洞窟の先にあった古代遺跡の奥地で休眠状態のゴジラを発見するが、    
    潜水艦の魚雷発射システムは事故で破損していたため、芹沢自らが小型潜水艇でゴジラのすぐ傍まで核弾頭を運んで手動で起爆、    
    ゴジラはそのエネルギーを取り込んで再起し、三度ギドラの元へと向かう。  

    北米でギドラとそのギドラの下に付いたラドンが暴れている間、マディソンは母がアランに勧めたオルカによる     
    怪獣の行動を抑制する方法を盗み聞きし、彼らがオルカから目を離した隙にオルカを持ってアジトから脱走。    
    母の言った通りにアジトのあったマサチューセッツ州・ボストンの野球スタジアムに忍び込んでそこの音響システムにオルカを接続、
    スタジアム全体をスピーカーにしてオルカの信号を世界全体に伝達し、怪獣達の動きを止めることに成功する。   
    しかし、ギドラはその信号を察知してボストンに飛来、マディソンを見つけるや彼女に襲いかかる。     
    そこにゴジラが出現してギドラの攻撃からマディソンを救い、ゴジラおよびアルゴを含めた米軍はギドラに攻撃を仕掛ける。      

    マークもオルカの信号からエマとマディソンがボストンにいることを知り、     
    ゴジラとギドラが争う地上に降りるとアランと袂を分かったエマとも合流してマディソンを捜索、    
    マディソンがボストンの旧自宅にいると推測してそこに向かう。    

    この時のゴジラは芹沢が起爆させた核弾頭のエネルギーの過剰摂取により数分で爆発する危険な状態に陥りながらも、 
    支援に現れたモスラの援護もあって一度は優位に立つが、ギドラが呼び寄せたラドンの乱入でモスラとは分断され、  
    さらにギドラの反撃で思わぬダメージを受けてしまう。
    どうにかラドンを退けたモスラもギドラの攻撃からゴジラを庇って消滅、ゴジラも体の限界が近づき窮地に追い込まれる。

    マークとエマは倒壊した自宅からマディソンを見つけ出し、
    地上から脱出する前に二人はオルカを修理してギドラの気を引く作戦を立てる。
    エマはマークとマディソンだけを逃して自分は単身オルカを使ってゴジラからギドラの注意を逸らすことに成功する。
    エマは猛追するギドラに追い詰められるが、ゴジラがエマの稼いだ時間の間に取り込んだモスラの力によって
    体内の核エネルギーの制御に成功し身体を赤熱化させた形態へと変化。
    連続で熱波攻撃を浴びせてギドラの身体を焼き尽くし、最後に残った首も熱線で完全に吹き飛ばし消滅させた。

    瓦礫の上に立つゴジラの前に各地より終結したムートー、ベヒモス、スキュラ、メトシェラらが現れ、
    更に生き延びていたラドンもゴジラに恭順の意を示していき、マークとマディソンらが見守る中、
    その輪の中心でゴジラの咆哮が響き渡る。

    その後、オキシジェンデストロイヤーの影響で魚が取れなくなったイスラ・デ・マーラに赴いていたアランは、
    その沖で漁師が引き上げた先の戦いでゴジラが噛みちぎったギドラの首の一つを見せられてそれの購入を申し出る。

    監督 マイケル・ドハティ
    脚本 マックス・ボレンスタイン マイケル・ドハティ ザック・シールズ
    出演者
    カイル・チャンドラー ヴェラ・ファーミガ ミリー・ボビー・ブラウン
    ブラッドリー・ウィットフォード 渡辺謙 サリー・ホーキンス
    チャールズ・ダンス トーマス・ミドルディッチ アイシャ・ハインズ
    オシェア・ジャクソン・Jr デヴィッド・ストラザーン チャン・ツィイー
    音楽 ベアー・マクレアリー
    主題歌 [ALEXANDROS] 「Pray」(日本語吹替版)
    製作会社 レジェンダリー・ピクチャーズ
    配給 ワーナー・ブラザース 東宝
    公開 2019年5月31日
    上映時間 132分
    製作国 アメリカ合衆国
    言語 英語

  • 132 名前: 名無しより愛をこめて 2023-11-12 20:23:26 

    ゴジラとムートーの戦いから5年後、
    巨大怪獣の存在およびそれまで極秘に怪獣の調査を行ってきた秘密機関「モナーク」のことが公になり、
    以後世界各地で休眠状態の怪獣が次々と発見され、その地点には怪獣の生態を研究するための前哨基地が建てられた。
    中国・雲南省にある古代遺跡の内部に設置された第61前哨基地ではモナークの科学者エマ・ラッセル博士と
    娘のマディソンらが孵化した"モスラ"の幼虫との交信を試み、モスラの制御に成功する。
    しかし、そこへ環境テロリストであるアラン・ジョナ率いる傭兵部隊が基地を襲撃、エマとマディソンを連れ去り、
    怪獣と交信する装置"オルカ"も強奪されてしまう。その頃、モナークの有識者と政府役員との会議においてモナークは
    政府や世論から怪獣への対応と被害の責任についての追及を受け、あくまで怪獣殲滅を訴える政府に対し、
    モナークの科学者・芹沢猪四郎博士はあくまで怪獣との共存が必要だと説く。その折に芹沢らは雲南省で起こった事件の知らせを聞いて
    元モナークのメンバーで別居状態だったエマの夫マークに協力を要請、攫われた二人を救出するため力を合わせることとなり、
    マークを"ゴジラ"の生息域となっているバミューダ海域に設置された第54前哨基地に招いて今後の対応を協議する。
    一方、アラン達の目的は南極の氷塊に眠る怪獣"モンスターゼロ"を目覚めさせることであり、
    南極の第31前哨基地を占拠してモンスターゼロの復活作業を開始する。それと同時に海域に潜んでいたゴジラが行動を開始、
    その移動予測からゴジラが南極を目指していると知るとマーク達も司令母艦「アルゴ」で南極へと向かう。
    到着したモナークの兵士とテロリストが銃撃戦を繰り広げる中、マークは妻子と再会する。
    だがエマは彼の目の前で氷塊に仕掛けられた爆弾の起爆装置を押して氷塊を爆破、
    崩壊する基地からアランはエマとマディソンを連れて逃亡し、マーク達も間一髪で基地の崩壊から免れるも、
    マークと芹沢らは復活したモンスターゼロに襲われる。そこへゴジラが出現し、モンスターゼロと交戦を開始。
    その戦いに巻き込まれて芹沢の助手グレアムは死亡、マークも気を失ってしまう。
    そこに駆けつけたアルゴの攻撃を受けてモンスターゼロは逃亡、ゴジラもそれを追って海へと消える。
    アルゴ内で目覚めたマークは南極でのエマの行動から彼女が自らアランのテロリストグループに協力していると他の面々に語る。    
    そこにエマの声明が届き、     
    彼女は「人類の文明活動のせいで崩壊寸前の地球環境を修復するためには怪獣による破壊と再生が必要」と主張する。 
    直後にメキシコのイスラ・デ・マーラの火山火口に建てられた第56前哨基地のシステムが  
    テロリストグループにハッキングされ、エマはオルカの信号をそこから流して火山に眠る怪獣を呼び起こそうとする。 
    しかし、母の真意に気づいたマディソンがそれに反発して止めようとするもエマはアランに急かされる形でオルカを起動、  
    その音波に反応して火山の火口から"ラドン"が出現する。  

    現地民の避難の時間を稼ぐためアルゴとその護衛部隊が駆けつけてラドンを攻撃、   
    ラドンはアルゴを敵と見なして飛翔し、護衛部隊を瞬く間に壊滅させアルゴを執拗に追い回す。   
    しかし、ラドンはアルゴにこの時中米に近づいていたモンスターゼロの元に誘導されて、交戦の末に海へと叩き落される。  
    モンスターゼロは次にイスラ・デ・マーラからの避難民を収容していたアルゴに襲いかかるが、
    そこにゴジラも現れてモンスターゼロと海中で激しく争う。  
    だが、そこに米軍が怪獣殲滅用に開発した新兵器   
    「オキシジェン・デストロイヤー」を搭載したミサイルが飛来して両者の下で炸裂、ゴジラの生体反応は消失するが、  
    一方のモンスターゼロは健在であり、その直後に世界各地のモナークの前哨基地のある地点から次々と怪獣達が目覚め始める。 

    世界規模での復活した怪獣による災害が発生する中、これを芹沢はモンスターゼロが他の怪獣を支配し、   
    自身を中心にした怪獣の群れによる知能的な破壊活動であるとし、さらにアイリーンの調査でモンスターゼロが   
    "ギドラ"という名前であること、そのギドラは宇宙から襲来した生物でむしろ地球の生態系を破壊する存在であることが示唆される。 
    エマも復活させたギドラが他の怪獣達を勝手に操り始めたことで自分のプランが完全に破綻してしまったことに気づき、  
    アランに事態の収束させるよう願い出るが、アランはそれを聞き入れず、両者の間にも亀裂が生まれる。

  • 133 名前: 名無しより愛をこめて 2023-11-12 20:23:37 

    アライグマ(洗熊、浣熊、学名:Procyon lotor)は、哺乳綱食肉目アライグマ科アライグマ属に分類される哺乳類。
    アライグマ属の模式種。タヌキに似ており、アライグマを英語でraccoon (common raccoon) と呼ぶのに対し、タヌキは raccoon dog と呼ぶ。
    前足を水中に突っ込んで獲物を探る姿が手を洗っているように見えることが名称の由来である。雑食性であり、小動物を捕獲して食べる。
    北アメリカ原産で、日本やヨーロッパにも外来種として生息する。移入後の繁殖により、農作物への被害や生態系への影響などが問題となっている。
    形態
    頭胴長42 - 60 cm尾長20 - 41 cm、体重4 - 10 kg。飼育下では体重が20 kgに達するものもいる。
    灰褐色の体毛をもち、眼のまわりから頬にかけて黒い斑紋がある。
    タヌキと誤認されることが多いが、タヌキとの違いとして長いふさふさとした尾には黒い横縞があるのが大きな特徴である。
    また、足が黒いタヌキやニホンアナグマと比べて、アライグマの足は白っぽく、耳には白い縁取りがある。
    さらに、クマなどと同じく、かかとをつける蹠行性(しょこうせい)という歩き方をするため、
    足跡は人の子供の手のような長い5本の指がくっきりとつく。この特徴は、本種と他の哺乳類とを識別する重要なポイントとなる。
    歯式は、3/3, 1/1, 4/4, 2/2の合計40本(切歯は上下で3本ずつ、犬歯は上下で1本ずつ、
    前臼歯は上下4本ずつ、後臼歯は上下2本ずつの合計40本の歯をもつ)。
    乳頭数は、胸部・腹部・鼠蹊部にそれぞれ1対、計6つとなり、まれに8つの乳頭をもつ個体が確認される。
    分布
    アメリカ合衆国、カナダ南部、中央アメリカ(メキシコなど)を原産地とする。
    日本では海外からの移入により広い地域に定着する。
    また、ドイツやフランスなどのヨーロッパ諸国、旧ソ連のベラルーシやアゼルバイジャン、
    西インド諸島といった国々にも外来種として定着している。
    生息地
    基本的に水辺近くの森林に生息するが、湿地、農耕地、海岸、都市といった幅広い環境に適応できる。
    アメリカにおけるアライグマの都市部への生息範囲の拡大は顕著で、最初の都市部への定着報告は1920年代に始まり、
    ワシントンD.C、ニューヨーク、シカゴ、トロントなど各地の都市に拡大している。基本的に夜行性だが、昼でも活動することがある。
    自分で巣を掘ることはなく、他の動物が地中に掘った巣穴、木の洞、時には農家の納屋や物置などで休む。
    四肢に水掻きはないが泳ぐことが可能で、後ろ足で立つこともでき、木登りもうまく、立体的な行動をみせる。
    行動圏は基本的に直径1-3キロメートルの範囲で、都市近郊に暮らす個体群は狭くなり、
    低い個体数密度では逆に拡大するといったように環境条件によって変化する。
    人間との関わり
    ペット
    アライグマはその可愛らしい風貌からペットとして人気が高かった。
    原産地であるアメリカでもペットとして飼育されており、例えば、アメリカ合衆国第30代大統領カルビン・クーリッジの妻である
    グレース・クーリッジは、レベッカという名のアライグマを可愛がっていたという逸話がある。
    自宅の庭先に現れる野生のアライグマに餌付けを行い、ペット同然に扱う人もいる。
    (ただし野生生物への餌付けは、個体数の増加のほかに、感染症や物理的傷害を受けるリスクがあるため好ましくないとされている。)
    2005年以降の日本では、アライグマは日本の気候に順応し、農作物に被害を与え、生態系を破壊する恐れがあるために、
    外来生物法により特定外来生物に指定された。したがって、日本では学術研究などの例外を除き、
    アライグマの飼育・譲渡・輸入は原則禁止されており、販売や野外に放つことは厳禁である。
    飼育
    人工的な環境下での寿命はおよそ14年。
    主食として、にんじん、りんご、バナナ、副食としてドッグフードを与え、水は食物を水につける習性があるので大きめの容器を使う。
    ケージは幼獣では犬用のペットケージで間に合うが、成長すると運動量が増えるため、
    木登り用の止まり木を含む、10平米以上の広さのケージを必要とする。
    日本国内では地方自治体が条例によってケージの規格を指定している場合がある。
    手先が器用で、簡易的な飼育設備ではすぐに脱走してしまうため施錠が必要。
    飼育環境としては、アライグマは比較的丈夫であるため、気温や湿度に神経質になる必要はないが、
    日当たりがあって風通しのよい環境に置くとされている。
    幼少期においては人に懐くが(ただし、幼少期の時点で暴れる個体もあり、性格の差が激しい)、
    成獣(特に発情期)になると気性が荒くなり、一般人がペットとして飼育するのは難しい動物である。

  • 134 名前: 名無しより愛をこめて 2023-11-12 20:23:49 

    ヘドラ
    体長
    0.1ミリメートルから20メートル(水中棲息期)
    30メートル(上陸期)
    40メートル(飛行期)
    60メートル(完全期)
    体重:4万8千トン(最大時)
    攻撃:ヘドリューム光線、ヘドロ弾、硫酸ミスト
    劇中での命名者は海洋生物学者、矢野徹の息子である研少年。また、最初に上陸した際、驚いた研に短剣で腹部を切り裂かれている。
    宇宙より隕石に乗って飛来したとうかがえる鉱物起源の生命体へドリュウムが、
    都市近海に堆積していたヘドロや公害による汚染物質と結合し、成長した姿。
    本作でヘドラに入り、後年には平成ゴジラに入ることとなるスーツアクターの薩摩剣八郎(本作では「中山剣吾」名義)いわく
    「ぼろぞうきんを重ね合わせた海坊主の幽霊みたい」な姿をしており、赤い目が縦に開いている。
    身体は乾燥するとボロボロに崩れるが、完全死を迎える前に水分が補給されると、破片の個々がオタマジャクシ似の形態に実体化する。
    それらは合体して大きな身体を形成するうえ、成長するにしたがって生える陸上用の足による二足歩行化を経て、
    最終的には飛行能力や光線発射能力まで発現する。飛行形態でゴジラを楽々と持ち運ぶほどの怪力や自らの体液でもあるヘドロなど、
    さまざまな能力を駆使してゴジラを苦しめた強敵である。
    ヘドラが通った後には硫酸ミストがまき散らされ、金属は錆びて人間は骨と化す。
    ヘドロや工場排気を吸い込んで取り込むため、一時的には環境を改善しているようにも思えるが、
    結局はその汚染物質を他の地域へ拡散させるため、「公害問題が、工業地帯など限られた地域に犠牲を強いている」という批判をも体現している。
    飛行や光線の原動力は体内での核爆発と設定されており、劇中で矢野博士は「恒星同様のもの」と解釈している。
    誕生当初は海でタンカーなどを襲っていたが、半ばまで成長すると上陸して工場地帯を襲撃し、そこでゴジラとの初戦に突入する。
    ゴジラの放射熱線を受けて一時退散した後、まもなく飛行能力を得て再来した際には周辺の都市と人間に大被害を与え、
    再戦したゴジラを翻弄する。その後、矢野博士の研究により最後まで水分を飛ばせば完全に殺すことが可能と推察され、
    自衛隊の協力で設置された大型の電 極 板に誘き寄せられるが、トラブルの連続によりダメージとならず、三度現れたゴジラと交戦する。
    そこでもゴジラの左目を潰し、右腕を白骨化させるなど激しい戦いを繰り広げるが、
    ついにゴジラの放射熱線で機能を発揮した電極 板の雷電攻撃を受けてダウンする。これにより絶命したかに思われたが、
    乾燥が完全ではなかったため、残骸の内側から脱皮するように新たなヘドラが出現し、逃亡を図る。
    しかし、放射熱線の応用による空中飛行で追撃してきたゴジラに電 極板へ連れ戻され、
    電流を浴びて再び押し倒されたうえに未乾燥の内部をえぐり出され、さらなる電流を浴びせられたことで完全死を迎える。
    ただし、エピローグではすでに「新たなヘドラ」が誕生していることが示唆されている。
    上記のとおり、乾燥には弱いものの完全に倒すことは非常に難しく、ゴジラ史上に残る難敵となっている。
    なお、他の怪獣を交えずに全編通してゴジラと1対1で戦った怪獣は、『キングコング対ゴジラ』(1962年)のキングコング以来9年ぶり。
    以後の作品では複数の怪獣が登場するタッグマッチ、あるいはハンディキャップマッチ形式が一般的になり、
    ヘドラは昭和ゴジラシリーズで最後にゴジラとシングル(1体1)で戦った怪獣となった。
    スーツアクターは前述したように中山が担当しており、彼の入った最初の怪獣であるが、スーツデザインと重量の関係からあまり動けず、
    ゴジラに入っていた中島春雄がリードしてゴジラが立ち回る感じのアクションにされたという。
    劇中、ヘドラが工場の煙突から煙を吸い上げるシーンはスーツ内に中山が入ったままであり、「非常に苦しかった」と語っている。
    また、一度撮影中に転んで起き上がれなくなってしまったことがある。

    名称
    関連書籍などでは各形態は水中棲息期、上陸期、飛行期と表記されるが、最後の形態は成長期、完全期、巨大化期と表記が分かれている。
    劇場予告編では「公害怪獣」ではなく、「忍者怪獣」と表記されていた。
    中島春雄やスタッフからは「ゴミ」と呼ばれていた。

    備考
    監督の坂野義光は敵役ヘドラの造形に関し、自ら脚本にト書きを入れるほどのこだわり
    (ヘドラの目玉について脚本に「女性器のような」という記述を加えるなど)を見せ、飛行態などのデザインにも積極的に関わっている。
    撮影初日にはヘドラの体に毒々しい反射素材の色彩を加えようと思いつき、自ら塗装を始め、ついにはこの作業に1日を費やしてしまった。

  • 135 名前: 名無しより愛をこめて 2023-11-12 20:23:59 

    2016年11月3日8時30分ごろ、東京湾羽田沖で大量の水蒸気が噴出、
    同時に海底を通る東京湾アクアラインでもトンネル崩落事故が発生、政府は原因を海底火山か熱水噴出孔の発生と見て対応を進める。
    矢口蘭堂(やぐち らんどう)内閣官房副長官は、ネット上の一般人の動画や目撃報告から、
    いち早く巨大生物の存在を示唆するが、一笑に付される。
    間もなく巨大生物の尻尾部分がテレビ報道され政府は認識を改める。
    巨大生物は多摩川河口から大田区内の呑川を這いずるように遡上し、蒲田で上陸、北進を始める。
    対処方針は駆除と決まり、自衛隊に害獣駆除を目的とした出動が要請される。巨大生物は北品川近くで変形、直立二足歩行を始める。
    自衛隊の攻撃ヘリコプターが攻撃位置に到着するが、付近に逃げ遅れた住民が発見され、攻撃は中止される。
    巨大生物は突然歩行を止め京浜運河から東京湾へと姿を消す。巨大生物は上陸から2時間強で死者・行方不明者100名以上の被害 を出した。
    巨大生物の再度襲来に備え、矢口を事務局長とした「巨大不明生物特設災害対策本部(巨災対)」が設置される。
    被害地域で微量の放射線量の増加が確認され、巨大生物の行動経路と一致したことから、巨大生物が放射線源と判明する。
    米国より大統領次席補佐官および大統領特使が極秘裏に来日し、巨大不明生物は海洋投棄された放射性廃棄物に適応進化した、
    「ゴジラ (Godzilla)」と呼称する未発表の生物であること、その研究していた牧悟郎という学者が行方不明であること、
    牧が残した謎の暗号化資料等が日本側へ提供された。巨災対は、ゴジラは体内の原子炉状の器官から活動エネルギーを得ており、
    そこから生じる熱は血液循環によって発散しているため、血液循環を阻害すればゴジラは生命維持のため自らスクラム停止・急激な冷却を行い、
    活動停止するはずであると結論づけ、血液凝固剤の経口投与によってゴジラを凍結させる「矢口プラン」(仮称)の具体検討を始める。
    11月7日、前回の倍近い大きさとなったゴジラが鎌倉市に再上陸、横浜市・川崎市を縦断して武蔵小杉に至る。
    自衛隊は武蔵小杉から多摩川河川敷を戦場とした 、ゴジラの都内進入阻止のための総力作戦「タバ作戦」を実行するが、
    傷一つ付けることができず、突破されてしまう。ゴジラは大田区・世田谷区・目黒区へと進行する。
    米国からの大使館防衛を理由に爆撃機をグアムから日本に向かわせたとの通知を受けて、政府は正式に米国に攻撃支援を要請する。
    港区にまで進行してきたゴジラに対し、米軍の爆撃機による攻撃を始め、ゴジラに初めて傷を負わせることに成功するが、
    ゴジラは口から火炎や光線を、背部からも複数の光線を放射しはじめ、爆撃機をすべて撃墜し、港・千代田・中央3区の市街地を破壊する。
    総理大臣官邸から立川広域防災基地へ避難するところであった総理大臣らが乗ったヘリコプターも光線によって撃墜され、
    総理を含め閣僚11名が死亡する。一方ゴジラは東京駅構内で活動を停止する。
    政府機能は立川に移転、総理大臣臨時代理も立てられ、 矢口はゴジラ対策の特命担当大臣に任命される。
    米軍の爆撃で得られたゴジラの組織片の分析より、今後ゴジラは無生殖で増殖しネズミ算式に群体化していくことや、
    小型化や有翼化、それにより大陸間を超えて拡散する可能性が示唆された。また2週間後には活動再開すると予測された。
    国連安保理はゴジラへの熱核攻撃を決議し、住民360万人の疎開が行われる。
    巨災対は核攻撃ではなく矢口プランによるゴジラ停止の完遂を切望するが、ゴジラには元素を変換する能力もあったことが判明し、
    血液凝固剤が無力化される懸念が生じてしまった。その直後、それまで謎だった牧の暗号化資料の解読の糸口が見つかり、
    解読・解析結果からゴジラの元素変換機能を阻害す る極限環境微生物の分子式が得られる。
    それを抑制剤として血液凝固剤と併せて投与することで解決の見通しが立った。
    国連軍の熱核攻撃開始も間近に迫る中、矢口プランは、「ヤシオリ作戦」という作戦名で、日米共同作戦として開始される。
    無人運転の列車を使った爆弾でゴジラを起こし、次にエネルギー消耗のみを狙った米軍の無人航空機群による攻撃が、
    ゴジラが光線を出せなくなるまで続く。光線が途切れたところを付近の高層ビルをゴジラに向け爆破・倒壊させてゴジラを転倒させる。
    建設機械部隊とコンクリートポンプ車隊が近づきポンプ車のアームより累計数百キロリットルの血液凝固剤をゴジラの口内に流し込む。
    これらの繰り返しにより、ようや くゴジラの凍結に成功する。ゴジラは東京駅脇に凍りついたまま立ちつくす。
    その尻尾の先端部には背びれを持つ人型の小柄な生物数体が、生じかけたまま静止していた

  • 136 名前: 名無しより愛をこめて 2023-11-12 20:24:09 

    ヒグラシ(Tanna japonensis)は、カメムシ目(半翅目)・セミ科に属するセミの一種。
    日本を含む東アジアに分布する中型のセミで、朝夕に甲高い声で鳴く。

    日本ではその鳴き声からカナカナ、カナカナ蝉などとも呼ばれる。
    漢字表記は蜩、茅蜩、秋蜩、日暮、晩蝉などがあり、秋の季語にもなっている。

    特徴
    成虫の体長はオス28-38mm、メス21-25mmほど。オスの腹部はメスよりも明らかに太くて長く、オスメスの区別がつけ易い。
    また、オスの腹腔内は大きな共鳴室が発達しているためほとんど空洞で、光が透けるほどである。
    体色はほとんど赤褐色だが、頭部の複眼附近、前胸の縁と背面中央は緑色をしている。
    ただし体色は個体群によって変異することがあり、山地のものはより黒っぽくなる傾向がある。

    なお、おもにヒグラシの成虫の寄生虫としてセミヤドリガ(Epipomponia nawai)というガの一種が知られ、
    成虫の腹部に1匹-数匹の蛆虫型のセミヤドリガの幼虫が外部寄生していることがある。
    またニクバエ科の一種・ヒグラシヤチニクバエ(ヒグラシヤドリバエ、Angiometopa cicadina)も
    稀にヒグラシに寄生するとされる。

    生態
    日本では北海道南部から奄美大島(原名亜種。亜種イシガキヒグラシは下記参照)と、ほぼ全国の範囲に生息する。
    日本以外では中国大陸に分布(朝鮮半島には分布しない。かつて記録されたことがあったが、現在は誤記録とされる)。
    広葉樹林やスギやヒノキの林に生息し、北海道から九州北部では平地から山地まで見られるが、
    九州南部以南ではやや標高の高い山地に生息する。

    俳句では秋の季語とされ、晩夏に鳴くセミのイメージがあるが、
    実際には(地域にもよるが)成虫は梅雨の最中の6月下旬頃から7月にかけて発生し、
    ニイニイゼミと同じく、他のセミより早く鳴き始める。
    以後は9月中旬頃までほぼ連日鳴き声を聞くことができる。

    鳴き声
    オスの鳴き声は甲高く、「キキキキキ…」「ケケケケケ…」「カナカナカナ…」などと聞こえる。
    標準的な聞きなしとしては「カナカナ」が使われる。
    日の出前・日の入り後の薄明時によく鳴くが、曇って薄暗くなった時、
    気温が下がった時、または林内の暗い区域などでは日中でも鳴く。
    夕方の日暮れ時に鳴く(稀に夜中の2時ぐらいにも鳴くことがある)ことから、
    「日を暮れさせるもの」としてヒグラシの和名がついた。
    また奄美大島産は鳴き声が本土産と多少異なるが、後述のイシガキヒグラシほどではない。

    朝夕に響く声は涼感や物悲しさを感じさせ、日本では古来より美しい声で鳴くセミとして文学などの題材にも使われてきた。
    テレビ番組などでも「夏の夕暮れ」を表す効果音としてこの鳴き声がよく用いられる。
    しかし間近で聞く声はかなり大きく、遠くで聴く「物悲しい印象」とは異なるともいう。

    分類
    界:動物界 Animalia
    門:節足動物門 Arthropoda
    綱:昆虫綱 Insecta
    目:カメムシ目(半翅目) Hemiptera
    亜目:ヨコバイ亜目(同翅亜目) Homoptera
    上科:セミ上科 Cicadoidea
    科:セミ科 Cicadidae
    亜科:セミ亜科 Cicadinae
    族:ホソヒグラシ族 Cicadini
    属:ヒグラシ属 Tanna
    種:ヒグラシ T. japonensis
    学名
    Tanna japonensis
    和名
    ヒグラシ
    英名
    Evening cicada

  • 137 名前: 名無しより愛をこめて 2023-11-12 20:24:29 

    ゴジラ・アース
    体高:50メートル(2030年)→300メートル以上(2万年後)
    体重:1万トン(2030年)→10万トン以上(2万年後)
    作品世界内に初めて現れたゴジラ。
    戦略生物学教授のキョウヘイ・ヤマネ博士らの命名で、大戸島に伝わる龍神「呉爾羅」から名付けられた。
    元は太平洋に生息しており、2030年5月29日、日本・小笠原諸島の大戸島に打ち上げられたカメーバIVの死骸からその存在が明るみになり、
    ヤマネ博士らが調査に派遣された。この時は発見に至らなかったがそのまま海中を東へ移動し、同年、アメリカ西エリアにて初めて姿が確認され、
    初出現時にはロサンゼルスとサンフランシスコを壊滅に追い込み海に消え、翌2031年にワシントン沖で米国海軍を奇襲した後にシアトルを蹂躙し、
    12月24日にはコロラドスプリングズにて米軍との総力戦に圧勝してインディアナポリスにて核攻撃に耐え、
    12月にかけてメキシコ湾へ姿を消すまでにアメリカにて推定870万人を死傷させる。
    2034年に西ヨーロッパに上陸すると、パリ防衛戦と称されるEUの総攻撃がも時間稼ぎにしかならず、ドイツを焼き尽くす。
    アルプスを越えてイタリアへ向かうかと思われていたが、2037年のザルツブルグ陽動作戦後、自らの意思で突如パリへ引き返し、
    海に消えるまでに推定600万人が死傷する。
    5年間の休眠を経て、2042年に復活した際には北極の氷を融解させながら地球に接近していた小惑星ゴラスを熱線で狙撃し完全に粉砕、
    海を南下して大西洋でオペレーション・ルネッサンス中の輸送船団ごと連合艦隊の主力を壊滅させると北米に上陸、
    地球連合首都兼武装都市となったニューヨークを一夜で滅ぼし、
    ビルサルドとエクシフの母船の核融合炉を暴走させたことによるクリーブランドを消滅させる「オペレーション・プロメテウス」にも耐え、
    さらに「プロジェクト・メカゴジラ」のための時間稼ぎとして行われた「オペレーション・ロングマーチ」にて、
    北アフリカと中央アジアに甚大な被害をもたらしている。これら計8回の出現を経て2044年には世界各地にて推定3億人以上の犠牲者を生む。
    2045年、人類が異星種族エクシフおよびビルサルドと共同で発足させた地球連合による「オペレーション・グレートウォール」の際、
    一度は2000発の熱核兵器でヒマラヤ山脈付近に形成された大断層帯に閉じ込められるが、
    熱量を溜め込んで山脈内部に膨大なマグマだまりを形成すると、その中を泳いで移動を開始、
    1年後の2046年1月に熱線で大断層帯を破壊して復活する。史上初の「怪獣由来の火山活動」により、
    後にG火口と呼ばれる地点で大噴火を引き起こし、火砕流で周辺に展開する地球連合の部隊を壊滅させ、
    そのままインド防衛線を突破してベンガル湾に消え、
    同年3月の遠州灘での地球連合海軍総戦力による富士山麓防衛戦では、艦隊も航空機も無視してメカゴジラの開発工場を狙撃、
    妨害する艦隊の大半を壊滅させると浜松に上陸して富士へ向かい「富士裾野決戦」で地上部隊も殲滅する。
    さらに翌日、東京湾を北上して芝浦埠頭から首都東京に上陸しわずか3時間足らずで首都圏を蹂躙、日本列島を壊滅させ消息不明となる。
    この時だけでユーラシア大陸にて2億人、日本にて1億人近い犠牲を生み出し、7億人まで減少した人類を地球から脱出せざるを得ない状況まで追い込んだ。
    以降2年は行方不明だったが、2048年3月にはアラトラム号出向を目前にリオデジャネイロを襲撃、
    3月11日にリオデジャネイロ郊外JSS3宇宙港を壊滅させ、13日には防衛軍の最終防衛線を突破されたことで本部施設を核自爆させることになる。
    それから3ヶ月間、未だ市民の残るサンパウロやサルヴァドールなどを攻撃して2億人以上を死傷させ、
    さらに南米を横断してエクアドルやペルーを焼き尽くし、7月31日には地球連合新本部ブエナベントゥラへ進行するも、モスラによって撃退。
    8月15日に再出現し、地球連合最後の作戦「オペレーション・クレードル」の陽動部隊と対峙する。
    アラトラム号が帰還した2万年後の地球では、G細胞由来の生物で構成された新しい生態系の頂点に君臨。
    2万年の間に成長をし続けた結果、巨大化しており、それに伴い超大音量の咆哮による共振現象で対象を粉砕する「超振動波攻撃」など、
    新たな能力も獲得している。劇中ではゴジラ・フィリウスを撃破したハルオ・サカキたち先遣隊の前に現れ、
    超振動波攻撃と尻尾を振りぬいて生み出した衝撃波によって部隊を壊滅状態に追い込む。

  • 138 名前: 名無しより愛をこめて 2023-11-12 20:24:41 

    メカゴジラ
    体高:50メートル 体長:100メートル 
    総重量:3万トン 
    人類が異星種族ビルサルドの協力を受けてひそかに開発した、自律思考金属体「ナノメタル」製の対ゴジラ決戦兵器
    正式名称は「対ゴジラ超重質量ナノメタル製決戦兵器:メカゴジラ」。略称は「メカゴジラ」あるいは「MG」。
    ビルサルドの科学技術の総力がつぎ込まれており、建造には3万トン以上の超重質量ナノメタルが使用されている。
    動力源はナノメタル粒子間連結組成による発電細胞用機関で、
    体内大量生成から高出力で発電した電力を常時大量蓄電し、行動用電力を随時放出する。
    制御はゴジラの電磁場による通信障害をA39ビルサルド方式電磁シールド技術で軽減、
    そのうえで散布ナノメタル粒子によるネットワークを形成し、内部AIから中央制御システムまでの半径50キロ圏内での常時接続を保証している。
    武装はナノメタルの自在変形機能を最大限活用したもので、
    ナノメタルの自在変形、自己修復・増殖機能により破損部位の多くは瞬時復旧が可能。
    西暦2042年、拡大するゴジラの暴威に鑑みて、恒星間移民船の建造を除く人類の全てのリソースが注ぎ込まれる形で決行された
    「プロジェクト・メカゴジラ」により、当時世界で最も優れた工業生産力を維持していた極東自治区(旧・日本)の富士山麓にて建造を開始。
    富士山麓宝永第一火口縁南方2キロメートル地点の地下200メートルに築かれた
    「地球連合軍・戦略技術研究所・ナノメタル研究センター併設メカゴジラ開発プラント」(通称:メカゴジラ建造工場)にて、
    専用の100GW級ビルサルディア型(ΩIII型磁場閉込方式)熱核融合炉4基からの大電力供給を受けて
    地下ナノメタル生成棟・MG組立棟・AI製造棟を稼働させ、計736名の人員によって進められた。
    ゴジラを地上に押し留める「オペレーション・ロングマーチ」およびゴジラを地中深くに閉じ込める
    「オペレーション・グレートウォール」の間に機体そのものは完成するが、2046年3月の「富士裾野決戦」で何らかの理由から起動に失敗し、
    遠州灘からゴジラに熱線で工場を狙撃され喪失する。
    しかし打ち捨てられたナノメタルは、メカゴジラ頭部の人工知能から発せられる指示に従い機能を停止することなく増殖を続け、
    2万年かけて工場周囲の直径14キロメートルに「メカゴジラシティ」を形成するに至った。
    その存在は「人類最後の希望」として一般にも公表されており、
    映画監督エガートン・オーバリーの手で5作品の政府広報映画が制作、公開されている。

    武装 
    収束中性子砲
    頭部ナノプレートを変形させた特殊砲身と発生装置で構成される荷電粒子砲。中性子透過力を利用し、
    対象の外殻を貫通、体内組織を融解させる。想定で5キロメートル以上離れた地点からゴジラへの攻撃と反撃を防止し、迅速な接近運動を補助する。

    ブレードランチャー
    背部ブレードを電磁カタパルトで射出し、誘導操縦飛行させて対象を切り裂く質量弾体攻撃。3キロメートル地点での弾幕による撹乱が目的。

    ハイパーランス 
    前方両腕部を高速伸長し、急速粒子圧縮で硬質化させることで生成するランス状対象打突・貫通攻撃。最大伸長は500メートル。
    対象貫通後は、ナノメタル粒子充填・侵食を行う。
    ナノメタル最大硬質化時のモース硬度及びビッカーズ硬度については共にダイヤモンドの約10倍に到達。
    想定では1キロメートル地点で跳躍後にゴジラ上空で起動し、全体重を加重させたハイパーランスチャージ攻撃で体表組織を貫通後、
    先端部から体内深層部へのナノメタル侵食により組織構造を瞬時分析、ゴジラの機能停止を実施する。

    テイルブロー 
    尾部全体を鞭状運動させた切断攻撃。上体捻り運動による尾部先端速度の超音速化、
    プラズマブースターによる運動方向への追加加速、尾部形状の刃形状変形、ヒレ状ブレードの高速往復運動等の複合効果で、
    切断、衝撃波粉砕を行う。

    ナノメタル粒子散布型熱エネルギー緩衝層 
    半径300メートルの周囲空間にナノメタル粒子を散布し、エネルギー兵器の拡散防御を行う。
    シミュレーション上では到達エネルギーの9割を拡散する。実体質量弾に対する防御も可能。
    メカゴジラシティでも熱線の対策で展開された。

    積層耐熱装甲板 
    メカゴジラ外殻部位各部の瞬時変形による防御手段。
    想定では5キロメートル地点への接近直後に胸部装甲を変形させ、熱エネルギー緩衝層との併用で熱線を防御する。
    メカゴジラシティでもプラント表面に形成されるはずだったが、ゴジラの侵攻を受けて武装の配置を優先するために途中で建造が中止された。

  • 139 名前: 名無しより愛をこめて 2023-11-12 20:24:50 

    太陽系離脱に傾倒する中央委員会をよそに、ハルオたちは前回の対ゴジラ戦術にシティを組み込んだ新戦術を立案し、
    パワードスーツを改良した新兵器「ヴァルチャー」の設計や、ゴジラ・アースへの止めとして用いる
    「EMPプローブハープーン」の開発など準備を進めるが、地下で自己増殖を続けるナノメタルを見たハルオは
    ナノメタルへの強い不安を抱き始め、さらにナノメタルに不信感を持つ地球人の兵士たちがナノメタルを使ってシティと同化していく
    ビルサルドの姿を目撃して騒ぎ出すという事件が起きる。ビルサルドと地球人の間に齟齬が生じる中、
    熱光学遮断フィールドが解除されたことでシティを発見したゴジラ・アースが進攻を開始する。
    ヴァルチャーの本格的な量産もまだという不完全な状態で作戦開始を迫られたハルオは、
    ユウコとかつての教官リルエル・ベルベとともに先行開発されていたヴァルチャーに乗り込み、ゴジラ・アースの誘導を行う。
    その間に準備を整えたガルグたちは、ゴジラ・アースの足元をナノメタルで固定してEMPプローブハープーンを撃ち込むが、
    ゴジラ・アースは高熱波を発生することでプローブを溶解させたうえ、シティを全身からの超高熱波で包み込む。
    シティが崩壊の危機に直面する中、ガルグらビルサルドはナノメタルを纏ってシティと同化したうえ、
    ヴァルチャーを特攻兵器とするためにハルオやユウコにも強制的にナノメタル強化を施そうと目論む。
    それを拒絶したマーティンら地球人がシティから脱走し、辛くもフツアの鱗粉によって浸食を免れたハルオは、
    メトフィエスによる説得とガルグによる主張の間で苦悩するが、苦しむユウコを救うためにガルグたちのいる管制ルームを破壊する。
    その直後、ハープーンを完全に無力化したゴジラ・アースの熱線によってシティは完全に破壊され、
    ハルオはヴァルチャーからユウコを救出するが間に合わず、変わり果てた彼女を抱きしめながら慟哭どうこくする。

    星を喰う者
    メカゴジラシティの陥落後、ユウコは脳死状態と判定され、ハルオは自らの選択の結果に打ちひしがれる。
    一方、メトフィエスはハルオがナノメタルの侵食を受けなかったのは神の加護によるものだと説き、
    ハルオを神に選ばれた英雄と祭り上げることで、メカゴジラシティの敗北で絶望した生存者たちの大半を信者に引き込むことに成功する。
    ハルオは、自らを含む幾人かが侵食を免れたのはフツアの治療によるものであると訴えるが、メトフィエスはそれを承知の上で信者を増やし、
    自分たちが崇める神を呼び出す準備をしていることを告白する。
    ハルオのメトフィエスへの不信感が募る中、アラトラム号ではメカゴジラシティの一件によって種族間の対立が深刻化する。
    ビルサルドは実力行使でアラトラム号の動力室を占拠し、同胞を殺めゴジラ撃滅の好機を逃したハルオの極刑を要求する。
    その情報を受け取ったハルオは、マーティンの提案で対立が鎮静化する時間を稼ぐために敢えてフツアの隠れ家に身を隠し、
    その中でミアナ及びマイナと交流して、生き残って命を繋げば勝ち、死んで消えれば負けというフツアの価値観を知る。
    そしてハルオはかつてゴジラ・アースに敗れた自分を助けて治療した真の恩人であり、
    想いを寄せるが故にハルオが死ぬことを恐れるマイナと結ばれる。
    しかし同じころ、メトフィエスは自身を怪しむミアナを捕らえた上で信者たちとともに神を呼び出す準備を着々と進め、
    遂にエクシフが神と崇める高次元怪獣「ギドラ」を降臨させる。ギドラは信者となった生存者たちを生け贄として喰い尽くし、
    この宇宙の法則に囚われないが故に機械に観測されない超常的存在としてアラトラム号の近辺に出現する。
    アラトラム号は時空間を歪めるギドラの前に何が起きているか理解できないまま撃沈され、そのままギドラは地上に出現し、
    迎撃に現れたゴジラ・アースをも圧倒する。ギドラの力を目の当たりにしたハルオは、
    エクシフの真の目的を知るためにメトフィエスと対峙する。

  • 140 名前: 名無しより愛をこめて 2023-11-12 20:25:00 

    20世紀末、人類は環境変化が原因で地球上に出現した巨大生物「ゴジラ」の脅威に晒されるようになった。
    半世紀に渡り敗走を重ねた人類は種全体の存続を図り、一部の人間を他星に移住させる計画を立案する。
    2048年3月14日、恒星間移民船の1つ「アラトラム号」はコンピュータによって選抜された一部の人間と、
    同盟を結んでいた異星人種「エクシフ」と「ビルサルド」を乗せ、11.9光年彼方の惑星くじら座タウ星eを目指して旅立った。

    怪獣惑星
    出発から約22年後。
    過酷な宇宙生活の末に人類はタウ星eに到着するが、そこは人類の生存に適さない環境であり、移住計画は事実上失敗に終わる。
    老人ばかりの志願者たちで入植を強行しようとする中央委員会に対し、
    ハルオ・サカキはタウe星からの即刻退去と移民プランの完全棄却を要求して揚陸艇に篭城するも拘束され、
    タウ星eへの着陸を試みた揚陸艇は降下中の事故で全員死亡する。
    今後の移民が困難となり、さらにハルオがエクシフの軍属神官メトフィエスの協力で立案した「対ゴジラ戦術」がリークされたことで、
    船員たちの間では地球帰還を望む声が高まり、中央委員会は地球への帰還を決断する。
    アラトラム号は長距離亜空間航行を用いて往路よりもはるかに短い時間で地球へと到着する。
    しかし、亜空間航行の影響で地球では約2万年[注釈 2]もの歳月が経過していたうえ、調査の結果、未だにゴジラが生存していることが判明する。
    中央委員会は帰還を諦めようとするが、メトフィエスの後押しでハルオの戦術案が採用され、
    ゴジラ殲滅のため600名からなる地球降下部隊を派遣することが決定する。
    保釈されたハルオは、幼なじみのユウコ・タニやエリオット・リーランドと共に地球に降下し、
    ゴジラ捜索のための準備と変わり果てた地球環境の調査を進める。
    しかしその最中、ゴジラに捜索に当たる予定だったリーランドの部隊が怪獣セルヴァムの襲撃に遭い、被害を受ける。
    さらなる犠牲を避けるため、メトフィエスの案でリーランドたちは仲間の部隊との合流を経て撤退を試みるが、
    部隊は事前の作戦ルートを行軍中にゴジラと遭遇する。ハルオはゴジラの防御力の要である非対称性透過シールドの電磁パルスパターンを解析するため
    単身ゴジラに挑み、それを支援しようと単身ゴジラに攻撃を仕掛けたリーランドの死と引き換えにデータの入手に成功する。
    ゴジラから逃れ、ビルサルドの技術士官ムルエル・ガルグと合流したハルオは指揮権を掌握したメトフィエスから指揮権を委譲され、
    作戦の続行を決定する。ハルオたちは多くの犠牲を払いながらも作戦を進め、ついにゴジラのシールドを一時的に無力化し、撃破に成功する。
    念願のゴジラ討伐を果たした一同は歓喜するが、環境生物学者マーティン・ラッザリは、
    今回討伐したゴジラが経過年月と比較して何の変化もないことから、2万年前の個体とは別である可能性を指摘する。
    そして、マーティンの推測を裏付けるかのようにハルオたちの前に2万年もの間300メートルの大きさまで進化を続けた
    「ゴジラ・アース」が出現し、部隊はまたたく間に壊滅に追い込まれる。

    決戦機動増殖都市
    ゴジラ・アースの攻撃で気を失っていたハルオが意識を取り戻すとそこは木造の住居で、しかも自分の身体もすでに治療されていたことに驚く。
    はぐれた仲間を探そうとした家を出た所を家主らしき人型種族の少女に遭遇、ハルオは慌てて逃げ出した彼女を追いかけてどうにか接触し、
    自らの命の恩人となった少女のミアナと交流を結ぶ。
    一方、ユウコ、アダム、ベルベを含む残存部隊の一つがミアナの同族と思しき少女に襲われていたが、
    そこにハルオとミアナが駆けつけたことで助かり、改めてミアナたち民族の集落に客人として招き入れられると
    先に保護されていたマーティンやガルグとも再会する。ハルオたちは、ミアナとその姉のマイナから彼らのいう神の卵の意思を介し、
    彼女らの種族の名が「フツア」であること、そのフツアの神もすでにゴジラに殺され、もはやゴジラに敵う術はないという話を聞かされる。
    マーティンは、フツアが2万年前の人類の末裔で、現在の環境に適応するために昆虫の特徴を取り込んだ新人類だと推測する。
    その後、生存者たちからも退却案が飛び出す中、とにかく軌道上の母船と連絡を取ろうと揚陸艇のコクピットブロックを探す途中で
    メトフィエスとも合流できたハルオたちは母船に迎えを要請するが、ガルグはマイナがセルヴァム撃退に使った狩猟道具に
    かつて対ゴジラ用最終決戦兵器として建造された「メカゴジラ」の構成素材「ナノメタル」が用いられていることに気づき、
    その生産プラントが残されている可能性を見い出す。

  • 141 名前: 名無しより愛をこめて 2023-11-12 20:25:08 

    1999年、フィリピンでの炭鉱崩落事故を調査中の芹沢猪四郎博士らは、炭鉱の深部で巨大な恐竜のような生物の化石を発見する。
    化石には別種の生物の繭が寄生しており、付近には巨大な何かがはい出たような痕跡が残っている。
    一方、日本の雀路羅(じゃんじら)市にある原子力発電所に勤務する核物理学者のジョー・ブロディは、
    原子炉直下で発生する不可解な地震について調査を要請する。
    ジョーの妻で技師のサンドラが原子炉の安全確認に向かうが、突如起こった巨大な揺れによって原子炉が暴走し、
    原発は倒壊した。

    15年後、ブロディ夫妻の息子でアメリカ海軍爆弾処理班のフォードは、
    父のジョーが日本で警察に逮捕されたという知らせを受ける。ジョーは妻の命を奪った原発事故の真相を探るべく、
    立入禁止区域となった原発跡地に侵入し逮捕されていた。
    原発跡で15年前と同じ事態が起きつつある兆候を察知したジョーは、
    フォードと共に禁止区域へ再侵入し実家に残されたデータを回収するも、付近をパトロールしていた武装集団に捕まり、
    原発跡地内の研究施設へ連行される。

    施設内にはかつての地震の原因となった巨大な繭があり、「モナーク」と称する秘密機関が調査を行っていたが、
    すでに繭は羽化を開始していた。羽化した生物は研究施設を破壊して東へ飛び去り、
    施設の倒壊に巻き込まれたジョーは命を落とす。芹沢らはジョーの遺した情報を持つフォードとともに
    原子力空母「サラトガ」にて「ムートー」と名付けられた巨大生物を追う。
    モナークの目的は、ペルム紀末の大量絶滅を生き延びた太古の巨大生物「ゴジラ」を研究し、
    その存在を社会から隠蔽する事だった。芹沢はムートー排除のためゴジラも再び現れると推測する。

    ムートーは洋上でロシア海軍アクラ型原子力潜水艦を襲い、その核燃料を捕食するためオアフ島に上陸する。
    怪獣はホノルル市街に侵攻し米軍と交戦するが、間もなくしてそこにムートーを追って来たゴジラが60年ぶりに地上に姿を現す。
    両者は空港で対峙するがムートーは飛行して逃亡、それを追うゴジラも海へ消えた。

    一方、アメリカのユッカマウンテン放射性廃棄物処分場に保管されていたフィリピンの繭から新たなムートーが羽化し、
    ラスベガスを破壊しさらに西へと進行する。

    サンフランシスコ湾で3体の怪獣が衝突すると推測する軍指揮官のステンツ提督は、
    芹沢の反対を押し切って戦略核兵器の使用許可を得る。
    弾頭には電磁パルスの影響を受けないアナログ式の時限装置を使用し、3匹の怪獣を太平洋上へ誘引し、
    殲滅する作戦が実行されることになった。米軍は2基の核弾頭を列車でサンフランシスコへ輸送しようと試みるが、
    雌のムートーの襲撃を受けて弾頭1基を飲み込まれてしまう。
    もう1基の弾頭はサンフランシスコ湾内への輸送には成功するものの、海上で雄のムートーに奪われ、
    雌がサンフランシスコ市街地に築いた巣へ運ばれる。弾頭の起爆装置は既にカウントダウンを開始しており、
    数時間後には逃げ遅れた市民が核爆発に巻き込まれてしまう。
    フォードは弾頭起爆阻止を目的とした軍の部隊に参加し、HALO降下によってサンフランシスコ市内へ突入する。

    湾内に浮上したゴジラはゴールデンゲートブリッジを破壊し市街地へ侵攻。
    ゴジラはフォードの妻のエルが勤める病院の近くで2体のムートーと交戦する。
    その傍らでフォードたちは弾頭を発見するが、その破損状態は激しく時限装置を停止させることが出来ない。
    部隊は船で弾頭を洋上へと持ち去り、少しでも市街地から引き離す作戦に移行する。
    一方フォードはムートーが既に巣に無数の卵を産み付けていることに気付き、
    横転しているタンクローリーのガソリンを利用し巣全体を爆破する。

    ゴジラは二体のムートーの連携攻撃に苦戦を強いられていたが、
    巣が爆破されたことに気を取られた雌のムートーが戦闘を放棄したことで形勢が逆転、
    熱線を放ち雌のムートーを一時的に戦闘不能にし、さらに襲ってきた雄のムートーを強烈な尻尾の一撃で倒す。
    一方で核弾頭を奪われたことに気付いた雌のムートーが復活し部隊を壊滅させ、更にフォードに迫るが、
    追って来たゴジラに熱線を放たれ絶命する。エネルギーを消耗したゴジラはその場に崩れ落ちた。
    核弾頭はフォードによって小型船で洋上へ運ばれ、遥か遠くの沖合いで大爆発した。

    翌朝、フォードは避難所のコロシアムに訪れ、そこで家族との再会を果たす。
    一方で、瓦礫の中で死んだと思われていたゴジラが覚醒し、海へ戻り始めた。
    万感の思いで見つめる芹沢らを背に、ゴジラは咆哮を上げ海中へと姿を消していったのであった。

  • 142 名前: 名無しより愛をこめて 2023-11-12 20:25:50 

    ラドン (Rodan) は、映画『空の大怪獣ラドン』をはじめとする東宝製作の怪獣映画に登場する架空の怪獣である。          
    ゴジラ、モスラと共に東宝三大怪獣と称される。

    特徴
    翼竜プテラノドンが突然変異した怪獣。
    特撮美術監督の渡辺明がプテラノドンをモチーフにデザインしており、名の由来にもなっているが、プテラノドンに比べて様々な差違があり、プテラノドンの頭部にある一本の後頭部に伸びる角状の突起が、2つに分かれて生えており(『ゴジラvsメカゴジラ』では3本)、嘴は鳥類のそれに近い形状で、鳥類には無い歯が生えている(元となったプテラノドンにもない)が、
    プテラノドン等の翼竜と比べればとても小さくて短い。
    腹部にはニードルのようなゴツゴツとした鱗がある。尾はプテラノドンの細い皮膜が付いたものではなく、楕円状にゆるく拡がっている。着地しての直立二足歩行が可能で、翼を広げたままで陸上走行を行うことも多い。
    巨大な上に超音速で飛ぶため、ソニックブームを巻き起こし、飛ぶだけで市街を破壊してしまう。

    シリーズによって攻撃能力が異なり、『三大怪獣 地球最大の決戦』では嘴で敵をつついたり、
    足の爪で引っ掻く攻撃が主で、ゴジラと互角に戦う力を持っている。また、『ゴジラvsメカゴジラ』に再登場したラドンはゴジラの熱線を受けてファイヤーラドンとなり、放射熱線と同程度の威力のウラニウム熱線を吐く能力を身につけた。
    ラドンの声にはコントラバスの音と人間の声を素材として加工したものが使われており、
    本作の後も『ウルトラマン』のアントラーやvsシリーズに登場したキングギドラ、バトラの声などに流用された。

    『ゴジラ・ミニラ・ガバラ オール怪獣大進撃』では怪獣島の怪獣の1体として、
    『地球攻撃命令 ゴジラ対ガイガン』では『キングギドラの大逆襲』タイトル時期の企画に味方側の怪獣として、
    『モスラ3 キングギドラ来襲』ではモスラ(新)の敵怪獣として登場する予定があったが、いずれも途中で変更になっている。

    ラドンが登場する映画リスト
    空の大怪獣ラドン(1956年)
    三大怪獣 地球最大の決戦(1964年)
    怪獣大戦争(1965年)
    怪獣総進撃(1968年)
    ゴジラvsメカゴジラ(1993年)
    ゴジラ FINAL WARS(2004年)
    ゴジラ キング・オブ・モンスターズ (2019年)

    『空の大怪獣ラドン』のラドン
    身長:50メートル
    翼長:120メートル
    体重:1万5千トン

    核実験の放射能や火山ガスによる高温化の影響で現代に復活した。
    劇中でプテラノドンとの関連性を示すような発言があるが、直接は明言されていない。
    ただし、シナリオ上の設定でプテラノドンは
    「中生紀に生息した飛竜の一種で空飛ぶ始祖鳥としては最大のもの」とされている。

    阿蘇の炭坑の奥で卵から雛が誕生し、古代トンボの幼虫メガヌロンを捕食していた。
    成長した1頭が阿蘇山から出現し、航空自衛隊のF-86戦闘機と大規模な空中戦を展開して追撃を振り切った後、
    佐世保や福岡に降り立って大暴れする。このとき口から煙のようなものを吐いており、
    パチンコ屋に突っ込んだタンクローリーを爆発炎上させている。

    陸空両自衛隊からの猛攻によって危機に陥ったところにもう1頭が出現するが、
    最後は帰巣本能で阿蘇山に帰ってきたところに自衛隊のミサイル攻撃を受け、
    その影響で阿蘇山が噴火して2頭のラドンは脱出するもマグマの噴出に巻き込まれ、真っ赤な溶岩の中に消える。

    スーツアクターは中島春雄。
    作中ではラストシーンになるまでラドンが2頭いるという明確な描写がない。
    一応の伏線は張られているが、世界各地で未確認飛行物体による被害が同時に出ているという電話を
    航空自衛隊の基地司令室で新聞記者が本社から受け取るという非常に分かりづらい演出のため、
    海外公開版では2頭いることを説明するシーンが追加されている。
    監督の本多猪四郎も、特技監督の円谷英二も「この2頭のラドンはつがいである」と述べている。[要出典]
    本作のラドンは背中に緑と黄色のラインが入っている。頭部造形は利光貞三、胴体は八木勘寿、八木康栄による。
    デザインは数回にわたって検討され、
    「始祖鳥タイプ」、「鳥の羽をつけたもの」「翼竜タイプ」の検討用粘土モデルが作られている。
    子供のラドンは、手踊り式のギニョール・モデルで表現されている。
    初期のデザインスケッチには始祖鳥をモチーフとしたものも存在していたが、後には翼竜をモチーフとしたものに変更された。

    ゴジラやモスラと並ぶ知名度を持つものの、タイトルに名前が冠された作品は2016年現在、デビュー作の『空の大怪獣ラドン』のみである。

  • 143 名前: 名無しより愛をこめて 2023-11-12 20:26:01 

    『シン・ゴジラ』では神のような神秘的な存在としていたが、本作品のゴジラは怪獣ではなく、
    生物のような方向に寄せていったといい、上に手の平を向けていた『シン・ゴジラ』に対して本作品では生物であることから下に向けている。
    進化するという設定は、『シン・ゴジラ』の設定が取り入れられており、各形態には山森の提案で過去の東宝怪獣の意匠が入れられている。

    ゴジラアクアティリス
    第3話で登場した第0形態。
    深度900メートルのところを50ノットで泳いでいる姿が潜水艦によって確認されている。
    第6話にて東京湾内に侵入しようとしたマンダの群れを追ってその全体像を表した。そのままマンダの群れを仕留めつつ、東京湾に上陸する。
    モササウルスのような姿から水棲生物であると思われる。四肢は進化途中のようなヒレのようになっており、長い尾の先端は水かきがある指のような尾ビレになっている。
    顔つきはワニに似ており、触覚のような細いツノが頭部にある。表皮は赤く、海を通過するとその海は紅塵に包まれて赤く染まる。
    アクアティリスとはラテン語で水生を意味する。
    ヒレのような足は海から来るため、水中で自然と活動できるような形となった。
    初期設定では、クラゲのような生態の生物や、シラスのようなものから魚のような形に進化する案もあった。

    ゴジラアンフィビア
    第7話で東京に上陸を果たしたゴジラ アクアティリスが変態した第1形態。
    イグアナのような顔つきの陸棲生物のような姿となり、四肢は爬虫類に似た形の脚となり、四足歩行を行う。
    政府によって南房総地方の伝承に基づいてゴジラの名称が与えられる。
    第8話で代々木公園での自衛隊からの砲撃を受けてマイナス20度の可燃性のガス状物質を口から放出し、その砲撃の爆発が冷気に引火した途端、
    次第に高温のガスとなって爆炎を誘引して一帯を巻き込む熱膨張を起こして直径500メートル範囲を焼き尽くし、自身をも焼き尽くして自らの総質量を超える紅塵を放出して包まれることで、
    硬質の組織と溶けてドロドロの状態が下にある炭化層の外殻に覆われた蛹のような状態になり、活動停止した。
    体皮は茶褐色、頭部は濃褐色となりツノの形状も変化している。
    アンフィビアとはラテン語で両生類を意味する。
    頭部にはバランの意匠が取り入れられている。

    ゴジラテレストリス
    第9話で活動停止して蛹状態となっていたゴジラアンフィビアが、固まった外殻が剥がれ落ちてさらに変態した第2形態。
    前脚は小さくなって後脚だけで立ち上がり、完全二足歩行形態となっている。
    自衛隊の砲弾投下を予期して着弾前に体組織を触手のように変化させて包んで着弾と同時に破裂させて本体への衝撃を和らげるといった防御能力を持ち、
    背びれを青白く発光させながら口元に光のリングを形成して吐く能力も見られる。
    角や尾ビレがなくなり、首から上半身は細くなり、頭部は小さくなっている。表皮は青い鱗状だが、眉間から背鰭に沿って赤いラインが残る。
    テレストリスとはラテン語で陸生を意味する。
    最終形態の前の息子のようなポジションであることから、ミニラのオマージュとして光輪を口から吐くものとなった。

    ゴジラウルティマ
    3度の形態変化を経て究極の姿となったゴジラの第3形態で、本作品におけるゴジラの正式名称。
    千葉県逃尾市(にがしおし)にて古くから伝わる伝承が描かれた浮世絵には、古史羅(こしら)と記述されている。
    また、同市に戦前から存在する旧嗣野地区管理局(電波観測所)“ミサキオク”の地下にはゴジラウルティマの全身骨格が存在していた。
    第10話でゴジラテレストリスが自衛隊と交戦して集中砲火を浴びる中で変態し、この形態となる。
    形態変化後、自衛隊の攻撃を鎧のような強硬な外皮で寄せ付けぬまま背鰭と口内を青白く光らせ、
    口元に7つの大小さまざまな光輪を放射して複数重ねた重力レンズで空間を捻じ曲げて1か所に収縮させると、
    そのまま光輪をくぐるように熱線を原子ビームのように圧縮して発射する能力を見せつけ、東京を一瞬で火の海に変えた。
    体色は歴代ゴジラと同じく黒あるいは濃灰色。後脚は極太になっており、背ビレも大きく発達している。
    この形態になった直後まではビル数階建てぐらいの大きさだったが、紅塵を吸収し続けたことで最終的に100メートルを超える巨体となった。
    さらに成長を続けて自身が特異点となり、地球人類は破局を迎えつつあったが、謎の巨大化を果たしたジェットジャガーとの交戦の末、
    完成型オーソゴナル・ダイアゴナライザーによってジェットジャガー諸共巨大な青い結晶となり、消滅した。
    なお、最終話では人間サイズの怪獣が背ビレ辺りに潜んでいた。
    ウルティマとはラテン語で終わりを意味する。

  • 144 名前: 名無しより愛をこめて 2023-11-12 20:26:12 

    映画『モスラ』(1961年)のモスラ
    幼虫
    体長:180メートル(最大時)
    体重:2万トン(最大時)
    成虫
    体長:135メートル
    翼長:250メートル
    体重:1万5千トン
    インファント島の守護神。小美人が興行師ネルソンに連れ去られたため、本能で小美人を追って東京にやってきた。
    幼虫の形態で180メートルにまで巨大に成長して都内を破壊し、東京タワーに繭を張って成虫になると、
    今度はネルソンの逃亡先であるロリシカ国のニューカークシティを破壊するが、福田善一郎たちが空港にモスラの紋章を描き、
    着地したところに返された小美人を連れてインファント島へ帰る。

    この作品の幼虫のみ、夜間の海上で光り輝いている。
    ただし、苦労して撮影した割に分かりづらかったためか、以後のシリーズで発光する描写は見られず、設定にも表記されたことはない。
    原作「発光妖精とモスラ」では繭を作る建造物は東京タワーではなく国会議事堂であるが、60年安保をモチーフにした部分があり、
    政治性が強いという理由から変更された。
    1960年11月24日の読売新聞には、漫画家の阿部和助が書いた鳥のような頭とボディの成虫のイラストが掲載された。
    羽の長さ100メートル、胴の長さ70 - 80メートルと書かれている。

    造形
    幼虫・成虫とも利光貞三、村瀬継蔵、八木勘寿、八木康栄による造形。
    幼虫は3尺ほどの操演ミニチュアが、機関車のミニチュアの仕掛けを流用内蔵した自走式のものと、
    プール撮影や東京タワーのシーンなどで使われた操演用のものと用意された。
    渋谷から東京タワーに迫るシーンの幼虫は、高さが6尺、長さ33尺(約10メートル)、
    重さ約120キログラムほどもある製作費200万円の大型のぬいぐるみで撮影された。
    演技者は中島春雄、手塚勝巳ら総勢8人が入って動かしている。手塚は『空の大怪獣ラドン』でもメガヌロンの先頭に入っていた経験から
    先頭操作に抜擢された。村瀬継蔵は、このモスラの顔の周りにフジツボをつけ、籐のヒゲを生やして生物感を表現している。
    また、ラテックスの表皮に艶を出そうとソフトビニール素材「ビニール・ゾル」をコーティングしたところ、特技監督の円谷に大変喜ばれた。
    村瀬は監督の喜ぶ顔が見たくて、撮影ではがれるたびに毎回手間をかけてコーティングをし直したという。

    平成VSシリーズ
    『ゴジラvsモスラ』
    幼虫
    体長:120メートル
    体重:1万5千トン
    成虫
    翼長:175メートル
    体重:2万トン
    飛行速度:マッハ2
    地球の先住民族コスモスの守護神。幼虫の眼は再び青くなっている。
    この作品以降から幼虫の尾の三つに分かれた突起の真ん中が長く伸びている。

    同族だが傾向が異なるバトラとは戦う運命にあり、不本意ながらこれと戦う。
    インファント島の地中から卵が出現し、島の開発を行っていた丸友観光によって日本に運ばれる途中に孵化。
    孵化の直前に出現したゴジラと戦うが、バトラの乱入に遭ってインファント島に帰還する。
    その後、丸友観光に連れ去られたコスモスを追って東京に上陸し、国会議事堂で繭を作り成虫となる(その際の糸の噴射スピードは昭和版のそれよりも早い設定となっている)。

    同時期に成虫となったバトラと横浜上空で激しい戦いを繰り広げるが撃墜される。
    その後、上陸してきたゴジラに対して、バトラには決して使うことがなかった超音波ビームで攻撃し、バトラと助けあって和解、
    共闘の末にゴジラを戦闘不能状態にして海へと連れ去る
    (ゴジラの尻尾をつかんだときに足から電流のようなものを流していたが、威力や名称は不明)。
    が、突如復活したゴジラにバトラが倒され、その海上でゴジラを封印、バトラの使命を受け継ぎ、
    地球に追突する隕石の軌道を変えるため宇宙へ旅立つ。その際、体に付着したゴジラ細胞により、
    後のスペースゴジラ誕生の一因も造ることになる。
    超音波ビームと鱗粉(電磁鱗粉、イオンクラフトの原理で揚力を得ている)を武器とする。
    鱗粉が撒かれている間はその中に雷が発生するほか、あらゆる光線や熱線を乱反射してしまう。
    これによってゴジラは放射熱線を封じ込められたばかりか威力を逆利用され、さらにバトラのプリズム光線の連携攻撃にも遭い、
    敗退することとなる。コスモスは「モスラ最後の武器」と呼ぶ。
    これまでのシリーズと直接のつながりは無いが、関連書籍などでは4代目モスラと表記する書籍もある。

  • 145 名前: 名無しより愛をこめて 2023-11-12 20:26:24 

    ハルオ・サカキ
    声 - 宮野真守、洲崎綾(幼少期)
    主人公。日本人。24歳。身長173センチメートル。階級は大尉。
    地球を脱出する直前に、両親がゴジラの襲撃に巻き込まれる様子を目撃した過去から、ゴジラに対して人一倍強い復讐心を抱いている。
    同時に、人類が真の意味で再起するためには人としてゴジラを倒すしかないと考えているが、
    人を捨てなければゴジラを倒せないと考えるガルグからはその矛盾を非難されている。
    宇宙船内ではダイチを父親代わりに育ち、ユウコのことは生まれた時から妹のように面倒を見てきた。
    高いカリスマを持ち、エクシフからはその献身性を、ビルサルドからは優れた自己決断力を評価されている。
    タウe上陸に反発し揚陸艇を占拠したことで第一級反逆罪を問われ、
    船内の独房で拘留される中でメトフィエスから与えられたアラトラム号の機密データを元に対ゴジラ戦術を執筆。
    さらにメトフィエスの計らいで罪状を保留される形で保釈され、地球降下に参加する。
    リーランドの戦死後はメトフィエスから指揮権を委譲される形で対ゴジラ戦術を実行に移し、
    自らもパワードスーツ機械化特務分隊を率いてゴジラ・フィリウスの背びれへプローブを打ち込みを行う。
    直後に出現したオリジナル個体のゴジラ・アースの襲撃により負傷するが、フツアのシェルターで目覚め、
    治療されていることに驚きながらもそこで遭遇したミアナと交友を結ぶ。
    600名いた隊員を50名にまで減らしてしまったことに苦悩を抱きながらも、ガルグからナノメタルプラントの現存を聞かされ地球残留を決める。
    しかし、メカゴジラシティでの滞在の中で無限増殖を続けるナノメタルとそれを生体にも利用するビルサルドへの不信を抱き、
    加えてゴジラに倒す上での人の在り方を巡ってガルグと対立してしまう。
    シティへのゴジラ接近が報告されると自らもヴァルチャー3番機に乗ってユウコやベルベと共にゴジラ誘導作戦に参加するが、
    自身の戦術案が通用しないゴジラに対してナノメタルを介したパイロット強化で攻撃を続行しようとしたガルグによって
    ユウコが生命の危機に晒されたことに激しく動揺。逡巡と葛藤の末にメトフィエスの言葉に従ってシティの中枢部を攻撃し
    ナノメタルの機能を止めるも、既にユウコは脳死状態となっており、結果的にガルグとベルベを自らの手で死なせてしまう。

    自らの迷いが招いた結果に絶望し、ゴジラにもう勝てないと心が折れてしまうが、
    自身がナノメタルに侵食されなかった事を奇跡とすることで地球人をカルトに引き込むメトフィエスに次第に不信感を抱き始める。
    更にビルサルドが自分の処刑を求めてアラトラム号で反乱を起こす事態となり、和解する時間を稼ぐために身を隠すことになるが、
    その中で生き残って命を繋げば勝ち、死んで消えれば負けというフツアの価値観を知り、マイナと結ばれる。
    ほどなくしてギドラが降臨し、それによる異常現象を目の当たりにしたハルオはメトフィエスが何かを企んでいることを確信し、
    その真の目的を知るためにメトフィエスと対峙するが、ガルビトリウムを右目に埋め込んだメトフィエスによって
    精神世界へと取り込まれてしまう。過去の凄惨な記憶を辿り、滅びの救済を説くメトフィエスに一度はなびきかけるが、
    両親がつけた自身の名の意味を思い出してメトフィエスを退け、
    ガルビトリウムを砕くことでゴジラがギドラに勝利する決定打を作った。
    ギドラとの戦いを終えてからはフツア族との共生を選び、妻になったマイナとの間に子どもを授かるが、
    ヴァルチャーの再起動の際にメトフィエスの声が届き、文明が再興し、ゴジラを怪獣たらしめる憎しみを持つ自分がいると、
    再びギドラがこの宇宙に現れてしまうことを悟る。そのためハルオは活動状態のナノメタルを宿すユウコを連れて、
    再起動したヴァルチャーに乗ってゴジラに特攻し、自身の命と引き換えにこの世界とギドラの繋がり、
    ナノメタルの脅威、そしてゴジラへの憎しみを絶った。
    小説により、母親は欧州奪還作戦におけるパリの戦いの英雄ハルカ・ヤシロ、
    父親は国連調査官としてこの小説の物語を記録したアキラ・サカキと判明。

  • 146 名前: 名無しより愛をこめて 2023-11-12 20:26:37 

    そんな中、雲南省の施設から脱走した後、滝の中で蛹になっていたモスラが羽化して飛び立ち、    
    ゴジラの住処だったバミューダ海域に現れる。マーク達はモスラがゴジラと交信を試みていると気付いて   
    その反応からゴジラの生存を確認、潜水艦にゴジラのエネルギーとなる核弾頭を積んでゴジラが隠れている地点に向かう。     

    マークらはリックの提唱した地下空洞論に基づく海底洞窟の先にあった古代遺跡の奥地で休眠状態のゴジラを発見するが、    
    潜水艦の魚雷発射システムは事故で破損していたため、芹沢自らが小型潜水艇でゴジラのすぐ傍まで核弾頭を運んで手動で起爆、    
    ゴジラはそのエネルギーを取り込んで再起し、三度ギドラの元へと向かう。  

    北米でギドラとそのギドラの下に付いたラドンが暴れている間、マディソンは母がアランに勧めたオルカによる     
    怪獣の行動を抑制する方法を盗み聞きし、彼らがオルカから目を離した隙にオルカを持ってアジトから脱走。    
    母の言った通りにアジトのあったマサチューセッツ州・ボストンの野球スタジアムに忍び込んでそこの音響システムにオルカを接続、
    スタジアム全体をスピーカーにしてオルカの信号を世界全体に伝達し、怪獣達の動きを止めることに成功する。   
    しかし、ギドラはその信号を察知してボストンに飛来、マディソンを見つけるや彼女に襲いかかる。     
    そこにゴジラが出現してギドラの攻撃からマディソンを救い、ゴジラおよびアルゴを含めた米軍はギドラに攻撃を仕掛ける。      

    マークもオルカの信号からエマとマディソンがボストンにいることを知り、     
    ゴジラとギドラが争う地上に降りるとアランと袂を分かったエマとも合流してマディソンを捜索、    
    マディソンがボストンの旧自宅にいると推測してそこに向かう。    

    この時のゴジラは芹沢が起爆させた核弾頭のエネルギーの過剰摂取により数分で爆発する危険な状態に陥りながらも、 
    支援に現れたモスラの援護もあって一度は優位に立つが、ギドラが呼び寄せたラドンの乱入でモスラとは分断され、  
    さらにギドラの反撃で思わぬダメージを受けてしまう。
    どうにかラドンを退けたモスラもギドラの攻撃からゴジラを庇って消滅、ゴジラも体の限界が近づき窮地に追い込まれる。

    マークとエマは倒壊した自宅からマディソンを見つけ出し、
    地上から脱出する前に二人はオルカを修理してギドラの気を引く作戦を立てる。
    エマはマークとマディソンだけを逃して自分は単身オルカを使ってゴジラからギドラの注意を逸らすことに成功する。
    エマは猛追するギドラに追い詰められるが、ゴジラがエマの稼いだ時間の間に取り込んだモスラの力によって
    体内の核エネルギーの制御に成功し身体を赤熱化させた形態へと変化。
    連続で熱波攻撃を浴びせてギドラの身体を焼き尽くし、最後に残った首も熱線で完全に吹き飛ばし消滅させた。

    瓦礫の上に立つゴジラの前に各地より終結したムートー、ベヒモス、スキュラ、メトシェラらが現れ、
    更に生き延びていたラドンもゴジラに恭順の意を示していき、マークとマディソンらが見守る中、
    その輪の中心でゴジラの咆哮が響き渡る。

    その後、オキシジェンデストロイヤーの影響で魚が取れなくなったイスラ・デ・マーラに赴いていたアランは、
    その沖で漁師が引き上げた先の戦いでゴジラが噛みちぎったギドラの首の一つを見せられてそれの購入を申し出る。

    監督 マイケル・ドハティ
    脚本 マックス・ボレンスタイン マイケル・ドハティ ザック・シールズ
    出演者
    カイル・チャンドラー ヴェラ・ファーミガ ミリー・ボビー・ブラウン
    ブラッドリー・ウィットフォード 渡辺謙 サリー・ホーキンス
    チャールズ・ダンス トーマス・ミドルディッチ アイシャ・ハインズ
    オシェア・ジャクソン・Jr デヴィッド・ストラザーン チャン・ツィイー
    音楽 ベアー・マクレアリー
    主題歌 [ALEXANDROS] 「Pray」(日本語吹替版)
    製作会社 レジェンダリー・ピクチャーズ
    配給 ワーナー・ブラザース 東宝
    公開 2019年5月31日
    上映時間 132分
    製作国 アメリカ合衆国
    言語 英語

  • 147 名前: 名無しより愛をこめて 2023-11-12 20:27:24 

    ゴジラとムートーの戦いから5年後、
    巨大怪獣の存在およびそれまで極秘に怪獣の調査を行ってきた秘密機関「モナーク」のことが公になり、
    以後世界各地で休眠状態の怪獣が次々と発見され、その地点には怪獣の生態を研究するための前哨基地が建てられた。
    中国・雲南省にある古代遺跡の内部に設置された第61前哨基地ではモナークの科学者エマ・ラッセル博士と
    娘のマディソンらが孵化した"モスラ"の幼虫との交信を試み、モスラの制御に成功する。
    しかし、そこへ環境テロリストであるアラン・ジョナ率いる傭兵部隊が基地を襲撃、エマとマディソンを連れ去り、
    怪獣と交信する装置"オルカ"も強奪されてしまう。その頃、モナークの有識者と政府役員との会議においてモナークは
    政府や世論から怪獣への対応と被害の責任についての追及を受け、あくまで怪獣殲滅を訴える政府に対し、
    モナークの科学者・芹沢猪四郎博士はあくまで怪獣との共存が必要だと説く。その折に芹沢らは雲南省で起こった事件の知らせを聞いて
    元モナークのメンバーで別居状態だったエマの夫マークに協力を要請、攫われた二人を救出するため力を合わせることとなり、
    マークを"ゴジラ"の生息域となっているバミューダ海域に設置された第54前哨基地に招いて今後の対応を協議する。
    一方、アラン達の目的は南極の氷塊に眠る怪獣"モンスターゼロ"を目覚めさせることであり、
    南極の第31前哨基地を占拠してモンスターゼロの復活作業を開始する。それと同時に海域に潜んでいたゴジラが行動を開始、
    その移動予測からゴジラが南極を目指していると知るとマーク達も司令母艦「アルゴ」で南極へと向かう。
    到着したモナークの兵士とテロリストが銃撃戦を繰り広げる中、マークは妻子と再会する。
    だがエマは彼の目の前で氷塊に仕掛けられた爆弾の起爆装置を押して氷塊を爆破、
    崩壊する基地からアランはエマとマディソンを連れて逃亡し、マーク達も間一髪で基地の崩壊から免れるも、
    マークと芹沢らは復活したモンスターゼロに襲われる。そこへゴジラが出現し、モンスターゼロと交戦を開始。
    その戦いに巻き込まれて芹沢の助手グレアムは死亡、マークも気を失ってしまう。
    そこに駆けつけたアルゴの攻撃を受けてモンスターゼロは逃亡、ゴジラもそれを追って海へと消える。
    アルゴ内で目覚めたマークは南極でのエマの行動から彼女が自らアランのテロリストグループに協力していると他の面々に語る。    
    そこにエマの声明が届き、     
    彼女は「人類の文明活動のせいで崩壊寸前の地球環境を修復するためには怪獣による破壊と再生が必要」と主張する。 
    直後にメキシコのイスラ・デ・マーラの火山火口に建てられた第56前哨基地のシステムが  
    テロリストグループにハッキングされ、エマはオルカの信号をそこから流して火山に眠る怪獣を呼び起こそうとする。 
    しかし、母の真意に気づいたマディソンがそれに反発して止めようとするもエマはアランに急かされる形でオルカを起動、  
    その音波に反応して火山の火口から"ラドン"が出現する。  

    現地民の避難の時間を稼ぐためアルゴとその護衛部隊が駆けつけてラドンを攻撃、   
    ラドンはアルゴを敵と見なして飛翔し、護衛部隊を瞬く間に壊滅させアルゴを執拗に追い回す。   
    しかし、ラドンはアルゴにこの時中米に近づいていたモンスターゼロの元に誘導されて、交戦の末に海へと叩き落される。  
    モンスターゼロは次にイスラ・デ・マーラからの避難民を収容していたアルゴに襲いかかるが、
    そこにゴジラも現れてモンスターゼロと海中で激しく争う。  
    だが、そこに米軍が怪獣殲滅用に開発した新兵器   
    「オキシジェン・デストロイヤー」を搭載したミサイルが飛来して両者の下で炸裂、ゴジラの生体反応は消失するが、  
    一方のモンスターゼロは健在であり、その直後に世界各地のモナークの前哨基地のある地点から次々と怪獣達が目覚め始める。 

    世界規模での復活した怪獣による災害が発生する中、これを芹沢はモンスターゼロが他の怪獣を支配し、   
    自身を中心にした怪獣の群れによる知能的な破壊活動であるとし、さらにアイリーンの調査でモンスターゼロが   
    "ギドラ"という名前であること、そのギドラは宇宙から襲来した生物でむしろ地球の生態系を破壊する存在であることが示唆される。 
    エマも復活させたギドラが他の怪獣達を勝手に操り始めたことで自分のプランが完全に破綻してしまったことに気づき、  
    アランに事態の収束させるよう願い出るが、アランはそれを聞き入れず、両者の間にも亀裂が生まれる。   

  • 148 名前: 名無しより愛をこめて 2023-11-12 20:27:37 

    アライグマ(洗熊、浣熊、学名:Procyon lotor)は、哺乳綱食肉目アライグマ科アライグマ属に分類される哺乳類。
    アライグマ属の模式種。タヌキに似ており、アライグマを英語でraccoon (common raccoon) と呼ぶのに対し、タヌキは raccoon dog と呼ぶ。
    前足を水中に突っ込んで獲物を探る姿が手を洗っているように見えることが名称の由来である。雑食性であり、小動物を捕獲して食べる。
    北アメリカ原産で、日本やヨーロッパにも外来種として生息する。移入後の繁殖により、農作物への被害や生態系への影響などが問題となっている。
    形態
    頭胴長42 - 60 cm尾長20 - 41 cm、体重4 - 10 kg。飼育下では体重が20 kgに達するものもいる。
    灰褐色の体毛をもち、眼のまわりから頬にかけて黒い斑紋がある。
    タヌキと誤認されることが多いが、タヌキとの違いとして長いふさふさとした尾には黒い横縞があるのが大きな特徴である。
    また、足が黒いタヌキやニホンアナグマと比べて、アライグマの足は白っぽく、耳には白い縁取りがある。
    さらに、クマなどと同じく、かかとをつける蹠行性(しょこうせい)という歩き方をするため、
    足跡は人の子供の手のような長い5本の指がくっきりとつく。この特徴は、本種と他の哺乳類とを識別する重要なポイントとなる。
    歯式は、3/3, 1/1, 4/4, 2/2の合計40本(切歯は上下で3本ずつ、犬歯は上下で1本ずつ、
    前臼歯は上下4本ずつ、後臼歯は上下2本ずつの合計40本の歯をもつ)。
    乳頭数は、胸部・腹部・鼠蹊部にそれぞれ1対、計6つとなり、まれに8つの乳頭をもつ個体が確認される。
    分布
    アメリカ合衆国、カナダ南部、中央アメリカ(メキシコなど)を原産地とする。
    日本では海外からの移入により広い地域に定着する。
    また、ドイツやフランスなどのヨーロッパ諸国、旧ソ連のベラルーシやアゼルバイジャン、
    西インド諸島といった国々にも外来種として定着している。
    生息地
    基本的に水辺近くの森林に生息するが、湿地、農耕地、海岸、都市といった幅広い環境に適応できる。
    アメリカにおけるアライグマの都市部への生息範囲の拡大は顕著で、最初の都市部への定着報告は1920年代に始まり、
    ワシントンD.C、ニューヨーク、シカゴ、トロントなど各地の都市に拡大している。基本的に夜行性だが、昼でも活動することがある。
    自分で巣を掘ることはなく、他の動物が地中に掘った巣穴、木の洞、時には農家の納屋や物置などで休む。
    四肢に水掻きはないが泳ぐことが可能で、後ろ足で立つこともでき、木登りもうまく、立体的な行動をみせる。
    行動圏は基本的に直径1-3キロメートルの範囲で、都市近郊に暮らす個体群は狭くなり、
    低い個体数密度では逆に拡大するといったように環境条件によって変化する。
    人間との関わり
    ペット
    アライグマはその可愛らしい風貌からペットとして人気が高かった。
    原産地であるアメリカでもペットとして飼育されており、例えば、アメリカ合衆国第30代大統領カルビン・クーリッジの妻である
    グレース・クーリッジは、レベッカという名のアライグマを可愛がっていたという逸話がある。
    自宅の庭先に現れる野生のアライグマに餌付けを行い、ペット同然に扱う人もいる。
    (ただし野生生物への餌付けは、個体数の増加のほかに、感染症や物理的傷害を受けるリスクがあるため好ましくないとされている。)
    2005年以降の日本では、アライグマは日本の気候に順応し、農作物に被害を与え、生態系を破壊する恐れがあるために、
    外来生物法により特定外来生物に指定された。したがって、日本では学術研究などの例外を除き、
    アライグマの飼育・譲渡・輸入は原則禁止されており、販売や野外に放つことは厳禁である。
    飼育
    人工的な環境下での寿命はおよそ14年。
    主食として、にんじん、りんご、バナナ、副食としてドッグフードを与え、水は食物を水につける習性があるので大きめの容器を使う。
    ケージは幼獣では犬用のペットケージで間に合うが、成長すると運動量が増えるため、
    木登り用の止まり木を含む、10平米以上の広さのケージを必要とする。
    日本国内では地方自治体が条例によってケージの規格を指定している場合がある。
    手先が器用で、簡易的な飼育設備ではすぐに脱走してしまうため施錠が必要。
    飼育環境としては、アライグマは比較的丈夫であるため、気温や湿度に神経質になる必要はないが、
    日当たりがあって風通しのよい環境に置くとされている。
    幼少期においては人に懐くが(ただし、幼少期の時点で暴れる個体もあり、性格の差が激しい)、
    成獣(特に発情期)になると気性が荒くなり、一般人がペットとして飼育するのは難しい動物である。

  • 149 名前: 名無しより愛をこめて 2023-11-12 20:27:49 

    ヘドラ
    体長
    0.1ミリメートルから20メートル(水中棲息期)
    30メートル(上陸期)
    40メートル(飛行期)
    60メートル(完全期)
    体重:4万8千トン(最大時)
    攻撃:ヘドリューム光線、ヘドロ弾、硫酸ミスト
    劇中での命名者は海洋生物学者、矢野徹の息子である研少年。また、最初に上陸した際、驚いた研に短剣で腹部を切り裂かれている。
    宇宙より隕石に乗って飛来したとうかがえる鉱物起源の生命体へドリュウムが、
    都市近海に堆積していたヘドロや公害による汚染物質と結合し、成長した姿。
    本作でヘドラに入り、後年には平成ゴジラに入ることとなるスーツアクターの薩摩剣八郎(本作では「中山剣吾」名義)いわく
    「ぼろぞうきんを重ね合わせた海坊主の幽霊みたい」な姿をしており、赤い目が縦に開いている。
    身体は乾燥するとボロボロに崩れるが、完全死を迎える前に水分が補給されると、破片の個々がオタマジャクシ似の形態に実体化する。
    それらは合体して大きな身体を形成するうえ、成長するにしたがって生える陸上用の足による二足歩行化を経て、
    最終的には飛行能力や光線発射能力まで発現する。飛行形態でゴジラを楽々と持ち運ぶほどの怪力や自らの体液でもあるヘドロなど、
    さまざまな能力を駆使してゴジラを苦しめた強敵である。
    ヘドラが通った後には硫酸ミストがまき散らされ、金属は錆びて人間は骨と化す。
    ヘドロや工場排気を吸い込んで取り込むため、一時的には環境を改善しているようにも思えるが、
    結局はその汚染物質を他の地域へ拡散させるため、「公害問題が、工業地帯など限られた地域に犠牲を強いている」という批判をも体現している。
    飛行や光線の原動力は体内での核爆発と設定されており、劇中で矢野博士は「恒星同様のもの」と解釈している。
    誕生当初は海でタンカーなどを襲っていたが、半ばまで成長すると上陸して工場地帯を襲撃し、そこでゴジラとの初戦に突入する。
    ゴジラの放射熱線を受けて一時退散した後、まもなく飛行能力を得て再来した際には周辺の都市と人間に大被害を与え、
    再戦したゴジラを翻弄する。その後、矢野博士の研究により最後まで水分を飛ばせば完全に殺すことが可能と推察され、
    自衛隊の協力で設置された大型の電 極 板に誘き寄せられるが、トラブルの連続によりダメージとならず、三度現れたゴジラと交戦する。
    そこでもゴジラの左目を潰し、右腕を白骨化させるなど激しい戦いを繰り広げるが、
    ついにゴジラの放射熱線で機能を発揮した電極 板の雷電攻撃を受けてダウンする。これにより絶命したかに思われたが、
    乾燥が完全ではなかったため、残骸の内側から脱皮するように新たなヘドラが出現し、逃亡を図る。
    しかし、放射熱線の応用による空中飛行で追撃してきたゴジラに電 極板へ連れ戻され、
    電流を浴びて再び押し倒されたうえに未乾燥の内部をえぐり出され、さらなる電流を浴びせられたことで完全死を迎える。
    ただし、エピローグではすでに「新たなヘドラ」が誕生していることが示唆されている。
    上記のとおり、乾燥には弱いものの完全に倒すことは非常に難しく、ゴジラ史上に残る難敵となっている。
    なお、他の怪獣を交えずに全編通してゴジラと1対1で戦った怪獣は、『キングコング対ゴジラ』(1962年)のキングコング以来9年ぶり。
    以後の作品では複数の怪獣が登場するタッグマッチ、あるいはハンディキャップマッチ形式が一般的になり、
    ヘドラは昭和ゴジラシリーズで最後にゴジラとシングル(1体1)で戦った怪獣となった。
    スーツアクターは前述したように中山が担当しており、彼の入った最初の怪獣であるが、スーツデザインと重量の関係からあまり動けず、
    ゴジラに入っていた中島春雄がリードしてゴジラが立ち回る感じのアクションにされたという。
    劇中、ヘドラが工場の煙突から煙を吸い上げるシーンはスーツ内に中山が入ったままであり、「非常に苦しかった」と語っている。
    また、一度撮影中に転んで起き上がれなくなってしまったことがある。

    名称
    関連書籍などでは各形態は水中棲息期、上陸期、飛行期と表記されるが、最後の形態は成長期、完全期、巨大化期と表記が分かれている。
    劇場予告編では「公害怪獣」ではなく、「忍者怪獣」と表記されていた。
    中島春雄やスタッフからは「ゴミ」と呼ばれていた。

    備考
    監督の坂野義光は敵役ヘドラの造形に関し、自ら脚本にト書きを入れるほどのこだわり
    (ヘドラの目玉について脚本に「女性器のような」という記述を加えるなど)を見せ、飛行態などのデザインにも積極的に関わっている。
    撮影初日にはヘドラの体に毒々しい反射素材の色彩を加えようと思いつき、自ら塗装を始め、ついにはこの作業に1日を費やしてしまった。

  • 150 名前: 名無しより愛をこめて 2023-11-12 20:28:04 

    2016年11月3日8時30分ごろ、東京湾羽田沖で大量の水蒸気が噴出、
    同時に海底を通る東京湾アクアラインでもトンネル崩落事故が発生、政府は原因を海底火山か熱水噴出孔の発生と見て対応を進める。
    矢口蘭堂(やぐち らんどう)内閣官房副長官は、ネット上の一般人の動画や目撃報告から、
    いち早く巨大生物の存在を示唆するが、一笑に付される。
    間もなく巨大生物の尻尾部分がテレビ報道され政府は認識を改める。
    巨大生物は多摩川河口から大田区内の呑川を這いずるように遡上し、蒲田で上陸、北進を始める。
    対処方針は駆除と決まり、自衛隊に害獣駆除を目的とした出動が要請される。巨大生物は北品川近くで変形、直立二足歩行を始める。
    自衛隊の攻撃ヘリコプターが攻撃位置に到着するが、付近に逃げ遅れた住民が発見され、攻撃は中止される。
    巨大生物は突然歩行を止め京浜運河から東京湾へと姿を消す。巨大生物は上陸から2時間強で死者・行方不明者100名以上の被害 を出した。
    巨大生物の再度襲来に備え、矢口を事務局長とした「巨大不明生物特設災害対策本部(巨災対)」が設置される。
    被害地域で微量の放射線量の増加が確認され、巨大生物の行動経路と一致したことから、巨大生物が放射線源と判明する。
    米国より大統領次席補佐官および大統領特使が極秘裏に来日し、巨大不明生物は海洋投棄された放射性廃棄物に適応進化した、
    「ゴジラ (Godzilla)」と呼称する未発表の生物であること、その研究していた牧悟郎という学者が行方不明であること、
    牧が残した謎の暗号化資料等が日本側へ提供された。巨災対は、ゴジラは体内の原子炉状の器官から活動エネルギーを得ており、
    そこから生じる熱は血液循環によって発散しているため、血液循環を阻害すればゴジラは生命維持のため自らスクラム停止・急激な冷却を行い、
    活動停止するはずであると結論づけ、血液凝固剤の経口投与によってゴジラを凍結させる「矢口プラン」(仮称)の具体検討を始める。
    11月7日、前回の倍近い大きさとなったゴジラが鎌倉市に再上陸、横浜市・川崎市を縦断して武蔵小杉に至る。
    自衛隊は武蔵小杉から多摩川河川敷を戦場とした 、ゴジラの都内進入阻止のための総力作戦「タバ作戦」を実行するが、
    傷一つ付けることができず、突破されてしまう。ゴジラは大田区・世田谷区・目黒区へと進行する。
    米国からの大使館防衛を理由に爆撃機をグアムから日本に向かわせたとの通知を受けて、政府は正式に米国に攻撃支援を要請する。
    港区にまで進行してきたゴジラに対し、米軍の爆撃機による攻撃を始め、ゴジラに初めて傷を負わせることに成功するが、
    ゴジラは口から火炎や光線を、背部からも複数の光線を放射しはじめ、爆撃機をすべて撃墜し、港・千代田・中央3区の市街地を破壊する。
    総理大臣官邸から立川広域防災基地へ避難するところであった総理大臣らが乗ったヘリコプターも光線によって撃墜され、
    総理を含め閣僚11名が死亡する。一方ゴジラは東京駅構内で活動を停止する。
    政府機能は立川に移転、総理大臣臨時代理も立てられ、 矢口はゴジラ対策の特命担当大臣に任命される。
    米軍の爆撃で得られたゴジラの組織片の分析より、今後ゴジラは無生殖で増殖しネズミ算式に群体化していくことや、
    小型化や有翼化、それにより大陸間を超えて拡散する可能性が示唆された。また2週間後には活動再開すると予測された。
    国連安保理はゴジラへの熱核攻撃を決議し、住民360万人の疎開が行われる。
    巨災対は核攻撃ではなく矢口プランによるゴジラ停止の完遂を切望するが、ゴジラには元素を変換する能力もあったことが判明し、
    血液凝固剤が無力化される懸念が生じてしまった。その直後、それまで謎だった牧の暗号化資料の解読の糸口が見つかり、
    解読・解析結果からゴジラの元素変換機能を阻害す る極限環境微生物の分子式が得られる。
    それを抑制剤として血液凝固剤と併せて投与することで解決の見通しが立った。
    国連軍の熱核攻撃開始も間近に迫る中、矢口プランは、「ヤシオリ作戦」という作戦名で、日米共同作戦として開始される。
    無人運転の列車を使った爆弾でゴジラを起こし、次にエネルギー消耗のみを狙った米軍の無人航空機群による攻撃が、
    ゴジラが光線を出せなくなるまで続く。光線が途切れたところを付近の高層ビルをゴジラに向け爆破・倒壊させてゴジラを転倒させる。
    建設機械部隊とコンクリートポンプ車隊が近づきポンプ車のアームより累計数百キロリットルの血液凝固剤をゴジラの口内に流し込む。
    これらの繰り返しにより、ようや くゴジラの凍結に成功する。ゴジラは東京駅脇に凍りついたまま立ちつくす。
    その尻尾の先端部には背びれを持つ人型の小柄な生物数体が、生じかけたまま静止していた

  • 151 名前: 名無しより愛をこめて 2023-11-12 20:28:18 

    ヒグラシ(Tanna japonensis)は、カメムシ目(半翅目)・セミ科に属するセミの一種。
    日本を含む東アジアに分布する中型のセミで、朝夕に甲高い声で鳴く。

    日本ではその鳴き声からカナカナ、カナカナ蝉などとも呼ばれる。
    漢字表記は蜩、茅蜩、秋蜩、日暮、晩蝉などがあり、秋の季語にもなっている。

    特徴
    成虫の体長はオス28-38mm、メス21-25mmほど。オスの腹部はメスよりも明らかに太くて長く、オスメスの区別がつけ易い。
    また、オスの腹腔内は大きな共鳴室が発達しているためほとんど空洞で、光が透けるほどである。
    体色はほとんど赤褐色だが、頭部の複眼附近、前胸の縁と背面中央は緑色をしている。
    ただし体色は個体群によって変異することがあり、山地のものはより黒っぽくなる傾向がある。

    なお、おもにヒグラシの成虫の寄生虫としてセミヤドリガ(Epipomponia nawai)というガの一種が知られ、
    成虫の腹部に1匹-数匹の蛆虫型のセミヤドリガの幼虫が外部寄生していることがある。
    またニクバエ科の一種・ヒグラシヤチニクバエ(ヒグラシヤドリバエ、Angiometopa cicadina)も
    稀にヒグラシに寄生するとされる。

    生態
    日本では北海道南部から奄美大島(原名亜種。亜種イシガキヒグラシは下記参照)と、ほぼ全国の範囲に生息する。
    日本以外では中国大陸に分布(朝鮮半島には分布しない。かつて記録されたことがあったが、現在は誤記録とされる)。
    広葉樹林やスギやヒノキの林に生息し、北海道から九州北部では平地から山地まで見られるが、
    九州南部以南ではやや標高の高い山地に生息する。

    俳句では秋の季語とされ、晩夏に鳴くセミのイメージがあるが、
    実際には(地域にもよるが)成虫は梅雨の最中の6月下旬頃から7月にかけて発生し、
    ニイニイゼミと同じく、他のセミより早く鳴き始める。
    以後は9月中旬頃までほぼ連日鳴き声を聞くことができる。

    鳴き声
    オスの鳴き声は甲高く、「キキキキキ…」「ケケケケケ…」「カナカナカナ…」などと聞こえる。
    標準的な聞きなしとしては「カナカナ」が使われる。
    日の出前・日の入り後の薄明時によく鳴くが、曇って薄暗くなった時、
    気温が下がった時、または林内の暗い区域などでは日中でも鳴く。
    夕方の日暮れ時に鳴く(稀に夜中の2時ぐらいにも鳴くことがある)ことから、
    「日を暮れさせるもの」としてヒグラシの和名がついた。
    また奄美大島産は鳴き声が本土産と多少異なるが、後述のイシガキヒグラシほどではない。

    朝夕に響く声は涼感や物悲しさを感じさせ、日本では古来より美しい声で鳴くセミとして文学などの題材にも使われてきた。
    テレビ番組などでも「夏の夕暮れ」を表す効果音としてこの鳴き声がよく用いられる。
    しかし間近で聞く声はかなり大きく、遠くで聴く「物悲しい印象」とは異なるともいう。

    分類
    界:動物界 Animalia
    門:節足動物門 Arthropoda
    綱:昆虫綱 Insecta
    目:カメムシ目(半翅目) Hemiptera
    亜目:ヨコバイ亜目(同翅亜目) Homoptera
    上科:セミ上科 Cicadoidea
    科:セミ科 Cicadidae
    亜科:セミ亜科 Cicadinae
    族:ホソヒグラシ族 Cicadini
    属:ヒグラシ属 Tanna
    種:ヒグラシ T. japonensis
    学名
    Tanna japonensis
    和名
    ヒグラシ
    英名
    Evening cicada

  • 152 名前: 名無しより愛をこめて 2023-11-12 20:28:52 

    ゴジラ・アース
    体高:50メートル(2030年)→300メートル以上(2万年後)
    体重:1万トン(2030年)→10万トン以上(2万年後)
    作品世界内に初めて現れたゴジラ。
    戦略生物学教授のキョウヘイ・ヤマネ博士らの命名で、大戸島に伝わる龍神「呉爾羅」から名付けられた。
    元は太平洋に生息しており、2030年5月29日、日本・小笠原諸島の大戸島に打ち上げられたカメーバIVの死骸からその存在が明るみになり、
    ヤマネ博士らが調査に派遣された。この時は発見に至らなかったがそのまま海中を東へ移動し、同年、アメリカ西エリアにて初めて姿が確認され、
    初出現時にはロサンゼルスとサンフランシスコを壊滅に追い込み海に消え、翌2031年にワシントン沖で米国海軍を奇襲した後にシアトルを蹂躙し、
    12月24日にはコロラドスプリングズにて米軍との総力戦に圧勝してインディアナポリスにて核攻撃に耐え、
    12月にかけてメキシコ湾へ姿を消すまでにアメリカにて推定870万人を死傷させる。
    2034年に西ヨーロッパに上陸すると、パリ防衛戦と称されるEUの総攻撃がも時間稼ぎにしかならず、ドイツを焼き尽くす。
    アルプスを越えてイタリアへ向かうかと思われていたが、2037年のザルツブルグ陽動作戦後、自らの意思で突如パリへ引き返し、
    海に消えるまでに推定600万人が死傷する。
    5年間の休眠を経て、2042年に復活した際には北極の氷を融解させながら地球に接近していた小惑星ゴラスを熱線で狙撃し完全に粉砕、
    海を南下して大西洋でオペレーション・ルネッサンス中の輸送船団ごと連合艦隊の主力を壊滅させると北米に上陸、
    地球連合首都兼武装都市となったニューヨークを一夜で滅ぼし、
    ビルサルドとエクシフの母船の核融合炉を暴走させたことによるクリーブランドを消滅させる「オペレーション・プロメテウス」にも耐え、
    さらに「プロジェクト・メカゴジラ」のための時間稼ぎとして行われた「オペレーション・ロングマーチ」にて、
    北アフリカと中央アジアに甚大な被害をもたらしている。これら計8回の出現を経て2044年には世界各地にて推定3億人以上の犠牲者を生む。
    2045年、人類が異星種族エクシフおよびビルサルドと共同で発足させた地球連合による「オペレーション・グレートウォール」の際、
    一度は2000発の熱核兵器でヒマラヤ山脈付近に形成された大断層帯に閉じ込められるが、
    熱量を溜め込んで山脈内部に膨大なマグマだまりを形成すると、その中を泳いで移動を開始、
    1年後の2046年1月に熱線で大断層帯を破壊して復活する。史上初の「怪獣由来の火山活動」により、
    後にG火口と呼ばれる地点で大噴火を引き起こし、火砕流で周辺に展開する地球連合の部隊を壊滅させ、
    そのままインド防衛線を突破してベンガル湾に消え、
    同年3月の遠州灘での地球連合海軍総戦力による富士山麓防衛戦では、艦隊も航空機も無視してメカゴジラの開発工場を狙撃、
    妨害する艦隊の大半を壊滅させると浜松に上陸して富士へ向かい「富士裾野決戦」で地上部隊も殲滅する。
    さらに翌日、東京湾を北上して芝浦埠頭から首都東京に上陸しわずか3時間足らずで首都圏を蹂躙、日本列島を壊滅させ消息不明となる。
    この時だけでユーラシア大陸にて2億人、日本にて1億人近い犠牲を生み出し、7億人まで減少した人類を地球から脱出せざるを得ない状況まで追い込んだ。
    以降2年は行方不明だったが、2048年3月にはアラトラム号出向を目前にリオデジャネイロを襲撃、
    3月11日にリオデジャネイロ郊外JSS3宇宙港を壊滅させ、13日には防衛軍の最終防衛線を突破されたことで本部施設を核自爆させることになる。
    それから3ヶ月間、未だ市民の残るサンパウロやサルヴァドールなどを攻撃して2億人以上を死傷させ、
    さらに南米を横断してエクアドルやペルーを焼き尽くし、7月31日には地球連合新本部ブエナベントゥラへ進行するも、モスラによって撃退。
    8月15日に再出現し、地球連合最後の作戦「オペレーション・クレードル」の陽動部隊と対峙する。
    アラトラム号が帰還した2万年後の地球では、G細胞由来の生物で構成された新しい生態系の頂点に君臨。
    2万年の間に成長をし続けた結果、巨大化しており、それに伴い超大音量の咆哮による共振現象で対象を粉砕する「超振動波攻撃」など、
    新たな能力も獲得している。劇中ではゴジラ・フィリウスを撃破したハルオ・サカキたち先遣隊の前に現れ、
    超振動波攻撃と尻尾を振りぬいて生み出した衝撃波によって部隊を壊滅状態に追い込む。

  • 153 名前: 名無しより愛をこめて 2023-11-12 20:29:06 

    メカゴジラ
    体高:50メートル 体長:100メートル 
    総重量:3万トン 
    人類が異星種族ビルサルドの協力を受けてひそかに開発した、自律思考金属体「ナノメタル」製の対ゴジラ決戦兵器
    正式名称は「対ゴジラ超重質量ナノメタル製決戦兵器:メカゴジラ」。略称は「メカゴジラ」あるいは「MG」。
    ビルサルドの科学技術の総力がつぎ込まれており、建造には3万トン以上の超重質量ナノメタルが使用されている。
    動力源はナノメタル粒子間連結組成による発電細胞用機関で、
    体内大量生成から高出力で発電した電力を常時大量蓄電し、行動用電力を随時放出する。
    制御はゴジラの電磁場による通信障害をA39ビルサルド方式電磁シールド技術で軽減、
    そのうえで散布ナノメタル粒子によるネットワークを形成し、内部AIから中央制御システムまでの半径50キロ圏内での常時接続を保証している。
    武装はナノメタルの自在変形機能を最大限活用したもので、
    ナノメタルの自在変形、自己修復・増殖機能により破損部位の多くは瞬時復旧が可能。
    西暦2042年、拡大するゴジラの暴威に鑑みて、恒星間移民船の建造を除く人類の全てのリソースが注ぎ込まれる形で決行された
    「プロジェクト・メカゴジラ」により、当時世界で最も優れた工業生産力を維持していた極東自治区(旧・日本)の富士山麓にて建造を開始。
    富士山麓宝永第一火口縁南方2キロメートル地点の地下200メートルに築かれた
    「地球連合軍・戦略技術研究所・ナノメタル研究センター併設メカゴジラ開発プラント」(通称:メカゴジラ建造工場)にて、
    専用の100GW級ビルサルディア型(ΩIII型磁場閉込方式)熱核融合炉4基からの大電力供給を受けて
    地下ナノメタル生成棟・MG組立棟・AI製造棟を稼働させ、計736名の人員によって進められた。
    ゴジラを地上に押し留める「オペレーション・ロングマーチ」およびゴジラを地中深くに閉じ込める
    「オペレーション・グレートウォール」の間に機体そのものは完成するが、2046年3月の「富士裾野決戦」で何らかの理由から起動に失敗し、
    遠州灘からゴジラに熱線で工場を狙撃され喪失する。
    しかし打ち捨てられたナノメタルは、メカゴジラ頭部の人工知能から発せられる指示に従い機能を停止することなく増殖を続け、
    2万年かけて工場周囲の直径14キロメートルに「メカゴジラシティ」を形成するに至った。
    その存在は「人類最後の希望」として一般にも公表されており、
    映画監督エガートン・オーバリーの手で5作品の政府広報映画が制作、公開されている。

    武装 
    収束中性子砲
    頭部ナノプレートを変形させた特殊砲身と発生装置で構成される荷電粒子砲。中性子透過力を利用し、
    対象の外殻を貫通、体内組織を融解させる。想定で5キロメートル以上離れた地点からゴジラへの攻撃と反撃を防止し、迅速な接近運動を補助する。

    ブレードランチャー
    背部ブレードを電磁カタパルトで射出し、誘導操縦飛行させて対象を切り裂く質量弾体攻撃。3キロメートル地点での弾幕による撹乱が目的。

    ハイパーランス 
    前方両腕部を高速伸長し、急速粒子圧縮で硬質化させることで生成するランス状対象打突・貫通攻撃。最大伸長は500メートル。
    対象貫通後は、ナノメタル粒子充填・侵食を行う。
    ナノメタル最大硬質化時のモース硬度及びビッカーズ硬度については共にダイヤモンドの約10倍に到達。
    想定では1キロメートル地点で跳躍後にゴジラ上空で起動し、全体重を加重させたハイパーランスチャージ攻撃で体表組織を貫通後、
    先端部から体内深層部へのナノメタル侵食により組織構造を瞬時分析、ゴジラの機能停止を実施する。

    テイルブロー 
    尾部全体を鞭状運動させた切断攻撃。上体捻り運動による尾部先端速度の超音速化、
    プラズマブースターによる運動方向への追加加速、尾部形状の刃形状変形、ヒレ状ブレードの高速往復運動等の複合効果で、
    切断、衝撃波粉砕を行う。

    ナノメタル粒子散布型熱エネルギー緩衝層 
    半径300メートルの周囲空間にナノメタル粒子を散布し、エネルギー兵器の拡散防御を行う。
    シミュレーション上では到達エネルギーの9割を拡散する。実体質量弾に対する防御も可能。
    メカゴジラシティでも熱線の対策で展開された。

    積層耐熱装甲板 
    メカゴジラ外殻部位各部の瞬時変形による防御手段。
    想定では5キロメートル地点への接近直後に胸部装甲を変形させ、熱エネルギー緩衝層との併用で熱線を防御する。
    メカゴジラシティでもプラント表面に形成されるはずだったが、ゴジラの侵攻を受けて武装の配置を優先するために途中で建造が中止された。

  • 154 名前: 名無しより愛をこめて 2023-11-12 20:29:19 

    太陽系離脱に傾倒する中央委員会をよそに、ハルオたちは前回の対ゴジラ戦術にシティを組み込んだ新戦術を立案し、
    パワードスーツを改良した新兵器「ヴァルチャー」の設計や、ゴジラ・アースへの止めとして用いる
    「EMPプローブハープーン」の開発など準備を進めるが、地下で自己増殖を続けるナノメタルを見たハルオは
    ナノメタルへの強い不安を抱き始め、さらにナノメタルに不信感を持つ地球人の兵士たちがナノメタルを使ってシティと同化していく
    ビルサルドの姿を目撃して騒ぎ出すという事件が起きる。ビルサルドと地球人の間に齟齬が生じる中、
    熱光学遮断フィールドが解除されたことでシティを発見したゴジラ・アースが進攻を開始する。
    ヴァルチャーの本格的な量産もまだという不完全な状態で作戦開始を迫られたハルオは、
    ユウコとかつての教官リルエル・ベルベとともに先行開発されていたヴァルチャーに乗り込み、ゴジラ・アースの誘導を行う。
    その間に準備を整えたガルグたちは、ゴジラ・アースの足元をナノメタルで固定してEMPプローブハープーンを撃ち込むが、
    ゴジラ・アースは高熱波を発生することでプローブを溶解させたうえ、シティを全身からの超高熱波で包み込む。
    シティが崩壊の危機に直面する中、ガルグらビルサルドはナノメタルを纏ってシティと同化したうえ、
    ヴァルチャーを特攻兵器とするためにハルオやユウコにも強制的にナノメタル強化を施そうと目論む。
    それを拒絶したマーティンら地球人がシティから脱走し、辛くもフツアの鱗粉によって浸食を免れたハルオは、
    メトフィエスによる説得とガルグによる主張の間で苦悩するが、苦しむユウコを救うためにガルグたちのいる管制ルームを破壊する。
    その直後、ハープーンを完全に無力化したゴジラ・アースの熱線によってシティは完全に破壊され、
    ハルオはヴァルチャーからユウコを救出するが間に合わず、変わり果てた彼女を抱きしめながら慟哭どうこくする。

    星を喰う者
    メカゴジラシティの陥落後、ユウコは脳死状態と判定され、ハルオは自らの選択の結果に打ちひしがれる。
    一方、メトフィエスはハルオがナノメタルの侵食を受けなかったのは神の加護によるものだと説き、
    ハルオを神に選ばれた英雄と祭り上げることで、メカゴジラシティの敗北で絶望した生存者たちの大半を信者に引き込むことに成功する。
    ハルオは、自らを含む幾人かが侵食を免れたのはフツアの治療によるものであると訴えるが、メトフィエスはそれを承知の上で信者を増やし、
    自分たちが崇める神を呼び出す準備をしていることを告白する。
    ハルオのメトフィエスへの不信感が募る中、アラトラム号ではメカゴジラシティの一件によって種族間の対立が深刻化する。
    ビルサルドは実力行使でアラトラム号の動力室を占拠し、同胞を殺めゴジラ撃滅の好機を逃したハルオの極刑を要求する。
    その情報を受け取ったハルオは、マーティンの提案で対立が鎮静化する時間を稼ぐために敢えてフツアの隠れ家に身を隠し、
    その中でミアナ及びマイナと交流して、生き残って命を繋げば勝ち、死んで消えれば負けというフツアの価値観を知る。
    そしてハルオはかつてゴジラ・アースに敗れた自分を助けて治療した真の恩人であり、
    想いを寄せるが故にハルオが死ぬことを恐れるマイナと結ばれる。
    しかし同じころ、メトフィエスは自身を怪しむミアナを捕らえた上で信者たちとともに神を呼び出す準備を着々と進め、
    遂にエクシフが神と崇める高次元怪獣「ギドラ」を降臨させる。ギドラは信者となった生存者たちを生け贄として喰い尽くし、
    この宇宙の法則に囚われないが故に機械に観測されない超常的存在としてアラトラム号の近辺に出現する。
    アラトラム号は時空間を歪めるギドラの前に何が起きているか理解できないまま撃沈され、そのままギドラは地上に出現し、
    迎撃に現れたゴジラ・アースをも圧倒する。ギドラの力を目の当たりにしたハルオは、
    エクシフの真の目的を知るためにメトフィエスと対峙する。

  • 155 名前: 名無しより愛をこめて 2023-11-12 20:29:32 

    20世紀末、人類は環境変化が原因で地球上に出現した巨大生物「ゴジラ」の脅威に晒されるようになった。
    半世紀に渡り敗走を重ねた人類は種全体の存続を図り、一部の人間を他星に移住させる計画を立案する。
    2048年3月14日、恒星間移民船の1つ「アラトラム号」はコンピュータによって選抜された一部の人間と、
    同盟を結んでいた異星人種「エクシフ」と「ビルサルド」を乗せ、11.9光年彼方の惑星くじら座タウ星eを目指して旅立った。

    怪獣惑星
    出発から約22年後。
    過酷な宇宙生活の末に人類はタウ星eに到着するが、そこは人類の生存に適さない環境であり、移住計画は事実上失敗に終わる。
    老人ばかりの志願者たちで入植を強行しようとする中央委員会に対し、
    ハルオ・サカキはタウe星からの即刻退去と移民プランの完全棄却を要求して揚陸艇に篭城するも拘束され、
    タウ星eへの着陸を試みた揚陸艇は降下中の事故で全員死亡する。
    今後の移民が困難となり、さらにハルオがエクシフの軍属神官メトフィエスの協力で立案した「対ゴジラ戦術」がリークされたことで、
    船員たちの間では地球帰還を望む声が高まり、中央委員会は地球への帰還を決断する。
    アラトラム号は長距離亜空間航行を用いて往路よりもはるかに短い時間で地球へと到着する。
    しかし、亜空間航行の影響で地球では約2万年[注釈 2]もの歳月が経過していたうえ、調査の結果、未だにゴジラが生存していることが判明する。
    中央委員会は帰還を諦めようとするが、メトフィエスの後押しでハルオの戦術案が採用され、
    ゴジラ殲滅のため600名からなる地球降下部隊を派遣することが決定する。
    保釈されたハルオは、幼なじみのユウコ・タニやエリオット・リーランドと共に地球に降下し、
    ゴジラ捜索のための準備と変わり果てた地球環境の調査を進める。
    しかしその最中、ゴジラに捜索に当たる予定だったリーランドの部隊が怪獣セルヴァムの襲撃に遭い、被害を受ける。
    さらなる犠牲を避けるため、メトフィエスの案でリーランドたちは仲間の部隊との合流を経て撤退を試みるが、
    部隊は事前の作戦ルートを行軍中にゴジラと遭遇する。ハルオはゴジラの防御力の要である非対称性透過シールドの電磁パルスパターンを解析するため
    単身ゴジラに挑み、それを支援しようと単身ゴジラに攻撃を仕掛けたリーランドの死と引き換えにデータの入手に成功する。
    ゴジラから逃れ、ビルサルドの技術士官ムルエル・ガルグと合流したハルオは指揮権を掌握したメトフィエスから指揮権を委譲され、
    作戦の続行を決定する。ハルオたちは多くの犠牲を払いながらも作戦を進め、ついにゴジラのシールドを一時的に無力化し、撃破に成功する。
    念願のゴジラ討伐を果たした一同は歓喜するが、環境生物学者マーティン・ラッザリは、
    今回討伐したゴジラが経過年月と比較して何の変化もないことから、2万年前の個体とは別である可能性を指摘する。
    そして、マーティンの推測を裏付けるかのようにハルオたちの前に2万年もの間300メートルの大きさまで進化を続けた
    「ゴジラ・アース」が出現し、部隊はまたたく間に壊滅に追い込まれる。

    決戦機動増殖都市
    ゴジラ・アースの攻撃で気を失っていたハルオが意識を取り戻すとそこは木造の住居で、しかも自分の身体もすでに治療されていたことに驚く。
    はぐれた仲間を探そうとした家を出た所を家主らしき人型種族の少女に遭遇、ハルオは慌てて逃げ出した彼女を追いかけてどうにか接触し、
    自らの命の恩人となった少女のミアナと交流を結ぶ。
    一方、ユウコ、アダム、ベルベを含む残存部隊の一つがミアナの同族と思しき少女に襲われていたが、
    そこにハルオとミアナが駆けつけたことで助かり、改めてミアナたち民族の集落に客人として招き入れられると
    先に保護されていたマーティンやガルグとも再会する。ハルオたちは、ミアナとその姉のマイナから彼らのいう神の卵の意思を介し、
    彼女らの種族の名が「フツア」であること、そのフツアの神もすでにゴジラに殺され、もはやゴジラに敵う術はないという話を聞かされる。
    マーティンは、フツアが2万年前の人類の末裔で、現在の環境に適応するために昆虫の特徴を取り込んだ新人類だと推測する。
    その後、生存者たちからも退却案が飛び出す中、とにかく軌道上の母船と連絡を取ろうと揚陸艇のコクピットブロックを探す途中で
    メトフィエスとも合流できたハルオたちは母船に迎えを要請するが、ガルグはマイナがセルヴァム撃退に使った狩猟道具に
    かつて対ゴジラ用最終決戦兵器として建造された「メカゴジラ」の構成素材「ナノメタル」が用いられていることに気づき、
    その生産プラントが残されている可能性を見い出す。

  • 156 名前: 名無しより愛をこめて 2023-11-12 20:29:46 

    1999年、フィリピンでの炭鉱崩落事故を調査中の芹沢猪四郎博士らは、炭鉱の深部で巨大な恐竜のような生物の化石を発見する。
    化石には別種の生物の繭が寄生しており、付近には巨大な何かがはい出たような痕跡が残っている。
    一方、日本の雀路羅(じゃんじら)市にある原子力発電所に勤務する核物理学者のジョー・ブロディは、
    原子炉直下で発生する不可解な地震について調査を要請する。
    ジョーの妻で技師のサンドラが原子炉の安全確認に向かうが、突如起こった巨大な揺れによって原子炉が暴走し、
    原発は倒壊した。

    15年後、ブロディ夫妻の息子でアメリカ海軍爆弾処理班のフォードは、
    父のジョーが日本で警察に逮捕されたという知らせを受ける。ジョーは妻の命を奪った原発事故の真相を探るべく、
    立入禁止区域となった原発跡地に侵入し逮捕されていた。
    原発跡で15年前と同じ事態が起きつつある兆候を察知したジョーは、
    フォードと共に禁止区域へ再侵入し実家に残されたデータを回収するも、付近をパトロールしていた武装集団に捕まり、
    原発跡地内の研究施設へ連行される。

    施設内にはかつての地震の原因となった巨大な繭があり、「モナーク」と称する秘密機関が調査を行っていたが、
    すでに繭は羽化を開始していた。羽化した生物は研究施設を破壊して東へ飛び去り、
    施設の倒壊に巻き込まれたジョーは命を落とす。芹沢らはジョーの遺した情報を持つフォードとともに
    原子力空母「サラトガ」にて「ムートー」と名付けられた巨大生物を追う。
    モナークの目的は、ペルム紀末の大量絶滅を生き延びた太古の巨大生物「ゴジラ」を研究し、
    その存在を社会から隠蔽する事だった。芹沢はムートー排除のためゴジラも再び現れると推測する。

    ムートーは洋上でロシア海軍アクラ型原子力潜水艦を襲い、その核燃料を捕食するためオアフ島に上陸する。
    怪獣はホノルル市街に侵攻し米軍と交戦するが、間もなくしてそこにムートーを追って来たゴジラが60年ぶりに地上に姿を現す。
    両者は空港で対峙するがムートーは飛行して逃亡、それを追うゴジラも海へ消えた。

    一方、アメリカのユッカマウンテン放射性廃棄物処分場に保管されていたフィリピンの繭から新たなムートーが羽化し、
    ラスベガスを破壊しさらに西へと進行する。

    サンフランシスコ湾で3体の怪獣が衝突すると推測する軍指揮官のステンツ提督は、
    芹沢の反対を押し切って戦略核兵器の使用許可を得る。
    弾頭には電磁パルスの影響を受けないアナログ式の時限装置を使用し、3匹の怪獣を太平洋上へ誘引し、
    殲滅する作戦が実行されることになった。米軍は2基の核弾頭を列車でサンフランシスコへ輸送しようと試みるが、
    雌のムートーの襲撃を受けて弾頭1基を飲み込まれてしまう。
    もう1基の弾頭はサンフランシスコ湾内への輸送には成功するものの、海上で雄のムートーに奪われ、
    雌がサンフランシスコ市街地に築いた巣へ運ばれる。弾頭の起爆装置は既にカウントダウンを開始しており、
    数時間後には逃げ遅れた市民が核爆発に巻き込まれてしまう。
    フォードは弾頭起爆阻止を目的とした軍の部隊に参加し、HALO降下によってサンフランシスコ市内へ突入する。

    湾内に浮上したゴジラはゴールデンゲートブリッジを破壊し市街地へ侵攻。
    ゴジラはフォードの妻のエルが勤める病院の近くで2体のムートーと交戦する。
    その傍らでフォードたちは弾頭を発見するが、その破損状態は激しく時限装置を停止させることが出来ない。
    部隊は船で弾頭を洋上へと持ち去り、少しでも市街地から引き離す作戦に移行する。
    一方フォードはムートーが既に巣に無数の卵を産み付けていることに気付き、
    横転しているタンクローリーのガソリンを利用し巣全体を爆破する。

    ゴジラは二体のムートーの連携攻撃に苦戦を強いられていたが、
    巣が爆破されたことに気を取られた雌のムートーが戦闘を放棄したことで形勢が逆転、
    熱線を放ち雌のムートーを一時的に戦闘不能にし、さらに襲ってきた雄のムートーを強烈な尻尾の一撃で倒す。
    一方で核弾頭を奪われたことに気付いた雌のムートーが復活し部隊を壊滅させ、更にフォードに迫るが、
    追って来たゴジラに熱線を放たれ絶命する。エネルギーを消耗したゴジラはその場に崩れ落ちた。
    核弾頭はフォードによって小型船で洋上へ運ばれ、遥か遠くの沖合いで大爆発した。

    翌朝、フォードは避難所のコロシアムに訪れ、そこで家族との再会を果たす。
    一方で、瓦礫の中で死んだと思われていたゴジラが覚醒し、海へ戻り始めた。
    万感の思いで見つめる芹沢らを背に、ゴジラは咆哮を上げ海中へと姿を消していったのであった。

  • 157 名前: 名無しより愛をこめて 2023-11-12 20:58:26 

    このスレ基地外ホイホイ用?

  • 158 名前: 名無しより愛をこめて 2023-11-12 21:07:18 

    ラドン (Rodan) は、映画『空の大怪獣ラドン』をはじめとする東宝製作の怪獣映画に登場する架空の怪獣である。          
    ゴジラ、モスラと共に東宝三大怪獣と称される。

    特徴
    翼竜プテラノドンが突然変異した怪獣。
    特撮美術監督の渡辺明がプテラノドンをモチーフにデザインしており、名の由来にもなっているが、プテラノドンに比べて様々な差違があり、プテラノドンの頭部にある一本の後頭部に伸びる角状の突起が、2つに分かれて生えており(『ゴジラvsメカゴジラ』では3本)、嘴は鳥類のそれに近い形状で、鳥類には無い歯が生えている(元となったプテラノドンにもない)が、
    プテラノドン等の翼竜と比べればとても小さくて短い。
    腹部にはニードルのようなゴツゴツとした鱗がある。尾はプテラノドンの細い皮膜が付いたものではなく、楕円状にゆるく拡がっている。着地しての直立二足歩行が可能で、翼を広げたままで陸上走行を行うことも多い。
    巨大な上に超音速で飛ぶため、ソニックブームを巻き起こし、飛ぶだけで市街を破壊してしまう。

    シリーズによって攻撃能力が異なり、『三大怪獣 地球最大の決戦』では嘴で敵をつついたり、
    足の爪で引っ掻く攻撃が主で、ゴジラと互角に戦う力を持っている。また、『ゴジラvsメカゴジラ』に再登場したラドンはゴジラの熱線を受けてファイヤーラドンとなり、放射熱線と同程度の威力のウラニウム熱線を吐く能力を身につけた。
    ラドンの声にはコントラバスの音と人間の声を素材として加工したものが使われており、
    本作の後も『ウルトラマン』のアントラーやvsシリーズに登場したキングギドラ、バトラの声などに流用された。

    『ゴジラ・ミニラ・ガバラ オール怪獣大進撃』では怪獣島の怪獣の1体として、
    『地球攻撃命令 ゴジラ対ガイガン』では『キングギドラの大逆襲』タイトル時期の企画に味方側の怪獣として、
    『モスラ3 キングギドラ来襲』ではモスラ(新)の敵怪獣として登場する予定があったが、いずれも途中で変更になっている。

    ラドンが登場する映画リスト
    空の大怪獣ラドン(1956年)
    三大怪獣 地球最大の決戦(1964年)
    怪獣大戦争(1965年)
    怪獣総進撃(1968年)
    ゴジラvsメカゴジラ(1993年)
    ゴジラ FINAL WARS(2004年)
    ゴジラ キング・オブ・モンスターズ (2019年)

    『空の大怪獣ラドン』のラドン
    身長:50メートル
    翼長:120メートル
    体重:1万5千トン

    核実験の放射能や火山ガスによる高温化の影響で現代に復活した。
    劇中でプテラノドンとの関連性を示すような発言があるが、直接は明言されていない。
    ただし、シナリオ上の設定でプテラノドンは
    「中生紀に生息した飛竜の一種で空飛ぶ始祖鳥としては最大のもの」とされている。

    阿蘇の炭坑の奥で卵から雛が誕生し、古代トンボの幼虫メガヌロンを捕食していた。
    成長した1頭が阿蘇山から出現し、航空自衛隊のF-86戦闘機と大規模な空中戦を展開して追撃を振り切った後、
    佐世保や福岡に降り立って大暴れする。このとき口から煙のようなものを吐いており、
    パチンコ屋に突っ込んだタンクローリーを爆発炎上させている。

    陸空両自衛隊からの猛攻によって危機に陥ったところにもう1頭が出現するが、
    最後は帰巣本能で阿蘇山に帰ってきたところに自衛隊のミサイル攻撃を受け、
    その影響で阿蘇山が噴火して2頭のラドンは脱出するもマグマの噴出に巻き込まれ、真っ赤な溶岩の中に消える。

    スーツアクターは中島春雄。
    作中ではラストシーンになるまでラドンが2頭いるという明確な描写がない。
    一応の伏線は張られているが、世界各地で未確認飛行物体による被害が同時に出ているという電話を
    航空自衛隊の基地司令室で新聞記者が本社から受け取るという非常に分かりづらい演出のため、
    海外公開版では2頭いることを説明するシーンが追加されている。
    監督の本多猪四郎も、特技監督の円谷英二も「この2頭のラドンはつがいである」と述べている。[要出典]
    本作のラドンは背中に緑と黄色のラインが入っている。頭部造形は利光貞三、胴体は八木勘寿、八木康栄による。
    デザインは数回にわたって検討され、
    「始祖鳥タイプ」、「鳥の羽をつけたもの」「翼竜タイプ」の検討用粘土モデルが作られている。
    子供のラドンは、手踊り式のギニョール・モデルで表現されている。
    初期のデザインスケッチには始祖鳥をモチーフとしたものも存在していたが、後には翼竜をモチーフとしたものに変更された。

    ゴジラやモスラと並ぶ知名度を持つものの、タイトルに名前が冠された作品は2016年現在、デビュー作の『空の大怪獣ラドン』のみである。

  • 159 名前: 名無しより愛をこめて 2023-11-12 21:07:28 

    『シン・ゴジラ』では神のような神秘的な存在としていたが、本作品のゴジラは怪獣ではなく、
    生物のような方向に寄せていったといい、上に手の平を向けていた『シン・ゴジラ』に対して本作品では生物であることから下に向けている。
    進化するという設定は、『シン・ゴジラ』の設定が取り入れられており、各形態には山森の提案で過去の東宝怪獣の意匠が入れられている。

    ゴジラアクアティリス
    第3話で登場した第0形態。
    深度900メートルのところを50ノットで泳いでいる姿が潜水艦によって確認されている。
    第6話にて東京湾内に侵入しようとしたマンダの群れを追ってその全体像を表した。そのままマンダの群れを仕留めつつ、東京湾に上陸する。
    モササウルスのような姿から水棲生物であると思われる。四肢は進化途中のようなヒレのようになっており、長い尾の先端は水かきがある指のような尾ビレになっている。
    顔つきはワニに似ており、触覚のような細いツノが頭部にある。表皮は赤く、海を通過するとその海は紅塵に包まれて赤く染まる。
    アクアティリスとはラテン語で水生を意味する。
    ヒレのような足は海から来るため、水中で自然と活動できるような形となった。
    初期設定では、クラゲのような生態の生物や、シラスのようなものから魚のような形に進化する案もあった。

    ゴジラアンフィビア
    第7話で東京に上陸を果たしたゴジラ アクアティリスが変態した第1形態。
    イグアナのような顔つきの陸棲生物のような姿となり、四肢は爬虫類に似た形の脚となり、四足歩行を行う。
    政府によって南房総地方の伝承に基づいてゴジラの名称が与えられる。
    第8話で代々木公園での自衛隊からの砲撃を受けてマイナス20度の可燃性のガス状物質を口から放出し、その砲撃の爆発が冷気に引火した途端、
    次第に高温のガスとなって爆炎を誘引して一帯を巻き込む熱膨張を起こして直径500メートル範囲を焼き尽くし、自身をも焼き尽くして自らの総質量を超える紅塵を放出して包まれることで、
    硬質の組織と溶けてドロドロの状態が下にある炭化層の外殻に覆われた蛹のような状態になり、活動停止した。
    体皮は茶褐色、頭部は濃褐色となりツノの形状も変化している。
    アンフィビアとはラテン語で両生類を意味する。
    頭部にはバランの意匠が取り入れられている。

    ゴジラテレストリス
    第9話で活動停止して蛹状態となっていたゴジラアンフィビアが、固まった外殻が剥がれ落ちてさらに変態した第2形態。
    前脚は小さくなって後脚だけで立ち上がり、完全二足歩行形態となっている。
    自衛隊の砲弾投下を予期して着弾前に体組織を触手のように変化させて包んで着弾と同時に破裂させて本体への衝撃を和らげるといった防御能力を持ち、
    背びれを青白く発光させながら口元に光のリングを形成して吐く能力も見られる。
    角や尾ビレがなくなり、首から上半身は細くなり、頭部は小さくなっている。表皮は青い鱗状だが、眉間から背鰭に沿って赤いラインが残る。
    テレストリスとはラテン語で陸生を意味する。
    最終形態の前の息子のようなポジションであることから、ミニラのオマージュとして光輪を口から吐くものとなった。

    ゴジラウルティマ
    3度の形態変化を経て究極の姿となったゴジラの第3形態で、本作品におけるゴジラの正式名称。
    千葉県逃尾市(にがしおし)にて古くから伝わる伝承が描かれた浮世絵には、古史羅(こしら)と記述されている。
    また、同市に戦前から存在する旧嗣野地区管理局(電波観測所)“ミサキオク”の地下にはゴジラウルティマの全身骨格が存在していた。
    第10話でゴジラテレストリスが自衛隊と交戦して集中砲火を浴びる中で変態し、この形態となる。
    形態変化後、自衛隊の攻撃を鎧のような強硬な外皮で寄せ付けぬまま背鰭と口内を青白く光らせ、
    口元に7つの大小さまざまな光輪を放射して複数重ねた重力レンズで空間を捻じ曲げて1か所に収縮させると、
    そのまま光輪をくぐるように熱線を原子ビームのように圧縮して発射する能力を見せつけ、東京を一瞬で火の海に変えた。
    体色は歴代ゴジラと同じく黒あるいは濃灰色。後脚は極太になっており、背ビレも大きく発達している。
    この形態になった直後まではビル数階建てぐらいの大きさだったが、紅塵を吸収し続けたことで最終的に100メートルを超える巨体となった。
    さらに成長を続けて自身が特異点となり、地球人類は破局を迎えつつあったが、謎の巨大化を果たしたジェットジャガーとの交戦の末、
    完成型オーソゴナル・ダイアゴナライザーによってジェットジャガー諸共巨大な青い結晶となり、消滅した。
    なお、最終話では人間サイズの怪獣が背ビレ辺りに潜んでいた。
    ウルティマとはラテン語で終わりを意味する。

  • 160 名前: 名無しより愛をこめて 2023-11-12 21:07:37 

    映画『モスラ』(1961年)のモスラ
    幼虫
    体長:180メートル(最大時)
    体重:2万トン(最大時)
    成虫
    体長:135メートル
    翼長:250メートル
    体重:1万5千トン
    インファント島の守護神。小美人が興行師ネルソンに連れ去られたため、本能で小美人を追って東京にやってきた。
    幼虫の形態で180メートルにまで巨大に成長して都内を破壊し、東京タワーに繭を張って成虫になると、
    今度はネルソンの逃亡先であるロリシカ国のニューカークシティを破壊するが、福田善一郎たちが空港にモスラの紋章を描き、
    着地したところに返された小美人を連れてインファント島へ帰る。

    この作品の幼虫のみ、夜間の海上で光り輝いている。
    ただし、苦労して撮影した割に分かりづらかったためか、以後のシリーズで発光する描写は見られず、設定にも表記されたことはない。
    原作「発光妖精とモスラ」では繭を作る建造物は東京タワーではなく国会議事堂であるが、60年安保をモチーフにした部分があり、
    政治性が強いという理由から変更された。
    1960年11月24日の読売新聞には、漫画家の阿部和助が書いた鳥のような頭とボディの成虫のイラストが掲載された。
    羽の長さ100メートル、胴の長さ70 - 80メートルと書かれている。

    造形
    幼虫・成虫とも利光貞三、村瀬継蔵、八木勘寿、八木康栄による造形。
    幼虫は3尺ほどの操演ミニチュアが、機関車のミニチュアの仕掛けを流用内蔵した自走式のものと、
    プール撮影や東京タワーのシーンなどで使われた操演用のものと用意された。
    渋谷から東京タワーに迫るシーンの幼虫は、高さが6尺、長さ33尺(約10メートル)、
    重さ約120キログラムほどもある製作費200万円の大型のぬいぐるみで撮影された。
    演技者は中島春雄、手塚勝巳ら総勢8人が入って動かしている。手塚は『空の大怪獣ラドン』でもメガヌロンの先頭に入っていた経験から
    先頭操作に抜擢された。村瀬継蔵は、このモスラの顔の周りにフジツボをつけ、籐のヒゲを生やして生物感を表現している。
    また、ラテックスの表皮に艶を出そうとソフトビニール素材「ビニール・ゾル」をコーティングしたところ、特技監督の円谷に大変喜ばれた。
    村瀬は監督の喜ぶ顔が見たくて、撮影ではがれるたびに毎回手間をかけてコーティングをし直したという。

    平成VSシリーズ
    『ゴジラvsモスラ』
    幼虫
    体長:120メートル
    体重:1万5千トン
    成虫
    翼長:175メートル
    体重:2万トン
    飛行速度:マッハ2
    地球の先住民族コスモスの守護神。幼虫の眼は再び青くなっている。
    この作品以降から幼虫の尾の三つに分かれた突起の真ん中が長く伸びている。

    同族だが傾向が異なるバトラとは戦う運命にあり、不本意ながらこれと戦う。
    インファント島の地中から卵が出現し、島の開発を行っていた丸友観光によって日本に運ばれる途中に孵化。
    孵化の直前に出現したゴジラと戦うが、バトラの乱入に遭ってインファント島に帰還する。
    その後、丸友観光に連れ去られたコスモスを追って東京に上陸し、国会議事堂で繭を作り成虫となる(その際の糸の噴射スピードは昭和版のそれよりも早い設定となっている)。

    同時期に成虫となったバトラと横浜上空で激しい戦いを繰り広げるが撃墜される。
    その後、上陸してきたゴジラに対して、バトラには決して使うことがなかった超音波ビームで攻撃し、バトラと助けあって和解、
    共闘の末にゴジラを戦闘不能状態にして海へと連れ去る
    (ゴジラの尻尾をつかんだときに足から電流のようなものを流していたが、威力や名称は不明)。
    が、突如復活したゴジラにバトラが倒され、その海上でゴジラを封印、バトラの使命を受け継ぎ、
    地球に追突する隕石の軌道を変えるため宇宙へ旅立つ。その際、体に付着したゴジラ細胞により、
    後のスペースゴジラ誕生の一因も造ることになる。
    超音波ビームと鱗粉(電磁鱗粉、イオンクラフトの原理で揚力を得ている)を武器とする。
    鱗粉が撒かれている間はその中に雷が発生するほか、あらゆる光線や熱線を乱反射してしまう。
    これによってゴジラは放射熱線を封じ込められたばかりか威力を逆利用され、さらにバトラのプリズム光線の連携攻撃にも遭い、
    敗退することとなる。コスモスは「モスラ最後の武器」と呼ぶ。
    これまでのシリーズと直接のつながりは無いが、関連書籍などでは4代目モスラと表記する書籍もある。

  • 161 名前: 名無しより愛をこめて 2023-11-12 21:07:45 

    ハルオ・サカキ
    声 - 宮野真守、洲崎綾(幼少期)
    主人公。日本人。24歳。身長173センチメートル。階級は大尉。
    地球を脱出する直前に、両親がゴジラの襲撃に巻き込まれる様子を目撃した過去から、ゴジラに対して人一倍強い復讐心を抱いている。
    同時に、人類が真の意味で再起するためには人としてゴジラを倒すしかないと考えているが、
    人を捨てなければゴジラを倒せないと考えるガルグからはその矛盾を非難されている。
    宇宙船内ではダイチを父親代わりに育ち、ユウコのことは生まれた時から妹のように面倒を見てきた。
    高いカリスマを持ち、エクシフからはその献身性を、ビルサルドからは優れた自己決断力を評価されている。
    タウe上陸に反発し揚陸艇を占拠したことで第一級反逆罪を問われ、
    船内の独房で拘留される中でメトフィエスから与えられたアラトラム号の機密データを元に対ゴジラ戦術を執筆。
    さらにメトフィエスの計らいで罪状を保留される形で保釈され、地球降下に参加する。
    リーランドの戦死後はメトフィエスから指揮権を委譲される形で対ゴジラ戦術を実行に移し、
    自らもパワードスーツ機械化特務分隊を率いてゴジラ・フィリウスの背びれへプローブを打ち込みを行う。
    直後に出現したオリジナル個体のゴジラ・アースの襲撃により負傷するが、フツアのシェルターで目覚め、
    治療されていることに驚きながらもそこで遭遇したミアナと交友を結ぶ。
    600名いた隊員を50名にまで減らしてしまったことに苦悩を抱きながらも、ガルグからナノメタルプラントの現存を聞かされ地球残留を決める。
    しかし、メカゴジラシティでの滞在の中で無限増殖を続けるナノメタルとそれを生体にも利用するビルサルドへの不信を抱き、
    加えてゴジラに倒す上での人の在り方を巡ってガルグと対立してしまう。
    シティへのゴジラ接近が報告されると自らもヴァルチャー3番機に乗ってユウコやベルベと共にゴジラ誘導作戦に参加するが、
    自身の戦術案が通用しないゴジラに対してナノメタルを介したパイロット強化で攻撃を続行しようとしたガルグによって
    ユウコが生命の危機に晒されたことに激しく動揺。逡巡と葛藤の末にメトフィエスの言葉に従ってシティの中枢部を攻撃し
    ナノメタルの機能を止めるも、既にユウコは脳死状態となっており、結果的にガルグとベルベを自らの手で死なせてしまう。

    自らの迷いが招いた結果に絶望し、ゴジラにもう勝てないと心が折れてしまうが、
    自身がナノメタルに侵食されなかった事を奇跡とすることで地球人をカルトに引き込むメトフィエスに次第に不信感を抱き始める。
    更にビルサルドが自分の処刑を求めてアラトラム号で反乱を起こす事態となり、和解する時間を稼ぐために身を隠すことになるが、
    その中で生き残って命を繋げば勝ち、死んで消えれば負けというフツアの価値観を知り、マイナと結ばれる。
    ほどなくしてギドラが降臨し、それによる異常現象を目の当たりにしたハルオはメトフィエスが何かを企んでいることを確信し、
    その真の目的を知るためにメトフィエスと対峙するが、ガルビトリウムを右目に埋め込んだメトフィエスによって
    精神世界へと取り込まれてしまう。過去の凄惨な記憶を辿り、滅びの救済を説くメトフィエスに一度はなびきかけるが、
    両親がつけた自身の名の意味を思い出してメトフィエスを退け、
    ガルビトリウムを砕くことでゴジラがギドラに勝利する決定打を作った。
    ギドラとの戦いを終えてからはフツア族との共生を選び、妻になったマイナとの間に子どもを授かるが、
    ヴァルチャーの再起動の際にメトフィエスの声が届き、文明が再興し、ゴジラを怪獣たらしめる憎しみを持つ自分がいると、
    再びギドラがこの宇宙に現れてしまうことを悟る。そのためハルオは活動状態のナノメタルを宿すユウコを連れて、
    再起動したヴァルチャーに乗ってゴジラに特攻し、自身の命と引き換えにこの世界とギドラの繋がり、
    ナノメタルの脅威、そしてゴジラへの憎しみを絶った。
    小説により、母親は欧州奪還作戦におけるパリの戦いの英雄ハルカ・ヤシロ、
    父親は国連調査官としてこの小説の物語を記録したアキラ・サカキと判明。

  • 162 名前: 名無しより愛をこめて 2023-11-12 21:07:53 

    そんな中、雲南省の施設から脱走した後、滝の中で蛹になっていたモスラが羽化して飛び立ち、    
    ゴジラの住処だったバミューダ海域に現れる。マーク達はモスラがゴジラと交信を試みていると気付いて   
    その反応からゴジラの生存を確認、潜水艦にゴジラのエネルギーとなる核弾頭を積んでゴジラが隠れている地点に向かう。     

    マークらはリックの提唱した地下空洞論に基づく海底洞窟の先にあった古代遺跡の奥地で休眠状態のゴジラを発見するが、    
    潜水艦の魚雷発射システムは事故で破損していたため、芹沢自らが小型潜水艇でゴジラのすぐ傍まで核弾頭を運んで手動で起爆、    
    ゴジラはそのエネルギーを取り込んで再起し、三度ギドラの元へと向かう。  

    北米でギドラとそのギドラの下に付いたラドンが暴れている間、マディソンは母がアランに勧めたオルカによる     
    怪獣の行動を抑制する方法を盗み聞きし、彼らがオルカから目を離した隙にオルカを持ってアジトから脱走。    
    母の言った通りにアジトのあったマサチューセッツ州・ボストンの野球スタジアムに忍び込んでそこの音響システムにオルカを接続、
    スタジアム全体をスピーカーにしてオルカの信号を世界全体に伝達し、怪獣達の動きを止めることに成功する。   
    しかし、ギドラはその信号を察知してボストンに飛来、マディソンを見つけるや彼女に襲いかかる。     
    そこにゴジラが出現してギドラの攻撃からマディソンを救い、ゴジラおよびアルゴを含めた米軍はギドラに攻撃を仕掛ける。      

    マークもオルカの信号からエマとマディソンがボストンにいることを知り、     
    ゴジラとギドラが争う地上に降りるとアランと袂を分かったエマとも合流してマディソンを捜索、    
    マディソンがボストンの旧自宅にいると推測してそこに向かう。    

    この時のゴジラは芹沢が起爆させた核弾頭のエネルギーの過剰摂取により数分で爆発する危険な状態に陥りながらも、 
    支援に現れたモスラの援護もあって一度は優位に立つが、ギドラが呼び寄せたラドンの乱入でモスラとは分断され、  
    さらにギドラの反撃で思わぬダメージを受けてしまう。
    どうにかラドンを退けたモスラもギドラの攻撃からゴジラを庇って消滅、ゴジラも体の限界が近づき窮地に追い込まれる。

    マークとエマは倒壊した自宅からマディソンを見つけ出し、
    地上から脱出する前に二人はオルカを修理してギドラの気を引く作戦を立てる。
    エマはマークとマディソンだけを逃して自分は単身オルカを使ってゴジラからギドラの注意を逸らすことに成功する。
    エマは猛追するギドラに追い詰められるが、ゴジラがエマの稼いだ時間の間に取り込んだモスラの力によって
    体内の核エネルギーの制御に成功し身体を赤熱化させた形態へと変化。
    連続で熱波攻撃を浴びせてギドラの身体を焼き尽くし、最後に残った首も熱線で完全に吹き飛ばし消滅させた。

    瓦礫の上に立つゴジラの前に各地より終結したムートー、ベヒモス、スキュラ、メトシェラらが現れ、
    更に生き延びていたラドンもゴジラに恭順の意を示していき、マークとマディソンらが見守る中、
    その輪の中心でゴジラの咆哮が響き渡る。

    その後、オキシジェンデストロイヤーの影響で魚が取れなくなったイスラ・デ・マーラに赴いていたアランは、
    その沖で漁師が引き上げた先の戦いでゴジラが噛みちぎったギドラの首の一つを見せられてそれの購入を申し出る。

    監督 マイケル・ドハティ
    脚本 マックス・ボレンスタイン マイケル・ドハティ ザック・シールズ
    出演者
    カイル・チャンドラー ヴェラ・ファーミガ ミリー・ボビー・ブラウン
    ブラッドリー・ウィットフォード 渡辺謙 サリー・ホーキンス
    チャールズ・ダンス トーマス・ミドルディッチ アイシャ・ハインズ
    オシェア・ジャクソン・Jr デヴィッド・ストラザーン チャン・ツィイー
    音楽 ベアー・マクレアリー
    主題歌 [ALEXANDROS] 「Pray」(日本語吹替版)
    製作会社 レジェンダリー・ピクチャーズ
    配給 ワーナー・ブラザース 東宝
    公開 2019年5月31日
    上映時間 132分
    製作国 アメリカ合衆国
    言語 英語

  • 163 名前: 名無しより愛をこめて 2023-11-12 21:12:38 

    >>69
    壊された米軍の船に放射能の出てる細胞片が付いてて云々、ってあったはず。
    だからゴジラと放射能が関連しているのはもう政府レベルでは周知の事実だったはず

  • 164 名前: 名無しより愛をこめて 2023-11-12 21:20:46 

    ゴジラとムートーの戦いから5年後、
    巨大怪獣の存在およびそれまで極秘に怪獣の調査を行ってきた秘密機関「モナーク」のことが公になり、
    以後世界各地で休眠状態の怪獣が次々と発見され、その地点には怪獣の生態を研究するための前哨基地が建てられた。
    中国・雲南省にある古代遺跡の内部に設置された第61前哨基地ではモナークの科学者エマ・ラッセル博士と
    娘のマディソンらが孵化した"モスラ"の幼虫との交信を試み、モスラの制御に成功する。
    しかし、そこへ環境テロリストであるアラン・ジョナ率いる傭兵部隊が基地を襲撃、エマとマディソンを連れ去り、
    怪獣と交信する装置"オルカ"も強奪されてしまう。その頃、モナークの有識者と政府役員との会議においてモナークは
    政府や世論から怪獣への対応と被害の責任についての追及を受け、あくまで怪獣殲滅を訴える政府に対し、
    モナークの科学者・芹沢猪四郎博士はあくまで怪獣との共存が必要だと説く。その折に芹沢らは雲南省で起こった事件の知らせを聞いて
    元モナークのメンバーで別居状態だったエマの夫マークに協力を要請、攫われた二人を救出するため力を合わせることとなり、
    マークを"ゴジラ"の生息域となっているバミューダ海域に設置された第54前哨基地に招いて今後の対応を協議する。
    一方、アラン達の目的は南極の氷塊に眠る怪獣"モンスターゼロ"を目覚めさせることであり、
    南極の第31前哨基地を占拠してモンスターゼロの復活作業を開始する。それと同時に海域に潜んでいたゴジラが行動を開始、
    その移動予測からゴジラが南極を目指していると知るとマーク達も司令母艦「アルゴ」で南極へと向かう。
    到着したモナークの兵士とテロリストが銃撃戦を繰り広げる中、マークは妻子と再会する。
    だがエマは彼の目の前で氷塊に仕掛けられた爆弾の起爆装置を押して氷塊を爆破、
    崩壊する基地からアランはエマとマディソンを連れて逃亡し、マーク達も間一髪で基地の崩壊から免れるも、
    マークと芹沢らは復活したモンスターゼロに襲われる。そこへゴジラが出現し、モンスターゼロと交戦を開始。
    その戦いに巻き込まれて芹沢の助手グレアムは死亡、マークも気を失ってしまう。
    そこに駆けつけたアルゴの攻撃を受けてモンスターゼロは逃亡、ゴジラもそれを追って海へと消える。
    アルゴ内で目覚めたマークは南極でのエマの行動から彼女が自らアランのテロリストグループに協力していると他の面々に語る。    
    そこにエマの声明が届き、     
    彼女は「人類の文明活動のせいで崩壊寸前の地球環境を修復するためには怪獣による破壊と再生が必要」と主張する。 
    直後にメキシコのイスラ・デ・マーラの火山火口に建てられた第56前哨基地のシステムが  
    テロリストグループにハッキングされ、エマはオルカの信号をそこから流して火山に眠る怪獣を呼び起こそうとする。 
    しかし、母の真意に気づいたマディソンがそれに反発して止めようとするもエマはアランに急かされる形でオルカを起動、  
    その音波に反応して火山の火口から"ラドン"が出現する。  

    現地民の避難の時間を稼ぐためアルゴとその護衛部隊が駆けつけてラドンを攻撃、   
    ラドンはアルゴを敵と見なして飛翔し、護衛部隊を瞬く間に壊滅させアルゴを執拗に追い回す。   
    しかし、ラドンはアルゴにこの時中米に近づいていたモンスターゼロの元に誘導されて、交戦の末に海へと叩き落される。  
    モンスターゼロは次にイスラ・デ・マーラからの避難民を収容していたアルゴに襲いかかるが、
    そこにゴジラも現れてモンスターゼロと海中で激しく争う。  
    だが、そこに米軍が怪獣殲滅用に開発した新兵器   
    「オキシジェン・デストロイヤー」を搭載したミサイルが飛来して両者の下で炸裂、ゴジラの生体反応は消失するが、  
    一方のモンスターゼロは健在であり、その直後に世界各地のモナークの前哨基地のある地点から次々と怪獣達が目覚め始める。 

    世界規模での復活した怪獣による災害が発生する中、これを芹沢はモンスターゼロが他の怪獣を支配し、   
    自身を中心にした怪獣の群れによる知能的な破壊活動であるとし、さらにアイリーンの調査でモンスターゼロが   
    "ギドラ"という名前であること、そのギドラは宇宙から襲来した生物でむしろ地球の生態系を破壊する存在であることが示唆される。 
    エマも復活させたギドラが他の怪獣達を勝手に操り始めたことで自分のプランが完全に破綻してしまったことに気づき、  
    アランに事態の収束させるよう願い出るが、アランはそれを聞き入れず、両者の間にも亀裂が生まれる。   

  • 165 名前: 名無しより愛をこめて 2023-11-12 21:20:56 

    アライグマ(洗熊、浣熊、学名:Procyon lotor)は、哺乳綱食肉目アライグマ科アライグマ属に分類される哺乳類。
    アライグマ属の模式種。タヌキに似ており、アライグマを英語でraccoon (common raccoon) と呼ぶのに対し、タヌキは raccoon dog と呼ぶ。
    前足を水中に突っ込んで獲物を探る姿が手を洗っているように見えることが名称の由来である。雑食性であり、小動物を捕獲して食べる。
    北アメリカ原産で、日本やヨーロッパにも外来種として生息する。移入後の繁殖により、農作物への被害や生態系への影響などが問題となっている。
    形態
    頭胴長42 - 60 cm尾長20 - 41 cm、体重4 - 10 kg。飼育下では体重が20 kgに達するものもいる。
    灰褐色の体毛をもち、眼のまわりから頬にかけて黒い斑紋がある。
    タヌキと誤認されることが多いが、タヌキとの違いとして長いふさふさとした尾には黒い横縞があるのが大きな特徴である。
    また、足が黒いタヌキやニホンアナグマと比べて、アライグマの足は白っぽく、耳には白い縁取りがある。
    さらに、クマなどと同じく、かかとをつける蹠行性(しょこうせい)という歩き方をするため、
    足跡は人の子供の手のような長い5本の指がくっきりとつく。この特徴は、本種と他の哺乳類とを識別する重要なポイントとなる。
    歯式は、3/3, 1/1, 4/4, 2/2の合計40本(切歯は上下で3本ずつ、犬歯は上下で1本ずつ、
    前臼歯は上下4本ずつ、後臼歯は上下2本ずつの合計40本の歯をもつ)。
    乳頭数は、胸部・腹部・鼠蹊部にそれぞれ1対、計6つとなり、まれに8つの乳頭をもつ個体が確認される。
    分布
    アメリカ合衆国、カナダ南部、中央アメリカ(メキシコなど)を原産地とする。
    日本では海外からの移入により広い地域に定着する。
    また、ドイツやフランスなどのヨーロッパ諸国、旧ソ連のベラルーシやアゼルバイジャン、
    西インド諸島といった国々にも外来種として定着している。
    生息地
    基本的に水辺近くの森林に生息するが、湿地、農耕地、海岸、都市といった幅広い環境に適応できる。
    アメリカにおけるアライグマの都市部への生息範囲の拡大は顕著で、最初の都市部への定着報告は1920年代に始まり、
    ワシントンD.C、ニューヨーク、シカゴ、トロントなど各地の都市に拡大している。基本的に夜行性だが、昼でも活動することがある。
    自分で巣を掘ることはなく、他の動物が地中に掘った巣穴、木の洞、時には農家の納屋や物置などで休む。
    四肢に水掻きはないが泳ぐことが可能で、後ろ足で立つこともでき、木登りもうまく、立体的な行動をみせる。
    行動圏は基本的に直径1-3キロメートルの範囲で、都市近郊に暮らす個体群は狭くなり、
    低い個体数密度では逆に拡大するといったように環境条件によって変化する。
    人間との関わり
    ペット
    アライグマはその可愛らしい風貌からペットとして人気が高かった。
    原産地であるアメリカでもペットとして飼育されており、例えば、アメリカ合衆国第30代大統領カルビン・クーリッジの妻である
    グレース・クーリッジは、レベッカという名のアライグマを可愛がっていたという逸話がある。
    自宅の庭先に現れる野生のアライグマに餌付けを行い、ペット同然に扱う人もいる。
    (ただし野生生物への餌付けは、個体数の増加のほかに、感染症や物理的傷害を受けるリスクがあるため好ましくないとされている。)
    2005年以降の日本では、アライグマは日本の気候に順応し、農作物に被害を与え、生態系を破壊する恐れがあるために、
    外来生物法により特定外来生物に指定された。したがって、日本では学術研究などの例外を除き、
    アライグマの飼育・譲渡・輸入は原則禁止されており、販売や野外に放つことは厳禁である。
    飼育
    人工的な環境下での寿命はおよそ14年。
    主食として、にんじん、りんご、バナナ、副食としてドッグフードを与え、水は食物を水につける習性があるので大きめの容器を使う。
    ケージは幼獣では犬用のペットケージで間に合うが、成長すると運動量が増えるため、
    木登り用の止まり木を含む、10平米以上の広さのケージを必要とする。
    日本国内では地方自治体が条例によってケージの規格を指定している場合がある。
    手先が器用で、簡易的な飼育設備ではすぐに脱走してしまうため施錠が必要。
    飼育環境としては、アライグマは比較的丈夫であるため、気温や湿度に神経質になる必要はないが、
    日当たりがあって風通しのよい環境に置くとされている。
    幼少期においては人に懐くが(ただし、幼少期の時点で暴れる個体もあり、性格の差が激しい)、
    成獣(特に発情期)になると気性が荒くなり、一般人がペットとして飼育するのは難しい動物である。

  • 166 名前: 名無しより愛をこめて 2023-11-12 21:21:06 

    ヘドラ
    体長
    0.1ミリメートルから20メートル(水中棲息期)
    30メートル(上陸期)
    40メートル(飛行期)
    60メートル(完全期)
    体重:4万8千トン(最大時)
    攻撃:ヘドリューム光線、ヘドロ弾、硫酸ミスト
    劇中での命名者は海洋生物学者、矢野徹の息子である研少年。また、最初に上陸した際、驚いた研に短剣で腹部を切り裂かれている。
    宇宙より隕石に乗って飛来したとうかがえる鉱物起源の生命体へドリュウムが、
    都市近海に堆積していたヘドロや公害による汚染物質と結合し、成長した姿。
    本作でヘドラに入り、後年には平成ゴジラに入ることとなるスーツアクターの薩摩剣八郎(本作では「中山剣吾」名義)いわく
    「ぼろぞうきんを重ね合わせた海坊主の幽霊みたい」な姿をしており、赤い目が縦に開いている。
    身体は乾燥するとボロボロに崩れるが、完全死を迎える前に水分が補給されると、破片の個々がオタマジャクシ似の形態に実体化する。
    それらは合体して大きな身体を形成するうえ、成長するにしたがって生える陸上用の足による二足歩行化を経て、
    最終的には飛行能力や光線発射能力まで発現する。飛行形態でゴジラを楽々と持ち運ぶほどの怪力や自らの体液でもあるヘドロなど、
    さまざまな能力を駆使してゴジラを苦しめた強敵である。
    ヘドラが通った後には硫酸ミストがまき散らされ、金属は錆びて人間は骨と化す。
    ヘドロや工場排気を吸い込んで取り込むため、一時的には環境を改善しているようにも思えるが、
    結局はその汚染物質を他の地域へ拡散させるため、「公害問題が、工業地帯など限られた地域に犠牲を強いている」という批判をも体現している。
    飛行や光線の原動力は体内での核爆発と設定されており、劇中で矢野博士は「恒星同様のもの」と解釈している。
    誕生当初は海でタンカーなどを襲っていたが、半ばまで成長すると上陸して工場地帯を襲撃し、そこでゴジラとの初戦に突入する。
    ゴジラの放射熱線を受けて一時退散した後、まもなく飛行能力を得て再来した際には周辺の都市と人間に大被害を与え、
    再戦したゴジラを翻弄する。その後、矢野博士の研究により最後まで水分を飛ばせば完全に殺すことが可能と推察され、
    自衛隊の協力で設置された大型の電 極 板に誘き寄せられるが、トラブルの連続によりダメージとならず、三度現れたゴジラと交戦する。
    そこでもゴジラの左目を潰し、右腕を白骨化させるなど激しい戦いを繰り広げるが、
    ついにゴジラの放射熱線で機能を発揮した電極 板の雷電攻撃を受けてダウンする。これにより絶命したかに思われたが、
    乾燥が完全ではなかったため、残骸の内側から脱皮するように新たなヘドラが出現し、逃亡を図る。
    しかし、放射熱線の応用による空中飛行で追撃してきたゴジラに電 極板へ連れ戻され、
    電流を浴びて再び押し倒されたうえに未乾燥の内部をえぐり出され、さらなる電流を浴びせられたことで完全死を迎える。
    ただし、エピローグではすでに「新たなヘドラ」が誕生していることが示唆されている。
    上記のとおり、乾燥には弱いものの完全に倒すことは非常に難しく、ゴジラ史上に残る難敵となっている。
    なお、他の怪獣を交えずに全編通してゴジラと1対1で戦った怪獣は、『キングコング対ゴジラ』(1962年)のキングコング以来9年ぶり。
    以後の作品では複数の怪獣が登場するタッグマッチ、あるいはハンディキャップマッチ形式が一般的になり、
    ヘドラは昭和ゴジラシリーズで最後にゴジラとシングル(1体1)で戦った怪獣となった。
    スーツアクターは前述したように中山が担当しており、彼の入った最初の怪獣であるが、スーツデザインと重量の関係からあまり動けず、
    ゴジラに入っていた中島春雄がリードしてゴジラが立ち回る感じのアクションにされたという。
    劇中、ヘドラが工場の煙突から煙を吸い上げるシーンはスーツ内に中山が入ったままであり、「非常に苦しかった」と語っている。
    また、一度撮影中に転んで起き上がれなくなってしまったことがある。

    名称
    関連書籍などでは各形態は水中棲息期、上陸期、飛行期と表記されるが、最後の形態は成長期、完全期、巨大化期と表記が分かれている。
    劇場予告編では「公害怪獣」ではなく、「忍者怪獣」と表記されていた。
    中島春雄やスタッフからは「ゴミ」と呼ばれていた。

    備考
    監督の坂野義光は敵役ヘドラの造形に関し、自ら脚本にト書きを入れるほどのこだわり
    (ヘドラの目玉について脚本に「女性器のような」という記述を加えるなど)を見せ、飛行態などのデザインにも積極的に関わっている。
    撮影初日にはヘドラの体に毒々しい反射素材の色彩を加えようと思いつき、自ら塗装を始め、ついにはこの作業に1日を費やしてしまった。

  • 167 名前: 名無しより愛をこめて 2023-11-12 21:21:15 

    2016年11月3日8時30分ごろ、東京湾羽田沖で大量の水蒸気が噴出、
    同時に海底を通る東京湾アクアラインでもトンネル崩落事故が発生、政府は原因を海底火山か熱水噴出孔の発生と見て対応を進める。
    矢口蘭堂(やぐち らんどう)内閣官房副長官は、ネット上の一般人の動画や目撃報告から、
    いち早く巨大生物の存在を示唆するが、一笑に付される。
    間もなく巨大生物の尻尾部分がテレビ報道され政府は認識を改める。
    巨大生物は多摩川河口から大田区内の呑川を這いずるように遡上し、蒲田で上陸、北進を始める。
    対処方針は駆除と決まり、自衛隊に害獣駆除を目的とした出動が要請される。巨大生物は北品川近くで変形、直立二足歩行を始める。
    自衛隊の攻撃ヘリコプターが攻撃位置に到着するが、付近に逃げ遅れた住民が発見され、攻撃は中止される。
    巨大生物は突然歩行を止め京浜運河から東京湾へと姿を消す。巨大生物は上陸から2時間強で死者・行方不明者100名以上の被害 を出した。
    巨大生物の再度襲来に備え、矢口を事務局長とした「巨大不明生物特設災害対策本部(巨災対)」が設置される。
    被害地域で微量の放射線量の増加が確認され、巨大生物の行動経路と一致したことから、巨大生物が放射線源と判明する。
    米国より大統領次席補佐官および大統領特使が極秘裏に来日し、巨大不明生物は海洋投棄された放射性廃棄物に適応進化した、
    「ゴジラ (Godzilla)」と呼称する未発表の生物であること、その研究していた牧悟郎という学者が行方不明であること、
    牧が残した謎の暗号化資料等が日本側へ提供された。巨災対は、ゴジラは体内の原子炉状の器官から活動エネルギーを得ており、
    そこから生じる熱は血液循環によって発散しているため、血液循環を阻害すればゴジラは生命維持のため自らスクラム停止・急激な冷却を行い、
    活動停止するはずであると結論づけ、血液凝固剤の経口投与によってゴジラを凍結させる「矢口プラン」(仮称)の具体検討を始める。
    11月7日、前回の倍近い大きさとなったゴジラが鎌倉市に再上陸、横浜市・川崎市を縦断して武蔵小杉に至る。
    自衛隊は武蔵小杉から多摩川河川敷を戦場とした 、ゴジラの都内進入阻止のための総力作戦「タバ作戦」を実行するが、
    傷一つ付けることができず、突破されてしまう。ゴジラは大田区・世田谷区・目黒区へと進行する。
    米国からの大使館防衛を理由に爆撃機をグアムから日本に向かわせたとの通知を受けて、政府は正式に米国に攻撃支援を要請する。
    港区にまで進行してきたゴジラに対し、米軍の爆撃機による攻撃を始め、ゴジラに初めて傷を負わせることに成功するが、
    ゴジラは口から火炎や光線を、背部からも複数の光線を放射しはじめ、爆撃機をすべて撃墜し、港・千代田・中央3区の市街地を破壊する。
    総理大臣官邸から立川広域防災基地へ避難するところであった総理大臣らが乗ったヘリコプターも光線によって撃墜され、
    総理を含め閣僚11名が死亡する。一方ゴジラは東京駅構内で活動を停止する。
    政府機能は立川に移転、総理大臣臨時代理も立てられ、 矢口はゴジラ対策の特命担当大臣に任命される。
    米軍の爆撃で得られたゴジラの組織片の分析より、今後ゴジラは無生殖で増殖しネズミ算式に群体化していくことや、
    小型化や有翼化、それにより大陸間を超えて拡散する可能性が示唆された。また2週間後には活動再開すると予測された。
    国連安保理はゴジラへの熱核攻撃を決議し、住民360万人の疎開が行われる。
    巨災対は核攻撃ではなく矢口プランによるゴジラ停止の完遂を切望するが、ゴジラには元素を変換する能力もあったことが判明し、
    血液凝固剤が無力化される懸念が生じてしまった。その直後、それまで謎だった牧の暗号化資料の解読の糸口が見つかり、
    解読・解析結果からゴジラの元素変換機能を阻害す る極限環境微生物の分子式が得られる。
    それを抑制剤として血液凝固剤と併せて投与することで解決の見通しが立った。
    国連軍の熱核攻撃開始も間近に迫る中、矢口プランは、「ヤシオリ作戦」という作戦名で、日米共同作戦として開始される。
    無人運転の列車を使った爆弾でゴジラを起こし、次にエネルギー消耗のみを狙った米軍の無人航空機群による攻撃が、
    ゴジラが光線を出せなくなるまで続く。光線が途切れたところを付近の高層ビルをゴジラに向け爆破・倒壊させてゴジラを転倒させる。
    建設機械部隊とコンクリートポンプ車隊が近づきポンプ車のアームより累計数百キロリットルの血液凝固剤をゴジラの口内に流し込む。
    これらの繰り返しにより、ようや くゴジラの凍結に成功する。ゴジラは東京駅脇に凍りついたまま立ちつくす。
    その尻尾の先端部には背びれを持つ人型の小柄な生物数体が、生じかけたまま静止していた

  • 168 名前: 名無しより愛をこめて 2023-11-12 21:21:25 

    ヒグラシ(Tanna japonensis)は、カメムシ目(半翅目)・セミ科に属するセミの一種。
    日本を含む東アジアに分布する中型のセミで、朝夕に甲高い声で鳴く。

    日本ではその鳴き声からカナカナ、カナカナ蝉などとも呼ばれる。
    漢字表記は蜩、茅蜩、秋蜩、日暮、晩蝉などがあり、秋の季語にもなっている。

    特徴
    成虫の体長はオス28-38mm、メス21-25mmほど。オスの腹部はメスよりも明らかに太くて長く、オスメスの区別がつけ易い。
    また、オスの腹腔内は大きな共鳴室が発達しているためほとんど空洞で、光が透けるほどである。
    体色はほとんど赤褐色だが、頭部の複眼附近、前胸の縁と背面中央は緑色をしている。
    ただし体色は個体群によって変異することがあり、山地のものはより黒っぽくなる傾向がある。

    なお、おもにヒグラシの成虫の寄生虫としてセミヤドリガ(Epipomponia nawai)というガの一種が知られ、
    成虫の腹部に1匹-数匹の蛆虫型のセミヤドリガの幼虫が外部寄生していることがある。
    またニクバエ科の一種・ヒグラシヤチニクバエ(ヒグラシヤドリバエ、Angiometopa cicadina)も
    稀にヒグラシに寄生するとされる。

    生態
    日本では北海道南部から奄美大島(原名亜種。亜種イシガキヒグラシは下記参照)と、ほぼ全国の範囲に生息する。
    日本以外では中国大陸に分布(朝鮮半島には分布しない。かつて記録されたことがあったが、現在は誤記録とされる)。
    広葉樹林やスギやヒノキの林に生息し、北海道から九州北部では平地から山地まで見られるが、
    九州南部以南ではやや標高の高い山地に生息する。

    俳句では秋の季語とされ、晩夏に鳴くセミのイメージがあるが、
    実際には(地域にもよるが)成虫は梅雨の最中の6月下旬頃から7月にかけて発生し、
    ニイニイゼミと同じく、他のセミより早く鳴き始める。
    以後は9月中旬頃までほぼ連日鳴き声を聞くことができる。

    鳴き声
    オスの鳴き声は甲高く、「キキキキキ…」「ケケケケケ…」「カナカナカナ…」などと聞こえる。
    標準的な聞きなしとしては「カナカナ」が使われる。
    日の出前・日の入り後の薄明時によく鳴くが、曇って薄暗くなった時、
    気温が下がった時、または林内の暗い区域などでは日中でも鳴く。
    夕方の日暮れ時に鳴く(稀に夜中の2時ぐらいにも鳴くことがある)ことから、
    「日を暮れさせるもの」としてヒグラシの和名がついた。
    また奄美大島産は鳴き声が本土産と多少異なるが、後述のイシガキヒグラシほどではない。

    朝夕に響く声は涼感や物悲しさを感じさせ、日本では古来より美しい声で鳴くセミとして文学などの題材にも使われてきた。
    テレビ番組などでも「夏の夕暮れ」を表す効果音としてこの鳴き声がよく用いられる。
    しかし間近で聞く声はかなり大きく、遠くで聴く「物悲しい印象」とは異なるともいう。

    分類
    界:動物界 Animalia
    門:節足動物門 Arthropoda
    綱:昆虫綱 Insecta
    目:カメムシ目(半翅目) Hemiptera
    亜目:ヨコバイ亜目(同翅亜目) Homoptera
    上科:セミ上科 Cicadoidea
    科:セミ科 Cicadidae
    亜科:セミ亜科 Cicadinae
    族:ホソヒグラシ族 Cicadini
    属:ヒグラシ属 Tanna
    種:ヒグラシ T. japonensis
    学名
    Tanna japonensis
    和名
    ヒグラシ
    英名
    Evening cicada

  • 169 名前: 名無しより愛をこめて 2023-11-12 21:57:00 

    テスト

  • ゴジラ・アース
    体高:50メートル(2030年)→300メートル以上(2万年後)
    体重:1万トン(2030年)→10万トン以上(2万年後)
    作品世界内に初めて現れたゴジラ。
    戦略生物学教授のキョウヘイ・ヤマネ博士らの命名で、大戸島に伝わる龍神「呉爾羅」から名付けられた。
    元は太平洋に生息しており、2030年5月29日、日本・小笠原諸島の大戸島に打ち上げられたカメーバIVの死骸からその存在が明るみになり、
    ヤマネ博士らが調査に派遣された。この時は発見に至らなかったがそのまま海中を東へ移動し、同年、アメリカ西エリアにて初めて姿が確認され、
    初出現時にはロサンゼルスとサンフランシスコを壊滅に追い込み海に消え、翌2031年にワシントン沖で米国海軍を奇襲した後にシアトルを蹂躙し、
    12月24日にはコロラドスプリングズにて米軍との総力戦に圧勝してインディアナポリスにて核攻撃に耐え、
    12月にかけてメキシコ湾へ姿を消すまでにアメリカにて推定870万人を死傷させる。
    2034年に西ヨーロッパに上陸すると、パリ防衛戦と称されるEUの総攻撃がも時間稼ぎにしかならず、ドイツを焼き尽くす。
    アルプスを越えてイタリアへ向かうかと思われていたが、2037年のザルツブルグ陽動作戦後、自らの意思で突如パリへ引き返し、
    海に消えるまでに推定600万人が死傷する。
    5年間の休眠を経て、2042年に復活した際には北極の氷を融解させながら地球に接近していた小惑星ゴラスを熱線で狙撃し完全に粉砕、
    海を南下して大西洋でオペレーション・ルネッサンス中の輸送船団ごと連合艦隊の主力を壊滅させると北米に上陸、
    地球連合首都兼武装都市となったニューヨークを一夜で滅ぼし、
    ビルサルドとエクシフの母船の核融合炉を暴走させたことによるクリーブランドを消滅させる「オペレーション・プロメテウス」にも耐え、
    さらに「プロジェクト・メカゴジラ」のための時間稼ぎとして行われた「オペレーション・ロングマーチ」にて、
    北アフリカと中央アジアに甚大な被害をもたらしている。これら計8回の出現を経て2044年には世界各地にて推定3億人以上の犠牲者を生む。
    2045年、人類が異星種族エクシフおよびビルサルドと共同で発足させた地球連合による「オペレーション・グレートウォール」の際、
    一度は2000発の熱核兵器でヒマラヤ山脈付近に形成された大断層帯に閉じ込められるが、
    熱量を溜め込んで山脈内部に膨大なマグマだまりを形成すると、その中を泳いで移動を開始、
    1年後の2046年1月に熱線で大断層帯を破壊して復活する。史上初の「怪獣由来の火山活動」により、
    後にG火口と呼ばれる地点で大噴火を引き起こし、火砕流で周辺に展開する地球連合の部隊を壊滅させ、
    そのままインド防衛線を突破してベンガル湾に消え、
    同年3月の遠州灘での地球連合海軍総戦力による富士山麓防衛戦では、艦隊も航空機も無視してメカゴジラの開発工場を狙撃、
    妨害する艦隊の大半を壊滅させると浜松に上陸して富士へ向かい「富士裾野決戦」で地上部隊も殲滅する。
    さらに翌日、東京湾を北上して芝浦埠頭から首都東京に上陸しわずか3時間足らずで首都圏を蹂躙、日本列島を壊滅させ消息不明となる。
    この時だけでユーラシア大陸にて2億人、日本にて1億人近い犠牲を生み出し、7億人まで減少した人類を地球から脱出せざるを得ない状況まで追い込んだ。
    以降2年は行方不明だったが、2048年3月にはアラトラム号出向を目前にリオデジャネイロを襲撃、
    3月11日にリオデジャネイロ郊外JSS3宇宙港を壊滅させ、13日には防衛軍の最終防衛線を突破されたことで本部施設を核自爆させることになる。
    それから3ヶ月間、未だ市民の残るサンパウロやサルヴァドールなどを攻撃して2億人以上を死傷させ、
    さらに南米を横断してエクアドルやペルーを焼き尽くし、7月31日には地球連合新本部ブエナベントゥラへ進行するも、モスラによって撃退。
    8月15日に再出現し、地球連合最後の作戦「オペレーション・クレードル」の陽動部隊と対峙する。
    アラトラム号が帰還した2万年後の地球では、G細胞由来の生物で構成された新しい生態系の頂点に君臨。
    2万年の間に成長をし続けた結果、巨大化しており、それに伴い超大音量の咆哮による共振現象で対象を粉砕する「超振動波攻撃」など、
    新たな能力も獲得している。劇中ではゴジラ・フィリウスを撃破したハルオ・サカキたち先遣隊の前に現れ、
    超振動波攻撃と尻尾を振りぬいて生み出した衝撃波によって部隊を壊滅状態に追い込む。

  • メカゴジラ
    体高:50メートル 体長:100メートル 
    総重量:3万トン 
    人類が異星種族ビルサルドの協力を受けてひそかに開発した、自律思考金属体「ナノメタル」製の対ゴジラ決戦兵器
    正式名称は「対ゴジラ超重質量ナノメタル製決戦兵器:メカゴジラ」。略称は「メカゴジラ」あるいは「MG」。
    ビルサルドの科学技術の総力がつぎ込まれており、建造には3万トン以上の超重質量ナノメタルが使用されている。
    動力源はナノメタル粒子間連結組成による発電細胞用機関で、
    体内大量生成から高出力で発電した電力を常時大量蓄電し、行動用電力を随時放出する。
    制御はゴジラの電磁場による通信障害をA39ビルサルド方式電磁シールド技術で軽減、
    そのうえで散布ナノメタル粒子によるネットワークを形成し、内部AIから中央制御システムまでの半径50キロ圏内での常時接続を保証している。
    武装はナノメタルの自在変形機能を最大限活用したもので、
    ナノメタルの自在変形、自己修復・増殖機能により破損部位の多くは瞬時復旧が可能。
    西暦2042年、拡大するゴジラの暴威に鑑みて、恒星間移民船の建造を除く人類の全てのリソースが注ぎ込まれる形で決行された
    「プロジェクト・メカゴジラ」により、当時世界で最も優れた工業生産力を維持していた極東自治区(旧・日本)の富士山麓にて建造を開始。
    富士山麓宝永第一火口縁南方2キロメートル地点の地下200メートルに築かれた
    「地球連合軍・戦略技術研究所・ナノメタル研究センター併設メカゴジラ開発プラント」(通称:メカゴジラ建造工場)にて、
    専用の100GW級ビルサルディア型(ΩIII型磁場閉込方式)熱核融合炉4基からの大電力供給を受けて
    地下ナノメタル生成棟・MG組立棟・AI製造棟を稼働させ、計736名の人員によって進められた。
    ゴジラを地上に押し留める「オペレーション・ロングマーチ」およびゴジラを地中深くに閉じ込める
    「オペレーション・グレートウォール」の間に機体そのものは完成するが、2046年3月の「富士裾野決戦」で何らかの理由から起動に失敗し、
    遠州灘からゴジラに熱線で工場を狙撃され喪失する。
    しかし打ち捨てられたナノメタルは、メカゴジラ頭部の人工知能から発せられる指示に従い機能を停止することなく増殖を続け、
    2万年かけて工場周囲の直径14キロメートルに「メカゴジラシティ」を形成するに至った。
    その存在は「人類最後の希望」として一般にも公表されており、
    映画監督エガートン・オーバリーの手で5作品の政府広報映画が制作、公開されている。

    武装 
    収束中性子砲
    頭部ナノプレートを変形させた特殊砲身と発生装置で構成される荷電粒子砲。中性子透過力を利用し、
    対象の外殻を貫通、体内組織を融解させる。想定で5キロメートル以上離れた地点からゴジラへの攻撃と反撃を防止し、迅速な接近運動を補助する。

    ブレードランチャー
    背部ブレードを電磁カタパルトで射出し、誘導操縦飛行させて対象を切り裂く質量弾体攻撃。3キロメートル地点での弾幕による撹乱が目的。

    ハイパーランス 
    前方両腕部を高速伸長し、急速粒子圧縮で硬質化させることで生成するランス状対象打突・貫通攻撃。最大伸長は500メートル。
    対象貫通後は、ナノメタル粒子充填・侵食を行う。
    ナノメタル最大硬質化時のモース硬度及びビッカーズ硬度については共にダイヤモンドの約10倍に到達。
    想定では1キロメートル地点で跳躍後にゴジラ上空で起動し、全体重を加重させたハイパーランスチャージ攻撃で体表組織を貫通後、
    先端部から体内深層部へのナノメタル侵食により組織構造を瞬時分析、ゴジラの機能停止を実施する。

    テイルブロー 
    尾部全体を鞭状運動させた切断攻撃。上体捻り運動による尾部先端速度の超音速化、
    プラズマブースターによる運動方向への追加加速、尾部形状の刃形状変形、ヒレ状ブレードの高速往復運動等の複合効果で、
    切断、衝撃波粉砕を行う。

    ナノメタル粒子散布型熱エネルギー緩衝層 
    半径300メートルの周囲空間にナノメタル粒子を散布し、エネルギー兵器の拡散防御を行う。
    シミュレーション上では到達エネルギーの9割を拡散する。実体質量弾に対する防御も可能。
    メカゴジラシティでも熱線の対策で展開された。

    積層耐熱装甲板 
    メカゴジラ外殻部位各部の瞬時変形による防御手段。
    想定では5キロメートル地点への接近直後に胸部装甲を変形させ、熱エネルギー緩衝層との併用で熱線を防御する。
    メカゴジラシティでもプラント表面に形成されるはずだったが、ゴジラの侵攻を受けて武装の配置を優先するために途中で建造が中止された。

  • 太陽系離脱に傾倒する中央委員会をよそに、ハルオたちは前回の対ゴジラ戦術にシティを組み込んだ新戦術を立案し、
    パワードスーツを改良した新兵器「ヴァルチャー」の設計や、ゴジラ・アースへの止めとして用いる
    「EMPプローブハープーン」の開発など準備を進めるが、地下で自己増殖を続けるナノメタルを見たハルオは
    ナノメタルへの強い不安を抱き始め、さらにナノメタルに不信感を持つ地球人の兵士たちがナノメタルを使ってシティと同化していく
    ビルサルドの姿を目撃して騒ぎ出すという事件が起きる。ビルサルドと地球人の間に齟齬が生じる中、
    熱光学遮断フィールドが解除されたことでシティを発見したゴジラ・アースが進攻を開始する。
    ヴァルチャーの本格的な量産もまだという不完全な状態で作戦開始を迫られたハルオは、
    ユウコとかつての教官リルエル・ベルベとともに先行開発されていたヴァルチャーに乗り込み、ゴジラ・アースの誘導を行う。
    その間に準備を整えたガルグたちは、ゴジラ・アースの足元をナノメタルで固定してEMPプローブハープーンを撃ち込むが、
    ゴジラ・アースは高熱波を発生することでプローブを溶解させたうえ、シティを全身からの超高熱波で包み込む。
    シティが崩壊の危機に直面する中、ガルグらビルサルドはナノメタルを纏ってシティと同化したうえ、
    ヴァルチャーを特攻兵器とするためにハルオやユウコにも強制的にナノメタル強化を施そうと目論む。
    それを拒絶したマーティンら地球人がシティから脱走し、辛くもフツアの鱗粉によって浸食を免れたハルオは、
    メトフィエスによる説得とガルグによる主張の間で苦悩するが、苦しむユウコを救うためにガルグたちのいる管制ルームを破壊する。
    その直後、ハープーンを完全に無力化したゴジラ・アースの熱線によってシティは完全に破壊され、
    ハルオはヴァルチャーからユウコを救出するが間に合わず、変わり果てた彼女を抱きしめながら慟哭どうこくする。

    星を喰う者
    メカゴジラシティの陥落後、ユウコは脳死状態と判定され、ハルオは自らの選択の結果に打ちひしがれる。
    一方、メトフィエスはハルオがナノメタルの侵食を受けなかったのは神の加護によるものだと説き、
    ハルオを神に選ばれた英雄と祭り上げることで、メカゴジラシティの敗北で絶望した生存者たちの大半を信者に引き込むことに成功する。
    ハルオは、自らを含む幾人かが侵食を免れたのはフツアの治療によるものであると訴えるが、メトフィエスはそれを承知の上で信者を増やし、
    自分たちが崇める神を呼び出す準備をしていることを告白する。
    ハルオのメトフィエスへの不信感が募る中、アラトラム号ではメカゴジラシティの一件によって種族間の対立が深刻化する。
    ビルサルドは実力行使でアラトラム号の動力室を占拠し、同胞を殺めゴジラ撃滅の好機を逃したハルオの極刑を要求する。
    その情報を受け取ったハルオは、マーティンの提案で対立が鎮静化する時間を稼ぐために敢えてフツアの隠れ家に身を隠し、
    その中でミアナ及びマイナと交流して、生き残って命を繋げば勝ち、死んで消えれば負けというフツアの価値観を知る。
    そしてハルオはかつてゴジラ・アースに敗れた自分を助けて治療した真の恩人であり、
    想いを寄せるが故にハルオが死ぬことを恐れるマイナと結ばれる。
    しかし同じころ、メトフィエスは自身を怪しむミアナを捕らえた上で信者たちとともに神を呼び出す準備を着々と進め、
    遂にエクシフが神と崇める高次元怪獣「ギドラ」を降臨させる。ギドラは信者となった生存者たちを生け贄として喰い尽くし、
    この宇宙の法則に囚われないが故に機械に観測されない超常的存在としてアラトラム号の近辺に出現する。
    アラトラム号は時空間を歪めるギドラの前に何が起きているか理解できないまま撃沈され、そのままギドラは地上に出現し、
    迎撃に現れたゴジラ・アースをも圧倒する。ギドラの力を目の当たりにしたハルオは、
    エクシフの真の目的を知るためにメトフィエスと対峙する。

  • 20世紀末、人類は環境変化が原因で地球上に出現した巨大生物「ゴジラ」の脅威に晒されるようになった。
    半世紀に渡り敗走を重ねた人類は種全体の存続を図り、一部の人間を他星に移住させる計画を立案する。
    2048年3月14日、恒星間移民船の1つ「アラトラム号」はコンピュータによって選抜された一部の人間と、
    同盟を結んでいた異星人種「エクシフ」と「ビルサルド」を乗せ、11.9光年彼方の惑星くじら座タウ星eを目指して旅立った。

    怪獣惑星
    出発から約22年後。
    過酷な宇宙生活の末に人類はタウ星eに到着するが、そこは人類の生存に適さない環境であり、移住計画は事実上失敗に終わる。
    老人ばかりの志願者たちで入植を強行しようとする中央委員会に対し、
    ハルオ・サカキはタウe星からの即刻退去と移民プランの完全棄却を要求して揚陸艇に篭城するも拘束され、
    タウ星eへの着陸を試みた揚陸艇は降下中の事故で全員死亡する。
    今後の移民が困難となり、さらにハルオがエクシフの軍属神官メトフィエスの協力で立案した「対ゴジラ戦術」がリークされたことで、
    船員たちの間では地球帰還を望む声が高まり、中央委員会は地球への帰還を決断する。
    アラトラム号は長距離亜空間航行を用いて往路よりもはるかに短い時間で地球へと到着する。
    しかし、亜空間航行の影響で地球では約2万年[注釈 2]もの歳月が経過していたうえ、調査の結果、未だにゴジラが生存していることが判明する。
    中央委員会は帰還を諦めようとするが、メトフィエスの後押しでハルオの戦術案が採用され、
    ゴジラ殲滅のため600名からなる地球降下部隊を派遣することが決定する。
    保釈されたハルオは、幼なじみのユウコ・タニやエリオット・リーランドと共に地球に降下し、
    ゴジラ捜索のための準備と変わり果てた地球環境の調査を進める。
    しかしその最中、ゴジラに捜索に当たる予定だったリーランドの部隊が怪獣セルヴァムの襲撃に遭い、被害を受ける。
    さらなる犠牲を避けるため、メトフィエスの案でリーランドたちは仲間の部隊との合流を経て撤退を試みるが、
    部隊は事前の作戦ルートを行軍中にゴジラと遭遇する。ハルオはゴジラの防御力の要である非対称性透過シールドの電磁パルスパターンを解析するため
    単身ゴジラに挑み、それを支援しようと単身ゴジラに攻撃を仕掛けたリーランドの死と引き換えにデータの入手に成功する。
    ゴジラから逃れ、ビルサルドの技術士官ムルエル・ガルグと合流したハルオは指揮権を掌握したメトフィエスから指揮権を委譲され、
    作戦の続行を決定する。ハルオたちは多くの犠牲を払いながらも作戦を進め、ついにゴジラのシールドを一時的に無力化し、撃破に成功する。
    念願のゴジラ討伐を果たした一同は歓喜するが、環境生物学者マーティン・ラッザリは、
    今回討伐したゴジラが経過年月と比較して何の変化もないことから、2万年前の個体とは別である可能性を指摘する。
    そして、マーティンの推測を裏付けるかのようにハルオたちの前に2万年もの間300メートルの大きさまで進化を続けた
    「ゴジラ・アース」が出現し、部隊はまたたく間に壊滅に追い込まれる。

    決戦機動増殖都市
    ゴジラ・アースの攻撃で気を失っていたハルオが意識を取り戻すとそこは木造の住居で、しかも自分の身体もすでに治療されていたことに驚く。
    はぐれた仲間を探そうとした家を出た所を家主らしき人型種族の少女に遭遇、ハルオは慌てて逃げ出した彼女を追いかけてどうにか接触し、
    自らの命の恩人となった少女のミアナと交流を結ぶ。
    一方、ユウコ、アダム、ベルベを含む残存部隊の一つがミアナの同族と思しき少女に襲われていたが、
    そこにハルオとミアナが駆けつけたことで助かり、改めてミアナたち民族の集落に客人として招き入れられると
    先に保護されていたマーティンやガルグとも再会する。ハルオたちは、ミアナとその姉のマイナから彼らのいう神の卵の意思を介し、
    彼女らの種族の名が「フツア」であること、そのフツアの神もすでにゴジラに殺され、もはやゴジラに敵う術はないという話を聞かされる。
    マーティンは、フツアが2万年前の人類の末裔で、現在の環境に適応するために昆虫の特徴を取り込んだ新人類だと推測する。
    その後、生存者たちからも退却案が飛び出す中、とにかく軌道上の母船と連絡を取ろうと揚陸艇のコクピットブロックを探す途中で
    メトフィエスとも合流できたハルオたちは母船に迎えを要請するが、ガルグはマイナがセルヴァム撃退に使った狩猟道具に
    かつて対ゴジラ用最終決戦兵器として建造された「メカゴジラ」の構成素材「ナノメタル」が用いられていることに気づき、
    その生産プラントが残されている可能性を見い出す。

  • 1999年、フィリピンでの炭鉱崩落事故を調査中の芹沢猪四郎博士らは、炭鉱の深部で巨大な恐竜のような生物の化石を発見する。
    化石には別種の生物の繭が寄生しており、付近には巨大な何かがはい出たような痕跡が残っている。
    一方、日本の雀路羅(じゃんじら)市にある原子力発電所に勤務する核物理学者のジョー・ブロディは、
    原子炉直下で発生する不可解な地震について調査を要請する。
    ジョーの妻で技師のサンドラが原子炉の安全確認に向かうが、突如起こった巨大な揺れによって原子炉が暴走し、
    原発は倒壊した。

    15年後、ブロディ夫妻の息子でアメリカ海軍爆弾処理班のフォードは、
    父のジョーが日本で警察に逮捕されたという知らせを受ける。ジョーは妻の命を奪った原発事故の真相を探るべく、
    立入禁止区域となった原発跡地に侵入し逮捕されていた。
    原発跡で15年前と同じ事態が起きつつある兆候を察知したジョーは、
    フォードと共に禁止区域へ再侵入し実家に残されたデータを回収するも、付近をパトロールしていた武装集団に捕まり、
    原発跡地内の研究施設へ連行される。

    施設内にはかつての地震の原因となった巨大な繭があり、「モナーク」と称する秘密機関が調査を行っていたが、
    すでに繭は羽化を開始していた。羽化した生物は研究施設を破壊して東へ飛び去り、
    施設の倒壊に巻き込まれたジョーは命を落とす。芹沢らはジョーの遺した情報を持つフォードとともに
    原子力空母「サラトガ」にて「ムートー」と名付けられた巨大生物を追う。
    モナークの目的は、ペルム紀末の大量絶滅を生き延びた太古の巨大生物「ゴジラ」を研究し、
    その存在を社会から隠蔽する事だった。芹沢はムートー排除のためゴジラも再び現れると推測する。

    ムートーは洋上でロシア海軍アクラ型原子力潜水艦を襲い、その核燃料を捕食するためオアフ島に上陸する。
    怪獣はホノルル市街に侵攻し米軍と交戦するが、間もなくしてそこにムートーを追って来たゴジラが60年ぶりに地上に姿を現す。
    両者は空港で対峙するがムートーは飛行して逃亡、それを追うゴジラも海へ消えた。

    一方、アメリカのユッカマウンテン放射性廃棄物処分場に保管されていたフィリピンの繭から新たなムートーが羽化し、
    ラスベガスを破壊しさらに西へと進行する。

    サンフランシスコ湾で3体の怪獣が衝突すると推測する軍指揮官のステンツ提督は、
    芹沢の反対を押し切って戦略核兵器の使用許可を得る。
    弾頭には電磁パルスの影響を受けないアナログ式の時限装置を使用し、3匹の怪獣を太平洋上へ誘引し、
    殲滅する作戦が実行されることになった。米軍は2基の核弾頭を列車でサンフランシスコへ輸送しようと試みるが、
    雌のムートーの襲撃を受けて弾頭1基を飲み込まれてしまう。
    もう1基の弾頭はサンフランシスコ湾内への輸送には成功するものの、海上で雄のムートーに奪われ、
    雌がサンフランシスコ市街地に築いた巣へ運ばれる。弾頭の起爆装置は既にカウントダウンを開始しており、
    数時間後には逃げ遅れた市民が核爆発に巻き込まれてしまう。
    フォードは弾頭起爆阻止を目的とした軍の部隊に参加し、HALO降下によってサンフランシスコ市内へ突入する。

    湾内に浮上したゴジラはゴールデンゲートブリッジを破壊し市街地へ侵攻。
    ゴジラはフォードの妻のエルが勤める病院の近くで2体のムートーと交戦する。
    その傍らでフォードたちは弾頭を発見するが、その破損状態は激しく時限装置を停止させることが出来ない。
    部隊は船で弾頭を洋上へと持ち去り、少しでも市街地から引き離す作戦に移行する。
    一方フォードはムートーが既に巣に無数の卵を産み付けていることに気付き、
    横転しているタンクローリーのガソリンを利用し巣全体を爆破する。

    ゴジラは二体のムートーの連携攻撃に苦戦を強いられていたが、
    巣が爆破されたことに気を取られた雌のムートーが戦闘を放棄したことで形勢が逆転、
    熱線を放ち雌のムートーを一時的に戦闘不能にし、さらに襲ってきた雄のムートーを強烈な尻尾の一撃で倒す。
    一方で核弾頭を奪われたことに気付いた雌のムートーが復活し部隊を壊滅させ、更にフォードに迫るが、
    追って来たゴジラに熱線を放たれ絶命する。エネルギーを消耗したゴジラはその場に崩れ落ちた。
    核弾頭はフォードによって小型船で洋上へ運ばれ、遥か遠くの沖合いで大爆発した。

    翌朝、フォードは避難所のコロシアムに訪れ、そこで家族との再会を果たす。
    一方で、瓦礫の中で死んだと思われていたゴジラが覚醒し、海へ戻り始めた。
    万感の思いで見つめる芹沢らを背に、ゴジラは咆哮を上げ海中へと姿を消していったのであった。

  • 175 名前: 名無しより愛をこめて 2023-11-13 06:07:50 

    サルベージ!
    どうも、東洋バルーンです。

  • 176 名前: 名無しより愛をこめて 2023-11-13 11:33:50 

    続編の可能性あるのかな
    あの引きは

  • 177 名前: 名無しより愛をこめて 2023-11-13 11:48:29 

    あれはモンスター映画のあるあるなオチだから続編はやんないっしょ
    やんない方が収まりもいいと思う

  • 178 名前: 名無しより愛をこめて 2023-11-13 11:56:55 

    シンゴジのラストもあれだしそういうもんだよね
    (最もシンゴジは続きやってももうゴジラじゃなくなると思うけど)

  • 179 名前: 名無しより愛をこめて 2023-11-13 12:00:43 

    山崎監督はゴジラまたやりたいと言っていたから
    東宝に信頼されてる山崎監督でまたゴジラやる可能性は高いと思う
    ただ、本作の直接的な続編にするかどうかはまた別だろうし
    続編的なものをやるとしても、あの黒痣は監督の遊び心が入ったものだろうから
    ゴジラ細胞でその後の典子がどうなる、なんて続編にはしないだろうね

  • 180 名前: 名無しより愛をこめて 2023-11-13 12:55:32 

    やらないかぁ
    観てみたいけどなゴジラヒューマンはシンのときから言われてたし

  • 181 名前: 名無しより愛をこめて 2023-11-13 13:42:00 

    ラドン (Rodan) は、映画『空の大怪獣ラドン』をはじめとする東宝製作の怪獣映画に登場する架空の怪獣である。          
    ゴジラ、モスラと共に東宝三大怪獣と称される。

    特徴
    翼竜プテラノドンが突然変異した怪獣。
    特撮美術監督の渡辺明がプテラノドンをモチーフにデザインしており、名の由来にもなっているが、プテラノドンに比べて様々な差違があり、プテラノドンの頭部にある一本の後頭部に伸びる角状の突起が、2つに分かれて生えており(『ゴジラvsメカゴジラ』では3本)、嘴は鳥類のそれに近い形状で、鳥類には無い歯が生えている(元となったプテラノドンにもない)が、
    プテラノドン等の翼竜と比べればとても小さくて短い。
    腹部にはニードルのようなゴツゴツとした鱗がある。尾はプテラノドンの細い皮膜が付いたものではなく、楕円状にゆるく拡がっている。着地しての直立二足歩行が可能で、翼を広げたままで陸上走行を行うことも多い。
    巨大な上に超音速で飛ぶため、ソニックブームを巻き起こし、飛ぶだけで市街を破壊してしまう。

    シリーズによって攻撃能力が異なり、『三大怪獣 地球最大の決戦』では嘴で敵をつついたり、
    足の爪で引っ掻く攻撃が主で、ゴジラと互角に戦う力を持っている。また、『ゴジラvsメカゴジラ』に再登場したラドンはゴジラの熱線を受けてファイヤーラドンとなり、放射熱線と同程度の威力のウラニウム熱線を吐く能力を身につけた。
    ラドンの声にはコントラバスの音と人間の声を素材として加工したものが使われており、
    本作の後も『ウルトラマン』のアントラーやvsシリーズに登場したキングギドラ、バトラの声などに流用された。

    『ゴジラ・ミニラ・ガバラ オール怪獣大進撃』では怪獣島の怪獣の1体として、
    『地球攻撃命令 ゴジラ対ガイガン』では『キングギドラの大逆襲』タイトル時期の企画に味方側の怪獣として、
    『モスラ3 キングギドラ来襲』ではモスラ(新)の敵怪獣として登場する予定があったが、いずれも途中で変更になっている。

    ラドンが登場する映画リスト
    空の大怪獣ラドン(1956年)
    三大怪獣 地球最大の決戦(1964年)
    怪獣大戦争(1965年)
    怪獣総進撃(1968年)
    ゴジラvsメカゴジラ(1993年)
    ゴジラ FINAL WARS(2004年)
    ゴジラ キング・オブ・モンスターズ (2019年)

    『空の大怪獣ラドン』のラドン
    身長:50メートル
    翼長:120メートル
    体重:1万5千トン

    核実験の放射能や火山ガスによる高温化の影響で現代に復活した。
    劇中でプテラノドンとの関連性を示すような発言があるが、直接は明言されていない。
    ただし、シナリオ上の設定でプテラノドンは
    「中生紀に生息した飛竜の一種で空飛ぶ始祖鳥としては最大のもの」とされている。

    阿蘇の炭坑の奥で卵から雛が誕生し、古代トンボの幼虫メガヌロンを捕食していた。
    成長した1頭が阿蘇山から出現し、航空自衛隊のF-86戦闘機と大規模な空中戦を展開して追撃を振り切った後、
    佐世保や福岡に降り立って大暴れする。このとき口から煙のようなものを吐いており、
    パチンコ屋に突っ込んだタンクローリーを爆発炎上させている。

    陸空両自衛隊からの猛攻によって危機に陥ったところにもう1頭が出現するが、
    最後は帰巣本能で阿蘇山に帰ってきたところに自衛隊のミサイル攻撃を受け、
    その影響で阿蘇山が噴火して2頭のラドンは脱出するもマグマの噴出に巻き込まれ、真っ赤な溶岩の中に消える。

    スーツアクターは中島春雄。
    作中ではラストシーンになるまでラドンが2頭いるという明確な描写がない。
    一応の伏線は張られているが、世界各地で未確認飛行物体による被害が同時に出ているという電話を
    航空自衛隊の基地司令室で新聞記者が本社から受け取るという非常に分かりづらい演出のため、
    海外公開版では2頭いることを説明するシーンが追加されている。
    監督の本多猪四郎も、特技監督の円谷英二も「この2頭のラドンはつがいである」と述べている。[要出典]
    本作のラドンは背中に緑と黄色のラインが入っている。頭部造形は利光貞三、胴体は八木勘寿、八木康栄による。
    デザインは数回にわたって検討され、
    「始祖鳥タイプ」、「鳥の羽をつけたもの」「翼竜タイプ」の検討用粘土モデルが作られている。
    子供のラドンは、手踊り式のギニョール・モデルで表現されている。
    初期のデザインスケッチには始祖鳥をモチーフとしたものも存在していたが、後には翼竜をモチーフとしたものに変更された。

    ゴジラやモスラと並ぶ知名度を持つものの、タイトルに名前が冠された作品は2016年現在、デビュー作の『空の大怪獣ラドン』のみである。

  • 182 名前: 名無しより愛をこめて 2023-11-13 13:42:11 

    『シン・ゴジラ』では神のような神秘的な存在としていたが、本作品のゴジラは怪獣ではなく、
    生物のような方向に寄せていったといい、上に手の平を向けていた『シン・ゴジラ』に対して本作品では生物であることから下に向けている。
    進化するという設定は、『シン・ゴジラ』の設定が取り入れられており、各形態には山森の提案で過去の東宝怪獣の意匠が入れられている。

    ゴジラアクアティリス
    第3話で登場した第0形態。
    深度900メートルのところを50ノットで泳いでいる姿が潜水艦によって確認されている。
    第6話にて東京湾内に侵入しようとしたマンダの群れを追ってその全体像を表した。そのままマンダの群れを仕留めつつ、東京湾に上陸する。
    モササウルスのような姿から水棲生物であると思われる。四肢は進化途中のようなヒレのようになっており、長い尾の先端は水かきがある指のような尾ビレになっている。
    顔つきはワニに似ており、触覚のような細いツノが頭部にある。表皮は赤く、海を通過するとその海は紅塵に包まれて赤く染まる。
    アクアティリスとはラテン語で水生を意味する。
    ヒレのような足は海から来るため、水中で自然と活動できるような形となった。
    初期設定では、クラゲのような生態の生物や、シラスのようなものから魚のような形に進化する案もあった。

    ゴジラアンフィビア
    第7話で東京に上陸を果たしたゴジラ アクアティリスが変態した第1形態。
    イグアナのような顔つきの陸棲生物のような姿となり、四肢は爬虫類に似た形の脚となり、四足歩行を行う。
    政府によって南房総地方の伝承に基づいてゴジラの名称が与えられる。
    第8話で代々木公園での自衛隊からの砲撃を受けてマイナス20度の可燃性のガス状物質を口から放出し、その砲撃の爆発が冷気に引火した途端、
    次第に高温のガスとなって爆炎を誘引して一帯を巻き込む熱膨張を起こして直径500メートル範囲を焼き尽くし、自身をも焼き尽くして自らの総質量を超える紅塵を放出して包まれることで、
    硬質の組織と溶けてドロドロの状態が下にある炭化層の外殻に覆われた蛹のような状態になり、活動停止した。
    体皮は茶褐色、頭部は濃褐色となりツノの形状も変化している。
    アンフィビアとはラテン語で両生類を意味する。
    頭部にはバランの意匠が取り入れられている。

    ゴジラテレストリス
    第9話で活動停止して蛹状態となっていたゴジラアンフィビアが、固まった外殻が剥がれ落ちてさらに変態した第2形態。
    前脚は小さくなって後脚だけで立ち上がり、完全二足歩行形態となっている。
    自衛隊の砲弾投下を予期して着弾前に体組織を触手のように変化させて包んで着弾と同時に破裂させて本体への衝撃を和らげるといった防御能力を持ち、
    背びれを青白く発光させながら口元に光のリングを形成して吐く能力も見られる。
    角や尾ビレがなくなり、首から上半身は細くなり、頭部は小さくなっている。表皮は青い鱗状だが、眉間から背鰭に沿って赤いラインが残る。
    テレストリスとはラテン語で陸生を意味する。
    最終形態の前の息子のようなポジションであることから、ミニラのオマージュとして光輪を口から吐くものとなった。

    ゴジラウルティマ
    3度の形態変化を経て究極の姿となったゴジラの第3形態で、本作品におけるゴジラの正式名称。
    千葉県逃尾市(にがしおし)にて古くから伝わる伝承が描かれた浮世絵には、古史羅(こしら)と記述されている。
    また、同市に戦前から存在する旧嗣野地区管理局(電波観測所)“ミサキオク”の地下にはゴジラウルティマの全身骨格が存在していた。
    第10話でゴジラテレストリスが自衛隊と交戦して集中砲火を浴びる中で変態し、この形態となる。
    形態変化後、自衛隊の攻撃を鎧のような強硬な外皮で寄せ付けぬまま背鰭と口内を青白く光らせ、
    口元に7つの大小さまざまな光輪を放射して複数重ねた重力レンズで空間を捻じ曲げて1か所に収縮させると、
    そのまま光輪をくぐるように熱線を原子ビームのように圧縮して発射する能力を見せつけ、東京を一瞬で火の海に変えた。
    体色は歴代ゴジラと同じく黒あるいは濃灰色。後脚は極太になっており、背ビレも大きく発達している。
    この形態になった直後まではビル数階建てぐらいの大きさだったが、紅塵を吸収し続けたことで最終的に100メートルを超える巨体となった。
    さらに成長を続けて自身が特異点となり、地球人類は破局を迎えつつあったが、謎の巨大化を果たしたジェットジャガーとの交戦の末、
    完成型オーソゴナル・ダイアゴナライザーによってジェットジャガー諸共巨大な青い結晶となり、消滅した。
    なお、最終話では人間サイズの怪獣が背ビレ辺りに潜んでいた。
    ウルティマとはラテン語で終わりを意味する。

  • 183 名前: 名無しより愛をこめて 2023-11-13 13:42:19 

    映画『モスラ』(1961年)のモスラ
    幼虫
    体長:180メートル(最大時)
    体重:2万トン(最大時)
    成虫
    体長:135メートル
    翼長:250メートル
    体重:1万5千トン
    インファント島の守護神。小美人が興行師ネルソンに連れ去られたため、本能で小美人を追って東京にやってきた。
    幼虫の形態で180メートルにまで巨大に成長して都内を破壊し、東京タワーに繭を張って成虫になると、
    今度はネルソンの逃亡先であるロリシカ国のニューカークシティを破壊するが、福田善一郎たちが空港にモスラの紋章を描き、
    着地したところに返された小美人を連れてインファント島へ帰る。

    この作品の幼虫のみ、夜間の海上で光り輝いている。
    ただし、苦労して撮影した割に分かりづらかったためか、以後のシリーズで発光する描写は見られず、設定にも表記されたことはない。
    原作「発光妖精とモスラ」では繭を作る建造物は東京タワーではなく国会議事堂であるが、60年安保をモチーフにした部分があり、
    政治性が強いという理由から変更された。
    1960年11月24日の読売新聞には、漫画家の阿部和助が書いた鳥のような頭とボディの成虫のイラストが掲載された。
    羽の長さ100メートル、胴の長さ70 - 80メートルと書かれている。

    造形
    幼虫・成虫とも利光貞三、村瀬継蔵、八木勘寿、八木康栄による造形。
    幼虫は3尺ほどの操演ミニチュアが、機関車のミニチュアの仕掛けを流用内蔵した自走式のものと、
    プール撮影や東京タワーのシーンなどで使われた操演用のものと用意された。
    渋谷から東京タワーに迫るシーンの幼虫は、高さが6尺、長さ33尺(約10メートル)、
    重さ約120キログラムほどもある製作費200万円の大型のぬいぐるみで撮影された。
    演技者は中島春雄、手塚勝巳ら総勢8人が入って動かしている。手塚は『空の大怪獣ラドン』でもメガヌロンの先頭に入っていた経験から
    先頭操作に抜擢された。村瀬継蔵は、このモスラの顔の周りにフジツボをつけ、籐のヒゲを生やして生物感を表現している。
    また、ラテックスの表皮に艶を出そうとソフトビニール素材「ビニール・ゾル」をコーティングしたところ、特技監督の円谷に大変喜ばれた。
    村瀬は監督の喜ぶ顔が見たくて、撮影ではがれるたびに毎回手間をかけてコーティングをし直したという。

    平成VSシリーズ
    『ゴジラvsモスラ』
    幼虫
    体長:120メートル
    体重:1万5千トン
    成虫
    翼長:175メートル
    体重:2万トン
    飛行速度:マッハ2
    地球の先住民族コスモスの守護神。幼虫の眼は再び青くなっている。
    この作品以降から幼虫の尾の三つに分かれた突起の真ん中が長く伸びている。

    同族だが傾向が異なるバトラとは戦う運命にあり、不本意ながらこれと戦う。
    インファント島の地中から卵が出現し、島の開発を行っていた丸友観光によって日本に運ばれる途中に孵化。
    孵化の直前に出現したゴジラと戦うが、バトラの乱入に遭ってインファント島に帰還する。
    その後、丸友観光に連れ去られたコスモスを追って東京に上陸し、国会議事堂で繭を作り成虫となる(その際の糸の噴射スピードは昭和版のそれよりも早い設定となっている)。

    同時期に成虫となったバトラと横浜上空で激しい戦いを繰り広げるが撃墜される。
    その後、上陸してきたゴジラに対して、バトラには決して使うことがなかった超音波ビームで攻撃し、バトラと助けあって和解、
    共闘の末にゴジラを戦闘不能状態にして海へと連れ去る
    (ゴジラの尻尾をつかんだときに足から電流のようなものを流していたが、威力や名称は不明)。
    が、突如復活したゴジラにバトラが倒され、その海上でゴジラを封印、バトラの使命を受け継ぎ、
    地球に追突する隕石の軌道を変えるため宇宙へ旅立つ。その際、体に付着したゴジラ細胞により、
    後のスペースゴジラ誕生の一因も造ることになる。
    超音波ビームと鱗粉(電磁鱗粉、イオンクラフトの原理で揚力を得ている)を武器とする。
    鱗粉が撒かれている間はその中に雷が発生するほか、あらゆる光線や熱線を乱反射してしまう。
    これによってゴジラは放射熱線を封じ込められたばかりか威力を逆利用され、さらにバトラのプリズム光線の連携攻撃にも遭い、
    敗退することとなる。コスモスは「モスラ最後の武器」と呼ぶ。
    これまでのシリーズと直接のつながりは無いが、関連書籍などでは4代目モスラと表記する書籍もある。

  • 184 名前: 名無しより愛をこめて 2023-11-13 13:42:26 

    ハルオ・サカキ
    声 - 宮野真守、洲崎綾(幼少期)
    主人公。日本人。24歳。身長173センチメートル。階級は大尉。
    地球を脱出する直前に、両親がゴジラの襲撃に巻き込まれる様子を目撃した過去から、ゴジラに対して人一倍強い復讐心を抱いている。
    同時に、人類が真の意味で再起するためには人としてゴジラを倒すしかないと考えているが、
    人を捨てなければゴジラを倒せないと考えるガルグからはその矛盾を非難されている。
    宇宙船内ではダイチを父親代わりに育ち、ユウコのことは生まれた時から妹のように面倒を見てきた。
    高いカリスマを持ち、エクシフからはその献身性を、ビルサルドからは優れた自己決断力を評価されている。
    タウe上陸に反発し揚陸艇を占拠したことで第一級反逆罪を問われ、
    船内の独房で拘留される中でメトフィエスから与えられたアラトラム号の機密データを元に対ゴジラ戦術を執筆。
    さらにメトフィエスの計らいで罪状を保留される形で保釈され、地球降下に参加する。
    リーランドの戦死後はメトフィエスから指揮権を委譲される形で対ゴジラ戦術を実行に移し、
    自らもパワードスーツ機械化特務分隊を率いてゴジラ・フィリウスの背びれへプローブを打ち込みを行う。
    直後に出現したオリジナル個体のゴジラ・アースの襲撃により負傷するが、フツアのシェルターで目覚め、
    治療されていることに驚きながらもそこで遭遇したミアナと交友を結ぶ。
    600名いた隊員を50名にまで減らしてしまったことに苦悩を抱きながらも、ガルグからナノメタルプラントの現存を聞かされ地球残留を決める。
    しかし、メカゴジラシティでの滞在の中で無限増殖を続けるナノメタルとそれを生体にも利用するビルサルドへの不信を抱き、
    加えてゴジラに倒す上での人の在り方を巡ってガルグと対立してしまう。
    シティへのゴジラ接近が報告されると自らもヴァルチャー3番機に乗ってユウコやベルベと共にゴジラ誘導作戦に参加するが、
    自身の戦術案が通用しないゴジラに対してナノメタルを介したパイロット強化で攻撃を続行しようとしたガルグによって
    ユウコが生命の危機に晒されたことに激しく動揺。逡巡と葛藤の末にメトフィエスの言葉に従ってシティの中枢部を攻撃し
    ナノメタルの機能を止めるも、既にユウコは脳死状態となっており、結果的にガルグとベルベを自らの手で死なせてしまう。

    自らの迷いが招いた結果に絶望し、ゴジラにもう勝てないと心が折れてしまうが、
    自身がナノメタルに侵食されなかった事を奇跡とすることで地球人をカルトに引き込むメトフィエスに次第に不信感を抱き始める。
    更にビルサルドが自分の処刑を求めてアラトラム号で反乱を起こす事態となり、和解する時間を稼ぐために身を隠すことになるが、
    その中で生き残って命を繋げば勝ち、死んで消えれば負けというフツアの価値観を知り、マイナと結ばれる。
    ほどなくしてギドラが降臨し、それによる異常現象を目の当たりにしたハルオはメトフィエスが何かを企んでいることを確信し、
    その真の目的を知るためにメトフィエスと対峙するが、ガルビトリウムを右目に埋め込んだメトフィエスによって
    精神世界へと取り込まれてしまう。過去の凄惨な記憶を辿り、滅びの救済を説くメトフィエスに一度はなびきかけるが、
    両親がつけた自身の名の意味を思い出してメトフィエスを退け、
    ガルビトリウムを砕くことでゴジラがギドラに勝利する決定打を作った。
    ギドラとの戦いを終えてからはフツア族との共生を選び、妻になったマイナとの間に子どもを授かるが、
    ヴァルチャーの再起動の際にメトフィエスの声が届き、文明が再興し、ゴジラを怪獣たらしめる憎しみを持つ自分がいると、
    再びギドラがこの宇宙に現れてしまうことを悟る。そのためハルオは活動状態のナノメタルを宿すユウコを連れて、
    再起動したヴァルチャーに乗ってゴジラに特攻し、自身の命と引き換えにこの世界とギドラの繋がり、
    ナノメタルの脅威、そしてゴジラへの憎しみを絶った。
    小説により、母親は欧州奪還作戦におけるパリの戦いの英雄ハルカ・ヤシロ、
    父親は国連調査官としてこの小説の物語を記録したアキラ・サカキと判明。

  • 185 名前: 名無しより愛をこめて 2023-11-13 13:42:36 

    そんな中、雲南省の施設から脱走した後、滝の中で蛹になっていたモスラが羽化して飛び立ち、    
    ゴジラの住処だったバミューダ海域に現れる。マーク達はモスラがゴジラと交信を試みていると気付いて   
    その反応からゴジラの生存を確認、潜水艦にゴジラのエネルギーとなる核弾頭を積んでゴジラが隠れている地点に向かう。     

    マークらはリックの提唱した地下空洞論に基づく海底洞窟の先にあった古代遺跡の奥地で休眠状態のゴジラを発見するが、    
    潜水艦の魚雷発射システムは事故で破損していたため、芹沢自らが小型潜水艇でゴジラのすぐ傍まで核弾頭を運んで手動で起爆、    
    ゴジラはそのエネルギーを取り込んで再起し、三度ギドラの元へと向かう。  

    北米でギドラとそのギドラの下に付いたラドンが暴れている間、マディソンは母がアランに勧めたオルカによる     
    怪獣の行動を抑制する方法を盗み聞きし、彼らがオルカから目を離した隙にオルカを持ってアジトから脱走。    
    母の言った通りにアジトのあったマサチューセッツ州・ボストンの野球スタジアムに忍び込んでそこの音響システムにオルカを接続、
    スタジアム全体をスピーカーにしてオルカの信号を世界全体に伝達し、怪獣達の動きを止めることに成功する。   
    しかし、ギドラはその信号を察知してボストンに飛来、マディソンを見つけるや彼女に襲いかかる。     
    そこにゴジラが出現してギドラの攻撃からマディソンを救い、ゴジラおよびアルゴを含めた米軍はギドラに攻撃を仕掛ける。      

    マークもオルカの信号からエマとマディソンがボストンにいることを知り、     
    ゴジラとギドラが争う地上に降りるとアランと袂を分かったエマとも合流してマディソンを捜索、    
    マディソンがボストンの旧自宅にいると推測してそこに向かう。    

    この時のゴジラは芹沢が起爆させた核弾頭のエネルギーの過剰摂取により数分で爆発する危険な状態に陥りながらも、 
    支援に現れたモスラの援護もあって一度は優位に立つが、ギドラが呼び寄せたラドンの乱入でモスラとは分断され、  
    さらにギドラの反撃で思わぬダメージを受けてしまう。
    どうにかラドンを退けたモスラもギドラの攻撃からゴジラを庇って消滅、ゴジラも体の限界が近づき窮地に追い込まれる。

    マークとエマは倒壊した自宅からマディソンを見つけ出し、
    地上から脱出する前に二人はオルカを修理してギドラの気を引く作戦を立てる。
    エマはマークとマディソンだけを逃して自分は単身オルカを使ってゴジラからギドラの注意を逸らすことに成功する。
    エマは猛追するギドラに追い詰められるが、ゴジラがエマの稼いだ時間の間に取り込んだモスラの力によって
    体内の核エネルギーの制御に成功し身体を赤熱化させた形態へと変化。
    連続で熱波攻撃を浴びせてギドラの身体を焼き尽くし、最後に残った首も熱線で完全に吹き飛ばし消滅させた。

    瓦礫の上に立つゴジラの前に各地より終結したムートー、ベヒモス、スキュラ、メトシェラらが現れ、
    更に生き延びていたラドンもゴジラに恭順の意を示していき、マークとマディソンらが見守る中、
    その輪の中心でゴジラの咆哮が響き渡る。

    その後、オキシジェンデストロイヤーの影響で魚が取れなくなったイスラ・デ・マーラに赴いていたアランは、
    その沖で漁師が引き上げた先の戦いでゴジラが噛みちぎったギドラの首の一つを見せられてそれの購入を申し出る。

    監督 マイケル・ドハティ
    脚本 マックス・ボレンスタイン マイケル・ドハティ ザック・シールズ
    出演者
    カイル・チャンドラー ヴェラ・ファーミガ ミリー・ボビー・ブラウン
    ブラッドリー・ウィットフォード 渡辺謙 サリー・ホーキンス
    チャールズ・ダンス トーマス・ミドルディッチ アイシャ・ハインズ
    オシェア・ジャクソン・Jr デヴィッド・ストラザーン チャン・ツィイー
    音楽 ベアー・マクレアリー
    主題歌 [ALEXANDROS] 「Pray」(日本語吹替版)
    製作会社 レジェンダリー・ピクチャーズ
    配給 ワーナー・ブラザース 東宝
    公開 2019年5月31日
    上映時間 132分
    製作国 アメリカ合衆国
    言語 英語

  • 186 名前: 名無しより愛をこめて 2023-11-13 13:42:52 

    ゴジラとムートーの戦いから5年後、
    巨大怪獣の存在およびそれまで極秘に怪獣の調査を行ってきた秘密機関「モナーク」のことが公になり、
    以後世界各地で休眠状態の怪獣が次々と発見され、その地点には怪獣の生態を研究するための前哨基地が建てられた。
    中国・雲南省にある古代遺跡の内部に設置された第61前哨基地ではモナークの科学者エマ・ラッセル博士と
    娘のマディソンらが孵化した"モスラ"の幼虫との交信を試み、モスラの制御に成功する。
    しかし、そこへ環境テロリストであるアラン・ジョナ率いる傭兵部隊が基地を襲撃、エマとマディソンを連れ去り、
    怪獣と交信する装置"オルカ"も強奪されてしまう。その頃、モナークの有識者と政府役員との会議においてモナークは
    政府や世論から怪獣への対応と被害の責任についての追及を受け、あくまで怪獣殲滅を訴える政府に対し、
    モナークの科学者・芹沢猪四郎博士はあくまで怪獣との共存が必要だと説く。その折に芹沢らは雲南省で起こった事件の知らせを聞いて
    元モナークのメンバーで別居状態だったエマの夫マークに協力を要請、攫われた二人を救出するため力を合わせることとなり、
    マークを"ゴジラ"の生息域となっているバミューダ海域に設置された第54前哨基地に招いて今後の対応を協議する。
    一方、アラン達の目的は南極の氷塊に眠る怪獣"モンスターゼロ"を目覚めさせることであり、
    南極の第31前哨基地を占拠してモンスターゼロの復活作業を開始する。それと同時に海域に潜んでいたゴジラが行動を開始、
    その移動予測からゴジラが南極を目指していると知るとマーク達も司令母艦「アルゴ」で南極へと向かう。
    到着したモナークの兵士とテロリストが銃撃戦を繰り広げる中、マークは妻子と再会する。
    だがエマは彼の目の前で氷塊に仕掛けられた爆弾の起爆装置を押して氷塊を爆破、
    崩壊する基地からアランはエマとマディソンを連れて逃亡し、マーク達も間一髪で基地の崩壊から免れるも、
    マークと芹沢らは復活したモンスターゼロに襲われる。そこへゴジラが出現し、モンスターゼロと交戦を開始。
    その戦いに巻き込まれて芹沢の助手グレアムは死亡、マークも気を失ってしまう。
    そこに駆けつけたアルゴの攻撃を受けてモンスターゼロは逃亡、ゴジラもそれを追って海へと消える。
    アルゴ内で目覚めたマークは南極でのエマの行動から彼女が自らアランのテロリストグループに協力していると他の面々に語る。    
    そこにエマの声明が届き、     
    彼女は「人類の文明活動のせいで崩壊寸前の地球環境を修復するためには怪獣による破壊と再生が必要」と主張する。 
    直後にメキシコのイスラ・デ・マーラの火山火口に建てられた第56前哨基地のシステムが  
    テロリストグループにハッキングされ、エマはオルカの信号をそこから流して火山に眠る怪獣を呼び起こそうとする。 
    しかし、母の真意に気づいたマディソンがそれに反発して止めようとするもエマはアランに急かされる形でオルカを起動、  
    その音波に反応して火山の火口から"ラドン"が出現する。  

    現地民の避難の時間を稼ぐためアルゴとその護衛部隊が駆けつけてラドンを攻撃、   
    ラドンはアルゴを敵と見なして飛翔し、護衛部隊を瞬く間に壊滅させアルゴを執拗に追い回す。   
    しかし、ラドンはアルゴにこの時中米に近づいていたモンスターゼロの元に誘導されて、交戦の末に海へと叩き落される。  
    モンスターゼロは次にイスラ・デ・マーラからの避難民を収容していたアルゴに襲いかかるが、
    そこにゴジラも現れてモンスターゼロと海中で激しく争う。  
    だが、そこに米軍が怪獣殲滅用に開発した新兵器   
    「オキシジェン・デストロイヤー」を搭載したミサイルが飛来して両者の下で炸裂、ゴジラの生体反応は消失するが、  
    一方のモンスターゼロは健在であり、その直後に世界各地のモナークの前哨基地のある地点から次々と怪獣達が目覚め始める。 

    世界規模での復活した怪獣による災害が発生する中、これを芹沢はモンスターゼロが他の怪獣を支配し、   
    自身を中心にした怪獣の群れによる知能的な破壊活動であるとし、さらにアイリーンの調査でモンスターゼロが   
    "ギドラ"という名前であること、そのギドラは宇宙から襲来した生物でむしろ地球の生態系を破壊する存在であることが示唆される。 
    エマも復活させたギドラが他の怪獣達を勝手に操り始めたことで自分のプランが完全に破綻してしまったことに気づき、  
    アランに事態の収束させるよう願い出るが、アランはそれを聞き入れず、両者の間にも亀裂が生まれる。   

  • 187 名前: 名無しより愛をこめて 2023-11-13 13:43:00 

    アライグマ(洗熊、浣熊、学名:Procyon lotor)は、哺乳綱食肉目アライグマ科アライグマ属に分類される哺乳類。
    アライグマ属の模式種。タヌキに似ており、アライグマを英語でraccoon (common raccoon) と呼ぶのに対し、タヌキは raccoon dog と呼ぶ。
    前足を水中に突っ込んで獲物を探る姿が手を洗っているように見えることが名称の由来である。雑食性であり、小動物を捕獲して食べる。
    北アメリカ原産で、日本やヨーロッパにも外来種として生息する。移入後の繁殖により、農作物への被害や生態系への影響などが問題となっている。
    形態
    頭胴長42 - 60 cm尾長20 - 41 cm、体重4 - 10 kg。飼育下では体重が20 kgに達するものもいる。
    灰褐色の体毛をもち、眼のまわりから頬にかけて黒い斑紋がある。
    タヌキと誤認されることが多いが、タヌキとの違いとして長いふさふさとした尾には黒い横縞があるのが大きな特徴である。
    また、足が黒いタヌキやニホンアナグマと比べて、アライグマの足は白っぽく、耳には白い縁取りがある。
    さらに、クマなどと同じく、かかとをつける蹠行性(しょこうせい)という歩き方をするため、
    足跡は人の子供の手のような長い5本の指がくっきりとつく。この特徴は、本種と他の哺乳類とを識別する重要なポイントとなる。
    歯式は、3/3, 1/1, 4/4, 2/2の合計40本(切歯は上下で3本ずつ、犬歯は上下で1本ずつ、
    前臼歯は上下4本ずつ、後臼歯は上下2本ずつの合計40本の歯をもつ)。
    乳頭数は、胸部・腹部・鼠蹊部にそれぞれ1対、計6つとなり、まれに8つの乳頭をもつ個体が確認される。
    分布
    アメリカ合衆国、カナダ南部、中央アメリカ(メキシコなど)を原産地とする。
    日本では海外からの移入により広い地域に定着する。
    また、ドイツやフランスなどのヨーロッパ諸国、旧ソ連のベラルーシやアゼルバイジャン、
    西インド諸島といった国々にも外来種として定着している。
    生息地
    基本的に水辺近くの森林に生息するが、湿地、農耕地、海岸、都市といった幅広い環境に適応できる。
    アメリカにおけるアライグマの都市部への生息範囲の拡大は顕著で、最初の都市部への定着報告は1920年代に始まり、
    ワシントンD.C、ニューヨーク、シカゴ、トロントなど各地の都市に拡大している。基本的に夜行性だが、昼でも活動することがある。
    自分で巣を掘ることはなく、他の動物が地中に掘った巣穴、木の洞、時には農家の納屋や物置などで休む。
    四肢に水掻きはないが泳ぐことが可能で、後ろ足で立つこともでき、木登りもうまく、立体的な行動をみせる。
    行動圏は基本的に直径1-3キロメートルの範囲で、都市近郊に暮らす個体群は狭くなり、
    低い個体数密度では逆に拡大するといったように環境条件によって変化する。
    人間との関わり
    ペット
    アライグマはその可愛らしい風貌からペットとして人気が高かった。
    原産地であるアメリカでもペットとして飼育されており、例えば、アメリカ合衆国第30代大統領カルビン・クーリッジの妻である
    グレース・クーリッジは、レベッカという名のアライグマを可愛がっていたという逸話がある。
    自宅の庭先に現れる野生のアライグマに餌付けを行い、ペット同然に扱う人もいる。
    (ただし野生生物への餌付けは、個体数の増加のほかに、感染症や物理的傷害を受けるリスクがあるため好ましくないとされている。)
    2005年以降の日本では、アライグマは日本の気候に順応し、農作物に被害を与え、生態系を破壊する恐れがあるために、
    外来生物法により特定外来生物に指定された。したがって、日本では学術研究などの例外を除き、
    アライグマの飼育・譲渡・輸入は原則禁止されており、販売や野外に放つことは厳禁である。
    飼育
    人工的な環境下での寿命はおよそ14年。
    主食として、にんじん、りんご、バナナ、副食としてドッグフードを与え、水は食物を水につける習性があるので大きめの容器を使う。
    ケージは幼獣では犬用のペットケージで間に合うが、成長すると運動量が増えるため、
    木登り用の止まり木を含む、10平米以上の広さのケージを必要とする。
    日本国内では地方自治体が条例によってケージの規格を指定している場合がある。
    手先が器用で、簡易的な飼育設備ではすぐに脱走してしまうため施錠が必要。
    飼育環境としては、アライグマは比較的丈夫であるため、気温や湿度に神経質になる必要はないが、
    日当たりがあって風通しのよい環境に置くとされている。
    幼少期においては人に懐くが(ただし、幼少期の時点で暴れる個体もあり、性格の差が激しい)、
    成獣(特に発情期)になると気性が荒くなり、一般人がペットとして飼育するのは難しい動物である。

  • 188 名前: 名無しより愛をこめて 2023-11-13 13:43:08 

    ヘドラ
    体長
    0.1ミリメートルから20メートル(水中棲息期)
    30メートル(上陸期)
    40メートル(飛行期)
    60メートル(完全期)
    体重:4万8千トン(最大時)
    攻撃:ヘドリューム光線、ヘドロ弾、硫酸ミスト
    劇中での命名者は海洋生物学者、矢野徹の息子である研少年。また、最初に上陸した際、驚いた研に短剣で腹部を切り裂かれている。
    宇宙より隕石に乗って飛来したとうかがえる鉱物起源の生命体へドリュウムが、
    都市近海に堆積していたヘドロや公害による汚染物質と結合し、成長した姿。
    本作でヘドラに入り、後年には平成ゴジラに入ることとなるスーツアクターの薩摩剣八郎(本作では「中山剣吾」名義)いわく
    「ぼろぞうきんを重ね合わせた海坊主の幽霊みたい」な姿をしており、赤い目が縦に開いている。
    身体は乾燥するとボロボロに崩れるが、完全死を迎える前に水分が補給されると、破片の個々がオタマジャクシ似の形態に実体化する。
    それらは合体して大きな身体を形成するうえ、成長するにしたがって生える陸上用の足による二足歩行化を経て、
    最終的には飛行能力や光線発射能力まで発現する。飛行形態でゴジラを楽々と持ち運ぶほどの怪力や自らの体液でもあるヘドロなど、
    さまざまな能力を駆使してゴジラを苦しめた強敵である。
    ヘドラが通った後には硫酸ミストがまき散らされ、金属は錆びて人間は骨と化す。
    ヘドロや工場排気を吸い込んで取り込むため、一時的には環境を改善しているようにも思えるが、
    結局はその汚染物質を他の地域へ拡散させるため、「公害問題が、工業地帯など限られた地域に犠牲を強いている」という批判をも体現している。
    飛行や光線の原動力は体内での核爆発と設定されており、劇中で矢野博士は「恒星同様のもの」と解釈している。
    誕生当初は海でタンカーなどを襲っていたが、半ばまで成長すると上陸して工場地帯を襲撃し、そこでゴジラとの初戦に突入する。
    ゴジラの放射熱線を受けて一時退散した後、まもなく飛行能力を得て再来した際には周辺の都市と人間に大被害を与え、
    再戦したゴジラを翻弄する。その後、矢野博士の研究により最後まで水分を飛ばせば完全に殺すことが可能と推察され、
    自衛隊の協力で設置された大型の電 極 板に誘き寄せられるが、トラブルの連続によりダメージとならず、三度現れたゴジラと交戦する。
    そこでもゴジラの左目を潰し、右腕を白骨化させるなど激しい戦いを繰り広げるが、
    ついにゴジラの放射熱線で機能を発揮した電極 板の雷電攻撃を受けてダウンする。これにより絶命したかに思われたが、
    乾燥が完全ではなかったため、残骸の内側から脱皮するように新たなヘドラが出現し、逃亡を図る。
    しかし、放射熱線の応用による空中飛行で追撃してきたゴジラに電 極板へ連れ戻され、
    電流を浴びて再び押し倒されたうえに未乾燥の内部をえぐり出され、さらなる電流を浴びせられたことで完全死を迎える。
    ただし、エピローグではすでに「新たなヘドラ」が誕生していることが示唆されている。
    上記のとおり、乾燥には弱いものの完全に倒すことは非常に難しく、ゴジラ史上に残る難敵となっている。
    なお、他の怪獣を交えずに全編通してゴジラと1対1で戦った怪獣は、『キングコング対ゴジラ』(1962年)のキングコング以来9年ぶり。
    以後の作品では複数の怪獣が登場するタッグマッチ、あるいはハンディキャップマッチ形式が一般的になり、
    ヘドラは昭和ゴジラシリーズで最後にゴジラとシングル(1体1)で戦った怪獣となった。
    スーツアクターは前述したように中山が担当しており、彼の入った最初の怪獣であるが、スーツデザインと重量の関係からあまり動けず、
    ゴジラに入っていた中島春雄がリードしてゴジラが立ち回る感じのアクションにされたという。
    劇中、ヘドラが工場の煙突から煙を吸い上げるシーンはスーツ内に中山が入ったままであり、「非常に苦しかった」と語っている。
    また、一度撮影中に転んで起き上がれなくなってしまったことがある。

    名称
    関連書籍などでは各形態は水中棲息期、上陸期、飛行期と表記されるが、最後の形態は成長期、完全期、巨大化期と表記が分かれている。
    劇場予告編では「公害怪獣」ではなく、「忍者怪獣」と表記されていた。
    中島春雄やスタッフからは「ゴミ」と呼ばれていた。

    備考
    監督の坂野義光は敵役ヘドラの造形に関し、自ら脚本にト書きを入れるほどのこだわり
    (ヘドラの目玉について脚本に「女性器のような」という記述を加えるなど)を見せ、飛行態などのデザインにも積極的に関わっている。
    撮影初日にはヘドラの体に毒々しい反射素材の色彩を加えようと思いつき、自ら塗装を始め、ついにはこの作業に1日を費やしてしまった。

  • 189 名前: 名無しより愛をこめて 2023-11-13 13:43:16 

    2016年11月3日8時30分ごろ、東京湾羽田沖で大量の水蒸気が噴出、
    同時に海底を通る東京湾アクアラインでもトンネル崩落事故が発生、政府は原因を海底火山か熱水噴出孔の発生と見て対応を進める。
    矢口蘭堂(やぐち らんどう)内閣官房副長官は、ネット上の一般人の動画や目撃報告から、
    いち早く巨大生物の存在を示唆するが、一笑に付される。
    間もなく巨大生物の尻尾部分がテレビ報道され政府は認識を改める。
    巨大生物は多摩川河口から大田区内の呑川を這いずるように遡上し、蒲田で上陸、北進を始める。
    対処方針は駆除と決まり、自衛隊に害獣駆除を目的とした出動が要請される。巨大生物は北品川近くで変形、直立二足歩行を始める。
    自衛隊の攻撃ヘリコプターが攻撃位置に到着するが、付近に逃げ遅れた住民が発見され、攻撃は中止される。
    巨大生物は突然歩行を止め京浜運河から東京湾へと姿を消す。巨大生物は上陸から2時間強で死者・行方不明者100名以上の被害 を出した。
    巨大生物の再度襲来に備え、矢口を事務局長とした「巨大不明生物特設災害対策本部(巨災対)」が設置される。
    被害地域で微量の放射線量の増加が確認され、巨大生物の行動経路と一致したことから、巨大生物が放射線源と判明する。
    米国より大統領次席補佐官および大統領特使が極秘裏に来日し、巨大不明生物は海洋投棄された放射性廃棄物に適応進化した、
    「ゴジラ (Godzilla)」と呼称する未発表の生物であること、その研究していた牧悟郎という学者が行方不明であること、
    牧が残した謎の暗号化資料等が日本側へ提供された。巨災対は、ゴジラは体内の原子炉状の器官から活動エネルギーを得ており、
    そこから生じる熱は血液循環によって発散しているため、血液循環を阻害すればゴジラは生命維持のため自らスクラム停止・急激な冷却を行い、
    活動停止するはずであると結論づけ、血液凝固剤の経口投与によってゴジラを凍結させる「矢口プラン」(仮称)の具体検討を始める。
    11月7日、前回の倍近い大きさとなったゴジラが鎌倉市に再上陸、横浜市・川崎市を縦断して武蔵小杉に至る。
    自衛隊は武蔵小杉から多摩川河川敷を戦場とした 、ゴジラの都内進入阻止のための総力作戦「タバ作戦」を実行するが、
    傷一つ付けることができず、突破されてしまう。ゴジラは大田区・世田谷区・目黒区へと進行する。
    米国からの大使館防衛を理由に爆撃機をグアムから日本に向かわせたとの通知を受けて、政府は正式に米国に攻撃支援を要請する。
    港区にまで進行してきたゴジラに対し、米軍の爆撃機による攻撃を始め、ゴジラに初めて傷を負わせることに成功するが、
    ゴジラは口から火炎や光線を、背部からも複数の光線を放射しはじめ、爆撃機をすべて撃墜し、港・千代田・中央3区の市街地を破壊する。
    総理大臣官邸から立川広域防災基地へ避難するところであった総理大臣らが乗ったヘリコプターも光線によって撃墜され、
    総理を含め閣僚11名が死亡する。一方ゴジラは東京駅構内で活動を停止する。
    政府機能は立川に移転、総理大臣臨時代理も立てられ、 矢口はゴジラ対策の特命担当大臣に任命される。
    米軍の爆撃で得られたゴジラの組織片の分析より、今後ゴジラは無生殖で増殖しネズミ算式に群体化していくことや、
    小型化や有翼化、それにより大陸間を超えて拡散する可能性が示唆された。また2週間後には活動再開すると予測された。
    国連安保理はゴジラへの熱核攻撃を決議し、住民360万人の疎開が行われる。
    巨災対は核攻撃ではなく矢口プランによるゴジラ停止の完遂を切望するが、ゴジラには元素を変換する能力もあったことが判明し、
    血液凝固剤が無力化される懸念が生じてしまった。その直後、それまで謎だった牧の暗号化資料の解読の糸口が見つかり、
    解読・解析結果からゴジラの元素変換機能を阻害す る極限環境微生物の分子式が得られる。
    それを抑制剤として血液凝固剤と併せて投与することで解決の見通しが立った。
    国連軍の熱核攻撃開始も間近に迫る中、矢口プランは、「ヤシオリ作戦」という作戦名で、日米共同作戦として開始される。
    無人運転の列車を使った爆弾でゴジラを起こし、次にエネルギー消耗のみを狙った米軍の無人航空機群による攻撃が、
    ゴジラが光線を出せなくなるまで続く。光線が途切れたところを付近の高層ビルをゴジラに向け爆破・倒壊させてゴジラを転倒させる。
    建設機械部隊とコンクリートポンプ車隊が近づきポンプ車のアームより累計数百キロリットルの血液凝固剤をゴジラの口内に流し込む。
    これらの繰り返しにより、ようや くゴジラの凍結に成功する。ゴジラは東京駅脇に凍りついたまま立ちつくす。
    その尻尾の先端部には背びれを持つ人型の小柄な生物数体が、生じかけたまま静止していた

  • 190 名前: 名無しより愛をこめて 2023-11-13 13:43:26 

    ヒグラシ(Tanna japonensis)は、カメムシ目(半翅目)・セミ科に属するセミの一種。
    日本を含む東アジアに分布する中型のセミで、朝夕に甲高い声で鳴く。

    日本ではその鳴き声からカナカナ、カナカナ蝉などとも呼ばれる。
    漢字表記は蜩、茅蜩、秋蜩、日暮、晩蝉などがあり、秋の季語にもなっている。

    特徴
    成虫の体長はオス28-38mm、メス21-25mmほど。オスの腹部はメスよりも明らかに太くて長く、オスメスの区別がつけ易い。
    また、オスの腹腔内は大きな共鳴室が発達しているためほとんど空洞で、光が透けるほどである。
    体色はほとんど赤褐色だが、頭部の複眼附近、前胸の縁と背面中央は緑色をしている。
    ただし体色は個体群によって変異することがあり、山地のものはより黒っぽくなる傾向がある。

    なお、おもにヒグラシの成虫の寄生虫としてセミヤドリガ(Epipomponia nawai)というガの一種が知られ、
    成虫の腹部に1匹-数匹の蛆虫型のセミヤドリガの幼虫が外部寄生していることがある。
    またニクバエ科の一種・ヒグラシヤチニクバエ(ヒグラシヤドリバエ、Angiometopa cicadina)も
    稀にヒグラシに寄生するとされる。

    生態
    日本では北海道南部から奄美大島(原名亜種。亜種イシガキヒグラシは下記参照)と、ほぼ全国の範囲に生息する。
    日本以外では中国大陸に分布(朝鮮半島には分布しない。かつて記録されたことがあったが、現在は誤記録とされる)。
    広葉樹林やスギやヒノキの林に生息し、北海道から九州北部では平地から山地まで見られるが、
    九州南部以南ではやや標高の高い山地に生息する。

    俳句では秋の季語とされ、晩夏に鳴くセミのイメージがあるが、
    実際には(地域にもよるが)成虫は梅雨の最中の6月下旬頃から7月にかけて発生し、
    ニイニイゼミと同じく、他のセミより早く鳴き始める。
    以後は9月中旬頃までほぼ連日鳴き声を聞くことができる。

    鳴き声
    オスの鳴き声は甲高く、「キキキキキ…」「ケケケケケ…」「カナカナカナ…」などと聞こえる。
    標準的な聞きなしとしては「カナカナ」が使われる。
    日の出前・日の入り後の薄明時によく鳴くが、曇って薄暗くなった時、
    気温が下がった時、または林内の暗い区域などでは日中でも鳴く。
    夕方の日暮れ時に鳴く(稀に夜中の2時ぐらいにも鳴くことがある)ことから、
    「日を暮れさせるもの」としてヒグラシの和名がついた。
    また奄美大島産は鳴き声が本土産と多少異なるが、後述のイシガキヒグラシほどではない。

    朝夕に響く声は涼感や物悲しさを感じさせ、日本では古来より美しい声で鳴くセミとして文学などの題材にも使われてきた。
    テレビ番組などでも「夏の夕暮れ」を表す効果音としてこの鳴き声がよく用いられる。
    しかし間近で聞く声はかなり大きく、遠くで聴く「物悲しい印象」とは異なるともいう。

    分類
    界:動物界 Animalia
    門:節足動物門 Arthropoda
    綱:昆虫綱 Insecta
    目:カメムシ目(半翅目) Hemiptera
    亜目:ヨコバイ亜目(同翅亜目) Homoptera
    上科:セミ上科 Cicadoidea
    科:セミ科 Cicadidae
    亜科:セミ亜科 Cicadinae
    族:ホソヒグラシ族 Cicadini
    属:ヒグラシ属 Tanna
    種:ヒグラシ T. japonensis
    学名
    Tanna japonensis
    和名
    ヒグラシ
    英名
    Evening cicada

  • 191 名前: 名無しより愛をこめて 2023-11-13 13:43:42 

    ゴジラ・アース
    体高:50メートル(2030年)→300メートル以上(2万年後)
    体重:1万トン(2030年)→10万トン以上(2万年後)
    作品世界内に初めて現れたゴジラ。
    戦略生物学教授のキョウヘイ・ヤマネ博士らの命名で、大戸島に伝わる龍神「呉爾羅」から名付けられた。
    元は太平洋に生息しており、2030年5月29日、日本・小笠原諸島の大戸島に打ち上げられたカメーバIVの死骸からその存在が明るみになり、
    ヤマネ博士らが調査に派遣された。この時は発見に至らなかったがそのまま海中を東へ移動し、同年、アメリカ西エリアにて初めて姿が確認され、
    初出現時にはロサンゼルスとサンフランシスコを壊滅に追い込み海に消え、翌2031年にワシントン沖で米国海軍を奇襲した後にシアトルを蹂躙し、
    12月24日にはコロラドスプリングズにて米軍との総力戦に圧勝してインディアナポリスにて核攻撃に耐え、
    12月にかけてメキシコ湾へ姿を消すまでにアメリカにて推定870万人を死傷させる。
    2034年に西ヨーロッパに上陸すると、パリ防衛戦と称されるEUの総攻撃がも時間稼ぎにしかならず、ドイツを焼き尽くす。
    アルプスを越えてイタリアへ向かうかと思われていたが、2037年のザルツブルグ陽動作戦後、自らの意思で突如パリへ引き返し、
    海に消えるまでに推定600万人が死傷する。
    5年間の休眠を経て、2042年に復活した際には北極の氷を融解させながら地球に接近していた小惑星ゴラスを熱線で狙撃し完全に粉砕、
    海を南下して大西洋でオペレーション・ルネッサンス中の輸送船団ごと連合艦隊の主力を壊滅させると北米に上陸、
    地球連合首都兼武装都市となったニューヨークを一夜で滅ぼし、
    ビルサルドとエクシフの母船の核融合炉を暴走させたことによるクリーブランドを消滅させる「オペレーション・プロメテウス」にも耐え、
    さらに「プロジェクト・メカゴジラ」のための時間稼ぎとして行われた「オペレーション・ロングマーチ」にて、
    北アフリカと中央アジアに甚大な被害をもたらしている。これら計8回の出現を経て2044年には世界各地にて推定3億人以上の犠牲者を生む。
    2045年、人類が異星種族エクシフおよびビルサルドと共同で発足させた地球連合による「オペレーション・グレートウォール」の際、
    一度は2000発の熱核兵器でヒマラヤ山脈付近に形成された大断層帯に閉じ込められるが、
    熱量を溜め込んで山脈内部に膨大なマグマだまりを形成すると、その中を泳いで移動を開始、
    1年後の2046年1月に熱線で大断層帯を破壊して復活する。史上初の「怪獣由来の火山活動」により、
    後にG火口と呼ばれる地点で大噴火を引き起こし、火砕流で周辺に展開する地球連合の部隊を壊滅させ、
    そのままインド防衛線を突破してベンガル湾に消え、
    同年3月の遠州灘での地球連合海軍総戦力による富士山麓防衛戦では、艦隊も航空機も無視してメカゴジラの開発工場を狙撃、
    妨害する艦隊の大半を壊滅させると浜松に上陸して富士へ向かい「富士裾野決戦」で地上部隊も殲滅する。
    さらに翌日、東京湾を北上して芝浦埠頭から首都東京に上陸しわずか3時間足らずで首都圏を蹂躙、日本列島を壊滅させ消息不明となる。
    この時だけでユーラシア大陸にて2億人、日本にて1億人近い犠牲を生み出し、7億人まで減少した人類を地球から脱出せざるを得ない状況まで追い込んだ。
    以降2年は行方不明だったが、2048年3月にはアラトラム号出向を目前にリオデジャネイロを襲撃、
    3月11日にリオデジャネイロ郊外JSS3宇宙港を壊滅させ、13日には防衛軍の最終防衛線を突破されたことで本部施設を核自爆させることになる。
    それから3ヶ月間、未だ市民の残るサンパウロやサルヴァドールなどを攻撃して2億人以上を死傷させ、
    さらに南米を横断してエクアドルやペルーを焼き尽くし、7月31日には地球連合新本部ブエナベントゥラへ進行するも、モスラによって撃退。
    8月15日に再出現し、地球連合最後の作戦「オペレーション・クレードル」の陽動部隊と対峙する。
    アラトラム号が帰還した2万年後の地球では、G細胞由来の生物で構成された新しい生態系の頂点に君臨。
    2万年の間に成長をし続けた結果、巨大化しており、それに伴い超大音量の咆哮による共振現象で対象を粉砕する「超振動波攻撃」など、
    新たな能力も獲得している。劇中ではゴジラ・フィリウスを撃破したハルオ・サカキたち先遣隊の前に現れ、
    超振動波攻撃と尻尾を振りぬいて生み出した衝撃波によって部隊を壊滅状態に追い込む。

  • 192 名前: 名無しより愛をこめて 2023-11-13 13:43:50 

    メカゴジラ
    体高:50メートル 体長:100メートル 
    総重量:3万トン 
    人類が異星種族ビルサルドの協力を受けてひそかに開発した、自律思考金属体「ナノメタル」製の対ゴジラ決戦兵器
    正式名称は「対ゴジラ超重質量ナノメタル製決戦兵器:メカゴジラ」。略称は「メカゴジラ」あるいは「MG」。
    ビルサルドの科学技術の総力がつぎ込まれており、建造には3万トン以上の超重質量ナノメタルが使用されている。
    動力源はナノメタル粒子間連結組成による発電細胞用機関で、
    体内大量生成から高出力で発電した電力を常時大量蓄電し、行動用電力を随時放出する。
    制御はゴジラの電磁場による通信障害をA39ビルサルド方式電磁シールド技術で軽減、
    そのうえで散布ナノメタル粒子によるネットワークを形成し、内部AIから中央制御システムまでの半径50キロ圏内での常時接続を保証している。
    武装はナノメタルの自在変形機能を最大限活用したもので、
    ナノメタルの自在変形、自己修復・増殖機能により破損部位の多くは瞬時復旧が可能。
    西暦2042年、拡大するゴジラの暴威に鑑みて、恒星間移民船の建造を除く人類の全てのリソースが注ぎ込まれる形で決行された
    「プロジェクト・メカゴジラ」により、当時世界で最も優れた工業生産力を維持していた極東自治区(旧・日本)の富士山麓にて建造を開始。
    富士山麓宝永第一火口縁南方2キロメートル地点の地下200メートルに築かれた
    「地球連合軍・戦略技術研究所・ナノメタル研究センター併設メカゴジラ開発プラント」(通称:メカゴジラ建造工場)にて、
    専用の100GW級ビルサルディア型(ΩIII型磁場閉込方式)熱核融合炉4基からの大電力供給を受けて
    地下ナノメタル生成棟・MG組立棟・AI製造棟を稼働させ、計736名の人員によって進められた。
    ゴジラを地上に押し留める「オペレーション・ロングマーチ」およびゴジラを地中深くに閉じ込める
    「オペレーション・グレートウォール」の間に機体そのものは完成するが、2046年3月の「富士裾野決戦」で何らかの理由から起動に失敗し、
    遠州灘からゴジラに熱線で工場を狙撃され喪失する。
    しかし打ち捨てられたナノメタルは、メカゴジラ頭部の人工知能から発せられる指示に従い機能を停止することなく増殖を続け、
    2万年かけて工場周囲の直径14キロメートルに「メカゴジラシティ」を形成するに至った。
    その存在は「人類最後の希望」として一般にも公表されており、
    映画監督エガートン・オーバリーの手で5作品の政府広報映画が制作、公開されている。

    武装 
    収束中性子砲
    頭部ナノプレートを変形させた特殊砲身と発生装置で構成される荷電粒子砲。中性子透過力を利用し、
    対象の外殻を貫通、体内組織を融解させる。想定で5キロメートル以上離れた地点からゴジラへの攻撃と反撃を防止し、迅速な接近運動を補助する。

    ブレードランチャー
    背部ブレードを電磁カタパルトで射出し、誘導操縦飛行させて対象を切り裂く質量弾体攻撃。3キロメートル地点での弾幕による撹乱が目的。

    ハイパーランス 
    前方両腕部を高速伸長し、急速粒子圧縮で硬質化させることで生成するランス状対象打突・貫通攻撃。最大伸長は500メートル。
    対象貫通後は、ナノメタル粒子充填・侵食を行う。
    ナノメタル最大硬質化時のモース硬度及びビッカーズ硬度については共にダイヤモンドの約10倍に到達。
    想定では1キロメートル地点で跳躍後にゴジラ上空で起動し、全体重を加重させたハイパーランスチャージ攻撃で体表組織を貫通後、
    先端部から体内深層部へのナノメタル侵食により組織構造を瞬時分析、ゴジラの機能停止を実施する。

    テイルブロー 
    尾部全体を鞭状運動させた切断攻撃。上体捻り運動による尾部先端速度の超音速化、
    プラズマブースターによる運動方向への追加加速、尾部形状の刃形状変形、ヒレ状ブレードの高速往復運動等の複合効果で、
    切断、衝撃波粉砕を行う。

    ナノメタル粒子散布型熱エネルギー緩衝層 
    半径300メートルの周囲空間にナノメタル粒子を散布し、エネルギー兵器の拡散防御を行う。
    シミュレーション上では到達エネルギーの9割を拡散する。実体質量弾に対する防御も可能。
    メカゴジラシティでも熱線の対策で展開された。

    積層耐熱装甲板 
    メカゴジラ外殻部位各部の瞬時変形による防御手段。
    想定では5キロメートル地点への接近直後に胸部装甲を変形させ、熱エネルギー緩衝層との併用で熱線を防御する。
    メカゴジラシティでもプラント表面に形成されるはずだったが、ゴジラの侵攻を受けて武装の配置を優先するために途中で建造が中止された。

  • 193 名前: 名無しより愛をこめて 2023-11-13 13:43:57 

    太陽系離脱に傾倒する中央委員会をよそに、ハルオたちは前回の対ゴジラ戦術にシティを組み込んだ新戦術を立案し、
    パワードスーツを改良した新兵器「ヴァルチャー」の設計や、ゴジラ・アースへの止めとして用いる
    「EMPプローブハープーン」の開発など準備を進めるが、地下で自己増殖を続けるナノメタルを見たハルオは
    ナノメタルへの強い不安を抱き始め、さらにナノメタルに不信感を持つ地球人の兵士たちがナノメタルを使ってシティと同化していく
    ビルサルドの姿を目撃して騒ぎ出すという事件が起きる。ビルサルドと地球人の間に齟齬が生じる中、
    熱光学遮断フィールドが解除されたことでシティを発見したゴジラ・アースが進攻を開始する。
    ヴァルチャーの本格的な量産もまだという不完全な状態で作戦開始を迫られたハルオは、
    ユウコとかつての教官リルエル・ベルベとともに先行開発されていたヴァルチャーに乗り込み、ゴジラ・アースの誘導を行う。
    その間に準備を整えたガルグたちは、ゴジラ・アースの足元をナノメタルで固定してEMPプローブハープーンを撃ち込むが、
    ゴジラ・アースは高熱波を発生することでプローブを溶解させたうえ、シティを全身からの超高熱波で包み込む。
    シティが崩壊の危機に直面する中、ガルグらビルサルドはナノメタルを纏ってシティと同化したうえ、
    ヴァルチャーを特攻兵器とするためにハルオやユウコにも強制的にナノメタル強化を施そうと目論む。
    それを拒絶したマーティンら地球人がシティから脱走し、辛くもフツアの鱗粉によって浸食を免れたハルオは、
    メトフィエスによる説得とガルグによる主張の間で苦悩するが、苦しむユウコを救うためにガルグたちのいる管制ルームを破壊する。
    その直後、ハープーンを完全に無力化したゴジラ・アースの熱線によってシティは完全に破壊され、
    ハルオはヴァルチャーからユウコを救出するが間に合わず、変わり果てた彼女を抱きしめながら慟哭どうこくする。

    星を喰う者
    メカゴジラシティの陥落後、ユウコは脳死状態と判定され、ハルオは自らの選択の結果に打ちひしがれる。
    一方、メトフィエスはハルオがナノメタルの侵食を受けなかったのは神の加護によるものだと説き、
    ハルオを神に選ばれた英雄と祭り上げることで、メカゴジラシティの敗北で絶望した生存者たちの大半を信者に引き込むことに成功する。
    ハルオは、自らを含む幾人かが侵食を免れたのはフツアの治療によるものであると訴えるが、メトフィエスはそれを承知の上で信者を増やし、
    自分たちが崇める神を呼び出す準備をしていることを告白する。
    ハルオのメトフィエスへの不信感が募る中、アラトラム号ではメカゴジラシティの一件によって種族間の対立が深刻化する。
    ビルサルドは実力行使でアラトラム号の動力室を占拠し、同胞を殺めゴジラ撃滅の好機を逃したハルオの極刑を要求する。
    その情報を受け取ったハルオは、マーティンの提案で対立が鎮静化する時間を稼ぐために敢えてフツアの隠れ家に身を隠し、
    その中でミアナ及びマイナと交流して、生き残って命を繋げば勝ち、死んで消えれば負けというフツアの価値観を知る。
    そしてハルオはかつてゴジラ・アースに敗れた自分を助けて治療した真の恩人であり、
    想いを寄せるが故にハルオが死ぬことを恐れるマイナと結ばれる。
    しかし同じころ、メトフィエスは自身を怪しむミアナを捕らえた上で信者たちとともに神を呼び出す準備を着々と進め、
    遂にエクシフが神と崇める高次元怪獣「ギドラ」を降臨させる。ギドラは信者となった生存者たちを生け贄として喰い尽くし、
    この宇宙の法則に囚われないが故に機械に観測されない超常的存在としてアラトラム号の近辺に出現する。
    アラトラム号は時空間を歪めるギドラの前に何が起きているか理解できないまま撃沈され、そのままギドラは地上に出現し、
    迎撃に現れたゴジラ・アースをも圧倒する。ギドラの力を目の当たりにしたハルオは、
    エクシフの真の目的を知るためにメトフィエスと対峙する。

  • 194 名前: 名無しより愛をこめて 2023-11-13 13:44:04 

    20世紀末、人類は環境変化が原因で地球上に出現した巨大生物「ゴジラ」の脅威に晒されるようになった。
    半世紀に渡り敗走を重ねた人類は種全体の存続を図り、一部の人間を他星に移住させる計画を立案する。
    2048年3月14日、恒星間移民船の1つ「アラトラム号」はコンピュータによって選抜された一部の人間と、
    同盟を結んでいた異星人種「エクシフ」と「ビルサルド」を乗せ、11.9光年彼方の惑星くじら座タウ星eを目指して旅立った。

    怪獣惑星
    出発から約22年後。
    過酷な宇宙生活の末に人類はタウ星eに到着するが、そこは人類の生存に適さない環境であり、移住計画は事実上失敗に終わる。
    老人ばかりの志願者たちで入植を強行しようとする中央委員会に対し、
    ハルオ・サカキはタウe星からの即刻退去と移民プランの完全棄却を要求して揚陸艇に篭城するも拘束され、
    タウ星eへの着陸を試みた揚陸艇は降下中の事故で全員死亡する。
    今後の移民が困難となり、さらにハルオがエクシフの軍属神官メトフィエスの協力で立案した「対ゴジラ戦術」がリークされたことで、
    船員たちの間では地球帰還を望む声が高まり、中央委員会は地球への帰還を決断する。
    アラトラム号は長距離亜空間航行を用いて往路よりもはるかに短い時間で地球へと到着する。
    しかし、亜空間航行の影響で地球では約2万年[注釈 2]もの歳月が経過していたうえ、調査の結果、未だにゴジラが生存していることが判明する。
    中央委員会は帰還を諦めようとするが、メトフィエスの後押しでハルオの戦術案が採用され、
    ゴジラ殲滅のため600名からなる地球降下部隊を派遣することが決定する。
    保釈されたハルオは、幼なじみのユウコ・タニやエリオット・リーランドと共に地球に降下し、
    ゴジラ捜索のための準備と変わり果てた地球環境の調査を進める。
    しかしその最中、ゴジラに捜索に当たる予定だったリーランドの部隊が怪獣セルヴァムの襲撃に遭い、被害を受ける。
    さらなる犠牲を避けるため、メトフィエスの案でリーランドたちは仲間の部隊との合流を経て撤退を試みるが、
    部隊は事前の作戦ルートを行軍中にゴジラと遭遇する。ハルオはゴジラの防御力の要である非対称性透過シールドの電磁パルスパターンを解析するため
    単身ゴジラに挑み、それを支援しようと単身ゴジラに攻撃を仕掛けたリーランドの死と引き換えにデータの入手に成功する。
    ゴジラから逃れ、ビルサルドの技術士官ムルエル・ガルグと合流したハルオは指揮権を掌握したメトフィエスから指揮権を委譲され、
    作戦の続行を決定する。ハルオたちは多くの犠牲を払いながらも作戦を進め、ついにゴジラのシールドを一時的に無力化し、撃破に成功する。
    念願のゴジラ討伐を果たした一同は歓喜するが、環境生物学者マーティン・ラッザリは、
    今回討伐したゴジラが経過年月と比較して何の変化もないことから、2万年前の個体とは別である可能性を指摘する。
    そして、マーティンの推測を裏付けるかのようにハルオたちの前に2万年もの間300メートルの大きさまで進化を続けた
    「ゴジラ・アース」が出現し、部隊はまたたく間に壊滅に追い込まれる。

    決戦機動増殖都市
    ゴジラ・アースの攻撃で気を失っていたハルオが意識を取り戻すとそこは木造の住居で、しかも自分の身体もすでに治療されていたことに驚く。
    はぐれた仲間を探そうとした家を出た所を家主らしき人型種族の少女に遭遇、ハルオは慌てて逃げ出した彼女を追いかけてどうにか接触し、
    自らの命の恩人となった少女のミアナと交流を結ぶ。
    一方、ユウコ、アダム、ベルベを含む残存部隊の一つがミアナの同族と思しき少女に襲われていたが、
    そこにハルオとミアナが駆けつけたことで助かり、改めてミアナたち民族の集落に客人として招き入れられると
    先に保護されていたマーティンやガルグとも再会する。ハルオたちは、ミアナとその姉のマイナから彼らのいう神の卵の意思を介し、
    彼女らの種族の名が「フツア」であること、そのフツアの神もすでにゴジラに殺され、もはやゴジラに敵う術はないという話を聞かされる。
    マーティンは、フツアが2万年前の人類の末裔で、現在の環境に適応するために昆虫の特徴を取り込んだ新人類だと推測する。
    その後、生存者たちからも退却案が飛び出す中、とにかく軌道上の母船と連絡を取ろうと揚陸艇のコクピットブロックを探す途中で
    メトフィエスとも合流できたハルオたちは母船に迎えを要請するが、ガルグはマイナがセルヴァム撃退に使った狩猟道具に
    かつて対ゴジラ用最終決戦兵器として建造された「メカゴジラ」の構成素材「ナノメタル」が用いられていることに気づき、
    その生産プラントが残されている可能性を見い出す。

  • 195 名前: 名無しより愛をこめて 2023-11-13 13:44:12 

    1999年、フィリピンでの炭鉱崩落事故を調査中の芹沢猪四郎博士らは、炭鉱の深部で巨大な恐竜のような生物の化石を発見する。
    化石には別種の生物の繭が寄生しており、付近には巨大な何かがはい出たような痕跡が残っている。
    一方、日本の雀路羅(じゃんじら)市にある原子力発電所に勤務する核物理学者のジョー・ブロディは、
    原子炉直下で発生する不可解な地震について調査を要請する。
    ジョーの妻で技師のサンドラが原子炉の安全確認に向かうが、突如起こった巨大な揺れによって原子炉が暴走し、
    原発は倒壊した。

    15年後、ブロディ夫妻の息子でアメリカ海軍爆弾処理班のフォードは、
    父のジョーが日本で警察に逮捕されたという知らせを受ける。ジョーは妻の命を奪った原発事故の真相を探るべく、
    立入禁止区域となった原発跡地に侵入し逮捕されていた。
    原発跡で15年前と同じ事態が起きつつある兆候を察知したジョーは、
    フォードと共に禁止区域へ再侵入し実家に残されたデータを回収するも、付近をパトロールしていた武装集団に捕まり、
    原発跡地内の研究施設へ連行される。

    施設内にはかつての地震の原因となった巨大な繭があり、「モナーク」と称する秘密機関が調査を行っていたが、
    すでに繭は羽化を開始していた。羽化した生物は研究施設を破壊して東へ飛び去り、
    施設の倒壊に巻き込まれたジョーは命を落とす。芹沢らはジョーの遺した情報を持つフォードとともに
    原子力空母「サラトガ」にて「ムートー」と名付けられた巨大生物を追う。
    モナークの目的は、ペルム紀末の大量絶滅を生き延びた太古の巨大生物「ゴジラ」を研究し、
    その存在を社会から隠蔽する事だった。芹沢はムートー排除のためゴジラも再び現れると推測する。

    ムートーは洋上でロシア海軍アクラ型原子力潜水艦を襲い、その核燃料を捕食するためオアフ島に上陸する。
    怪獣はホノルル市街に侵攻し米軍と交戦するが、間もなくしてそこにムートーを追って来たゴジラが60年ぶりに地上に姿を現す。
    両者は空港で対峙するがムートーは飛行して逃亡、それを追うゴジラも海へ消えた。

    一方、アメリカのユッカマウンテン放射性廃棄物処分場に保管されていたフィリピンの繭から新たなムートーが羽化し、
    ラスベガスを破壊しさらに西へと進行する。

    サンフランシスコ湾で3体の怪獣が衝突すると推測する軍指揮官のステンツ提督は、
    芹沢の反対を押し切って戦略核兵器の使用許可を得る。
    弾頭には電磁パルスの影響を受けないアナログ式の時限装置を使用し、3匹の怪獣を太平洋上へ誘引し、
    殲滅する作戦が実行されることになった。米軍は2基の核弾頭を列車でサンフランシスコへ輸送しようと試みるが、
    雌のムートーの襲撃を受けて弾頭1基を飲み込まれてしまう。
    もう1基の弾頭はサンフランシスコ湾内への輸送には成功するものの、海上で雄のムートーに奪われ、
    雌がサンフランシスコ市街地に築いた巣へ運ばれる。弾頭の起爆装置は既にカウントダウンを開始しており、
    数時間後には逃げ遅れた市民が核爆発に巻き込まれてしまう。
    フォードは弾頭起爆阻止を目的とした軍の部隊に参加し、HALO降下によってサンフランシスコ市内へ突入する。

    湾内に浮上したゴジラはゴールデンゲートブリッジを破壊し市街地へ侵攻。
    ゴジラはフォードの妻のエルが勤める病院の近くで2体のムートーと交戦する。
    その傍らでフォードたちは弾頭を発見するが、その破損状態は激しく時限装置を停止させることが出来ない。
    部隊は船で弾頭を洋上へと持ち去り、少しでも市街地から引き離す作戦に移行する。
    一方フォードはムートーが既に巣に無数の卵を産み付けていることに気付き、
    横転しているタンクローリーのガソリンを利用し巣全体を爆破する。

    ゴジラは二体のムートーの連携攻撃に苦戦を強いられていたが、
    巣が爆破されたことに気を取られた雌のムートーが戦闘を放棄したことで形勢が逆転、
    熱線を放ち雌のムートーを一時的に戦闘不能にし、さらに襲ってきた雄のムートーを強烈な尻尾の一撃で倒す。
    一方で核弾頭を奪われたことに気付いた雌のムートーが復活し部隊を壊滅させ、更にフォードに迫るが、
    追って来たゴジラに熱線を放たれ絶命する。エネルギーを消耗したゴジラはその場に崩れ落ちた。
    核弾頭はフォードによって小型船で洋上へ運ばれ、遥か遠くの沖合いで大爆発した。

    翌朝、フォードは避難所のコロシアムに訪れ、そこで家族との再会を果たす。
    一方で、瓦礫の中で死んだと思われていたゴジラが覚醒し、海へ戻り始めた。
    万感の思いで見つめる芹沢らを背に、ゴジラは咆哮を上げ海中へと姿を消していったのであった。

  • ラドン (Rodan) は、映画『空の大怪獣ラドン』をはじめとする東宝製作の怪獣映画に登場する架空の怪獣である。          
    ゴジラ、モスラと共に東宝三大怪獣と称される。

    特徴
    翼竜プテラノドンが突然変異した怪獣。
    特撮美術監督の渡辺明がプテラノドンをモチーフにデザインしており、名の由来にもなっているが、プテラノドンに比べて様々な差違があり、プテラノドンの頭部にある一本の後頭部に伸びる角状の突起が、2つに分かれて生えており(『ゴジラvsメカゴジラ』では3本)、嘴は鳥類のそれに近い形状で、鳥類には無い歯が生えている(元となったプテラノドンにもない)が、
    プテラノドン等の翼竜と比べればとても小さくて短い。
    腹部にはニードルのようなゴツゴツとした鱗がある。尾はプテラノドンの細い皮膜が付いたものではなく、楕円状にゆるく拡がっている。着地しての直立二足歩行が可能で、翼を広げたままで陸上走行を行うことも多い。
    巨大な上に超音速で飛ぶため、ソニックブームを巻き起こし、飛ぶだけで市街を破壊してしまう。

    シリーズによって攻撃能力が異なり、『三大怪獣 地球最大の決戦』では嘴で敵をつついたり、
    足の爪で引っ掻く攻撃が主で、ゴジラと互角に戦う力を持っている。また、『ゴジラvsメカゴジラ』に再登場したラドンはゴジラの熱線を受けてファイヤーラドンとなり、放射熱線と同程度の威力のウラニウム熱線を吐く能力を身につけた。
    ラドンの声にはコントラバスの音と人間の声を素材として加工したものが使われており、
    本作の後も『ウルトラマン』のアントラーやvsシリーズに登場したキングギドラ、バトラの声などに流用された。

    『ゴジラ・ミニラ・ガバラ オール怪獣大進撃』では怪獣島の怪獣の1体として、
    『地球攻撃命令 ゴジラ対ガイガン』では『キングギドラの大逆襲』タイトル時期の企画に味方側の怪獣として、
    『モスラ3 キングギドラ来襲』ではモスラ(新)の敵怪獣として登場する予定があったが、いずれも途中で変更になっている。

    ラドンが登場する映画リスト
    空の大怪獣ラドン(1956年)
    三大怪獣 地球最大の決戦(1964年)
    怪獣大戦争(1965年)
    怪獣総進撃(1968年)
    ゴジラvsメカゴジラ(1993年)
    ゴジラ FINAL WARS(2004年)
    ゴジラ キング・オブ・モンスターズ (2019年)

    『空の大怪獣ラドン』のラドン
    身長:50メートル
    翼長:120メートル
    体重:1万5千トン

    核実験の放射能や火山ガスによる高温化の影響で現代に復活した。
    劇中でプテラノドンとの関連性を示すような発言があるが、直接は明言されていない。
    ただし、シナリオ上の設定でプテラノドンは
    「中生紀に生息した飛竜の一種で空飛ぶ始祖鳥としては最大のもの」とされている。

    阿蘇の炭坑の奥で卵から雛が誕生し、古代トンボの幼虫メガヌロンを捕食していた。
    成長した1頭が阿蘇山から出現し、航空自衛隊のF-86戦闘機と大規模な空中戦を展開して追撃を振り切った後、
    佐世保や福岡に降り立って大暴れする。このとき口から煙のようなものを吐いており、
    パチンコ屋に突っ込んだタンクローリーを爆発炎上させている。

    陸空両自衛隊からの猛攻によって危機に陥ったところにもう1頭が出現するが、
    最後は帰巣本能で阿蘇山に帰ってきたところに自衛隊のミサイル攻撃を受け、
    その影響で阿蘇山が噴火して2頭のラドンは脱出するもマグマの噴出に巻き込まれ、真っ赤な溶岩の中に消える。

    スーツアクターは中島春雄。
    作中ではラストシーンになるまでラドンが2頭いるという明確な描写がない。
    一応の伏線は張られているが、世界各地で未確認飛行物体による被害が同時に出ているという電話を
    航空自衛隊の基地司令室で新聞記者が本社から受け取るという非常に分かりづらい演出のため、
    海外公開版では2頭いることを説明するシーンが追加されている。
    監督の本多猪四郎も、特技監督の円谷英二も「この2頭のラドンはつがいである」と述べている。[要出典]
    本作のラドンは背中に緑と黄色のラインが入っている。頭部造形は利光貞三、胴体は八木勘寿、八木康栄による。
    デザインは数回にわたって検討され、
    「始祖鳥タイプ」、「鳥の羽をつけたもの」「翼竜タイプ」の検討用粘土モデルが作られている。
    子供のラドンは、手踊り式のギニョール・モデルで表現されている。
    初期のデザインスケッチには始祖鳥をモチーフとしたものも存在していたが、後には翼竜をモチーフとしたものに変更された。

    ゴジラやモスラと並ぶ知名度を持つものの、タイトルに名前が冠された作品は2016年現在、デビュー作の『空の大怪獣ラドン』のみである。

  • 『シン・ゴジラ』では神のような神秘的な存在としていたが、本作品のゴジラは怪獣ではなく、
    生物のような方向に寄せていったといい、上に手の平を向けていた『シン・ゴジラ』に対して本作品では生物であることから下に向けている。
    進化するという設定は、『シン・ゴジラ』の設定が取り入れられており、各形態には山森の提案で過去の東宝怪獣の意匠が入れられている。

    ゴジラアクアティリス
    第3話で登場した第0形態。
    深度900メートルのところを50ノットで泳いでいる姿が潜水艦によって確認されている。
    第6話にて東京湾内に侵入しようとしたマンダの群れを追ってその全体像を表した。そのままマンダの群れを仕留めつつ、東京湾に上陸する。
    モササウルスのような姿から水棲生物であると思われる。四肢は進化途中のようなヒレのようになっており、長い尾の先端は水かきがある指のような尾ビレになっている。
    顔つきはワニに似ており、触覚のような細いツノが頭部にある。表皮は赤く、海を通過するとその海は紅塵に包まれて赤く染まる。
    アクアティリスとはラテン語で水生を意味する。
    ヒレのような足は海から来るため、水中で自然と活動できるような形となった。
    初期設定では、クラゲのような生態の生物や、シラスのようなものから魚のような形に進化する案もあった。

    ゴジラアンフィビア
    第7話で東京に上陸を果たしたゴジラ アクアティリスが変態した第1形態。
    イグアナのような顔つきの陸棲生物のような姿となり、四肢は爬虫類に似た形の脚となり、四足歩行を行う。
    政府によって南房総地方の伝承に基づいてゴジラの名称が与えられる。
    第8話で代々木公園での自衛隊からの砲撃を受けてマイナス20度の可燃性のガス状物質を口から放出し、その砲撃の爆発が冷気に引火した途端、
    次第に高温のガスとなって爆炎を誘引して一帯を巻き込む熱膨張を起こして直径500メートル範囲を焼き尽くし、自身をも焼き尽くして自らの総質量を超える紅塵を放出して包まれることで、
    硬質の組織と溶けてドロドロの状態が下にある炭化層の外殻に覆われた蛹のような状態になり、活動停止した。
    体皮は茶褐色、頭部は濃褐色となりツノの形状も変化している。
    アンフィビアとはラテン語で両生類を意味する。
    頭部にはバランの意匠が取り入れられている。

    ゴジラテレストリス
    第9話で活動停止して蛹状態となっていたゴジラアンフィビアが、固まった外殻が剥がれ落ちてさらに変態した第2形態。
    前脚は小さくなって後脚だけで立ち上がり、完全二足歩行形態となっている。
    自衛隊の砲弾投下を予期して着弾前に体組織を触手のように変化させて包んで着弾と同時に破裂させて本体への衝撃を和らげるといった防御能力を持ち、
    背びれを青白く発光させながら口元に光のリングを形成して吐く能力も見られる。
    角や尾ビレがなくなり、首から上半身は細くなり、頭部は小さくなっている。表皮は青い鱗状だが、眉間から背鰭に沿って赤いラインが残る。
    テレストリスとはラテン語で陸生を意味する。
    最終形態の前の息子のようなポジションであることから、ミニラのオマージュとして光輪を口から吐くものとなった。

    ゴジラウルティマ
    3度の形態変化を経て究極の姿となったゴジラの第3形態で、本作品におけるゴジラの正式名称。
    千葉県逃尾市(にがしおし)にて古くから伝わる伝承が描かれた浮世絵には、古史羅(こしら)と記述されている。
    また、同市に戦前から存在する旧嗣野地区管理局(電波観測所)“ミサキオク”の地下にはゴジラウルティマの全身骨格が存在していた。
    第10話でゴジラテレストリスが自衛隊と交戦して集中砲火を浴びる中で変態し、この形態となる。
    形態変化後、自衛隊の攻撃を鎧のような強硬な外皮で寄せ付けぬまま背鰭と口内を青白く光らせ、
    口元に7つの大小さまざまな光輪を放射して複数重ねた重力レンズで空間を捻じ曲げて1か所に収縮させると、
    そのまま光輪をくぐるように熱線を原子ビームのように圧縮して発射する能力を見せつけ、東京を一瞬で火の海に変えた。
    体色は歴代ゴジラと同じく黒あるいは濃灰色。後脚は極太になっており、背ビレも大きく発達している。
    この形態になった直後まではビル数階建てぐらいの大きさだったが、紅塵を吸収し続けたことで最終的に100メートルを超える巨体となった。
    さらに成長を続けて自身が特異点となり、地球人類は破局を迎えつつあったが、謎の巨大化を果たしたジェットジャガーとの交戦の末、
    完成型オーソゴナル・ダイアゴナライザーによってジェットジャガー諸共巨大な青い結晶となり、消滅した。
    なお、最終話では人間サイズの怪獣が背ビレ辺りに潜んでいた。
    ウルティマとはラテン語で終わりを意味する。

  • 映画『モスラ』(1961年)のモスラ
    幼虫
    体長:180メートル(最大時)
    体重:2万トン(最大時)
    成虫
    体長:135メートル
    翼長:250メートル
    体重:1万5千トン
    インファント島の守護神。小美人が興行師ネルソンに連れ去られたため、本能で小美人を追って東京にやってきた。
    幼虫の形態で180メートルにまで巨大に成長して都内を破壊し、東京タワーに繭を張って成虫になると、
    今度はネルソンの逃亡先であるロリシカ国のニューカークシティを破壊するが、福田善一郎たちが空港にモスラの紋章を描き、
    着地したところに返された小美人を連れてインファント島へ帰る。

    この作品の幼虫のみ、夜間の海上で光り輝いている。
    ただし、苦労して撮影した割に分かりづらかったためか、以後のシリーズで発光する描写は見られず、設定にも表記されたことはない。
    原作「発光妖精とモスラ」では繭を作る建造物は東京タワーではなく国会議事堂であるが、60年安保をモチーフにした部分があり、
    政治性が強いという理由から変更された。
    1960年11月24日の読売新聞には、漫画家の阿部和助が書いた鳥のような頭とボディの成虫のイラストが掲載された。
    羽の長さ100メートル、胴の長さ70 - 80メートルと書かれている。

    造形
    幼虫・成虫とも利光貞三、村瀬継蔵、八木勘寿、八木康栄による造形。
    幼虫は3尺ほどの操演ミニチュアが、機関車のミニチュアの仕掛けを流用内蔵した自走式のものと、
    プール撮影や東京タワーのシーンなどで使われた操演用のものと用意された。
    渋谷から東京タワーに迫るシーンの幼虫は、高さが6尺、長さ33尺(約10メートル)、
    重さ約120キログラムほどもある製作費200万円の大型のぬいぐるみで撮影された。
    演技者は中島春雄、手塚勝巳ら総勢8人が入って動かしている。手塚は『空の大怪獣ラドン』でもメガヌロンの先頭に入っていた経験から
    先頭操作に抜擢された。村瀬継蔵は、このモスラの顔の周りにフジツボをつけ、籐のヒゲを生やして生物感を表現している。
    また、ラテックスの表皮に艶を出そうとソフトビニール素材「ビニール・ゾル」をコーティングしたところ、特技監督の円谷に大変喜ばれた。
    村瀬は監督の喜ぶ顔が見たくて、撮影ではがれるたびに毎回手間をかけてコーティングをし直したという。

    平成VSシリーズ
    『ゴジラvsモスラ』
    幼虫
    体長:120メートル
    体重:1万5千トン
    成虫
    翼長:175メートル
    体重:2万トン
    飛行速度:マッハ2
    地球の先住民族コスモスの守護神。幼虫の眼は再び青くなっている。
    この作品以降から幼虫の尾の三つに分かれた突起の真ん中が長く伸びている。

    同族だが傾向が異なるバトラとは戦う運命にあり、不本意ながらこれと戦う。
    インファント島の地中から卵が出現し、島の開発を行っていた丸友観光によって日本に運ばれる途中に孵化。
    孵化の直前に出現したゴジラと戦うが、バトラの乱入に遭ってインファント島に帰還する。
    その後、丸友観光に連れ去られたコスモスを追って東京に上陸し、国会議事堂で繭を作り成虫となる(その際の糸の噴射スピードは昭和版のそれよりも早い設定となっている)。

    同時期に成虫となったバトラと横浜上空で激しい戦いを繰り広げるが撃墜される。
    その後、上陸してきたゴジラに対して、バトラには決して使うことがなかった超音波ビームで攻撃し、バトラと助けあって和解、
    共闘の末にゴジラを戦闘不能状態にして海へと連れ去る
    (ゴジラの尻尾をつかんだときに足から電流のようなものを流していたが、威力や名称は不明)。
    が、突如復活したゴジラにバトラが倒され、その海上でゴジラを封印、バトラの使命を受け継ぎ、
    地球に追突する隕石の軌道を変えるため宇宙へ旅立つ。その際、体に付着したゴジラ細胞により、
    後のスペースゴジラ誕生の一因も造ることになる。
    超音波ビームと鱗粉(電磁鱗粉、イオンクラフトの原理で揚力を得ている)を武器とする。
    鱗粉が撒かれている間はその中に雷が発生するほか、あらゆる光線や熱線を乱反射してしまう。
    これによってゴジラは放射熱線を封じ込められたばかりか威力を逆利用され、さらにバトラのプリズム光線の連携攻撃にも遭い、
    敗退することとなる。コスモスは「モスラ最後の武器」と呼ぶ。
    これまでのシリーズと直接のつながりは無いが、関連書籍などでは4代目モスラと表記する書籍もある。

  • ハルオ・サカキ
    声 - 宮野真守、洲崎綾(幼少期)
    主人公。日本人。24歳。身長173センチメートル。階級は大尉。
    地球を脱出する直前に、両親がゴジラの襲撃に巻き込まれる様子を目撃した過去から、ゴジラに対して人一倍強い復讐心を抱いている。
    同時に、人類が真の意味で再起するためには人としてゴジラを倒すしかないと考えているが、
    人を捨てなければゴジラを倒せないと考えるガルグからはその矛盾を非難されている。
    宇宙船内ではダイチを父親代わりに育ち、ユウコのことは生まれた時から妹のように面倒を見てきた。
    高いカリスマを持ち、エクシフからはその献身性を、ビルサルドからは優れた自己決断力を評価されている。
    タウe上陸に反発し揚陸艇を占拠したことで第一級反逆罪を問われ、
    船内の独房で拘留される中でメトフィエスから与えられたアラトラム号の機密データを元に対ゴジラ戦術を執筆。
    さらにメトフィエスの計らいで罪状を保留される形で保釈され、地球降下に参加する。
    リーランドの戦死後はメトフィエスから指揮権を委譲される形で対ゴジラ戦術を実行に移し、
    自らもパワードスーツ機械化特務分隊を率いてゴジラ・フィリウスの背びれへプローブを打ち込みを行う。
    直後に出現したオリジナル個体のゴジラ・アースの襲撃により負傷するが、フツアのシェルターで目覚め、
    治療されていることに驚きながらもそこで遭遇したミアナと交友を結ぶ。
    600名いた隊員を50名にまで減らしてしまったことに苦悩を抱きながらも、ガルグからナノメタルプラントの現存を聞かされ地球残留を決める。
    しかし、メカゴジラシティでの滞在の中で無限増殖を続けるナノメタルとそれを生体にも利用するビルサルドへの不信を抱き、
    加えてゴジラに倒す上での人の在り方を巡ってガルグと対立してしまう。
    シティへのゴジラ接近が報告されると自らもヴァルチャー3番機に乗ってユウコやベルベと共にゴジラ誘導作戦に参加するが、
    自身の戦術案が通用しないゴジラに対してナノメタルを介したパイロット強化で攻撃を続行しようとしたガルグによって
    ユウコが生命の危機に晒されたことに激しく動揺。逡巡と葛藤の末にメトフィエスの言葉に従ってシティの中枢部を攻撃し
    ナノメタルの機能を止めるも、既にユウコは脳死状態となっており、結果的にガルグとベルベを自らの手で死なせてしまう。

    自らの迷いが招いた結果に絶望し、ゴジラにもう勝てないと心が折れてしまうが、
    自身がナノメタルに侵食されなかった事を奇跡とすることで地球人をカルトに引き込むメトフィエスに次第に不信感を抱き始める。
    更にビルサルドが自分の処刑を求めてアラトラム号で反乱を起こす事態となり、和解する時間を稼ぐために身を隠すことになるが、
    その中で生き残って命を繋げば勝ち、死んで消えれば負けというフツアの価値観を知り、マイナと結ばれる。
    ほどなくしてギドラが降臨し、それによる異常現象を目の当たりにしたハルオはメトフィエスが何かを企んでいることを確信し、
    その真の目的を知るためにメトフィエスと対峙するが、ガルビトリウムを右目に埋め込んだメトフィエスによって
    精神世界へと取り込まれてしまう。過去の凄惨な記憶を辿り、滅びの救済を説くメトフィエスに一度はなびきかけるが、
    両親がつけた自身の名の意味を思い出してメトフィエスを退け、
    ガルビトリウムを砕くことでゴジラがギドラに勝利する決定打を作った。
    ギドラとの戦いを終えてからはフツア族との共生を選び、妻になったマイナとの間に子どもを授かるが、
    ヴァルチャーの再起動の際にメトフィエスの声が届き、文明が再興し、ゴジラを怪獣たらしめる憎しみを持つ自分がいると、
    再びギドラがこの宇宙に現れてしまうことを悟る。そのためハルオは活動状態のナノメタルを宿すユウコを連れて、
    再起動したヴァルチャーに乗ってゴジラに特攻し、自身の命と引き換えにこの世界とギドラの繋がり、
    ナノメタルの脅威、そしてゴジラへの憎しみを絶った。
    小説により、母親は欧州奪還作戦におけるパリの戦いの英雄ハルカ・ヤシロ、
    父親は国連調査官としてこの小説の物語を記録したアキラ・サカキと判明。

  • そんな中、雲南省の施設から脱走した後、滝の中で蛹になっていたモスラが羽化して飛び立ち、    
    ゴジラの住処だったバミューダ海域に現れる。マーク達はモスラがゴジラと交信を試みていると気付いて   
    その反応からゴジラの生存を確認、潜水艦にゴジラのエネルギーとなる核弾頭を積んでゴジラが隠れている地点に向かう。     

    マークらはリックの提唱した地下空洞論に基づく海底洞窟の先にあった古代遺跡の奥地で休眠状態のゴジラを発見するが、    
    潜水艦の魚雷発射システムは事故で破損していたため、芹沢自らが小型潜水艇でゴジラのすぐ傍まで核弾頭を運んで手動で起爆、    
    ゴジラはそのエネルギーを取り込んで再起し、三度ギドラの元へと向かう。  

    北米でギドラとそのギドラの下に付いたラドンが暴れている間、マディソンは母がアランに勧めたオルカによる     
    怪獣の行動を抑制する方法を盗み聞きし、彼らがオルカから目を離した隙にオルカを持ってアジトから脱走。    
    母の言った通りにアジトのあったマサチューセッツ州・ボストンの野球スタジアムに忍び込んでそこの音響システムにオルカを接続、
    スタジアム全体をスピーカーにしてオルカの信号を世界全体に伝達し、怪獣達の動きを止めることに成功する。   
    しかし、ギドラはその信号を察知してボストンに飛来、マディソンを見つけるや彼女に襲いかかる。     
    そこにゴジラが出現してギドラの攻撃からマディソンを救い、ゴジラおよびアルゴを含めた米軍はギドラに攻撃を仕掛ける。      

    マークもオルカの信号からエマとマディソンがボストンにいることを知り、     
    ゴジラとギドラが争う地上に降りるとアランと袂を分かったエマとも合流してマディソンを捜索、    
    マディソンがボストンの旧自宅にいると推測してそこに向かう。    

    この時のゴジラは芹沢が起爆させた核弾頭のエネルギーの過剰摂取により数分で爆発する危険な状態に陥りながらも、 
    支援に現れたモスラの援護もあって一度は優位に立つが、ギドラが呼び寄せたラドンの乱入でモスラとは分断され、  
    さらにギドラの反撃で思わぬダメージを受けてしまう。
    どうにかラドンを退けたモスラもギドラの攻撃からゴジラを庇って消滅、ゴジラも体の限界が近づき窮地に追い込まれる。

    マークとエマは倒壊した自宅からマディソンを見つけ出し、
    地上から脱出する前に二人はオルカを修理してギドラの気を引く作戦を立てる。
    エマはマークとマディソンだけを逃して自分は単身オルカを使ってゴジラからギドラの注意を逸らすことに成功する。
    エマは猛追するギドラに追い詰められるが、ゴジラがエマの稼いだ時間の間に取り込んだモスラの力によって
    体内の核エネルギーの制御に成功し身体を赤熱化させた形態へと変化。
    連続で熱波攻撃を浴びせてギドラの身体を焼き尽くし、最後に残った首も熱線で完全に吹き飛ばし消滅させた。

    瓦礫の上に立つゴジラの前に各地より終結したムートー、ベヒモス、スキュラ、メトシェラらが現れ、
    更に生き延びていたラドンもゴジラに恭順の意を示していき、マークとマディソンらが見守る中、
    その輪の中心でゴジラの咆哮が響き渡る。

    その後、オキシジェンデストロイヤーの影響で魚が取れなくなったイスラ・デ・マーラに赴いていたアランは、
    その沖で漁師が引き上げた先の戦いでゴジラが噛みちぎったギドラの首の一つを見せられてそれの購入を申し出る。

    監督 マイケル・ドハティ
    脚本 マックス・ボレンスタイン マイケル・ドハティ ザック・シールズ
    出演者
    カイル・チャンドラー ヴェラ・ファーミガ ミリー・ボビー・ブラウン
    ブラッドリー・ウィットフォード 渡辺謙 サリー・ホーキンス
    チャールズ・ダンス トーマス・ミドルディッチ アイシャ・ハインズ
    オシェア・ジャクソン・Jr デヴィッド・ストラザーン チャン・ツィイー
    音楽 ベアー・マクレアリー
    主題歌 [ALEXANDROS] 「Pray」(日本語吹替版)
    製作会社 レジェンダリー・ピクチャーズ
    配給 ワーナー・ブラザース 東宝
    公開 2019年5月31日
    上映時間 132分
    製作国 アメリカ合衆国
    言語 英語

  • 201 名前: 名無しより愛をこめて 2023-11-13 19:25:31 

    荒らし酷いな

  • 202 名前: 名無しより愛をこめて 2023-11-13 19:27:15 

    意味のない荒らしだよ

  • 203 名前: 名無しより愛をこめて 2023-11-13 19:32:45 

    3年以上ゴジラ関連スレに毎日べったり粘着荒らしやってる人って
    いったいどうやって生活してるんだろか

  • 204 名前: 名無しより愛をこめて 2023-11-13 19:43:49 

    ゴジラとムートーの戦いから5年後、
    巨大怪獣の存在およびそれまで極秘に怪獣の調査を行ってきた秘密機関「モナーク」のことが公になり、
    以後世界各地で休眠状態の怪獣が次々と発見され、その地点には怪獣の生態を研究するための前哨基地が建てられた。
    中国・雲南省にある古代遺跡の内部に設置された第61前哨基地ではモナークの科学者エマ・ラッセル博士と
    娘のマディソンらが孵化した"モスラ"の幼虫との交信を試み、モスラの制御に成功する。
    しかし、そこへ環境テロリストであるアラン・ジョナ率いる傭兵部隊が基地を襲撃、エマとマディソンを連れ去り、
    怪獣と交信する装置"オルカ"も強奪されてしまう。その頃、モナークの有識者と政府役員との会議においてモナークは
    政府や世論から怪獣への対応と被害の責任についての追及を受け、あくまで怪獣殲滅を訴える政府に対し、
    モナークの科学者・芹沢猪四郎博士はあくまで怪獣との共存が必要だと説く。その折に芹沢らは雲南省で起こった事件の知らせを聞いて
    元モナークのメンバーで別居状態だったエマの夫マークに協力を要請、攫われた二人を救出するため力を合わせることとなり、
    マークを"ゴジラ"の生息域となっているバミューダ海域に設置された第54前哨基地に招いて今後の対応を協議する。
    一方、アラン達の目的は南極の氷塊に眠る怪獣"モンスターゼロ"を目覚めさせることであり、
    南極の第31前哨基地を占拠してモンスターゼロの復活作業を開始する。それと同時に海域に潜んでいたゴジラが行動を開始、
    その移動予測からゴジラが南極を目指していると知るとマーク達も司令母艦「アルゴ」で南極へと向かう。
    到着したモナークの兵士とテロリストが銃撃戦を繰り広げる中、マークは妻子と再会する。
    だがエマは彼の目の前で氷塊に仕掛けられた爆弾の起爆装置を押して氷塊を爆破、
    崩壊する基地からアランはエマとマディソンを連れて逃亡し、マーク達も間一髪で基地の崩壊から免れるも、
    マークと芹沢らは復活したモンスターゼロに襲われる。そこへゴジラが出現し、モンスターゼロと交戦を開始。
    その戦いに巻き込まれて芹沢の助手グレアムは死亡、マークも気を失ってしまう。
    そこに駆けつけたアルゴの攻撃を受けてモンスターゼロは逃亡、ゴジラもそれを追って海へと消える。
    アルゴ内で目覚めたマークは南極でのエマの行動から彼女が自らアランのテロリストグループに協力していると他の面々に語る。    
    そこにエマの声明が届き、     
    彼女は「人類の文明活動のせいで崩壊寸前の地球環境を修復するためには怪獣による破壊と再生が必要」と主張する。 
    直後にメキシコのイスラ・デ・マーラの火山火口に建てられた第56前哨基地のシステムが  
    テロリストグループにハッキングされ、エマはオルカの信号をそこから流して火山に眠る怪獣を呼び起こそうとする。 
    しかし、母の真意に気づいたマディソンがそれに反発して止めようとするもエマはアランに急かされる形でオルカを起動、  
    その音波に反応して火山の火口から"ラドン"が出現する。  

    現地民の避難の時間を稼ぐためアルゴとその護衛部隊が駆けつけてラドンを攻撃、   
    ラドンはアルゴを敵と見なして飛翔し、護衛部隊を瞬く間に壊滅させアルゴを執拗に追い回す。   
    しかし、ラドンはアルゴにこの時中米に近づいていたモンスターゼロの元に誘導されて、交戦の末に海へと叩き落される。  
    モンスターゼロは次にイスラ・デ・マーラからの避難民を収容していたアルゴに襲いかかるが、
    そこにゴジラも現れてモンスターゼロと海中で激しく争う。  
    だが、そこに米軍が怪獣殲滅用に開発した新兵器   
    「オキシジェン・デストロイヤー」を搭載したミサイルが飛来して両者の下で炸裂、ゴジラの生体反応は消失するが、  
    一方のモンスターゼロは健在であり、その直後に世界各地のモナークの前哨基地のある地点から次々と怪獣達が目覚め始める。 

    世界規模での復活した怪獣による災害が発生する中、これを芹沢はモンスターゼロが他の怪獣を支配し、   
    自身を中心にした怪獣の群れによる知能的な破壊活動であるとし、さらにアイリーンの調査でモンスターゼロが   
    "ギドラ"という名前であること、そのギドラは宇宙から襲来した生物でむしろ地球の生態系を破壊する存在であることが示唆される。 
    エマも復活させたギドラが他の怪獣達を勝手に操り始めたことで自分のプランが完全に破綻してしまったことに気づき、  
    アランに事態の収束させるよう願い出るが、アランはそれを聞き入れず、両者の間にも亀裂が生まれる。   

  • 205 名前: 名無しより愛をこめて 2023-11-13 19:43:56 

    アライグマ(洗熊、浣熊、学名:Procyon lotor)は、哺乳綱食肉目アライグマ科アライグマ属に分類される哺乳類。
    アライグマ属の模式種。タヌキに似ており、アライグマを英語でraccoon (common raccoon) と呼ぶのに対し、タヌキは raccoon dog と呼ぶ。
    前足を水中に突っ込んで獲物を探る姿が手を洗っているように見えることが名称の由来である。雑食性であり、小動物を捕獲して食べる。
    北アメリカ原産で、日本やヨーロッパにも外来種として生息する。移入後の繁殖により、農作物への被害や生態系への影響などが問題となっている。
    形態
    頭胴長42 - 60 cm尾長20 - 41 cm、体重4 - 10 kg。飼育下では体重が20 kgに達するものもいる。
    灰褐色の体毛をもち、眼のまわりから頬にかけて黒い斑紋がある。
    タヌキと誤認されることが多いが、タヌキとの違いとして長いふさふさとした尾には黒い横縞があるのが大きな特徴である。
    また、足が黒いタヌキやニホンアナグマと比べて、アライグマの足は白っぽく、耳には白い縁取りがある。
    さらに、クマなどと同じく、かかとをつける蹠行性(しょこうせい)という歩き方をするため、
    足跡は人の子供の手のような長い5本の指がくっきりとつく。この特徴は、本種と他の哺乳類とを識別する重要なポイントとなる。
    歯式は、3/3, 1/1, 4/4, 2/2の合計40本(切歯は上下で3本ずつ、犬歯は上下で1本ずつ、
    前臼歯は上下4本ずつ、後臼歯は上下2本ずつの合計40本の歯をもつ)。
    乳頭数は、胸部・腹部・鼠蹊部にそれぞれ1対、計6つとなり、まれに8つの乳頭をもつ個体が確認される。
    分布
    アメリカ合衆国、カナダ南部、中央アメリカ(メキシコなど)を原産地とする。
    日本では海外からの移入により広い地域に定着する。
    また、ドイツやフランスなどのヨーロッパ諸国、旧ソ連のベラルーシやアゼルバイジャン、
    西インド諸島といった国々にも外来種として定着している。
    生息地
    基本的に水辺近くの森林に生息するが、湿地、農耕地、海岸、都市といった幅広い環境に適応できる。
    アメリカにおけるアライグマの都市部への生息範囲の拡大は顕著で、最初の都市部への定着報告は1920年代に始まり、
    ワシントンD.C、ニューヨーク、シカゴ、トロントなど各地の都市に拡大している。基本的に夜行性だが、昼でも活動することがある。
    自分で巣を掘ることはなく、他の動物が地中に掘った巣穴、木の洞、時には農家の納屋や物置などで休む。
    四肢に水掻きはないが泳ぐことが可能で、後ろ足で立つこともでき、木登りもうまく、立体的な行動をみせる。
    行動圏は基本的に直径1-3キロメートルの範囲で、都市近郊に暮らす個体群は狭くなり、
    低い個体数密度では逆に拡大するといったように環境条件によって変化する。
    人間との関わり
    ペット
    アライグマはその可愛らしい風貌からペットとして人気が高かった。
    原産地であるアメリカでもペットとして飼育されており、例えば、アメリカ合衆国第30代大統領カルビン・クーリッジの妻である
    グレース・クーリッジは、レベッカという名のアライグマを可愛がっていたという逸話がある。
    自宅の庭先に現れる野生のアライグマに餌付けを行い、ペット同然に扱う人もいる。
    (ただし野生生物への餌付けは、個体数の増加のほかに、感染症や物理的傷害を受けるリスクがあるため好ましくないとされている。)
    2005年以降の日本では、アライグマは日本の気候に順応し、農作物に被害を与え、生態系を破壊する恐れがあるために、
    外来生物法により特定外来生物に指定された。したがって、日本では学術研究などの例外を除き、
    アライグマの飼育・譲渡・輸入は原則禁止されており、販売や野外に放つことは厳禁である。
    飼育
    人工的な環境下での寿命はおよそ14年。
    主食として、にんじん、りんご、バナナ、副食としてドッグフードを与え、水は食物を水につける習性があるので大きめの容器を使う。
    ケージは幼獣では犬用のペットケージで間に合うが、成長すると運動量が増えるため、
    木登り用の止まり木を含む、10平米以上の広さのケージを必要とする。
    日本国内では地方自治体が条例によってケージの規格を指定している場合がある。
    手先が器用で、簡易的な飼育設備ではすぐに脱走してしまうため施錠が必要。
    飼育環境としては、アライグマは比較的丈夫であるため、気温や湿度に神経質になる必要はないが、
    日当たりがあって風通しのよい環境に置くとされている。
    幼少期においては人に懐くが(ただし、幼少期の時点で暴れる個体もあり、性格の差が激しい)、
    成獣(特に発情期)になると気性が荒くなり、一般人がペットとして飼育するのは難しい動物である。

  • 206 名前: 名無しより愛をこめて 2023-11-13 19:44:04 

    ヘドラ
    体長
    0.1ミリメートルから20メートル(水中棲息期)
    30メートル(上陸期)
    40メートル(飛行期)
    60メートル(完全期)
    体重:4万8千トン(最大時)
    攻撃:ヘドリューム光線、ヘドロ弾、硫酸ミスト
    劇中での命名者は海洋生物学者、矢野徹の息子である研少年。また、最初に上陸した際、驚いた研に短剣で腹部を切り裂かれている。
    宇宙より隕石に乗って飛来したとうかがえる鉱物起源の生命体へドリュウムが、
    都市近海に堆積していたヘドロや公害による汚染物質と結合し、成長した姿。
    本作でヘドラに入り、後年には平成ゴジラに入ることとなるスーツアクターの薩摩剣八郎(本作では「中山剣吾」名義)いわく
    「ぼろぞうきんを重ね合わせた海坊主の幽霊みたい」な姿をしており、赤い目が縦に開いている。
    身体は乾燥するとボロボロに崩れるが、完全死を迎える前に水分が補給されると、破片の個々がオタマジャクシ似の形態に実体化する。
    それらは合体して大きな身体を形成するうえ、成長するにしたがって生える陸上用の足による二足歩行化を経て、
    最終的には飛行能力や光線発射能力まで発現する。飛行形態でゴジラを楽々と持ち運ぶほどの怪力や自らの体液でもあるヘドロなど、
    さまざまな能力を駆使してゴジラを苦しめた強敵である。
    ヘドラが通った後には硫酸ミストがまき散らされ、金属は錆びて人間は骨と化す。
    ヘドロや工場排気を吸い込んで取り込むため、一時的には環境を改善しているようにも思えるが、
    結局はその汚染物質を他の地域へ拡散させるため、「公害問題が、工業地帯など限られた地域に犠牲を強いている」という批判をも体現している。
    飛行や光線の原動力は体内での核爆発と設定されており、劇中で矢野博士は「恒星同様のもの」と解釈している。
    誕生当初は海でタンカーなどを襲っていたが、半ばまで成長すると上陸して工場地帯を襲撃し、そこでゴジラとの初戦に突入する。
    ゴジラの放射熱線を受けて一時退散した後、まもなく飛行能力を得て再来した際には周辺の都市と人間に大被害を与え、
    再戦したゴジラを翻弄する。その後、矢野博士の研究により最後まで水分を飛ばせば完全に殺すことが可能と推察され、
    自衛隊の協力で設置された大型の電 極 板に誘き寄せられるが、トラブルの連続によりダメージとならず、三度現れたゴジラと交戦する。
    そこでもゴジラの左目を潰し、右腕を白骨化させるなど激しい戦いを繰り広げるが、
    ついにゴジラの放射熱線で機能を発揮した電極 板の雷電攻撃を受けてダウンする。これにより絶命したかに思われたが、
    乾燥が完全ではなかったため、残骸の内側から脱皮するように新たなヘドラが出現し、逃亡を図る。
    しかし、放射熱線の応用による空中飛行で追撃してきたゴジラに電 極板へ連れ戻され、
    電流を浴びて再び押し倒されたうえに未乾燥の内部をえぐり出され、さらなる電流を浴びせられたことで完全死を迎える。
    ただし、エピローグではすでに「新たなヘドラ」が誕生していることが示唆されている。
    上記のとおり、乾燥には弱いものの完全に倒すことは非常に難しく、ゴジラ史上に残る難敵となっている。
    なお、他の怪獣を交えずに全編通してゴジラと1対1で戦った怪獣は、『キングコング対ゴジラ』(1962年)のキングコング以来9年ぶり。
    以後の作品では複数の怪獣が登場するタッグマッチ、あるいはハンディキャップマッチ形式が一般的になり、
    ヘドラは昭和ゴジラシリーズで最後にゴジラとシングル(1体1)で戦った怪獣となった。
    スーツアクターは前述したように中山が担当しており、彼の入った最初の怪獣であるが、スーツデザインと重量の関係からあまり動けず、
    ゴジラに入っていた中島春雄がリードしてゴジラが立ち回る感じのアクションにされたという。
    劇中、ヘドラが工場の煙突から煙を吸い上げるシーンはスーツ内に中山が入ったままであり、「非常に苦しかった」と語っている。
    また、一度撮影中に転んで起き上がれなくなってしまったことがある。

    名称
    関連書籍などでは各形態は水中棲息期、上陸期、飛行期と表記されるが、最後の形態は成長期、完全期、巨大化期と表記が分かれている。
    劇場予告編では「公害怪獣」ではなく、「忍者怪獣」と表記されていた。
    中島春雄やスタッフからは「ゴミ」と呼ばれていた。

    備考
    監督の坂野義光は敵役ヘドラの造形に関し、自ら脚本にト書きを入れるほどのこだわり
    (ヘドラの目玉について脚本に「女性器のような」という記述を加えるなど)を見せ、飛行態などのデザインにも積極的に関わっている。
    撮影初日にはヘドラの体に毒々しい反射素材の色彩を加えようと思いつき、自ら塗装を始め、ついにはこの作業に1日を費やしてしまった。

  • 207 名前: 名無しより愛をこめて 2023-11-13 19:44:11 

    2016年11月3日8時30分ごろ、東京湾羽田沖で大量の水蒸気が噴出、
    同時に海底を通る東京湾アクアラインでもトンネル崩落事故が発生、政府は原因を海底火山か熱水噴出孔の発生と見て対応を進める。
    矢口蘭堂(やぐち らんどう)内閣官房副長官は、ネット上の一般人の動画や目撃報告から、
    いち早く巨大生物の存在を示唆するが、一笑に付される。
    間もなく巨大生物の尻尾部分がテレビ報道され政府は認識を改める。
    巨大生物は多摩川河口から大田区内の呑川を這いずるように遡上し、蒲田で上陸、北進を始める。
    対処方針は駆除と決まり、自衛隊に害獣駆除を目的とした出動が要請される。巨大生物は北品川近くで変形、直立二足歩行を始める。
    自衛隊の攻撃ヘリコプターが攻撃位置に到着するが、付近に逃げ遅れた住民が発見され、攻撃は中止される。
    巨大生物は突然歩行を止め京浜運河から東京湾へと姿を消す。巨大生物は上陸から2時間強で死者・行方不明者100名以上の被害 を出した。
    巨大生物の再度襲来に備え、矢口を事務局長とした「巨大不明生物特設災害対策本部(巨災対)」が設置される。
    被害地域で微量の放射線量の増加が確認され、巨大生物の行動経路と一致したことから、巨大生物が放射線源と判明する。
    米国より大統領次席補佐官および大統領特使が極秘裏に来日し、巨大不明生物は海洋投棄された放射性廃棄物に適応進化した、
    「ゴジラ (Godzilla)」と呼称する未発表の生物であること、その研究していた牧悟郎という学者が行方不明であること、
    牧が残した謎の暗号化資料等が日本側へ提供された。巨災対は、ゴジラは体内の原子炉状の器官から活動エネルギーを得ており、
    そこから生じる熱は血液循環によって発散しているため、血液循環を阻害すればゴジラは生命維持のため自らスクラム停止・急激な冷却を行い、
    活動停止するはずであると結論づけ、血液凝固剤の経口投与によってゴジラを凍結させる「矢口プラン」(仮称)の具体検討を始める。
    11月7日、前回の倍近い大きさとなったゴジラが鎌倉市に再上陸、横浜市・川崎市を縦断して武蔵小杉に至る。
    自衛隊は武蔵小杉から多摩川河川敷を戦場とした 、ゴジラの都内進入阻止のための総力作戦「タバ作戦」を実行するが、
    傷一つ付けることができず、突破されてしまう。ゴジラは大田区・世田谷区・目黒区へと進行する。
    米国からの大使館防衛を理由に爆撃機をグアムから日本に向かわせたとの通知を受けて、政府は正式に米国に攻撃支援を要請する。
    港区にまで進行してきたゴジラに対し、米軍の爆撃機による攻撃を始め、ゴジラに初めて傷を負わせることに成功するが、
    ゴジラは口から火炎や光線を、背部からも複数の光線を放射しはじめ、爆撃機をすべて撃墜し、港・千代田・中央3区の市街地を破壊する。
    総理大臣官邸から立川広域防災基地へ避難するところであった総理大臣らが乗ったヘリコプターも光線によって撃墜され、
    総理を含め閣僚11名が死亡する。一方ゴジラは東京駅構内で活動を停止する。
    政府機能は立川に移転、総理大臣臨時代理も立てられ、 矢口はゴジラ対策の特命担当大臣に任命される。
    米軍の爆撃で得られたゴジラの組織片の分析より、今後ゴジラは無生殖で増殖しネズミ算式に群体化していくことや、
    小型化や有翼化、それにより大陸間を超えて拡散する可能性が示唆された。また2週間後には活動再開すると予測された。
    国連安保理はゴジラへの熱核攻撃を決議し、住民360万人の疎開が行われる。
    巨災対は核攻撃ではなく矢口プランによるゴジラ停止の完遂を切望するが、ゴジラには元素を変換する能力もあったことが判明し、
    血液凝固剤が無力化される懸念が生じてしまった。その直後、それまで謎だった牧の暗号化資料の解読の糸口が見つかり、
    解読・解析結果からゴジラの元素変換機能を阻害す る極限環境微生物の分子式が得られる。
    それを抑制剤として血液凝固剤と併せて投与することで解決の見通しが立った。
    国連軍の熱核攻撃開始も間近に迫る中、矢口プランは、「ヤシオリ作戦」という作戦名で、日米共同作戦として開始される。
    無人運転の列車を使った爆弾でゴジラを起こし、次にエネルギー消耗のみを狙った米軍の無人航空機群による攻撃が、
    ゴジラが光線を出せなくなるまで続く。光線が途切れたところを付近の高層ビルをゴジラに向け爆破・倒壊させてゴジラを転倒させる。
    建設機械部隊とコンクリートポンプ車隊が近づきポンプ車のアームより累計数百キロリットルの血液凝固剤をゴジラの口内に流し込む。
    これらの繰り返しにより、ようや くゴジラの凍結に成功する。ゴジラは東京駅脇に凍りついたまま立ちつくす。
    その尻尾の先端部には背びれを持つ人型の小柄な生物数体が、生じかけたまま静止していた

  • 208 名前: 名無しより愛をこめて 2023-11-13 19:44:18 

    ヒグラシ(Tanna japonensis)は、カメムシ目(半翅目)・セミ科に属するセミの一種。
    日本を含む東アジアに分布する中型のセミで、朝夕に甲高い声で鳴く。

    日本ではその鳴き声からカナカナ、カナカナ蝉などとも呼ばれる。
    漢字表記は蜩、茅蜩、秋蜩、日暮、晩蝉などがあり、秋の季語にもなっている。

    特徴
    成虫の体長はオス28-38mm、メス21-25mmほど。オスの腹部はメスよりも明らかに太くて長く、オスメスの区別がつけ易い。
    また、オスの腹腔内は大きな共鳴室が発達しているためほとんど空洞で、光が透けるほどである。
    体色はほとんど赤褐色だが、頭部の複眼附近、前胸の縁と背面中央は緑色をしている。
    ただし体色は個体群によって変異することがあり、山地のものはより黒っぽくなる傾向がある。

    なお、おもにヒグラシの成虫の寄生虫としてセミヤドリガ(Epipomponia nawai)というガの一種が知られ、
    成虫の腹部に1匹-数匹の蛆虫型のセミヤドリガの幼虫が外部寄生していることがある。
    またニクバエ科の一種・ヒグラシヤチニクバエ(ヒグラシヤドリバエ、Angiometopa cicadina)も
    稀にヒグラシに寄生するとされる。

    生態
    日本では北海道南部から奄美大島(原名亜種。亜種イシガキヒグラシは下記参照)と、ほぼ全国の範囲に生息する。
    日本以外では中国大陸に分布(朝鮮半島には分布しない。かつて記録されたことがあったが、現在は誤記録とされる)。
    広葉樹林やスギやヒノキの林に生息し、北海道から九州北部では平地から山地まで見られるが、
    九州南部以南ではやや標高の高い山地に生息する。

    俳句では秋の季語とされ、晩夏に鳴くセミのイメージがあるが、
    実際には(地域にもよるが)成虫は梅雨の最中の6月下旬頃から7月にかけて発生し、
    ニイニイゼミと同じく、他のセミより早く鳴き始める。
    以後は9月中旬頃までほぼ連日鳴き声を聞くことができる。

    鳴き声
    オスの鳴き声は甲高く、「キキキキキ…」「ケケケケケ…」「カナカナカナ…」などと聞こえる。
    標準的な聞きなしとしては「カナカナ」が使われる。
    日の出前・日の入り後の薄明時によく鳴くが、曇って薄暗くなった時、
    気温が下がった時、または林内の暗い区域などでは日中でも鳴く。
    夕方の日暮れ時に鳴く(稀に夜中の2時ぐらいにも鳴くことがある)ことから、
    「日を暮れさせるもの」としてヒグラシの和名がついた。
    また奄美大島産は鳴き声が本土産と多少異なるが、後述のイシガキヒグラシほどではない。

    朝夕に響く声は涼感や物悲しさを感じさせ、日本では古来より美しい声で鳴くセミとして文学などの題材にも使われてきた。
    テレビ番組などでも「夏の夕暮れ」を表す効果音としてこの鳴き声がよく用いられる。
    しかし間近で聞く声はかなり大きく、遠くで聴く「物悲しい印象」とは異なるともいう。

    分類
    界:動物界 Animalia
    門:節足動物門 Arthropoda
    綱:昆虫綱 Insecta
    目:カメムシ目(半翅目) Hemiptera
    亜目:ヨコバイ亜目(同翅亜目) Homoptera
    上科:セミ上科 Cicadoidea
    科:セミ科 Cicadidae
    亜科:セミ亜科 Cicadinae
    族:ホソヒグラシ族 Cicadini
    属:ヒグラシ属 Tanna
    種:ヒグラシ T. japonensis
    学名
    Tanna japonensis
    和名
    ヒグラシ
    英名
    Evening cicada

  • 209 名前: 名無しより愛をこめて 2023-11-13 19:44:33 

    ゴジラ・アース
    体高:50メートル(2030年)→300メートル以上(2万年後)
    体重:1万トン(2030年)→10万トン以上(2万年後)
    作品世界内に初めて現れたゴジラ。
    戦略生物学教授のキョウヘイ・ヤマネ博士らの命名で、大戸島に伝わる龍神「呉爾羅」から名付けられた。
    元は太平洋に生息しており、2030年5月29日、日本・小笠原諸島の大戸島に打ち上げられたカメーバIVの死骸からその存在が明るみになり、
    ヤマネ博士らが調査に派遣された。この時は発見に至らなかったがそのまま海中を東へ移動し、同年、アメリカ西エリアにて初めて姿が確認され、
    初出現時にはロサンゼルスとサンフランシスコを壊滅に追い込み海に消え、翌2031年にワシントン沖で米国海軍を奇襲した後にシアトルを蹂躙し、
    12月24日にはコロラドスプリングズにて米軍との総力戦に圧勝してインディアナポリスにて核攻撃に耐え、
    12月にかけてメキシコ湾へ姿を消すまでにアメリカにて推定870万人を死傷させる。
    2034年に西ヨーロッパに上陸すると、パリ防衛戦と称されるEUの総攻撃がも時間稼ぎにしかならず、ドイツを焼き尽くす。
    アルプスを越えてイタリアへ向かうかと思われていたが、2037年のザルツブルグ陽動作戦後、自らの意思で突如パリへ引き返し、
    海に消えるまでに推定600万人が死傷する。
    5年間の休眠を経て、2042年に復活した際には北極の氷を融解させながら地球に接近していた小惑星ゴラスを熱線で狙撃し完全に粉砕、
    海を南下して大西洋でオペレーション・ルネッサンス中の輸送船団ごと連合艦隊の主力を壊滅させると北米に上陸、
    地球連合首都兼武装都市となったニューヨークを一夜で滅ぼし、
    ビルサルドとエクシフの母船の核融合炉を暴走させたことによるクリーブランドを消滅させる「オペレーション・プロメテウス」にも耐え、
    さらに「プロジェクト・メカゴジラ」のための時間稼ぎとして行われた「オペレーション・ロングマーチ」にて、
    北アフリカと中央アジアに甚大な被害をもたらしている。これら計8回の出現を経て2044年には世界各地にて推定3億人以上の犠牲者を生む。
    2045年、人類が異星種族エクシフおよびビルサルドと共同で発足させた地球連合による「オペレーション・グレートウォール」の際、
    一度は2000発の熱核兵器でヒマラヤ山脈付近に形成された大断層帯に閉じ込められるが、
    熱量を溜め込んで山脈内部に膨大なマグマだまりを形成すると、その中を泳いで移動を開始、
    1年後の2046年1月に熱線で大断層帯を破壊して復活する。史上初の「怪獣由来の火山活動」により、
    後にG火口と呼ばれる地点で大噴火を引き起こし、火砕流で周辺に展開する地球連合の部隊を壊滅させ、
    そのままインド防衛線を突破してベンガル湾に消え、
    同年3月の遠州灘での地球連合海軍総戦力による富士山麓防衛戦では、艦隊も航空機も無視してメカゴジラの開発工場を狙撃、
    妨害する艦隊の大半を壊滅させると浜松に上陸して富士へ向かい「富士裾野決戦」で地上部隊も殲滅する。
    さらに翌日、東京湾を北上して芝浦埠頭から首都東京に上陸しわずか3時間足らずで首都圏を蹂躙、日本列島を壊滅させ消息不明となる。
    この時だけでユーラシア大陸にて2億人、日本にて1億人近い犠牲を生み出し、7億人まで減少した人類を地球から脱出せざるを得ない状況まで追い込んだ。
    以降2年は行方不明だったが、2048年3月にはアラトラム号出向を目前にリオデジャネイロを襲撃、
    3月11日にリオデジャネイロ郊外JSS3宇宙港を壊滅させ、13日には防衛軍の最終防衛線を突破されたことで本部施設を核自爆させることになる。
    それから3ヶ月間、未だ市民の残るサンパウロやサルヴァドールなどを攻撃して2億人以上を死傷させ、
    さらに南米を横断してエクアドルやペルーを焼き尽くし、7月31日には地球連合新本部ブエナベントゥラへ進行するも、モスラによって撃退。
    8月15日に再出現し、地球連合最後の作戦「オペレーション・クレードル」の陽動部隊と対峙する。
    アラトラム号が帰還した2万年後の地球では、G細胞由来の生物で構成された新しい生態系の頂点に君臨。
    2万年の間に成長をし続けた結果、巨大化しており、それに伴い超大音量の咆哮による共振現象で対象を粉砕する「超振動波攻撃」など、
    新たな能力も獲得している。劇中ではゴジラ・フィリウスを撃破したハルオ・サカキたち先遣隊の前に現れ、
    超振動波攻撃と尻尾を振りぬいて生み出した衝撃波によって部隊を壊滅状態に追い込む。

  • 210 名前: 名無しより愛をこめて 2023-11-13 19:44:41 

    メカゴジラ
    体高:50メートル 体長:100メートル 
    総重量:3万トン 
    人類が異星種族ビルサルドの協力を受けてひそかに開発した、自律思考金属体「ナノメタル」製の対ゴジラ決戦兵器
    正式名称は「対ゴジラ超重質量ナノメタル製決戦兵器:メカゴジラ」。略称は「メカゴジラ」あるいは「MG」。
    ビルサルドの科学技術の総力がつぎ込まれており、建造には3万トン以上の超重質量ナノメタルが使用されている。
    動力源はナノメタル粒子間連結組成による発電細胞用機関で、
    体内大量生成から高出力で発電した電力を常時大量蓄電し、行動用電力を随時放出する。
    制御はゴジラの電磁場による通信障害をA39ビルサルド方式電磁シールド技術で軽減、
    そのうえで散布ナノメタル粒子によるネットワークを形成し、内部AIから中央制御システムまでの半径50キロ圏内での常時接続を保証している。
    武装はナノメタルの自在変形機能を最大限活用したもので、
    ナノメタルの自在変形、自己修復・増殖機能により破損部位の多くは瞬時復旧が可能。
    西暦2042年、拡大するゴジラの暴威に鑑みて、恒星間移民船の建造を除く人類の全てのリソースが注ぎ込まれる形で決行された
    「プロジェクト・メカゴジラ」により、当時世界で最も優れた工業生産力を維持していた極東自治区(旧・日本)の富士山麓にて建造を開始。
    富士山麓宝永第一火口縁南方2キロメートル地点の地下200メートルに築かれた
    「地球連合軍・戦略技術研究所・ナノメタル研究センター併設メカゴジラ開発プラント」(通称:メカゴジラ建造工場)にて、
    専用の100GW級ビルサルディア型(ΩIII型磁場閉込方式)熱核融合炉4基からの大電力供給を受けて
    地下ナノメタル生成棟・MG組立棟・AI製造棟を稼働させ、計736名の人員によって進められた。
    ゴジラを地上に押し留める「オペレーション・ロングマーチ」およびゴジラを地中深くに閉じ込める
    「オペレーション・グレートウォール」の間に機体そのものは完成するが、2046年3月の「富士裾野決戦」で何らかの理由から起動に失敗し、
    遠州灘からゴジラに熱線で工場を狙撃され喪失する。
    しかし打ち捨てられたナノメタルは、メカゴジラ頭部の人工知能から発せられる指示に従い機能を停止することなく増殖を続け、
    2万年かけて工場周囲の直径14キロメートルに「メカゴジラシティ」を形成するに至った。
    その存在は「人類最後の希望」として一般にも公表されており、
    映画監督エガートン・オーバリーの手で5作品の政府広報映画が制作、公開されている。

    武装 
    収束中性子砲
    頭部ナノプレートを変形させた特殊砲身と発生装置で構成される荷電粒子砲。中性子透過力を利用し、
    対象の外殻を貫通、体内組織を融解させる。想定で5キロメートル以上離れた地点からゴジラへの攻撃と反撃を防止し、迅速な接近運動を補助する。

    ブレードランチャー
    背部ブレードを電磁カタパルトで射出し、誘導操縦飛行させて対象を切り裂く質量弾体攻撃。3キロメートル地点での弾幕による撹乱が目的。

    ハイパーランス 
    前方両腕部を高速伸長し、急速粒子圧縮で硬質化させることで生成するランス状対象打突・貫通攻撃。最大伸長は500メートル。
    対象貫通後は、ナノメタル粒子充填・侵食を行う。
    ナノメタル最大硬質化時のモース硬度及びビッカーズ硬度については共にダイヤモンドの約10倍に到達。
    想定では1キロメートル地点で跳躍後にゴジラ上空で起動し、全体重を加重させたハイパーランスチャージ攻撃で体表組織を貫通後、
    先端部から体内深層部へのナノメタル侵食により組織構造を瞬時分析、ゴジラの機能停止を実施する。

    テイルブロー 
    尾部全体を鞭状運動させた切断攻撃。上体捻り運動による尾部先端速度の超音速化、
    プラズマブースターによる運動方向への追加加速、尾部形状の刃形状変形、ヒレ状ブレードの高速往復運動等の複合効果で、
    切断、衝撃波粉砕を行う。

    ナノメタル粒子散布型熱エネルギー緩衝層 
    半径300メートルの周囲空間にナノメタル粒子を散布し、エネルギー兵器の拡散防御を行う。
    シミュレーション上では到達エネルギーの9割を拡散する。実体質量弾に対する防御も可能。
    メカゴジラシティでも熱線の対策で展開された。

    積層耐熱装甲板 
    メカゴジラ外殻部位各部の瞬時変形による防御手段。
    想定では5キロメートル地点への接近直後に胸部装甲を変形させ、熱エネルギー緩衝層との併用で熱線を防御する。
    メカゴジラシティでもプラント表面に形成されるはずだったが、ゴジラの侵攻を受けて武装の配置を優先するために途中で建造が中止された。

  • 211 名前: 名無しより愛をこめて 2023-11-13 19:44:49 

    太陽系離脱に傾倒する中央委員会をよそに、ハルオたちは前回の対ゴジラ戦術にシティを組み込んだ新戦術を立案し、
    パワードスーツを改良した新兵器「ヴァルチャー」の設計や、ゴジラ・アースへの止めとして用いる
    「EMPプローブハープーン」の開発など準備を進めるが、地下で自己増殖を続けるナノメタルを見たハルオは
    ナノメタルへの強い不安を抱き始め、さらにナノメタルに不信感を持つ地球人の兵士たちがナノメタルを使ってシティと同化していく
    ビルサルドの姿を目撃して騒ぎ出すという事件が起きる。ビルサルドと地球人の間に齟齬が生じる中、
    熱光学遮断フィールドが解除されたことでシティを発見したゴジラ・アースが進攻を開始する。
    ヴァルチャーの本格的な量産もまだという不完全な状態で作戦開始を迫られたハルオは、
    ユウコとかつての教官リルエル・ベルベとともに先行開発されていたヴァルチャーに乗り込み、ゴジラ・アースの誘導を行う。
    その間に準備を整えたガルグたちは、ゴジラ・アースの足元をナノメタルで固定してEMPプローブハープーンを撃ち込むが、
    ゴジラ・アースは高熱波を発生することでプローブを溶解させたうえ、シティを全身からの超高熱波で包み込む。
    シティが崩壊の危機に直面する中、ガルグらビルサルドはナノメタルを纏ってシティと同化したうえ、
    ヴァルチャーを特攻兵器とするためにハルオやユウコにも強制的にナノメタル強化を施そうと目論む。
    それを拒絶したマーティンら地球人がシティから脱走し、辛くもフツアの鱗粉によって浸食を免れたハルオは、
    メトフィエスによる説得とガルグによる主張の間で苦悩するが、苦しむユウコを救うためにガルグたちのいる管制ルームを破壊する。
    その直後、ハープーンを完全に無力化したゴジラ・アースの熱線によってシティは完全に破壊され、
    ハルオはヴァルチャーからユウコを救出するが間に合わず、変わり果てた彼女を抱きしめながら慟哭どうこくする。

    星を喰う者
    メカゴジラシティの陥落後、ユウコは脳死状態と判定され、ハルオは自らの選択の結果に打ちひしがれる。
    一方、メトフィエスはハルオがナノメタルの侵食を受けなかったのは神の加護によるものだと説き、
    ハルオを神に選ばれた英雄と祭り上げることで、メカゴジラシティの敗北で絶望した生存者たちの大半を信者に引き込むことに成功する。
    ハルオは、自らを含む幾人かが侵食を免れたのはフツアの治療によるものであると訴えるが、メトフィエスはそれを承知の上で信者を増やし、
    自分たちが崇める神を呼び出す準備をしていることを告白する。
    ハルオのメトフィエスへの不信感が募る中、アラトラム号ではメカゴジラシティの一件によって種族間の対立が深刻化する。
    ビルサルドは実力行使でアラトラム号の動力室を占拠し、同胞を殺めゴジラ撃滅の好機を逃したハルオの極刑を要求する。
    その情報を受け取ったハルオは、マーティンの提案で対立が鎮静化する時間を稼ぐために敢えてフツアの隠れ家に身を隠し、
    その中でミアナ及びマイナと交流して、生き残って命を繋げば勝ち、死んで消えれば負けというフツアの価値観を知る。
    そしてハルオはかつてゴジラ・アースに敗れた自分を助けて治療した真の恩人であり、
    想いを寄せるが故にハルオが死ぬことを恐れるマイナと結ばれる。
    しかし同じころ、メトフィエスは自身を怪しむミアナを捕らえた上で信者たちとともに神を呼び出す準備を着々と進め、
    遂にエクシフが神と崇める高次元怪獣「ギドラ」を降臨させる。ギドラは信者となった生存者たちを生け贄として喰い尽くし、
    この宇宙の法則に囚われないが故に機械に観測されない超常的存在としてアラトラム号の近辺に出現する。
    アラトラム号は時空間を歪めるギドラの前に何が起きているか理解できないまま撃沈され、そのままギドラは地上に出現し、
    迎撃に現れたゴジラ・アースをも圧倒する。ギドラの力を目の当たりにしたハルオは、
    エクシフの真の目的を知るためにメトフィエスと対峙する。

  • 212 名前: 名無しより愛をこめて 2023-11-13 19:44:59 

    20世紀末、人類は環境変化が原因で地球上に出現した巨大生物「ゴジラ」の脅威に晒されるようになった。
    半世紀に渡り敗走を重ねた人類は種全体の存続を図り、一部の人間を他星に移住させる計画を立案する。
    2048年3月14日、恒星間移民船の1つ「アラトラム号」はコンピュータによって選抜された一部の人間と、
    同盟を結んでいた異星人種「エクシフ」と「ビルサルド」を乗せ、11.9光年彼方の惑星くじら座タウ星eを目指して旅立った。

    怪獣惑星
    出発から約22年後。
    過酷な宇宙生活の末に人類はタウ星eに到着するが、そこは人類の生存に適さない環境であり、移住計画は事実上失敗に終わる。
    老人ばかりの志願者たちで入植を強行しようとする中央委員会に対し、
    ハルオ・サカキはタウe星からの即刻退去と移民プランの完全棄却を要求して揚陸艇に篭城するも拘束され、
    タウ星eへの着陸を試みた揚陸艇は降下中の事故で全員死亡する。
    今後の移民が困難となり、さらにハルオがエクシフの軍属神官メトフィエスの協力で立案した「対ゴジラ戦術」がリークされたことで、
    船員たちの間では地球帰還を望む声が高まり、中央委員会は地球への帰還を決断する。
    アラトラム号は長距離亜空間航行を用いて往路よりもはるかに短い時間で地球へと到着する。
    しかし、亜空間航行の影響で地球では約2万年[注釈 2]もの歳月が経過していたうえ、調査の結果、未だにゴジラが生存していることが判明する。
    中央委員会は帰還を諦めようとするが、メトフィエスの後押しでハルオの戦術案が採用され、
    ゴジラ殲滅のため600名からなる地球降下部隊を派遣することが決定する。
    保釈されたハルオは、幼なじみのユウコ・タニやエリオット・リーランドと共に地球に降下し、
    ゴジラ捜索のための準備と変わり果てた地球環境の調査を進める。
    しかしその最中、ゴジラに捜索に当たる予定だったリーランドの部隊が怪獣セルヴァムの襲撃に遭い、被害を受ける。
    さらなる犠牲を避けるため、メトフィエスの案でリーランドたちは仲間の部隊との合流を経て撤退を試みるが、
    部隊は事前の作戦ルートを行軍中にゴジラと遭遇する。ハルオはゴジラの防御力の要である非対称性透過シールドの電磁パルスパターンを解析するため
    単身ゴジラに挑み、それを支援しようと単身ゴジラに攻撃を仕掛けたリーランドの死と引き換えにデータの入手に成功する。
    ゴジラから逃れ、ビルサルドの技術士官ムルエル・ガルグと合流したハルオは指揮権を掌握したメトフィエスから指揮権を委譲され、
    作戦の続行を決定する。ハルオたちは多くの犠牲を払いながらも作戦を進め、ついにゴジラのシールドを一時的に無力化し、撃破に成功する。
    念願のゴジラ討伐を果たした一同は歓喜するが、環境生物学者マーティン・ラッザリは、
    今回討伐したゴジラが経過年月と比較して何の変化もないことから、2万年前の個体とは別である可能性を指摘する。
    そして、マーティンの推測を裏付けるかのようにハルオたちの前に2万年もの間300メートルの大きさまで進化を続けた
    「ゴジラ・アース」が出現し、部隊はまたたく間に壊滅に追い込まれる。

    決戦機動増殖都市
    ゴジラ・アースの攻撃で気を失っていたハルオが意識を取り戻すとそこは木造の住居で、しかも自分の身体もすでに治療されていたことに驚く。
    はぐれた仲間を探そうとした家を出た所を家主らしき人型種族の少女に遭遇、ハルオは慌てて逃げ出した彼女を追いかけてどうにか接触し、
    自らの命の恩人となった少女のミアナと交流を結ぶ。
    一方、ユウコ、アダム、ベルベを含む残存部隊の一つがミアナの同族と思しき少女に襲われていたが、
    そこにハルオとミアナが駆けつけたことで助かり、改めてミアナたち民族の集落に客人として招き入れられると
    先に保護されていたマーティンやガルグとも再会する。ハルオたちは、ミアナとその姉のマイナから彼らのいう神の卵の意思を介し、
    彼女らの種族の名が「フツア」であること、そのフツアの神もすでにゴジラに殺され、もはやゴジラに敵う術はないという話を聞かされる。
    マーティンは、フツアが2万年前の人類の末裔で、現在の環境に適応するために昆虫の特徴を取り込んだ新人類だと推測する。
    その後、生存者たちからも退却案が飛び出す中、とにかく軌道上の母船と連絡を取ろうと揚陸艇のコクピットブロックを探す途中で
    メトフィエスとも合流できたハルオたちは母船に迎えを要請するが、ガルグはマイナがセルヴァム撃退に使った狩猟道具に
    かつて対ゴジラ用最終決戦兵器として建造された「メカゴジラ」の構成素材「ナノメタル」が用いられていることに気づき、
    その生産プラントが残されている可能性を見い出す。

  • 213 名前: 名無しより愛をこめて 2023-11-13 19:45:08 

    1999年、フィリピンでの炭鉱崩落事故を調査中の芹沢猪四郎博士らは、炭鉱の深部で巨大な恐竜のような生物の化石を発見する。
    化石には別種の生物の繭が寄生しており、付近には巨大な何かがはい出たような痕跡が残っている。
    一方、日本の雀路羅(じゃんじら)市にある原子力発電所に勤務する核物理学者のジョー・ブロディは、
    原子炉直下で発生する不可解な地震について調査を要請する。
    ジョーの妻で技師のサンドラが原子炉の安全確認に向かうが、突如起こった巨大な揺れによって原子炉が暴走し、
    原発は倒壊した。

    15年後、ブロディ夫妻の息子でアメリカ海軍爆弾処理班のフォードは、
    父のジョーが日本で警察に逮捕されたという知らせを受ける。ジョーは妻の命を奪った原発事故の真相を探るべく、
    立入禁止区域となった原発跡地に侵入し逮捕されていた。
    原発跡で15年前と同じ事態が起きつつある兆候を察知したジョーは、
    フォードと共に禁止区域へ再侵入し実家に残されたデータを回収するも、付近をパトロールしていた武装集団に捕まり、
    原発跡地内の研究施設へ連行される。

    施設内にはかつての地震の原因となった巨大な繭があり、「モナーク」と称する秘密機関が調査を行っていたが、
    すでに繭は羽化を開始していた。羽化した生物は研究施設を破壊して東へ飛び去り、
    施設の倒壊に巻き込まれたジョーは命を落とす。芹沢らはジョーの遺した情報を持つフォードとともに
    原子力空母「サラトガ」にて「ムートー」と名付けられた巨大生物を追う。
    モナークの目的は、ペルム紀末の大量絶滅を生き延びた太古の巨大生物「ゴジラ」を研究し、
    その存在を社会から隠蔽する事だった。芹沢はムートー排除のためゴジラも再び現れると推測する。

    ムートーは洋上でロシア海軍アクラ型原子力潜水艦を襲い、その核燃料を捕食するためオアフ島に上陸する。
    怪獣はホノルル市街に侵攻し米軍と交戦するが、間もなくしてそこにムートーを追って来たゴジラが60年ぶりに地上に姿を現す。
    両者は空港で対峙するがムートーは飛行して逃亡、それを追うゴジラも海へ消えた。

    一方、アメリカのユッカマウンテン放射性廃棄物処分場に保管されていたフィリピンの繭から新たなムートーが羽化し、
    ラスベガスを破壊しさらに西へと進行する。

    サンフランシスコ湾で3体の怪獣が衝突すると推測する軍指揮官のステンツ提督は、
    芹沢の反対を押し切って戦略核兵器の使用許可を得る。
    弾頭には電磁パルスの影響を受けないアナログ式の時限装置を使用し、3匹の怪獣を太平洋上へ誘引し、
    殲滅する作戦が実行されることになった。米軍は2基の核弾頭を列車でサンフランシスコへ輸送しようと試みるが、
    雌のムートーの襲撃を受けて弾頭1基を飲み込まれてしまう。
    もう1基の弾頭はサンフランシスコ湾内への輸送には成功するものの、海上で雄のムートーに奪われ、
    雌がサンフランシスコ市街地に築いた巣へ運ばれる。弾頭の起爆装置は既にカウントダウンを開始しており、
    数時間後には逃げ遅れた市民が核爆発に巻き込まれてしまう。
    フォードは弾頭起爆阻止を目的とした軍の部隊に参加し、HALO降下によってサンフランシスコ市内へ突入する。

    湾内に浮上したゴジラはゴールデンゲートブリッジを破壊し市街地へ侵攻。
    ゴジラはフォードの妻のエルが勤める病院の近くで2体のムートーと交戦する。
    その傍らでフォードたちは弾頭を発見するが、その破損状態は激しく時限装置を停止させることが出来ない。
    部隊は船で弾頭を洋上へと持ち去り、少しでも市街地から引き離す作戦に移行する。
    一方フォードはムートーが既に巣に無数の卵を産み付けていることに気付き、
    横転しているタンクローリーのガソリンを利用し巣全体を爆破する。

    ゴジラは二体のムートーの連携攻撃に苦戦を強いられていたが、
    巣が爆破されたことに気を取られた雌のムートーが戦闘を放棄したことで形勢が逆転、
    熱線を放ち雌のムートーを一時的に戦闘不能にし、さらに襲ってきた雄のムートーを強烈な尻尾の一撃で倒す。
    一方で核弾頭を奪われたことに気付いた雌のムートーが復活し部隊を壊滅させ、更にフォードに迫るが、
    追って来たゴジラに熱線を放たれ絶命する。エネルギーを消耗したゴジラはその場に崩れ落ちた。
    核弾頭はフォードによって小型船で洋上へ運ばれ、遥か遠くの沖合いで大爆発した。

    翌朝、フォードは避難所のコロシアムに訪れ、そこで家族との再会を果たす。
    一方で、瓦礫の中で死んだと思われていたゴジラが覚醒し、海へ戻り始めた。
    万感の思いで見つめる芹沢らを背に、ゴジラは咆哮を上げ海中へと姿を消していったのであった。

  • 214 名前: 名無しより愛をこめて 2023-11-13 20:13:41 

    5ch専用ブラウザから簡単にNG出来るけどさ

  • ラドン (Rodan) は、映画『空の大怪獣ラドン』をはじめとする東宝製作の怪獣映画に登場する架空の怪獣である。          
    ゴジラ、モスラと共に東宝三大怪獣と称される。

    特徴
    翼竜プテラノドンが突然変異した怪獣。
    特撮美術監督の渡辺明がプテラノドンをモチーフにデザインしており、名の由来にもなっているが、プテラノドンに比べて様々な差違があり、プテラノドンの頭部にある一本の後頭部に伸びる角状の突起が、2つに分かれて生えており(『ゴジラvsメカゴジラ』では3本)、嘴は鳥類のそれに近い形状で、鳥類には無い歯が生えている(元となったプテラノドンにもない)が、
    プテラノドン等の翼竜と比べればとても小さくて短い。
    腹部にはニードルのようなゴツゴツとした鱗がある。尾はプテラノドンの細い皮膜が付いたものではなく、楕円状にゆるく拡がっている。着地しての直立二足歩行が可能で、翼を広げたままで陸上走行を行うことも多い。
    巨大な上に超音速で飛ぶため、ソニックブームを巻き起こし、飛ぶだけで市街を破壊してしまう。

    シリーズによって攻撃能力が異なり、『三大怪獣 地球最大の決戦』では嘴で敵をつついたり、
    足の爪で引っ掻く攻撃が主で、ゴジラと互角に戦う力を持っている。また、『ゴジラvsメカゴジラ』に再登場したラドンはゴジラの熱線を受けてファイヤーラドンとなり、放射熱線と同程度の威力のウラニウム熱線を吐く能力を身につけた。
    ラドンの声にはコントラバスの音と人間の声を素材として加工したものが使われており、
    本作の後も『ウルトラマン』のアントラーやvsシリーズに登場したキングギドラ、バトラの声などに流用された。

    『ゴジラ・ミニラ・ガバラ オール怪獣大進撃』では怪獣島の怪獣の1体として、
    『地球攻撃命令 ゴジラ対ガイガン』では『キングギドラの大逆襲』タイトル時期の企画に味方側の怪獣として、
    『モスラ3 キングギドラ来襲』ではモスラ(新)の敵怪獣として登場する予定があったが、いずれも途中で変更になっている。

    ラドンが登場する映画リスト
    空の大怪獣ラドン(1956年)
    三大怪獣 地球最大の決戦(1964年)
    怪獣大戦争(1965年)
    怪獣総進撃(1968年)
    ゴジラvsメカゴジラ(1993年)
    ゴジラ FINAL WARS(2004年)
    ゴジラ キング・オブ・モンスターズ (2019年)

    『空の大怪獣ラドン』のラドン
    身長:50メートル
    翼長:120メートル
    体重:1万5千トン

    核実験の放射能や火山ガスによる高温化の影響で現代に復活した。
    劇中でプテラノドンとの関連性を示すような発言があるが、直接は明言されていない。
    ただし、シナリオ上の設定でプテラノドンは
    「中生紀に生息した飛竜の一種で空飛ぶ始祖鳥としては最大のもの」とされている。

    阿蘇の炭坑の奥で卵から雛が誕生し、古代トンボの幼虫メガヌロンを捕食していた。
    成長した1頭が阿蘇山から出現し、航空自衛隊のF-86戦闘機と大規模な空中戦を展開して追撃を振り切った後、
    佐世保や福岡に降り立って大暴れする。このとき口から煙のようなものを吐いており、
    パチンコ屋に突っ込んだタンクローリーを爆発炎上させている。

    陸空両自衛隊からの猛攻によって危機に陥ったところにもう1頭が出現するが、
    最後は帰巣本能で阿蘇山に帰ってきたところに自衛隊のミサイル攻撃を受け、
    その影響で阿蘇山が噴火して2頭のラドンは脱出するもマグマの噴出に巻き込まれ、真っ赤な溶岩の中に消える。

    スーツアクターは中島春雄。
    作中ではラストシーンになるまでラドンが2頭いるという明確な描写がない。
    一応の伏線は張られているが、世界各地で未確認飛行物体による被害が同時に出ているという電話を
    航空自衛隊の基地司令室で新聞記者が本社から受け取るという非常に分かりづらい演出のため、
    海外公開版では2頭いることを説明するシーンが追加されている。
    監督の本多猪四郎も、特技監督の円谷英二も「この2頭のラドンはつがいである」と述べている。[要出典]
    本作のラドンは背中に緑と黄色のラインが入っている。頭部造形は利光貞三、胴体は八木勘寿、八木康栄による。
    デザインは数回にわたって検討され、
    「始祖鳥タイプ」、「鳥の羽をつけたもの」「翼竜タイプ」の検討用粘土モデルが作られている。
    子供のラドンは、手踊り式のギニョール・モデルで表現されている。
    初期のデザインスケッチには始祖鳥をモチーフとしたものも存在していたが、後には翼竜をモチーフとしたものに変更された。

    ゴジラやモスラと並ぶ知名度を持つものの、タイトルに名前が冠された作品は2016年現在、デビュー作の『空の大怪獣ラドン』のみである。

  • 『シン・ゴジラ』では神のような神秘的な存在としていたが、本作品のゴジラは怪獣ではなく、
    生物のような方向に寄せていったといい、上に手の平を向けていた『シン・ゴジラ』に対して本作品では生物であることから下に向けている。
    進化するという設定は、『シン・ゴジラ』の設定が取り入れられており、各形態には山森の提案で過去の東宝怪獣の意匠が入れられている。

    ゴジラアクアティリス
    第3話で登場した第0形態。
    深度900メートルのところを50ノットで泳いでいる姿が潜水艦によって確認されている。
    第6話にて東京湾内に侵入しようとしたマンダの群れを追ってその全体像を表した。そのままマンダの群れを仕留めつつ、東京湾に上陸する。
    モササウルスのような姿から水棲生物であると思われる。四肢は進化途中のようなヒレのようになっており、長い尾の先端は水かきがある指のような尾ビレになっている。
    顔つきはワニに似ており、触覚のような細いツノが頭部にある。表皮は赤く、海を通過するとその海は紅塵に包まれて赤く染まる。
    アクアティリスとはラテン語で水生を意味する。
    ヒレのような足は海から来るため、水中で自然と活動できるような形となった。
    初期設定では、クラゲのような生態の生物や、シラスのようなものから魚のような形に進化する案もあった。

    ゴジラアンフィビア
    第7話で東京に上陸を果たしたゴジラ アクアティリスが変態した第1形態。
    イグアナのような顔つきの陸棲生物のような姿となり、四肢は爬虫類に似た形の脚となり、四足歩行を行う。
    政府によって南房総地方の伝承に基づいてゴジラの名称が与えられる。
    第8話で代々木公園での自衛隊からの砲撃を受けてマイナス20度の可燃性のガス状物質を口から放出し、その砲撃の爆発が冷気に引火した途端、
    次第に高温のガスとなって爆炎を誘引して一帯を巻き込む熱膨張を起こして直径500メートル範囲を焼き尽くし、自身をも焼き尽くして自らの総質量を超える紅塵を放出して包まれることで、
    硬質の組織と溶けてドロドロの状態が下にある炭化層の外殻に覆われた蛹のような状態になり、活動停止した。
    体皮は茶褐色、頭部は濃褐色となりツノの形状も変化している。
    アンフィビアとはラテン語で両生類を意味する。
    頭部にはバランの意匠が取り入れられている。

    ゴジラテレストリス
    第9話で活動停止して蛹状態となっていたゴジラアンフィビアが、固まった外殻が剥がれ落ちてさらに変態した第2形態。
    前脚は小さくなって後脚だけで立ち上がり、完全二足歩行形態となっている。
    自衛隊の砲弾投下を予期して着弾前に体組織を触手のように変化させて包んで着弾と同時に破裂させて本体への衝撃を和らげるといった防御能力を持ち、
    背びれを青白く発光させながら口元に光のリングを形成して吐く能力も見られる。
    角や尾ビレがなくなり、首から上半身は細くなり、頭部は小さくなっている。表皮は青い鱗状だが、眉間から背鰭に沿って赤いラインが残る。
    テレストリスとはラテン語で陸生を意味する。
    最終形態の前の息子のようなポジションであることから、ミニラのオマージュとして光輪を口から吐くものとなった。

    ゴジラウルティマ
    3度の形態変化を経て究極の姿となったゴジラの第3形態で、本作品におけるゴジラの正式名称。
    千葉県逃尾市(にがしおし)にて古くから伝わる伝承が描かれた浮世絵には、古史羅(こしら)と記述されている。
    また、同市に戦前から存在する旧嗣野地区管理局(電波観測所)“ミサキオク”の地下にはゴジラウルティマの全身骨格が存在していた。
    第10話でゴジラテレストリスが自衛隊と交戦して集中砲火を浴びる中で変態し、この形態となる。
    形態変化後、自衛隊の攻撃を鎧のような強硬な外皮で寄せ付けぬまま背鰭と口内を青白く光らせ、
    口元に7つの大小さまざまな光輪を放射して複数重ねた重力レンズで空間を捻じ曲げて1か所に収縮させると、
    そのまま光輪をくぐるように熱線を原子ビームのように圧縮して発射する能力を見せつけ、東京を一瞬で火の海に変えた。
    体色は歴代ゴジラと同じく黒あるいは濃灰色。後脚は極太になっており、背ビレも大きく発達している。
    この形態になった直後まではビル数階建てぐらいの大きさだったが、紅塵を吸収し続けたことで最終的に100メートルを超える巨体となった。
    さらに成長を続けて自身が特異点となり、地球人類は破局を迎えつつあったが、謎の巨大化を果たしたジェットジャガーとの交戦の末、
    完成型オーソゴナル・ダイアゴナライザーによってジェットジャガー諸共巨大な青い結晶となり、消滅した。
    なお、最終話では人間サイズの怪獣が背ビレ辺りに潜んでいた。
    ウルティマとはラテン語で終わりを意味する。

  • 映画『モスラ』(1961年)のモスラ
    幼虫
    体長:180メートル(最大時)
    体重:2万トン(最大時)
    成虫
    体長:135メートル
    翼長:250メートル
    体重:1万5千トン
    インファント島の守護神。小美人が興行師ネルソンに連れ去られたため、本能で小美人を追って東京にやってきた。
    幼虫の形態で180メートルにまで巨大に成長して都内を破壊し、東京タワーに繭を張って成虫になると、
    今度はネルソンの逃亡先であるロリシカ国のニューカークシティを破壊するが、福田善一郎たちが空港にモスラの紋章を描き、
    着地したところに返された小美人を連れてインファント島へ帰る。

    この作品の幼虫のみ、夜間の海上で光り輝いている。
    ただし、苦労して撮影した割に分かりづらかったためか、以後のシリーズで発光する描写は見られず、設定にも表記されたことはない。
    原作「発光妖精とモスラ」では繭を作る建造物は東京タワーではなく国会議事堂であるが、60年安保をモチーフにした部分があり、
    政治性が強いという理由から変更された。
    1960年11月24日の読売新聞には、漫画家の阿部和助が書いた鳥のような頭とボディの成虫のイラストが掲載された。
    羽の長さ100メートル、胴の長さ70 - 80メートルと書かれている。

    造形
    幼虫・成虫とも利光貞三、村瀬継蔵、八木勘寿、八木康栄による造形。
    幼虫は3尺ほどの操演ミニチュアが、機関車のミニチュアの仕掛けを流用内蔵した自走式のものと、
    プール撮影や東京タワーのシーンなどで使われた操演用のものと用意された。
    渋谷から東京タワーに迫るシーンの幼虫は、高さが6尺、長さ33尺(約10メートル)、
    重さ約120キログラムほどもある製作費200万円の大型のぬいぐるみで撮影された。
    演技者は中島春雄、手塚勝巳ら総勢8人が入って動かしている。手塚は『空の大怪獣ラドン』でもメガヌロンの先頭に入っていた経験から
    先頭操作に抜擢された。村瀬継蔵は、このモスラの顔の周りにフジツボをつけ、籐のヒゲを生やして生物感を表現している。
    また、ラテックスの表皮に艶を出そうとソフトビニール素材「ビニール・ゾル」をコーティングしたところ、特技監督の円谷に大変喜ばれた。
    村瀬は監督の喜ぶ顔が見たくて、撮影ではがれるたびに毎回手間をかけてコーティングをし直したという。

    平成VSシリーズ
    『ゴジラvsモスラ』
    幼虫
    体長:120メートル
    体重:1万5千トン
    成虫
    翼長:175メートル
    体重:2万トン
    飛行速度:マッハ2
    地球の先住民族コスモスの守護神。幼虫の眼は再び青くなっている。
    この作品以降から幼虫の尾の三つに分かれた突起の真ん中が長く伸びている。

    同族だが傾向が異なるバトラとは戦う運命にあり、不本意ながらこれと戦う。
    インファント島の地中から卵が出現し、島の開発を行っていた丸友観光によって日本に運ばれる途中に孵化。
    孵化の直前に出現したゴジラと戦うが、バトラの乱入に遭ってインファント島に帰還する。
    その後、丸友観光に連れ去られたコスモスを追って東京に上陸し、国会議事堂で繭を作り成虫となる(その際の糸の噴射スピードは昭和版のそれよりも早い設定となっている)。

    同時期に成虫となったバトラと横浜上空で激しい戦いを繰り広げるが撃墜される。
    その後、上陸してきたゴジラに対して、バトラには決して使うことがなかった超音波ビームで攻撃し、バトラと助けあって和解、
    共闘の末にゴジラを戦闘不能状態にして海へと連れ去る
    (ゴジラの尻尾をつかんだときに足から電流のようなものを流していたが、威力や名称は不明)。
    が、突如復活したゴジラにバトラが倒され、その海上でゴジラを封印、バトラの使命を受け継ぎ、
    地球に追突する隕石の軌道を変えるため宇宙へ旅立つ。その際、体に付着したゴジラ細胞により、
    後のスペースゴジラ誕生の一因も造ることになる。
    超音波ビームと鱗粉(電磁鱗粉、イオンクラフトの原理で揚力を得ている)を武器とする。
    鱗粉が撒かれている間はその中に雷が発生するほか、あらゆる光線や熱線を乱反射してしまう。
    これによってゴジラは放射熱線を封じ込められたばかりか威力を逆利用され、さらにバトラのプリズム光線の連携攻撃にも遭い、
    敗退することとなる。コスモスは「モスラ最後の武器」と呼ぶ。
    これまでのシリーズと直接のつながりは無いが、関連書籍などでは4代目モスラと表記する書籍もある。

  • ハルオ・サカキ
    声 - 宮野真守、洲崎綾(幼少期)
    主人公。日本人。24歳。身長173センチメートル。階級は大尉。
    地球を脱出する直前に、両親がゴジラの襲撃に巻き込まれる様子を目撃した過去から、ゴジラに対して人一倍強い復讐心を抱いている。
    同時に、人類が真の意味で再起するためには人としてゴジラを倒すしかないと考えているが、
    人を捨てなければゴジラを倒せないと考えるガルグからはその矛盾を非難されている。
    宇宙船内ではダイチを父親代わりに育ち、ユウコのことは生まれた時から妹のように面倒を見てきた。
    高いカリスマを持ち、エクシフからはその献身性を、ビルサルドからは優れた自己決断力を評価されている。
    タウe上陸に反発し揚陸艇を占拠したことで第一級反逆罪を問われ、
    船内の独房で拘留される中でメトフィエスから与えられたアラトラム号の機密データを元に対ゴジラ戦術を執筆。
    さらにメトフィエスの計らいで罪状を保留される形で保釈され、地球降下に参加する。
    リーランドの戦死後はメトフィエスから指揮権を委譲される形で対ゴジラ戦術を実行に移し、
    自らもパワードスーツ機械化特務分隊を率いてゴジラ・フィリウスの背びれへプローブを打ち込みを行う。
    直後に出現したオリジナル個体のゴジラ・アースの襲撃により負傷するが、フツアのシェルターで目覚め、
    治療されていることに驚きながらもそこで遭遇したミアナと交友を結ぶ。
    600名いた隊員を50名にまで減らしてしまったことに苦悩を抱きながらも、ガルグからナノメタルプラントの現存を聞かされ地球残留を決める。
    しかし、メカゴジラシティでの滞在の中で無限増殖を続けるナノメタルとそれを生体にも利用するビルサルドへの不信を抱き、
    加えてゴジラに倒す上での人の在り方を巡ってガルグと対立してしまう。
    シティへのゴジラ接近が報告されると自らもヴァルチャー3番機に乗ってユウコやベルベと共にゴジラ誘導作戦に参加するが、
    自身の戦術案が通用しないゴジラに対してナノメタルを介したパイロット強化で攻撃を続行しようとしたガルグによって
    ユウコが生命の危機に晒されたことに激しく動揺。逡巡と葛藤の末にメトフィエスの言葉に従ってシティの中枢部を攻撃し
    ナノメタルの機能を止めるも、既にユウコは脳死状態となっており、結果的にガルグとベルベを自らの手で死なせてしまう。

    自らの迷いが招いた結果に絶望し、ゴジラにもう勝てないと心が折れてしまうが、
    自身がナノメタルに侵食されなかった事を奇跡とすることで地球人をカルトに引き込むメトフィエスに次第に不信感を抱き始める。
    更にビルサルドが自分の処刑を求めてアラトラム号で反乱を起こす事態となり、和解する時間を稼ぐために身を隠すことになるが、
    その中で生き残って命を繋げば勝ち、死んで消えれば負けというフツアの価値観を知り、マイナと結ばれる。
    ほどなくしてギドラが降臨し、それによる異常現象を目の当たりにしたハルオはメトフィエスが何かを企んでいることを確信し、
    その真の目的を知るためにメトフィエスと対峙するが、ガルビトリウムを右目に埋め込んだメトフィエスによって
    精神世界へと取り込まれてしまう。過去の凄惨な記憶を辿り、滅びの救済を説くメトフィエスに一度はなびきかけるが、
    両親がつけた自身の名の意味を思い出してメトフィエスを退け、
    ガルビトリウムを砕くことでゴジラがギドラに勝利する決定打を作った。
    ギドラとの戦いを終えてからはフツア族との共生を選び、妻になったマイナとの間に子どもを授かるが、
    ヴァルチャーの再起動の際にメトフィエスの声が届き、文明が再興し、ゴジラを怪獣たらしめる憎しみを持つ自分がいると、
    再びギドラがこの宇宙に現れてしまうことを悟る。そのためハルオは活動状態のナノメタルを宿すユウコを連れて、
    再起動したヴァルチャーに乗ってゴジラに特攻し、自身の命と引き換えにこの世界とギドラの繋がり、
    ナノメタルの脅威、そしてゴジラへの憎しみを絶った。
    小説により、母親は欧州奪還作戦におけるパリの戦いの英雄ハルカ・ヤシロ、
    父親は国連調査官としてこの小説の物語を記録したアキラ・サカキと判明。

  • そんな中、雲南省の施設から脱走した後、滝の中で蛹になっていたモスラが羽化して飛び立ち、    
    ゴジラの住処だったバミューダ海域に現れる。マーク達はモスラがゴジラと交信を試みていると気付いて   
    その反応からゴジラの生存を確認、潜水艦にゴジラのエネルギーとなる核弾頭を積んでゴジラが隠れている地点に向かう。     

    マークらはリックの提唱した地下空洞論に基づく海底洞窟の先にあった古代遺跡の奥地で休眠状態のゴジラを発見するが、    
    潜水艦の魚雷発射システムは事故で破損していたため、芹沢自らが小型潜水艇でゴジラのすぐ傍まで核弾頭を運んで手動で起爆、    
    ゴジラはそのエネルギーを取り込んで再起し、三度ギドラの元へと向かう。  

    北米でギドラとそのギドラの下に付いたラドンが暴れている間、マディソンは母がアランに勧めたオルカによる     
    怪獣の行動を抑制する方法を盗み聞きし、彼らがオルカから目を離した隙にオルカを持ってアジトから脱走。    
    母の言った通りにアジトのあったマサチューセッツ州・ボストンの野球スタジアムに忍び込んでそこの音響システムにオルカを接続、
    スタジアム全体をスピーカーにしてオルカの信号を世界全体に伝達し、怪獣達の動きを止めることに成功する。   
    しかし、ギドラはその信号を察知してボストンに飛来、マディソンを見つけるや彼女に襲いかかる。     
    そこにゴジラが出現してギドラの攻撃からマディソンを救い、ゴジラおよびアルゴを含めた米軍はギドラに攻撃を仕掛ける。      

    マークもオルカの信号からエマとマディソンがボストンにいることを知り、     
    ゴジラとギドラが争う地上に降りるとアランと袂を分かったエマとも合流してマディソンを捜索、    
    マディソンがボストンの旧自宅にいると推測してそこに向かう。    

    この時のゴジラは芹沢が起爆させた核弾頭のエネルギーの過剰摂取により数分で爆発する危険な状態に陥りながらも、 
    支援に現れたモスラの援護もあって一度は優位に立つが、ギドラが呼び寄せたラドンの乱入でモスラとは分断され、  
    さらにギドラの反撃で思わぬダメージを受けてしまう。
    どうにかラドンを退けたモスラもギドラの攻撃からゴジラを庇って消滅、ゴジラも体の限界が近づき窮地に追い込まれる。

    マークとエマは倒壊した自宅からマディソンを見つけ出し、
    地上から脱出する前に二人はオルカを修理してギドラの気を引く作戦を立てる。
    エマはマークとマディソンだけを逃して自分は単身オルカを使ってゴジラからギドラの注意を逸らすことに成功する。
    エマは猛追するギドラに追い詰められるが、ゴジラがエマの稼いだ時間の間に取り込んだモスラの力によって
    体内の核エネルギーの制御に成功し身体を赤熱化させた形態へと変化。
    連続で熱波攻撃を浴びせてギドラの身体を焼き尽くし、最後に残った首も熱線で完全に吹き飛ばし消滅させた。

    瓦礫の上に立つゴジラの前に各地より終結したムートー、ベヒモス、スキュラ、メトシェラらが現れ、
    更に生き延びていたラドンもゴジラに恭順の意を示していき、マークとマディソンらが見守る中、
    その輪の中心でゴジラの咆哮が響き渡る。

    その後、オキシジェンデストロイヤーの影響で魚が取れなくなったイスラ・デ・マーラに赴いていたアランは、
    その沖で漁師が引き上げた先の戦いでゴジラが噛みちぎったギドラの首の一つを見せられてそれの購入を申し出る。

    監督 マイケル・ドハティ
    脚本 マックス・ボレンスタイン マイケル・ドハティ ザック・シールズ
    出演者
    カイル・チャンドラー ヴェラ・ファーミガ ミリー・ボビー・ブラウン
    ブラッドリー・ウィットフォード 渡辺謙 サリー・ホーキンス
    チャールズ・ダンス トーマス・ミドルディッチ アイシャ・ハインズ
    オシェア・ジャクソン・Jr デヴィッド・ストラザーン チャン・ツィイー
    音楽 ベアー・マクレアリー
    主題歌 [ALEXANDROS] 「Pray」(日本語吹替版)
    製作会社 レジェンダリー・ピクチャーズ
    配給 ワーナー・ブラザース 東宝
    公開 2019年5月31日
    上映時間 132分
    製作国 アメリカ合衆国
    言語 英語

  • 220 名前: 名無しより愛をこめて 2023-11-13 21:19:43 

    >>203
    そんなに前からいるの?ちょっともうやべえな

  • 221 名前: 名無しより愛をこめて 2023-11-14 01:41:49 

    ゴジラとムートーの戦いから5年後、
    巨大怪獣の存在およびそれまで極秘に怪獣の調査を行ってきた秘密機関「モナーク」のことが公になり、
    以後世界各地で休眠状態の怪獣が次々と発見され、その地点には怪獣の生態を研究するための前哨基地が建てられた。
    中国・雲南省にある古代遺跡の内部に設置された第61前哨基地ではモナークの科学者エマ・ラッセル博士と
    娘のマディソンらが孵化した"モスラ"の幼虫との交信を試み、モスラの制御に成功する。
    しかし、そこへ環境テロリストであるアラン・ジョナ率いる傭兵部隊が基地を襲撃、エマとマディソンを連れ去り、
    怪獣と交信する装置"オルカ"も強奪されてしまう。その頃、モナークの有識者と政府役員との会議においてモナークは
    政府や世論から怪獣への対応と被害の責任についての追及を受け、あくまで怪獣殲滅を訴える政府に対し、
    モナークの科学者・芹沢猪四郎博士はあくまで怪獣との共存が必要だと説く。その折に芹沢らは雲南省で起こった事件の知らせを聞いて
    元モナークのメンバーで別居状態だったエマの夫マークに協力を要請、攫われた二人を救出するため力を合わせることとなり、
    マークを"ゴジラ"の生息域となっているバミューダ海域に設置された第54前哨基地に招いて今後の対応を協議する。
    一方、アラン達の目的は南極の氷塊に眠る怪獣"モンスターゼロ"を目覚めさせることであり、
    南極の第31前哨基地を占拠してモンスターゼロの復活作業を開始する。それと同時に海域に潜んでいたゴジラが行動を開始、
    その移動予測からゴジラが南極を目指していると知るとマーク達も司令母艦「アルゴ」で南極へと向かう。
    到着したモナークの兵士とテロリストが銃撃戦を繰り広げる中、マークは妻子と再会する。
    だがエマは彼の目の前で氷塊に仕掛けられた爆弾の起爆装置を押して氷塊を爆破、
    崩壊する基地からアランはエマとマディソンを連れて逃亡し、マーク達も間一髪で基地の崩壊から免れるも、
    マークと芹沢らは復活したモンスターゼロに襲われる。そこへゴジラが出現し、モンスターゼロと交戦を開始。
    その戦いに巻き込まれて芹沢の助手グレアムは死亡、マークも気を失ってしまう。
    そこに駆けつけたアルゴの攻撃を受けてモンスターゼロは逃亡、ゴジラもそれを追って海へと消える。
    アルゴ内で目覚めたマークは南極でのエマの行動から彼女が自らアランのテロリストグループに協力していると他の面々に語る。    
    そこにエマの声明が届き、     
    彼女は「人類の文明活動のせいで崩壊寸前の地球環境を修復するためには怪獣による破壊と再生が必要」と主張する。 
    直後にメキシコのイスラ・デ・マーラの火山火口に建てられた第56前哨基地のシステムが  
    テロリストグループにハッキングされ、エマはオルカの信号をそこから流して火山に眠る怪獣を呼び起こそうとする。 
    しかし、母の真意に気づいたマディソンがそれに反発して止めようとするもエマはアランに急かされる形でオルカを起動、  
    その音波に反応して火山の火口から"ラドン"が出現する。  

    現地民の避難の時間を稼ぐためアルゴとその護衛部隊が駆けつけてラドンを攻撃、   
    ラドンはアルゴを敵と見なして飛翔し、護衛部隊を瞬く間に壊滅させアルゴを執拗に追い回す。   
    しかし、ラドンはアルゴにこの時中米に近づいていたモンスターゼロの元に誘導されて、交戦の末に海へと叩き落される。  
    モンスターゼロは次にイスラ・デ・マーラからの避難民を収容していたアルゴに襲いかかるが、
    そこにゴジラも現れてモンスターゼロと海中で激しく争う。  
    だが、そこに米軍が怪獣殲滅用に開発した新兵器   
    「オキシジェン・デストロイヤー」を搭載したミサイルが飛来して両者の下で炸裂、ゴジラの生体反応は消失するが、  
    一方のモンスターゼロは健在であり、その直後に世界各地のモナークの前哨基地のある地点から次々と怪獣達が目覚め始める。 

    世界規模での復活した怪獣による災害が発生する中、これを芹沢はモンスターゼロが他の怪獣を支配し、   
    自身を中心にした怪獣の群れによる知能的な破壊活動であるとし、さらにアイリーンの調査でモンスターゼロが   
    "ギドラ"という名前であること、そのギドラは宇宙から襲来した生物でむしろ地球の生態系を破壊する存在であることが示唆される。 
    エマも復活させたギドラが他の怪獣達を勝手に操り始めたことで自分のプランが完全に破綻してしまったことに気づき、  
    アランに事態の収束させるよう願い出るが、アランはそれを聞き入れず、両者の間にも亀裂が生まれる。   

  • 222 名前: 名無しより愛をこめて 2023-11-14 01:41:58 

    アライグマ(洗熊、浣熊、学名:Procyon lotor)は、哺乳綱食肉目アライグマ科アライグマ属に分類される哺乳類。
    アライグマ属の模式種。タヌキに似ており、アライグマを英語でraccoon (common raccoon) と呼ぶのに対し、タヌキは raccoon dog と呼ぶ。
    前足を水中に突っ込んで獲物を探る姿が手を洗っているように見えることが名称の由来である。雑食性であり、小動物を捕獲して食べる。
    北アメリカ原産で、日本やヨーロッパにも外来種として生息する。移入後の繁殖により、農作物への被害や生態系への影響などが問題となっている。
    形態
    頭胴長42 - 60 cm尾長20 - 41 cm、体重4 - 10 kg。飼育下では体重が20 kgに達するものもいる。
    灰褐色の体毛をもち、眼のまわりから頬にかけて黒い斑紋がある。
    タヌキと誤認されることが多いが、タヌキとの違いとして長いふさふさとした尾には黒い横縞があるのが大きな特徴である。
    また、足が黒いタヌキやニホンアナグマと比べて、アライグマの足は白っぽく、耳には白い縁取りがある。
    さらに、クマなどと同じく、かかとをつける蹠行性(しょこうせい)という歩き方をするため、
    足跡は人の子供の手のような長い5本の指がくっきりとつく。この特徴は、本種と他の哺乳類とを識別する重要なポイントとなる。
    歯式は、3/3, 1/1, 4/4, 2/2の合計40本(切歯は上下で3本ずつ、犬歯は上下で1本ずつ、
    前臼歯は上下4本ずつ、後臼歯は上下2本ずつの合計40本の歯をもつ)。
    乳頭数は、胸部・腹部・鼠蹊部にそれぞれ1対、計6つとなり、まれに8つの乳頭をもつ個体が確認される。
    分布
    アメリカ合衆国、カナダ南部、中央アメリカ(メキシコなど)を原産地とする。
    日本では海外からの移入により広い地域に定着する。
    また、ドイツやフランスなどのヨーロッパ諸国、旧ソ連のベラルーシやアゼルバイジャン、
    西インド諸島といった国々にも外来種として定着している。
    生息地
    基本的に水辺近くの森林に生息するが、湿地、農耕地、海岸、都市といった幅広い環境に適応できる。
    アメリカにおけるアライグマの都市部への生息範囲の拡大は顕著で、最初の都市部への定着報告は1920年代に始まり、
    ワシントンD.C、ニューヨーク、シカゴ、トロントなど各地の都市に拡大している。基本的に夜行性だが、昼でも活動することがある。
    自分で巣を掘ることはなく、他の動物が地中に掘った巣穴、木の洞、時には農家の納屋や物置などで休む。
    四肢に水掻きはないが泳ぐことが可能で、後ろ足で立つこともでき、木登りもうまく、立体的な行動をみせる。
    行動圏は基本的に直径1-3キロメートルの範囲で、都市近郊に暮らす個体群は狭くなり、
    低い個体数密度では逆に拡大するといったように環境条件によって変化する。
    人間との関わり
    ペット
    アライグマはその可愛らしい風貌からペットとして人気が高かった。
    原産地であるアメリカでもペットとして飼育されており、例えば、アメリカ合衆国第30代大統領カルビン・クーリッジの妻である
    グレース・クーリッジは、レベッカという名のアライグマを可愛がっていたという逸話がある。
    自宅の庭先に現れる野生のアライグマに餌付けを行い、ペット同然に扱う人もいる。
    (ただし野生生物への餌付けは、個体数の増加のほかに、感染症や物理的傷害を受けるリスクがあるため好ましくないとされている。)
    2005年以降の日本では、アライグマは日本の気候に順応し、農作物に被害を与え、生態系を破壊する恐れがあるために、
    外来生物法により特定外来生物に指定された。したがって、日本では学術研究などの例外を除き、
    アライグマの飼育・譲渡・輸入は原則禁止されており、販売や野外に放つことは厳禁である。
    飼育
    人工的な環境下での寿命はおよそ14年。
    主食として、にんじん、りんご、バナナ、副食としてドッグフードを与え、水は食物を水につける習性があるので大きめの容器を使う。
    ケージは幼獣では犬用のペットケージで間に合うが、成長すると運動量が増えるため、
    木登り用の止まり木を含む、10平米以上の広さのケージを必要とする。
    日本国内では地方自治体が条例によってケージの規格を指定している場合がある。
    手先が器用で、簡易的な飼育設備ではすぐに脱走してしまうため施錠が必要。
    飼育環境としては、アライグマは比較的丈夫であるため、気温や湿度に神経質になる必要はないが、
    日当たりがあって風通しのよい環境に置くとされている。
    幼少期においては人に懐くが(ただし、幼少期の時点で暴れる個体もあり、性格の差が激しい)、
    成獣(特に発情期)になると気性が荒くなり、一般人がペットとして飼育するのは難しい動物である。

  • 223 名前: 名無しより愛をこめて 2023-11-14 01:42:06 

    ヘドラ
    体長
    0.1ミリメートルから20メートル(水中棲息期)
    30メートル(上陸期)
    40メートル(飛行期)
    60メートル(完全期)
    体重:4万8千トン(最大時)
    攻撃:ヘドリューム光線、ヘドロ弾、硫酸ミスト
    劇中での命名者は海洋生物学者、矢野徹の息子である研少年。また、最初に上陸した際、驚いた研に短剣で腹部を切り裂かれている。
    宇宙より隕石に乗って飛来したとうかがえる鉱物起源の生命体へドリュウムが、
    都市近海に堆積していたヘドロや公害による汚染物質と結合し、成長した姿。
    本作でヘドラに入り、後年には平成ゴジラに入ることとなるスーツアクターの薩摩剣八郎(本作では「中山剣吾」名義)いわく
    「ぼろぞうきんを重ね合わせた海坊主の幽霊みたい」な姿をしており、赤い目が縦に開いている。
    身体は乾燥するとボロボロに崩れるが、完全死を迎える前に水分が補給されると、破片の個々がオタマジャクシ似の形態に実体化する。
    それらは合体して大きな身体を形成するうえ、成長するにしたがって生える陸上用の足による二足歩行化を経て、
    最終的には飛行能力や光線発射能力まで発現する。飛行形態でゴジラを楽々と持ち運ぶほどの怪力や自らの体液でもあるヘドロなど、
    さまざまな能力を駆使してゴジラを苦しめた強敵である。
    ヘドラが通った後には硫酸ミストがまき散らされ、金属は錆びて人間は骨と化す。
    ヘドロや工場排気を吸い込んで取り込むため、一時的には環境を改善しているようにも思えるが、
    結局はその汚染物質を他の地域へ拡散させるため、「公害問題が、工業地帯など限られた地域に犠牲を強いている」という批判をも体現している。
    飛行や光線の原動力は体内での核爆発と設定されており、劇中で矢野博士は「恒星同様のもの」と解釈している。
    誕生当初は海でタンカーなどを襲っていたが、半ばまで成長すると上陸して工場地帯を襲撃し、そこでゴジラとの初戦に突入する。
    ゴジラの放射熱線を受けて一時退散した後、まもなく飛行能力を得て再来した際には周辺の都市と人間に大被害を与え、
    再戦したゴジラを翻弄する。その後、矢野博士の研究により最後まで水分を飛ばせば完全に殺すことが可能と推察され、
    自衛隊の協力で設置された大型の電 極 板に誘き寄せられるが、トラブルの連続によりダメージとならず、三度現れたゴジラと交戦する。
    そこでもゴジラの左目を潰し、右腕を白骨化させるなど激しい戦いを繰り広げるが、
    ついにゴジラの放射熱線で機能を発揮した電極 板の雷電攻撃を受けてダウンする。これにより絶命したかに思われたが、
    乾燥が完全ではなかったため、残骸の内側から脱皮するように新たなヘドラが出現し、逃亡を図る。
    しかし、放射熱線の応用による空中飛行で追撃してきたゴジラに電 極板へ連れ戻され、
    電流を浴びて再び押し倒されたうえに未乾燥の内部をえぐり出され、さらなる電流を浴びせられたことで完全死を迎える。
    ただし、エピローグではすでに「新たなヘドラ」が誕生していることが示唆されている。
    上記のとおり、乾燥には弱いものの完全に倒すことは非常に難しく、ゴジラ史上に残る難敵となっている。
    なお、他の怪獣を交えずに全編通してゴジラと1対1で戦った怪獣は、『キングコング対ゴジラ』(1962年)のキングコング以来9年ぶり。
    以後の作品では複数の怪獣が登場するタッグマッチ、あるいはハンディキャップマッチ形式が一般的になり、
    ヘドラは昭和ゴジラシリーズで最後にゴジラとシングル(1体1)で戦った怪獣となった。
    スーツアクターは前述したように中山が担当しており、彼の入った最初の怪獣であるが、スーツデザインと重量の関係からあまり動けず、
    ゴジラに入っていた中島春雄がリードしてゴジラが立ち回る感じのアクションにされたという。
    劇中、ヘドラが工場の煙突から煙を吸い上げるシーンはスーツ内に中山が入ったままであり、「非常に苦しかった」と語っている。
    また、一度撮影中に転んで起き上がれなくなってしまったことがある。

    名称
    関連書籍などでは各形態は水中棲息期、上陸期、飛行期と表記されるが、最後の形態は成長期、完全期、巨大化期と表記が分かれている。
    劇場予告編では「公害怪獣」ではなく、「忍者怪獣」と表記されていた。
    中島春雄やスタッフからは「ゴミ」と呼ばれていた。

    備考
    監督の坂野義光は敵役ヘドラの造形に関し、自ら脚本にト書きを入れるほどのこだわり
    (ヘドラの目玉について脚本に「女性器のような」という記述を加えるなど)を見せ、飛行態などのデザインにも積極的に関わっている。
    撮影初日にはヘドラの体に毒々しい反射素材の色彩を加えようと思いつき、自ら塗装を始め、ついにはこの作業に1日を費やしてしまった。

  • 224 名前: 名無しより愛をこめて 2023-11-14 01:42:14 

    2016年11月3日8時30分ごろ、東京湾羽田沖で大量の水蒸気が噴出、
    同時に海底を通る東京湾アクアラインでもトンネル崩落事故が発生、政府は原因を海底火山か熱水噴出孔の発生と見て対応を進める。
    矢口蘭堂(やぐち らんどう)内閣官房副長官は、ネット上の一般人の動画や目撃報告から、
    いち早く巨大生物の存在を示唆するが、一笑に付される。
    間もなく巨大生物の尻尾部分がテレビ報道され政府は認識を改める。
    巨大生物は多摩川河口から大田区内の呑川を這いずるように遡上し、蒲田で上陸、北進を始める。
    対処方針は駆除と決まり、自衛隊に害獣駆除を目的とした出動が要請される。巨大生物は北品川近くで変形、直立二足歩行を始める。
    自衛隊の攻撃ヘリコプターが攻撃位置に到着するが、付近に逃げ遅れた住民が発見され、攻撃は中止される。
    巨大生物は突然歩行を止め京浜運河から東京湾へと姿を消す。巨大生物は上陸から2時間強で死者・行方不明者100名以上の被害 を出した。
    巨大生物の再度襲来に備え、矢口を事務局長とした「巨大不明生物特設災害対策本部(巨災対)」が設置される。
    被害地域で微量の放射線量の増加が確認され、巨大生物の行動経路と一致したことから、巨大生物が放射線源と判明する。
    米国より大統領次席補佐官および大統領特使が極秘裏に来日し、巨大不明生物は海洋投棄された放射性廃棄物に適応進化した、
    「ゴジラ (Godzilla)」と呼称する未発表の生物であること、その研究していた牧悟郎という学者が行方不明であること、
    牧が残した謎の暗号化資料等が日本側へ提供された。巨災対は、ゴジラは体内の原子炉状の器官から活動エネルギーを得ており、
    そこから生じる熱は血液循環によって発散しているため、血液循環を阻害すればゴジラは生命維持のため自らスクラム停止・急激な冷却を行い、
    活動停止するはずであると結論づけ、血液凝固剤の経口投与によってゴジラを凍結させる「矢口プラン」(仮称)の具体検討を始める。
    11月7日、前回の倍近い大きさとなったゴジラが鎌倉市に再上陸、横浜市・川崎市を縦断して武蔵小杉に至る。
    自衛隊は武蔵小杉から多摩川河川敷を戦場とした 、ゴジラの都内進入阻止のための総力作戦「タバ作戦」を実行するが、
    傷一つ付けることができず、突破されてしまう。ゴジラは大田区・世田谷区・目黒区へと進行する。
    米国からの大使館防衛を理由に爆撃機をグアムから日本に向かわせたとの通知を受けて、政府は正式に米国に攻撃支援を要請する。
    港区にまで進行してきたゴジラに対し、米軍の爆撃機による攻撃を始め、ゴジラに初めて傷を負わせることに成功するが、
    ゴジラは口から火炎や光線を、背部からも複数の光線を放射しはじめ、爆撃機をすべて撃墜し、港・千代田・中央3区の市街地を破壊する。
    総理大臣官邸から立川広域防災基地へ避難するところであった総理大臣らが乗ったヘリコプターも光線によって撃墜され、
    総理を含め閣僚11名が死亡する。一方ゴジラは東京駅構内で活動を停止する。
    政府機能は立川に移転、総理大臣臨時代理も立てられ、 矢口はゴジラ対策の特命担当大臣に任命される。
    米軍の爆撃で得られたゴジラの組織片の分析より、今後ゴジラは無生殖で増殖しネズミ算式に群体化していくことや、
    小型化や有翼化、それにより大陸間を超えて拡散する可能性が示唆された。また2週間後には活動再開すると予測された。
    国連安保理はゴジラへの熱核攻撃を決議し、住民360万人の疎開が行われる。
    巨災対は核攻撃ではなく矢口プランによるゴジラ停止の完遂を切望するが、ゴジラには元素を変換する能力もあったことが判明し、
    血液凝固剤が無力化される懸念が生じてしまった。その直後、それまで謎だった牧の暗号化資料の解読の糸口が見つかり、
    解読・解析結果からゴジラの元素変換機能を阻害す る極限環境微生物の分子式が得られる。
    それを抑制剤として血液凝固剤と併せて投与することで解決の見通しが立った。
    国連軍の熱核攻撃開始も間近に迫る中、矢口プランは、「ヤシオリ作戦」という作戦名で、日米共同作戦として開始される。
    無人運転の列車を使った爆弾でゴジラを起こし、次にエネルギー消耗のみを狙った米軍の無人航空機群による攻撃が、
    ゴジラが光線を出せなくなるまで続く。光線が途切れたところを付近の高層ビルをゴジラに向け爆破・倒壊させてゴジラを転倒させる。
    建設機械部隊とコンクリートポンプ車隊が近づきポンプ車のアームより累計数百キロリットルの血液凝固剤をゴジラの口内に流し込む。
    これらの繰り返しにより、ようや くゴジラの凍結に成功する。ゴジラは東京駅脇に凍りついたまま立ちつくす。
    その尻尾の先端部には背びれを持つ人型の小柄な生物数体が、生じかけたまま静止していた

  • 225 名前: 名無しより愛をこめて 2023-11-14 01:42:21 

    ヒグラシ(Tanna japonensis)は、カメムシ目(半翅目)・セミ科に属するセミの一種。
    日本を含む東アジアに分布する中型のセミで、朝夕に甲高い声で鳴く。

    日本ではその鳴き声からカナカナ、カナカナ蝉などとも呼ばれる。
    漢字表記は蜩、茅蜩、秋蜩、日暮、晩蝉などがあり、秋の季語にもなっている。

    特徴
    成虫の体長はオス28-38mm、メス21-25mmほど。オスの腹部はメスよりも明らかに太くて長く、オスメスの区別がつけ易い。
    また、オスの腹腔内は大きな共鳴室が発達しているためほとんど空洞で、光が透けるほどである。
    体色はほとんど赤褐色だが、頭部の複眼附近、前胸の縁と背面中央は緑色をしている。
    ただし体色は個体群によって変異することがあり、山地のものはより黒っぽくなる傾向がある。

    なお、おもにヒグラシの成虫の寄生虫としてセミヤドリガ(Epipomponia nawai)というガの一種が知られ、
    成虫の腹部に1匹-数匹の蛆虫型のセミヤドリガの幼虫が外部寄生していることがある。
    またニクバエ科の一種・ヒグラシヤチニクバエ(ヒグラシヤドリバエ、Angiometopa cicadina)も
    稀にヒグラシに寄生するとされる。

    生態
    日本では北海道南部から奄美大島(原名亜種。亜種イシガキヒグラシは下記参照)と、ほぼ全国の範囲に生息する。
    日本以外では中国大陸に分布(朝鮮半島には分布しない。かつて記録されたことがあったが、現在は誤記録とされる)。
    広葉樹林やスギやヒノキの林に生息し、北海道から九州北部では平地から山地まで見られるが、
    九州南部以南ではやや標高の高い山地に生息する。

    俳句では秋の季語とされ、晩夏に鳴くセミのイメージがあるが、
    実際には(地域にもよるが)成虫は梅雨の最中の6月下旬頃から7月にかけて発生し、
    ニイニイゼミと同じく、他のセミより早く鳴き始める。
    以後は9月中旬頃までほぼ連日鳴き声を聞くことができる。

    鳴き声
    オスの鳴き声は甲高く、「キキキキキ…」「ケケケケケ…」「カナカナカナ…」などと聞こえる。
    標準的な聞きなしとしては「カナカナ」が使われる。
    日の出前・日の入り後の薄明時によく鳴くが、曇って薄暗くなった時、
    気温が下がった時、または林内の暗い区域などでは日中でも鳴く。
    夕方の日暮れ時に鳴く(稀に夜中の2時ぐらいにも鳴くことがある)ことから、
    「日を暮れさせるもの」としてヒグラシの和名がついた。
    また奄美大島産は鳴き声が本土産と多少異なるが、後述のイシガキヒグラシほどではない。

    朝夕に響く声は涼感や物悲しさを感じさせ、日本では古来より美しい声で鳴くセミとして文学などの題材にも使われてきた。
    テレビ番組などでも「夏の夕暮れ」を表す効果音としてこの鳴き声がよく用いられる。
    しかし間近で聞く声はかなり大きく、遠くで聴く「物悲しい印象」とは異なるともいう。

    分類
    界:動物界 Animalia
    門:節足動物門 Arthropoda
    綱:昆虫綱 Insecta
    目:カメムシ目(半翅目) Hemiptera
    亜目:ヨコバイ亜目(同翅亜目) Homoptera
    上科:セミ上科 Cicadoidea
    科:セミ科 Cicadidae
    亜科:セミ亜科 Cicadinae
    族:ホソヒグラシ族 Cicadini
    属:ヒグラシ属 Tanna
    種:ヒグラシ T. japonensis
    学名
    Tanna japonensis
    和名
    ヒグラシ
    英名
    Evening cicada

  • 226 名前: 名無しより愛をこめて 2023-11-14 01:42:35 

    ゴジラ・アース
    体高:50メートル(2030年)→300メートル以上(2万年後)
    体重:1万トン(2030年)→10万トン以上(2万年後)
    作品世界内に初めて現れたゴジラ。
    戦略生物学教授のキョウヘイ・ヤマネ博士らの命名で、大戸島に伝わる龍神「呉爾羅」から名付けられた。
    元は太平洋に生息しており、2030年5月29日、日本・小笠原諸島の大戸島に打ち上げられたカメーバIVの死骸からその存在が明るみになり、
    ヤマネ博士らが調査に派遣された。この時は発見に至らなかったがそのまま海中を東へ移動し、同年、アメリカ西エリアにて初めて姿が確認され、
    初出現時にはロサンゼルスとサンフランシスコを壊滅に追い込み海に消え、翌2031年にワシントン沖で米国海軍を奇襲した後にシアトルを蹂躙し、
    12月24日にはコロラドスプリングズにて米軍との総力戦に圧勝してインディアナポリスにて核攻撃に耐え、
    12月にかけてメキシコ湾へ姿を消すまでにアメリカにて推定870万人を死傷させる。
    2034年に西ヨーロッパに上陸すると、パリ防衛戦と称されるEUの総攻撃がも時間稼ぎにしかならず、ドイツを焼き尽くす。
    アルプスを越えてイタリアへ向かうかと思われていたが、2037年のザルツブルグ陽動作戦後、自らの意思で突如パリへ引き返し、
    海に消えるまでに推定600万人が死傷する。
    5年間の休眠を経て、2042年に復活した際には北極の氷を融解させながら地球に接近していた小惑星ゴラスを熱線で狙撃し完全に粉砕、
    海を南下して大西洋でオペレーション・ルネッサンス中の輸送船団ごと連合艦隊の主力を壊滅させると北米に上陸、
    地球連合首都兼武装都市となったニューヨークを一夜で滅ぼし、
    ビルサルドとエクシフの母船の核融合炉を暴走させたことによるクリーブランドを消滅させる「オペレーション・プロメテウス」にも耐え、
    さらに「プロジェクト・メカゴジラ」のための時間稼ぎとして行われた「オペレーション・ロングマーチ」にて、
    北アフリカと中央アジアに甚大な被害をもたらしている。これら計8回の出現を経て2044年には世界各地にて推定3億人以上の犠牲者を生む。
    2045年、人類が異星種族エクシフおよびビルサルドと共同で発足させた地球連合による「オペレーション・グレートウォール」の際、
    一度は2000発の熱核兵器でヒマラヤ山脈付近に形成された大断層帯に閉じ込められるが、
    熱量を溜め込んで山脈内部に膨大なマグマだまりを形成すると、その中を泳いで移動を開始、
    1年後の2046年1月に熱線で大断層帯を破壊して復活する。史上初の「怪獣由来の火山活動」により、
    後にG火口と呼ばれる地点で大噴火を引き起こし、火砕流で周辺に展開する地球連合の部隊を壊滅させ、
    そのままインド防衛線を突破してベンガル湾に消え、
    同年3月の遠州灘での地球連合海軍総戦力による富士山麓防衛戦では、艦隊も航空機も無視してメカゴジラの開発工場を狙撃、
    妨害する艦隊の大半を壊滅させると浜松に上陸して富士へ向かい「富士裾野決戦」で地上部隊も殲滅する。
    さらに翌日、東京湾を北上して芝浦埠頭から首都東京に上陸しわずか3時間足らずで首都圏を蹂躙、日本列島を壊滅させ消息不明となる。
    この時だけでユーラシア大陸にて2億人、日本にて1億人近い犠牲を生み出し、7億人まで減少した人類を地球から脱出せざるを得ない状況まで追い込んだ。
    以降2年は行方不明だったが、2048年3月にはアラトラム号出向を目前にリオデジャネイロを襲撃、
    3月11日にリオデジャネイロ郊外JSS3宇宙港を壊滅させ、13日には防衛軍の最終防衛線を突破されたことで本部施設を核自爆させることになる。
    それから3ヶ月間、未だ市民の残るサンパウロやサルヴァドールなどを攻撃して2億人以上を死傷させ、
    さらに南米を横断してエクアドルやペルーを焼き尽くし、7月31日には地球連合新本部ブエナベントゥラへ進行するも、モスラによって撃退。
    8月15日に再出現し、地球連合最後の作戦「オペレーション・クレードル」の陽動部隊と対峙する。
    アラトラム号が帰還した2万年後の地球では、G細胞由来の生物で構成された新しい生態系の頂点に君臨。
    2万年の間に成長をし続けた結果、巨大化しており、それに伴い超大音量の咆哮による共振現象で対象を粉砕する「超振動波攻撃」など、
    新たな能力も獲得している。劇中ではゴジラ・フィリウスを撃破したハルオ・サカキたち先遣隊の前に現れ、
    超振動波攻撃と尻尾を振りぬいて生み出した衝撃波によって部隊を壊滅状態に追い込む。

  • 227 名前: 名無しより愛をこめて 2023-11-14 01:42:42 

    メカゴジラ
    体高:50メートル 体長:100メートル 
    総重量:3万トン 
    人類が異星種族ビルサルドの協力を受けてひそかに開発した、自律思考金属体「ナノメタル」製の対ゴジラ決戦兵器
    正式名称は「対ゴジラ超重質量ナノメタル製決戦兵器:メカゴジラ」。略称は「メカゴジラ」あるいは「MG」。
    ビルサルドの科学技術の総力がつぎ込まれており、建造には3万トン以上の超重質量ナノメタルが使用されている。
    動力源はナノメタル粒子間連結組成による発電細胞用機関で、
    体内大量生成から高出力で発電した電力を常時大量蓄電し、行動用電力を随時放出する。
    制御はゴジラの電磁場による通信障害をA39ビルサルド方式電磁シールド技術で軽減、
    そのうえで散布ナノメタル粒子によるネットワークを形成し、内部AIから中央制御システムまでの半径50キロ圏内での常時接続を保証している。
    武装はナノメタルの自在変形機能を最大限活用したもので、
    ナノメタルの自在変形、自己修復・増殖機能により破損部位の多くは瞬時復旧が可能。
    西暦2042年、拡大するゴジラの暴威に鑑みて、恒星間移民船の建造を除く人類の全てのリソースが注ぎ込まれる形で決行された
    「プロジェクト・メカゴジラ」により、当時世界で最も優れた工業生産力を維持していた極東自治区(旧・日本)の富士山麓にて建造を開始。
    富士山麓宝永第一火口縁南方2キロメートル地点の地下200メートルに築かれた
    「地球連合軍・戦略技術研究所・ナノメタル研究センター併設メカゴジラ開発プラント」(通称:メカゴジラ建造工場)にて、
    専用の100GW級ビルサルディア型(ΩIII型磁場閉込方式)熱核融合炉4基からの大電力供給を受けて
    地下ナノメタル生成棟・MG組立棟・AI製造棟を稼働させ、計736名の人員によって進められた。
    ゴジラを地上に押し留める「オペレーション・ロングマーチ」およびゴジラを地中深くに閉じ込める
    「オペレーション・グレートウォール」の間に機体そのものは完成するが、2046年3月の「富士裾野決戦」で何らかの理由から起動に失敗し、
    遠州灘からゴジラに熱線で工場を狙撃され喪失する。
    しかし打ち捨てられたナノメタルは、メカゴジラ頭部の人工知能から発せられる指示に従い機能を停止することなく増殖を続け、
    2万年かけて工場周囲の直径14キロメートルに「メカゴジラシティ」を形成するに至った。
    その存在は「人類最後の希望」として一般にも公表されており、
    映画監督エガートン・オーバリーの手で5作品の政府広報映画が制作、公開されている。

    武装 
    収束中性子砲
    頭部ナノプレートを変形させた特殊砲身と発生装置で構成される荷電粒子砲。中性子透過力を利用し、
    対象の外殻を貫通、体内組織を融解させる。想定で5キロメートル以上離れた地点からゴジラへの攻撃と反撃を防止し、迅速な接近運動を補助する。

    ブレードランチャー
    背部ブレードを電磁カタパルトで射出し、誘導操縦飛行させて対象を切り裂く質量弾体攻撃。3キロメートル地点での弾幕による撹乱が目的。

    ハイパーランス 
    前方両腕部を高速伸長し、急速粒子圧縮で硬質化させることで生成するランス状対象打突・貫通攻撃。最大伸長は500メートル。
    対象貫通後は、ナノメタル粒子充填・侵食を行う。
    ナノメタル最大硬質化時のモース硬度及びビッカーズ硬度については共にダイヤモンドの約10倍に到達。
    想定では1キロメートル地点で跳躍後にゴジラ上空で起動し、全体重を加重させたハイパーランスチャージ攻撃で体表組織を貫通後、
    先端部から体内深層部へのナノメタル侵食により組織構造を瞬時分析、ゴジラの機能停止を実施する。

    テイルブロー 
    尾部全体を鞭状運動させた切断攻撃。上体捻り運動による尾部先端速度の超音速化、
    プラズマブースターによる運動方向への追加加速、尾部形状の刃形状変形、ヒレ状ブレードの高速往復運動等の複合効果で、
    切断、衝撃波粉砕を行う。

    ナノメタル粒子散布型熱エネルギー緩衝層 
    半径300メートルの周囲空間にナノメタル粒子を散布し、エネルギー兵器の拡散防御を行う。
    シミュレーション上では到達エネルギーの9割を拡散する。実体質量弾に対する防御も可能。
    メカゴジラシティでも熱線の対策で展開された。

    積層耐熱装甲板 
    メカゴジラ外殻部位各部の瞬時変形による防御手段。
    想定では5キロメートル地点への接近直後に胸部装甲を変形させ、熱エネルギー緩衝層との併用で熱線を防御する。
    メカゴジラシティでもプラント表面に形成されるはずだったが、ゴジラの侵攻を受けて武装の配置を優先するために途中で建造が中止された。

  • 228 名前: 名無しより愛をこめて 2023-11-14 01:42:51 

    太陽系離脱に傾倒する中央委員会をよそに、ハルオたちは前回の対ゴジラ戦術にシティを組み込んだ新戦術を立案し、
    パワードスーツを改良した新兵器「ヴァルチャー」の設計や、ゴジラ・アースへの止めとして用いる
    「EMPプローブハープーン」の開発など準備を進めるが、地下で自己増殖を続けるナノメタルを見たハルオは
    ナノメタルへの強い不安を抱き始め、さらにナノメタルに不信感を持つ地球人の兵士たちがナノメタルを使ってシティと同化していく
    ビルサルドの姿を目撃して騒ぎ出すという事件が起きる。ビルサルドと地球人の間に齟齬が生じる中、
    熱光学遮断フィールドが解除されたことでシティを発見したゴジラ・アースが進攻を開始する。
    ヴァルチャーの本格的な量産もまだという不完全な状態で作戦開始を迫られたハルオは、
    ユウコとかつての教官リルエル・ベルベとともに先行開発されていたヴァルチャーに乗り込み、ゴジラ・アースの誘導を行う。
    その間に準備を整えたガルグたちは、ゴジラ・アースの足元をナノメタルで固定してEMPプローブハープーンを撃ち込むが、
    ゴジラ・アースは高熱波を発生することでプローブを溶解させたうえ、シティを全身からの超高熱波で包み込む。
    シティが崩壊の危機に直面する中、ガルグらビルサルドはナノメタルを纏ってシティと同化したうえ、
    ヴァルチャーを特攻兵器とするためにハルオやユウコにも強制的にナノメタル強化を施そうと目論む。
    それを拒絶したマーティンら地球人がシティから脱走し、辛くもフツアの鱗粉によって浸食を免れたハルオは、
    メトフィエスによる説得とガルグによる主張の間で苦悩するが、苦しむユウコを救うためにガルグたちのいる管制ルームを破壊する。
    その直後、ハープーンを完全に無力化したゴジラ・アースの熱線によってシティは完全に破壊され、
    ハルオはヴァルチャーからユウコを救出するが間に合わず、変わり果てた彼女を抱きしめながら慟哭どうこくする。

    星を喰う者
    メカゴジラシティの陥落後、ユウコは脳死状態と判定され、ハルオは自らの選択の結果に打ちひしがれる。
    一方、メトフィエスはハルオがナノメタルの侵食を受けなかったのは神の加護によるものだと説き、
    ハルオを神に選ばれた英雄と祭り上げることで、メカゴジラシティの敗北で絶望した生存者たちの大半を信者に引き込むことに成功する。
    ハルオは、自らを含む幾人かが侵食を免れたのはフツアの治療によるものであると訴えるが、メトフィエスはそれを承知の上で信者を増やし、
    自分たちが崇める神を呼び出す準備をしていることを告白する。
    ハルオのメトフィエスへの不信感が募る中、アラトラム号ではメカゴジラシティの一件によって種族間の対立が深刻化する。
    ビルサルドは実力行使でアラトラム号の動力室を占拠し、同胞を殺めゴジラ撃滅の好機を逃したハルオの極刑を要求する。
    その情報を受け取ったハルオは、マーティンの提案で対立が鎮静化する時間を稼ぐために敢えてフツアの隠れ家に身を隠し、
    その中でミアナ及びマイナと交流して、生き残って命を繋げば勝ち、死んで消えれば負けというフツアの価値観を知る。
    そしてハルオはかつてゴジラ・アースに敗れた自分を助けて治療した真の恩人であり、
    想いを寄せるが故にハルオが死ぬことを恐れるマイナと結ばれる。
    しかし同じころ、メトフィエスは自身を怪しむミアナを捕らえた上で信者たちとともに神を呼び出す準備を着々と進め、
    遂にエクシフが神と崇める高次元怪獣「ギドラ」を降臨させる。ギドラは信者となった生存者たちを生け贄として喰い尽くし、
    この宇宙の法則に囚われないが故に機械に観測されない超常的存在としてアラトラム号の近辺に出現する。
    アラトラム号は時空間を歪めるギドラの前に何が起きているか理解できないまま撃沈され、そのままギドラは地上に出現し、
    迎撃に現れたゴジラ・アースをも圧倒する。ギドラの力を目の当たりにしたハルオは、
    エクシフの真の目的を知るためにメトフィエスと対峙する。

  • 229 名前: 名無しより愛をこめて 2023-11-14 01:42:59 

    20世紀末、人類は環境変化が原因で地球上に出現した巨大生物「ゴジラ」の脅威に晒されるようになった。
    半世紀に渡り敗走を重ねた人類は種全体の存続を図り、一部の人間を他星に移住させる計画を立案する。
    2048年3月14日、恒星間移民船の1つ「アラトラム号」はコンピュータによって選抜された一部の人間と、
    同盟を結んでいた異星人種「エクシフ」と「ビルサルド」を乗せ、11.9光年彼方の惑星くじら座タウ星eを目指して旅立った。

    怪獣惑星
    出発から約22年後。
    過酷な宇宙生活の末に人類はタウ星eに到着するが、そこは人類の生存に適さない環境であり、移住計画は事実上失敗に終わる。
    老人ばかりの志願者たちで入植を強行しようとする中央委員会に対し、
    ハルオ・サカキはタウe星からの即刻退去と移民プランの完全棄却を要求して揚陸艇に篭城するも拘束され、
    タウ星eへの着陸を試みた揚陸艇は降下中の事故で全員死亡する。
    今後の移民が困難となり、さらにハルオがエクシフの軍属神官メトフィエスの協力で立案した「対ゴジラ戦術」がリークされたことで、
    船員たちの間では地球帰還を望む声が高まり、中央委員会は地球への帰還を決断する。
    アラトラム号は長距離亜空間航行を用いて往路よりもはるかに短い時間で地球へと到着する。
    しかし、亜空間航行の影響で地球では約2万年[注釈 2]もの歳月が経過していたうえ、調査の結果、未だにゴジラが生存していることが判明する。
    中央委員会は帰還を諦めようとするが、メトフィエスの後押しでハルオの戦術案が採用され、
    ゴジラ殲滅のため600名からなる地球降下部隊を派遣することが決定する。
    保釈されたハルオは、幼なじみのユウコ・タニやエリオット・リーランドと共に地球に降下し、
    ゴジラ捜索のための準備と変わり果てた地球環境の調査を進める。
    しかしその最中、ゴジラに捜索に当たる予定だったリーランドの部隊が怪獣セルヴァムの襲撃に遭い、被害を受ける。
    さらなる犠牲を避けるため、メトフィエスの案でリーランドたちは仲間の部隊との合流を経て撤退を試みるが、
    部隊は事前の作戦ルートを行軍中にゴジラと遭遇する。ハルオはゴジラの防御力の要である非対称性透過シールドの電磁パルスパターンを解析するため
    単身ゴジラに挑み、それを支援しようと単身ゴジラに攻撃を仕掛けたリーランドの死と引き換えにデータの入手に成功する。
    ゴジラから逃れ、ビルサルドの技術士官ムルエル・ガルグと合流したハルオは指揮権を掌握したメトフィエスから指揮権を委譲され、
    作戦の続行を決定する。ハルオたちは多くの犠牲を払いながらも作戦を進め、ついにゴジラのシールドを一時的に無力化し、撃破に成功する。
    念願のゴジラ討伐を果たした一同は歓喜するが、環境生物学者マーティン・ラッザリは、
    今回討伐したゴジラが経過年月と比較して何の変化もないことから、2万年前の個体とは別である可能性を指摘する。
    そして、マーティンの推測を裏付けるかのようにハルオたちの前に2万年もの間300メートルの大きさまで進化を続けた
    「ゴジラ・アース」が出現し、部隊はまたたく間に壊滅に追い込まれる。

    決戦機動増殖都市
    ゴジラ・アースの攻撃で気を失っていたハルオが意識を取り戻すとそこは木造の住居で、しかも自分の身体もすでに治療されていたことに驚く。
    はぐれた仲間を探そうとした家を出た所を家主らしき人型種族の少女に遭遇、ハルオは慌てて逃げ出した彼女を追いかけてどうにか接触し、
    自らの命の恩人となった少女のミアナと交流を結ぶ。
    一方、ユウコ、アダム、ベルベを含む残存部隊の一つがミアナの同族と思しき少女に襲われていたが、
    そこにハルオとミアナが駆けつけたことで助かり、改めてミアナたち民族の集落に客人として招き入れられると
    先に保護されていたマーティンやガルグとも再会する。ハルオたちは、ミアナとその姉のマイナから彼らのいう神の卵の意思を介し、
    彼女らの種族の名が「フツア」であること、そのフツアの神もすでにゴジラに殺され、もはやゴジラに敵う術はないという話を聞かされる。
    マーティンは、フツアが2万年前の人類の末裔で、現在の環境に適応するために昆虫の特徴を取り込んだ新人類だと推測する。
    その後、生存者たちからも退却案が飛び出す中、とにかく軌道上の母船と連絡を取ろうと揚陸艇のコクピットブロックを探す途中で
    メトフィエスとも合流できたハルオたちは母船に迎えを要請するが、ガルグはマイナがセルヴァム撃退に使った狩猟道具に
    かつて対ゴジラ用最終決戦兵器として建造された「メカゴジラ」の構成素材「ナノメタル」が用いられていることに気づき、
    その生産プラントが残されている可能性を見い出す。

  • 230 名前: 名無しより愛をこめて 2023-11-14 01:43:08 

    1999年、フィリピンでの炭鉱崩落事故を調査中の芹沢猪四郎博士らは、炭鉱の深部で巨大な恐竜のような生物の化石を発見する。
    化石には別種の生物の繭が寄生しており、付近には巨大な何かがはい出たような痕跡が残っている。
    一方、日本の雀路羅(じゃんじら)市にある原子力発電所に勤務する核物理学者のジョー・ブロディは、
    原子炉直下で発生する不可解な地震について調査を要請する。
    ジョーの妻で技師のサンドラが原子炉の安全確認に向かうが、突如起こった巨大な揺れによって原子炉が暴走し、
    原発は倒壊した。

    15年後、ブロディ夫妻の息子でアメリカ海軍爆弾処理班のフォードは、
    父のジョーが日本で警察に逮捕されたという知らせを受ける。ジョーは妻の命を奪った原発事故の真相を探るべく、
    立入禁止区域となった原発跡地に侵入し逮捕されていた。
    原発跡で15年前と同じ事態が起きつつある兆候を察知したジョーは、
    フォードと共に禁止区域へ再侵入し実家に残されたデータを回収するも、付近をパトロールしていた武装集団に捕まり、
    原発跡地内の研究施設へ連行される。

    施設内にはかつての地震の原因となった巨大な繭があり、「モナーク」と称する秘密機関が調査を行っていたが、
    すでに繭は羽化を開始していた。羽化した生物は研究施設を破壊して東へ飛び去り、
    施設の倒壊に巻き込まれたジョーは命を落とす。芹沢らはジョーの遺した情報を持つフォードとともに
    原子力空母「サラトガ」にて「ムートー」と名付けられた巨大生物を追う。
    モナークの目的は、ペルム紀末の大量絶滅を生き延びた太古の巨大生物「ゴジラ」を研究し、
    その存在を社会から隠蔽する事だった。芹沢はムートー排除のためゴジラも再び現れると推測する。

    ムートーは洋上でロシア海軍アクラ型原子力潜水艦を襲い、その核燃料を捕食するためオアフ島に上陸する。
    怪獣はホノルル市街に侵攻し米軍と交戦するが、間もなくしてそこにムートーを追って来たゴジラが60年ぶりに地上に姿を現す。
    両者は空港で対峙するがムートーは飛行して逃亡、それを追うゴジラも海へ消えた。

    一方、アメリカのユッカマウンテン放射性廃棄物処分場に保管されていたフィリピンの繭から新たなムートーが羽化し、
    ラスベガスを破壊しさらに西へと進行する。

    サンフランシスコ湾で3体の怪獣が衝突すると推測する軍指揮官のステンツ提督は、
    芹沢の反対を押し切って戦略核兵器の使用許可を得る。
    弾頭には電磁パルスの影響を受けないアナログ式の時限装置を使用し、3匹の怪獣を太平洋上へ誘引し、
    殲滅する作戦が実行されることになった。米軍は2基の核弾頭を列車でサンフランシスコへ輸送しようと試みるが、
    雌のムートーの襲撃を受けて弾頭1基を飲み込まれてしまう。
    もう1基の弾頭はサンフランシスコ湾内への輸送には成功するものの、海上で雄のムートーに奪われ、
    雌がサンフランシスコ市街地に築いた巣へ運ばれる。弾頭の起爆装置は既にカウントダウンを開始しており、
    数時間後には逃げ遅れた市民が核爆発に巻き込まれてしまう。
    フォードは弾頭起爆阻止を目的とした軍の部隊に参加し、HALO降下によってサンフランシスコ市内へ突入する。

    湾内に浮上したゴジラはゴールデンゲートブリッジを破壊し市街地へ侵攻。
    ゴジラはフォードの妻のエルが勤める病院の近くで2体のムートーと交戦する。
    その傍らでフォードたちは弾頭を発見するが、その破損状態は激しく時限装置を停止させることが出来ない。
    部隊は船で弾頭を洋上へと持ち去り、少しでも市街地から引き離す作戦に移行する。
    一方フォードはムートーが既に巣に無数の卵を産み付けていることに気付き、
    横転しているタンクローリーのガソリンを利用し巣全体を爆破する。

    ゴジラは二体のムートーの連携攻撃に苦戦を強いられていたが、
    巣が爆破されたことに気を取られた雌のムートーが戦闘を放棄したことで形勢が逆転、
    熱線を放ち雌のムートーを一時的に戦闘不能にし、さらに襲ってきた雄のムートーを強烈な尻尾の一撃で倒す。
    一方で核弾頭を奪われたことに気付いた雌のムートーが復活し部隊を壊滅させ、更にフォードに迫るが、
    追って来たゴジラに熱線を放たれ絶命する。エネルギーを消耗したゴジラはその場に崩れ落ちた。
    核弾頭はフォードによって小型船で洋上へ運ばれ、遥か遠くの沖合いで大爆発した。

    翌朝、フォードは避難所のコロシアムに訪れ、そこで家族との再会を果たす。
    一方で、瓦礫の中で死んだと思われていたゴジラが覚醒し、海へ戻り始めた。
    万感の思いで見つめる芹沢らを背に、ゴジラは咆哮を上げ海中へと姿を消していったのであった。

  • 231 名前: 名無しより愛をこめて 2023-11-14 06:38:21 

    自動で透明あぼんされてた

  • ラドン (Rodan) は、映画『空の大怪獣ラドン』をはじめとする東宝製作の怪獣映画に登場する架空の怪獣である。          
    ゴジラ、モスラと共に東宝三大怪獣と称される。

    特徴
    翼竜プテラノドンが突然変異した怪獣。
    特撮美術監督の渡辺明がプテラノドンをモチーフにデザインしており、名の由来にもなっているが、プテラノドンに比べて様々な差違があり、プテラノドンの頭部にある一本の後頭部に伸びる角状の突起が、2つに分かれて生えており(『ゴジラvsメカゴジラ』では3本)、嘴は鳥類のそれに近い形状で、鳥類には無い歯が生えている(元となったプテラノドンにもない)が、
    プテラノドン等の翼竜と比べればとても小さくて短い。
    腹部にはニードルのようなゴツゴツとした鱗がある。尾はプテラノドンの細い皮膜が付いたものではなく、楕円状にゆるく拡がっている。着地しての直立二足歩行が可能で、翼を広げたままで陸上走行を行うことも多い。
    巨大な上に超音速で飛ぶため、ソニックブームを巻き起こし、飛ぶだけで市街を破壊してしまう。

    シリーズによって攻撃能力が異なり、『三大怪獣 地球最大の決戦』では嘴で敵をつついたり、
    足の爪で引っ掻く攻撃が主で、ゴジラと互角に戦う力を持っている。また、『ゴジラvsメカゴジラ』に再登場したラドンはゴジラの熱線を受けてファイヤーラドンとなり、放射熱線と同程度の威力のウラニウム熱線を吐く能力を身につけた。
    ラドンの声にはコントラバスの音と人間の声を素材として加工したものが使われており、
    本作の後も『ウルトラマン』のアントラーやvsシリーズに登場したキングギドラ、バトラの声などに流用された。

    『ゴジラ・ミニラ・ガバラ オール怪獣大進撃』では怪獣島の怪獣の1体として、
    『地球攻撃命令 ゴジラ対ガイガン』では『キングギドラの大逆襲』タイトル時期の企画に味方側の怪獣として、
    『モスラ3 キングギドラ来襲』ではモスラ(新)の敵怪獣として登場する予定があったが、いずれも途中で変更になっている。

    ラドンが登場する映画リスト
    空の大怪獣ラドン(1956年)
    三大怪獣 地球最大の決戦(1964年)
    怪獣大戦争(1965年)
    怪獣総進撃(1968年)
    ゴジラvsメカゴジラ(1993年)
    ゴジラ FINAL WARS(2004年)
    ゴジラ キング・オブ・モンスターズ (2019年)

    『空の大怪獣ラドン』のラドン
    身長:50メートル
    翼長:120メートル
    体重:1万5千トン

    核実験の放射能や火山ガスによる高温化の影響で現代に復活した。
    劇中でプテラノドンとの関連性を示すような発言があるが、直接は明言されていない。
    ただし、シナリオ上の設定でプテラノドンは
    「中生紀に生息した飛竜の一種で空飛ぶ始祖鳥としては最大のもの」とされている。

    阿蘇の炭坑の奥で卵から雛が誕生し、古代トンボの幼虫メガヌロンを捕食していた。
    成長した1頭が阿蘇山から出現し、航空自衛隊のF-86戦闘機と大規模な空中戦を展開して追撃を振り切った後、
    佐世保や福岡に降り立って大暴れする。このとき口から煙のようなものを吐いており、
    パチンコ屋に突っ込んだタンクローリーを爆発炎上させている。

    陸空両自衛隊からの猛攻によって危機に陥ったところにもう1頭が出現するが、
    最後は帰巣本能で阿蘇山に帰ってきたところに自衛隊のミサイル攻撃を受け、
    その影響で阿蘇山が噴火して2頭のラドンは脱出するもマグマの噴出に巻き込まれ、真っ赤な溶岩の中に消える。

    スーツアクターは中島春雄。
    作中ではラストシーンになるまでラドンが2頭いるという明確な描写がない。
    一応の伏線は張られているが、世界各地で未確認飛行物体による被害が同時に出ているという電話を
    航空自衛隊の基地司令室で新聞記者が本社から受け取るという非常に分かりづらい演出のため、
    海外公開版では2頭いることを説明するシーンが追加されている。
    監督の本多猪四郎も、特技監督の円谷英二も「この2頭のラドンはつがいである」と述べている。[要出典]
    本作のラドンは背中に緑と黄色のラインが入っている。頭部造形は利光貞三、胴体は八木勘寿、八木康栄による。
    デザインは数回にわたって検討され、
    「始祖鳥タイプ」、「鳥の羽をつけたもの」「翼竜タイプ」の検討用粘土モデルが作られている。
    子供のラドンは、手踊り式のギニョール・モデルで表現されている。
    初期のデザインスケッチには始祖鳥をモチーフとしたものも存在していたが、後には翼竜をモチーフとしたものに変更された。

    ゴジラやモスラと並ぶ知名度を持つものの、タイトルに名前が冠された作品は2016年現在、デビュー作の『空の大怪獣ラドン』のみである。

  • 『シン・ゴジラ』では神のような神秘的な存在としていたが、本作品のゴジラは怪獣ではなく、
    生物のような方向に寄せていったといい、上に手の平を向けていた『シン・ゴジラ』に対して本作品では生物であることから下に向けている。
    進化するという設定は、『シン・ゴジラ』の設定が取り入れられており、各形態には山森の提案で過去の東宝怪獣の意匠が入れられている。

    ゴジラアクアティリス
    第3話で登場した第0形態。
    深度900メートルのところを50ノットで泳いでいる姿が潜水艦によって確認されている。
    第6話にて東京湾内に侵入しようとしたマンダの群れを追ってその全体像を表した。そのままマンダの群れを仕留めつつ、東京湾に上陸する。
    モササウルスのような姿から水棲生物であると思われる。四肢は進化途中のようなヒレのようになっており、長い尾の先端は水かきがある指のような尾ビレになっている。
    顔つきはワニに似ており、触覚のような細いツノが頭部にある。表皮は赤く、海を通過するとその海は紅塵に包まれて赤く染まる。
    アクアティリスとはラテン語で水生を意味する。
    ヒレのような足は海から来るため、水中で自然と活動できるような形となった。
    初期設定では、クラゲのような生態の生物や、シラスのようなものから魚のような形に進化する案もあった。

    ゴジラアンフィビア
    第7話で東京に上陸を果たしたゴジラ アクアティリスが変態した第1形態。
    イグアナのような顔つきの陸棲生物のような姿となり、四肢は爬虫類に似た形の脚となり、四足歩行を行う。
    政府によって南房総地方の伝承に基づいてゴジラの名称が与えられる。
    第8話で代々木公園での自衛隊からの砲撃を受けてマイナス20度の可燃性のガス状物質を口から放出し、その砲撃の爆発が冷気に引火した途端、
    次第に高温のガスとなって爆炎を誘引して一帯を巻き込む熱膨張を起こして直径500メートル範囲を焼き尽くし、自身をも焼き尽くして自らの総質量を超える紅塵を放出して包まれることで、
    硬質の組織と溶けてドロドロの状態が下にある炭化層の外殻に覆われた蛹のような状態になり、活動停止した。
    体皮は茶褐色、頭部は濃褐色となりツノの形状も変化している。
    アンフィビアとはラテン語で両生類を意味する。
    頭部にはバランの意匠が取り入れられている。

    ゴジラテレストリス
    第9話で活動停止して蛹状態となっていたゴジラアンフィビアが、固まった外殻が剥がれ落ちてさらに変態した第2形態。
    前脚は小さくなって後脚だけで立ち上がり、完全二足歩行形態となっている。
    自衛隊の砲弾投下を予期して着弾前に体組織を触手のように変化させて包んで着弾と同時に破裂させて本体への衝撃を和らげるといった防御能力を持ち、
    背びれを青白く発光させながら口元に光のリングを形成して吐く能力も見られる。
    角や尾ビレがなくなり、首から上半身は細くなり、頭部は小さくなっている。表皮は青い鱗状だが、眉間から背鰭に沿って赤いラインが残る。
    テレストリスとはラテン語で陸生を意味する。
    最終形態の前の息子のようなポジションであることから、ミニラのオマージュとして光輪を口から吐くものとなった。

    ゴジラウルティマ
    3度の形態変化を経て究極の姿となったゴジラの第3形態で、本作品におけるゴジラの正式名称。
    千葉県逃尾市(にがしおし)にて古くから伝わる伝承が描かれた浮世絵には、古史羅(こしら)と記述されている。
    また、同市に戦前から存在する旧嗣野地区管理局(電波観測所)“ミサキオク”の地下にはゴジラウルティマの全身骨格が存在していた。
    第10話でゴジラテレストリスが自衛隊と交戦して集中砲火を浴びる中で変態し、この形態となる。
    形態変化後、自衛隊の攻撃を鎧のような強硬な外皮で寄せ付けぬまま背鰭と口内を青白く光らせ、
    口元に7つの大小さまざまな光輪を放射して複数重ねた重力レンズで空間を捻じ曲げて1か所に収縮させると、
    そのまま光輪をくぐるように熱線を原子ビームのように圧縮して発射する能力を見せつけ、東京を一瞬で火の海に変えた。
    体色は歴代ゴジラと同じく黒あるいは濃灰色。後脚は極太になっており、背ビレも大きく発達している。
    この形態になった直後まではビル数階建てぐらいの大きさだったが、紅塵を吸収し続けたことで最終的に100メートルを超える巨体となった。
    さらに成長を続けて自身が特異点となり、地球人類は破局を迎えつつあったが、謎の巨大化を果たしたジェットジャガーとの交戦の末、
    完成型オーソゴナル・ダイアゴナライザーによってジェットジャガー諸共巨大な青い結晶となり、消滅した。
    なお、最終話では人間サイズの怪獣が背ビレ辺りに潜んでいた。
    ウルティマとはラテン語で終わりを意味する。

  • 映画『モスラ』(1961年)のモスラ
    幼虫
    体長:180メートル(最大時)
    体重:2万トン(最大時)
    成虫
    体長:135メートル
    翼長:250メートル
    体重:1万5千トン
    インファント島の守護神。小美人が興行師ネルソンに連れ去られたため、本能で小美人を追って東京にやってきた。
    幼虫の形態で180メートルにまで巨大に成長して都内を破壊し、東京タワーに繭を張って成虫になると、
    今度はネルソンの逃亡先であるロリシカ国のニューカークシティを破壊するが、福田善一郎たちが空港にモスラの紋章を描き、
    着地したところに返された小美人を連れてインファント島へ帰る。

    この作品の幼虫のみ、夜間の海上で光り輝いている。
    ただし、苦労して撮影した割に分かりづらかったためか、以後のシリーズで発光する描写は見られず、設定にも表記されたことはない。
    原作「発光妖精とモスラ」では繭を作る建造物は東京タワーではなく国会議事堂であるが、60年安保をモチーフにした部分があり、
    政治性が強いという理由から変更された。
    1960年11月24日の読売新聞には、漫画家の阿部和助が書いた鳥のような頭とボディの成虫のイラストが掲載された。
    羽の長さ100メートル、胴の長さ70 - 80メートルと書かれている。

    造形
    幼虫・成虫とも利光貞三、村瀬継蔵、八木勘寿、八木康栄による造形。
    幼虫は3尺ほどの操演ミニチュアが、機関車のミニチュアの仕掛けを流用内蔵した自走式のものと、
    プール撮影や東京タワーのシーンなどで使われた操演用のものと用意された。
    渋谷から東京タワーに迫るシーンの幼虫は、高さが6尺、長さ33尺(約10メートル)、
    重さ約120キログラムほどもある製作費200万円の大型のぬいぐるみで撮影された。
    演技者は中島春雄、手塚勝巳ら総勢8人が入って動かしている。手塚は『空の大怪獣ラドン』でもメガヌロンの先頭に入っていた経験から
    先頭操作に抜擢された。村瀬継蔵は、このモスラの顔の周りにフジツボをつけ、籐のヒゲを生やして生物感を表現している。
    また、ラテックスの表皮に艶を出そうとソフトビニール素材「ビニール・ゾル」をコーティングしたところ、特技監督の円谷に大変喜ばれた。
    村瀬は監督の喜ぶ顔が見たくて、撮影ではがれるたびに毎回手間をかけてコーティングをし直したという。

    平成VSシリーズ
    『ゴジラvsモスラ』
    幼虫
    体長:120メートル
    体重:1万5千トン
    成虫
    翼長:175メートル
    体重:2万トン
    飛行速度:マッハ2
    地球の先住民族コスモスの守護神。幼虫の眼は再び青くなっている。
    この作品以降から幼虫の尾の三つに分かれた突起の真ん中が長く伸びている。

    同族だが傾向が異なるバトラとは戦う運命にあり、不本意ながらこれと戦う。
    インファント島の地中から卵が出現し、島の開発を行っていた丸友観光によって日本に運ばれる途中に孵化。
    孵化の直前に出現したゴジラと戦うが、バトラの乱入に遭ってインファント島に帰還する。
    その後、丸友観光に連れ去られたコスモスを追って東京に上陸し、国会議事堂で繭を作り成虫となる(その際の糸の噴射スピードは昭和版のそれよりも早い設定となっている)。

    同時期に成虫となったバトラと横浜上空で激しい戦いを繰り広げるが撃墜される。
    その後、上陸してきたゴジラに対して、バトラには決して使うことがなかった超音波ビームで攻撃し、バトラと助けあって和解、
    共闘の末にゴジラを戦闘不能状態にして海へと連れ去る
    (ゴジラの尻尾をつかんだときに足から電流のようなものを流していたが、威力や名称は不明)。
    が、突如復活したゴジラにバトラが倒され、その海上でゴジラを封印、バトラの使命を受け継ぎ、
    地球に追突する隕石の軌道を変えるため宇宙へ旅立つ。その際、体に付着したゴジラ細胞により、
    後のスペースゴジラ誕生の一因も造ることになる。
    超音波ビームと鱗粉(電磁鱗粉、イオンクラフトの原理で揚力を得ている)を武器とする。
    鱗粉が撒かれている間はその中に雷が発生するほか、あらゆる光線や熱線を乱反射してしまう。
    これによってゴジラは放射熱線を封じ込められたばかりか威力を逆利用され、さらにバトラのプリズム光線の連携攻撃にも遭い、
    敗退することとなる。コスモスは「モスラ最後の武器」と呼ぶ。
    これまでのシリーズと直接のつながりは無いが、関連書籍などでは4代目モスラと表記する書籍もある。

  • ハルオ・サカキ
    声 - 宮野真守、洲崎綾(幼少期)
    主人公。日本人。24歳。身長173センチメートル。階級は大尉。
    地球を脱出する直前に、両親がゴジラの襲撃に巻き込まれる様子を目撃した過去から、ゴジラに対して人一倍強い復讐心を抱いている。
    同時に、人類が真の意味で再起するためには人としてゴジラを倒すしかないと考えているが、
    人を捨てなければゴジラを倒せないと考えるガルグからはその矛盾を非難されている。
    宇宙船内ではダイチを父親代わりに育ち、ユウコのことは生まれた時から妹のように面倒を見てきた。
    高いカリスマを持ち、エクシフからはその献身性を、ビルサルドからは優れた自己決断力を評価されている。
    タウe上陸に反発し揚陸艇を占拠したことで第一級反逆罪を問われ、
    船内の独房で拘留される中でメトフィエスから与えられたアラトラム号の機密データを元に対ゴジラ戦術を執筆。
    さらにメトフィエスの計らいで罪状を保留される形で保釈され、地球降下に参加する。
    リーランドの戦死後はメトフィエスから指揮権を委譲される形で対ゴジラ戦術を実行に移し、
    自らもパワードスーツ機械化特務分隊を率いてゴジラ・フィリウスの背びれへプローブを打ち込みを行う。
    直後に出現したオリジナル個体のゴジラ・アースの襲撃により負傷するが、フツアのシェルターで目覚め、
    治療されていることに驚きながらもそこで遭遇したミアナと交友を結ぶ。
    600名いた隊員を50名にまで減らしてしまったことに苦悩を抱きながらも、ガルグからナノメタルプラントの現存を聞かされ地球残留を決める。
    しかし、メカゴジラシティでの滞在の中で無限増殖を続けるナノメタルとそれを生体にも利用するビルサルドへの不信を抱き、
    加えてゴジラに倒す上での人の在り方を巡ってガルグと対立してしまう。
    シティへのゴジラ接近が報告されると自らもヴァルチャー3番機に乗ってユウコやベルベと共にゴジラ誘導作戦に参加するが、
    自身の戦術案が通用しないゴジラに対してナノメタルを介したパイロット強化で攻撃を続行しようとしたガルグによって
    ユウコが生命の危機に晒されたことに激しく動揺。逡巡と葛藤の末にメトフィエスの言葉に従ってシティの中枢部を攻撃し
    ナノメタルの機能を止めるも、既にユウコは脳死状態となっており、結果的にガルグとベルベを自らの手で死なせてしまう。

    自らの迷いが招いた結果に絶望し、ゴジラにもう勝てないと心が折れてしまうが、
    自身がナノメタルに侵食されなかった事を奇跡とすることで地球人をカルトに引き込むメトフィエスに次第に不信感を抱き始める。
    更にビルサルドが自分の処刑を求めてアラトラム号で反乱を起こす事態となり、和解する時間を稼ぐために身を隠すことになるが、
    その中で生き残って命を繋げば勝ち、死んで消えれば負けというフツアの価値観を知り、マイナと結ばれる。
    ほどなくしてギドラが降臨し、それによる異常現象を目の当たりにしたハルオはメトフィエスが何かを企んでいることを確信し、
    その真の目的を知るためにメトフィエスと対峙するが、ガルビトリウムを右目に埋め込んだメトフィエスによって
    精神世界へと取り込まれてしまう。過去の凄惨な記憶を辿り、滅びの救済を説くメトフィエスに一度はなびきかけるが、
    両親がつけた自身の名の意味を思い出してメトフィエスを退け、
    ガルビトリウムを砕くことでゴジラがギドラに勝利する決定打を作った。
    ギドラとの戦いを終えてからはフツア族との共生を選び、妻になったマイナとの間に子どもを授かるが、
    ヴァルチャーの再起動の際にメトフィエスの声が届き、文明が再興し、ゴジラを怪獣たらしめる憎しみを持つ自分がいると、
    再びギドラがこの宇宙に現れてしまうことを悟る。そのためハルオは活動状態のナノメタルを宿すユウコを連れて、
    再起動したヴァルチャーに乗ってゴジラに特攻し、自身の命と引き換えにこの世界とギドラの繋がり、
    ナノメタルの脅威、そしてゴジラへの憎しみを絶った。
    小説により、母親は欧州奪還作戦におけるパリの戦いの英雄ハルカ・ヤシロ、
    父親は国連調査官としてこの小説の物語を記録したアキラ・サカキと判明。

  • そんな中、雲南省の施設から脱走した後、滝の中で蛹になっていたモスラが羽化して飛び立ち、    
    ゴジラの住処だったバミューダ海域に現れる。マーク達はモスラがゴジラと交信を試みていると気付いて   
    その反応からゴジラの生存を確認、潜水艦にゴジラのエネルギーとなる核弾頭を積んでゴジラが隠れている地点に向かう。     

    マークらはリックの提唱した地下空洞論に基づく海底洞窟の先にあった古代遺跡の奥地で休眠状態のゴジラを発見するが、    
    潜水艦の魚雷発射システムは事故で破損していたため、芹沢自らが小型潜水艇でゴジラのすぐ傍まで核弾頭を運んで手動で起爆、    
    ゴジラはそのエネルギーを取り込んで再起し、三度ギドラの元へと向かう。  

    北米でギドラとそのギドラの下に付いたラドンが暴れている間、マディソンは母がアランに勧めたオルカによる     
    怪獣の行動を抑制する方法を盗み聞きし、彼らがオルカから目を離した隙にオルカを持ってアジトから脱走。    
    母の言った通りにアジトのあったマサチューセッツ州・ボストンの野球スタジアムに忍び込んでそこの音響システムにオルカを接続、
    スタジアム全体をスピーカーにしてオルカの信号を世界全体に伝達し、怪獣達の動きを止めることに成功する。   
    しかし、ギドラはその信号を察知してボストンに飛来、マディソンを見つけるや彼女に襲いかかる。     
    そこにゴジラが出現してギドラの攻撃からマディソンを救い、ゴジラおよびアルゴを含めた米軍はギドラに攻撃を仕掛ける。      

    マークもオルカの信号からエマとマディソンがボストンにいることを知り、     
    ゴジラとギドラが争う地上に降りるとアランと袂を分かったエマとも合流してマディソンを捜索、    
    マディソンがボストンの旧自宅にいると推測してそこに向かう。    

    この時のゴジラは芹沢が起爆させた核弾頭のエネルギーの過剰摂取により数分で爆発する危険な状態に陥りながらも、 
    支援に現れたモスラの援護もあって一度は優位に立つが、ギドラが呼び寄せたラドンの乱入でモスラとは分断され、  
    さらにギドラの反撃で思わぬダメージを受けてしまう。
    どうにかラドンを退けたモスラもギドラの攻撃からゴジラを庇って消滅、ゴジラも体の限界が近づき窮地に追い込まれる。

    マークとエマは倒壊した自宅からマディソンを見つけ出し、
    地上から脱出する前に二人はオルカを修理してギドラの気を引く作戦を立てる。
    エマはマークとマディソンだけを逃して自分は単身オルカを使ってゴジラからギドラの注意を逸らすことに成功する。
    エマは猛追するギドラに追い詰められるが、ゴジラがエマの稼いだ時間の間に取り込んだモスラの力によって
    体内の核エネルギーの制御に成功し身体を赤熱化させた形態へと変化。
    連続で熱波攻撃を浴びせてギドラの身体を焼き尽くし、最後に残った首も熱線で完全に吹き飛ばし消滅させた。

    瓦礫の上に立つゴジラの前に各地より終結したムートー、ベヒモス、スキュラ、メトシェラらが現れ、
    更に生き延びていたラドンもゴジラに恭順の意を示していき、マークとマディソンらが見守る中、
    その輪の中心でゴジラの咆哮が響き渡る。

    その後、オキシジェンデストロイヤーの影響で魚が取れなくなったイスラ・デ・マーラに赴いていたアランは、
    その沖で漁師が引き上げた先の戦いでゴジラが噛みちぎったギドラの首の一つを見せられてそれの購入を申し出る。

    監督 マイケル・ドハティ
    脚本 マックス・ボレンスタイン マイケル・ドハティ ザック・シールズ
    出演者
    カイル・チャンドラー ヴェラ・ファーミガ ミリー・ボビー・ブラウン
    ブラッドリー・ウィットフォード 渡辺謙 サリー・ホーキンス
    チャールズ・ダンス トーマス・ミドルディッチ アイシャ・ハインズ
    オシェア・ジャクソン・Jr デヴィッド・ストラザーン チャン・ツィイー
    音楽 ベアー・マクレアリー
    主題歌 [ALEXANDROS] 「Pray」(日本語吹替版)
    製作会社 レジェンダリー・ピクチャーズ
    配給 ワーナー・ブラザース 東宝
    公開 2019年5月31日
    上映時間 132分
    製作国 アメリカ合衆国
    言語 英語

  • 237 名前: 名無しより愛をこめて 2023-11-14 23:53:41 

    >>180
    シンゴジラの続編なら見てみたいわ
    あちらは結末からして明確にその後も事件が続くはずだから
    対してマイナスワンは続編を作るなら新たな事件を起こさないといけない
    蛇足になる予感しかしないからこれはこれで終わりでいい

  • 238 名前: 名無しより愛をこめて 2023-11-15 00:11:30 

    マイナスワンは続編作ろうとしても
    ドラマパートの登場人物が変わるだけだろうな

  • 239 名前: 名無しより愛をこめて 2023-11-15 05:31:38 

    ゴジラとムートーの戦いから5年後、
    巨大怪獣の存在およびそれまで極秘に怪獣の調査を行ってきた秘密機関「モナーク」のことが公になり、
    以後世界各地で休眠状態の怪獣が次々と発見され、その地点には怪獣の生態を研究するための前哨基地が建てられた。
    中国・雲南省にある古代遺跡の内部に設置された第61前哨基地ではモナークの科学者エマ・ラッセル博士と
    娘のマディソンらが孵化した"モスラ"の幼虫との交信を試み、モスラの制御に成功する。
    しかし、そこへ環境テロリストであるアラン・ジョナ率いる傭兵部隊が基地を襲撃、エマとマディソンを連れ去り、
    怪獣と交信する装置"オルカ"も強奪されてしまう。その頃、モナークの有識者と政府役員との会議においてモナークは
    政府や世論から怪獣への対応と被害の責任についての追及を受け、あくまで怪獣殲滅を訴える政府に対し、
    モナークの科学者・芹沢猪四郎博士はあくまで怪獣との共存が必要だと説く。その折に芹沢らは雲南省で起こった事件の知らせを聞いて
    元モナークのメンバーで別居状態だったエマの夫マークに協力を要請、攫われた二人を救出するため力を合わせることとなり、
    マークを"ゴジラ"の生息域となっているバミューダ海域に設置された第54前哨基地に招いて今後の対応を協議する。
    一方、アラン達の目的は南極の氷塊に眠る怪獣"モンスターゼロ"を目覚めさせることであり、
    南極の第31前哨基地を占拠してモンスターゼロの復活作業を開始する。それと同時に海域に潜んでいたゴジラが行動を開始、
    その移動予測からゴジラが南極を目指していると知るとマーク達も司令母艦「アルゴ」で南極へと向かう。
    到着したモナークの兵士とテロリストが銃撃戦を繰り広げる中、マークは妻子と再会する。
    だがエマは彼の目の前で氷塊に仕掛けられた爆弾の起爆装置を押して氷塊を爆破、
    崩壊する基地からアランはエマとマディソンを連れて逃亡し、マーク達も間一髪で基地の崩壊から免れるも、
    マークと芹沢らは復活したモンスターゼロに襲われる。そこへゴジラが出現し、モンスターゼロと交戦を開始。
    その戦いに巻き込まれて芹沢の助手グレアムは死亡、マークも気を失ってしまう。
    そこに駆けつけたアルゴの攻撃を受けてモンスターゼロは逃亡、ゴジラもそれを追って海へと消える。
    アルゴ内で目覚めたマークは南極でのエマの行動から彼女が自らアランのテロリストグループに協力していると他の面々に語る。    
    そこにエマの声明が届き、     
    彼女は「人類の文明活動のせいで崩壊寸前の地球環境を修復するためには怪獣による破壊と再生が必要」と主張する。 
    直後にメキシコのイスラ・デ・マーラの火山火口に建てられた第56前哨基地のシステムが  
    テロリストグループにハッキングされ、エマはオルカの信号をそこから流して火山に眠る怪獣を呼び起こそうとする。 
    しかし、母の真意に気づいたマディソンがそれに反発して止めようとするもエマはアランに急かされる形でオルカを起動、  
    その音波に反応して火山の火口から"ラドン"が出現する。  

    現地民の避難の時間を稼ぐためアルゴとその護衛部隊が駆けつけてラドンを攻撃、   
    ラドンはアルゴを敵と見なして飛翔し、護衛部隊を瞬く間に壊滅させアルゴを執拗に追い回す。   
    しかし、ラドンはアルゴにこの時中米に近づいていたモンスターゼロの元に誘導されて、交戦の末に海へと叩き落される。  
    モンスターゼロは次にイスラ・デ・マーラからの避難民を収容していたアルゴに襲いかかるが、
    そこにゴジラも現れてモンスターゼロと海中で激しく争う。  
    だが、そこに米軍が怪獣殲滅用に開発した新兵器   
    「オキシジェン・デストロイヤー」を搭載したミサイルが飛来して両者の下で炸裂、ゴジラの生体反応は消失するが、  
    一方のモンスターゼロは健在であり、その直後に世界各地のモナークの前哨基地のある地点から次々と怪獣達が目覚め始める。 

    世界規模での復活した怪獣による災害が発生する中、これを芹沢はモンスターゼロが他の怪獣を支配し、   
    自身を中心にした怪獣の群れによる知能的な破壊活動であるとし、さらにアイリーンの調査でモンスターゼロが   
    "ギドラ"という名前であること、そのギドラは宇宙から襲来した生物でむしろ地球の生態系を破壊する存在であることが示唆される。 
    エマも復活させたギドラが他の怪獣達を勝手に操り始めたことで自分のプランが完全に破綻してしまったことに気づき、  
    アランに事態の収束させるよう願い出るが、アランはそれを聞き入れず、両者の間にも亀裂が生まれる。   

  • 240 名前: 名無しより愛をこめて 2023-11-15 05:31:44 

    アライグマ(洗熊、浣熊、学名:Procyon lotor)は、哺乳綱食肉目アライグマ科アライグマ属に分類される哺乳類。
    アライグマ属の模式種。タヌキに似ており、アライグマを英語でraccoon (common raccoon) と呼ぶのに対し、タヌキは raccoon dog と呼ぶ。
    前足を水中に突っ込んで獲物を探る姿が手を洗っているように見えることが名称の由来である。雑食性であり、小動物を捕獲して食べる。
    北アメリカ原産で、日本やヨーロッパにも外来種として生息する。移入後の繁殖により、農作物への被害や生態系への影響などが問題となっている。
    形態
    頭胴長42 - 60 cm尾長20 - 41 cm、体重4 - 10 kg。飼育下では体重が20 kgに達するものもいる。
    灰褐色の体毛をもち、眼のまわりから頬にかけて黒い斑紋がある。
    タヌキと誤認されることが多いが、タヌキとの違いとして長いふさふさとした尾には黒い横縞があるのが大きな特徴である。
    また、足が黒いタヌキやニホンアナグマと比べて、アライグマの足は白っぽく、耳には白い縁取りがある。
    さらに、クマなどと同じく、かかとをつける蹠行性(しょこうせい)という歩き方をするため、
    足跡は人の子供の手のような長い5本の指がくっきりとつく。この特徴は、本種と他の哺乳類とを識別する重要なポイントとなる。
    歯式は、3/3, 1/1, 4/4, 2/2の合計40本(切歯は上下で3本ずつ、犬歯は上下で1本ずつ、
    前臼歯は上下4本ずつ、後臼歯は上下2本ずつの合計40本の歯をもつ)。
    乳頭数は、胸部・腹部・鼠蹊部にそれぞれ1対、計6つとなり、まれに8つの乳頭をもつ個体が確認される。
    分布
    アメリカ合衆国、カナダ南部、中央アメリカ(メキシコなど)を原産地とする。
    日本では海外からの移入により広い地域に定着する。
    また、ドイツやフランスなどのヨーロッパ諸国、旧ソ連のベラルーシやアゼルバイジャン、
    西インド諸島といった国々にも外来種として定着している。
    生息地
    基本的に水辺近くの森林に生息するが、湿地、農耕地、海岸、都市といった幅広い環境に適応できる。
    アメリカにおけるアライグマの都市部への生息範囲の拡大は顕著で、最初の都市部への定着報告は1920年代に始まり、
    ワシントンD.C、ニューヨーク、シカゴ、トロントなど各地の都市に拡大している。基本的に夜行性だが、昼でも活動することがある。
    自分で巣を掘ることはなく、他の動物が地中に掘った巣穴、木の洞、時には農家の納屋や物置などで休む。
    四肢に水掻きはないが泳ぐことが可能で、後ろ足で立つこともでき、木登りもうまく、立体的な行動をみせる。
    行動圏は基本的に直径1-3キロメートルの範囲で、都市近郊に暮らす個体群は狭くなり、
    低い個体数密度では逆に拡大するといったように環境条件によって変化する。
    人間との関わり
    ペット
    アライグマはその可愛らしい風貌からペットとして人気が高かった。
    原産地であるアメリカでもペットとして飼育されており、例えば、アメリカ合衆国第30代大統領カルビン・クーリッジの妻である
    グレース・クーリッジは、レベッカという名のアライグマを可愛がっていたという逸話がある。
    自宅の庭先に現れる野生のアライグマに餌付けを行い、ペット同然に扱う人もいる。
    (ただし野生生物への餌付けは、個体数の増加のほかに、感染症や物理的傷害を受けるリスクがあるため好ましくないとされている。)
    2005年以降の日本では、アライグマは日本の気候に順応し、農作物に被害を与え、生態系を破壊する恐れがあるために、
    外来生物法により特定外来生物に指定された。したがって、日本では学術研究などの例外を除き、
    アライグマの飼育・譲渡・輸入は原則禁止されており、販売や野外に放つことは厳禁である。
    飼育
    人工的な環境下での寿命はおよそ14年。
    主食として、にんじん、りんご、バナナ、副食としてドッグフードを与え、水は食物を水につける習性があるので大きめの容器を使う。
    ケージは幼獣では犬用のペットケージで間に合うが、成長すると運動量が増えるため、
    木登り用の止まり木を含む、10平米以上の広さのケージを必要とする。
    日本国内では地方自治体が条例によってケージの規格を指定している場合がある。
    手先が器用で、簡易的な飼育設備ではすぐに脱走してしまうため施錠が必要。
    飼育環境としては、アライグマは比較的丈夫であるため、気温や湿度に神経質になる必要はないが、
    日当たりがあって風通しのよい環境に置くとされている。
    幼少期においては人に懐くが(ただし、幼少期の時点で暴れる個体もあり、性格の差が激しい)、
    成獣(特に発情期)になると気性が荒くなり、一般人がペットとして飼育するのは難しい動物である。

  • 241 名前: 名無しより愛をこめて 2023-11-15 05:31:51 

    ヘドラ
    体長
    0.1ミリメートルから20メートル(水中棲息期)
    30メートル(上陸期)
    40メートル(飛行期)
    60メートル(完全期)
    体重:4万8千トン(最大時)
    攻撃:ヘドリューム光線、ヘドロ弾、硫酸ミスト
    劇中での命名者は海洋生物学者、矢野徹の息子である研少年。また、最初に上陸した際、驚いた研に短剣で腹部を切り裂かれている。
    宇宙より隕石に乗って飛来したとうかがえる鉱物起源の生命体へドリュウムが、
    都市近海に堆積していたヘドロや公害による汚染物質と結合し、成長した姿。
    本作でヘドラに入り、後年には平成ゴジラに入ることとなるスーツアクターの薩摩剣八郎(本作では「中山剣吾」名義)いわく
    「ぼろぞうきんを重ね合わせた海坊主の幽霊みたい」な姿をしており、赤い目が縦に開いている。
    身体は乾燥するとボロボロに崩れるが、完全死を迎える前に水分が補給されると、破片の個々がオタマジャクシ似の形態に実体化する。
    それらは合体して大きな身体を形成するうえ、成長するにしたがって生える陸上用の足による二足歩行化を経て、
    最終的には飛行能力や光線発射能力まで発現する。飛行形態でゴジラを楽々と持ち運ぶほどの怪力や自らの体液でもあるヘドロなど、
    さまざまな能力を駆使してゴジラを苦しめた強敵である。
    ヘドラが通った後には硫酸ミストがまき散らされ、金属は錆びて人間は骨と化す。
    ヘドロや工場排気を吸い込んで取り込むため、一時的には環境を改善しているようにも思えるが、
    結局はその汚染物質を他の地域へ拡散させるため、「公害問題が、工業地帯など限られた地域に犠牲を強いている」という批判をも体現している。
    飛行や光線の原動力は体内での核爆発と設定されており、劇中で矢野博士は「恒星同様のもの」と解釈している。
    誕生当初は海でタンカーなどを襲っていたが、半ばまで成長すると上陸して工場地帯を襲撃し、そこでゴジラとの初戦に突入する。
    ゴジラの放射熱線を受けて一時退散した後、まもなく飛行能力を得て再来した際には周辺の都市と人間に大被害を与え、
    再戦したゴジラを翻弄する。その後、矢野博士の研究により最後まで水分を飛ばせば完全に殺すことが可能と推察され、
    自衛隊の協力で設置された大型の電 極 板に誘き寄せられるが、トラブルの連続によりダメージとならず、三度現れたゴジラと交戦する。
    そこでもゴジラの左目を潰し、右腕を白骨化させるなど激しい戦いを繰り広げるが、
    ついにゴジラの放射熱線で機能を発揮した電極 板の雷電攻撃を受けてダウンする。これにより絶命したかに思われたが、
    乾燥が完全ではなかったため、残骸の内側から脱皮するように新たなヘドラが出現し、逃亡を図る。
    しかし、放射熱線の応用による空中飛行で追撃してきたゴジラに電 極板へ連れ戻され、
    電流を浴びて再び押し倒されたうえに未乾燥の内部をえぐり出され、さらなる電流を浴びせられたことで完全死を迎える。
    ただし、エピローグではすでに「新たなヘドラ」が誕生していることが示唆されている。
    上記のとおり、乾燥には弱いものの完全に倒すことは非常に難しく、ゴジラ史上に残る難敵となっている。
    なお、他の怪獣を交えずに全編通してゴジラと1対1で戦った怪獣は、『キングコング対ゴジラ』(1962年)のキングコング以来9年ぶり。
    以後の作品では複数の怪獣が登場するタッグマッチ、あるいはハンディキャップマッチ形式が一般的になり、
    ヘドラは昭和ゴジラシリーズで最後にゴジラとシングル(1体1)で戦った怪獣となった。
    スーツアクターは前述したように中山が担当しており、彼の入った最初の怪獣であるが、スーツデザインと重量の関係からあまり動けず、
    ゴジラに入っていた中島春雄がリードしてゴジラが立ち回る感じのアクションにされたという。
    劇中、ヘドラが工場の煙突から煙を吸い上げるシーンはスーツ内に中山が入ったままであり、「非常に苦しかった」と語っている。
    また、一度撮影中に転んで起き上がれなくなってしまったことがある。

    名称
    関連書籍などでは各形態は水中棲息期、上陸期、飛行期と表記されるが、最後の形態は成長期、完全期、巨大化期と表記が分かれている。
    劇場予告編では「公害怪獣」ではなく、「忍者怪獣」と表記されていた。
    中島春雄やスタッフからは「ゴミ」と呼ばれていた。

    備考
    監督の坂野義光は敵役ヘドラの造形に関し、自ら脚本にト書きを入れるほどのこだわり
    (ヘドラの目玉について脚本に「女性器のような」という記述を加えるなど)を見せ、飛行態などのデザインにも積極的に関わっている。
    撮影初日にはヘドラの体に毒々しい反射素材の色彩を加えようと思いつき、自ら塗装を始め、ついにはこの作業に1日を費やしてしまった。

  • 242 名前: 名無しより愛をこめて 2023-11-15 05:31:58 

    2016年11月3日8時30分ごろ、東京湾羽田沖で大量の水蒸気が噴出、
    同時に海底を通る東京湾アクアラインでもトンネル崩落事故が発生、政府は原因を海底火山か熱水噴出孔の発生と見て対応を進める。
    矢口蘭堂(やぐち らんどう)内閣官房副長官は、ネット上の一般人の動画や目撃報告から、
    いち早く巨大生物の存在を示唆するが、一笑に付される。
    間もなく巨大生物の尻尾部分がテレビ報道され政府は認識を改める。
    巨大生物は多摩川河口から大田区内の呑川を這いずるように遡上し、蒲田で上陸、北進を始める。
    対処方針は駆除と決まり、自衛隊に害獣駆除を目的とした出動が要請される。巨大生物は北品川近くで変形、直立二足歩行を始める。
    自衛隊の攻撃ヘリコプターが攻撃位置に到着するが、付近に逃げ遅れた住民が発見され、攻撃は中止される。
    巨大生物は突然歩行を止め京浜運河から東京湾へと姿を消す。巨大生物は上陸から2時間強で死者・行方不明者100名以上の被害 を出した。
    巨大生物の再度襲来に備え、矢口を事務局長とした「巨大不明生物特設災害対策本部(巨災対)」が設置される。
    被害地域で微量の放射線量の増加が確認され、巨大生物の行動経路と一致したことから、巨大生物が放射線源と判明する。
    米国より大統領次席補佐官および大統領特使が極秘裏に来日し、巨大不明生物は海洋投棄された放射性廃棄物に適応進化した、
    「ゴジラ (Godzilla)」と呼称する未発表の生物であること、その研究していた牧悟郎という学者が行方不明であること、
    牧が残した謎の暗号化資料等が日本側へ提供された。巨災対は、ゴジラは体内の原子炉状の器官から活動エネルギーを得ており、
    そこから生じる熱は血液循環によって発散しているため、血液循環を阻害すればゴジラは生命維持のため自らスクラム停止・急激な冷却を行い、
    活動停止するはずであると結論づけ、血液凝固剤の経口投与によってゴジラを凍結させる「矢口プラン」(仮称)の具体検討を始める。
    11月7日、前回の倍近い大きさとなったゴジラが鎌倉市に再上陸、横浜市・川崎市を縦断して武蔵小杉に至る。
    自衛隊は武蔵小杉から多摩川河川敷を戦場とした 、ゴジラの都内進入阻止のための総力作戦「タバ作戦」を実行するが、
    傷一つ付けることができず、突破されてしまう。ゴジラは大田区・世田谷区・目黒区へと進行する。
    米国からの大使館防衛を理由に爆撃機をグアムから日本に向かわせたとの通知を受けて、政府は正式に米国に攻撃支援を要請する。
    港区にまで進行してきたゴジラに対し、米軍の爆撃機による攻撃を始め、ゴジラに初めて傷を負わせることに成功するが、
    ゴジラは口から火炎や光線を、背部からも複数の光線を放射しはじめ、爆撃機をすべて撃墜し、港・千代田・中央3区の市街地を破壊する。
    総理大臣官邸から立川広域防災基地へ避難するところであった総理大臣らが乗ったヘリコプターも光線によって撃墜され、
    総理を含め閣僚11名が死亡する。一方ゴジラは東京駅構内で活動を停止する。
    政府機能は立川に移転、総理大臣臨時代理も立てられ、 矢口はゴジラ対策の特命担当大臣に任命される。
    米軍の爆撃で得られたゴジラの組織片の分析より、今後ゴジラは無生殖で増殖しネズミ算式に群体化していくことや、
    小型化や有翼化、それにより大陸間を超えて拡散する可能性が示唆された。また2週間後には活動再開すると予測された。
    国連安保理はゴジラへの熱核攻撃を決議し、住民360万人の疎開が行われる。
    巨災対は核攻撃ではなく矢口プランによるゴジラ停止の完遂を切望するが、ゴジラには元素を変換する能力もあったことが判明し、
    血液凝固剤が無力化される懸念が生じてしまった。その直後、それまで謎だった牧の暗号化資料の解読の糸口が見つかり、
    解読・解析結果からゴジラの元素変換機能を阻害す る極限環境微生物の分子式が得られる。
    それを抑制剤として血液凝固剤と併せて投与することで解決の見通しが立った。
    国連軍の熱核攻撃開始も間近に迫る中、矢口プランは、「ヤシオリ作戦」という作戦名で、日米共同作戦として開始される。
    無人運転の列車を使った爆弾でゴジラを起こし、次にエネルギー消耗のみを狙った米軍の無人航空機群による攻撃が、
    ゴジラが光線を出せなくなるまで続く。光線が途切れたところを付近の高層ビルをゴジラに向け爆破・倒壊させてゴジラを転倒させる。
    建設機械部隊とコンクリートポンプ車隊が近づきポンプ車のアームより累計数百キロリットルの血液凝固剤をゴジラの口内に流し込む。
    これらの繰り返しにより、ようや くゴジラの凍結に成功する。ゴジラは東京駅脇に凍りついたまま立ちつくす。
    その尻尾の先端部には背びれを持つ人型の小柄な生物数体が、生じかけたまま静止していた

  • 243 名前: 名無しより愛をこめて 2023-11-15 05:32:05 

    ヒグラシ(Tanna japonensis)は、カメムシ目(半翅目)・セミ科に属するセミの一種。
    日本を含む東アジアに分布する中型のセミで、朝夕に甲高い声で鳴く。

    日本ではその鳴き声からカナカナ、カナカナ蝉などとも呼ばれる。
    漢字表記は蜩、茅蜩、秋蜩、日暮、晩蝉などがあり、秋の季語にもなっている。

    特徴
    成虫の体長はオス28-38mm、メス21-25mmほど。オスの腹部はメスよりも明らかに太くて長く、オスメスの区別がつけ易い。
    また、オスの腹腔内は大きな共鳴室が発達しているためほとんど空洞で、光が透けるほどである。
    体色はほとんど赤褐色だが、頭部の複眼附近、前胸の縁と背面中央は緑色をしている。
    ただし体色は個体群によって変異することがあり、山地のものはより黒っぽくなる傾向がある。

    なお、おもにヒグラシの成虫の寄生虫としてセミヤドリガ(Epipomponia nawai)というガの一種が知られ、
    成虫の腹部に1匹-数匹の蛆虫型のセミヤドリガの幼虫が外部寄生していることがある。
    またニクバエ科の一種・ヒグラシヤチニクバエ(ヒグラシヤドリバエ、Angiometopa cicadina)も
    稀にヒグラシに寄生するとされる。

    生態
    日本では北海道南部から奄美大島(原名亜種。亜種イシガキヒグラシは下記参照)と、ほぼ全国の範囲に生息する。
    日本以外では中国大陸に分布(朝鮮半島には分布しない。かつて記録されたことがあったが、現在は誤記録とされる)。
    広葉樹林やスギやヒノキの林に生息し、北海道から九州北部では平地から山地まで見られるが、
    九州南部以南ではやや標高の高い山地に生息する。

    俳句では秋の季語とされ、晩夏に鳴くセミのイメージがあるが、
    実際には(地域にもよるが)成虫は梅雨の最中の6月下旬頃から7月にかけて発生し、
    ニイニイゼミと同じく、他のセミより早く鳴き始める。
    以後は9月中旬頃までほぼ連日鳴き声を聞くことができる。

    鳴き声
    オスの鳴き声は甲高く、「キキキキキ…」「ケケケケケ…」「カナカナカナ…」などと聞こえる。
    標準的な聞きなしとしては「カナカナ」が使われる。
    日の出前・日の入り後の薄明時によく鳴くが、曇って薄暗くなった時、
    気温が下がった時、または林内の暗い区域などでは日中でも鳴く。
    夕方の日暮れ時に鳴く(稀に夜中の2時ぐらいにも鳴くことがある)ことから、
    「日を暮れさせるもの」としてヒグラシの和名がついた。
    また奄美大島産は鳴き声が本土産と多少異なるが、後述のイシガキヒグラシほどではない。

    朝夕に響く声は涼感や物悲しさを感じさせ、日本では古来より美しい声で鳴くセミとして文学などの題材にも使われてきた。
    テレビ番組などでも「夏の夕暮れ」を表す効果音としてこの鳴き声がよく用いられる。
    しかし間近で聞く声はかなり大きく、遠くで聴く「物悲しい印象」とは異なるともいう。

    分類
    界:動物界 Animalia
    門:節足動物門 Arthropoda
    綱:昆虫綱 Insecta
    目:カメムシ目(半翅目) Hemiptera
    亜目:ヨコバイ亜目(同翅亜目) Homoptera
    上科:セミ上科 Cicadoidea
    科:セミ科 Cicadidae
    亜科:セミ亜科 Cicadinae
    族:ホソヒグラシ族 Cicadini
    属:ヒグラシ属 Tanna
    種:ヒグラシ T. japonensis
    学名
    Tanna japonensis
    和名
    ヒグラシ
    英名
    Evening cicada

  • 244 名前: 名無しより愛をこめて 2023-11-15 05:32:16 

    ゴジラ・アース
    体高:50メートル(2030年)→300メートル以上(2万年後)
    体重:1万トン(2030年)→10万トン以上(2万年後)
    作品世界内に初めて現れたゴジラ。
    戦略生物学教授のキョウヘイ・ヤマネ博士らの命名で、大戸島に伝わる龍神「呉爾羅」から名付けられた。
    元は太平洋に生息しており、2030年5月29日、日本・小笠原諸島の大戸島に打ち上げられたカメーバIVの死骸からその存在が明るみになり、
    ヤマネ博士らが調査に派遣された。この時は発見に至らなかったがそのまま海中を東へ移動し、同年、アメリカ西エリアにて初めて姿が確認され、
    初出現時にはロサンゼルスとサンフランシスコを壊滅に追い込み海に消え、翌2031年にワシントン沖で米国海軍を奇襲した後にシアトルを蹂躙し、
    12月24日にはコロラドスプリングズにて米軍との総力戦に圧勝してインディアナポリスにて核攻撃に耐え、
    12月にかけてメキシコ湾へ姿を消すまでにアメリカにて推定870万人を死傷させる。
    2034年に西ヨーロッパに上陸すると、パリ防衛戦と称されるEUの総攻撃がも時間稼ぎにしかならず、ドイツを焼き尽くす。
    アルプスを越えてイタリアへ向かうかと思われていたが、2037年のザルツブルグ陽動作戦後、自らの意思で突如パリへ引き返し、
    海に消えるまでに推定600万人が死傷する。
    5年間の休眠を経て、2042年に復活した際には北極の氷を融解させながら地球に接近していた小惑星ゴラスを熱線で狙撃し完全に粉砕、
    海を南下して大西洋でオペレーション・ルネッサンス中の輸送船団ごと連合艦隊の主力を壊滅させると北米に上陸、
    地球連合首都兼武装都市となったニューヨークを一夜で滅ぼし、
    ビルサルドとエクシフの母船の核融合炉を暴走させたことによるクリーブランドを消滅させる「オペレーション・プロメテウス」にも耐え、
    さらに「プロジェクト・メカゴジラ」のための時間稼ぎとして行われた「オペレーション・ロングマーチ」にて、
    北アフリカと中央アジアに甚大な被害をもたらしている。これら計8回の出現を経て2044年には世界各地にて推定3億人以上の犠牲者を生む。
    2045年、人類が異星種族エクシフおよびビルサルドと共同で発足させた地球連合による「オペレーション・グレートウォール」の際、
    一度は2000発の熱核兵器でヒマラヤ山脈付近に形成された大断層帯に閉じ込められるが、
    熱量を溜め込んで山脈内部に膨大なマグマだまりを形成すると、その中を泳いで移動を開始、
    1年後の2046年1月に熱線で大断層帯を破壊して復活する。史上初の「怪獣由来の火山活動」により、
    後にG火口と呼ばれる地点で大噴火を引き起こし、火砕流で周辺に展開する地球連合の部隊を壊滅させ、
    そのままインド防衛線を突破してベンガル湾に消え、
    同年3月の遠州灘での地球連合海軍総戦力による富士山麓防衛戦では、艦隊も航空機も無視してメカゴジラの開発工場を狙撃、
    妨害する艦隊の大半を壊滅させると浜松に上陸して富士へ向かい「富士裾野決戦」で地上部隊も殲滅する。
    さらに翌日、東京湾を北上して芝浦埠頭から首都東京に上陸しわずか3時間足らずで首都圏を蹂躙、日本列島を壊滅させ消息不明となる。
    この時だけでユーラシア大陸にて2億人、日本にて1億人近い犠牲を生み出し、7億人まで減少した人類を地球から脱出せざるを得ない状況まで追い込んだ。
    以降2年は行方不明だったが、2048年3月にはアラトラム号出向を目前にリオデジャネイロを襲撃、
    3月11日にリオデジャネイロ郊外JSS3宇宙港を壊滅させ、13日には防衛軍の最終防衛線を突破されたことで本部施設を核自爆させることになる。
    それから3ヶ月間、未だ市民の残るサンパウロやサルヴァドールなどを攻撃して2億人以上を死傷させ、
    さらに南米を横断してエクアドルやペルーを焼き尽くし、7月31日には地球連合新本部ブエナベントゥラへ進行するも、モスラによって撃退。
    8月15日に再出現し、地球連合最後の作戦「オペレーション・クレードル」の陽動部隊と対峙する。
    アラトラム号が帰還した2万年後の地球では、G細胞由来の生物で構成された新しい生態系の頂点に君臨。
    2万年の間に成長をし続けた結果、巨大化しており、それに伴い超大音量の咆哮による共振現象で対象を粉砕する「超振動波攻撃」など、
    新たな能力も獲得している。劇中ではゴジラ・フィリウスを撃破したハルオ・サカキたち先遣隊の前に現れ、
    超振動波攻撃と尻尾を振りぬいて生み出した衝撃波によって部隊を壊滅状態に追い込む。

  • 245 名前: 名無しより愛をこめて 2023-11-15 05:32:23 

    メカゴジラ
    体高:50メートル 体長:100メートル 
    総重量:3万トン 
    人類が異星種族ビルサルドの協力を受けてひそかに開発した、自律思考金属体「ナノメタル」製の対ゴジラ決戦兵器
    正式名称は「対ゴジラ超重質量ナノメタル製決戦兵器:メカゴジラ」。略称は「メカゴジラ」あるいは「MG」。
    ビルサルドの科学技術の総力がつぎ込まれており、建造には3万トン以上の超重質量ナノメタルが使用されている。
    動力源はナノメタル粒子間連結組成による発電細胞用機関で、
    体内大量生成から高出力で発電した電力を常時大量蓄電し、行動用電力を随時放出する。
    制御はゴジラの電磁場による通信障害をA39ビルサルド方式電磁シールド技術で軽減、
    そのうえで散布ナノメタル粒子によるネットワークを形成し、内部AIから中央制御システムまでの半径50キロ圏内での常時接続を保証している。
    武装はナノメタルの自在変形機能を最大限活用したもので、
    ナノメタルの自在変形、自己修復・増殖機能により破損部位の多くは瞬時復旧が可能。
    西暦2042年、拡大するゴジラの暴威に鑑みて、恒星間移民船の建造を除く人類の全てのリソースが注ぎ込まれる形で決行された
    「プロジェクト・メカゴジラ」により、当時世界で最も優れた工業生産力を維持していた極東自治区(旧・日本)の富士山麓にて建造を開始。
    富士山麓宝永第一火口縁南方2キロメートル地点の地下200メートルに築かれた
    「地球連合軍・戦略技術研究所・ナノメタル研究センター併設メカゴジラ開発プラント」(通称:メカゴジラ建造工場)にて、
    専用の100GW級ビルサルディア型(ΩIII型磁場閉込方式)熱核融合炉4基からの大電力供給を受けて
    地下ナノメタル生成棟・MG組立棟・AI製造棟を稼働させ、計736名の人員によって進められた。
    ゴジラを地上に押し留める「オペレーション・ロングマーチ」およびゴジラを地中深くに閉じ込める
    「オペレーション・グレートウォール」の間に機体そのものは完成するが、2046年3月の「富士裾野決戦」で何らかの理由から起動に失敗し、
    遠州灘からゴジラに熱線で工場を狙撃され喪失する。
    しかし打ち捨てられたナノメタルは、メカゴジラ頭部の人工知能から発せられる指示に従い機能を停止することなく増殖を続け、
    2万年かけて工場周囲の直径14キロメートルに「メカゴジラシティ」を形成するに至った。
    その存在は「人類最後の希望」として一般にも公表されており、
    映画監督エガートン・オーバリーの手で5作品の政府広報映画が制作、公開されている。

    武装 
    収束中性子砲
    頭部ナノプレートを変形させた特殊砲身と発生装置で構成される荷電粒子砲。中性子透過力を利用し、
    対象の外殻を貫通、体内組織を融解させる。想定で5キロメートル以上離れた地点からゴジラへの攻撃と反撃を防止し、迅速な接近運動を補助する。

    ブレードランチャー
    背部ブレードを電磁カタパルトで射出し、誘導操縦飛行させて対象を切り裂く質量弾体攻撃。3キロメートル地点での弾幕による撹乱が目的。

    ハイパーランス 
    前方両腕部を高速伸長し、急速粒子圧縮で硬質化させることで生成するランス状対象打突・貫通攻撃。最大伸長は500メートル。
    対象貫通後は、ナノメタル粒子充填・侵食を行う。
    ナノメタル最大硬質化時のモース硬度及びビッカーズ硬度については共にダイヤモンドの約10倍に到達。
    想定では1キロメートル地点で跳躍後にゴジラ上空で起動し、全体重を加重させたハイパーランスチャージ攻撃で体表組織を貫通後、
    先端部から体内深層部へのナノメタル侵食により組織構造を瞬時分析、ゴジラの機能停止を実施する。

    テイルブロー 
    尾部全体を鞭状運動させた切断攻撃。上体捻り運動による尾部先端速度の超音速化、
    プラズマブースターによる運動方向への追加加速、尾部形状の刃形状変形、ヒレ状ブレードの高速往復運動等の複合効果で、
    切断、衝撃波粉砕を行う。

    ナノメタル粒子散布型熱エネルギー緩衝層 
    半径300メートルの周囲空間にナノメタル粒子を散布し、エネルギー兵器の拡散防御を行う。
    シミュレーション上では到達エネルギーの9割を拡散する。実体質量弾に対する防御も可能。
    メカゴジラシティでも熱線の対策で展開された。

    積層耐熱装甲板 
    メカゴジラ外殻部位各部の瞬時変形による防御手段。
    想定では5キロメートル地点への接近直後に胸部装甲を変形させ、熱エネルギー緩衝層との併用で熱線を防御する。
    メカゴジラシティでもプラント表面に形成されるはずだったが、ゴジラの侵攻を受けて武装の配置を優先するために途中で建造が中止された。

  • 246 名前: 名無しより愛をこめて 2023-11-15 05:32:30 

    太陽系離脱に傾倒する中央委員会をよそに、ハルオたちは前回の対ゴジラ戦術にシティを組み込んだ新戦術を立案し、
    パワードスーツを改良した新兵器「ヴァルチャー」の設計や、ゴジラ・アースへの止めとして用いる
    「EMPプローブハープーン」の開発など準備を進めるが、地下で自己増殖を続けるナノメタルを見たハルオは
    ナノメタルへの強い不安を抱き始め、さらにナノメタルに不信感を持つ地球人の兵士たちがナノメタルを使ってシティと同化していく
    ビルサルドの姿を目撃して騒ぎ出すという事件が起きる。ビルサルドと地球人の間に齟齬が生じる中、
    熱光学遮断フィールドが解除されたことでシティを発見したゴジラ・アースが進攻を開始する。
    ヴァルチャーの本格的な量産もまだという不完全な状態で作戦開始を迫られたハルオは、
    ユウコとかつての教官リルエル・ベルベとともに先行開発されていたヴァルチャーに乗り込み、ゴジラ・アースの誘導を行う。
    その間に準備を整えたガルグたちは、ゴジラ・アースの足元をナノメタルで固定してEMPプローブハープーンを撃ち込むが、
    ゴジラ・アースは高熱波を発生することでプローブを溶解させたうえ、シティを全身からの超高熱波で包み込む。
    シティが崩壊の危機に直面する中、ガルグらビルサルドはナノメタルを纏ってシティと同化したうえ、
    ヴァルチャーを特攻兵器とするためにハルオやユウコにも強制的にナノメタル強化を施そうと目論む。
    それを拒絶したマーティンら地球人がシティから脱走し、辛くもフツアの鱗粉によって浸食を免れたハルオは、
    メトフィエスによる説得とガルグによる主張の間で苦悩するが、苦しむユウコを救うためにガルグたちのいる管制ルームを破壊する。
    その直後、ハープーンを完全に無力化したゴジラ・アースの熱線によってシティは完全に破壊され、
    ハルオはヴァルチャーからユウコを救出するが間に合わず、変わり果てた彼女を抱きしめながら慟哭どうこくする。

    星を喰う者
    メカゴジラシティの陥落後、ユウコは脳死状態と判定され、ハルオは自らの選択の結果に打ちひしがれる。
    一方、メトフィエスはハルオがナノメタルの侵食を受けなかったのは神の加護によるものだと説き、
    ハルオを神に選ばれた英雄と祭り上げることで、メカゴジラシティの敗北で絶望した生存者たちの大半を信者に引き込むことに成功する。
    ハルオは、自らを含む幾人かが侵食を免れたのはフツアの治療によるものであると訴えるが、メトフィエスはそれを承知の上で信者を増やし、
    自分たちが崇める神を呼び出す準備をしていることを告白する。
    ハルオのメトフィエスへの不信感が募る中、アラトラム号ではメカゴジラシティの一件によって種族間の対立が深刻化する。
    ビルサルドは実力行使でアラトラム号の動力室を占拠し、同胞を殺めゴジラ撃滅の好機を逃したハルオの極刑を要求する。
    その情報を受け取ったハルオは、マーティンの提案で対立が鎮静化する時間を稼ぐために敢えてフツアの隠れ家に身を隠し、
    その中でミアナ及びマイナと交流して、生き残って命を繋げば勝ち、死んで消えれば負けというフツアの価値観を知る。
    そしてハルオはかつてゴジラ・アースに敗れた自分を助けて治療した真の恩人であり、
    想いを寄せるが故にハルオが死ぬことを恐れるマイナと結ばれる。
    しかし同じころ、メトフィエスは自身を怪しむミアナを捕らえた上で信者たちとともに神を呼び出す準備を着々と進め、
    遂にエクシフが神と崇める高次元怪獣「ギドラ」を降臨させる。ギドラは信者となった生存者たちを生け贄として喰い尽くし、
    この宇宙の法則に囚われないが故に機械に観測されない超常的存在としてアラトラム号の近辺に出現する。
    アラトラム号は時空間を歪めるギドラの前に何が起きているか理解できないまま撃沈され、そのままギドラは地上に出現し、
    迎撃に現れたゴジラ・アースをも圧倒する。ギドラの力を目の当たりにしたハルオは、
    エクシフの真の目的を知るためにメトフィエスと対峙する。

  • 247 名前: 名無しより愛をこめて 2023-11-15 05:32:36 

    20世紀末、人類は環境変化が原因で地球上に出現した巨大生物「ゴジラ」の脅威に晒されるようになった。
    半世紀に渡り敗走を重ねた人類は種全体の存続を図り、一部の人間を他星に移住させる計画を立案する。
    2048年3月14日、恒星間移民船の1つ「アラトラム号」はコンピュータによって選抜された一部の人間と、
    同盟を結んでいた異星人種「エクシフ」と「ビルサルド」を乗せ、11.9光年彼方の惑星くじら座タウ星eを目指して旅立った。

    怪獣惑星
    出発から約22年後。
    過酷な宇宙生活の末に人類はタウ星eに到着するが、そこは人類の生存に適さない環境であり、移住計画は事実上失敗に終わる。
    老人ばかりの志願者たちで入植を強行しようとする中央委員会に対し、
    ハルオ・サカキはタウe星からの即刻退去と移民プランの完全棄却を要求して揚陸艇に篭城するも拘束され、
    タウ星eへの着陸を試みた揚陸艇は降下中の事故で全員死亡する。
    今後の移民が困難となり、さらにハルオがエクシフの軍属神官メトフィエスの協力で立案した「対ゴジラ戦術」がリークされたことで、
    船員たちの間では地球帰還を望む声が高まり、中央委員会は地球への帰還を決断する。
    アラトラム号は長距離亜空間航行を用いて往路よりもはるかに短い時間で地球へと到着する。
    しかし、亜空間航行の影響で地球では約2万年[注釈 2]もの歳月が経過していたうえ、調査の結果、未だにゴジラが生存していることが判明する。
    中央委員会は帰還を諦めようとするが、メトフィエスの後押しでハルオの戦術案が採用され、
    ゴジラ殲滅のため600名からなる地球降下部隊を派遣することが決定する。
    保釈されたハルオは、幼なじみのユウコ・タニやエリオット・リーランドと共に地球に降下し、
    ゴジラ捜索のための準備と変わり果てた地球環境の調査を進める。
    しかしその最中、ゴジラに捜索に当たる予定だったリーランドの部隊が怪獣セルヴァムの襲撃に遭い、被害を受ける。
    さらなる犠牲を避けるため、メトフィエスの案でリーランドたちは仲間の部隊との合流を経て撤退を試みるが、
    部隊は事前の作戦ルートを行軍中にゴジラと遭遇する。ハルオはゴジラの防御力の要である非対称性透過シールドの電磁パルスパターンを解析するため
    単身ゴジラに挑み、それを支援しようと単身ゴジラに攻撃を仕掛けたリーランドの死と引き換えにデータの入手に成功する。
    ゴジラから逃れ、ビルサルドの技術士官ムルエル・ガルグと合流したハルオは指揮権を掌握したメトフィエスから指揮権を委譲され、
    作戦の続行を決定する。ハルオたちは多くの犠牲を払いながらも作戦を進め、ついにゴジラのシールドを一時的に無力化し、撃破に成功する。
    念願のゴジラ討伐を果たした一同は歓喜するが、環境生物学者マーティン・ラッザリは、
    今回討伐したゴジラが経過年月と比較して何の変化もないことから、2万年前の個体とは別である可能性を指摘する。
    そして、マーティンの推測を裏付けるかのようにハルオたちの前に2万年もの間300メートルの大きさまで進化を続けた
    「ゴジラ・アース」が出現し、部隊はまたたく間に壊滅に追い込まれる。

    決戦機動増殖都市
    ゴジラ・アースの攻撃で気を失っていたハルオが意識を取り戻すとそこは木造の住居で、しかも自分の身体もすでに治療されていたことに驚く。
    はぐれた仲間を探そうとした家を出た所を家主らしき人型種族の少女に遭遇、ハルオは慌てて逃げ出した彼女を追いかけてどうにか接触し、
    自らの命の恩人となった少女のミアナと交流を結ぶ。
    一方、ユウコ、アダム、ベルベを含む残存部隊の一つがミアナの同族と思しき少女に襲われていたが、
    そこにハルオとミアナが駆けつけたことで助かり、改めてミアナたち民族の集落に客人として招き入れられると
    先に保護されていたマーティンやガルグとも再会する。ハルオたちは、ミアナとその姉のマイナから彼らのいう神の卵の意思を介し、
    彼女らの種族の名が「フツア」であること、そのフツアの神もすでにゴジラに殺され、もはやゴジラに敵う術はないという話を聞かされる。
    マーティンは、フツアが2万年前の人類の末裔で、現在の環境に適応するために昆虫の特徴を取り込んだ新人類だと推測する。
    その後、生存者たちからも退却案が飛び出す中、とにかく軌道上の母船と連絡を取ろうと揚陸艇のコクピットブロックを探す途中で
    メトフィエスとも合流できたハルオたちは母船に迎えを要請するが、ガルグはマイナがセルヴァム撃退に使った狩猟道具に
    かつて対ゴジラ用最終決戦兵器として建造された「メカゴジラ」の構成素材「ナノメタル」が用いられていることに気づき、
    その生産プラントが残されている可能性を見い出す。

  • 248 名前: 名無しより愛をこめて 2023-11-15 05:32:43 

    1999年、フィリピンでの炭鉱崩落事故を調査中の芹沢猪四郎博士らは、炭鉱の深部で巨大な恐竜のような生物の化石を発見する。
    化石には別種の生物の繭が寄生しており、付近には巨大な何かがはい出たような痕跡が残っている。
    一方、日本の雀路羅(じゃんじら)市にある原子力発電所に勤務する核物理学者のジョー・ブロディは、
    原子炉直下で発生する不可解な地震について調査を要請する。
    ジョーの妻で技師のサンドラが原子炉の安全確認に向かうが、突如起こった巨大な揺れによって原子炉が暴走し、
    原発は倒壊した。

    15年後、ブロディ夫妻の息子でアメリカ海軍爆弾処理班のフォードは、
    父のジョーが日本で警察に逮捕されたという知らせを受ける。ジョーは妻の命を奪った原発事故の真相を探るべく、
    立入禁止区域となった原発跡地に侵入し逮捕されていた。
    原発跡で15年前と同じ事態が起きつつある兆候を察知したジョーは、
    フォードと共に禁止区域へ再侵入し実家に残されたデータを回収するも、付近をパトロールしていた武装集団に捕まり、
    原発跡地内の研究施設へ連行される。

    施設内にはかつての地震の原因となった巨大な繭があり、「モナーク」と称する秘密機関が調査を行っていたが、
    すでに繭は羽化を開始していた。羽化した生物は研究施設を破壊して東へ飛び去り、
    施設の倒壊に巻き込まれたジョーは命を落とす。芹沢らはジョーの遺した情報を持つフォードとともに
    原子力空母「サラトガ」にて「ムートー」と名付けられた巨大生物を追う。
    モナークの目的は、ペルム紀末の大量絶滅を生き延びた太古の巨大生物「ゴジラ」を研究し、
    その存在を社会から隠蔽する事だった。芹沢はムートー排除のためゴジラも再び現れると推測する。

    ムートーは洋上でロシア海軍アクラ型原子力潜水艦を襲い、その核燃料を捕食するためオアフ島に上陸する。
    怪獣はホノルル市街に侵攻し米軍と交戦するが、間もなくしてそこにムートーを追って来たゴジラが60年ぶりに地上に姿を現す。
    両者は空港で対峙するがムートーは飛行して逃亡、それを追うゴジラも海へ消えた。

    一方、アメリカのユッカマウンテン放射性廃棄物処分場に保管されていたフィリピンの繭から新たなムートーが羽化し、
    ラスベガスを破壊しさらに西へと進行する。

    サンフランシスコ湾で3体の怪獣が衝突すると推測する軍指揮官のステンツ提督は、
    芹沢の反対を押し切って戦略核兵器の使用許可を得る。
    弾頭には電磁パルスの影響を受けないアナログ式の時限装置を使用し、3匹の怪獣を太平洋上へ誘引し、
    殲滅する作戦が実行されることになった。米軍は2基の核弾頭を列車でサンフランシスコへ輸送しようと試みるが、
    雌のムートーの襲撃を受けて弾頭1基を飲み込まれてしまう。
    もう1基の弾頭はサンフランシスコ湾内への輸送には成功するものの、海上で雄のムートーに奪われ、
    雌がサンフランシスコ市街地に築いた巣へ運ばれる。弾頭の起爆装置は既にカウントダウンを開始しており、
    数時間後には逃げ遅れた市民が核爆発に巻き込まれてしまう。
    フォードは弾頭起爆阻止を目的とした軍の部隊に参加し、HALO降下によってサンフランシスコ市内へ突入する。

    湾内に浮上したゴジラはゴールデンゲートブリッジを破壊し市街地へ侵攻。
    ゴジラはフォードの妻のエルが勤める病院の近くで2体のムートーと交戦する。
    その傍らでフォードたちは弾頭を発見するが、その破損状態は激しく時限装置を停止させることが出来ない。
    部隊は船で弾頭を洋上へと持ち去り、少しでも市街地から引き離す作戦に移行する。
    一方フォードはムートーが既に巣に無数の卵を産み付けていることに気付き、
    横転しているタンクローリーのガソリンを利用し巣全体を爆破する。

    ゴジラは二体のムートーの連携攻撃に苦戦を強いられていたが、
    巣が爆破されたことに気を取られた雌のムートーが戦闘を放棄したことで形勢が逆転、
    熱線を放ち雌のムートーを一時的に戦闘不能にし、さらに襲ってきた雄のムートーを強烈な尻尾の一撃で倒す。
    一方で核弾頭を奪われたことに気付いた雌のムートーが復活し部隊を壊滅させ、更にフォードに迫るが、
    追って来たゴジラに熱線を放たれ絶命する。エネルギーを消耗したゴジラはその場に崩れ落ちた。
    核弾頭はフォードによって小型船で洋上へ運ばれ、遥か遠くの沖合いで大爆発した。

    翌朝、フォードは避難所のコロシアムに訪れ、そこで家族との再会を果たす。
    一方で、瓦礫の中で死んだと思われていたゴジラが覚醒し、海へ戻り始めた。
    万感の思いで見つめる芹沢らを背に、ゴジラは咆哮を上げ海中へと姿を消していったのであった。

  • 249 名前: 名無しより愛をこめて 2023-11-15 07:47:22 

    リセット

  • 250 名前: 名無しより愛をこめて 2023-11-15 08:59:23 

    普通席と4DX、両方で見た。
    正直、映像自体に相当の迫力や臨場感があるので、4DXじゃなくても充分だと思った

  • 251 名前: 名無しより愛をこめて 2023-11-15 11:40:27 

    ラドン (Rodan) は、映画『空の大怪獣ラドン』をはじめとする東宝製作の怪獣映画に登場する架空の怪獣である。          
    ゴジラ、モスラと共に東宝三大怪獣と称される。

    特徴
    翼竜プテラノドンが突然変異した怪獣。
    特撮美術監督の渡辺明がプテラノドンをモチーフにデザインしており、名の由来にもなっているが、プテラノドンに比べて様々な差違があり、プテラノドンの頭部にある一本の後頭部に伸びる角状の突起が、2つに分かれて生えており(『ゴジラvsメカゴジラ』では3本)、嘴は鳥類のそれに近い形状で、鳥類には無い歯が生えている(元となったプテラノドンにもない)が、
    プテラノドン等の翼竜と比べればとても小さくて短い。
    腹部にはニードルのようなゴツゴツとした鱗がある。尾はプテラノドンの細い皮膜が付いたものではなく、楕円状にゆるく拡がっている。着地しての直立二足歩行が可能で、翼を広げたままで陸上走行を行うことも多い。
    巨大な上に超音速で飛ぶため、ソニックブームを巻き起こし、飛ぶだけで市街を破壊してしまう。

    シリーズによって攻撃能力が異なり、『三大怪獣 地球最大の決戦』では嘴で敵をつついたり、
    足の爪で引っ掻く攻撃が主で、ゴジラと互角に戦う力を持っている。また、『ゴジラvsメカゴジラ』に再登場したラドンはゴジラの熱線を受けてファイヤーラドンとなり、放射熱線と同程度の威力のウラニウム熱線を吐く能力を身につけた。
    ラドンの声にはコントラバスの音と人間の声を素材として加工したものが使われており、
    本作の後も『ウルトラマン』のアントラーやvsシリーズに登場したキングギドラ、バトラの声などに流用された。

    『ゴジラ・ミニラ・ガバラ オール怪獣大進撃』では怪獣島の怪獣の1体として、
    『地球攻撃命令 ゴジラ対ガイガン』では『キングギドラの大逆襲』タイトル時期の企画に味方側の怪獣として、
    『モスラ3 キングギドラ来襲』ではモスラ(新)の敵怪獣として登場する予定があったが、いずれも途中で変更になっている。

    ラドンが登場する映画リスト
    空の大怪獣ラドン(1956年)
    三大怪獣 地球最大の決戦(1964年)
    怪獣大戦争(1965年)
    怪獣総進撃(1968年)
    ゴジラvsメカゴジラ(1993年)
    ゴジラ FINAL WARS(2004年)
    ゴジラ キング・オブ・モンスターズ (2019年)

    『空の大怪獣ラドン』のラドン
    身長:50メートル
    翼長:120メートル
    体重:1万5千トン

    核実験の放射能や火山ガスによる高温化の影響で現代に復活した。
    劇中でプテラノドンとの関連性を示すような発言があるが、直接は明言されていない。
    ただし、シナリオ上の設定でプテラノドンは
    「中生紀に生息した飛竜の一種で空飛ぶ始祖鳥としては最大のもの」とされている。

    阿蘇の炭坑の奥で卵から雛が誕生し、古代トンボの幼虫メガヌロンを捕食していた。
    成長した1頭が阿蘇山から出現し、航空自衛隊のF-86戦闘機と大規模な空中戦を展開して追撃を振り切った後、
    佐世保や福岡に降り立って大暴れする。このとき口から煙のようなものを吐いており、
    パチンコ屋に突っ込んだタンクローリーを爆発炎上させている。

    陸空両自衛隊からの猛攻によって危機に陥ったところにもう1頭が出現するが、
    最後は帰巣本能で阿蘇山に帰ってきたところに自衛隊のミサイル攻撃を受け、
    その影響で阿蘇山が噴火して2頭のラドンは脱出するもマグマの噴出に巻き込まれ、真っ赤な溶岩の中に消える。

    スーツアクターは中島春雄。
    作中ではラストシーンになるまでラドンが2頭いるという明確な描写がない。
    一応の伏線は張られているが、世界各地で未確認飛行物体による被害が同時に出ているという電話を
    航空自衛隊の基地司令室で新聞記者が本社から受け取るという非常に分かりづらい演出のため、
    海外公開版では2頭いることを説明するシーンが追加されている。
    監督の本多猪四郎も、特技監督の円谷英二も「この2頭のラドンはつがいである」と述べている。[要出典]
    本作のラドンは背中に緑と黄色のラインが入っている。頭部造形は利光貞三、胴体は八木勘寿、八木康栄による。
    デザインは数回にわたって検討され、
    「始祖鳥タイプ」、「鳥の羽をつけたもの」「翼竜タイプ」の検討用粘土モデルが作られている。
    子供のラドンは、手踊り式のギニョール・モデルで表現されている。
    初期のデザインスケッチには始祖鳥をモチーフとしたものも存在していたが、後には翼竜をモチーフとしたものに変更された。

    ゴジラやモスラと並ぶ知名度を持つものの、タイトルに名前が冠された作品は2016年現在、デビュー作の『空の大怪獣ラドン』のみである。

  • 252 名前: 名無しより愛をこめて 2023-11-15 11:40:34 

    『シン・ゴジラ』では神のような神秘的な存在としていたが、本作品のゴジラは怪獣ではなく、
    生物のような方向に寄せていったといい、上に手の平を向けていた『シン・ゴジラ』に対して本作品では生物であることから下に向けている。
    進化するという設定は、『シン・ゴジラ』の設定が取り入れられており、各形態には山森の提案で過去の東宝怪獣の意匠が入れられている。

    ゴジラアクアティリス
    第3話で登場した第0形態。
    深度900メートルのところを50ノットで泳いでいる姿が潜水艦によって確認されている。
    第6話にて東京湾内に侵入しようとしたマンダの群れを追ってその全体像を表した。そのままマンダの群れを仕留めつつ、東京湾に上陸する。
    モササウルスのような姿から水棲生物であると思われる。四肢は進化途中のようなヒレのようになっており、長い尾の先端は水かきがある指のような尾ビレになっている。
    顔つきはワニに似ており、触覚のような細いツノが頭部にある。表皮は赤く、海を通過するとその海は紅塵に包まれて赤く染まる。
    アクアティリスとはラテン語で水生を意味する。
    ヒレのような足は海から来るため、水中で自然と活動できるような形となった。
    初期設定では、クラゲのような生態の生物や、シラスのようなものから魚のような形に進化する案もあった。

    ゴジラアンフィビア
    第7話で東京に上陸を果たしたゴジラ アクアティリスが変態した第1形態。
    イグアナのような顔つきの陸棲生物のような姿となり、四肢は爬虫類に似た形の脚となり、四足歩行を行う。
    政府によって南房総地方の伝承に基づいてゴジラの名称が与えられる。
    第8話で代々木公園での自衛隊からの砲撃を受けてマイナス20度の可燃性のガス状物質を口から放出し、その砲撃の爆発が冷気に引火した途端、
    次第に高温のガスとなって爆炎を誘引して一帯を巻き込む熱膨張を起こして直径500メートル範囲を焼き尽くし、自身をも焼き尽くして自らの総質量を超える紅塵を放出して包まれることで、
    硬質の組織と溶けてドロドロの状態が下にある炭化層の外殻に覆われた蛹のような状態になり、活動停止した。
    体皮は茶褐色、頭部は濃褐色となりツノの形状も変化している。
    アンフィビアとはラテン語で両生類を意味する。
    頭部にはバランの意匠が取り入れられている。

    ゴジラテレストリス
    第9話で活動停止して蛹状態となっていたゴジラアンフィビアが、固まった外殻が剥がれ落ちてさらに変態した第2形態。
    前脚は小さくなって後脚だけで立ち上がり、完全二足歩行形態となっている。
    自衛隊の砲弾投下を予期して着弾前に体組織を触手のように変化させて包んで着弾と同時に破裂させて本体への衝撃を和らげるといった防御能力を持ち、
    背びれを青白く発光させながら口元に光のリングを形成して吐く能力も見られる。
    角や尾ビレがなくなり、首から上半身は細くなり、頭部は小さくなっている。表皮は青い鱗状だが、眉間から背鰭に沿って赤いラインが残る。
    テレストリスとはラテン語で陸生を意味する。
    最終形態の前の息子のようなポジションであることから、ミニラのオマージュとして光輪を口から吐くものとなった。

    ゴジラウルティマ
    3度の形態変化を経て究極の姿となったゴジラの第3形態で、本作品におけるゴジラの正式名称。
    千葉県逃尾市(にがしおし)にて古くから伝わる伝承が描かれた浮世絵には、古史羅(こしら)と記述されている。
    また、同市に戦前から存在する旧嗣野地区管理局(電波観測所)“ミサキオク”の地下にはゴジラウルティマの全身骨格が存在していた。
    第10話でゴジラテレストリスが自衛隊と交戦して集中砲火を浴びる中で変態し、この形態となる。
    形態変化後、自衛隊の攻撃を鎧のような強硬な外皮で寄せ付けぬまま背鰭と口内を青白く光らせ、
    口元に7つの大小さまざまな光輪を放射して複数重ねた重力レンズで空間を捻じ曲げて1か所に収縮させると、
    そのまま光輪をくぐるように熱線を原子ビームのように圧縮して発射する能力を見せつけ、東京を一瞬で火の海に変えた。
    体色は歴代ゴジラと同じく黒あるいは濃灰色。後脚は極太になっており、背ビレも大きく発達している。
    この形態になった直後まではビル数階建てぐらいの大きさだったが、紅塵を吸収し続けたことで最終的に100メートルを超える巨体となった。
    さらに成長を続けて自身が特異点となり、地球人類は破局を迎えつつあったが、謎の巨大化を果たしたジェットジャガーとの交戦の末、
    完成型オーソゴナル・ダイアゴナライザーによってジェットジャガー諸共巨大な青い結晶となり、消滅した。
    なお、最終話では人間サイズの怪獣が背ビレ辺りに潜んでいた。
    ウルティマとはラテン語で終わりを意味する。

  • 253 名前: 名無しより愛をこめて 2023-11-15 11:40:42 

    映画『モスラ』(1961年)のモスラ
    幼虫
    体長:180メートル(最大時)
    体重:2万トン(最大時)
    成虫
    体長:135メートル
    翼長:250メートル
    体重:1万5千トン
    インファント島の守護神。小美人が興行師ネルソンに連れ去られたため、本能で小美人を追って東京にやってきた。
    幼虫の形態で180メートルにまで巨大に成長して都内を破壊し、東京タワーに繭を張って成虫になると、
    今度はネルソンの逃亡先であるロリシカ国のニューカークシティを破壊するが、福田善一郎たちが空港にモスラの紋章を描き、
    着地したところに返された小美人を連れてインファント島へ帰る。

    この作品の幼虫のみ、夜間の海上で光り輝いている。
    ただし、苦労して撮影した割に分かりづらかったためか、以後のシリーズで発光する描写は見られず、設定にも表記されたことはない。
    原作「発光妖精とモスラ」では繭を作る建造物は東京タワーではなく国会議事堂であるが、60年安保をモチーフにした部分があり、
    政治性が強いという理由から変更された。
    1960年11月24日の読売新聞には、漫画家の阿部和助が書いた鳥のような頭とボディの成虫のイラストが掲載された。
    羽の長さ100メートル、胴の長さ70 - 80メートルと書かれている。

    造形
    幼虫・成虫とも利光貞三、村瀬継蔵、八木勘寿、八木康栄による造形。
    幼虫は3尺ほどの操演ミニチュアが、機関車のミニチュアの仕掛けを流用内蔵した自走式のものと、
    プール撮影や東京タワーのシーンなどで使われた操演用のものと用意された。
    渋谷から東京タワーに迫るシーンの幼虫は、高さが6尺、長さ33尺(約10メートル)、
    重さ約120キログラムほどもある製作費200万円の大型のぬいぐるみで撮影された。
    演技者は中島春雄、手塚勝巳ら総勢8人が入って動かしている。手塚は『空の大怪獣ラドン』でもメガヌロンの先頭に入っていた経験から
    先頭操作に抜擢された。村瀬継蔵は、このモスラの顔の周りにフジツボをつけ、籐のヒゲを生やして生物感を表現している。
    また、ラテックスの表皮に艶を出そうとソフトビニール素材「ビニール・ゾル」をコーティングしたところ、特技監督の円谷に大変喜ばれた。
    村瀬は監督の喜ぶ顔が見たくて、撮影ではがれるたびに毎回手間をかけてコーティングをし直したという。

    平成VSシリーズ
    『ゴジラvsモスラ』
    幼虫
    体長:120メートル
    体重:1万5千トン
    成虫
    翼長:175メートル
    体重:2万トン
    飛行速度:マッハ2
    地球の先住民族コスモスの守護神。幼虫の眼は再び青くなっている。
    この作品以降から幼虫の尾の三つに分かれた突起の真ん中が長く伸びている。

    同族だが傾向が異なるバトラとは戦う運命にあり、不本意ながらこれと戦う。
    インファント島の地中から卵が出現し、島の開発を行っていた丸友観光によって日本に運ばれる途中に孵化。
    孵化の直前に出現したゴジラと戦うが、バトラの乱入に遭ってインファント島に帰還する。
    その後、丸友観光に連れ去られたコスモスを追って東京に上陸し、国会議事堂で繭を作り成虫となる(その際の糸の噴射スピードは昭和版のそれよりも早い設定となっている)。

    同時期に成虫となったバトラと横浜上空で激しい戦いを繰り広げるが撃墜される。
    その後、上陸してきたゴジラに対して、バトラには決して使うことがなかった超音波ビームで攻撃し、バトラと助けあって和解、
    共闘の末にゴジラを戦闘不能状態にして海へと連れ去る
    (ゴジラの尻尾をつかんだときに足から電流のようなものを流していたが、威力や名称は不明)。
    が、突如復活したゴジラにバトラが倒され、その海上でゴジラを封印、バトラの使命を受け継ぎ、
    地球に追突する隕石の軌道を変えるため宇宙へ旅立つ。その際、体に付着したゴジラ細胞により、
    後のスペースゴジラ誕生の一因も造ることになる。
    超音波ビームと鱗粉(電磁鱗粉、イオンクラフトの原理で揚力を得ている)を武器とする。
    鱗粉が撒かれている間はその中に雷が発生するほか、あらゆる光線や熱線を乱反射してしまう。
    これによってゴジラは放射熱線を封じ込められたばかりか威力を逆利用され、さらにバトラのプリズム光線の連携攻撃にも遭い、
    敗退することとなる。コスモスは「モスラ最後の武器」と呼ぶ。
    これまでのシリーズと直接のつながりは無いが、関連書籍などでは4代目モスラと表記する書籍もある。

  • 254 名前: 名無しより愛をこめて 2023-11-15 11:40:49 

    ハルオ・サカキ
    声 - 宮野真守、洲崎綾(幼少期)
    主人公。日本人。24歳。身長173センチメートル。階級は大尉。
    地球を脱出する直前に、両親がゴジラの襲撃に巻き込まれる様子を目撃した過去から、ゴジラに対して人一倍強い復讐心を抱いている。
    同時に、人類が真の意味で再起するためには人としてゴジラを倒すしかないと考えているが、
    人を捨てなければゴジラを倒せないと考えるガルグからはその矛盾を非難されている。
    宇宙船内ではダイチを父親代わりに育ち、ユウコのことは生まれた時から妹のように面倒を見てきた。
    高いカリスマを持ち、エクシフからはその献身性を、ビルサルドからは優れた自己決断力を評価されている。
    タウe上陸に反発し揚陸艇を占拠したことで第一級反逆罪を問われ、
    船内の独房で拘留される中でメトフィエスから与えられたアラトラム号の機密データを元に対ゴジラ戦術を執筆。
    さらにメトフィエスの計らいで罪状を保留される形で保釈され、地球降下に参加する。
    リーランドの戦死後はメトフィエスから指揮権を委譲される形で対ゴジラ戦術を実行に移し、
    自らもパワードスーツ機械化特務分隊を率いてゴジラ・フィリウスの背びれへプローブを打ち込みを行う。
    直後に出現したオリジナル個体のゴジラ・アースの襲撃により負傷するが、フツアのシェルターで目覚め、
    治療されていることに驚きながらもそこで遭遇したミアナと交友を結ぶ。
    600名いた隊員を50名にまで減らしてしまったことに苦悩を抱きながらも、ガルグからナノメタルプラントの現存を聞かされ地球残留を決める。
    しかし、メカゴジラシティでの滞在の中で無限増殖を続けるナノメタルとそれを生体にも利用するビルサルドへの不信を抱き、
    加えてゴジラに倒す上での人の在り方を巡ってガルグと対立してしまう。
    シティへのゴジラ接近が報告されると自らもヴァルチャー3番機に乗ってユウコやベルベと共にゴジラ誘導作戦に参加するが、
    自身の戦術案が通用しないゴジラに対してナノメタルを介したパイロット強化で攻撃を続行しようとしたガルグによって
    ユウコが生命の危機に晒されたことに激しく動揺。逡巡と葛藤の末にメトフィエスの言葉に従ってシティの中枢部を攻撃し
    ナノメタルの機能を止めるも、既にユウコは脳死状態となっており、結果的にガルグとベルベを自らの手で死なせてしまう。

    自らの迷いが招いた結果に絶望し、ゴジラにもう勝てないと心が折れてしまうが、
    自身がナノメタルに侵食されなかった事を奇跡とすることで地球人をカルトに引き込むメトフィエスに次第に不信感を抱き始める。
    更にビルサルドが自分の処刑を求めてアラトラム号で反乱を起こす事態となり、和解する時間を稼ぐために身を隠すことになるが、
    その中で生き残って命を繋げば勝ち、死んで消えれば負けというフツアの価値観を知り、マイナと結ばれる。
    ほどなくしてギドラが降臨し、それによる異常現象を目の当たりにしたハルオはメトフィエスが何かを企んでいることを確信し、
    その真の目的を知るためにメトフィエスと対峙するが、ガルビトリウムを右目に埋め込んだメトフィエスによって
    精神世界へと取り込まれてしまう。過去の凄惨な記憶を辿り、滅びの救済を説くメトフィエスに一度はなびきかけるが、
    両親がつけた自身の名の意味を思い出してメトフィエスを退け、
    ガルビトリウムを砕くことでゴジラがギドラに勝利する決定打を作った。
    ギドラとの戦いを終えてからはフツア族との共生を選び、妻になったマイナとの間に子どもを授かるが、
    ヴァルチャーの再起動の際にメトフィエスの声が届き、文明が再興し、ゴジラを怪獣たらしめる憎しみを持つ自分がいると、
    再びギドラがこの宇宙に現れてしまうことを悟る。そのためハルオは活動状態のナノメタルを宿すユウコを連れて、
    再起動したヴァルチャーに乗ってゴジラに特攻し、自身の命と引き換えにこの世界とギドラの繋がり、
    ナノメタルの脅威、そしてゴジラへの憎しみを絶った。
    小説により、母親は欧州奪還作戦におけるパリの戦いの英雄ハルカ・ヤシロ、
    父親は国連調査官としてこの小説の物語を記録したアキラ・サカキと判明。

  • 255 名前: 名無しより愛をこめて 2023-11-15 11:40:56 

    そんな中、雲南省の施設から脱走した後、滝の中で蛹になっていたモスラが羽化して飛び立ち、    
    ゴジラの住処だったバミューダ海域に現れる。マーク達はモスラがゴジラと交信を試みていると気付いて   
    その反応からゴジラの生存を確認、潜水艦にゴジラのエネルギーとなる核弾頭を積んでゴジラが隠れている地点に向かう。     

    マークらはリックの提唱した地下空洞論に基づく海底洞窟の先にあった古代遺跡の奥地で休眠状態のゴジラを発見するが、    
    潜水艦の魚雷発射システムは事故で破損していたため、芹沢自らが小型潜水艇でゴジラのすぐ傍まで核弾頭を運んで手動で起爆、    
    ゴジラはそのエネルギーを取り込んで再起し、三度ギドラの元へと向かう。  

    北米でギドラとそのギドラの下に付いたラドンが暴れている間、マディソンは母がアランに勧めたオルカによる     
    怪獣の行動を抑制する方法を盗み聞きし、彼らがオルカから目を離した隙にオルカを持ってアジトから脱走。    
    母の言った通りにアジトのあったマサチューセッツ州・ボストンの野球スタジアムに忍び込んでそこの音響システムにオルカを接続、
    スタジアム全体をスピーカーにしてオルカの信号を世界全体に伝達し、怪獣達の動きを止めることに成功する。   
    しかし、ギドラはその信号を察知してボストンに飛来、マディソンを見つけるや彼女に襲いかかる。     
    そこにゴジラが出現してギドラの攻撃からマディソンを救い、ゴジラおよびアルゴを含めた米軍はギドラに攻撃を仕掛ける。      

    マークもオルカの信号からエマとマディソンがボストンにいることを知り、     
    ゴジラとギドラが争う地上に降りるとアランと袂を分かったエマとも合流してマディソンを捜索、    
    マディソンがボストンの旧自宅にいると推測してそこに向かう。    

    この時のゴジラは芹沢が起爆させた核弾頭のエネルギーの過剰摂取により数分で爆発する危険な状態に陥りながらも、 
    支援に現れたモスラの援護もあって一度は優位に立つが、ギドラが呼び寄せたラドンの乱入でモスラとは分断され、  
    さらにギドラの反撃で思わぬダメージを受けてしまう。
    どうにかラドンを退けたモスラもギドラの攻撃からゴジラを庇って消滅、ゴジラも体の限界が近づき窮地に追い込まれる。

    マークとエマは倒壊した自宅からマディソンを見つけ出し、
    地上から脱出する前に二人はオルカを修理してギドラの気を引く作戦を立てる。
    エマはマークとマディソンだけを逃して自分は単身オルカを使ってゴジラからギドラの注意を逸らすことに成功する。
    エマは猛追するギドラに追い詰められるが、ゴジラがエマの稼いだ時間の間に取り込んだモスラの力によって
    体内の核エネルギーの制御に成功し身体を赤熱化させた形態へと変化。
    連続で熱波攻撃を浴びせてギドラの身体を焼き尽くし、最後に残った首も熱線で完全に吹き飛ばし消滅させた。

    瓦礫の上に立つゴジラの前に各地より終結したムートー、ベヒモス、スキュラ、メトシェラらが現れ、
    更に生き延びていたラドンもゴジラに恭順の意を示していき、マークとマディソンらが見守る中、
    その輪の中心でゴジラの咆哮が響き渡る。

    その後、オキシジェンデストロイヤーの影響で魚が取れなくなったイスラ・デ・マーラに赴いていたアランは、
    その沖で漁師が引き上げた先の戦いでゴジラが噛みちぎったギドラの首の一つを見せられてそれの購入を申し出る。

    監督 マイケル・ドハティ
    脚本 マックス・ボレンスタイン マイケル・ドハティ ザック・シールズ
    出演者
    カイル・チャンドラー ヴェラ・ファーミガ ミリー・ボビー・ブラウン
    ブラッドリー・ウィットフォード 渡辺謙 サリー・ホーキンス
    チャールズ・ダンス トーマス・ミドルディッチ アイシャ・ハインズ
    オシェア・ジャクソン・Jr デヴィッド・ストラザーン チャン・ツィイー
    音楽 ベアー・マクレアリー
    主題歌 [ALEXANDROS] 「Pray」(日本語吹替版)
    製作会社 レジェンダリー・ピクチャーズ
    配給 ワーナー・ブラザース 東宝
    公開 2019年5月31日
    上映時間 132分
    製作国 アメリカ合衆国
    言語 英語

  • 256 名前: 名無しより愛をこめて 2023-11-15 11:41:24 

    映像より音響にこだわったほうがいいかも

  • 257 名前: 名無しより愛をこめて 2023-11-15 12:15:52 

    また荒らされてんな

  • ゴジラとムートーの戦いから5年後、
    巨大怪獣の存在およびそれまで極秘に怪獣の調査を行ってきた秘密機関「モナーク」のことが公になり、
    以後世界各地で休眠状態の怪獣が次々と発見され、その地点には怪獣の生態を研究するための前哨基地が建てられた。
    中国・雲南省にある古代遺跡の内部に設置された第61前哨基地ではモナークの科学者エマ・ラッセル博士と
    娘のマディソンらが孵化した"モスラ"の幼虫との交信を試み、モスラの制御に成功する。
    しかし、そこへ環境テロリストであるアラン・ジョナ率いる傭兵部隊が基地を襲撃、エマとマディソンを連れ去り、
    怪獣と交信する装置"オルカ"も強奪されてしまう。その頃、モナークの有識者と政府役員との会議においてモナークは
    政府や世論から怪獣への対応と被害の責任についての追及を受け、あくまで怪獣殲滅を訴える政府に対し、
    モナークの科学者・芹沢猪四郎博士はあくまで怪獣との共存が必要だと説く。その折に芹沢らは雲南省で起こった事件の知らせを聞いて
    元モナークのメンバーで別居状態だったエマの夫マークに協力を要請、攫われた二人を救出するため力を合わせることとなり、
    マークを"ゴジラ"の生息域となっているバミューダ海域に設置された第54前哨基地に招いて今後の対応を協議する。
    一方、アラン達の目的は南極の氷塊に眠る怪獣"モンスターゼロ"を目覚めさせることであり、
    南極の第31前哨基地を占拠してモンスターゼロの復活作業を開始する。それと同時に海域に潜んでいたゴジラが行動を開始、
    その移動予測からゴジラが南極を目指していると知るとマーク達も司令母艦「アルゴ」で南極へと向かう。
    到着したモナークの兵士とテロリストが銃撃戦を繰り広げる中、マークは妻子と再会する。
    だがエマは彼の目の前で氷塊に仕掛けられた爆弾の起爆装置を押して氷塊を爆破、
    崩壊する基地からアランはエマとマディソンを連れて逃亡し、マーク達も間一髪で基地の崩壊から免れるも、
    マークと芹沢らは復活したモンスターゼロに襲われる。そこへゴジラが出現し、モンスターゼロと交戦を開始。
    その戦いに巻き込まれて芹沢の助手グレアムは死亡、マークも気を失ってしまう。
    そこに駆けつけたアルゴの攻撃を受けてモンスターゼロは逃亡、ゴジラもそれを追って海へと消える。
    アルゴ内で目覚めたマークは南極でのエマの行動から彼女が自らアランのテロリストグループに協力していると他の面々に語る。    
    そこにエマの声明が届き、     
    彼女は「人類の文明活動のせいで崩壊寸前の地球環境を修復するためには怪獣による破壊と再生が必要」と主張する。 
    直後にメキシコのイスラ・デ・マーラの火山火口に建てられた第56前哨基地のシステムが  
    テロリストグループにハッキングされ、エマはオルカの信号をそこから流して火山に眠る怪獣を呼び起こそうとする。 
    しかし、母の真意に気づいたマディソンがそれに反発して止めようとするもエマはアランに急かされる形でオルカを起動、  
    その音波に反応して火山の火口から"ラドン"が出現する。  

    現地民の避難の時間を稼ぐためアルゴとその護衛部隊が駆けつけてラドンを攻撃、   
    ラドンはアルゴを敵と見なして飛翔し、護衛部隊を瞬く間に壊滅させアルゴを執拗に追い回す。   
    しかし、ラドンはアルゴにこの時中米に近づいていたモンスターゼロの元に誘導されて、交戦の末に海へと叩き落される。  
    モンスターゼロは次にイスラ・デ・マーラからの避難民を収容していたアルゴに襲いかかるが、
    そこにゴジラも現れてモンスターゼロと海中で激しく争う。  
    だが、そこに米軍が怪獣殲滅用に開発した新兵器   
    「オキシジェン・デストロイヤー」を搭載したミサイルが飛来して両者の下で炸裂、ゴジラの生体反応は消失するが、  
    一方のモンスターゼロは健在であり、その直後に世界各地のモナークの前哨基地のある地点から次々と怪獣達が目覚め始める。 

    世界規模での復活した怪獣による災害が発生する中、これを芹沢はモンスターゼロが他の怪獣を支配し、   
    自身を中心にした怪獣の群れによる知能的な破壊活動であるとし、さらにアイリーンの調査でモンスターゼロが   
    "ギドラ"という名前であること、そのギドラは宇宙から襲来した生物でむしろ地球の生態系を破壊する存在であることが示唆される。 
    エマも復活させたギドラが他の怪獣達を勝手に操り始めたことで自分のプランが完全に破綻してしまったことに気づき、  
    アランに事態の収束させるよう願い出るが、アランはそれを聞き入れず、両者の間にも亀裂が生まれる。   

  • アライグマ(洗熊、浣熊、学名:Procyon lotor)は、哺乳綱食肉目アライグマ科アライグマ属に分類される哺乳類。
    アライグマ属の模式種。タヌキに似ており、アライグマを英語でraccoon (common raccoon) と呼ぶのに対し、タヌキは raccoon dog と呼ぶ。
    前足を水中に突っ込んで獲物を探る姿が手を洗っているように見えることが名称の由来である。雑食性であり、小動物を捕獲して食べる。
    北アメリカ原産で、日本やヨーロッパにも外来種として生息する。移入後の繁殖により、農作物への被害や生態系への影響などが問題となっている。
    形態
    頭胴長42 - 60 cm尾長20 - 41 cm、体重4 - 10 kg。飼育下では体重が20 kgに達するものもいる。
    灰褐色の体毛をもち、眼のまわりから頬にかけて黒い斑紋がある。
    タヌキと誤認されることが多いが、タヌキとの違いとして長いふさふさとした尾には黒い横縞があるのが大きな特徴である。
    また、足が黒いタヌキやニホンアナグマと比べて、アライグマの足は白っぽく、耳には白い縁取りがある。
    さらに、クマなどと同じく、かかとをつける蹠行性(しょこうせい)という歩き方をするため、
    足跡は人の子供の手のような長い5本の指がくっきりとつく。この特徴は、本種と他の哺乳類とを識別する重要なポイントとなる。
    歯式は、3/3, 1/1, 4/4, 2/2の合計40本(切歯は上下で3本ずつ、犬歯は上下で1本ずつ、
    前臼歯は上下4本ずつ、後臼歯は上下2本ずつの合計40本の歯をもつ)。
    乳頭数は、胸部・腹部・鼠蹊部にそれぞれ1対、計6つとなり、まれに8つの乳頭をもつ個体が確認される。
    分布
    アメリカ合衆国、カナダ南部、中央アメリカ(メキシコなど)を原産地とする。
    日本では海外からの移入により広い地域に定着する。
    また、ドイツやフランスなどのヨーロッパ諸国、旧ソ連のベラルーシやアゼルバイジャン、
    西インド諸島といった国々にも外来種として定着している。
    生息地
    基本的に水辺近くの森林に生息するが、湿地、農耕地、海岸、都市といった幅広い環境に適応できる。
    アメリカにおけるアライグマの都市部への生息範囲の拡大は顕著で、最初の都市部への定着報告は1920年代に始まり、
    ワシントンD.C、ニューヨーク、シカゴ、トロントなど各地の都市に拡大している。基本的に夜行性だが、昼でも活動することがある。
    自分で巣を掘ることはなく、他の動物が地中に掘った巣穴、木の洞、時には農家の納屋や物置などで休む。
    四肢に水掻きはないが泳ぐことが可能で、後ろ足で立つこともでき、木登りもうまく、立体的な行動をみせる。
    行動圏は基本的に直径1-3キロメートルの範囲で、都市近郊に暮らす個体群は狭くなり、
    低い個体数密度では逆に拡大するといったように環境条件によって変化する。
    人間との関わり
    ペット
    アライグマはその可愛らしい風貌からペットとして人気が高かった。
    原産地であるアメリカでもペットとして飼育されており、例えば、アメリカ合衆国第30代大統領カルビン・クーリッジの妻である
    グレース・クーリッジは、レベッカという名のアライグマを可愛がっていたという逸話がある。
    自宅の庭先に現れる野生のアライグマに餌付けを行い、ペット同然に扱う人もいる。
    (ただし野生生物への餌付けは、個体数の増加のほかに、感染症や物理的傷害を受けるリスクがあるため好ましくないとされている。)
    2005年以降の日本では、アライグマは日本の気候に順応し、農作物に被害を与え、生態系を破壊する恐れがあるために、
    外来生物法により特定外来生物に指定された。したがって、日本では学術研究などの例外を除き、
    アライグマの飼育・譲渡・輸入は原則禁止されており、販売や野外に放つことは厳禁である。
    飼育
    人工的な環境下での寿命はおよそ14年。
    主食として、にんじん、りんご、バナナ、副食としてドッグフードを与え、水は食物を水につける習性があるので大きめの容器を使う。
    ケージは幼獣では犬用のペットケージで間に合うが、成長すると運動量が増えるため、
    木登り用の止まり木を含む、10平米以上の広さのケージを必要とする。
    日本国内では地方自治体が条例によってケージの規格を指定している場合がある。
    手先が器用で、簡易的な飼育設備ではすぐに脱走してしまうため施錠が必要。
    飼育環境としては、アライグマは比較的丈夫であるため、気温や湿度に神経質になる必要はないが、
    日当たりがあって風通しのよい環境に置くとされている。
    幼少期においては人に懐くが(ただし、幼少期の時点で暴れる個体もあり、性格の差が激しい)、
    成獣(特に発情期)になると気性が荒くなり、一般人がペットとして飼育するのは難しい動物である。

  • ヘドラ
    体長
    0.1ミリメートルから20メートル(水中棲息期)
    30メートル(上陸期)
    40メートル(飛行期)
    60メートル(完全期)
    体重:4万8千トン(最大時)
    攻撃:ヘドリューム光線、ヘドロ弾、硫酸ミスト
    劇中での命名者は海洋生物学者、矢野徹の息子である研少年。また、最初に上陸した際、驚いた研に短剣で腹部を切り裂かれている。
    宇宙より隕石に乗って飛来したとうかがえる鉱物起源の生命体へドリュウムが、
    都市近海に堆積していたヘドロや公害による汚染物質と結合し、成長した姿。
    本作でヘドラに入り、後年には平成ゴジラに入ることとなるスーツアクターの薩摩剣八郎(本作では「中山剣吾」名義)いわく
    「ぼろぞうきんを重ね合わせた海坊主の幽霊みたい」な姿をしており、赤い目が縦に開いている。
    身体は乾燥するとボロボロに崩れるが、完全死を迎える前に水分が補給されると、破片の個々がオタマジャクシ似の形態に実体化する。
    それらは合体して大きな身体を形成するうえ、成長するにしたがって生える陸上用の足による二足歩行化を経て、
    最終的には飛行能力や光線発射能力まで発現する。飛行形態でゴジラを楽々と持ち運ぶほどの怪力や自らの体液でもあるヘドロなど、
    さまざまな能力を駆使してゴジラを苦しめた強敵である。
    ヘドラが通った後には硫酸ミストがまき散らされ、金属は錆びて人間は骨と化す。
    ヘドロや工場排気を吸い込んで取り込むため、一時的には環境を改善しているようにも思えるが、
    結局はその汚染物質を他の地域へ拡散させるため、「公害問題が、工業地帯など限られた地域に犠牲を強いている」という批判をも体現している。
    飛行や光線の原動力は体内での核爆発と設定されており、劇中で矢野博士は「恒星同様のもの」と解釈している。
    誕生当初は海でタンカーなどを襲っていたが、半ばまで成長すると上陸して工場地帯を襲撃し、そこでゴジラとの初戦に突入する。
    ゴジラの放射熱線を受けて一時退散した後、まもなく飛行能力を得て再来した際には周辺の都市と人間に大被害を与え、
    再戦したゴジラを翻弄する。その後、矢野博士の研究により最後まで水分を飛ばせば完全に殺すことが可能と推察され、
    自衛隊の協力で設置された大型の電 極 板に誘き寄せられるが、トラブルの連続によりダメージとならず、三度現れたゴジラと交戦する。
    そこでもゴジラの左目を潰し、右腕を白骨化させるなど激しい戦いを繰り広げるが、
    ついにゴジラの放射熱線で機能を発揮した電極 板の雷電攻撃を受けてダウンする。これにより絶命したかに思われたが、
    乾燥が完全ではなかったため、残骸の内側から脱皮するように新たなヘドラが出現し、逃亡を図る。
    しかし、放射熱線の応用による空中飛行で追撃してきたゴジラに電 極板へ連れ戻され、
    電流を浴びて再び押し倒されたうえに未乾燥の内部をえぐり出され、さらなる電流を浴びせられたことで完全死を迎える。
    ただし、エピローグではすでに「新たなヘドラ」が誕生していることが示唆されている。
    上記のとおり、乾燥には弱いものの完全に倒すことは非常に難しく、ゴジラ史上に残る難敵となっている。
    なお、他の怪獣を交えずに全編通してゴジラと1対1で戦った怪獣は、『キングコング対ゴジラ』(1962年)のキングコング以来9年ぶり。
    以後の作品では複数の怪獣が登場するタッグマッチ、あるいはハンディキャップマッチ形式が一般的になり、
    ヘドラは昭和ゴジラシリーズで最後にゴジラとシングル(1体1)で戦った怪獣となった。
    スーツアクターは前述したように中山が担当しており、彼の入った最初の怪獣であるが、スーツデザインと重量の関係からあまり動けず、
    ゴジラに入っていた中島春雄がリードしてゴジラが立ち回る感じのアクションにされたという。
    劇中、ヘドラが工場の煙突から煙を吸い上げるシーンはスーツ内に中山が入ったままであり、「非常に苦しかった」と語っている。
    また、一度撮影中に転んで起き上がれなくなってしまったことがある。

    名称
    関連書籍などでは各形態は水中棲息期、上陸期、飛行期と表記されるが、最後の形態は成長期、完全期、巨大化期と表記が分かれている。
    劇場予告編では「公害怪獣」ではなく、「忍者怪獣」と表記されていた。
    中島春雄やスタッフからは「ゴミ」と呼ばれていた。

    備考
    監督の坂野義光は敵役ヘドラの造形に関し、自ら脚本にト書きを入れるほどのこだわり
    (ヘドラの目玉について脚本に「女性器のような」という記述を加えるなど)を見せ、飛行態などのデザインにも積極的に関わっている。
    撮影初日にはヘドラの体に毒々しい反射素材の色彩を加えようと思いつき、自ら塗装を始め、ついにはこの作業に1日を費やしてしまった。

  • 2016年11月3日8時30分ごろ、東京湾羽田沖で大量の水蒸気が噴出、
    同時に海底を通る東京湾アクアラインでもトンネル崩落事故が発生、政府は原因を海底火山か熱水噴出孔の発生と見て対応を進める。
    矢口蘭堂(やぐち らんどう)内閣官房副長官は、ネット上の一般人の動画や目撃報告から、
    いち早く巨大生物の存在を示唆するが、一笑に付される。
    間もなく巨大生物の尻尾部分がテレビ報道され政府は認識を改める。
    巨大生物は多摩川河口から大田区内の呑川を這いずるように遡上し、蒲田で上陸、北進を始める。
    対処方針は駆除と決まり、自衛隊に害獣駆除を目的とした出動が要請される。巨大生物は北品川近くで変形、直立二足歩行を始める。
    自衛隊の攻撃ヘリコプターが攻撃位置に到着するが、付近に逃げ遅れた住民が発見され、攻撃は中止される。
    巨大生物は突然歩行を止め京浜運河から東京湾へと姿を消す。巨大生物は上陸から2時間強で死者・行方不明者100名以上の被害 を出した。
    巨大生物の再度襲来に備え、矢口を事務局長とした「巨大不明生物特設災害対策本部(巨災対)」が設置される。
    被害地域で微量の放射線量の増加が確認され、巨大生物の行動経路と一致したことから、巨大生物が放射線源と判明する。
    米国より大統領次席補佐官および大統領特使が極秘裏に来日し、巨大不明生物は海洋投棄された放射性廃棄物に適応進化した、
    「ゴジラ (Godzilla)」と呼称する未発表の生物であること、その研究していた牧悟郎という学者が行方不明であること、
    牧が残した謎の暗号化資料等が日本側へ提供された。巨災対は、ゴジラは体内の原子炉状の器官から活動エネルギーを得ており、
    そこから生じる熱は血液循環によって発散しているため、血液循環を阻害すればゴジラは生命維持のため自らスクラム停止・急激な冷却を行い、
    活動停止するはずであると結論づけ、血液凝固剤の経口投与によってゴジラを凍結させる「矢口プラン」(仮称)の具体検討を始める。
    11月7日、前回の倍近い大きさとなったゴジラが鎌倉市に再上陸、横浜市・川崎市を縦断して武蔵小杉に至る。
    自衛隊は武蔵小杉から多摩川河川敷を戦場とした 、ゴジラの都内進入阻止のための総力作戦「タバ作戦」を実行するが、
    傷一つ付けることができず、突破されてしまう。ゴジラは大田区・世田谷区・目黒区へと進行する。
    米国からの大使館防衛を理由に爆撃機をグアムから日本に向かわせたとの通知を受けて、政府は正式に米国に攻撃支援を要請する。
    港区にまで進行してきたゴジラに対し、米軍の爆撃機による攻撃を始め、ゴジラに初めて傷を負わせることに成功するが、
    ゴジラは口から火炎や光線を、背部からも複数の光線を放射しはじめ、爆撃機をすべて撃墜し、港・千代田・中央3区の市街地を破壊する。
    総理大臣官邸から立川広域防災基地へ避難するところであった総理大臣らが乗ったヘリコプターも光線によって撃墜され、
    総理を含め閣僚11名が死亡する。一方ゴジラは東京駅構内で活動を停止する。
    政府機能は立川に移転、総理大臣臨時代理も立てられ、 矢口はゴジラ対策の特命担当大臣に任命される。
    米軍の爆撃で得られたゴジラの組織片の分析より、今後ゴジラは無生殖で増殖しネズミ算式に群体化していくことや、
    小型化や有翼化、それにより大陸間を超えて拡散する可能性が示唆された。また2週間後には活動再開すると予測された。
    国連安保理はゴジラへの熱核攻撃を決議し、住民360万人の疎開が行われる。
    巨災対は核攻撃ではなく矢口プランによるゴジラ停止の完遂を切望するが、ゴジラには元素を変換する能力もあったことが判明し、
    血液凝固剤が無力化される懸念が生じてしまった。その直後、それまで謎だった牧の暗号化資料の解読の糸口が見つかり、
    解読・解析結果からゴジラの元素変換機能を阻害す る極限環境微生物の分子式が得られる。
    それを抑制剤として血液凝固剤と併せて投与することで解決の見通しが立った。
    国連軍の熱核攻撃開始も間近に迫る中、矢口プランは、「ヤシオリ作戦」という作戦名で、日米共同作戦として開始される。
    無人運転の列車を使った爆弾でゴジラを起こし、次にエネルギー消耗のみを狙った米軍の無人航空機群による攻撃が、
    ゴジラが光線を出せなくなるまで続く。光線が途切れたところを付近の高層ビルをゴジラに向け爆破・倒壊させてゴジラを転倒させる。
    建設機械部隊とコンクリートポンプ車隊が近づきポンプ車のアームより累計数百キロリットルの血液凝固剤をゴジラの口内に流し込む。
    これらの繰り返しにより、ようや くゴジラの凍結に成功する。ゴジラは東京駅脇に凍りついたまま立ちつくす。
    その尻尾の先端部には背びれを持つ人型の小柄な生物数体が、生じかけたまま静止していた

  • ヒグラシ(Tanna japonensis)は、カメムシ目(半翅目)・セミ科に属するセミの一種。
    日本を含む東アジアに分布する中型のセミで、朝夕に甲高い声で鳴く。

    日本ではその鳴き声からカナカナ、カナカナ蝉などとも呼ばれる。
    漢字表記は蜩、茅蜩、秋蜩、日暮、晩蝉などがあり、秋の季語にもなっている。

    特徴
    成虫の体長はオス28-38mm、メス21-25mmほど。オスの腹部はメスよりも明らかに太くて長く、オスメスの区別がつけ易い。
    また、オスの腹腔内は大きな共鳴室が発達しているためほとんど空洞で、光が透けるほどである。
    体色はほとんど赤褐色だが、頭部の複眼附近、前胸の縁と背面中央は緑色をしている。
    ただし体色は個体群によって変異することがあり、山地のものはより黒っぽくなる傾向がある。

    なお、おもにヒグラシの成虫の寄生虫としてセミヤドリガ(Epipomponia nawai)というガの一種が知られ、
    成虫の腹部に1匹-数匹の蛆虫型のセミヤドリガの幼虫が外部寄生していることがある。
    またニクバエ科の一種・ヒグラシヤチニクバエ(ヒグラシヤドリバエ、Angiometopa cicadina)も
    稀にヒグラシに寄生するとされる。

    生態
    日本では北海道南部から奄美大島(原名亜種。亜種イシガキヒグラシは下記参照)と、ほぼ全国の範囲に生息する。
    日本以外では中国大陸に分布(朝鮮半島には分布しない。かつて記録されたことがあったが、現在は誤記録とされる)。
    広葉樹林やスギやヒノキの林に生息し、北海道から九州北部では平地から山地まで見られるが、
    九州南部以南ではやや標高の高い山地に生息する。

    俳句では秋の季語とされ、晩夏に鳴くセミのイメージがあるが、
    実際には(地域にもよるが)成虫は梅雨の最中の6月下旬頃から7月にかけて発生し、
    ニイニイゼミと同じく、他のセミより早く鳴き始める。
    以後は9月中旬頃までほぼ連日鳴き声を聞くことができる。

    鳴き声
    オスの鳴き声は甲高く、「キキキキキ…」「ケケケケケ…」「カナカナカナ…」などと聞こえる。
    標準的な聞きなしとしては「カナカナ」が使われる。
    日の出前・日の入り後の薄明時によく鳴くが、曇って薄暗くなった時、
    気温が下がった時、または林内の暗い区域などでは日中でも鳴く。
    夕方の日暮れ時に鳴く(稀に夜中の2時ぐらいにも鳴くことがある)ことから、
    「日を暮れさせるもの」としてヒグラシの和名がついた。
    また奄美大島産は鳴き声が本土産と多少異なるが、後述のイシガキヒグラシほどではない。

    朝夕に響く声は涼感や物悲しさを感じさせ、日本では古来より美しい声で鳴くセミとして文学などの題材にも使われてきた。
    テレビ番組などでも「夏の夕暮れ」を表す効果音としてこの鳴き声がよく用いられる。
    しかし間近で聞く声はかなり大きく、遠くで聴く「物悲しい印象」とは異なるともいう。

    分類
    界:動物界 Animalia
    門:節足動物門 Arthropoda
    綱:昆虫綱 Insecta
    目:カメムシ目(半翅目) Hemiptera
    亜目:ヨコバイ亜目(同翅亜目) Homoptera
    上科:セミ上科 Cicadoidea
    科:セミ科 Cicadidae
    亜科:セミ亜科 Cicadinae
    族:ホソヒグラシ族 Cicadini
    属:ヒグラシ属 Tanna
    種:ヒグラシ T. japonensis
    学名
    Tanna japonensis
    和名
    ヒグラシ
    英名
    Evening cicada

  • ゴジラ・アース
    体高:50メートル(2030年)→300メートル以上(2万年後)
    体重:1万トン(2030年)→10万トン以上(2万年後)
    作品世界内に初めて現れたゴジラ。
    戦略生物学教授のキョウヘイ・ヤマネ博士らの命名で、大戸島に伝わる龍神「呉爾羅」から名付けられた。
    元は太平洋に生息しており、2030年5月29日、日本・小笠原諸島の大戸島に打ち上げられたカメーバIVの死骸からその存在が明るみになり、
    ヤマネ博士らが調査に派遣された。この時は発見に至らなかったがそのまま海中を東へ移動し、同年、アメリカ西エリアにて初めて姿が確認され、
    初出現時にはロサンゼルスとサンフランシスコを壊滅に追い込み海に消え、翌2031年にワシントン沖で米国海軍を奇襲した後にシアトルを蹂躙し、
    12月24日にはコロラドスプリングズにて米軍との総力戦に圧勝してインディアナポリスにて核攻撃に耐え、
    12月にかけてメキシコ湾へ姿を消すまでにアメリカにて推定870万人を死傷させる。
    2034年に西ヨーロッパに上陸すると、パリ防衛戦と称されるEUの総攻撃がも時間稼ぎにしかならず、ドイツを焼き尽くす。
    アルプスを越えてイタリアへ向かうかと思われていたが、2037年のザルツブルグ陽動作戦後、自らの意思で突如パリへ引き返し、
    海に消えるまでに推定600万人が死傷する。
    5年間の休眠を経て、2042年に復活した際には北極の氷を融解させながら地球に接近していた小惑星ゴラスを熱線で狙撃し完全に粉砕、
    海を南下して大西洋でオペレーション・ルネッサンス中の輸送船団ごと連合艦隊の主力を壊滅させると北米に上陸、
    地球連合首都兼武装都市となったニューヨークを一夜で滅ぼし、
    ビルサルドとエクシフの母船の核融合炉を暴走させたことによるクリーブランドを消滅させる「オペレーション・プロメテウス」にも耐え、
    さらに「プロジェクト・メカゴジラ」のための時間稼ぎとして行われた「オペレーション・ロングマーチ」にて、
    北アフリカと中央アジアに甚大な被害をもたらしている。これら計8回の出現を経て2044年には世界各地にて推定3億人以上の犠牲者を生む。
    2045年、人類が異星種族エクシフおよびビルサルドと共同で発足させた地球連合による「オペレーション・グレートウォール」の際、
    一度は2000発の熱核兵器でヒマラヤ山脈付近に形成された大断層帯に閉じ込められるが、
    熱量を溜め込んで山脈内部に膨大なマグマだまりを形成すると、その中を泳いで移動を開始、
    1年後の2046年1月に熱線で大断層帯を破壊して復活する。史上初の「怪獣由来の火山活動」により、
    後にG火口と呼ばれる地点で大噴火を引き起こし、火砕流で周辺に展開する地球連合の部隊を壊滅させ、
    そのままインド防衛線を突破してベンガル湾に消え、
    同年3月の遠州灘での地球連合海軍総戦力による富士山麓防衛戦では、艦隊も航空機も無視してメカゴジラの開発工場を狙撃、
    妨害する艦隊の大半を壊滅させると浜松に上陸して富士へ向かい「富士裾野決戦」で地上部隊も殲滅する。
    さらに翌日、東京湾を北上して芝浦埠頭から首都東京に上陸しわずか3時間足らずで首都圏を蹂躙、日本列島を壊滅させ消息不明となる。
    この時だけでユーラシア大陸にて2億人、日本にて1億人近い犠牲を生み出し、7億人まで減少した人類を地球から脱出せざるを得ない状況まで追い込んだ。
    以降2年は行方不明だったが、2048年3月にはアラトラム号出向を目前にリオデジャネイロを襲撃、
    3月11日にリオデジャネイロ郊外JSS3宇宙港を壊滅させ、13日には防衛軍の最終防衛線を突破されたことで本部施設を核自爆させることになる。
    それから3ヶ月間、未だ市民の残るサンパウロやサルヴァドールなどを攻撃して2億人以上を死傷させ、
    さらに南米を横断してエクアドルやペルーを焼き尽くし、7月31日には地球連合新本部ブエナベントゥラへ進行するも、モスラによって撃退。
    8月15日に再出現し、地球連合最後の作戦「オペレーション・クレードル」の陽動部隊と対峙する。
    アラトラム号が帰還した2万年後の地球では、G細胞由来の生物で構成された新しい生態系の頂点に君臨。
    2万年の間に成長をし続けた結果、巨大化しており、それに伴い超大音量の咆哮による共振現象で対象を粉砕する「超振動波攻撃」など、
    新たな能力も獲得している。劇中ではゴジラ・フィリウスを撃破したハルオ・サカキたち先遣隊の前に現れ、
    超振動波攻撃と尻尾を振りぬいて生み出した衝撃波によって部隊を壊滅状態に追い込む。

  • メカゴジラ
    体高:50メートル 体長:100メートル 
    総重量:3万トン 
    人類が異星種族ビルサルドの協力を受けてひそかに開発した、自律思考金属体「ナノメタル」製の対ゴジラ決戦兵器
    正式名称は「対ゴジラ超重質量ナノメタル製決戦兵器:メカゴジラ」。略称は「メカゴジラ」あるいは「MG」。
    ビルサルドの科学技術の総力がつぎ込まれており、建造には3万トン以上の超重質量ナノメタルが使用されている。
    動力源はナノメタル粒子間連結組成による発電細胞用機関で、
    体内大量生成から高出力で発電した電力を常時大量蓄電し、行動用電力を随時放出する。
    制御はゴジラの電磁場による通信障害をA39ビルサルド方式電磁シールド技術で軽減、
    そのうえで散布ナノメタル粒子によるネットワークを形成し、内部AIから中央制御システムまでの半径50キロ圏内での常時接続を保証している。
    武装はナノメタルの自在変形機能を最大限活用したもので、
    ナノメタルの自在変形、自己修復・増殖機能により破損部位の多くは瞬時復旧が可能。
    西暦2042年、拡大するゴジラの暴威に鑑みて、恒星間移民船の建造を除く人類の全てのリソースが注ぎ込まれる形で決行された
    「プロジェクト・メカゴジラ」により、当時世界で最も優れた工業生産力を維持していた極東自治区(旧・日本)の富士山麓にて建造を開始。
    富士山麓宝永第一火口縁南方2キロメートル地点の地下200メートルに築かれた
    「地球連合軍・戦略技術研究所・ナノメタル研究センター併設メカゴジラ開発プラント」(通称:メカゴジラ建造工場)にて、
    専用の100GW級ビルサルディア型(ΩIII型磁場閉込方式)熱核融合炉4基からの大電力供給を受けて
    地下ナノメタル生成棟・MG組立棟・AI製造棟を稼働させ、計736名の人員によって進められた。
    ゴジラを地上に押し留める「オペレーション・ロングマーチ」およびゴジラを地中深くに閉じ込める
    「オペレーション・グレートウォール」の間に機体そのものは完成するが、2046年3月の「富士裾野決戦」で何らかの理由から起動に失敗し、
    遠州灘からゴジラに熱線で工場を狙撃され喪失する。
    しかし打ち捨てられたナノメタルは、メカゴジラ頭部の人工知能から発せられる指示に従い機能を停止することなく増殖を続け、
    2万年かけて工場周囲の直径14キロメートルに「メカゴジラシティ」を形成するに至った。
    その存在は「人類最後の希望」として一般にも公表されており、
    映画監督エガートン・オーバリーの手で5作品の政府広報映画が制作、公開されている。

    武装 
    収束中性子砲
    頭部ナノプレートを変形させた特殊砲身と発生装置で構成される荷電粒子砲。中性子透過力を利用し、
    対象の外殻を貫通、体内組織を融解させる。想定で5キロメートル以上離れた地点からゴジラへの攻撃と反撃を防止し、迅速な接近運動を補助する。

    ブレードランチャー
    背部ブレードを電磁カタパルトで射出し、誘導操縦飛行させて対象を切り裂く質量弾体攻撃。3キロメートル地点での弾幕による撹乱が目的。

    ハイパーランス 
    前方両腕部を高速伸長し、急速粒子圧縮で硬質化させることで生成するランス状対象打突・貫通攻撃。最大伸長は500メートル。
    対象貫通後は、ナノメタル粒子充填・侵食を行う。
    ナノメタル最大硬質化時のモース硬度及びビッカーズ硬度については共にダイヤモンドの約10倍に到達。
    想定では1キロメートル地点で跳躍後にゴジラ上空で起動し、全体重を加重させたハイパーランスチャージ攻撃で体表組織を貫通後、
    先端部から体内深層部へのナノメタル侵食により組織構造を瞬時分析、ゴジラの機能停止を実施する。

    テイルブロー 
    尾部全体を鞭状運動させた切断攻撃。上体捻り運動による尾部先端速度の超音速化、
    プラズマブースターによる運動方向への追加加速、尾部形状の刃形状変形、ヒレ状ブレードの高速往復運動等の複合効果で、
    切断、衝撃波粉砕を行う。

    ナノメタル粒子散布型熱エネルギー緩衝層 
    半径300メートルの周囲空間にナノメタル粒子を散布し、エネルギー兵器の拡散防御を行う。
    シミュレーション上では到達エネルギーの9割を拡散する。実体質量弾に対する防御も可能。
    メカゴジラシティでも熱線の対策で展開された。

    積層耐熱装甲板 
    メカゴジラ外殻部位各部の瞬時変形による防御手段。
    想定では5キロメートル地点への接近直後に胸部装甲を変形させ、熱エネルギー緩衝層との併用で熱線を防御する。
    メカゴジラシティでもプラント表面に形成されるはずだったが、ゴジラの侵攻を受けて武装の配置を優先するために途中で建造が中止された。

  • 太陽系離脱に傾倒する中央委員会をよそに、ハルオたちは前回の対ゴジラ戦術にシティを組み込んだ新戦術を立案し、
    パワードスーツを改良した新兵器「ヴァルチャー」の設計や、ゴジラ・アースへの止めとして用いる
    「EMPプローブハープーン」の開発など準備を進めるが、地下で自己増殖を続けるナノメタルを見たハルオは
    ナノメタルへの強い不安を抱き始め、さらにナノメタルに不信感を持つ地球人の兵士たちがナノメタルを使ってシティと同化していく
    ビルサルドの姿を目撃して騒ぎ出すという事件が起きる。ビルサルドと地球人の間に齟齬が生じる中、
    熱光学遮断フィールドが解除されたことでシティを発見したゴジラ・アースが進攻を開始する。
    ヴァルチャーの本格的な量産もまだという不完全な状態で作戦開始を迫られたハルオは、
    ユウコとかつての教官リルエル・ベルベとともに先行開発されていたヴァルチャーに乗り込み、ゴジラ・アースの誘導を行う。
    その間に準備を整えたガルグたちは、ゴジラ・アースの足元をナノメタルで固定してEMPプローブハープーンを撃ち込むが、
    ゴジラ・アースは高熱波を発生することでプローブを溶解させたうえ、シティを全身からの超高熱波で包み込む。
    シティが崩壊の危機に直面する中、ガルグらビルサルドはナノメタルを纏ってシティと同化したうえ、
    ヴァルチャーを特攻兵器とするためにハルオやユウコにも強制的にナノメタル強化を施そうと目論む。
    それを拒絶したマーティンら地球人がシティから脱走し、辛くもフツアの鱗粉によって浸食を免れたハルオは、
    メトフィエスによる説得とガルグによる主張の間で苦悩するが、苦しむユウコを救うためにガルグたちのいる管制ルームを破壊する。
    その直後、ハープーンを完全に無力化したゴジラ・アースの熱線によってシティは完全に破壊され、
    ハルオはヴァルチャーからユウコを救出するが間に合わず、変わり果てた彼女を抱きしめながら慟哭どうこくする。

    星を喰う者
    メカゴジラシティの陥落後、ユウコは脳死状態と判定され、ハルオは自らの選択の結果に打ちひしがれる。
    一方、メトフィエスはハルオがナノメタルの侵食を受けなかったのは神の加護によるものだと説き、
    ハルオを神に選ばれた英雄と祭り上げることで、メカゴジラシティの敗北で絶望した生存者たちの大半を信者に引き込むことに成功する。
    ハルオは、自らを含む幾人かが侵食を免れたのはフツアの治療によるものであると訴えるが、メトフィエスはそれを承知の上で信者を増やし、
    自分たちが崇める神を呼び出す準備をしていることを告白する。
    ハルオのメトフィエスへの不信感が募る中、アラトラム号ではメカゴジラシティの一件によって種族間の対立が深刻化する。
    ビルサルドは実力行使でアラトラム号の動力室を占拠し、同胞を殺めゴジラ撃滅の好機を逃したハルオの極刑を要求する。
    その情報を受け取ったハルオは、マーティンの提案で対立が鎮静化する時間を稼ぐために敢えてフツアの隠れ家に身を隠し、
    その中でミアナ及びマイナと交流して、生き残って命を繋げば勝ち、死んで消えれば負けというフツアの価値観を知る。
    そしてハルオはかつてゴジラ・アースに敗れた自分を助けて治療した真の恩人であり、
    想いを寄せるが故にハルオが死ぬことを恐れるマイナと結ばれる。
    しかし同じころ、メトフィエスは自身を怪しむミアナを捕らえた上で信者たちとともに神を呼び出す準備を着々と進め、
    遂にエクシフが神と崇める高次元怪獣「ギドラ」を降臨させる。ギドラは信者となった生存者たちを生け贄として喰い尽くし、
    この宇宙の法則に囚われないが故に機械に観測されない超常的存在としてアラトラム号の近辺に出現する。
    アラトラム号は時空間を歪めるギドラの前に何が起きているか理解できないまま撃沈され、そのままギドラは地上に出現し、
    迎撃に現れたゴジラ・アースをも圧倒する。ギドラの力を目の当たりにしたハルオは、
    エクシフの真の目的を知るためにメトフィエスと対峙する。

  • 20世紀末、人類は環境変化が原因で地球上に出現した巨大生物「ゴジラ」の脅威に晒されるようになった。
    半世紀に渡り敗走を重ねた人類は種全体の存続を図り、一部の人間を他星に移住させる計画を立案する。
    2048年3月14日、恒星間移民船の1つ「アラトラム号」はコンピュータによって選抜された一部の人間と、
    同盟を結んでいた異星人種「エクシフ」と「ビルサルド」を乗せ、11.9光年彼方の惑星くじら座タウ星eを目指して旅立った。

    怪獣惑星
    出発から約22年後。
    過酷な宇宙生活の末に人類はタウ星eに到着するが、そこは人類の生存に適さない環境であり、移住計画は事実上失敗に終わる。
    老人ばかりの志願者たちで入植を強行しようとする中央委員会に対し、
    ハルオ・サカキはタウe星からの即刻退去と移民プランの完全棄却を要求して揚陸艇に篭城するも拘束され、
    タウ星eへの着陸を試みた揚陸艇は降下中の事故で全員死亡する。
    今後の移民が困難となり、さらにハルオがエクシフの軍属神官メトフィエスの協力で立案した「対ゴジラ戦術」がリークされたことで、
    船員たちの間では地球帰還を望む声が高まり、中央委員会は地球への帰還を決断する。
    アラトラム号は長距離亜空間航行を用いて往路よりもはるかに短い時間で地球へと到着する。
    しかし、亜空間航行の影響で地球では約2万年[注釈 2]もの歳月が経過していたうえ、調査の結果、未だにゴジラが生存していることが判明する。
    中央委員会は帰還を諦めようとするが、メトフィエスの後押しでハルオの戦術案が採用され、
    ゴジラ殲滅のため600名からなる地球降下部隊を派遣することが決定する。
    保釈されたハルオは、幼なじみのユウコ・タニやエリオット・リーランドと共に地球に降下し、
    ゴジラ捜索のための準備と変わり果てた地球環境の調査を進める。
    しかしその最中、ゴジラに捜索に当たる予定だったリーランドの部隊が怪獣セルヴァムの襲撃に遭い、被害を受ける。
    さらなる犠牲を避けるため、メトフィエスの案でリーランドたちは仲間の部隊との合流を経て撤退を試みるが、
    部隊は事前の作戦ルートを行軍中にゴジラと遭遇する。ハルオはゴジラの防御力の要である非対称性透過シールドの電磁パルスパターンを解析するため
    単身ゴジラに挑み、それを支援しようと単身ゴジラに攻撃を仕掛けたリーランドの死と引き換えにデータの入手に成功する。
    ゴジラから逃れ、ビルサルドの技術士官ムルエル・ガルグと合流したハルオは指揮権を掌握したメトフィエスから指揮権を委譲され、
    作戦の続行を決定する。ハルオたちは多くの犠牲を払いながらも作戦を進め、ついにゴジラのシールドを一時的に無力化し、撃破に成功する。
    念願のゴジラ討伐を果たした一同は歓喜するが、環境生物学者マーティン・ラッザリは、
    今回討伐したゴジラが経過年月と比較して何の変化もないことから、2万年前の個体とは別である可能性を指摘する。
    そして、マーティンの推測を裏付けるかのようにハルオたちの前に2万年もの間300メートルの大きさまで進化を続けた
    「ゴジラ・アース」が出現し、部隊はまたたく間に壊滅に追い込まれる。

    決戦機動増殖都市
    ゴジラ・アースの攻撃で気を失っていたハルオが意識を取り戻すとそこは木造の住居で、しかも自分の身体もすでに治療されていたことに驚く。
    はぐれた仲間を探そうとした家を出た所を家主らしき人型種族の少女に遭遇、ハルオは慌てて逃げ出した彼女を追いかけてどうにか接触し、
    自らの命の恩人となった少女のミアナと交流を結ぶ。
    一方、ユウコ、アダム、ベルベを含む残存部隊の一つがミアナの同族と思しき少女に襲われていたが、
    そこにハルオとミアナが駆けつけたことで助かり、改めてミアナたち民族の集落に客人として招き入れられると
    先に保護されていたマーティンやガルグとも再会する。ハルオたちは、ミアナとその姉のマイナから彼らのいう神の卵の意思を介し、
    彼女らの種族の名が「フツア」であること、そのフツアの神もすでにゴジラに殺され、もはやゴジラに敵う術はないという話を聞かされる。
    マーティンは、フツアが2万年前の人類の末裔で、現在の環境に適応するために昆虫の特徴を取り込んだ新人類だと推測する。
    その後、生存者たちからも退却案が飛び出す中、とにかく軌道上の母船と連絡を取ろうと揚陸艇のコクピットブロックを探す途中で
    メトフィエスとも合流できたハルオたちは母船に迎えを要請するが、ガルグはマイナがセルヴァム撃退に使った狩猟道具に
    かつて対ゴジラ用最終決戦兵器として建造された「メカゴジラ」の構成素材「ナノメタル」が用いられていることに気づき、
    その生産プラントが残されている可能性を見い出す。

  • 1999年、フィリピンでの炭鉱崩落事故を調査中の芹沢猪四郎博士らは、炭鉱の深部で巨大な恐竜のような生物の化石を発見する。
    化石には別種の生物の繭が寄生しており、付近には巨大な何かがはい出たような痕跡が残っている。
    一方、日本の雀路羅(じゃんじら)市にある原子力発電所に勤務する核物理学者のジョー・ブロディは、
    原子炉直下で発生する不可解な地震について調査を要請する。
    ジョーの妻で技師のサンドラが原子炉の安全確認に向かうが、突如起こった巨大な揺れによって原子炉が暴走し、
    原発は倒壊した。

    15年後、ブロディ夫妻の息子でアメリカ海軍爆弾処理班のフォードは、
    父のジョーが日本で警察に逮捕されたという知らせを受ける。ジョーは妻の命を奪った原発事故の真相を探るべく、
    立入禁止区域となった原発跡地に侵入し逮捕されていた。
    原発跡で15年前と同じ事態が起きつつある兆候を察知したジョーは、
    フォードと共に禁止区域へ再侵入し実家に残されたデータを回収するも、付近をパトロールしていた武装集団に捕まり、
    原発跡地内の研究施設へ連行される。

    施設内にはかつての地震の原因となった巨大な繭があり、「モナーク」と称する秘密機関が調査を行っていたが、
    すでに繭は羽化を開始していた。羽化した生物は研究施設を破壊して東へ飛び去り、
    施設の倒壊に巻き込まれたジョーは命を落とす。芹沢らはジョーの遺した情報を持つフォードとともに
    原子力空母「サラトガ」にて「ムートー」と名付けられた巨大生物を追う。
    モナークの目的は、ペルム紀末の大量絶滅を生き延びた太古の巨大生物「ゴジラ」を研究し、
    その存在を社会から隠蔽する事だった。芹沢はムートー排除のためゴジラも再び現れると推測する。

    ムートーは洋上でロシア海軍アクラ型原子力潜水艦を襲い、その核燃料を捕食するためオアフ島に上陸する。
    怪獣はホノルル市街に侵攻し米軍と交戦するが、間もなくしてそこにムートーを追って来たゴジラが60年ぶりに地上に姿を現す。
    両者は空港で対峙するがムートーは飛行して逃亡、それを追うゴジラも海へ消えた。

    一方、アメリカのユッカマウンテン放射性廃棄物処分場に保管されていたフィリピンの繭から新たなムートーが羽化し、
    ラスベガスを破壊しさらに西へと進行する。

    サンフランシスコ湾で3体の怪獣が衝突すると推測する軍指揮官のステンツ提督は、
    芹沢の反対を押し切って戦略核兵器の使用許可を得る。
    弾頭には電磁パルスの影響を受けないアナログ式の時限装置を使用し、3匹の怪獣を太平洋上へ誘引し、
    殲滅する作戦が実行されることになった。米軍は2基の核弾頭を列車でサンフランシスコへ輸送しようと試みるが、
    雌のムートーの襲撃を受けて弾頭1基を飲み込まれてしまう。
    もう1基の弾頭はサンフランシスコ湾内への輸送には成功するものの、海上で雄のムートーに奪われ、
    雌がサンフランシスコ市街地に築いた巣へ運ばれる。弾頭の起爆装置は既にカウントダウンを開始しており、
    数時間後には逃げ遅れた市民が核爆発に巻き込まれてしまう。
    フォードは弾頭起爆阻止を目的とした軍の部隊に参加し、HALO降下によってサンフランシスコ市内へ突入する。

    湾内に浮上したゴジラはゴールデンゲートブリッジを破壊し市街地へ侵攻。
    ゴジラはフォードの妻のエルが勤める病院の近くで2体のムートーと交戦する。
    その傍らでフォードたちは弾頭を発見するが、その破損状態は激しく時限装置を停止させることが出来ない。
    部隊は船で弾頭を洋上へと持ち去り、少しでも市街地から引き離す作戦に移行する。
    一方フォードはムートーが既に巣に無数の卵を産み付けていることに気付き、
    横転しているタンクローリーのガソリンを利用し巣全体を爆破する。

    ゴジラは二体のムートーの連携攻撃に苦戦を強いられていたが、
    巣が爆破されたことに気を取られた雌のムートーが戦闘を放棄したことで形勢が逆転、
    熱線を放ち雌のムートーを一時的に戦闘不能にし、さらに襲ってきた雄のムートーを強烈な尻尾の一撃で倒す。
    一方で核弾頭を奪われたことに気付いた雌のムートーが復活し部隊を壊滅させ、更にフォードに迫るが、
    追って来たゴジラに熱線を放たれ絶命する。エネルギーを消耗したゴジラはその場に崩れ落ちた。
    核弾頭はフォードによって小型船で洋上へ運ばれ、遥か遠くの沖合いで大爆発した。

    翌朝、フォードは避難所のコロシアムに訪れ、そこで家族との再会を果たす。
    一方で、瓦礫の中で死んだと思われていたゴジラが覚醒し、海へ戻り始めた。
    万感の思いで見つめる芹沢らを背に、ゴジラは咆哮を上げ海中へと姿を消していったのであった。

  • VSシリーズみたいな続きものにはしないでしょう
    一作毎に時代背景リセット

  • 269 名前: 名無しより愛をこめて 2023-11-15 14:55:51 

    ラドン (Rodan) は、映画『空の大怪獣ラドン』をはじめとする東宝製作の怪獣映画に登場する架空の怪獣である。          
    ゴジラ、モスラと共に東宝三大怪獣と称される。

    特徴
    翼竜プテラノドンが突然変異した怪獣。
    特撮美術監督の渡辺明がプテラノドンをモチーフにデザインしており、名の由来にもなっているが、プテラノドンに比べて様々な差違があり、プテラノドンの頭部にある一本の後頭部に伸びる角状の突起が、2つに分かれて生えており(『ゴジラvsメカゴジラ』では3本)、嘴は鳥類のそれに近い形状で、鳥類には無い歯が生えている(元となったプテラノドンにもない)が、
    プテラノドン等の翼竜と比べればとても小さくて短い。
    腹部にはニードルのようなゴツゴツとした鱗がある。尾はプテラノドンの細い皮膜が付いたものではなく、楕円状にゆるく拡がっている。着地しての直立二足歩行が可能で、翼を広げたままで陸上走行を行うことも多い。
    巨大な上に超音速で飛ぶため、ソニックブームを巻き起こし、飛ぶだけで市街を破壊してしまう。

    シリーズによって攻撃能力が異なり、『三大怪獣 地球最大の決戦』では嘴で敵をつついたり、
    足の爪で引っ掻く攻撃が主で、ゴジラと互角に戦う力を持っている。また、『ゴジラvsメカゴジラ』に再登場したラドンはゴジラの熱線を受けてファイヤーラドンとなり、放射熱線と同程度の威力のウラニウム熱線を吐く能力を身につけた。
    ラドンの声にはコントラバスの音と人間の声を素材として加工したものが使われており、
    本作の後も『ウルトラマン』のアントラーやvsシリーズに登場したキングギドラ、バトラの声などに流用された。

    『ゴジラ・ミニラ・ガバラ オール怪獣大進撃』では怪獣島の怪獣の1体として、
    『地球攻撃命令 ゴジラ対ガイガン』では『キングギドラの大逆襲』タイトル時期の企画に味方側の怪獣として、
    『モスラ3 キングギドラ来襲』ではモスラ(新)の敵怪獣として登場する予定があったが、いずれも途中で変更になっている。

    ラドンが登場する映画リスト
    空の大怪獣ラドン(1956年)
    三大怪獣 地球最大の決戦(1964年)
    怪獣大戦争(1965年)
    怪獣総進撃(1968年)
    ゴジラvsメカゴジラ(1993年)
    ゴジラ FINAL WARS(2004年)
    ゴジラ キング・オブ・モンスターズ (2019年)

    『空の大怪獣ラドン』のラドン
    身長:50メートル
    翼長:120メートル
    体重:1万5千トン

    核実験の放射能や火山ガスによる高温化の影響で現代に復活した。
    劇中でプテラノドンとの関連性を示すような発言があるが、直接は明言されていない。
    ただし、シナリオ上の設定でプテラノドンは
    「中生紀に生息した飛竜の一種で空飛ぶ始祖鳥としては最大のもの」とされている。

    阿蘇の炭坑の奥で卵から雛が誕生し、古代トンボの幼虫メガヌロンを捕食していた。
    成長した1頭が阿蘇山から出現し、航空自衛隊のF-86戦闘機と大規模な空中戦を展開して追撃を振り切った後、
    佐世保や福岡に降り立って大暴れする。このとき口から煙のようなものを吐いており、
    パチンコ屋に突っ込んだタンクローリーを爆発炎上させている。

    陸空両自衛隊からの猛攻によって危機に陥ったところにもう1頭が出現するが、
    最後は帰巣本能で阿蘇山に帰ってきたところに自衛隊のミサイル攻撃を受け、
    その影響で阿蘇山が噴火して2頭のラドンは脱出するもマグマの噴出に巻き込まれ、真っ赤な溶岩の中に消える。

    スーツアクターは中島春雄。
    作中ではラストシーンになるまでラドンが2頭いるという明確な描写がない。
    一応の伏線は張られているが、世界各地で未確認飛行物体による被害が同時に出ているという電話を
    航空自衛隊の基地司令室で新聞記者が本社から受け取るという非常に分かりづらい演出のため、
    海外公開版では2頭いることを説明するシーンが追加されている。
    監督の本多猪四郎も、特技監督の円谷英二も「この2頭のラドンはつがいである」と述べている。[要出典]
    本作のラドンは背中に緑と黄色のラインが入っている。頭部造形は利光貞三、胴体は八木勘寿、八木康栄による。
    デザインは数回にわたって検討され、
    「始祖鳥タイプ」、「鳥の羽をつけたもの」「翼竜タイプ」の検討用粘土モデルが作られている。
    子供のラドンは、手踊り式のギニョール・モデルで表現されている。
    初期のデザインスケッチには始祖鳥をモチーフとしたものも存在していたが、後には翼竜をモチーフとしたものに変更された。

    ゴジラやモスラと並ぶ知名度を持つものの、タイトルに名前が冠された作品は2016年現在、デビュー作の『空の大怪獣ラドン』のみである。

  • 270 名前: 名無しより愛をこめて 2023-11-15 14:55:59 

    『シン・ゴジラ』では神のような神秘的な存在としていたが、本作品のゴジラは怪獣ではなく、
    生物のような方向に寄せていったといい、上に手の平を向けていた『シン・ゴジラ』に対して本作品では生物であることから下に向けている。
    進化するという設定は、『シン・ゴジラ』の設定が取り入れられており、各形態には山森の提案で過去の東宝怪獣の意匠が入れられている。

    ゴジラアクアティリス
    第3話で登場した第0形態。
    深度900メートルのところを50ノットで泳いでいる姿が潜水艦によって確認されている。
    第6話にて東京湾内に侵入しようとしたマンダの群れを追ってその全体像を表した。そのままマンダの群れを仕留めつつ、東京湾に上陸する。
    モササウルスのような姿から水棲生物であると思われる。四肢は進化途中のようなヒレのようになっており、長い尾の先端は水かきがある指のような尾ビレになっている。
    顔つきはワニに似ており、触覚のような細いツノが頭部にある。表皮は赤く、海を通過するとその海は紅塵に包まれて赤く染まる。
    アクアティリスとはラテン語で水生を意味する。
    ヒレのような足は海から来るため、水中で自然と活動できるような形となった。
    初期設定では、クラゲのような生態の生物や、シラスのようなものから魚のような形に進化する案もあった。

    ゴジラアンフィビア
    第7話で東京に上陸を果たしたゴジラ アクアティリスが変態した第1形態。
    イグアナのような顔つきの陸棲生物のような姿となり、四肢は爬虫類に似た形の脚となり、四足歩行を行う。
    政府によって南房総地方の伝承に基づいてゴジラの名称が与えられる。
    第8話で代々木公園での自衛隊からの砲撃を受けてマイナス20度の可燃性のガス状物質を口から放出し、その砲撃の爆発が冷気に引火した途端、
    次第に高温のガスとなって爆炎を誘引して一帯を巻き込む熱膨張を起こして直径500メートル範囲を焼き尽くし、自身をも焼き尽くして自らの総質量を超える紅塵を放出して包まれることで、
    硬質の組織と溶けてドロドロの状態が下にある炭化層の外殻に覆われた蛹のような状態になり、活動停止した。
    体皮は茶褐色、頭部は濃褐色となりツノの形状も変化している。
    アンフィビアとはラテン語で両生類を意味する。
    頭部にはバランの意匠が取り入れられている。

    ゴジラテレストリス
    第9話で活動停止して蛹状態となっていたゴジラアンフィビアが、固まった外殻が剥がれ落ちてさらに変態した第2形態。
    前脚は小さくなって後脚だけで立ち上がり、完全二足歩行形態となっている。
    自衛隊の砲弾投下を予期して着弾前に体組織を触手のように変化させて包んで着弾と同時に破裂させて本体への衝撃を和らげるといった防御能力を持ち、
    背びれを青白く発光させながら口元に光のリングを形成して吐く能力も見られる。
    角や尾ビレがなくなり、首から上半身は細くなり、頭部は小さくなっている。表皮は青い鱗状だが、眉間から背鰭に沿って赤いラインが残る。
    テレストリスとはラテン語で陸生を意味する。
    最終形態の前の息子のようなポジションであることから、ミニラのオマージュとして光輪を口から吐くものとなった。

    ゴジラウルティマ
    3度の形態変化を経て究極の姿となったゴジラの第3形態で、本作品におけるゴジラの正式名称。
    千葉県逃尾市(にがしおし)にて古くから伝わる伝承が描かれた浮世絵には、古史羅(こしら)と記述されている。
    また、同市に戦前から存在する旧嗣野地区管理局(電波観測所)“ミサキオク”の地下にはゴジラウルティマの全身骨格が存在していた。
    第10話でゴジラテレストリスが自衛隊と交戦して集中砲火を浴びる中で変態し、この形態となる。
    形態変化後、自衛隊の攻撃を鎧のような強硬な外皮で寄せ付けぬまま背鰭と口内を青白く光らせ、
    口元に7つの大小さまざまな光輪を放射して複数重ねた重力レンズで空間を捻じ曲げて1か所に収縮させると、
    そのまま光輪をくぐるように熱線を原子ビームのように圧縮して発射する能力を見せつけ、東京を一瞬で火の海に変えた。
    体色は歴代ゴジラと同じく黒あるいは濃灰色。後脚は極太になっており、背ビレも大きく発達している。
    この形態になった直後まではビル数階建てぐらいの大きさだったが、紅塵を吸収し続けたことで最終的に100メートルを超える巨体となった。
    さらに成長を続けて自身が特異点となり、地球人類は破局を迎えつつあったが、謎の巨大化を果たしたジェットジャガーとの交戦の末、
    完成型オーソゴナル・ダイアゴナライザーによってジェットジャガー諸共巨大な青い結晶となり、消滅した。
    なお、最終話では人間サイズの怪獣が背ビレ辺りに潜んでいた。
    ウルティマとはラテン語で終わりを意味する。

  • 271 名前: 名無しより愛をこめて 2023-11-15 14:56:06 

    映画『モスラ』(1961年)のモスラ
    幼虫
    体長:180メートル(最大時)
    体重:2万トン(最大時)
    成虫
    体長:135メートル
    翼長:250メートル
    体重:1万5千トン
    インファント島の守護神。小美人が興行師ネルソンに連れ去られたため、本能で小美人を追って東京にやってきた。
    幼虫の形態で180メートルにまで巨大に成長して都内を破壊し、東京タワーに繭を張って成虫になると、
    今度はネルソンの逃亡先であるロリシカ国のニューカークシティを破壊するが、福田善一郎たちが空港にモスラの紋章を描き、
    着地したところに返された小美人を連れてインファント島へ帰る。

    この作品の幼虫のみ、夜間の海上で光り輝いている。
    ただし、苦労して撮影した割に分かりづらかったためか、以後のシリーズで発光する描写は見られず、設定にも表記されたことはない。
    原作「発光妖精とモスラ」では繭を作る建造物は東京タワーではなく国会議事堂であるが、60年安保をモチーフにした部分があり、
    政治性が強いという理由から変更された。
    1960年11月24日の読売新聞には、漫画家の阿部和助が書いた鳥のような頭とボディの成虫のイラストが掲載された。
    羽の長さ100メートル、胴の長さ70 - 80メートルと書かれている。

    造形
    幼虫・成虫とも利光貞三、村瀬継蔵、八木勘寿、八木康栄による造形。
    幼虫は3尺ほどの操演ミニチュアが、機関車のミニチュアの仕掛けを流用内蔵した自走式のものと、
    プール撮影や東京タワーのシーンなどで使われた操演用のものと用意された。
    渋谷から東京タワーに迫るシーンの幼虫は、高さが6尺、長さ33尺(約10メートル)、
    重さ約120キログラムほどもある製作費200万円の大型のぬいぐるみで撮影された。
    演技者は中島春雄、手塚勝巳ら総勢8人が入って動かしている。手塚は『空の大怪獣ラドン』でもメガヌロンの先頭に入っていた経験から
    先頭操作に抜擢された。村瀬継蔵は、このモスラの顔の周りにフジツボをつけ、籐のヒゲを生やして生物感を表現している。
    また、ラテックスの表皮に艶を出そうとソフトビニール素材「ビニール・ゾル」をコーティングしたところ、特技監督の円谷に大変喜ばれた。
    村瀬は監督の喜ぶ顔が見たくて、撮影ではがれるたびに毎回手間をかけてコーティングをし直したという。

    平成VSシリーズ
    『ゴジラvsモスラ』
    幼虫
    体長:120メートル
    体重:1万5千トン
    成虫
    翼長:175メートル
    体重:2万トン
    飛行速度:マッハ2
    地球の先住民族コスモスの守護神。幼虫の眼は再び青くなっている。
    この作品以降から幼虫の尾の三つに分かれた突起の真ん中が長く伸びている。

    同族だが傾向が異なるバトラとは戦う運命にあり、不本意ながらこれと戦う。
    インファント島の地中から卵が出現し、島の開発を行っていた丸友観光によって日本に運ばれる途中に孵化。
    孵化の直前に出現したゴジラと戦うが、バトラの乱入に遭ってインファント島に帰還する。
    その後、丸友観光に連れ去られたコスモスを追って東京に上陸し、国会議事堂で繭を作り成虫となる(その際の糸の噴射スピードは昭和版のそれよりも早い設定となっている)。

    同時期に成虫となったバトラと横浜上空で激しい戦いを繰り広げるが撃墜される。
    その後、上陸してきたゴジラに対して、バトラには決して使うことがなかった超音波ビームで攻撃し、バトラと助けあって和解、
    共闘の末にゴジラを戦闘不能状態にして海へと連れ去る
    (ゴジラの尻尾をつかんだときに足から電流のようなものを流していたが、威力や名称は不明)。
    が、突如復活したゴジラにバトラが倒され、その海上でゴジラを封印、バトラの使命を受け継ぎ、
    地球に追突する隕石の軌道を変えるため宇宙へ旅立つ。その際、体に付着したゴジラ細胞により、
    後のスペースゴジラ誕生の一因も造ることになる。
    超音波ビームと鱗粉(電磁鱗粉、イオンクラフトの原理で揚力を得ている)を武器とする。
    鱗粉が撒かれている間はその中に雷が発生するほか、あらゆる光線や熱線を乱反射してしまう。
    これによってゴジラは放射熱線を封じ込められたばかりか威力を逆利用され、さらにバトラのプリズム光線の連携攻撃にも遭い、
    敗退することとなる。コスモスは「モスラ最後の武器」と呼ぶ。
    これまでのシリーズと直接のつながりは無いが、関連書籍などでは4代目モスラと表記する書籍もある。

  • 272 名前: 名無しより愛をこめて 2023-11-15 14:56:14 

    ハルオ・サカキ
    声 - 宮野真守、洲崎綾(幼少期)
    主人公。日本人。24歳。身長173センチメートル。階級は大尉。
    地球を脱出する直前に、両親がゴジラの襲撃に巻き込まれる様子を目撃した過去から、ゴジラに対して人一倍強い復讐心を抱いている。
    同時に、人類が真の意味で再起するためには人としてゴジラを倒すしかないと考えているが、
    人を捨てなければゴジラを倒せないと考えるガルグからはその矛盾を非難されている。
    宇宙船内ではダイチを父親代わりに育ち、ユウコのことは生まれた時から妹のように面倒を見てきた。
    高いカリスマを持ち、エクシフからはその献身性を、ビルサルドからは優れた自己決断力を評価されている。
    タウe上陸に反発し揚陸艇を占拠したことで第一級反逆罪を問われ、
    船内の独房で拘留される中でメトフィエスから与えられたアラトラム号の機密データを元に対ゴジラ戦術を執筆。
    さらにメトフィエスの計らいで罪状を保留される形で保釈され、地球降下に参加する。
    リーランドの戦死後はメトフィエスから指揮権を委譲される形で対ゴジラ戦術を実行に移し、
    自らもパワードスーツ機械化特務分隊を率いてゴジラ・フィリウスの背びれへプローブを打ち込みを行う。
    直後に出現したオリジナル個体のゴジラ・アースの襲撃により負傷するが、フツアのシェルターで目覚め、
    治療されていることに驚きながらもそこで遭遇したミアナと交友を結ぶ。
    600名いた隊員を50名にまで減らしてしまったことに苦悩を抱きながらも、ガルグからナノメタルプラントの現存を聞かされ地球残留を決める。
    しかし、メカゴジラシティでの滞在の中で無限増殖を続けるナノメタルとそれを生体にも利用するビルサルドへの不信を抱き、
    加えてゴジラに倒す上での人の在り方を巡ってガルグと対立してしまう。
    シティへのゴジラ接近が報告されると自らもヴァルチャー3番機に乗ってユウコやベルベと共にゴジラ誘導作戦に参加するが、
    自身の戦術案が通用しないゴジラに対してナノメタルを介したパイロット強化で攻撃を続行しようとしたガルグによって
    ユウコが生命の危機に晒されたことに激しく動揺。逡巡と葛藤の末にメトフィエスの言葉に従ってシティの中枢部を攻撃し
    ナノメタルの機能を止めるも、既にユウコは脳死状態となっており、結果的にガルグとベルベを自らの手で死なせてしまう。

    自らの迷いが招いた結果に絶望し、ゴジラにもう勝てないと心が折れてしまうが、
    自身がナノメタルに侵食されなかった事を奇跡とすることで地球人をカルトに引き込むメトフィエスに次第に不信感を抱き始める。
    更にビルサルドが自分の処刑を求めてアラトラム号で反乱を起こす事態となり、和解する時間を稼ぐために身を隠すことになるが、
    その中で生き残って命を繋げば勝ち、死んで消えれば負けというフツアの価値観を知り、マイナと結ばれる。
    ほどなくしてギドラが降臨し、それによる異常現象を目の当たりにしたハルオはメトフィエスが何かを企んでいることを確信し、
    その真の目的を知るためにメトフィエスと対峙するが、ガルビトリウムを右目に埋め込んだメトフィエスによって
    精神世界へと取り込まれてしまう。過去の凄惨な記憶を辿り、滅びの救済を説くメトフィエスに一度はなびきかけるが、
    両親がつけた自身の名の意味を思い出してメトフィエスを退け、
    ガルビトリウムを砕くことでゴジラがギドラに勝利する決定打を作った。
    ギドラとの戦いを終えてからはフツア族との共生を選び、妻になったマイナとの間に子どもを授かるが、
    ヴァルチャーの再起動の際にメトフィエスの声が届き、文明が再興し、ゴジラを怪獣たらしめる憎しみを持つ自分がいると、
    再びギドラがこの宇宙に現れてしまうことを悟る。そのためハルオは活動状態のナノメタルを宿すユウコを連れて、
    再起動したヴァルチャーに乗ってゴジラに特攻し、自身の命と引き換えにこの世界とギドラの繋がり、
    ナノメタルの脅威、そしてゴジラへの憎しみを絶った。
    小説により、母親は欧州奪還作戦におけるパリの戦いの英雄ハルカ・ヤシロ、
    父親は国連調査官としてこの小説の物語を記録したアキラ・サカキと判明。

  • 273 名前: 名無しより愛をこめて 2023-11-15 14:56:22 

    そんな中、雲南省の施設から脱走した後、滝の中で蛹になっていたモスラが羽化して飛び立ち、    
    ゴジラの住処だったバミューダ海域に現れる。マーク達はモスラがゴジラと交信を試みていると気付いて   
    その反応からゴジラの生存を確認、潜水艦にゴジラのエネルギーとなる核弾頭を積んでゴジラが隠れている地点に向かう。     

    マークらはリックの提唱した地下空洞論に基づく海底洞窟の先にあった古代遺跡の奥地で休眠状態のゴジラを発見するが、    
    潜水艦の魚雷発射システムは事故で破損していたため、芹沢自らが小型潜水艇でゴジラのすぐ傍まで核弾頭を運んで手動で起爆、    
    ゴジラはそのエネルギーを取り込んで再起し、三度ギドラの元へと向かう。  

    北米でギドラとそのギドラの下に付いたラドンが暴れている間、マディソンは母がアランに勧めたオルカによる     
    怪獣の行動を抑制する方法を盗み聞きし、彼らがオルカから目を離した隙にオルカを持ってアジトから脱走。    
    母の言った通りにアジトのあったマサチューセッツ州・ボストンの野球スタジアムに忍び込んでそこの音響システムにオルカを接続、
    スタジアム全体をスピーカーにしてオルカの信号を世界全体に伝達し、怪獣達の動きを止めることに成功する。   
    しかし、ギドラはその信号を察知してボストンに飛来、マディソンを見つけるや彼女に襲いかかる。     
    そこにゴジラが出現してギドラの攻撃からマディソンを救い、ゴジラおよびアルゴを含めた米軍はギドラに攻撃を仕掛ける。      

    マークもオルカの信号からエマとマディソンがボストンにいることを知り、     
    ゴジラとギドラが争う地上に降りるとアランと袂を分かったエマとも合流してマディソンを捜索、    
    マディソンがボストンの旧自宅にいると推測してそこに向かう。    

    この時のゴジラは芹沢が起爆させた核弾頭のエネルギーの過剰摂取により数分で爆発する危険な状態に陥りながらも、 
    支援に現れたモスラの援護もあって一度は優位に立つが、ギドラが呼び寄せたラドンの乱入でモスラとは分断され、  
    さらにギドラの反撃で思わぬダメージを受けてしまう。
    どうにかラドンを退けたモスラもギドラの攻撃からゴジラを庇って消滅、ゴジラも体の限界が近づき窮地に追い込まれる。

    マークとエマは倒壊した自宅からマディソンを見つけ出し、
    地上から脱出する前に二人はオルカを修理してギドラの気を引く作戦を立てる。
    エマはマークとマディソンだけを逃して自分は単身オルカを使ってゴジラからギドラの注意を逸らすことに成功する。
    エマは猛追するギドラに追い詰められるが、ゴジラがエマの稼いだ時間の間に取り込んだモスラの力によって
    体内の核エネルギーの制御に成功し身体を赤熱化させた形態へと変化。
    連続で熱波攻撃を浴びせてギドラの身体を焼き尽くし、最後に残った首も熱線で完全に吹き飛ばし消滅させた。

    瓦礫の上に立つゴジラの前に各地より終結したムートー、ベヒモス、スキュラ、メトシェラらが現れ、
    更に生き延びていたラドンもゴジラに恭順の意を示していき、マークとマディソンらが見守る中、
    その輪の中心でゴジラの咆哮が響き渡る。

    その後、オキシジェンデストロイヤーの影響で魚が取れなくなったイスラ・デ・マーラに赴いていたアランは、
    その沖で漁師が引き上げた先の戦いでゴジラが噛みちぎったギドラの首の一つを見せられてそれの購入を申し出る。

    監督 マイケル・ドハティ
    脚本 マックス・ボレンスタイン マイケル・ドハティ ザック・シールズ
    出演者
    カイル・チャンドラー ヴェラ・ファーミガ ミリー・ボビー・ブラウン
    ブラッドリー・ウィットフォード 渡辺謙 サリー・ホーキンス
    チャールズ・ダンス トーマス・ミドルディッチ アイシャ・ハインズ
    オシェア・ジャクソン・Jr デヴィッド・ストラザーン チャン・ツィイー
    音楽 ベアー・マクレアリー
    主題歌 [ALEXANDROS] 「Pray」(日本語吹替版)
    製作会社 レジェンダリー・ピクチャーズ
    配給 ワーナー・ブラザース 東宝
    公開 2019年5月31日
    上映時間 132分
    製作国 アメリカ合衆国
    言語 英語

  • 274 名前: 名無しより愛をこめて 2023-11-15 16:33:37 

    いやあよかったわ
    この監督でギドラが出てくるのを撮ってほしい

  • 275 名前: 名無しより愛をこめて 2023-11-15 19:10:18 

    もうモスラとかキングギドラとかメカゴジラはいいって
    何度同じ失敗を繰り返すんだよ

  • 276 名前: 名無しより愛をこめて 2023-11-15 19:13:56 

    >>275
    じゃあバガンを出すか

  • 277 名前: 名無しより愛をこめて 2023-11-15 19:16:38 

    まだそっちのほうがいいね
    映像化して面白くなるのかわかんねえけど

  • 278 名前: 名無しより愛をこめて 2023-11-15 19:23:24 

    バガンは今年いきなりフルサイズ着ぐるみ(人形?)が作られたり映像化の伏線があるぞ
    https://www.youtube.com/watch?v=N50hgZPU9UY

  • 279 名前: 名無しより愛をこめて 2023-11-15 19:27:14 

    >>278
    田中友幸もあの世で喜んでいるかもな

  • 280 名前: 名無しより愛をこめて 2023-11-15 20:04:13 

    ここはビオランテだろう

  • 全体的に面白かったけど残念な点

    主人公がゴジラと再開するときに「以前より巨大化してるかも…」みたいなセリフは興ざめした
    ゴジラザウルスが被爆して巨大化したゴジラを見て主人公が驚くようなシーンがあったら良かったと思った
    恐竜から怪物へ変わるギャップをもっと描いてほしかった
    あと米軍とソ連が揉めてるからみたいなシーンは蛇足だと思った
    マッカーサーとかの白黒映像のカットインも別にいらない
    木の舟でゴジラに追いかけられるシーンは本当に怖くてよかった

  • なんかみんな普通にゴジラザウルスって呼んでるけど
    大戸島ゴジラってあれ本当に恐竜なの?

  • >>282
    わからない
    だけど大戸島のゴジラはティラノサウルスのような前傾姿勢気味だった
    一方被爆後のゴジラは直立姿勢で明らかに生物として変化している
    だからゴジラザウルスだと思った

  • ちなみに初代ゴジラは恐竜が放射能の影響で巨大化したという設定はないのよね

  • >>281
    あんなデカい生物に追われたら津波クラスの大波で転覆しそうなもんだが

  • 漢字で書くのめんどうなだけだろ?

    呉爾羅
    https://pbs.twimg.com/media/F-5hcGNWMAAJPQi?format=jpg&name=large

    これはゴジラサウルスではないな

  • 287 名前: 名無しより愛をこめて 2023-11-16 00:37:25 

    被爆する前が呉爾羅
    被爆した後がゴジラってことだ

  • 288 名前: 名無しより愛をこめて 2023-11-16 00:48:29 

    では呉爾羅とは一体何なのか

  • 289 名前: 名無しより愛をこめて 2023-11-16 05:21:03 

    >>281
    米ソのシーンはないと
    なんで米軍来ねーんだってなるじゃん

  • 290 名前: 名無しより愛をこめて 2023-11-16 05:23:37 

    ゴジラとムートーの戦いから5年後、
    巨大怪獣の存在およびそれまで極秘に怪獣の調査を行ってきた秘密機関「モナーク」のことが公になり、
    以後世界各地で休眠状態の怪獣が次々と発見され、その地点には怪獣の生態を研究するための前哨基地が建てられた。
    中国・雲南省にある古代遺跡の内部に設置された第61前哨基地ではモナークの科学者エマ・ラッセル博士と
    娘のマディソンらが孵化した"モスラ"の幼虫との交信を試み、モスラの制御に成功する。
    しかし、そこへ環境テロリストであるアラン・ジョナ率いる傭兵部隊が基地を襲撃、エマとマディソンを連れ去り、
    怪獣と交信する装置"オルカ"も強奪されてしまう。その頃、モナークの有識者と政府役員との会議においてモナークは
    政府や世論から怪獣への対応と被害の責任についての追及を受け、あくまで怪獣殲滅を訴える政府に対し、
    モナークの科学者・芹沢猪四郎博士はあくまで怪獣との共存が必要だと説く。その折に芹沢らは雲南省で起こった事件の知らせを聞いて
    元モナークのメンバーで別居状態だったエマの夫マークに協力を要請、攫われた二人を救出するため力を合わせることとなり、
    マークを"ゴジラ"の生息域となっているバミューダ海域に設置された第54前哨基地に招いて今後の対応を協議する。
    一方、アラン達の目的は南極の氷塊に眠る怪獣"モンスターゼロ"を目覚めさせることであり、
    南極の第31前哨基地を占拠してモンスターゼロの復活作業を開始する。それと同時に海域に潜んでいたゴジラが行動を開始、
    その移動予測からゴジラが南極を目指していると知るとマーク達も司令母艦「アルゴ」で南極へと向かう。
    到着したモナークの兵士とテロリストが銃撃戦を繰り広げる中、マークは妻子と再会する。
    だがエマは彼の目の前で氷塊に仕掛けられた爆弾の起爆装置を押して氷塊を爆破、
    崩壊する基地からアランはエマとマディソンを連れて逃亡し、マーク達も間一髪で基地の崩壊から免れるも、
    マークと芹沢らは復活したモンスターゼロに襲われる。そこへゴジラが出現し、モンスターゼロと交戦を開始。
    その戦いに巻き込まれて芹沢の助手グレアムは死亡、マークも気を失ってしまう。
    そこに駆けつけたアルゴの攻撃を受けてモンスターゼロは逃亡、ゴジラもそれを追って海へと消える。
    アルゴ内で目覚めたマークは南極でのエマの行動から彼女が自らアランのテロリストグループに協力していると他の面々に語る。    
    そこにエマの声明が届き、     
    彼女は「人類の文明活動のせいで崩壊寸前の地球環境を修復するためには怪獣による破壊と再生が必要」と主張する。 
    直後にメキシコのイスラ・デ・マーラの火山火口に建てられた第56前哨基地のシステムが  
    テロリストグループにハッキングされ、エマはオルカの信号をそこから流して火山に眠る怪獣を呼び起こそうとする。 
    しかし、母の真意に気づいたマディソンがそれに反発して止めようとするもエマはアランに急かされる形でオルカを起動、  
    その音波に反応して火山の火口から"ラドン"が出現する。  

    現地民の避難の時間を稼ぐためアルゴとその護衛部隊が駆けつけてラドンを攻撃、   
    ラドンはアルゴを敵と見なして飛翔し、護衛部隊を瞬く間に壊滅させアルゴを執拗に追い回す。   
    しかし、ラドンはアルゴにこの時中米に近づいていたモンスターゼロの元に誘導されて、交戦の末に海へと叩き落される。  
    モンスターゼロは次にイスラ・デ・マーラからの避難民を収容していたアルゴに襲いかかるが、
    そこにゴジラも現れてモンスターゼロと海中で激しく争う。  
    だが、そこに米軍が怪獣殲滅用に開発した新兵器   
    「オキシジェン・デストロイヤー」を搭載したミサイルが飛来して両者の下で炸裂、ゴジラの生体反応は消失するが、  
    一方のモンスターゼロは健在であり、その直後に世界各地のモナークの前哨基地のある地点から次々と怪獣達が目覚め始める。 

    世界規模での復活した怪獣による災害が発生する中、これを芹沢はモンスターゼロが他の怪獣を支配し、   
    自身を中心にした怪獣の群れによる知能的な破壊活動であるとし、さらにアイリーンの調査でモンスターゼロが   
    "ギドラ"という名前であること、そのギドラは宇宙から襲来した生物でむしろ地球の生態系を破壊する存在であることが示唆される。 
    エマも復活させたギドラが他の怪獣達を勝手に操り始めたことで自分のプランが完全に破綻してしまったことに気づき、  
    アランに事態の収束させるよう願い出るが、アランはそれを聞き入れず、両者の間にも亀裂が生まれる。   

  • 291 名前: 名無しより愛をこめて 2023-11-16 05:23:44 

    アライグマ(洗熊、浣熊、学名:Procyon lotor)は、哺乳綱食肉目アライグマ科アライグマ属に分類される哺乳類。
    アライグマ属の模式種。タヌキに似ており、アライグマを英語でraccoon (common raccoon) と呼ぶのに対し、タヌキは raccoon dog と呼ぶ。
    前足を水中に突っ込んで獲物を探る姿が手を洗っているように見えることが名称の由来である。雑食性であり、小動物を捕獲して食べる。
    北アメリカ原産で、日本やヨーロッパにも外来種として生息する。移入後の繁殖により、農作物への被害や生態系への影響などが問題となっている。
    形態
    頭胴長42 - 60 cm尾長20 - 41 cm、体重4 - 10 kg。飼育下では体重が20 kgに達するものもいる。
    灰褐色の体毛をもち、眼のまわりから頬にかけて黒い斑紋がある。
    タヌキと誤認されることが多いが、タヌキとの違いとして長いふさふさとした尾には黒い横縞があるのが大きな特徴である。
    また、足が黒いタヌキやニホンアナグマと比べて、アライグマの足は白っぽく、耳には白い縁取りがある。
    さらに、クマなどと同じく、かかとをつける蹠行性(しょこうせい)という歩き方をするため、
    足跡は人の子供の手のような長い5本の指がくっきりとつく。この特徴は、本種と他の哺乳類とを識別する重要なポイントとなる。
    歯式は、3/3, 1/1, 4/4, 2/2の合計40本(切歯は上下で3本ずつ、犬歯は上下で1本ずつ、
    前臼歯は上下4本ずつ、後臼歯は上下2本ずつの合計40本の歯をもつ)。
    乳頭数は、胸部・腹部・鼠蹊部にそれぞれ1対、計6つとなり、まれに8つの乳頭をもつ個体が確認される。
    分布
    アメリカ合衆国、カナダ南部、中央アメリカ(メキシコなど)を原産地とする。
    日本では海外からの移入により広い地域に定着する。
    また、ドイツやフランスなどのヨーロッパ諸国、旧ソ連のベラルーシやアゼルバイジャン、
    西インド諸島といった国々にも外来種として定着している。
    生息地
    基本的に水辺近くの森林に生息するが、湿地、農耕地、海岸、都市といった幅広い環境に適応できる。
    アメリカにおけるアライグマの都市部への生息範囲の拡大は顕著で、最初の都市部への定着報告は1920年代に始まり、
    ワシントンD.C、ニューヨーク、シカゴ、トロントなど各地の都市に拡大している。基本的に夜行性だが、昼でも活動することがある。
    自分で巣を掘ることはなく、他の動物が地中に掘った巣穴、木の洞、時には農家の納屋や物置などで休む。
    四肢に水掻きはないが泳ぐことが可能で、後ろ足で立つこともでき、木登りもうまく、立体的な行動をみせる。
    行動圏は基本的に直径1-3キロメートルの範囲で、都市近郊に暮らす個体群は狭くなり、
    低い個体数密度では逆に拡大するといったように環境条件によって変化する。
    人間との関わり
    ペット
    アライグマはその可愛らしい風貌からペットとして人気が高かった。
    原産地であるアメリカでもペットとして飼育されており、例えば、アメリカ合衆国第30代大統領カルビン・クーリッジの妻である
    グレース・クーリッジは、レベッカという名のアライグマを可愛がっていたという逸話がある。
    自宅の庭先に現れる野生のアライグマに餌付けを行い、ペット同然に扱う人もいる。
    (ただし野生生物への餌付けは、個体数の増加のほかに、感染症や物理的傷害を受けるリスクがあるため好ましくないとされている。)
    2005年以降の日本では、アライグマは日本の気候に順応し、農作物に被害を与え、生態系を破壊する恐れがあるために、
    外来生物法により特定外来生物に指定された。したがって、日本では学術研究などの例外を除き、
    アライグマの飼育・譲渡・輸入は原則禁止されており、販売や野外に放つことは厳禁である。
    飼育
    人工的な環境下での寿命はおよそ14年。
    主食として、にんじん、りんご、バナナ、副食としてドッグフードを与え、水は食物を水につける習性があるので大きめの容器を使う。
    ケージは幼獣では犬用のペットケージで間に合うが、成長すると運動量が増えるため、
    木登り用の止まり木を含む、10平米以上の広さのケージを必要とする。
    日本国内では地方自治体が条例によってケージの規格を指定している場合がある。
    手先が器用で、簡易的な飼育設備ではすぐに脱走してしまうため施錠が必要。
    飼育環境としては、アライグマは比較的丈夫であるため、気温や湿度に神経質になる必要はないが、
    日当たりがあって風通しのよい環境に置くとされている。
    幼少期においては人に懐くが(ただし、幼少期の時点で暴れる個体もあり、性格の差が激しい)、
    成獣(特に発情期)になると気性が荒くなり、一般人がペットとして飼育するのは難しい動物である。

  • 292 名前: 名無しより愛をこめて 2023-11-16 05:23:50 

    ヘドラ
    体長
    0.1ミリメートルから20メートル(水中棲息期)
    30メートル(上陸期)
    40メートル(飛行期)
    60メートル(完全期)
    体重:4万8千トン(最大時)
    攻撃:ヘドリューム光線、ヘドロ弾、硫酸ミスト
    劇中での命名者は海洋生物学者、矢野徹の息子である研少年。また、最初に上陸した際、驚いた研に短剣で腹部を切り裂かれている。
    宇宙より隕石に乗って飛来したとうかがえる鉱物起源の生命体へドリュウムが、
    都市近海に堆積していたヘドロや公害による汚染物質と結合し、成長した姿。
    本作でヘドラに入り、後年には平成ゴジラに入ることとなるスーツアクターの薩摩剣八郎(本作では「中山剣吾」名義)いわく
    「ぼろぞうきんを重ね合わせた海坊主の幽霊みたい」な姿をしており、赤い目が縦に開いている。
    身体は乾燥するとボロボロに崩れるが、完全死を迎える前に水分が補給されると、破片の個々がオタマジャクシ似の形態に実体化する。
    それらは合体して大きな身体を形成するうえ、成長するにしたがって生える陸上用の足による二足歩行化を経て、
    最終的には飛行能力や光線発射能力まで発現する。飛行形態でゴジラを楽々と持ち運ぶほどの怪力や自らの体液でもあるヘドロなど、
    さまざまな能力を駆使してゴジラを苦しめた強敵である。
    ヘドラが通った後には硫酸ミストがまき散らされ、金属は錆びて人間は骨と化す。
    ヘドロや工場排気を吸い込んで取り込むため、一時的には環境を改善しているようにも思えるが、
    結局はその汚染物質を他の地域へ拡散させるため、「公害問題が、工業地帯など限られた地域に犠牲を強いている」という批判をも体現している。
    飛行や光線の原動力は体内での核爆発と設定されており、劇中で矢野博士は「恒星同様のもの」と解釈している。
    誕生当初は海でタンカーなどを襲っていたが、半ばまで成長すると上陸して工場地帯を襲撃し、そこでゴジラとの初戦に突入する。
    ゴジラの放射熱線を受けて一時退散した後、まもなく飛行能力を得て再来した際には周辺の都市と人間に大被害を与え、
    再戦したゴジラを翻弄する。その後、矢野博士の研究により最後まで水分を飛ばせば完全に殺すことが可能と推察され、
    自衛隊の協力で設置された大型の電 極 板に誘き寄せられるが、トラブルの連続によりダメージとならず、三度現れたゴジラと交戦する。
    そこでもゴジラの左目を潰し、右腕を白骨化させるなど激しい戦いを繰り広げるが、
    ついにゴジラの放射熱線で機能を発揮した電極 板の雷電攻撃を受けてダウンする。これにより絶命したかに思われたが、
    乾燥が完全ではなかったため、残骸の内側から脱皮するように新たなヘドラが出現し、逃亡を図る。
    しかし、放射熱線の応用による空中飛行で追撃してきたゴジラに電 極板へ連れ戻され、
    電流を浴びて再び押し倒されたうえに未乾燥の内部をえぐり出され、さらなる電流を浴びせられたことで完全死を迎える。
    ただし、エピローグではすでに「新たなヘドラ」が誕生していることが示唆されている。
    上記のとおり、乾燥には弱いものの完全に倒すことは非常に難しく、ゴジラ史上に残る難敵となっている。
    なお、他の怪獣を交えずに全編通してゴジラと1対1で戦った怪獣は、『キングコング対ゴジラ』(1962年)のキングコング以来9年ぶり。
    以後の作品では複数の怪獣が登場するタッグマッチ、あるいはハンディキャップマッチ形式が一般的になり、
    ヘドラは昭和ゴジラシリーズで最後にゴジラとシングル(1体1)で戦った怪獣となった。
    スーツアクターは前述したように中山が担当しており、彼の入った最初の怪獣であるが、スーツデザインと重量の関係からあまり動けず、
    ゴジラに入っていた中島春雄がリードしてゴジラが立ち回る感じのアクションにされたという。
    劇中、ヘドラが工場の煙突から煙を吸い上げるシーンはスーツ内に中山が入ったままであり、「非常に苦しかった」と語っている。
    また、一度撮影中に転んで起き上がれなくなってしまったことがある。

    名称
    関連書籍などでは各形態は水中棲息期、上陸期、飛行期と表記されるが、最後の形態は成長期、完全期、巨大化期と表記が分かれている。
    劇場予告編では「公害怪獣」ではなく、「忍者怪獣」と表記されていた。
    中島春雄やスタッフからは「ゴミ」と呼ばれていた。

    備考
    監督の坂野義光は敵役ヘドラの造形に関し、自ら脚本にト書きを入れるほどのこだわり
    (ヘドラの目玉について脚本に「女性器のような」という記述を加えるなど)を見せ、飛行態などのデザインにも積極的に関わっている。
    撮影初日にはヘドラの体に毒々しい反射素材の色彩を加えようと思いつき、自ら塗装を始め、ついにはこの作業に1日を費やしてしまった。

  • 293 名前: 名無しより愛をこめて 2023-11-16 05:23:58 

    2016年11月3日8時30分ごろ、東京湾羽田沖で大量の水蒸気が噴出、
    同時に海底を通る東京湾アクアラインでもトンネル崩落事故が発生、政府は原因を海底火山か熱水噴出孔の発生と見て対応を進める。
    矢口蘭堂(やぐち らんどう)内閣官房副長官は、ネット上の一般人の動画や目撃報告から、
    いち早く巨大生物の存在を示唆するが、一笑に付される。
    間もなく巨大生物の尻尾部分がテレビ報道され政府は認識を改める。
    巨大生物は多摩川河口から大田区内の呑川を這いずるように遡上し、蒲田で上陸、北進を始める。
    対処方針は駆除と決まり、自衛隊に害獣駆除を目的とした出動が要請される。巨大生物は北品川近くで変形、直立二足歩行を始める。
    自衛隊の攻撃ヘリコプターが攻撃位置に到着するが、付近に逃げ遅れた住民が発見され、攻撃は中止される。
    巨大生物は突然歩行を止め京浜運河から東京湾へと姿を消す。巨大生物は上陸から2時間強で死者・行方不明者100名以上の被害 を出した。
    巨大生物の再度襲来に備え、矢口を事務局長とした「巨大不明生物特設災害対策本部(巨災対)」が設置される。
    被害地域で微量の放射線量の増加が確認され、巨大生物の行動経路と一致したことから、巨大生物が放射線源と判明する。
    米国より大統領次席補佐官および大統領特使が極秘裏に来日し、巨大不明生物は海洋投棄された放射性廃棄物に適応進化した、
    「ゴジラ (Godzilla)」と呼称する未発表の生物であること、その研究していた牧悟郎という学者が行方不明であること、
    牧が残した謎の暗号化資料等が日本側へ提供された。巨災対は、ゴジラは体内の原子炉状の器官から活動エネルギーを得ており、
    そこから生じる熱は血液循環によって発散しているため、血液循環を阻害すればゴジラは生命維持のため自らスクラム停止・急激な冷却を行い、
    活動停止するはずであると結論づけ、血液凝固剤の経口投与によってゴジラを凍結させる「矢口プラン」(仮称)の具体検討を始める。
    11月7日、前回の倍近い大きさとなったゴジラが鎌倉市に再上陸、横浜市・川崎市を縦断して武蔵小杉に至る。
    自衛隊は武蔵小杉から多摩川河川敷を戦場とした 、ゴジラの都内進入阻止のための総力作戦「タバ作戦」を実行するが、
    傷一つ付けることができず、突破されてしまう。ゴジラは大田区・世田谷区・目黒区へと進行する。
    米国からの大使館防衛を理由に爆撃機をグアムから日本に向かわせたとの通知を受けて、政府は正式に米国に攻撃支援を要請する。
    港区にまで進行してきたゴジラに対し、米軍の爆撃機による攻撃を始め、ゴジラに初めて傷を負わせることに成功するが、
    ゴジラは口から火炎や光線を、背部からも複数の光線を放射しはじめ、爆撃機をすべて撃墜し、港・千代田・中央3区の市街地を破壊する。
    総理大臣官邸から立川広域防災基地へ避難するところであった総理大臣らが乗ったヘリコプターも光線によって撃墜され、
    総理を含め閣僚11名が死亡する。一方ゴジラは東京駅構内で活動を停止する。
    政府機能は立川に移転、総理大臣臨時代理も立てられ、 矢口はゴジラ対策の特命担当大臣に任命される。
    米軍の爆撃で得られたゴジラの組織片の分析より、今後ゴジラは無生殖で増殖しネズミ算式に群体化していくことや、
    小型化や有翼化、それにより大陸間を超えて拡散する可能性が示唆された。また2週間後には活動再開すると予測された。
    国連安保理はゴジラへの熱核攻撃を決議し、住民360万人の疎開が行われる。
    巨災対は核攻撃ではなく矢口プランによるゴジラ停止の完遂を切望するが、ゴジラには元素を変換する能力もあったことが判明し、
    血液凝固剤が無力化される懸念が生じてしまった。その直後、それまで謎だった牧の暗号化資料の解読の糸口が見つかり、
    解読・解析結果からゴジラの元素変換機能を阻害す る極限環境微生物の分子式が得られる。
    それを抑制剤として血液凝固剤と併せて投与することで解決の見通しが立った。
    国連軍の熱核攻撃開始も間近に迫る中、矢口プランは、「ヤシオリ作戦」という作戦名で、日米共同作戦として開始される。
    無人運転の列車を使った爆弾でゴジラを起こし、次にエネルギー消耗のみを狙った米軍の無人航空機群による攻撃が、
    ゴジラが光線を出せなくなるまで続く。光線が途切れたところを付近の高層ビルをゴジラに向け爆破・倒壊させてゴジラを転倒させる。
    建設機械部隊とコンクリートポンプ車隊が近づきポンプ車のアームより累計数百キロリットルの血液凝固剤をゴジラの口内に流し込む。
    これらの繰り返しにより、ようや くゴジラの凍結に成功する。ゴジラは東京駅脇に凍りついたまま立ちつくす。
    その尻尾の先端部には背びれを持つ人型の小柄な生物数体が、生じかけたまま静止していた

  • 294 名前: 名無しより愛をこめて 2023-11-16 05:24:06 

    ヒグラシ(Tanna japonensis)は、カメムシ目(半翅目)・セミ科に属するセミの一種。
    日本を含む東アジアに分布する中型のセミで、朝夕に甲高い声で鳴く。

    日本ではその鳴き声からカナカナ、カナカナ蝉などとも呼ばれる。
    漢字表記は蜩、茅蜩、秋蜩、日暮、晩蝉などがあり、秋の季語にもなっている。

    特徴
    成虫の体長はオス28-38mm、メス21-25mmほど。オスの腹部はメスよりも明らかに太くて長く、オスメスの区別がつけ易い。
    また、オスの腹腔内は大きな共鳴室が発達しているためほとんど空洞で、光が透けるほどである。
    体色はほとんど赤褐色だが、頭部の複眼附近、前胸の縁と背面中央は緑色をしている。
    ただし体色は個体群によって変異することがあり、山地のものはより黒っぽくなる傾向がある。

    なお、おもにヒグラシの成虫の寄生虫としてセミヤドリガ(Epipomponia nawai)というガの一種が知られ、
    成虫の腹部に1匹-数匹の蛆虫型のセミヤドリガの幼虫が外部寄生していることがある。
    またニクバエ科の一種・ヒグラシヤチニクバエ(ヒグラシヤドリバエ、Angiometopa cicadina)も
    稀にヒグラシに寄生するとされる。

    生態
    日本では北海道南部から奄美大島(原名亜種。亜種イシガキヒグラシは下記参照)と、ほぼ全国の範囲に生息する。
    日本以外では中国大陸に分布(朝鮮半島には分布しない。かつて記録されたことがあったが、現在は誤記録とされる)。
    広葉樹林やスギやヒノキの林に生息し、北海道から九州北部では平地から山地まで見られるが、
    九州南部以南ではやや標高の高い山地に生息する。

    俳句では秋の季語とされ、晩夏に鳴くセミのイメージがあるが、
    実際には(地域にもよるが)成虫は梅雨の最中の6月下旬頃から7月にかけて発生し、
    ニイニイゼミと同じく、他のセミより早く鳴き始める。
    以後は9月中旬頃までほぼ連日鳴き声を聞くことができる。

    鳴き声
    オスの鳴き声は甲高く、「キキキキキ…」「ケケケケケ…」「カナカナカナ…」などと聞こえる。
    標準的な聞きなしとしては「カナカナ」が使われる。
    日の出前・日の入り後の薄明時によく鳴くが、曇って薄暗くなった時、
    気温が下がった時、または林内の暗い区域などでは日中でも鳴く。
    夕方の日暮れ時に鳴く(稀に夜中の2時ぐらいにも鳴くことがある)ことから、
    「日を暮れさせるもの」としてヒグラシの和名がついた。
    また奄美大島産は鳴き声が本土産と多少異なるが、後述のイシガキヒグラシほどではない。

    朝夕に響く声は涼感や物悲しさを感じさせ、日本では古来より美しい声で鳴くセミとして文学などの題材にも使われてきた。
    テレビ番組などでも「夏の夕暮れ」を表す効果音としてこの鳴き声がよく用いられる。
    しかし間近で聞く声はかなり大きく、遠くで聴く「物悲しい印象」とは異なるともいう。

    分類
    界:動物界 Animalia
    門:節足動物門 Arthropoda
    綱:昆虫綱 Insecta
    目:カメムシ目(半翅目) Hemiptera
    亜目:ヨコバイ亜目(同翅亜目) Homoptera
    上科:セミ上科 Cicadoidea
    科:セミ科 Cicadidae
    亜科:セミ亜科 Cicadinae
    族:ホソヒグラシ族 Cicadini
    属:ヒグラシ属 Tanna
    種:ヒグラシ T. japonensis
    学名
    Tanna japonensis
    和名
    ヒグラシ
    英名
    Evening cicada

  • 295 名前: 名無しより愛をこめて 2023-11-16 05:24:19 

    ゴジラ・アース
    体高:50メートル(2030年)→300メートル以上(2万年後)
    体重:1万トン(2030年)→10万トン以上(2万年後)
    作品世界内に初めて現れたゴジラ。
    戦略生物学教授のキョウヘイ・ヤマネ博士らの命名で、大戸島に伝わる龍神「呉爾羅」から名付けられた。
    元は太平洋に生息しており、2030年5月29日、日本・小笠原諸島の大戸島に打ち上げられたカメーバIVの死骸からその存在が明るみになり、
    ヤマネ博士らが調査に派遣された。この時は発見に至らなかったがそのまま海中を東へ移動し、同年、アメリカ西エリアにて初めて姿が確認され、
    初出現時にはロサンゼルスとサンフランシスコを壊滅に追い込み海に消え、翌2031年にワシントン沖で米国海軍を奇襲した後にシアトルを蹂躙し、
    12月24日にはコロラドスプリングズにて米軍との総力戦に圧勝してインディアナポリスにて核攻撃に耐え、
    12月にかけてメキシコ湾へ姿を消すまでにアメリカにて推定870万人を死傷させる。
    2034年に西ヨーロッパに上陸すると、パリ防衛戦と称されるEUの総攻撃がも時間稼ぎにしかならず、ドイツを焼き尽くす。
    アルプスを越えてイタリアへ向かうかと思われていたが、2037年のザルツブルグ陽動作戦後、自らの意思で突如パリへ引き返し、
    海に消えるまでに推定600万人が死傷する。
    5年間の休眠を経て、2042年に復活した際には北極の氷を融解させながら地球に接近していた小惑星ゴラスを熱線で狙撃し完全に粉砕、
    海を南下して大西洋でオペレーション・ルネッサンス中の輸送船団ごと連合艦隊の主力を壊滅させると北米に上陸、
    地球連合首都兼武装都市となったニューヨークを一夜で滅ぼし、
    ビルサルドとエクシフの母船の核融合炉を暴走させたことによるクリーブランドを消滅させる「オペレーション・プロメテウス」にも耐え、
    さらに「プロジェクト・メカゴジラ」のための時間稼ぎとして行われた「オペレーション・ロングマーチ」にて、
    北アフリカと中央アジアに甚大な被害をもたらしている。これら計8回の出現を経て2044年には世界各地にて推定3億人以上の犠牲者を生む。
    2045年、人類が異星種族エクシフおよびビルサルドと共同で発足させた地球連合による「オペレーション・グレートウォール」の際、
    一度は2000発の熱核兵器でヒマラヤ山脈付近に形成された大断層帯に閉じ込められるが、
    熱量を溜め込んで山脈内部に膨大なマグマだまりを形成すると、その中を泳いで移動を開始、
    1年後の2046年1月に熱線で大断層帯を破壊して復活する。史上初の「怪獣由来の火山活動」により、
    後にG火口と呼ばれる地点で大噴火を引き起こし、火砕流で周辺に展開する地球連合の部隊を壊滅させ、
    そのままインド防衛線を突破してベンガル湾に消え、
    同年3月の遠州灘での地球連合海軍総戦力による富士山麓防衛戦では、艦隊も航空機も無視してメカゴジラの開発工場を狙撃、
    妨害する艦隊の大半を壊滅させると浜松に上陸して富士へ向かい「富士裾野決戦」で地上部隊も殲滅する。
    さらに翌日、東京湾を北上して芝浦埠頭から首都東京に上陸しわずか3時間足らずで首都圏を蹂躙、日本列島を壊滅させ消息不明となる。
    この時だけでユーラシア大陸にて2億人、日本にて1億人近い犠牲を生み出し、7億人まで減少した人類を地球から脱出せざるを得ない状況まで追い込んだ。
    以降2年は行方不明だったが、2048年3月にはアラトラム号出向を目前にリオデジャネイロを襲撃、
    3月11日にリオデジャネイロ郊外JSS3宇宙港を壊滅させ、13日には防衛軍の最終防衛線を突破されたことで本部施設を核自爆させることになる。
    それから3ヶ月間、未だ市民の残るサンパウロやサルヴァドールなどを攻撃して2億人以上を死傷させ、
    さらに南米を横断してエクアドルやペルーを焼き尽くし、7月31日には地球連合新本部ブエナベントゥラへ進行するも、モスラによって撃退。
    8月15日に再出現し、地球連合最後の作戦「オペレーション・クレードル」の陽動部隊と対峙する。
    アラトラム号が帰還した2万年後の地球では、G細胞由来の生物で構成された新しい生態系の頂点に君臨。
    2万年の間に成長をし続けた結果、巨大化しており、それに伴い超大音量の咆哮による共振現象で対象を粉砕する「超振動波攻撃」など、
    新たな能力も獲得している。劇中ではゴジラ・フィリウスを撃破したハルオ・サカキたち先遣隊の前に現れ、
    超振動波攻撃と尻尾を振りぬいて生み出した衝撃波によって部隊を壊滅状態に追い込む。

  • 296 名前: 名無しより愛をこめて 2023-11-16 05:24:26 

    メカゴジラ
    体高:50メートル 体長:100メートル 
    総重量:3万トン 
    人類が異星種族ビルサルドの協力を受けてひそかに開発した、自律思考金属体「ナノメタル」製の対ゴジラ決戦兵器
    正式名称は「対ゴジラ超重質量ナノメタル製決戦兵器:メカゴジラ」。略称は「メカゴジラ」あるいは「MG」。
    ビルサルドの科学技術の総力がつぎ込まれており、建造には3万トン以上の超重質量ナノメタルが使用されている。
    動力源はナノメタル粒子間連結組成による発電細胞用機関で、
    体内大量生成から高出力で発電した電力を常時大量蓄電し、行動用電力を随時放出する。
    制御はゴジラの電磁場による通信障害をA39ビルサルド方式電磁シールド技術で軽減、
    そのうえで散布ナノメタル粒子によるネットワークを形成し、内部AIから中央制御システムまでの半径50キロ圏内での常時接続を保証している。
    武装はナノメタルの自在変形機能を最大限活用したもので、
    ナノメタルの自在変形、自己修復・増殖機能により破損部位の多くは瞬時復旧が可能。
    西暦2042年、拡大するゴジラの暴威に鑑みて、恒星間移民船の建造を除く人類の全てのリソースが注ぎ込まれる形で決行された
    「プロジェクト・メカゴジラ」により、当時世界で最も優れた工業生産力を維持していた極東自治区(旧・日本)の富士山麓にて建造を開始。
    富士山麓宝永第一火口縁南方2キロメートル地点の地下200メートルに築かれた
    「地球連合軍・戦略技術研究所・ナノメタル研究センター併設メカゴジラ開発プラント」(通称:メカゴジラ建造工場)にて、
    専用の100GW級ビルサルディア型(ΩIII型磁場閉込方式)熱核融合炉4基からの大電力供給を受けて
    地下ナノメタル生成棟・MG組立棟・AI製造棟を稼働させ、計736名の人員によって進められた。
    ゴジラを地上に押し留める「オペレーション・ロングマーチ」およびゴジラを地中深くに閉じ込める
    「オペレーション・グレートウォール」の間に機体そのものは完成するが、2046年3月の「富士裾野決戦」で何らかの理由から起動に失敗し、
    遠州灘からゴジラに熱線で工場を狙撃され喪失する。
    しかし打ち捨てられたナノメタルは、メカゴジラ頭部の人工知能から発せられる指示に従い機能を停止することなく増殖を続け、
    2万年かけて工場周囲の直径14キロメートルに「メカゴジラシティ」を形成するに至った。
    その存在は「人類最後の希望」として一般にも公表されており、
    映画監督エガートン・オーバリーの手で5作品の政府広報映画が制作、公開されている。

    武装 
    収束中性子砲
    頭部ナノプレートを変形させた特殊砲身と発生装置で構成される荷電粒子砲。中性子透過力を利用し、
    対象の外殻を貫通、体内組織を融解させる。想定で5キロメートル以上離れた地点からゴジラへの攻撃と反撃を防止し、迅速な接近運動を補助する。

    ブレードランチャー
    背部ブレードを電磁カタパルトで射出し、誘導操縦飛行させて対象を切り裂く質量弾体攻撃。3キロメートル地点での弾幕による撹乱が目的。

    ハイパーランス 
    前方両腕部を高速伸長し、急速粒子圧縮で硬質化させることで生成するランス状対象打突・貫通攻撃。最大伸長は500メートル。
    対象貫通後は、ナノメタル粒子充填・侵食を行う。
    ナノメタル最大硬質化時のモース硬度及びビッカーズ硬度については共にダイヤモンドの約10倍に到達。
    想定では1キロメートル地点で跳躍後にゴジラ上空で起動し、全体重を加重させたハイパーランスチャージ攻撃で体表組織を貫通後、
    先端部から体内深層部へのナノメタル侵食により組織構造を瞬時分析、ゴジラの機能停止を実施する。

    テイルブロー 
    尾部全体を鞭状運動させた切断攻撃。上体捻り運動による尾部先端速度の超音速化、
    プラズマブースターによる運動方向への追加加速、尾部形状の刃形状変形、ヒレ状ブレードの高速往復運動等の複合効果で、
    切断、衝撃波粉砕を行う。

    ナノメタル粒子散布型熱エネルギー緩衝層 
    半径300メートルの周囲空間にナノメタル粒子を散布し、エネルギー兵器の拡散防御を行う。
    シミュレーション上では到達エネルギーの9割を拡散する。実体質量弾に対する防御も可能。
    メカゴジラシティでも熱線の対策で展開された。

    積層耐熱装甲板 
    メカゴジラ外殻部位各部の瞬時変形による防御手段。
    想定では5キロメートル地点への接近直後に胸部装甲を変形させ、熱エネルギー緩衝層との併用で熱線を防御する。
    メカゴジラシティでもプラント表面に形成されるはずだったが、ゴジラの侵攻を受けて武装の配置を優先するために途中で建造が中止された。

  • 297 名前: 名無しより愛をこめて 2023-11-16 05:24:33 

    太陽系離脱に傾倒する中央委員会をよそに、ハルオたちは前回の対ゴジラ戦術にシティを組み込んだ新戦術を立案し、
    パワードスーツを改良した新兵器「ヴァルチャー」の設計や、ゴジラ・アースへの止めとして用いる
    「EMPプローブハープーン」の開発など準備を進めるが、地下で自己増殖を続けるナノメタルを見たハルオは
    ナノメタルへの強い不安を抱き始め、さらにナノメタルに不信感を持つ地球人の兵士たちがナノメタルを使ってシティと同化していく
    ビルサルドの姿を目撃して騒ぎ出すという事件が起きる。ビルサルドと地球人の間に齟齬が生じる中、
    熱光学遮断フィールドが解除されたことでシティを発見したゴジラ・アースが進攻を開始する。
    ヴァルチャーの本格的な量産もまだという不完全な状態で作戦開始を迫られたハルオは、
    ユウコとかつての教官リルエル・ベルベとともに先行開発されていたヴァルチャーに乗り込み、ゴジラ・アースの誘導を行う。
    その間に準備を整えたガルグたちは、ゴジラ・アースの足元をナノメタルで固定してEMPプローブハープーンを撃ち込むが、
    ゴジラ・アースは高熱波を発生することでプローブを溶解させたうえ、シティを全身からの超高熱波で包み込む。
    シティが崩壊の危機に直面する中、ガルグらビルサルドはナノメタルを纏ってシティと同化したうえ、
    ヴァルチャーを特攻兵器とするためにハルオやユウコにも強制的にナノメタル強化を施そうと目論む。
    それを拒絶したマーティンら地球人がシティから脱走し、辛くもフツアの鱗粉によって浸食を免れたハルオは、
    メトフィエスによる説得とガルグによる主張の間で苦悩するが、苦しむユウコを救うためにガルグたちのいる管制ルームを破壊する。
    その直後、ハープーンを完全に無力化したゴジラ・アースの熱線によってシティは完全に破壊され、
    ハルオはヴァルチャーからユウコを救出するが間に合わず、変わり果てた彼女を抱きしめながら慟哭どうこくする。

    星を喰う者
    メカゴジラシティの陥落後、ユウコは脳死状態と判定され、ハルオは自らの選択の結果に打ちひしがれる。
    一方、メトフィエスはハルオがナノメタルの侵食を受けなかったのは神の加護によるものだと説き、
    ハルオを神に選ばれた英雄と祭り上げることで、メカゴジラシティの敗北で絶望した生存者たちの大半を信者に引き込むことに成功する。
    ハルオは、自らを含む幾人かが侵食を免れたのはフツアの治療によるものであると訴えるが、メトフィエスはそれを承知の上で信者を増やし、
    自分たちが崇める神を呼び出す準備をしていることを告白する。
    ハルオのメトフィエスへの不信感が募る中、アラトラム号ではメカゴジラシティの一件によって種族間の対立が深刻化する。
    ビルサルドは実力行使でアラトラム号の動力室を占拠し、同胞を殺めゴジラ撃滅の好機を逃したハルオの極刑を要求する。
    その情報を受け取ったハルオは、マーティンの提案で対立が鎮静化する時間を稼ぐために敢えてフツアの隠れ家に身を隠し、
    その中でミアナ及びマイナと交流して、生き残って命を繋げば勝ち、死んで消えれば負けというフツアの価値観を知る。
    そしてハルオはかつてゴジラ・アースに敗れた自分を助けて治療した真の恩人であり、
    想いを寄せるが故にハルオが死ぬことを恐れるマイナと結ばれる。
    しかし同じころ、メトフィエスは自身を怪しむミアナを捕らえた上で信者たちとともに神を呼び出す準備を着々と進め、
    遂にエクシフが神と崇める高次元怪獣「ギドラ」を降臨させる。ギドラは信者となった生存者たちを生け贄として喰い尽くし、
    この宇宙の法則に囚われないが故に機械に観測されない超常的存在としてアラトラム号の近辺に出現する。
    アラトラム号は時空間を歪めるギドラの前に何が起きているか理解できないまま撃沈され、そのままギドラは地上に出現し、
    迎撃に現れたゴジラ・アースをも圧倒する。ギドラの力を目の当たりにしたハルオは、
    エクシフの真の目的を知るためにメトフィエスと対峙する。

  • 298 名前: 名無しより愛をこめて 2023-11-16 05:24:40 

    20世紀末、人類は環境変化が原因で地球上に出現した巨大生物「ゴジラ」の脅威に晒されるようになった。
    半世紀に渡り敗走を重ねた人類は種全体の存続を図り、一部の人間を他星に移住させる計画を立案する。
    2048年3月14日、恒星間移民船の1つ「アラトラム号」はコンピュータによって選抜された一部の人間と、
    同盟を結んでいた異星人種「エクシフ」と「ビルサルド」を乗せ、11.9光年彼方の惑星くじら座タウ星eを目指して旅立った。

    怪獣惑星
    出発から約22年後。
    過酷な宇宙生活の末に人類はタウ星eに到着するが、そこは人類の生存に適さない環境であり、移住計画は事実上失敗に終わる。
    老人ばかりの志願者たちで入植を強行しようとする中央委員会に対し、
    ハルオ・サカキはタウe星からの即刻退去と移民プランの完全棄却を要求して揚陸艇に篭城するも拘束され、
    タウ星eへの着陸を試みた揚陸艇は降下中の事故で全員死亡する。
    今後の移民が困難となり、さらにハルオがエクシフの軍属神官メトフィエスの協力で立案した「対ゴジラ戦術」がリークされたことで、
    船員たちの間では地球帰還を望む声が高まり、中央委員会は地球への帰還を決断する。
    アラトラム号は長距離亜空間航行を用いて往路よりもはるかに短い時間で地球へと到着する。
    しかし、亜空間航行の影響で地球では約2万年[注釈 2]もの歳月が経過していたうえ、調査の結果、未だにゴジラが生存していることが判明する。
    中央委員会は帰還を諦めようとするが、メトフィエスの後押しでハルオの戦術案が採用され、
    ゴジラ殲滅のため600名からなる地球降下部隊を派遣することが決定する。
    保釈されたハルオは、幼なじみのユウコ・タニやエリオット・リーランドと共に地球に降下し、
    ゴジラ捜索のための準備と変わり果てた地球環境の調査を進める。
    しかしその最中、ゴジラに捜索に当たる予定だったリーランドの部隊が怪獣セルヴァムの襲撃に遭い、被害を受ける。
    さらなる犠牲を避けるため、メトフィエスの案でリーランドたちは仲間の部隊との合流を経て撤退を試みるが、
    部隊は事前の作戦ルートを行軍中にゴジラと遭遇する。ハルオはゴジラの防御力の要である非対称性透過シールドの電磁パルスパターンを解析するため
    単身ゴジラに挑み、それを支援しようと単身ゴジラに攻撃を仕掛けたリーランドの死と引き換えにデータの入手に成功する。
    ゴジラから逃れ、ビルサルドの技術士官ムルエル・ガルグと合流したハルオは指揮権を掌握したメトフィエスから指揮権を委譲され、
    作戦の続行を決定する。ハルオたちは多くの犠牲を払いながらも作戦を進め、ついにゴジラのシールドを一時的に無力化し、撃破に成功する。
    念願のゴジラ討伐を果たした一同は歓喜するが、環境生物学者マーティン・ラッザリは、
    今回討伐したゴジラが経過年月と比較して何の変化もないことから、2万年前の個体とは別である可能性を指摘する。
    そして、マーティンの推測を裏付けるかのようにハルオたちの前に2万年もの間300メートルの大きさまで進化を続けた
    「ゴジラ・アース」が出現し、部隊はまたたく間に壊滅に追い込まれる。

    決戦機動増殖都市
    ゴジラ・アースの攻撃で気を失っていたハルオが意識を取り戻すとそこは木造の住居で、しかも自分の身体もすでに治療されていたことに驚く。
    はぐれた仲間を探そうとした家を出た所を家主らしき人型種族の少女に遭遇、ハルオは慌てて逃げ出した彼女を追いかけてどうにか接触し、
    自らの命の恩人となった少女のミアナと交流を結ぶ。
    一方、ユウコ、アダム、ベルベを含む残存部隊の一つがミアナの同族と思しき少女に襲われていたが、
    そこにハルオとミアナが駆けつけたことで助かり、改めてミアナたち民族の集落に客人として招き入れられると
    先に保護されていたマーティンやガルグとも再会する。ハルオたちは、ミアナとその姉のマイナから彼らのいう神の卵の意思を介し、
    彼女らの種族の名が「フツア」であること、そのフツアの神もすでにゴジラに殺され、もはやゴジラに敵う術はないという話を聞かされる。
    マーティンは、フツアが2万年前の人類の末裔で、現在の環境に適応するために昆虫の特徴を取り込んだ新人類だと推測する。
    その後、生存者たちからも退却案が飛び出す中、とにかく軌道上の母船と連絡を取ろうと揚陸艇のコクピットブロックを探す途中で
    メトフィエスとも合流できたハルオたちは母船に迎えを要請するが、ガルグはマイナがセルヴァム撃退に使った狩猟道具に
    かつて対ゴジラ用最終決戦兵器として建造された「メカゴジラ」の構成素材「ナノメタル」が用いられていることに気づき、
    その生産プラントが残されている可能性を見い出す。

  • 299 名前: 名無しより愛をこめて 2023-11-16 05:24:47 

    1999年、フィリピンでの炭鉱崩落事故を調査中の芹沢猪四郎博士らは、炭鉱の深部で巨大な恐竜のような生物の化石を発見する。
    化石には別種の生物の繭が寄生しており、付近には巨大な何かがはい出たような痕跡が残っている。
    一方、日本の雀路羅(じゃんじら)市にある原子力発電所に勤務する核物理学者のジョー・ブロディは、
    原子炉直下で発生する不可解な地震について調査を要請する。
    ジョーの妻で技師のサンドラが原子炉の安全確認に向かうが、突如起こった巨大な揺れによって原子炉が暴走し、
    原発は倒壊した。

    15年後、ブロディ夫妻の息子でアメリカ海軍爆弾処理班のフォードは、
    父のジョーが日本で警察に逮捕されたという知らせを受ける。ジョーは妻の命を奪った原発事故の真相を探るべく、
    立入禁止区域となった原発跡地に侵入し逮捕されていた。
    原発跡で15年前と同じ事態が起きつつある兆候を察知したジョーは、
    フォードと共に禁止区域へ再侵入し実家に残されたデータを回収するも、付近をパトロールしていた武装集団に捕まり、
    原発跡地内の研究施設へ連行される。

    施設内にはかつての地震の原因となった巨大な繭があり、「モナーク」と称する秘密機関が調査を行っていたが、
    すでに繭は羽化を開始していた。羽化した生物は研究施設を破壊して東へ飛び去り、
    施設の倒壊に巻き込まれたジョーは命を落とす。芹沢らはジョーの遺した情報を持つフォードとともに
    原子力空母「サラトガ」にて「ムートー」と名付けられた巨大生物を追う。
    モナークの目的は、ペルム紀末の大量絶滅を生き延びた太古の巨大生物「ゴジラ」を研究し、
    その存在を社会から隠蔽する事だった。芹沢はムートー排除のためゴジラも再び現れると推測する。

    ムートーは洋上でロシア海軍アクラ型原子力潜水艦を襲い、その核燃料を捕食するためオアフ島に上陸する。
    怪獣はホノルル市街に侵攻し米軍と交戦するが、間もなくしてそこにムートーを追って来たゴジラが60年ぶりに地上に姿を現す。
    両者は空港で対峙するがムートーは飛行して逃亡、それを追うゴジラも海へ消えた。

    一方、アメリカのユッカマウンテン放射性廃棄物処分場に保管されていたフィリピンの繭から新たなムートーが羽化し、
    ラスベガスを破壊しさらに西へと進行する。

    サンフランシスコ湾で3体の怪獣が衝突すると推測する軍指揮官のステンツ提督は、
    芹沢の反対を押し切って戦略核兵器の使用許可を得る。
    弾頭には電磁パルスの影響を受けないアナログ式の時限装置を使用し、3匹の怪獣を太平洋上へ誘引し、
    殲滅する作戦が実行されることになった。米軍は2基の核弾頭を列車でサンフランシスコへ輸送しようと試みるが、
    雌のムートーの襲撃を受けて弾頭1基を飲み込まれてしまう。
    もう1基の弾頭はサンフランシスコ湾内への輸送には成功するものの、海上で雄のムートーに奪われ、
    雌がサンフランシスコ市街地に築いた巣へ運ばれる。弾頭の起爆装置は既にカウントダウンを開始しており、
    数時間後には逃げ遅れた市民が核爆発に巻き込まれてしまう。
    フォードは弾頭起爆阻止を目的とした軍の部隊に参加し、HALO降下によってサンフランシスコ市内へ突入する。

    湾内に浮上したゴジラはゴールデンゲートブリッジを破壊し市街地へ侵攻。
    ゴジラはフォードの妻のエルが勤める病院の近くで2体のムートーと交戦する。
    その傍らでフォードたちは弾頭を発見するが、その破損状態は激しく時限装置を停止させることが出来ない。
    部隊は船で弾頭を洋上へと持ち去り、少しでも市街地から引き離す作戦に移行する。
    一方フォードはムートーが既に巣に無数の卵を産み付けていることに気付き、
    横転しているタンクローリーのガソリンを利用し巣全体を爆破する。

    ゴジラは二体のムートーの連携攻撃に苦戦を強いられていたが、
    巣が爆破されたことに気を取られた雌のムートーが戦闘を放棄したことで形勢が逆転、
    熱線を放ち雌のムートーを一時的に戦闘不能にし、さらに襲ってきた雄のムートーを強烈な尻尾の一撃で倒す。
    一方で核弾頭を奪われたことに気付いた雌のムートーが復活し部隊を壊滅させ、更にフォードに迫るが、
    追って来たゴジラに熱線を放たれ絶命する。エネルギーを消耗したゴジラはその場に崩れ落ちた。
    核弾頭はフォードによって小型船で洋上へ運ばれ、遥か遠くの沖合いで大爆発した。

    翌朝、フォードは避難所のコロシアムに訪れ、そこで家族との再会を果たす。
    一方で、瓦礫の中で死んだと思われていたゴジラが覚醒し、海へ戻り始めた。
    万感の思いで見つめる芹沢らを背に、ゴジラは咆哮を上げ海中へと姿を消していったのであった。

  • 300 名前: 名無しより愛をこめて 2023-11-16 05:25:00 

    ラドン (Rodan) は、映画『空の大怪獣ラドン』をはじめとする東宝製作の怪獣映画に登場する架空の怪獣である。          
    ゴジラ、モスラと共に東宝三大怪獣と称される。

    特徴
    翼竜プテラノドンが突然変異した怪獣。
    特撮美術監督の渡辺明がプテラノドンをモチーフにデザインしており、名の由来にもなっているが、プテラノドンに比べて様々な差違があり、プテラノドンの頭部にある一本の後頭部に伸びる角状の突起が、2つに分かれて生えており(『ゴジラvsメカゴジラ』では3本)、嘴は鳥類のそれに近い形状で、鳥類には無い歯が生えている(元となったプテラノドンにもない)が、
    プテラノドン等の翼竜と比べればとても小さくて短い。
    腹部にはニードルのようなゴツゴツとした鱗がある。尾はプテラノドンの細い皮膜が付いたものではなく、楕円状にゆるく拡がっている。着地しての直立二足歩行が可能で、翼を広げたままで陸上走行を行うことも多い。
    巨大な上に超音速で飛ぶため、ソニックブームを巻き起こし、飛ぶだけで市街を破壊してしまう。

    シリーズによって攻撃能力が異なり、『三大怪獣 地球最大の決戦』では嘴で敵をつついたり、
    足の爪で引っ掻く攻撃が主で、ゴジラと互角に戦う力を持っている。また、『ゴジラvsメカゴジラ』に再登場したラドンはゴジラの熱線を受けてファイヤーラドンとなり、放射熱線と同程度の威力のウラニウム熱線を吐く能力を身につけた。
    ラドンの声にはコントラバスの音と人間の声を素材として加工したものが使われており、
    本作の後も『ウルトラマン』のアントラーやvsシリーズに登場したキングギドラ、バトラの声などに流用された。

    『ゴジラ・ミニラ・ガバラ オール怪獣大進撃』では怪獣島の怪獣の1体として、
    『地球攻撃命令 ゴジラ対ガイガン』では『キングギドラの大逆襲』タイトル時期の企画に味方側の怪獣として、
    『モスラ3 キングギドラ来襲』ではモスラ(新)の敵怪獣として登場する予定があったが、いずれも途中で変更になっている。

    ラドンが登場する映画リスト
    空の大怪獣ラドン(1956年)
    三大怪獣 地球最大の決戦(1964年)
    怪獣大戦争(1965年)
    怪獣総進撃(1968年)
    ゴジラvsメカゴジラ(1993年)
    ゴジラ FINAL WARS(2004年)
    ゴジラ キング・オブ・モンスターズ (2019年)

    『空の大怪獣ラドン』のラドン
    身長:50メートル
    翼長:120メートル
    体重:1万5千トン

    核実験の放射能や火山ガスによる高温化の影響で現代に復活した。
    劇中でプテラノドンとの関連性を示すような発言があるが、直接は明言されていない。
    ただし、シナリオ上の設定でプテラノドンは
    「中生紀に生息した飛竜の一種で空飛ぶ始祖鳥としては最大のもの」とされている。

    阿蘇の炭坑の奥で卵から雛が誕生し、古代トンボの幼虫メガヌロンを捕食していた。
    成長した1頭が阿蘇山から出現し、航空自衛隊のF-86戦闘機と大規模な空中戦を展開して追撃を振り切った後、
    佐世保や福岡に降り立って大暴れする。このとき口から煙のようなものを吐いており、
    パチンコ屋に突っ込んだタンクローリーを爆発炎上させている。

    陸空両自衛隊からの猛攻によって危機に陥ったところにもう1頭が出現するが、
    最後は帰巣本能で阿蘇山に帰ってきたところに自衛隊のミサイル攻撃を受け、
    その影響で阿蘇山が噴火して2頭のラドンは脱出するもマグマの噴出に巻き込まれ、真っ赤な溶岩の中に消える。

    スーツアクターは中島春雄。
    作中ではラストシーンになるまでラドンが2頭いるという明確な描写がない。
    一応の伏線は張られているが、世界各地で未確認飛行物体による被害が同時に出ているという電話を
    航空自衛隊の基地司令室で新聞記者が本社から受け取るという非常に分かりづらい演出のため、
    海外公開版では2頭いることを説明するシーンが追加されている。
    監督の本多猪四郎も、特技監督の円谷英二も「この2頭のラドンはつがいである」と述べている。[要出典]
    本作のラドンは背中に緑と黄色のラインが入っている。頭部造形は利光貞三、胴体は八木勘寿、八木康栄による。
    デザインは数回にわたって検討され、
    「始祖鳥タイプ」、「鳥の羽をつけたもの」「翼竜タイプ」の検討用粘土モデルが作られている。
    子供のラドンは、手踊り式のギニョール・モデルで表現されている。
    初期のデザインスケッチには始祖鳥をモチーフとしたものも存在していたが、後には翼竜をモチーフとしたものに変更された。

    ゴジラやモスラと並ぶ知名度を持つものの、タイトルに名前が冠された作品は2016年現在、デビュー作の『空の大怪獣ラドン』のみである。

  • 301 名前: 名無しより愛をこめて 2023-11-16 05:25:07 

    『シン・ゴジラ』では神のような神秘的な存在としていたが、本作品のゴジラは怪獣ではなく、
    生物のような方向に寄せていったといい、上に手の平を向けていた『シン・ゴジラ』に対して本作品では生物であることから下に向けている。
    進化するという設定は、『シン・ゴジラ』の設定が取り入れられており、各形態には山森の提案で過去の東宝怪獣の意匠が入れられている。

    ゴジラアクアティリス
    第3話で登場した第0形態。
    深度900メートルのところを50ノットで泳いでいる姿が潜水艦によって確認されている。
    第6話にて東京湾内に侵入しようとしたマンダの群れを追ってその全体像を表した。そのままマンダの群れを仕留めつつ、東京湾に上陸する。
    モササウルスのような姿から水棲生物であると思われる。四肢は進化途中のようなヒレのようになっており、長い尾の先端は水かきがある指のような尾ビレになっている。
    顔つきはワニに似ており、触覚のような細いツノが頭部にある。表皮は赤く、海を通過するとその海は紅塵に包まれて赤く染まる。
    アクアティリスとはラテン語で水生を意味する。
    ヒレのような足は海から来るため、水中で自然と活動できるような形となった。
    初期設定では、クラゲのような生態の生物や、シラスのようなものから魚のような形に進化する案もあった。

    ゴジラアンフィビア
    第7話で東京に上陸を果たしたゴジラ アクアティリスが変態した第1形態。
    イグアナのような顔つきの陸棲生物のような姿となり、四肢は爬虫類に似た形の脚となり、四足歩行を行う。
    政府によって南房総地方の伝承に基づいてゴジラの名称が与えられる。
    第8話で代々木公園での自衛隊からの砲撃を受けてマイナス20度の可燃性のガス状物質を口から放出し、その砲撃の爆発が冷気に引火した途端、
    次第に高温のガスとなって爆炎を誘引して一帯を巻き込む熱膨張を起こして直径500メートル範囲を焼き尽くし、自身をも焼き尽くして自らの総質量を超える紅塵を放出して包まれることで、
    硬質の組織と溶けてドロドロの状態が下にある炭化層の外殻に覆われた蛹のような状態になり、活動停止した。
    体皮は茶褐色、頭部は濃褐色となりツノの形状も変化している。
    アンフィビアとはラテン語で両生類を意味する。
    頭部にはバランの意匠が取り入れられている。

    ゴジラテレストリス
    第9話で活動停止して蛹状態となっていたゴジラアンフィビアが、固まった外殻が剥がれ落ちてさらに変態した第2形態。
    前脚は小さくなって後脚だけで立ち上がり、完全二足歩行形態となっている。
    自衛隊の砲弾投下を予期して着弾前に体組織を触手のように変化させて包んで着弾と同時に破裂させて本体への衝撃を和らげるといった防御能力を持ち、
    背びれを青白く発光させながら口元に光のリングを形成して吐く能力も見られる。
    角や尾ビレがなくなり、首から上半身は細くなり、頭部は小さくなっている。表皮は青い鱗状だが、眉間から背鰭に沿って赤いラインが残る。
    テレストリスとはラテン語で陸生を意味する。
    最終形態の前の息子のようなポジションであることから、ミニラのオマージュとして光輪を口から吐くものとなった。

    ゴジラウルティマ
    3度の形態変化を経て究極の姿となったゴジラの第3形態で、本作品におけるゴジラの正式名称。
    千葉県逃尾市(にがしおし)にて古くから伝わる伝承が描かれた浮世絵には、古史羅(こしら)と記述されている。
    また、同市に戦前から存在する旧嗣野地区管理局(電波観測所)“ミサキオク”の地下にはゴジラウルティマの全身骨格が存在していた。
    第10話でゴジラテレストリスが自衛隊と交戦して集中砲火を浴びる中で変態し、この形態となる。
    形態変化後、自衛隊の攻撃を鎧のような強硬な外皮で寄せ付けぬまま背鰭と口内を青白く光らせ、
    口元に7つの大小さまざまな光輪を放射して複数重ねた重力レンズで空間を捻じ曲げて1か所に収縮させると、
    そのまま光輪をくぐるように熱線を原子ビームのように圧縮して発射する能力を見せつけ、東京を一瞬で火の海に変えた。
    体色は歴代ゴジラと同じく黒あるいは濃灰色。後脚は極太になっており、背ビレも大きく発達している。
    この形態になった直後まではビル数階建てぐらいの大きさだったが、紅塵を吸収し続けたことで最終的に100メートルを超える巨体となった。
    さらに成長を続けて自身が特異点となり、地球人類は破局を迎えつつあったが、謎の巨大化を果たしたジェットジャガーとの交戦の末、
    完成型オーソゴナル・ダイアゴナライザーによってジェットジャガー諸共巨大な青い結晶となり、消滅した。
    なお、最終話では人間サイズの怪獣が背ビレ辺りに潜んでいた。
    ウルティマとはラテン語で終わりを意味する。

  • 302 名前: 名無しより愛をこめて 2023-11-16 05:25:14 

    映画『モスラ』(1961年)のモスラ
    幼虫
    体長:180メートル(最大時)
    体重:2万トン(最大時)
    成虫
    体長:135メートル
    翼長:250メートル
    体重:1万5千トン
    インファント島の守護神。小美人が興行師ネルソンに連れ去られたため、本能で小美人を追って東京にやってきた。
    幼虫の形態で180メートルにまで巨大に成長して都内を破壊し、東京タワーに繭を張って成虫になると、
    今度はネルソンの逃亡先であるロリシカ国のニューカークシティを破壊するが、福田善一郎たちが空港にモスラの紋章を描き、
    着地したところに返された小美人を連れてインファント島へ帰る。

    この作品の幼虫のみ、夜間の海上で光り輝いている。
    ただし、苦労して撮影した割に分かりづらかったためか、以後のシリーズで発光する描写は見られず、設定にも表記されたことはない。
    原作「発光妖精とモスラ」では繭を作る建造物は東京タワーではなく国会議事堂であるが、60年安保をモチーフにした部分があり、
    政治性が強いという理由から変更された。
    1960年11月24日の読売新聞には、漫画家の阿部和助が書いた鳥のような頭とボディの成虫のイラストが掲載された。
    羽の長さ100メートル、胴の長さ70 - 80メートルと書かれている。

    造形
    幼虫・成虫とも利光貞三、村瀬継蔵、八木勘寿、八木康栄による造形。
    幼虫は3尺ほどの操演ミニチュアが、機関車のミニチュアの仕掛けを流用内蔵した自走式のものと、
    プール撮影や東京タワーのシーンなどで使われた操演用のものと用意された。
    渋谷から東京タワーに迫るシーンの幼虫は、高さが6尺、長さ33尺(約10メートル)、
    重さ約120キログラムほどもある製作費200万円の大型のぬいぐるみで撮影された。
    演技者は中島春雄、手塚勝巳ら総勢8人が入って動かしている。手塚は『空の大怪獣ラドン』でもメガヌロンの先頭に入っていた経験から
    先頭操作に抜擢された。村瀬継蔵は、このモスラの顔の周りにフジツボをつけ、籐のヒゲを生やして生物感を表現している。
    また、ラテックスの表皮に艶を出そうとソフトビニール素材「ビニール・ゾル」をコーティングしたところ、特技監督の円谷に大変喜ばれた。
    村瀬は監督の喜ぶ顔が見たくて、撮影ではがれるたびに毎回手間をかけてコーティングをし直したという。

    平成VSシリーズ
    『ゴジラvsモスラ』
    幼虫
    体長:120メートル
    体重:1万5千トン
    成虫
    翼長:175メートル
    体重:2万トン
    飛行速度:マッハ2
    地球の先住民族コスモスの守護神。幼虫の眼は再び青くなっている。
    この作品以降から幼虫の尾の三つに分かれた突起の真ん中が長く伸びている。

    同族だが傾向が異なるバトラとは戦う運命にあり、不本意ながらこれと戦う。
    インファント島の地中から卵が出現し、島の開発を行っていた丸友観光によって日本に運ばれる途中に孵化。
    孵化の直前に出現したゴジラと戦うが、バトラの乱入に遭ってインファント島に帰還する。
    その後、丸友観光に連れ去られたコスモスを追って東京に上陸し、国会議事堂で繭を作り成虫となる(その際の糸の噴射スピードは昭和版のそれよりも早い設定となっている)。

    同時期に成虫となったバトラと横浜上空で激しい戦いを繰り広げるが撃墜される。
    その後、上陸してきたゴジラに対して、バトラには決して使うことがなかった超音波ビームで攻撃し、バトラと助けあって和解、
    共闘の末にゴジラを戦闘不能状態にして海へと連れ去る
    (ゴジラの尻尾をつかんだときに足から電流のようなものを流していたが、威力や名称は不明)。
    が、突如復活したゴジラにバトラが倒され、その海上でゴジラを封印、バトラの使命を受け継ぎ、
    地球に追突する隕石の軌道を変えるため宇宙へ旅立つ。その際、体に付着したゴジラ細胞により、
    後のスペースゴジラ誕生の一因も造ることになる。
    超音波ビームと鱗粉(電磁鱗粉、イオンクラフトの原理で揚力を得ている)を武器とする。
    鱗粉が撒かれている間はその中に雷が発生するほか、あらゆる光線や熱線を乱反射してしまう。
    これによってゴジラは放射熱線を封じ込められたばかりか威力を逆利用され、さらにバトラのプリズム光線の連携攻撃にも遭い、
    敗退することとなる。コスモスは「モスラ最後の武器」と呼ぶ。
    これまでのシリーズと直接のつながりは無いが、関連書籍などでは4代目モスラと表記する書籍もある。

  • 303 名前: 名無しより愛をこめて 2023-11-16 05:25:21 

    ハルオ・サカキ
    声 - 宮野真守、洲崎綾(幼少期)
    主人公。日本人。24歳。身長173センチメートル。階級は大尉。
    地球を脱出する直前に、両親がゴジラの襲撃に巻き込まれる様子を目撃した過去から、ゴジラに対して人一倍強い復讐心を抱いている。
    同時に、人類が真の意味で再起するためには人としてゴジラを倒すしかないと考えているが、
    人を捨てなければゴジラを倒せないと考えるガルグからはその矛盾を非難されている。
    宇宙船内ではダイチを父親代わりに育ち、ユウコのことは生まれた時から妹のように面倒を見てきた。
    高いカリスマを持ち、エクシフからはその献身性を、ビルサルドからは優れた自己決断力を評価されている。
    タウe上陸に反発し揚陸艇を占拠したことで第一級反逆罪を問われ、
    船内の独房で拘留される中でメトフィエスから与えられたアラトラム号の機密データを元に対ゴジラ戦術を執筆。
    さらにメトフィエスの計らいで罪状を保留される形で保釈され、地球降下に参加する。
    リーランドの戦死後はメトフィエスから指揮権を委譲される形で対ゴジラ戦術を実行に移し、
    自らもパワードスーツ機械化特務分隊を率いてゴジラ・フィリウスの背びれへプローブを打ち込みを行う。
    直後に出現したオリジナル個体のゴジラ・アースの襲撃により負傷するが、フツアのシェルターで目覚め、
    治療されていることに驚きながらもそこで遭遇したミアナと交友を結ぶ。
    600名いた隊員を50名にまで減らしてしまったことに苦悩を抱きながらも、ガルグからナノメタルプラントの現存を聞かされ地球残留を決める。
    しかし、メカゴジラシティでの滞在の中で無限増殖を続けるナノメタルとそれを生体にも利用するビルサルドへの不信を抱き、
    加えてゴジラに倒す上での人の在り方を巡ってガルグと対立してしまう。
    シティへのゴジラ接近が報告されると自らもヴァルチャー3番機に乗ってユウコやベルベと共にゴジラ誘導作戦に参加するが、
    自身の戦術案が通用しないゴジラに対してナノメタルを介したパイロット強化で攻撃を続行しようとしたガルグによって
    ユウコが生命の危機に晒されたことに激しく動揺。逡巡と葛藤の末にメトフィエスの言葉に従ってシティの中枢部を攻撃し
    ナノメタルの機能を止めるも、既にユウコは脳死状態となっており、結果的にガルグとベルベを自らの手で死なせてしまう。

    自らの迷いが招いた結果に絶望し、ゴジラにもう勝てないと心が折れてしまうが、
    自身がナノメタルに侵食されなかった事を奇跡とすることで地球人をカルトに引き込むメトフィエスに次第に不信感を抱き始める。
    更にビルサルドが自分の処刑を求めてアラトラム号で反乱を起こす事態となり、和解する時間を稼ぐために身を隠すことになるが、
    その中で生き残って命を繋げば勝ち、死んで消えれば負けというフツアの価値観を知り、マイナと結ばれる。
    ほどなくしてギドラが降臨し、それによる異常現象を目の当たりにしたハルオはメトフィエスが何かを企んでいることを確信し、
    その真の目的を知るためにメトフィエスと対峙するが、ガルビトリウムを右目に埋め込んだメトフィエスによって
    精神世界へと取り込まれてしまう。過去の凄惨な記憶を辿り、滅びの救済を説くメトフィエスに一度はなびきかけるが、
    両親がつけた自身の名の意味を思い出してメトフィエスを退け、
    ガルビトリウムを砕くことでゴジラがギドラに勝利する決定打を作った。
    ギドラとの戦いを終えてからはフツア族との共生を選び、妻になったマイナとの間に子どもを授かるが、
    ヴァルチャーの再起動の際にメトフィエスの声が届き、文明が再興し、ゴジラを怪獣たらしめる憎しみを持つ自分がいると、
    再びギドラがこの宇宙に現れてしまうことを悟る。そのためハルオは活動状態のナノメタルを宿すユウコを連れて、
    再起動したヴァルチャーに乗ってゴジラに特攻し、自身の命と引き換えにこの世界とギドラの繋がり、
    ナノメタルの脅威、そしてゴジラへの憎しみを絶った。
    小説により、母親は欧州奪還作戦におけるパリの戦いの英雄ハルカ・ヤシロ、
    父親は国連調査官としてこの小説の物語を記録したアキラ・サカキと判明。

  • 304 名前: 名無しより愛をこめて 2023-11-16 05:25:29 

    そんな中、雲南省の施設から脱走した後、滝の中で蛹になっていたモスラが羽化して飛び立ち、    
    ゴジラの住処だったバミューダ海域に現れる。マーク達はモスラがゴジラと交信を試みていると気付いて   
    その反応からゴジラの生存を確認、潜水艦にゴジラのエネルギーとなる核弾頭を積んでゴジラが隠れている地点に向かう。     

    マークらはリックの提唱した地下空洞論に基づく海底洞窟の先にあった古代遺跡の奥地で休眠状態のゴジラを発見するが、    
    潜水艦の魚雷発射システムは事故で破損していたため、芹沢自らが小型潜水艇でゴジラのすぐ傍まで核弾頭を運んで手動で起爆、    
    ゴジラはそのエネルギーを取り込んで再起し、三度ギドラの元へと向かう。  

    北米でギドラとそのギドラの下に付いたラドンが暴れている間、マディソンは母がアランに勧めたオルカによる     
    怪獣の行動を抑制する方法を盗み聞きし、彼らがオルカから目を離した隙にオルカを持ってアジトから脱走。    
    母の言った通りにアジトのあったマサチューセッツ州・ボストンの野球スタジアムに忍び込んでそこの音響システムにオルカを接続、
    スタジアム全体をスピーカーにしてオルカの信号を世界全体に伝達し、怪獣達の動きを止めることに成功する。   
    しかし、ギドラはその信号を察知してボストンに飛来、マディソンを見つけるや彼女に襲いかかる。     
    そこにゴジラが出現してギドラの攻撃からマディソンを救い、ゴジラおよびアルゴを含めた米軍はギドラに攻撃を仕掛ける。      

    マークもオルカの信号からエマとマディソンがボストンにいることを知り、     
    ゴジラとギドラが争う地上に降りるとアランと袂を分かったエマとも合流してマディソンを捜索、    
    マディソンがボストンの旧自宅にいると推測してそこに向かう。    

    この時のゴジラは芹沢が起爆させた核弾頭のエネルギーの過剰摂取により数分で爆発する危険な状態に陥りながらも、 
    支援に現れたモスラの援護もあって一度は優位に立つが、ギドラが呼び寄せたラドンの乱入でモスラとは分断され、  
    さらにギドラの反撃で思わぬダメージを受けてしまう。
    どうにかラドンを退けたモスラもギドラの攻撃からゴジラを庇って消滅、ゴジラも体の限界が近づき窮地に追い込まれる。

    マークとエマは倒壊した自宅からマディソンを見つけ出し、
    地上から脱出する前に二人はオルカを修理してギドラの気を引く作戦を立てる。
    エマはマークとマディソンだけを逃して自分は単身オルカを使ってゴジラからギドラの注意を逸らすことに成功する。
    エマは猛追するギドラに追い詰められるが、ゴジラがエマの稼いだ時間の間に取り込んだモスラの力によって
    体内の核エネルギーの制御に成功し身体を赤熱化させた形態へと変化。
    連続で熱波攻撃を浴びせてギドラの身体を焼き尽くし、最後に残った首も熱線で完全に吹き飛ばし消滅させた。

    瓦礫の上に立つゴジラの前に各地より終結したムートー、ベヒモス、スキュラ、メトシェラらが現れ、
    更に生き延びていたラドンもゴジラに恭順の意を示していき、マークとマディソンらが見守る中、
    その輪の中心でゴジラの咆哮が響き渡る。

    その後、オキシジェンデストロイヤーの影響で魚が取れなくなったイスラ・デ・マーラに赴いていたアランは、
    その沖で漁師が引き上げた先の戦いでゴジラが噛みちぎったギドラの首の一つを見せられてそれの購入を申し出る。

    監督 マイケル・ドハティ
    脚本 マックス・ボレンスタイン マイケル・ドハティ ザック・シールズ
    出演者
    カイル・チャンドラー ヴェラ・ファーミガ ミリー・ボビー・ブラウン
    ブラッドリー・ウィットフォード 渡辺謙 サリー・ホーキンス
    チャールズ・ダンス トーマス・ミドルディッチ アイシャ・ハインズ
    オシェア・ジャクソン・Jr デヴィッド・ストラザーン チャン・ツィイー
    音楽 ベアー・マクレアリー
    主題歌 [ALEXANDROS] 「Pray」(日本語吹替版)
    製作会社 レジェンダリー・ピクチャーズ
    配給 ワーナー・ブラザース 東宝
    公開 2019年5月31日
    上映時間 132分
    製作国 アメリカ合衆国
    言語 英語

  • 305 名前: 名無しより愛をこめて 2023-11-16 06:32:15 

    なにこれ荒らし?

  • 306 名前: 名無しより愛をこめて 2023-11-16 08:09:13 

    >>305
    もう何年もゴジラ系のスレに居座るキチガイ

  • 307 名前: 名無しより愛をこめて 2023-11-16 08:42:37 

    289 名無しより愛をこめて (ワッチョイW dbe6-BCWt [2400:2410:a800:7000:*]) ▼ 2023/11/16(木) 05:21:03.13 ID:I6Gn0U/r0 [1回目]
    >>281
    米ソのシーンはないと
    なんで米軍来ねーんだってなるじゃん


    305 名無しより愛をこめて (ワッチョイW a52a-XqY5 [2400:4053:82e0:5510:*]) ▼ New! 2023/11/16(木) 06:32:15.03 ID:+Np2+uKT0 [1回目]
    なにこれ荒らし?

    ワッチョイスレだから簡単自動で消去できる

  • 308 名前: 名無しより愛をこめて (ワッチョイW 5501-jKzt [60.70.172.68]) 2023-11-16 09:16:08 

    避難所

    平成ゴジラ VSシリーズ 第三十六スレ【分割14スレ目】
    https://mevius.5ch.net/test/read.cgi/sfx/1556776966/

  • 309 名前: 名無しより愛をこめて 2023-11-16 11:28:32 

    >>282
    ゴジラザウルスも大戸島ゴジラも恐竜じゃないよ

    ゴジラザウルスは、マーシャル諸島ラゴス島でひっそりと生き延びていた、
    仮に「恐竜」と呼称される架空の生物。
    生態も恐竜とは違う

    大戸島ゴジラは最初から、再生能力は最初からある架空の超常生物

  • 310 名前: 名無しより愛をこめて 2023-11-16 14:29:36 

    だよな
    大戸島ゴジラをゴジラザウルス呼んでる奴多くてあれ?ってなってた
    ちなみにあそこで敷島がゴジラ攻撃してても結果は同じだったらしい

  • 311 名前: 名無しより愛をこめて 2023-11-16 14:44:56 

    ゴジラザウルスって呼んでるのはあだ名みたいなもんだから気にしなくてよかよ

  • >>275
    でもハリウッドのギドラはすげえカッコよかったじゃん
    翼もデカくてさ
    日本があれをやらなきゃいけなかった
    だからやってほしい
    ハリウッドよりカッコよくて凶悪なの見せてくれ

  • ゴジラとムートーの戦いから5年後、
    巨大怪獣の存在およびそれまで極秘に怪獣の調査を行ってきた秘密機関「モナーク」のことが公になり、
    以後世界各地で休眠状態の怪獣が次々と発見され、その地点には怪獣の生態を研究するための前哨基地が建てられた。
    中国・雲南省にある古代遺跡の内部に設置された第61前哨基地ではモナークの科学者エマ・ラッセル博士と
    娘のマディソンらが孵化した"モスラ"の幼虫との交信を試み、モスラの制御に成功する。
    しかし、そこへ環境テロリストであるアラン・ジョナ率いる傭兵部隊が基地を襲撃、エマとマディソンを連れ去り、
    怪獣と交信する装置"オルカ"も強奪されてしまう。その頃、モナークの有識者と政府役員との会議においてモナークは
    政府や世論から怪獣への対応と被害の責任についての追及を受け、あくまで怪獣殲滅を訴える政府に対し、
    モナークの科学者・芹沢猪四郎博士はあくまで怪獣との共存が必要だと説く。その折に芹沢らは雲南省で起こった事件の知らせを聞いて
    元モナークのメンバーで別居状態だったエマの夫マークに協力を要請、攫われた二人を救出するため力を合わせることとなり、
    マークを"ゴジラ"の生息域となっているバミューダ海域に設置された第54前哨基地に招いて今後の対応を協議する。
    一方、アラン達の目的は南極の氷塊に眠る怪獣"モンスターゼロ"を目覚めさせることであり、
    南極の第31前哨基地を占拠してモンスターゼロの復活作業を開始する。それと同時に海域に潜んでいたゴジラが行動を開始、
    その移動予測からゴジラが南極を目指していると知るとマーク達も司令母艦「アルゴ」で南極へと向かう。
    到着したモナークの兵士とテロリストが銃撃戦を繰り広げる中、マークは妻子と再会する。
    だがエマは彼の目の前で氷塊に仕掛けられた爆弾の起爆装置を押して氷塊を爆破、
    崩壊する基地からアランはエマとマディソンを連れて逃亡し、マーク達も間一髪で基地の崩壊から免れるも、
    マークと芹沢らは復活したモンスターゼロに襲われる。そこへゴジラが出現し、モンスターゼロと交戦を開始。
    その戦いに巻き込まれて芹沢の助手グレアムは死亡、マークも気を失ってしまう。
    そこに駆けつけたアルゴの攻撃を受けてモンスターゼロは逃亡、ゴジラもそれを追って海へと消える。
    アルゴ内で目覚めたマークは南極でのエマの行動から彼女が自らアランのテロリストグループに協力していると他の面々に語る。    
    そこにエマの声明が届き、     
    彼女は「人類の文明活動のせいで崩壊寸前の地球環境を修復するためには怪獣による破壊と再生が必要」と主張する。 
    直後にメキシコのイスラ・デ・マーラの火山火口に建てられた第56前哨基地のシステムが  
    テロリストグループにハッキングされ、エマはオルカの信号をそこから流して火山に眠る怪獣を呼び起こそうとする。 
    しかし、母の真意に気づいたマディソンがそれに反発して止めようとするもエマはアランに急かされる形でオルカを起動、  
    その音波に反応して火山の火口から"ラドン"が出現する。  

    現地民の避難の時間を稼ぐためアルゴとその護衛部隊が駆けつけてラドンを攻撃、   
    ラドンはアルゴを敵と見なして飛翔し、護衛部隊を瞬く間に壊滅させアルゴを執拗に追い回す。   
    しかし、ラドンはアルゴにこの時中米に近づいていたモンスターゼロの元に誘導されて、交戦の末に海へと叩き落される。  
    モンスターゼロは次にイスラ・デ・マーラからの避難民を収容していたアルゴに襲いかかるが、
    そこにゴジラも現れてモンスターゼロと海中で激しく争う。  
    だが、そこに米軍が怪獣殲滅用に開発した新兵器   
    「オキシジェン・デストロイヤー」を搭載したミサイルが飛来して両者の下で炸裂、ゴジラの生体反応は消失するが、  
    一方のモンスターゼロは健在であり、その直後に世界各地のモナークの前哨基地のある地点から次々と怪獣達が目覚め始める。 

    世界規模での復活した怪獣による災害が発生する中、これを芹沢はモンスターゼロが他の怪獣を支配し、   
    自身を中心にした怪獣の群れによる知能的な破壊活動であるとし、さらにアイリーンの調査でモンスターゼロが   
    "ギドラ"という名前であること、そのギドラは宇宙から襲来した生物でむしろ地球の生態系を破壊する存在であることが示唆される。 
    エマも復活させたギドラが他の怪獣達を勝手に操り始めたことで自分のプランが完全に破綻してしまったことに気づき、  
    アランに事態の収束させるよう願い出るが、アランはそれを聞き入れず、両者の間にも亀裂が生まれる。   

  • アライグマ(洗熊、浣熊、学名:Procyon lotor)は、哺乳綱食肉目アライグマ科アライグマ属に分類される哺乳類。
    アライグマ属の模式種。タヌキに似ており、アライグマを英語でraccoon (common raccoon) と呼ぶのに対し、タヌキは raccoon dog と呼ぶ。
    前足を水中に突っ込んで獲物を探る姿が手を洗っているように見えることが名称の由来である。雑食性であり、小動物を捕獲して食べる。
    北アメリカ原産で、日本やヨーロッパにも外来種として生息する。移入後の繁殖により、農作物への被害や生態系への影響などが問題となっている。
    形態
    頭胴長42 - 60 cm尾長20 - 41 cm、体重4 - 10 kg。飼育下では体重が20 kgに達するものもいる。
    灰褐色の体毛をもち、眼のまわりから頬にかけて黒い斑紋がある。
    タヌキと誤認されることが多いが、タヌキとの違いとして長いふさふさとした尾には黒い横縞があるのが大きな特徴である。
    また、足が黒いタヌキやニホンアナグマと比べて、アライグマの足は白っぽく、耳には白い縁取りがある。
    さらに、クマなどと同じく、かかとをつける蹠行性(しょこうせい)という歩き方をするため、
    足跡は人の子供の手のような長い5本の指がくっきりとつく。この特徴は、本種と他の哺乳類とを識別する重要なポイントとなる。
    歯式は、3/3, 1/1, 4/4, 2/2の合計40本(切歯は上下で3本ずつ、犬歯は上下で1本ずつ、
    前臼歯は上下4本ずつ、後臼歯は上下2本ずつの合計40本の歯をもつ)。
    乳頭数は、胸部・腹部・鼠蹊部にそれぞれ1対、計6つとなり、まれに8つの乳頭をもつ個体が確認される。
    分布
    アメリカ合衆国、カナダ南部、中央アメリカ(メキシコなど)を原産地とする。
    日本では海外からの移入により広い地域に定着する。
    また、ドイツやフランスなどのヨーロッパ諸国、旧ソ連のベラルーシやアゼルバイジャン、
    西インド諸島といった国々にも外来種として定着している。
    生息地
    基本的に水辺近くの森林に生息するが、湿地、農耕地、海岸、都市といった幅広い環境に適応できる。
    アメリカにおけるアライグマの都市部への生息範囲の拡大は顕著で、最初の都市部への定着報告は1920年代に始まり、
    ワシントンD.C、ニューヨーク、シカゴ、トロントなど各地の都市に拡大している。基本的に夜行性だが、昼でも活動することがある。
    自分で巣を掘ることはなく、他の動物が地中に掘った巣穴、木の洞、時には農家の納屋や物置などで休む。
    四肢に水掻きはないが泳ぐことが可能で、後ろ足で立つこともでき、木登りもうまく、立体的な行動をみせる。
    行動圏は基本的に直径1-3キロメートルの範囲で、都市近郊に暮らす個体群は狭くなり、
    低い個体数密度では逆に拡大するといったように環境条件によって変化する。
    人間との関わり
    ペット
    アライグマはその可愛らしい風貌からペットとして人気が高かった。
    原産地であるアメリカでもペットとして飼育されており、例えば、アメリカ合衆国第30代大統領カルビン・クーリッジの妻である
    グレース・クーリッジは、レベッカという名のアライグマを可愛がっていたという逸話がある。
    自宅の庭先に現れる野生のアライグマに餌付けを行い、ペット同然に扱う人もいる。
    (ただし野生生物への餌付けは、個体数の増加のほかに、感染症や物理的傷害を受けるリスクがあるため好ましくないとされている。)
    2005年以降の日本では、アライグマは日本の気候に順応し、農作物に被害を与え、生態系を破壊する恐れがあるために、
    外来生物法により特定外来生物に指定された。したがって、日本では学術研究などの例外を除き、
    アライグマの飼育・譲渡・輸入は原則禁止されており、販売や野外に放つことは厳禁である。
    飼育
    人工的な環境下での寿命はおよそ14年。
    主食として、にんじん、りんご、バナナ、副食としてドッグフードを与え、水は食物を水につける習性があるので大きめの容器を使う。
    ケージは幼獣では犬用のペットケージで間に合うが、成長すると運動量が増えるため、
    木登り用の止まり木を含む、10平米以上の広さのケージを必要とする。
    日本国内では地方自治体が条例によってケージの規格を指定している場合がある。
    手先が器用で、簡易的な飼育設備ではすぐに脱走してしまうため施錠が必要。
    飼育環境としては、アライグマは比較的丈夫であるため、気温や湿度に神経質になる必要はないが、
    日当たりがあって風通しのよい環境に置くとされている。
    幼少期においては人に懐くが(ただし、幼少期の時点で暴れる個体もあり、性格の差が激しい)、
    成獣(特に発情期)になると気性が荒くなり、一般人がペットとして飼育するのは難しい動物である。

  • ヘドラ
    体長
    0.1ミリメートルから20メートル(水中棲息期)
    30メートル(上陸期)
    40メートル(飛行期)
    60メートル(完全期)
    体重:4万8千トン(最大時)
    攻撃:ヘドリューム光線、ヘドロ弾、硫酸ミスト
    劇中での命名者は海洋生物学者、矢野徹の息子である研少年。また、最初に上陸した際、驚いた研に短剣で腹部を切り裂かれている。
    宇宙より隕石に乗って飛来したとうかがえる鉱物起源の生命体へドリュウムが、
    都市近海に堆積していたヘドロや公害による汚染物質と結合し、成長した姿。
    本作でヘドラに入り、後年には平成ゴジラに入ることとなるスーツアクターの薩摩剣八郎(本作では「中山剣吾」名義)いわく
    「ぼろぞうきんを重ね合わせた海坊主の幽霊みたい」な姿をしており、赤い目が縦に開いている。
    身体は乾燥するとボロボロに崩れるが、完全死を迎える前に水分が補給されると、破片の個々がオタマジャクシ似の形態に実体化する。
    それらは合体して大きな身体を形成するうえ、成長するにしたがって生える陸上用の足による二足歩行化を経て、
    最終的には飛行能力や光線発射能力まで発現する。飛行形態でゴジラを楽々と持ち運ぶほどの怪力や自らの体液でもあるヘドロなど、
    さまざまな能力を駆使してゴジラを苦しめた強敵である。
    ヘドラが通った後には硫酸ミストがまき散らされ、金属は錆びて人間は骨と化す。
    ヘドロや工場排気を吸い込んで取り込むため、一時的には環境を改善しているようにも思えるが、
    結局はその汚染物質を他の地域へ拡散させるため、「公害問題が、工業地帯など限られた地域に犠牲を強いている」という批判をも体現している。
    飛行や光線の原動力は体内での核爆発と設定されており、劇中で矢野博士は「恒星同様のもの」と解釈している。
    誕生当初は海でタンカーなどを襲っていたが、半ばまで成長すると上陸して工場地帯を襲撃し、そこでゴジラとの初戦に突入する。
    ゴジラの放射熱線を受けて一時退散した後、まもなく飛行能力を得て再来した際には周辺の都市と人間に大被害を与え、
    再戦したゴジラを翻弄する。その後、矢野博士の研究により最後まで水分を飛ばせば完全に殺すことが可能と推察され、
    自衛隊の協力で設置された大型の電 極 板に誘き寄せられるが、トラブルの連続によりダメージとならず、三度現れたゴジラと交戦する。
    そこでもゴジラの左目を潰し、右腕を白骨化させるなど激しい戦いを繰り広げるが、
    ついにゴジラの放射熱線で機能を発揮した電極 板の雷電攻撃を受けてダウンする。これにより絶命したかに思われたが、
    乾燥が完全ではなかったため、残骸の内側から脱皮するように新たなヘドラが出現し、逃亡を図る。
    しかし、放射熱線の応用による空中飛行で追撃してきたゴジラに電 極板へ連れ戻され、
    電流を浴びて再び押し倒されたうえに未乾燥の内部をえぐり出され、さらなる電流を浴びせられたことで完全死を迎える。
    ただし、エピローグではすでに「新たなヘドラ」が誕生していることが示唆されている。
    上記のとおり、乾燥には弱いものの完全に倒すことは非常に難しく、ゴジラ史上に残る難敵となっている。
    なお、他の怪獣を交えずに全編通してゴジラと1対1で戦った怪獣は、『キングコング対ゴジラ』(1962年)のキングコング以来9年ぶり。
    以後の作品では複数の怪獣が登場するタッグマッチ、あるいはハンディキャップマッチ形式が一般的になり、
    ヘドラは昭和ゴジラシリーズで最後にゴジラとシングル(1体1)で戦った怪獣となった。
    スーツアクターは前述したように中山が担当しており、彼の入った最初の怪獣であるが、スーツデザインと重量の関係からあまり動けず、
    ゴジラに入っていた中島春雄がリードしてゴジラが立ち回る感じのアクションにされたという。
    劇中、ヘドラが工場の煙突から煙を吸い上げるシーンはスーツ内に中山が入ったままであり、「非常に苦しかった」と語っている。
    また、一度撮影中に転んで起き上がれなくなってしまったことがある。

    名称
    関連書籍などでは各形態は水中棲息期、上陸期、飛行期と表記されるが、最後の形態は成長期、完全期、巨大化期と表記が分かれている。
    劇場予告編では「公害怪獣」ではなく、「忍者怪獣」と表記されていた。
    中島春雄やスタッフからは「ゴミ」と呼ばれていた。

    備考
    監督の坂野義光は敵役ヘドラの造形に関し、自ら脚本にト書きを入れるほどのこだわり
    (ヘドラの目玉について脚本に「女性器のような」という記述を加えるなど)を見せ、飛行態などのデザインにも積極的に関わっている。
    撮影初日にはヘドラの体に毒々しい反射素材の色彩を加えようと思いつき、自ら塗装を始め、ついにはこの作業に1日を費やしてしまった。

  • 2016年11月3日8時30分ごろ、東京湾羽田沖で大量の水蒸気が噴出、
    同時に海底を通る東京湾アクアラインでもトンネル崩落事故が発生、政府は原因を海底火山か熱水噴出孔の発生と見て対応を進める。
    矢口蘭堂(やぐち らんどう)内閣官房副長官は、ネット上の一般人の動画や目撃報告から、
    いち早く巨大生物の存在を示唆するが、一笑に付される。
    間もなく巨大生物の尻尾部分がテレビ報道され政府は認識を改める。
    巨大生物は多摩川河口から大田区内の呑川を這いずるように遡上し、蒲田で上陸、北進を始める。
    対処方針は駆除と決まり、自衛隊に害獣駆除を目的とした出動が要請される。巨大生物は北品川近くで変形、直立二足歩行を始める。
    自衛隊の攻撃ヘリコプターが攻撃位置に到着するが、付近に逃げ遅れた住民が発見され、攻撃は中止される。
    巨大生物は突然歩行を止め京浜運河から東京湾へと姿を消す。巨大生物は上陸から2時間強で死者・行方不明者100名以上の被害 を出した。
    巨大生物の再度襲来に備え、矢口を事務局長とした「巨大不明生物特設災害対策本部(巨災対)」が設置される。
    被害地域で微量の放射線量の増加が確認され、巨大生物の行動経路と一致したことから、巨大生物が放射線源と判明する。
    米国より大統領次席補佐官および大統領特使が極秘裏に来日し、巨大不明生物は海洋投棄された放射性廃棄物に適応進化した、
    「ゴジラ (Godzilla)」と呼称する未発表の生物であること、その研究していた牧悟郎という学者が行方不明であること、
    牧が残した謎の暗号化資料等が日本側へ提供された。巨災対は、ゴジラは体内の原子炉状の器官から活動エネルギーを得ており、
    そこから生じる熱は血液循環によって発散しているため、血液循環を阻害すればゴジラは生命維持のため自らスクラム停止・急激な冷却を行い、
    活動停止するはずであると結論づけ、血液凝固剤の経口投与によってゴジラを凍結させる「矢口プラン」(仮称)の具体検討を始める。
    11月7日、前回の倍近い大きさとなったゴジラが鎌倉市に再上陸、横浜市・川崎市を縦断して武蔵小杉に至る。
    自衛隊は武蔵小杉から多摩川河川敷を戦場とした 、ゴジラの都内進入阻止のための総力作戦「タバ作戦」を実行するが、
    傷一つ付けることができず、突破されてしまう。ゴジラは大田区・世田谷区・目黒区へと進行する。
    米国からの大使館防衛を理由に爆撃機をグアムから日本に向かわせたとの通知を受けて、政府は正式に米国に攻撃支援を要請する。
    港区にまで進行してきたゴジラに対し、米軍の爆撃機による攻撃を始め、ゴジラに初めて傷を負わせることに成功するが、
    ゴジラは口から火炎や光線を、背部からも複数の光線を放射しはじめ、爆撃機をすべて撃墜し、港・千代田・中央3区の市街地を破壊する。
    総理大臣官邸から立川広域防災基地へ避難するところであった総理大臣らが乗ったヘリコプターも光線によって撃墜され、
    総理を含め閣僚11名が死亡する。一方ゴジラは東京駅構内で活動を停止する。
    政府機能は立川に移転、総理大臣臨時代理も立てられ、 矢口はゴジラ対策の特命担当大臣に任命される。
    米軍の爆撃で得られたゴジラの組織片の分析より、今後ゴジラは無生殖で増殖しネズミ算式に群体化していくことや、
    小型化や有翼化、それにより大陸間を超えて拡散する可能性が示唆された。また2週間後には活動再開すると予測された。
    国連安保理はゴジラへの熱核攻撃を決議し、住民360万人の疎開が行われる。
    巨災対は核攻撃ではなく矢口プランによるゴジラ停止の完遂を切望するが、ゴジラには元素を変換する能力もあったことが判明し、
    血液凝固剤が無力化される懸念が生じてしまった。その直後、それまで謎だった牧の暗号化資料の解読の糸口が見つかり、
    解読・解析結果からゴジラの元素変換機能を阻害す る極限環境微生物の分子式が得られる。
    それを抑制剤として血液凝固剤と併せて投与することで解決の見通しが立った。
    国連軍の熱核攻撃開始も間近に迫る中、矢口プランは、「ヤシオリ作戦」という作戦名で、日米共同作戦として開始される。
    無人運転の列車を使った爆弾でゴジラを起こし、次にエネルギー消耗のみを狙った米軍の無人航空機群による攻撃が、
    ゴジラが光線を出せなくなるまで続く。光線が途切れたところを付近の高層ビルをゴジラに向け爆破・倒壊させてゴジラを転倒させる。
    建設機械部隊とコンクリートポンプ車隊が近づきポンプ車のアームより累計数百キロリットルの血液凝固剤をゴジラの口内に流し込む。
    これらの繰り返しにより、ようや くゴジラの凍結に成功する。ゴジラは東京駅脇に凍りついたまま立ちつくす。
    その尻尾の先端部には背びれを持つ人型の小柄な生物数体が、生じかけたまま静止していた

  • ヒグラシ(Tanna japonensis)は、カメムシ目(半翅目)・セミ科に属するセミの一種。
    日本を含む東アジアに分布する中型のセミで、朝夕に甲高い声で鳴く。

    日本ではその鳴き声からカナカナ、カナカナ蝉などとも呼ばれる。
    漢字表記は蜩、茅蜩、秋蜩、日暮、晩蝉などがあり、秋の季語にもなっている。

    特徴
    成虫の体長はオス28-38mm、メス21-25mmほど。オスの腹部はメスよりも明らかに太くて長く、オスメスの区別がつけ易い。
    また、オスの腹腔内は大きな共鳴室が発達しているためほとんど空洞で、光が透けるほどである。
    体色はほとんど赤褐色だが、頭部の複眼附近、前胸の縁と背面中央は緑色をしている。
    ただし体色は個体群によって変異することがあり、山地のものはより黒っぽくなる傾向がある。

    なお、おもにヒグラシの成虫の寄生虫としてセミヤドリガ(Epipomponia nawai)というガの一種が知られ、
    成虫の腹部に1匹-数匹の蛆虫型のセミヤドリガの幼虫が外部寄生していることがある。
    またニクバエ科の一種・ヒグラシヤチニクバエ(ヒグラシヤドリバエ、Angiometopa cicadina)も
    稀にヒグラシに寄生するとされる。

    生態
    日本では北海道南部から奄美大島(原名亜種。亜種イシガキヒグラシは下記参照)と、ほぼ全国の範囲に生息する。
    日本以外では中国大陸に分布(朝鮮半島には分布しない。かつて記録されたことがあったが、現在は誤記録とされる)。
    広葉樹林やスギやヒノキの林に生息し、北海道から九州北部では平地から山地まで見られるが、
    九州南部以南ではやや標高の高い山地に生息する。

    俳句では秋の季語とされ、晩夏に鳴くセミのイメージがあるが、
    実際には(地域にもよるが)成虫は梅雨の最中の6月下旬頃から7月にかけて発生し、
    ニイニイゼミと同じく、他のセミより早く鳴き始める。
    以後は9月中旬頃までほぼ連日鳴き声を聞くことができる。

    鳴き声
    オスの鳴き声は甲高く、「キキキキキ…」「ケケケケケ…」「カナカナカナ…」などと聞こえる。
    標準的な聞きなしとしては「カナカナ」が使われる。
    日の出前・日の入り後の薄明時によく鳴くが、曇って薄暗くなった時、
    気温が下がった時、または林内の暗い区域などでは日中でも鳴く。
    夕方の日暮れ時に鳴く(稀に夜中の2時ぐらいにも鳴くことがある)ことから、
    「日を暮れさせるもの」としてヒグラシの和名がついた。
    また奄美大島産は鳴き声が本土産と多少異なるが、後述のイシガキヒグラシほどではない。

    朝夕に響く声は涼感や物悲しさを感じさせ、日本では古来より美しい声で鳴くセミとして文学などの題材にも使われてきた。
    テレビ番組などでも「夏の夕暮れ」を表す効果音としてこの鳴き声がよく用いられる。
    しかし間近で聞く声はかなり大きく、遠くで聴く「物悲しい印象」とは異なるともいう。

    分類
    界:動物界 Animalia
    門:節足動物門 Arthropoda
    綱:昆虫綱 Insecta
    目:カメムシ目(半翅目) Hemiptera
    亜目:ヨコバイ亜目(同翅亜目) Homoptera
    上科:セミ上科 Cicadoidea
    科:セミ科 Cicadidae
    亜科:セミ亜科 Cicadinae
    族:ホソヒグラシ族 Cicadini
    属:ヒグラシ属 Tanna
    種:ヒグラシ T. japonensis
    学名
    Tanna japonensis
    和名
    ヒグラシ
    英名
    Evening cicada

  • ゴジラ・アース
    体高:50メートル(2030年)→300メートル以上(2万年後)
    体重:1万トン(2030年)→10万トン以上(2万年後)
    作品世界内に初めて現れたゴジラ。
    戦略生物学教授のキョウヘイ・ヤマネ博士らの命名で、大戸島に伝わる龍神「呉爾羅」から名付けられた。
    元は太平洋に生息しており、2030年5月29日、日本・小笠原諸島の大戸島に打ち上げられたカメーバIVの死骸からその存在が明るみになり、
    ヤマネ博士らが調査に派遣された。この時は発見に至らなかったがそのまま海中を東へ移動し、同年、アメリカ西エリアにて初めて姿が確認され、
    初出現時にはロサンゼルスとサンフランシスコを壊滅に追い込み海に消え、翌2031年にワシントン沖で米国海軍を奇襲した後にシアトルを蹂躙し、
    12月24日にはコロラドスプリングズにて米軍との総力戦に圧勝してインディアナポリスにて核攻撃に耐え、
    12月にかけてメキシコ湾へ姿を消すまでにアメリカにて推定870万人を死傷させる。
    2034年に西ヨーロッパに上陸すると、パリ防衛戦と称されるEUの総攻撃がも時間稼ぎにしかならず、ドイツを焼き尽くす。
    アルプスを越えてイタリアへ向かうかと思われていたが、2037年のザルツブルグ陽動作戦後、自らの意思で突如パリへ引き返し、
    海に消えるまでに推定600万人が死傷する。
    5年間の休眠を経て、2042年に復活した際には北極の氷を融解させながら地球に接近していた小惑星ゴラスを熱線で狙撃し完全に粉砕、
    海を南下して大西洋でオペレーション・ルネッサンス中の輸送船団ごと連合艦隊の主力を壊滅させると北米に上陸、
    地球連合首都兼武装都市となったニューヨークを一夜で滅ぼし、
    ビルサルドとエクシフの母船の核融合炉を暴走させたことによるクリーブランドを消滅させる「オペレーション・プロメテウス」にも耐え、
    さらに「プロジェクト・メカゴジラ」のための時間稼ぎとして行われた「オペレーション・ロングマーチ」にて、
    北アフリカと中央アジアに甚大な被害をもたらしている。これら計8回の出現を経て2044年には世界各地にて推定3億人以上の犠牲者を生む。
    2045年、人類が異星種族エクシフおよびビルサルドと共同で発足させた地球連合による「オペレーション・グレートウォール」の際、
    一度は2000発の熱核兵器でヒマラヤ山脈付近に形成された大断層帯に閉じ込められるが、
    熱量を溜め込んで山脈内部に膨大なマグマだまりを形成すると、その中を泳いで移動を開始、
    1年後の2046年1月に熱線で大断層帯を破壊して復活する。史上初の「怪獣由来の火山活動」により、
    後にG火口と呼ばれる地点で大噴火を引き起こし、火砕流で周辺に展開する地球連合の部隊を壊滅させ、
    そのままインド防衛線を突破してベンガル湾に消え、
    同年3月の遠州灘での地球連合海軍総戦力による富士山麓防衛戦では、艦隊も航空機も無視してメカゴジラの開発工場を狙撃、
    妨害する艦隊の大半を壊滅させると浜松に上陸して富士へ向かい「富士裾野決戦」で地上部隊も殲滅する。
    さらに翌日、東京湾を北上して芝浦埠頭から首都東京に上陸しわずか3時間足らずで首都圏を蹂躙、日本列島を壊滅させ消息不明となる。
    この時だけでユーラシア大陸にて2億人、日本にて1億人近い犠牲を生み出し、7億人まで減少した人類を地球から脱出せざるを得ない状況まで追い込んだ。
    以降2年は行方不明だったが、2048年3月にはアラトラム号出向を目前にリオデジャネイロを襲撃、
    3月11日にリオデジャネイロ郊外JSS3宇宙港を壊滅させ、13日には防衛軍の最終防衛線を突破されたことで本部施設を核自爆させることになる。
    それから3ヶ月間、未だ市民の残るサンパウロやサルヴァドールなどを攻撃して2億人以上を死傷させ、
    さらに南米を横断してエクアドルやペルーを焼き尽くし、7月31日には地球連合新本部ブエナベントゥラへ進行するも、モスラによって撃退。
    8月15日に再出現し、地球連合最後の作戦「オペレーション・クレードル」の陽動部隊と対峙する。
    アラトラム号が帰還した2万年後の地球では、G細胞由来の生物で構成された新しい生態系の頂点に君臨。
    2万年の間に成長をし続けた結果、巨大化しており、それに伴い超大音量の咆哮による共振現象で対象を粉砕する「超振動波攻撃」など、
    新たな能力も獲得している。劇中ではゴジラ・フィリウスを撃破したハルオ・サカキたち先遣隊の前に現れ、
    超振動波攻撃と尻尾を振りぬいて生み出した衝撃波によって部隊を壊滅状態に追い込む。

  • メカゴジラ
    体高:50メートル 体長:100メートル 
    総重量:3万トン 
    人類が異星種族ビルサルドの協力を受けてひそかに開発した、自律思考金属体「ナノメタル」製の対ゴジラ決戦兵器
    正式名称は「対ゴジラ超重質量ナノメタル製決戦兵器:メカゴジラ」。略称は「メカゴジラ」あるいは「MG」。
    ビルサルドの科学技術の総力がつぎ込まれており、建造には3万トン以上の超重質量ナノメタルが使用されている。
    動力源はナノメタル粒子間連結組成による発電細胞用機関で、
    体内大量生成から高出力で発電した電力を常時大量蓄電し、行動用電力を随時放出する。
    制御はゴジラの電磁場による通信障害をA39ビルサルド方式電磁シールド技術で軽減、
    そのうえで散布ナノメタル粒子によるネットワークを形成し、内部AIから中央制御システムまでの半径50キロ圏内での常時接続を保証している。
    武装はナノメタルの自在変形機能を最大限活用したもので、
    ナノメタルの自在変形、自己修復・増殖機能により破損部位の多くは瞬時復旧が可能。
    西暦2042年、拡大するゴジラの暴威に鑑みて、恒星間移民船の建造を除く人類の全てのリソースが注ぎ込まれる形で決行された
    「プロジェクト・メカゴジラ」により、当時世界で最も優れた工業生産力を維持していた極東自治区(旧・日本)の富士山麓にて建造を開始。
    富士山麓宝永第一火口縁南方2キロメートル地点の地下200メートルに築かれた
    「地球連合軍・戦略技術研究所・ナノメタル研究センター併設メカゴジラ開発プラント」(通称:メカゴジラ建造工場)にて、
    専用の100GW級ビルサルディア型(ΩIII型磁場閉込方式)熱核融合炉4基からの大電力供給を受けて
    地下ナノメタル生成棟・MG組立棟・AI製造棟を稼働させ、計736名の人員によって進められた。
    ゴジラを地上に押し留める「オペレーション・ロングマーチ」およびゴジラを地中深くに閉じ込める
    「オペレーション・グレートウォール」の間に機体そのものは完成するが、2046年3月の「富士裾野決戦」で何らかの理由から起動に失敗し、
    遠州灘からゴジラに熱線で工場を狙撃され喪失する。
    しかし打ち捨てられたナノメタルは、メカゴジラ頭部の人工知能から発せられる指示に従い機能を停止することなく増殖を続け、
    2万年かけて工場周囲の直径14キロメートルに「メカゴジラシティ」を形成するに至った。
    その存在は「人類最後の希望」として一般にも公表されており、
    映画監督エガートン・オーバリーの手で5作品の政府広報映画が制作、公開されている。

    武装 
    収束中性子砲
    頭部ナノプレートを変形させた特殊砲身と発生装置で構成される荷電粒子砲。中性子透過力を利用し、
    対象の外殻を貫通、体内組織を融解させる。想定で5キロメートル以上離れた地点からゴジラへの攻撃と反撃を防止し、迅速な接近運動を補助する。

    ブレードランチャー
    背部ブレードを電磁カタパルトで射出し、誘導操縦飛行させて対象を切り裂く質量弾体攻撃。3キロメートル地点での弾幕による撹乱が目的。

    ハイパーランス 
    前方両腕部を高速伸長し、急速粒子圧縮で硬質化させることで生成するランス状対象打突・貫通攻撃。最大伸長は500メートル。
    対象貫通後は、ナノメタル粒子充填・侵食を行う。
    ナノメタル最大硬質化時のモース硬度及びビッカーズ硬度については共にダイヤモンドの約10倍に到達。
    想定では1キロメートル地点で跳躍後にゴジラ上空で起動し、全体重を加重させたハイパーランスチャージ攻撃で体表組織を貫通後、
    先端部から体内深層部へのナノメタル侵食により組織構造を瞬時分析、ゴジラの機能停止を実施する。

    テイルブロー 
    尾部全体を鞭状運動させた切断攻撃。上体捻り運動による尾部先端速度の超音速化、
    プラズマブースターによる運動方向への追加加速、尾部形状の刃形状変形、ヒレ状ブレードの高速往復運動等の複合効果で、
    切断、衝撃波粉砕を行う。

    ナノメタル粒子散布型熱エネルギー緩衝層 
    半径300メートルの周囲空間にナノメタル粒子を散布し、エネルギー兵器の拡散防御を行う。
    シミュレーション上では到達エネルギーの9割を拡散する。実体質量弾に対する防御も可能。
    メカゴジラシティでも熱線の対策で展開された。

    積層耐熱装甲板 
    メカゴジラ外殻部位各部の瞬時変形による防御手段。
    想定では5キロメートル地点への接近直後に胸部装甲を変形させ、熱エネルギー緩衝層との併用で熱線を防御する。
    メカゴジラシティでもプラント表面に形成されるはずだったが、ゴジラの侵攻を受けて武装の配置を優先するために途中で建造が中止された。

  • 太陽系離脱に傾倒する中央委員会をよそに、ハルオたちは前回の対ゴジラ戦術にシティを組み込んだ新戦術を立案し、
    パワードスーツを改良した新兵器「ヴァルチャー」の設計や、ゴジラ・アースへの止めとして用いる
    「EMPプローブハープーン」の開発など準備を進めるが、地下で自己増殖を続けるナノメタルを見たハルオは
    ナノメタルへの強い不安を抱き始め、さらにナノメタルに不信感を持つ地球人の兵士たちがナノメタルを使ってシティと同化していく
    ビルサルドの姿を目撃して騒ぎ出すという事件が起きる。ビルサルドと地球人の間に齟齬が生じる中、
    熱光学遮断フィールドが解除されたことでシティを発見したゴジラ・アースが進攻を開始する。
    ヴァルチャーの本格的な量産もまだという不完全な状態で作戦開始を迫られたハルオは、
    ユウコとかつての教官リルエル・ベルベとともに先行開発されていたヴァルチャーに乗り込み、ゴジラ・アースの誘導を行う。
    その間に準備を整えたガルグたちは、ゴジラ・アースの足元をナノメタルで固定してEMPプローブハープーンを撃ち込むが、
    ゴジラ・アースは高熱波を発生することでプローブを溶解させたうえ、シティを全身からの超高熱波で包み込む。
    シティが崩壊の危機に直面する中、ガルグらビルサルドはナノメタルを纏ってシティと同化したうえ、
    ヴァルチャーを特攻兵器とするためにハルオやユウコにも強制的にナノメタル強化を施そうと目論む。
    それを拒絶したマーティンら地球人がシティから脱走し、辛くもフツアの鱗粉によって浸食を免れたハルオは、
    メトフィエスによる説得とガルグによる主張の間で苦悩するが、苦しむユウコを救うためにガルグたちのいる管制ルームを破壊する。
    その直後、ハープーンを完全に無力化したゴジラ・アースの熱線によってシティは完全に破壊され、
    ハルオはヴァルチャーからユウコを救出するが間に合わず、変わり果てた彼女を抱きしめながら慟哭どうこくする。

    星を喰う者
    メカゴジラシティの陥落後、ユウコは脳死状態と判定され、ハルオは自らの選択の結果に打ちひしがれる。
    一方、メトフィエスはハルオがナノメタルの侵食を受けなかったのは神の加護によるものだと説き、
    ハルオを神に選ばれた英雄と祭り上げることで、メカゴジラシティの敗北で絶望した生存者たちの大半を信者に引き込むことに成功する。
    ハルオは、自らを含む幾人かが侵食を免れたのはフツアの治療によるものであると訴えるが、メトフィエスはそれを承知の上で信者を増やし、
    自分たちが崇める神を呼び出す準備をしていることを告白する。
    ハルオのメトフィエスへの不信感が募る中、アラトラム号ではメカゴジラシティの一件によって種族間の対立が深刻化する。
    ビルサルドは実力行使でアラトラム号の動力室を占拠し、同胞を殺めゴジラ撃滅の好機を逃したハルオの極刑を要求する。
    その情報を受け取ったハルオは、マーティンの提案で対立が鎮静化する時間を稼ぐために敢えてフツアの隠れ家に身を隠し、
    その中でミアナ及びマイナと交流して、生き残って命を繋げば勝ち、死んで消えれば負けというフツアの価値観を知る。
    そしてハルオはかつてゴジラ・アースに敗れた自分を助けて治療した真の恩人であり、
    想いを寄せるが故にハルオが死ぬことを恐れるマイナと結ばれる。
    しかし同じころ、メトフィエスは自身を怪しむミアナを捕らえた上で信者たちとともに神を呼び出す準備を着々と進め、
    遂にエクシフが神と崇める高次元怪獣「ギドラ」を降臨させる。ギドラは信者となった生存者たちを生け贄として喰い尽くし、
    この宇宙の法則に囚われないが故に機械に観測されない超常的存在としてアラトラム号の近辺に出現する。
    アラトラム号は時空間を歪めるギドラの前に何が起きているか理解できないまま撃沈され、そのままギドラは地上に出現し、
    迎撃に現れたゴジラ・アースをも圧倒する。ギドラの力を目の当たりにしたハルオは、
    エクシフの真の目的を知るためにメトフィエスと対峙する。

  • 20世紀末、人類は環境変化が原因で地球上に出現した巨大生物「ゴジラ」の脅威に晒されるようになった。
    半世紀に渡り敗走を重ねた人類は種全体の存続を図り、一部の人間を他星に移住させる計画を立案する。
    2048年3月14日、恒星間移民船の1つ「アラトラム号」はコンピュータによって選抜された一部の人間と、
    同盟を結んでいた異星人種「エクシフ」と「ビルサルド」を乗せ、11.9光年彼方の惑星くじら座タウ星eを目指して旅立った。

    怪獣惑星
    出発から約22年後。
    過酷な宇宙生活の末に人類はタウ星eに到着するが、そこは人類の生存に適さない環境であり、移住計画は事実上失敗に終わる。
    老人ばかりの志願者たちで入植を強行しようとする中央委員会に対し、
    ハルオ・サカキはタウe星からの即刻退去と移民プランの完全棄却を要求して揚陸艇に篭城するも拘束され、
    タウ星eへの着陸を試みた揚陸艇は降下中の事故で全員死亡する。
    今後の移民が困難となり、さらにハルオがエクシフの軍属神官メトフィエスの協力で立案した「対ゴジラ戦術」がリークされたことで、
    船員たちの間では地球帰還を望む声が高まり、中央委員会は地球への帰還を決断する。
    アラトラム号は長距離亜空間航行を用いて往路よりもはるかに短い時間で地球へと到着する。
    しかし、亜空間航行の影響で地球では約2万年[注釈 2]もの歳月が経過していたうえ、調査の結果、未だにゴジラが生存していることが判明する。
    中央委員会は帰還を諦めようとするが、メトフィエスの後押しでハルオの戦術案が採用され、
    ゴジラ殲滅のため600名からなる地球降下部隊を派遣することが決定する。
    保釈されたハルオは、幼なじみのユウコ・タニやエリオット・リーランドと共に地球に降下し、
    ゴジラ捜索のための準備と変わり果てた地球環境の調査を進める。
    しかしその最中、ゴジラに捜索に当たる予定だったリーランドの部隊が怪獣セルヴァムの襲撃に遭い、被害を受ける。
    さらなる犠牲を避けるため、メトフィエスの案でリーランドたちは仲間の部隊との合流を経て撤退を試みるが、
    部隊は事前の作戦ルートを行軍中にゴジラと遭遇する。ハルオはゴジラの防御力の要である非対称性透過シールドの電磁パルスパターンを解析するため
    単身ゴジラに挑み、それを支援しようと単身ゴジラに攻撃を仕掛けたリーランドの死と引き換えにデータの入手に成功する。
    ゴジラから逃れ、ビルサルドの技術士官ムルエル・ガルグと合流したハルオは指揮権を掌握したメトフィエスから指揮権を委譲され、
    作戦の続行を決定する。ハルオたちは多くの犠牲を払いながらも作戦を進め、ついにゴジラのシールドを一時的に無力化し、撃破に成功する。
    念願のゴジラ討伐を果たした一同は歓喜するが、環境生物学者マーティン・ラッザリは、
    今回討伐したゴジラが経過年月と比較して何の変化もないことから、2万年前の個体とは別である可能性を指摘する。
    そして、マーティンの推測を裏付けるかのようにハルオたちの前に2万年もの間300メートルの大きさまで進化を続けた
    「ゴジラ・アース」が出現し、部隊はまたたく間に壊滅に追い込まれる。

    決戦機動増殖都市
    ゴジラ・アースの攻撃で気を失っていたハルオが意識を取り戻すとそこは木造の住居で、しかも自分の身体もすでに治療されていたことに驚く。
    はぐれた仲間を探そうとした家を出た所を家主らしき人型種族の少女に遭遇、ハルオは慌てて逃げ出した彼女を追いかけてどうにか接触し、
    自らの命の恩人となった少女のミアナと交流を結ぶ。
    一方、ユウコ、アダム、ベルベを含む残存部隊の一つがミアナの同族と思しき少女に襲われていたが、
    そこにハルオとミアナが駆けつけたことで助かり、改めてミアナたち民族の集落に客人として招き入れられると
    先に保護されていたマーティンやガルグとも再会する。ハルオたちは、ミアナとその姉のマイナから彼らのいう神の卵の意思を介し、
    彼女らの種族の名が「フツア」であること、そのフツアの神もすでにゴジラに殺され、もはやゴジラに敵う術はないという話を聞かされる。
    マーティンは、フツアが2万年前の人類の末裔で、現在の環境に適応するために昆虫の特徴を取り込んだ新人類だと推測する。
    その後、生存者たちからも退却案が飛び出す中、とにかく軌道上の母船と連絡を取ろうと揚陸艇のコクピットブロックを探す途中で
    メトフィエスとも合流できたハルオたちは母船に迎えを要請するが、ガルグはマイナがセルヴァム撃退に使った狩猟道具に
    かつて対ゴジラ用最終決戦兵器として建造された「メカゴジラ」の構成素材「ナノメタル」が用いられていることに気づき、
    その生産プラントが残されている可能性を見い出す。

  • 1999年、フィリピンでの炭鉱崩落事故を調査中の芹沢猪四郎博士らは、炭鉱の深部で巨大な恐竜のような生物の化石を発見する。
    化石には別種の生物の繭が寄生しており、付近には巨大な何かがはい出たような痕跡が残っている。
    一方、日本の雀路羅(じゃんじら)市にある原子力発電所に勤務する核物理学者のジョー・ブロディは、
    原子炉直下で発生する不可解な地震について調査を要請する。
    ジョーの妻で技師のサンドラが原子炉の安全確認に向かうが、突如起こった巨大な揺れによって原子炉が暴走し、
    原発は倒壊した。

    15年後、ブロディ夫妻の息子でアメリカ海軍爆弾処理班のフォードは、
    父のジョーが日本で警察に逮捕されたという知らせを受ける。ジョーは妻の命を奪った原発事故の真相を探るべく、
    立入禁止区域となった原発跡地に侵入し逮捕されていた。
    原発跡で15年前と同じ事態が起きつつある兆候を察知したジョーは、
    フォードと共に禁止区域へ再侵入し実家に残されたデータを回収するも、付近をパトロールしていた武装集団に捕まり、
    原発跡地内の研究施設へ連行される。

    施設内にはかつての地震の原因となった巨大な繭があり、「モナーク」と称する秘密機関が調査を行っていたが、
    すでに繭は羽化を開始していた。羽化した生物は研究施設を破壊して東へ飛び去り、
    施設の倒壊に巻き込まれたジョーは命を落とす。芹沢らはジョーの遺した情報を持つフォードとともに
    原子力空母「サラトガ」にて「ムートー」と名付けられた巨大生物を追う。
    モナークの目的は、ペルム紀末の大量絶滅を生き延びた太古の巨大生物「ゴジラ」を研究し、
    その存在を社会から隠蔽する事だった。芹沢はムートー排除のためゴジラも再び現れると推測する。

    ムートーは洋上でロシア海軍アクラ型原子力潜水艦を襲い、その核燃料を捕食するためオアフ島に上陸する。
    怪獣はホノルル市街に侵攻し米軍と交戦するが、間もなくしてそこにムートーを追って来たゴジラが60年ぶりに地上に姿を現す。
    両者は空港で対峙するがムートーは飛行して逃亡、それを追うゴジラも海へ消えた。

    一方、アメリカのユッカマウンテン放射性廃棄物処分場に保管されていたフィリピンの繭から新たなムートーが羽化し、
    ラスベガスを破壊しさらに西へと進行する。

    サンフランシスコ湾で3体の怪獣が衝突すると推測する軍指揮官のステンツ提督は、
    芹沢の反対を押し切って戦略核兵器の使用許可を得る。
    弾頭には電磁パルスの影響を受けないアナログ式の時限装置を使用し、3匹の怪獣を太平洋上へ誘引し、
    殲滅する作戦が実行されることになった。米軍は2基の核弾頭を列車でサンフランシスコへ輸送しようと試みるが、
    雌のムートーの襲撃を受けて弾頭1基を飲み込まれてしまう。
    もう1基の弾頭はサンフランシスコ湾内への輸送には成功するものの、海上で雄のムートーに奪われ、
    雌がサンフランシスコ市街地に築いた巣へ運ばれる。弾頭の起爆装置は既にカウントダウンを開始しており、
    数時間後には逃げ遅れた市民が核爆発に巻き込まれてしまう。
    フォードは弾頭起爆阻止を目的とした軍の部隊に参加し、HALO降下によってサンフランシスコ市内へ突入する。

    湾内に浮上したゴジラはゴールデンゲートブリッジを破壊し市街地へ侵攻。
    ゴジラはフォードの妻のエルが勤める病院の近くで2体のムートーと交戦する。
    その傍らでフォードたちは弾頭を発見するが、その破損状態は激しく時限装置を停止させることが出来ない。
    部隊は船で弾頭を洋上へと持ち去り、少しでも市街地から引き離す作戦に移行する。
    一方フォードはムートーが既に巣に無数の卵を産み付けていることに気付き、
    横転しているタンクローリーのガソリンを利用し巣全体を爆破する。

    ゴジラは二体のムートーの連携攻撃に苦戦を強いられていたが、
    巣が爆破されたことに気を取られた雌のムートーが戦闘を放棄したことで形勢が逆転、
    熱線を放ち雌のムートーを一時的に戦闘不能にし、さらに襲ってきた雄のムートーを強烈な尻尾の一撃で倒す。
    一方で核弾頭を奪われたことに気付いた雌のムートーが復活し部隊を壊滅させ、更にフォードに迫るが、
    追って来たゴジラに熱線を放たれ絶命する。エネルギーを消耗したゴジラはその場に崩れ落ちた。
    核弾頭はフォードによって小型船で洋上へ運ばれ、遥か遠くの沖合いで大爆発した。

    翌朝、フォードは避難所のコロシアムに訪れ、そこで家族との再会を果たす。
    一方で、瓦礫の中で死んだと思われていたゴジラが覚醒し、海へ戻り始めた。
    万感の思いで見つめる芹沢らを背に、ゴジラは咆哮を上げ海中へと姿を消していったのであった。

  • ラドン (Rodan) は、映画『空の大怪獣ラドン』をはじめとする東宝製作の怪獣映画に登場する架空の怪獣である。          
    ゴジラ、モスラと共に東宝三大怪獣と称される。

    特徴
    翼竜プテラノドンが突然変異した怪獣。
    特撮美術監督の渡辺明がプテラノドンをモチーフにデザインしており、名の由来にもなっているが、プテラノドンに比べて様々な差違があり、プテラノドンの頭部にある一本の後頭部に伸びる角状の突起が、2つに分かれて生えており(『ゴジラvsメカゴジラ』では3本)、嘴は鳥類のそれに近い形状で、鳥類には無い歯が生えている(元となったプテラノドンにもない)が、
    プテラノドン等の翼竜と比べればとても小さくて短い。
    腹部にはニードルのようなゴツゴツとした鱗がある。尾はプテラノドンの細い皮膜が付いたものではなく、楕円状にゆるく拡がっている。着地しての直立二足歩行が可能で、翼を広げたままで陸上走行を行うことも多い。
    巨大な上に超音速で飛ぶため、ソニックブームを巻き起こし、飛ぶだけで市街を破壊してしまう。

    シリーズによって攻撃能力が異なり、『三大怪獣 地球最大の決戦』では嘴で敵をつついたり、
    足の爪で引っ掻く攻撃が主で、ゴジラと互角に戦う力を持っている。また、『ゴジラvsメカゴジラ』に再登場したラドンはゴジラの熱線を受けてファイヤーラドンとなり、放射熱線と同程度の威力のウラニウム熱線を吐く能力を身につけた。
    ラドンの声にはコントラバスの音と人間の声を素材として加工したものが使われており、
    本作の後も『ウルトラマン』のアントラーやvsシリーズに登場したキングギドラ、バトラの声などに流用された。

    『ゴジラ・ミニラ・ガバラ オール怪獣大進撃』では怪獣島の怪獣の1体として、
    『地球攻撃命令 ゴジラ対ガイガン』では『キングギドラの大逆襲』タイトル時期の企画に味方側の怪獣として、
    『モスラ3 キングギドラ来襲』ではモスラ(新)の敵怪獣として登場する予定があったが、いずれも途中で変更になっている。

    ラドンが登場する映画リスト
    空の大怪獣ラドン(1956年)
    三大怪獣 地球最大の決戦(1964年)
    怪獣大戦争(1965年)
    怪獣総進撃(1968年)
    ゴジラvsメカゴジラ(1993年)
    ゴジラ FINAL WARS(2004年)
    ゴジラ キング・オブ・モンスターズ (2019年)

    『空の大怪獣ラドン』のラドン
    身長:50メートル
    翼長:120メートル
    体重:1万5千トン

    核実験の放射能や火山ガスによる高温化の影響で現代に復活した。
    劇中でプテラノドンとの関連性を示すような発言があるが、直接は明言されていない。
    ただし、シナリオ上の設定でプテラノドンは
    「中生紀に生息した飛竜の一種で空飛ぶ始祖鳥としては最大のもの」とされている。

    阿蘇の炭坑の奥で卵から雛が誕生し、古代トンボの幼虫メガヌロンを捕食していた。
    成長した1頭が阿蘇山から出現し、航空自衛隊のF-86戦闘機と大規模な空中戦を展開して追撃を振り切った後、
    佐世保や福岡に降り立って大暴れする。このとき口から煙のようなものを吐いており、
    パチンコ屋に突っ込んだタンクローリーを爆発炎上させている。

    陸空両自衛隊からの猛攻によって危機に陥ったところにもう1頭が出現するが、
    最後は帰巣本能で阿蘇山に帰ってきたところに自衛隊のミサイル攻撃を受け、
    その影響で阿蘇山が噴火して2頭のラドンは脱出するもマグマの噴出に巻き込まれ、真っ赤な溶岩の中に消える。

    スーツアクターは中島春雄。
    作中ではラストシーンになるまでラドンが2頭いるという明確な描写がない。
    一応の伏線は張られているが、世界各地で未確認飛行物体による被害が同時に出ているという電話を
    航空自衛隊の基地司令室で新聞記者が本社から受け取るという非常に分かりづらい演出のため、
    海外公開版では2頭いることを説明するシーンが追加されている。
    監督の本多猪四郎も、特技監督の円谷英二も「この2頭のラドンはつがいである」と述べている。[要出典]
    本作のラドンは背中に緑と黄色のラインが入っている。頭部造形は利光貞三、胴体は八木勘寿、八木康栄による。
    デザインは数回にわたって検討され、
    「始祖鳥タイプ」、「鳥の羽をつけたもの」「翼竜タイプ」の検討用粘土モデルが作られている。
    子供のラドンは、手踊り式のギニョール・モデルで表現されている。
    初期のデザインスケッチには始祖鳥をモチーフとしたものも存在していたが、後には翼竜をモチーフとしたものに変更された。

    ゴジラやモスラと並ぶ知名度を持つものの、タイトルに名前が冠された作品は2016年現在、デビュー作の『空の大怪獣ラドン』のみである。

  • 『シン・ゴジラ』では神のような神秘的な存在としていたが、本作品のゴジラは怪獣ではなく、
    生物のような方向に寄せていったといい、上に手の平を向けていた『シン・ゴジラ』に対して本作品では生物であることから下に向けている。
    進化するという設定は、『シン・ゴジラ』の設定が取り入れられており、各形態には山森の提案で過去の東宝怪獣の意匠が入れられている。

    ゴジラアクアティリス
    第3話で登場した第0形態。
    深度900メートルのところを50ノットで泳いでいる姿が潜水艦によって確認されている。
    第6話にて東京湾内に侵入しようとしたマンダの群れを追ってその全体像を表した。そのままマンダの群れを仕留めつつ、東京湾に上陸する。
    モササウルスのような姿から水棲生物であると思われる。四肢は進化途中のようなヒレのようになっており、長い尾の先端は水かきがある指のような尾ビレになっている。
    顔つきはワニに似ており、触覚のような細いツノが頭部にある。表皮は赤く、海を通過するとその海は紅塵に包まれて赤く染まる。
    アクアティリスとはラテン語で水生を意味する。
    ヒレのような足は海から来るため、水中で自然と活動できるような形となった。
    初期設定では、クラゲのような生態の生物や、シラスのようなものから魚のような形に進化する案もあった。

    ゴジラアンフィビア
    第7話で東京に上陸を果たしたゴジラ アクアティリスが変態した第1形態。
    イグアナのような顔つきの陸棲生物のような姿となり、四肢は爬虫類に似た形の脚となり、四足歩行を行う。
    政府によって南房総地方の伝承に基づいてゴジラの名称が与えられる。
    第8話で代々木公園での自衛隊からの砲撃を受けてマイナス20度の可燃性のガス状物質を口から放出し、その砲撃の爆発が冷気に引火した途端、
    次第に高温のガスとなって爆炎を誘引して一帯を巻き込む熱膨張を起こして直径500メートル範囲を焼き尽くし、自身をも焼き尽くして自らの総質量を超える紅塵を放出して包まれることで、
    硬質の組織と溶けてドロドロの状態が下にある炭化層の外殻に覆われた蛹のような状態になり、活動停止した。
    体皮は茶褐色、頭部は濃褐色となりツノの形状も変化している。
    アンフィビアとはラテン語で両生類を意味する。
    頭部にはバランの意匠が取り入れられている。

    ゴジラテレストリス
    第9話で活動停止して蛹状態となっていたゴジラアンフィビアが、固まった外殻が剥がれ落ちてさらに変態した第2形態。
    前脚は小さくなって後脚だけで立ち上がり、完全二足歩行形態となっている。
    自衛隊の砲弾投下を予期して着弾前に体組織を触手のように変化させて包んで着弾と同時に破裂させて本体への衝撃を和らげるといった防御能力を持ち、
    背びれを青白く発光させながら口元に光のリングを形成して吐く能力も見られる。
    角や尾ビレがなくなり、首から上半身は細くなり、頭部は小さくなっている。表皮は青い鱗状だが、眉間から背鰭に沿って赤いラインが残る。
    テレストリスとはラテン語で陸生を意味する。
    最終形態の前の息子のようなポジションであることから、ミニラのオマージュとして光輪を口から吐くものとなった。

    ゴジラウルティマ
    3度の形態変化を経て究極の姿となったゴジラの第3形態で、本作品におけるゴジラの正式名称。
    千葉県逃尾市(にがしおし)にて古くから伝わる伝承が描かれた浮世絵には、古史羅(こしら)と記述されている。
    また、同市に戦前から存在する旧嗣野地区管理局(電波観測所)“ミサキオク”の地下にはゴジラウルティマの全身骨格が存在していた。
    第10話でゴジラテレストリスが自衛隊と交戦して集中砲火を浴びる中で変態し、この形態となる。
    形態変化後、自衛隊の攻撃を鎧のような強硬な外皮で寄せ付けぬまま背鰭と口内を青白く光らせ、
    口元に7つの大小さまざまな光輪を放射して複数重ねた重力レンズで空間を捻じ曲げて1か所に収縮させると、
    そのまま光輪をくぐるように熱線を原子ビームのように圧縮して発射する能力を見せつけ、東京を一瞬で火の海に変えた。
    体色は歴代ゴジラと同じく黒あるいは濃灰色。後脚は極太になっており、背ビレも大きく発達している。
    この形態になった直後まではビル数階建てぐらいの大きさだったが、紅塵を吸収し続けたことで最終的に100メートルを超える巨体となった。
    さらに成長を続けて自身が特異点となり、地球人類は破局を迎えつつあったが、謎の巨大化を果たしたジェットジャガーとの交戦の末、
    完成型オーソゴナル・ダイアゴナライザーによってジェットジャガー諸共巨大な青い結晶となり、消滅した。
    なお、最終話では人間サイズの怪獣が背ビレ辺りに潜んでいた。
    ウルティマとはラテン語で終わりを意味する。

  • 映画『モスラ』(1961年)のモスラ
    幼虫
    体長:180メートル(最大時)
    体重:2万トン(最大時)
    成虫
    体長:135メートル
    翼長:250メートル
    体重:1万5千トン
    インファント島の守護神。小美人が興行師ネルソンに連れ去られたため、本能で小美人を追って東京にやってきた。
    幼虫の形態で180メートルにまで巨大に成長して都内を破壊し、東京タワーに繭を張って成虫になると、
    今度はネルソンの逃亡先であるロリシカ国のニューカークシティを破壊するが、福田善一郎たちが空港にモスラの紋章を描き、
    着地したところに返された小美人を連れてインファント島へ帰る。

    この作品の幼虫のみ、夜間の海上で光り輝いている。
    ただし、苦労して撮影した割に分かりづらかったためか、以後のシリーズで発光する描写は見られず、設定にも表記されたことはない。
    原作「発光妖精とモスラ」では繭を作る建造物は東京タワーではなく国会議事堂であるが、60年安保をモチーフにした部分があり、
    政治性が強いという理由から変更された。
    1960年11月24日の読売新聞には、漫画家の阿部和助が書いた鳥のような頭とボディの成虫のイラストが掲載された。
    羽の長さ100メートル、胴の長さ70 - 80メートルと書かれている。

    造形
    幼虫・成虫とも利光貞三、村瀬継蔵、八木勘寿、八木康栄による造形。
    幼虫は3尺ほどの操演ミニチュアが、機関車のミニチュアの仕掛けを流用内蔵した自走式のものと、
    プール撮影や東京タワーのシーンなどで使われた操演用のものと用意された。
    渋谷から東京タワーに迫るシーンの幼虫は、高さが6尺、長さ33尺(約10メートル)、
    重さ約120キログラムほどもある製作費200万円の大型のぬいぐるみで撮影された。
    演技者は中島春雄、手塚勝巳ら総勢8人が入って動かしている。手塚は『空の大怪獣ラドン』でもメガヌロンの先頭に入っていた経験から
    先頭操作に抜擢された。村瀬継蔵は、このモスラの顔の周りにフジツボをつけ、籐のヒゲを生やして生物感を表現している。
    また、ラテックスの表皮に艶を出そうとソフトビニール素材「ビニール・ゾル」をコーティングしたところ、特技監督の円谷に大変喜ばれた。
    村瀬は監督の喜ぶ顔が見たくて、撮影ではがれるたびに毎回手間をかけてコーティングをし直したという。

    平成VSシリーズ
    『ゴジラvsモスラ』
    幼虫
    体長:120メートル
    体重:1万5千トン
    成虫
    翼長:175メートル
    体重:2万トン
    飛行速度:マッハ2
    地球の先住民族コスモスの守護神。幼虫の眼は再び青くなっている。
    この作品以降から幼虫の尾の三つに分かれた突起の真ん中が長く伸びている。

    同族だが傾向が異なるバトラとは戦う運命にあり、不本意ながらこれと戦う。
    インファント島の地中から卵が出現し、島の開発を行っていた丸友観光によって日本に運ばれる途中に孵化。
    孵化の直前に出現したゴジラと戦うが、バトラの乱入に遭ってインファント島に帰還する。
    その後、丸友観光に連れ去られたコスモスを追って東京に上陸し、国会議事堂で繭を作り成虫となる(その際の糸の噴射スピードは昭和版のそれよりも早い設定となっている)。

    同時期に成虫となったバトラと横浜上空で激しい戦いを繰り広げるが撃墜される。
    その後、上陸してきたゴジラに対して、バトラには決して使うことがなかった超音波ビームで攻撃し、バトラと助けあって和解、
    共闘の末にゴジラを戦闘不能状態にして海へと連れ去る
    (ゴジラの尻尾をつかんだときに足から電流のようなものを流していたが、威力や名称は不明)。
    が、突如復活したゴジラにバトラが倒され、その海上でゴジラを封印、バトラの使命を受け継ぎ、
    地球に追突する隕石の軌道を変えるため宇宙へ旅立つ。その際、体に付着したゴジラ細胞により、
    後のスペースゴジラ誕生の一因も造ることになる。
    超音波ビームと鱗粉(電磁鱗粉、イオンクラフトの原理で揚力を得ている)を武器とする。
    鱗粉が撒かれている間はその中に雷が発生するほか、あらゆる光線や熱線を乱反射してしまう。
    これによってゴジラは放射熱線を封じ込められたばかりか威力を逆利用され、さらにバトラのプリズム光線の連携攻撃にも遭い、
    敗退することとなる。コスモスは「モスラ最後の武器」と呼ぶ。
    これまでのシリーズと直接のつながりは無いが、関連書籍などでは4代目モスラと表記する書籍もある。

  • ハルオ・サカキ
    声 - 宮野真守、洲崎綾(幼少期)
    主人公。日本人。24歳。身長173センチメートル。階級は大尉。
    地球を脱出する直前に、両親がゴジラの襲撃に巻き込まれる様子を目撃した過去から、ゴジラに対して人一倍強い復讐心を抱いている。
    同時に、人類が真の意味で再起するためには人としてゴジラを倒すしかないと考えているが、
    人を捨てなければゴジラを倒せないと考えるガルグからはその矛盾を非難されている。
    宇宙船内ではダイチを父親代わりに育ち、ユウコのことは生まれた時から妹のように面倒を見てきた。
    高いカリスマを持ち、エクシフからはその献身性を、ビルサルドからは優れた自己決断力を評価されている。
    タウe上陸に反発し揚陸艇を占拠したことで第一級反逆罪を問われ、
    船内の独房で拘留される中でメトフィエスから与えられたアラトラム号の機密データを元に対ゴジラ戦術を執筆。
    さらにメトフィエスの計らいで罪状を保留される形で保釈され、地球降下に参加する。
    リーランドの戦死後はメトフィエスから指揮権を委譲される形で対ゴジラ戦術を実行に移し、
    自らもパワードスーツ機械化特務分隊を率いてゴジラ・フィリウスの背びれへプローブを打ち込みを行う。
    直後に出現したオリジナル個体のゴジラ・アースの襲撃により負傷するが、フツアのシェルターで目覚め、
    治療されていることに驚きながらもそこで遭遇したミアナと交友を結ぶ。
    600名いた隊員を50名にまで減らしてしまったことに苦悩を抱きながらも、ガルグからナノメタルプラントの現存を聞かされ地球残留を決める。
    しかし、メカゴジラシティでの滞在の中で無限増殖を続けるナノメタルとそれを生体にも利用するビルサルドへの不信を抱き、
    加えてゴジラに倒す上での人の在り方を巡ってガルグと対立してしまう。
    シティへのゴジラ接近が報告されると自らもヴァルチャー3番機に乗ってユウコやベルベと共にゴジラ誘導作戦に参加するが、
    自身の戦術案が通用しないゴジラに対してナノメタルを介したパイロット強化で攻撃を続行しようとしたガルグによって
    ユウコが生命の危機に晒されたことに激しく動揺。逡巡と葛藤の末にメトフィエスの言葉に従ってシティの中枢部を攻撃し
    ナノメタルの機能を止めるも、既にユウコは脳死状態となっており、結果的にガルグとベルベを自らの手で死なせてしまう。

    自らの迷いが招いた結果に絶望し、ゴジラにもう勝てないと心が折れてしまうが、
    自身がナノメタルに侵食されなかった事を奇跡とすることで地球人をカルトに引き込むメトフィエスに次第に不信感を抱き始める。
    更にビルサルドが自分の処刑を求めてアラトラム号で反乱を起こす事態となり、和解する時間を稼ぐために身を隠すことになるが、
    その中で生き残って命を繋げば勝ち、死んで消えれば負けというフツアの価値観を知り、マイナと結ばれる。
    ほどなくしてギドラが降臨し、それによる異常現象を目の当たりにしたハルオはメトフィエスが何かを企んでいることを確信し、
    その真の目的を知るためにメトフィエスと対峙するが、ガルビトリウムを右目に埋め込んだメトフィエスによって
    精神世界へと取り込まれてしまう。過去の凄惨な記憶を辿り、滅びの救済を説くメトフィエスに一度はなびきかけるが、
    両親がつけた自身の名の意味を思い出してメトフィエスを退け、
    ガルビトリウムを砕くことでゴジラがギドラに勝利する決定打を作った。
    ギドラとの戦いを終えてからはフツア族との共生を選び、妻になったマイナとの間に子どもを授かるが、
    ヴァルチャーの再起動の際にメトフィエスの声が届き、文明が再興し、ゴジラを怪獣たらしめる憎しみを持つ自分がいると、
    再びギドラがこの宇宙に現れてしまうことを悟る。そのためハルオは活動状態のナノメタルを宿すユウコを連れて、
    再起動したヴァルチャーに乗ってゴジラに特攻し、自身の命と引き換えにこの世界とギドラの繋がり、
    ナノメタルの脅威、そしてゴジラへの憎しみを絶った。
    小説により、母親は欧州奪還作戦におけるパリの戦いの英雄ハルカ・ヤシロ、
    父親は国連調査官としてこの小説の物語を記録したアキラ・サカキと判明。

  • そんな中、雲南省の施設から脱走した後、滝の中で蛹になっていたモスラが羽化して飛び立ち、    
    ゴジラの住処だったバミューダ海域に現れる。マーク達はモスラがゴジラと交信を試みていると気付いて   
    その反応からゴジラの生存を確認、潜水艦にゴジラのエネルギーとなる核弾頭を積んでゴジラが隠れている地点に向かう。     

    マークらはリックの提唱した地下空洞論に基づく海底洞窟の先にあった古代遺跡の奥地で休眠状態のゴジラを発見するが、    
    潜水艦の魚雷発射システムは事故で破損していたため、芹沢自らが小型潜水艇でゴジラのすぐ傍まで核弾頭を運んで手動で起爆、    
    ゴジラはそのエネルギーを取り込んで再起し、三度ギドラの元へと向かう。  

    北米でギドラとそのギドラの下に付いたラドンが暴れている間、マディソンは母がアランに勧めたオルカによる     
    怪獣の行動を抑制する方法を盗み聞きし、彼らがオルカから目を離した隙にオルカを持ってアジトから脱走。    
    母の言った通りにアジトのあったマサチューセッツ州・ボストンの野球スタジアムに忍び込んでそこの音響システムにオルカを接続、
    スタジアム全体をスピーカーにしてオルカの信号を世界全体に伝達し、怪獣達の動きを止めることに成功する。   
    しかし、ギドラはその信号を察知してボストンに飛来、マディソンを見つけるや彼女に襲いかかる。     
    そこにゴジラが出現してギドラの攻撃からマディソンを救い、ゴジラおよびアルゴを含めた米軍はギドラに攻撃を仕掛ける。      

    マークもオルカの信号からエマとマディソンがボストンにいることを知り、     
    ゴジラとギドラが争う地上に降りるとアランと袂を分かったエマとも合流してマディソンを捜索、    
    マディソンがボストンの旧自宅にいると推測してそこに向かう。    

    この時のゴジラは芹沢が起爆させた核弾頭のエネルギーの過剰摂取により数分で爆発する危険な状態に陥りながらも、 
    支援に現れたモスラの援護もあって一度は優位に立つが、ギドラが呼び寄せたラドンの乱入でモスラとは分断され、  
    さらにギドラの反撃で思わぬダメージを受けてしまう。
    どうにかラドンを退けたモスラもギドラの攻撃からゴジラを庇って消滅、ゴジラも体の限界が近づき窮地に追い込まれる。

    マークとエマは倒壊した自宅からマディソンを見つけ出し、
    地上から脱出する前に二人はオルカを修理してギドラの気を引く作戦を立てる。
    エマはマークとマディソンだけを逃して自分は単身オルカを使ってゴジラからギドラの注意を逸らすことに成功する。
    エマは猛追するギドラに追い詰められるが、ゴジラがエマの稼いだ時間の間に取り込んだモスラの力によって
    体内の核エネルギーの制御に成功し身体を赤熱化させた形態へと変化。
    連続で熱波攻撃を浴びせてギドラの身体を焼き尽くし、最後に残った首も熱線で完全に吹き飛ばし消滅させた。

    瓦礫の上に立つゴジラの前に各地より終結したムートー、ベヒモス、スキュラ、メトシェラらが現れ、
    更に生き延びていたラドンもゴジラに恭順の意を示していき、マークとマディソンらが見守る中、
    その輪の中心でゴジラの咆哮が響き渡る。

    その後、オキシジェンデストロイヤーの影響で魚が取れなくなったイスラ・デ・マーラに赴いていたアランは、
    その沖で漁師が引き上げた先の戦いでゴジラが噛みちぎったギドラの首の一つを見せられてそれの購入を申し出る。

    監督 マイケル・ドハティ
    脚本 マックス・ボレンスタイン マイケル・ドハティ ザック・シールズ
    出演者
    カイル・チャンドラー ヴェラ・ファーミガ ミリー・ボビー・ブラウン
    ブラッドリー・ウィットフォード 渡辺謙 サリー・ホーキンス
    チャールズ・ダンス トーマス・ミドルディッチ アイシャ・ハインズ
    オシェア・ジャクソン・Jr デヴィッド・ストラザーン チャン・ツィイー
    音楽 ベアー・マクレアリー
    主題歌 [ALEXANDROS] 「Pray」(日本語吹替版)
    製作会社 レジェンダリー・ピクチャーズ
    配給 ワーナー・ブラザース 東宝
    公開 2019年5月31日
    上映時間 132分
    製作国 アメリカ合衆国
    言語 英語

  • 328 名前: 名無しより愛をこめて 2023-11-16 18:51:27 

    CGが良くてもストーリーがクソだから
    何度でも言うが芹沢の名を受け継いだキャラに核兵器を使わせるとか頭おかしすぎる

  • 329 名前: 名無しより愛をこめて 2023-11-16 20:16:36 

    >>328
    >何度でも言うが
    「俺はいつまで経っても根に持っていてその度叩くからな」なんて器小っちゃいな

  • 330 名前: 名無しより愛をこめて 2023-11-16 20:23:54 

    小栗旬のハリウッドデビューが、白目剝いてアワアワ言う
    とんでもない扱いだったのに泣けたよ

  • 331 名前: 名無しより愛をこめて 2023-11-16 20:27:42 

    英語の発音が厳しかったらしいね
    ケン・ワタナベとかサナダは適応力高かったんだなと、あらためて知る

  • 332 名前: 名無しより愛をこめて 2023-11-16 20:33:49 

    >>328
    GMKのストーリーがクソなのは事実だが歴代日本作品にはそれ以上にボロカスなストーリーや演出なのがゴロゴロしてるからなぁ
    ミニラやリトルが放射火炎を吐いて喜ぶ様をメルヘンチックに演出するのも大概頭おかしいはずだし

  • 333 名前: 名無しより愛をこめて 2023-11-16 21:23:12 

    >>332
    言いたいことはわかるけど
    ハリウッド大作映画と東宝チャンポン祭りを同列に語るのはちょっとw

  • 344 名前: 名無しより愛をこめて 2023-11-17 22:21:50 

    >>333
    東宝チャンポンも邦画としては十分に大作の部類なのよ
    今ならあんなハチャメチャなシナリオではゴーが下りないだろうし

  • 348 名前: 名無しより愛をこめて 2023-11-18 01:37:09 

    ハルオ・サカキ
    声 - 宮野真守、洲崎綾(幼少期)
    主人公。日本人。24歳。身長173センチメートル。階級は大尉。
    地球を脱出する直前に、両親がゴジラの襲撃に巻き込まれる様子を目撃した過去から、ゴジラに対して人一倍強い復讐心を抱いている。
    同時に、人類が真の意味で再起するためには人としてゴジラを倒すしかないと考えているが、
    人を捨てなければゴジラを倒せないと考えるガルグからはその矛盾を非難されている。
    宇宙船内ではダイチを父親代わりに育ち、ユウコのことは生まれた時から妹のように面倒を見てきた。
    高いカリスマを持ち、エクシフからはその献身性を、ビルサルドからは優れた自己決断力を評価されている。
    タウe上陸に反発し揚陸艇を占拠したことで第一級反逆罪を問われ、
    船内の独房で拘留される中でメトフィエスから与えられたアラトラム号の機密データを元に対ゴジラ戦術を執筆。
    さらにメトフィエスの計らいで罪状を保留される形で保釈され、地球降下に参加する。
    リーランドの戦死後はメトフィエスから指揮権を委譲される形で対ゴジラ戦術を実行に移し、
    自らもパワードスーツ機械化特務分隊を率いてゴジラ・フィリウスの背びれへプローブを打ち込みを行う。
    直後に出現したオリジナル個体のゴジラ・アースの襲撃により負傷するが、フツアのシェルターで目覚め、
    治療されていることに驚きながらもそこで遭遇したミアナと交友を結ぶ。
    600名いた隊員を50名にまで減らしてしまったことに苦悩を抱きながらも、ガルグからナノメタルプラントの現存を聞かされ地球残留を決める。
    しかし、メカゴジラシティでの滞在の中で無限増殖を続けるナノメタルとそれを生体にも利用するビルサルドへの不信を抱き、
    加えてゴジラに倒す上での人の在り方を巡ってガルグと対立してしまう。
    シティへのゴジラ接近が報告されると自らもヴァルチャー3番機に乗ってユウコやベルベと共にゴジラ誘導作戦に参加するが、
    自身の戦術案が通用しないゴジラに対してナノメタルを介したパイロット強化で攻撃を続行しようとしたガルグによって
    ユウコが生命の危機に晒されたことに激しく動揺。逡巡と葛藤の末にメトフィエスの言葉に従ってシティの中枢部を攻撃し
    ナノメタルの機能を止めるも、既にユウコは脳死状態となっており、結果的にガルグとベルベを自らの手で死なせてしまう。

    自らの迷いが招いた結果に絶望し、ゴジラにもう勝てないと心が折れてしまうが、
    自身がナノメタルに侵食されなかった事を奇跡とすることで地球人をカルトに引き込むメトフィエスに次第に不信感を抱き始める。
    更にビルサルドが自分の処刑を求めてアラトラム号で反乱を起こす事態となり、和解する時間を稼ぐために身を隠すことになるが、
    その中で生き残って命を繋げば勝ち、死んで消えれば負けというフツアの価値観を知り、マイナと結ばれる。
    ほどなくしてギドラが降臨し、それによる異常現象を目の当たりにしたハルオはメトフィエスが何かを企んでいることを確信し、
    その真の目的を知るためにメトフィエスと対峙するが、ガルビトリウムを右目に埋め込んだメトフィエスによって
    精神世界へと取り込まれてしまう。過去の凄惨な記憶を辿り、滅びの救済を説くメトフィエスに一度はなびきかけるが、
    両親がつけた自身の名の意味を思い出してメトフィエスを退け、
    ガルビトリウムを砕くことでゴジラがギドラに勝利する決定打を作った。
    ギドラとの戦いを終えてからはフツア族との共生を選び、妻になったマイナとの間に子どもを授かるが、
    ヴァルチャーの再起動の際にメトフィエスの声が届き、文明が再興し、ゴジラを怪獣たらしめる憎しみを持つ自分がいると、
    再びギドラがこの宇宙に現れてしまうことを悟る。そのためハルオは活動状態のナノメタルを宿すユウコを連れて、
    再起動したヴァルチャーに乗ってゴジラに特攻し、自身の命と引き換えにこの世界とギドラの繋がり、
    ナノメタルの脅威、そしてゴジラへの憎しみを絶った。
    小説により、母親は欧州奪還作戦におけるパリの戦いの英雄ハルカ・ヤシロ、
    父親は国連調査官としてこの小説の物語を記録したアキラ・サカキと判明。

  • 350 名前: 名無しより愛をこめて 2023-11-18 02:14:27 

    このガイジしなねぇかな

  • 351 名前: 名無しより愛をこめて 2023-11-18 08:25:07 

    東宝チャンポンが種蒔いたから
    84年の復活ゴジラ、VSシリーズの成功があった

  • 359 名前: 名無しより愛をこめて 2023-11-18 11:01:24 

    太陽系離脱に傾倒する中央委員会をよそに、ハルオたちは前回の対ゴジラ戦術にシティを組み込んだ新戦術を立案し、
    パワードスーツを改良した新兵器「ヴァルチャー」の設計や、ゴジラ・アースへの止めとして用いる
    「EMPプローブハープーン」の開発など準備を進めるが、地下で自己増殖を続けるナノメタルを見たハルオは
    ナノメタルへの強い不安を抱き始め、さらにナノメタルに不信感を持つ地球人の兵士たちがナノメタルを使ってシティと同化していく
    ビルサルドの姿を目撃して騒ぎ出すという事件が起きる。ビルサルドと地球人の間に齟齬が生じる中、
    熱光学遮断フィールドが解除されたことでシティを発見したゴジラ・アースが進攻を開始する。
    ヴァルチャーの本格的な量産もまだという不完全な状態で作戦開始を迫られたハルオは、
    ユウコとかつての教官リルエル・ベルベとともに先行開発されていたヴァルチャーに乗り込み、ゴジラ・アースの誘導を行う。
    その間に準備を整えたガルグたちは、ゴジラ・アースの足元をナノメタルで固定してEMPプローブハープーンを撃ち込むが、
    ゴジラ・アースは高熱波を発生することでプローブを溶解させたうえ、シティを全身からの超高熱波で包み込む。
    シティが崩壊の危機に直面する中、ガルグらビルサルドはナノメタルを纏ってシティと同化したうえ、
    ヴァルチャーを特攻兵器とするためにハルオやユウコにも強制的にナノメタル強化を施そうと目論む。
    それを拒絶したマーティンら地球人がシティから脱走し、辛くもフツアの鱗粉によって浸食を免れたハルオは、
    メトフィエスによる説得とガルグによる主張の間で苦悩するが、苦しむユウコを救うためにガルグたちのいる管制ルームを破壊する。
    その直後、ハープーンを完全に無力化したゴジラ・アースの熱線によってシティは完全に破壊され、
    ハルオはヴァルチャーからユウコを救出するが間に合わず、変わり果てた彼女を抱きしめながら慟哭どうこくする。

    星を喰う者
    メカゴジラシティの陥落後、ユウコは脳死状態と判定され、ハルオは自らの選択の結果に打ちひしがれる。
    一方、メトフィエスはハルオがナノメタルの侵食を受けなかったのは神の加護によるものだと説き、
    ハルオを神に選ばれた英雄と祭り上げることで、メカゴジラシティの敗北で絶望した生存者たちの大半を信者に引き込むことに成功する。
    ハルオは、自らを含む幾人かが侵食を免れたのはフツアの治療によるものであると訴えるが、メトフィエスはそれを承知の上で信者を増やし、
    自分たちが崇める神を呼び出す準備をしていることを告白する。
    ハルオのメトフィエスへの不信感が募る中、アラトラム号ではメカゴジラシティの一件によって種族間の対立が深刻化する。
    ビルサルドは実力行使でアラトラム号の動力室を占拠し、同胞を殺めゴジラ撃滅の好機を逃したハルオの極刑を要求する。
    その情報を受け取ったハルオは、マーティンの提案で対立が鎮静化する時間を稼ぐために敢えてフツアの隠れ家に身を隠し、
    その中でミアナ及びマイナと交流して、生き残って命を繋げば勝ち、死んで消えれば負けというフツアの価値観を知る。
    そしてハルオはかつてゴジラ・アースに敗れた自分を助けて治療した真の恩人であり、
    想いを寄せるが故にハルオが死ぬことを恐れるマイナと結ばれる。
    しかし同じころ、メトフィエスは自身を怪しむミアナを捕らえた上で信者たちとともに神を呼び出す準備を着々と進め、
    遂にエクシフが神と崇める高次元怪獣「ギドラ」を降臨させる。ギドラは信者となった生存者たちを生け贄として喰い尽くし、
    この宇宙の法則に囚われないが故に機械に観測されない超常的存在としてアラトラム号の近辺に出現する。
    アラトラム号は時空間を歪めるギドラの前に何が起きているか理解できないまま撃沈され、そのままギドラは地上に出現し、
    迎撃に現れたゴジラ・アースをも圧倒する。ギドラの力を目の当たりにしたハルオは、
    エクシフの真の目的を知るためにメトフィエスと対峙する。

  • 362 名前: 名無しより愛をこめて 2023-11-18 14:53:30 

    一番くじと怪獣王シリーズってどっちがデケェんだ?

  • >>350
    人に嫌われることでしか自分の存在を確立できない奴ってのはいるもんさ

  • >>362
    箱だけ見たがポージングの関係で怪獣王だと思う
    ただオレは一番くじのポーズのほうが好き

  • ゴジラ -1.0のおかげで
    ようやくシン・ゴジラがクソ映画って
    胸を張って言えるようになって
    本当に良かったw

  • こういうやつってシンゴジのこと四六時中考えてるし事あるごとに思い出すんだな
    大好きじゃんw

  • >>365
    それは違うでしょ
    てか比較しないと胸張れないのは気の毒

  • >>365
    悪いな。俺は両方好きなんだ。
    ついでに言うと嫌いなゴジラ映画無いんだ


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