読書好きの奥様 104冊目

このスレは読書好きの奥様が本について語り合うスレです
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読書好きの奥様 103冊目
https://matsuri.5ch.net/test/read.cgi/ms/1569580764/

転載元：http://anago.2ch.sc/test/read.cgi/ms/1576564998/

>>972
いい表現だ＞静かな光
なんというか、美しい
でも短編とか、最後にクスッと笑えるのもいいのよね

ツイッターで絶賛されてたから読んだ
芦沢央「カインは言わなかった」

こういうのダメだわー
パワハラに心が折れて犯人が誰とかどうでもよくなってしまう
ラスト、尾上好評の記載あったけど、あの修羅場を乗り越えたから大成したってこと？
文章で冷や水浴びせられるあの感覚は、確かにリアルで書き手に実力あるんだろうなと思うけど、次はもっとハートフルなやつ読みたくなる

芦沢さんて他のもこういう感じ？

芦沢央は「火のないところに煙は」を読んだけど
まったく合わなかった、というかなにが面白いのかすごいのかわからなかった
どんな内容だったかすらあんまり覚えてないわｗ

私、出産ハイで出産前に藤沢周平の世界の男になる、
自分は武士だ、潔く散る、と思い込んでしまった結果
静かなお産を実行して、逆に心配された。

父は膵臓癌であっという間に逝ってしまったけれど
弱音も愚痴も吐かず淡々と仕舞い作業をして逝った。
残していた手帳に「藤沢周平、なれるか」と走り書き。

私たちは紛れもなく親子だなと泣けたわ。

自分語りの自画自賛

人の幸せにケチをつける貧しい心
批判できたら相対的に自分の価値が上がるという信念かな

>>976
静かなお産というのは、あまり叫んだり大声を出したりしなかったってことかしら？
すごいわ

>>976が言いたいのは結局、本の感想などどうでもよく、
皆に心配されるほどの我慢強さで出産頑張ったアピール、よって>>978の負け

勝ちも負けも無いと思うわ リアルで話しかけられてるわけじゃなし

いやごめん、自分を武士だと思い込む妊婦ワロタ
お子さんにも遺伝していい厨二病を発症するといいわねw

>>982
勝手にゲラゲラ、ワロタらいいと思います。楽しいですか
人を呪えばアナ２つといいますが

どの男女も多かれ少なかれ思い込みでできているし
あなたの批評は私のものではない
本を読んで、結果幸せな体験をした人にケチをつけるのはどうかなと

内容からしたら個人的すぎてチラシの裏だわね

厨二病の者です。まさに自分語りでしたね。
上で書かれた「静かな光」の言葉でブワッと思い出しつい勢いで書いてしまいすみませんでした。
自虐で書いたつもりでしたが文才無くすみません。
良くも悪くも、人生観変える作家さんや作品があるということで許して！

読書は、窮極の個人的体験だと思います。だから自由になれる
私は若い頃結婚したのですが、ある時から夫は
私の蔵書関係に１ミリも触れなくなりました。文字通り１ミリもです

藤沢周平は「蝉しぐれ」もいいけど「風の果て」がすごく好きだ
何度読んでも泣けてくる
浅田次郎みたいなあざとさを感じないところがいいんだよね（浅田も嫌いではないが）

人って若いときに読書習慣つけておかないと、
30過ぎてから小説読もうと思っても読めないらしいね

藤沢周平わかるわー
あの文体の美しさは筆舌につくしがたい

>>986
きもい

人生観まではいかないけど、高校時代に現代文で読んだ「こころ」の「精神的に向上心のないやつは馬鹿だ」は何というかしばらく呪いみたいに残ったなあ
というのを懐かしく思い出したわ

若い時は漫画好きで本は、そんなに読まなかった
中年で鬱になった時から読書しか出来る事が無くなって
それからは、ずっと鬱が治っても読書はやめられなくなったわ

>>991
若い頃は小説の文章や登場人物の言動や境遇にいちいちショック受けたりしたもんだけど
最近はそういうの減ったと改めて気づいたわ、自分が年取ったからなのかな

ジェーン・ギャスケルの「流転の皇妃」を学生時代に読んだ時は主人公の過酷な人生が
結構ショックで眠れないこともあって、またああいう経験ができるといいなと思う（疲れそうだけど）

読書でも旅行でも何でも、年取ると感動というものが少なくなってきたのが寂しいわ。

若き数学者のアメリカ
冒頭から引き込まれる文章で
明晰な頭脳と瑞々しい感性を兼ね備えた若者と
一緒に旅をしている感覚を味わえてとても良い
久々に読書の楽しさを思い出した

>>994
旅行はまだ感動しまくれるんだけど、読書や映画観賞ではめっきり減った
ペトラ遺跡とかマチュピチュみたいな世界遺産に絵画や自然に動物と、初めて！がまだまだあるからなんだよね
読書楽しんではいるけど、昔のようにこの一文にやられた的なのも無くなった
感性が鈍ってるのかな？

>>996
私も若い頃みて感動した映画を久しぶりにみて「あれ？こんなもんだった？」ってしらけること多い
でもそれって食べ物とかも同じで記憶を美化してるってのもあるかなあと思ったり
でも逆に映画や小説は若い頃はこの切なさわからなかったろうなと思うものもある

>>991
わかる
そのセリフ今でも頭にこびりついている

>>991　>>998
歳をとってその言葉の意味というか真実をしみじみ感じる
若いころは向上心のない人と関わったことがなかったし
向上心がないってどういうことかも実感がなかった

崑山市で戸別訪問して体温チェック
強制連行される
　
https://youtube.com/watch?v=SLirQXbJrNA

ミステリ小説なんかは最初に読んだ3冊が一番面白いって言われてますね
慣れの問題

だからこそ最初に名作を吟味して選ばなければならない

わかる
じゅっかくかんの殺人をこえる作品にまだ出会えない

いやーでも違うな
映画とかドラマだと東野圭吾のほうがだんとつおもしろい

おまえらは勉強しなくても現代文の成績はよかったタイプだろ

藤沢周平の用心棒日月抄シリーズ
文章は好みなんだけど、薦めてくれたのが男性だったので、
貞淑な妻とも当初敵対していた女性ともうまくやっていて
男ドリームですよねーという感想は言えなかったw

>>1006
昭和の時代に書かれてるからまあそのへんはね…
竹村健一？のもう一つ別の発想法って本に｢5日間の出張で浮気をして帰りたいなら仕事を4日で終わらせればいい｣なんて書いてたしなあ

たしかにいろいろなことにそんなに心が震えなくなったような気もするけど、テレビでちょっといいシーンがあるとすぐ涙腺緩んじゃうわ
藤原ていの流れる星は生きている、だったっけ
最近では群を抜いて読んでよかったと思う本だった
これを若い頃に読みたかったなと思う

「流れる星は生きている」は新田次郎の奥さんが書いたって知って吃驚した
祖母が満州からの引揚者なんで、気象庁は上級国民なんだろうなぁと思った
祖父は満鉄職員だったらしいので子供いたらああいう悲惨な中でもていさんのような賢さはなかっただろうし
父の兄弟が残留孤児になってたかも知れん
祖父の存命なうちに読んでれば色々聞けたのに
読む時期って大事

>>1009
新田次郎の奥様だったの？
びっくり
数学者の藤原正彦さんのお母様だとは知ってたんだけど

と思ったら、浅田次郎と勘違い

>>819の川瀬七緒奥さま、みてるかなー？
法医昆虫学者、今読んでいるのだけど
文庫の方も加筆訂正にはなっていなくて、見守る優しい父親になってたよ
最近のはアル中になっているのか…それも今後気をつけて読んでみるわね

それにしてもこのシリーズは面白い

新田次郎は奥さんが書いた物がヒットしたのに嫉妬して
自分も小説を書き始めた。ってどういう夫婦なんだと驚愕したわw
寒いと八甲田山が読みたくなるんだけど今年は今一寒くないわね

>>1011さん　ありがとう！
覚えていて下さって、書き込んでくれて本当にうれしいです。

やっぱり訂正は無く優しい父親のままなのね。齟齬があるとモヤモヤしちゃう。
いずれ整合性を取っていくのかしら。アル中話は「紅のアンデッド」だったかな。
飲み食いしながらは読めないけどｗ、このシリーズ面白いですよね。

夫婦で作家ってどういう気分なんだろね。
新田次郎と藤原てい
吉村昭と津村節子
三浦朱門と曾野綾子
藤田宣栄と小池真理子
綾辻行人と小野不由美

武田泰淳は武田百合子に文才があるとは思いもよらなかったみたいだよね
「富士日記」の最初は泰淳が先導してつけてるんだけど、正直それまで文らしい文を書かなかった百合子のほうが良い文章書いている
泰淳がそれをわからないはずないよねと読みながら思ったらすぐに百合子のみの日記になってた…

>>1013
あぁ良かったー
スレ終わりそうだったから、次スレにも書こうかなと思ってたんだ
アル中は「紅のアンデット」ね、頭に入れておこう
それにしてもなんで優しく見守る父親が突然のアル中…
180度違う人物設定が気になるwその場面読むのも楽しみのひとつになったよ

>>1015
先日日記の話が出たとき「富士日記」を挙げたかったけど
知らないひとも多いかなと、遠慮しました
武田百合子の旅行記「犬が星見た」も好きです。

980さんいらっしゃらないので立てました

読書好きの奥様 105冊目
http://matsuri.2ch.net/test/read.cgi/ms/1581573754/

>>1017
知ってる奥様いらした！いいですよね
淡々と日々を記録してるだけなのに香り高い
「犬が星見た」は泰淳のダメっぷりが赤裸々に書き留められてるんだけど筆者は本当に心底惚れこんでて
短所をありのままに描きながら一ミリも揶揄の気持ちがないのがすごい
紀行文のはずなのに不思議な夫婦小説にも読めて感動がありますね…

>>1018
どうもありがとうございます
みんなで次スレに移行しましょう

>>1019
私もうれしいです
百合子さんどんな方だったのだろう。いいですよね
文才はあっても、尖ったところやエゴが少ないんだろうかな

>>1018
どうもありがとうございます
みんなで次スレに移行しましょう

>>1019
私もうれしいです
百合子さんどんな方だったのだろう。いいですよね
文才はあっても、尖ったところやエゴが少ないんだろうかな

「梅」
庭の梅咲きました、ことしは早い