読書好きの奥様　76冊目

このスレは読書好きの奥様が本について語り合うスレです。
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※本のランク付けや読んでいる人を勝手に分析したりバカにするような
楽しい読書からは遠いレスはしないようにしましょう

※作品や作者への意見は賛否いくらでも正直に書きましょう
意見交換も存分にやりましょう
ただし、どんなものでも他の人が抱いた感想を非難するようなことはやめましょう
ここは大人同士の読書スレであり、うちの子語りやわが子に勧める本の質問など

自分の子に関する話題は荒れる元なので、ご遠慮ください

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読書好きの奥様　75冊目(c)2ch.net
http://hello.2ch.net/test/read.cgi/ms/1418549114/

転載元：http://anago.2ch.sc/test/read.cgi/ms/1421994089/

ウィリアムケントクルーガー
「ありふれた祈り」
読みました！　

クルーガーは、コーク刑事シリーズを児玉さんが絶賛してたから知った作家で
今度は、今まで出版してた講談社のコークシリーズから、
始めてハヤカワに移ってのまったくのオコナー刑事から離れた単作物。

色々あちらで賞を獲得したとの事、期待して読んだらミステリーというより
６０年代のミネソタを舞台にした、なんというかトマスHクックみたいな風景の
少年とその家族、人々のそれぞれの悩みが交差して、切ない、でも
「生と死」という問題を押し付けがましくなく静かに訴えてくるようなお話だった。
話しに、いそいそしたテンポはないのに、１ページも飽きずにサクサク読めた。
メモして、そっと残しておきたくなるようなセリフが多数ありました。

ジェフリー・ディーバーもデニス・ルヘインの単発物も、もうすぐ新しいの出るんですよね？
嬉しいー翻訳が上手いのか、ルヘインの詩的だけど的をつく文章にはいっつもシビレます。