読書好きの奥様　78冊目

このスレは読書好きの奥様が本について語り合うスレです。
次スレは>>980が立ててください。

※本のランク付けや読んでいる人を勝手に分析したりバカにするような
楽しい読書からは遠いレスはしないようにしましょう

※作品や作者への意見は賛否いくらでも正直に書きましょう
意見交換も存分にやりましょう
ただし、どんなものでも他の人が抱いた感想を非難するようなことはやめましょう
ここは大人同士の読書スレであり、うちの子語りやわが子に勧める本の質問など

自分の子に関する話題は荒れる元なので、ご遠慮ください

また、コミック（漫画）エッセイについては漫画スレにてお願いします

前スレ
読書好きの奥様　77冊目
http://hello.2ch.net/test/read.cgi/ms/1427609659/

転載元：http://anago.2ch.sc/test/read.cgi/ms/1432786998/

スレ立てありがとうございます。

新スレ乙

スレ立て乙

乙です


柳美里一度も読んだことないけど、前スレの奥様方の適確な説明でよく分かった気がするわw

>>1
乙です
今日は涼しいから読書が捗りそう、やっとボラード病読めるわ

最近は読書らしい読書は出来ていないけど天気の良い日の公園で田辺聖子の百人一首を二、三首ゆったり読むのが楽しい

民王。
軽い…そして勢いだけの話に感じた。

いや、登場人物のモデルは浮かんで笑ったけど。
今度ドラマ化するんだよね？
視聴率とれるのかなあ？誰が主演するのかなあ？
微妙なストーリーだっなあ。

>>8
エンケンだったはず

>>9
泰山がエンケン！
あら。私的にはアリになってきちゃった。

小説以外でもOKですか？

BLノベルちょっと書いたら袋叩きにあったから気をつけたほうがいいよ
BLにだって素晴らしい話はあるのにね

エッセイとか実用書
読書には違いありませんよね

エッセイはごくフツーにみんな話してるよね
実用書はものによりけりというか話題に載せ方じゃないかな
（「相続」「株式投資」「○○の霊言」「ホメオパシー」「ダイエット」「アンチエイジング」
「アホノミクス」「レイシスト」とか本そのものより中身が百家争鳴賛否両論なものなら
「ここじゃないとこでやって」と言われると思う）

「漆黒の森」読んだ
時間の無駄だったっていうか主役二人の恋模様が一番要らないエピソード

トマス・Ｈ・クックのサンドリーヌ裁判
法廷ものが好きなので手に取ったら、夫婦の激しいけど静かな物語だった。
人間関係のドロっとしたところや嫌なところも沢山埋め込まれてるけど読後の余韻はいい

湊かなえの新刊は立ち読みできないようにセロファンで帯がしてあった。
自分は少し内容を見てから買いたいので、すぐに本を戻したわ。
一体何がしたいんだろうね。

>>9>>10
エンケンがエノケンに見えたｗ

>>16
漫画ではよくセロファンしてあるけど小説でもやるんだね
勿体ぶったってしょうがないのに…

拾ったので貼ってみます既出でしたら失礼

27 ：可愛い奥様＠転載は禁止：2015/05/13(水) 08:04:43.72 ID:AMdne8qm0
>ピース又吉『火花』の冒頭の文章ｗ

>大地を震わす和太鼓の律動に、甲高く鋭い笛の音が重なり響いていた。
>熱海湾に面した沿道は白昼の激しい陽射しの名残りを夜気で溶かし、
>浴衣姿の男女や家族連れの草履に踏ませながら賑わっている。

くどいｗ

>>15
サンドリーヌ裁判、超めんどくせぇ〜夫婦だよね
壮大な夫婦トラブルにつきあわされちゃった裁判員さん、ご苦労様だ

中村文則「教団Ｘ」挫折しそうだ
教祖の脳とか宇宙の長い話、セックス描写、全然頭に入って来ない
これから面白くなる？（今、100ページ目）

>>20
私も途中で挫折したｗ

>>15
最近のトマス・H・クックは最後にささやかな救いがあるね。
「ローラフェイとの最後の会話」も「サンドリーヌ裁判」と同じく
救いようのない取り返しのつかない悲劇なのに
ラストでせめてもの罪滅ぼしというかちょっと良い話で終わる。
文庫からポケミスに変わって表紙が怖くなくなったのがうれしいｗ

>>20
もう少し先まで読んだけど挫折して放り出してる
なんかさ宗教のパンフみたい

>>20
多分似たようなところで挫折w

桜木紫乃「無垢の領域」

母親と玲子が秋津を駄目にしたような
ノブちゃんもだらしない
結論　男って…

自民党、AKB４８内山奈月の参考人招致を一時検討していた　選挙年齢引き下げ議論めぐり
http://daily.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1432694257/
http://s.eximg.jp/exnews/feed/Excite/bit/2014/E1411384301779_1.jpg
内山さんは憲法全文の暗唱という特技をもつアイドルとして知られており、現在慶応大２年生。
著書に「憲法主義」がある。

選挙権年齢の引き下げの議論をめぐり、自民党は内山奈月さんを参考人として国会招致しようとしたが断念した。
本人の都合がつかなかったうえ、党幹部から「パフォーマンスと思われかねない」との異論が上がったためだ。

http://twicolle.jp/user/yonepo665/88c8f43a2d011e0edde4

↑なぜ、しまちゃんの写真が…

>>27
わからない？

kindleでamazonポイント50%付け中だよー
岩波とか例外ありですが

>>29
ありがとう
銀英伝ポチりました

双面の舞姫（立花外男「私は呪われている」）
そういう時代とはいえハンセン病への差別的表現が酷過ぎるが、それ以外でも
ストーリーの進み具合が回りくどくて読み難かった。
この人、今だったら、作家としてデビューできない。

>>29
ありがとうございます、安く買えそうで嬉しい

>>29
有難うm(__)m

>>29
いろいろポチりました
感謝です

銀英伝読み始めた
少し待って電子書籍で買えばよかったかなーと思ったけどすごく面白い

銀英伝好きだけど、恒星間航行が出来る時代に脳腫瘍が不治の病だったり
不妊に悩んだりがちょっと納得できなかった。

嗜好性ゼッフル粒子＋ローゼンリッター♪

銀河の歴史がまた１ページ

そろそろ最後の映画版でも作って下さい！

あそこの家は不妊というより、奥さんが若すぎるだけの気がする
物語終了後、夫妻の実子もちゃんと産まれていそう
そしてその子はお母さん似の女の子で、両親と同じように養子と実子で結婚したりしてたらいいなと思ってる

なるべくネタバレにならないよう読んだ人にだけ分かるように書いてみた
ただ、未来なのに妊婦がコーヒー飲むシーンがあるのは確かに不可解

窪美澄の「さよなら、ニルヴァーナ」一気読み。
獄中結婚とかしたがる人の気持ちが少し想像できる。
直木賞そろそろくるかも。

当時からその辺の科学技術の凸凹感はあった＞銀英伝
ジャンル：スペースオペラだからしょーがない、でスルーするようにした

その気になれば、アンネローゼに皇帝の子を産ませる手段は
いくらでもあったろうにね
逆に、アンネローゼはもう老人介護要員扱いされてたのかも

>>29
窪美澄 水やりはいつも深夜だけど
朝井リョウ 武道館
柚木麻子 ナイルバーチの女子会
山本文緒 なぎさ

を買ってみた。あとはレシピ本たくさんw

>>40
アンネローゼは不妊じゃなくて、あえて皇帝が妊娠させなかったんだよ

皇妃は難産で母子ともに亡くなってしまってて、若くして正妻に先立たれた皇帝はその後歳を取って何人もの寵姫を迎えても決して自分の子を妊娠（＝出産）させないようにした、って話だったはず
皇帝にとっては出産自体がトラウマで、寵姫を危険に晒したくなかった
アンネローゼの前の寵姫のベーネビュンテ候爵夫人だっけ？あの人が皇帝の子を産んでいなかったのもそういう理由
科学技術が発達しているからそれこそ安全に出産する方法はあったろうけど
跡を継がせるにしても、本編でも証明されているように親族の子がたくさんいるから自分の子は要らないと判断したんだろう
「（ゴールデンバウム王家など）滅びればいい」とか言ってたから、皇帝自身が生きる事に疲れていたっぽい

ごめん読み違えてた
>>40も不妊ではないと分かった上で書いてるのか

結局、皇帝がその気にならなかったって事だと思う

アンネローゼが子供を産んでたらラインハルトはどんな気持ちだったかな
姉の子だから可愛いか、姉が更に陵辱されたと思って子供を憎むか

>>42
えーと、アニメだとそうなのかな？
原作を読まれる事をお勧めします、
その辺もっとドロドロして面白いよ
アンネローゼに子供を産ませないようにしていたのは宮廷内の勢力ね
大奥考えれば判るでしょう
皇帝が絶対なようでいて色々後ろから手をまわして
自勢力の都合の良いように画策するの
だから結局どこの良いようにはならず政策が迷走する
銀英とか読んでると戦争に為るのも仕方がないのかなと思えてくる

ー地獄への道は善意で舗装されているー

>>44
ラインハルトにしてみたら皇帝が姉との間に子を為そうとしないのは不幸中の幸いだった
みたいなことが地の文で書かれてたから、子ができてたら憎しみの対象だったかも


>>45
ここは読書スレだから、当然原作は本編外伝読んだ上で書いてますよ…
まず始めに読んだのが原作だったし…

皇帝個人の理由としては>>42（ほんの数行だったけど原作に記述もあるよ）宮廷やアンネローゼ側の理由としては>>45でしょうね
アンネローゼはみすみす子が不幸になると知って妊娠出産するほど思慮が浅くないし、皇帝の子を懐妊して権力を得ようとするような野心家でもない
「貴族とは名ばかりの貧民の娘」呼ばわりされて後ろ盾もなかったアンネローゼにとっても、皇帝が自分に子供を産ませようとしなかったのは不幸中の幸いだったかと

伊坂さんはピエロとか魚みたいな題名の読んで合わないと思ったけど
ここで見たバイバイブラックバードは面白かった
あと死神のシリーズ

久し振りに伊坂読んでるけど掴みが抜群だなと改めて実感

ここで話題になっていたような記憶がある「雪の断章」を買ったけど
ミステリーを読みなれた身にはきつかった
登場人物に萌えなくちゃハマれそうもない作品だよね

>>49
そういう感想多いよね
30年近く前ハマって、まだ文庫本持ってるけど読み返さない方がいいんだろうなぁ

>>49
私は、中学生の頃読んだんだけど、世間知らずだったからこそハマった気がする。
私の知らない世界っていうか、小説や漫画の世界って感じで。

読むべき年齢の頃に読む本、というのもあるね。
私はゲド戦記を30過ぎて初めて読んで、10代のうちに読むべきだった…と思ったわw

有吉佐和子「悪女について」読了。
久し振りに凄く面白い小説に出逢い一気に読んだんだけど、しりすぼみな終わり方でスッキリしない。
自分の読み込み能力が足りないせいだと思うけど、沢山散りばめられた伏線が回収できず、多くの謎が残りモヤモヤする…。

あれは・・・
（ネタバレでもないけど一応改行）







謎を謎のままで余韻を味わえるのが、あの作品の美しいところかなと思った。
巻末の解説かなにかにも書いてあった気がするけど
最後の次男の証言が一つのヒントにもなってると思う。
「虹を見ていた」ってのも、個人的には重要なキーワードだととらえてる。
沢尻エリカのドラマ版では「夕陽を見ていた」だったんだけど
夕陽じゃダメ、絶対あれは「虹」じゃないと。

赤毛のアン読み直してる
私がマリラだったらアンに毎日「アホか！」って言ってるね、絶対

>>52
ゲド戦記は大人になってから読んだけど、子供の頃に読んだらちょっと
分からなかったかもしれないと私は思った。特に4巻目の「帰還」
ゲド戦記と言うからゲドの物語シリーズだと思ってたのに、そうじゃないしね

全然関係ないけど、戦記といえば最近はテメレア戦記にハマっている
龍と人間のファンタジーはよくあるけど、それをホーンブロワーやマスター＆コマンダー
みたいな英国海軍小説風に実際の19世紀欧州の歴史を背景に書いたのが新機軸で面白い

>>55
アンのような人が身近にいたらすごくウザいに違いないと思う。
なんで赤毛のアンって、あそこまで人気あるんだろう。

アンよりマリラやマシュウ、その他周りの人達が好きな人も多いかも
私もそう
アンは最初ウザいけど慣れたらウザ面白くなって
終いにはウザ可愛くなってくるから不思議なのよね

私は赤毛のアンは子供の頃はスルーしてて
大人になってから読んだんだけど、それで正解だったと思ってる
子供の頃読んでたらもっともっとアンがウザく感じて
最後まで読めなかったような気がする

成長後はモンゴメリの書く周囲の人々の物語が好きだ
子供アンは子供の時は好きで、中２あたりは苦手になって、今はかわいい
マリラがかわいがり、若い女性になったアンを見て「いつまでも子供でいてくれたら」という気持ちがわかる

>>49
私は昔の少女小説だと思って読んだわ。面白かった

>>49だけど高校生の頃に読んでいたらハマれたかというと疑問だな
まず私は主人公の飛鳥とは似ても似つかない性格なので共感できないし
あのタイプの男性に心惹かれることはないと思うので
この二点の少なくとも一点を満たすことが必要じゃないかと思う

とか書いちゃったら、どっちも満たしてないファンが出てきそうだけどね

>>49
『雪の断章』は人生で1番、妄想猛々しい時に読まないとキツいかも。私はそのタイミングで読んだのでハマりましたが、40代の今、初見で読むなら無理だと思う。

モンゴメリ、ちょうど今日本屋で短編集を見かけて面白そうだったんだけど、
ハードカバーでもない普通の新書で￥１１００でたっけ！と思ったｗ
図書館にあったら借りてみよう。

恩田陸のエッセイで、赤毛のアンより若草物語のジョーの方が好きだけど
アンの小説の方が売れるだろうな、というのを読んだ
なんとなく分かる

アンはグリンゲイブルズに来てから、高校で、大学で、職場で、家庭で、常にいつも素晴らしい女友達がいた
ジョオにはいない
そういうことだ

赤毛のアンも若草物語も読みなおしてみたい
ずっと思ってるけどつい忘れるな

赤毛のアンは１０代の頃はウザくて好きじゃなかったけど
アラフォーの今はけっこう好きｗ大人になるにつれて
友人との関係性が変わっていくところとかね
19世紀後半から20世紀、1940年ぐらいまで時代設定の小説って好き

若草物語読み返したよ
マーチ夫人（おかあさま）の偉大さ
昔読んだときは気づかなかった
お金持ちのおばさんも嫌いだったけどいい人だった

「マーチ家の父 もうひとつの若草物語」
ジェラルディン・ブルックス
これ読んでマーチ家の父親って夫としてはひどい男だと思ったｗ

>>39
「さよならニルヴァーナ」は、あの作家志望の女と少年Ａの被害者遺族のパートが
凄く切実で良かった。
少年Ａが類稀な美少年設定なことだけがちょっと逃げを感じたけど、
直木賞来るかもね。「ナイルパーチの女子会」とどっちが行くかなー。

>>69
お父さんいたんだ・・・
若草物語読み返したら読んでみる

>>69のは後世の人が書いた二次創作だよね？
スカーレットみたいな。

>>71
お父様は軍医として南北戦争に従軍してる。

『銀英伝』の皇帝、ラインハルトが憎んでいるほど悪い人間でもないよね。

ルイザメイオルコットの日記も翻訳されたから読んだけど
父親は本当にクズだと思うよ
娘の稼ぎで最後までロイヤルニートだった
伝道師？　要するに狭い世界なら一番になれるからと小さなエコ宗教団体作って遊んでただけのおっさん
講演会だなんだとアメリカ中周ってたけど、「父さんは今回もギャラがもらえませんでした」
要するにいろんなただで飯食わせてくれるところを家族には偉そうに「伝道」と言いつつ周ってただけ

たとえばローラとかの父さんは農業やったり大工仕事もしたりして働いてるでしょ
ルイザたちの父親は「ニート」
そのくせ家族には説教説教、ちょっとでも尊敬されないと不機嫌になる
医者の仕事もしてませんよ
軍医っつうても実の父は別に免許も何も持ってないです
若草物語の軍医設定はせめてもの、父は働いてたと見栄貼る為だけの設定
現実はミニオウムで、ぷち山崎のトップ
しかもそれすらトップ争いに負けて逃げ出してるんだよん

嫁さんの持参金で若い頃は遊び、年取ってからは娘の金で好き勝手遊び
とにかく「名士」扱いされたかった自尊心肥大な、運のいいおっさんですわ

若草物語はオルコットの自伝じゃないですし
ジョーのモデルはオルコットなんだろうけど。

奉仕の精神に欠けた子供だったから、クリスマスのご馳走を他所にあげちゃったり
他人の世話を一生懸命し過ぎて病気移っちゃうような家の子にはなりたくないなー
なんて可愛くない感想しか持たなかったわ＞若草物語

赤毛のアンシリーズは今は大好きだけど、子供の頃はアンがエキセントリック過ぎて
こんな子とは仲良くなれん、ダイアナってすごい！って思ってたし

ちなみに今も昔も大好きでぜひ友達になりたいって思う欧米少女向け文学の主人公は
足長おじさん＆続足長おじさんのジュディとサリー

http://fsm.vip2ch.com/-/hirame/hira078328.jpg

私も小公女は大好きで何回も読んだけど(特に屋根裏部屋が豪華になるくだりが大好き)
セーラと友達になりたいとは思わないなw

>>79
私も絶対嫌w
お話は好きだけど
アーメンガードっていい子だなあと今は思う

>>76
あなたのレスに言いがかりとかケチをつけたわけではないです
気を悪くされたらごめんなさい

>>79>>80
先日小公女を読み返して、セーラにイラッとくるミンチン先生の気持ちがよく分かったわ

読み返して気持ちがよく分かったといえば「トム・ソーヤの冒険」のポリーおばさん
の苦労や愚痴だなあｗ

昔はトムやハックって可愛くて元気で好きだったけど、今読むと「ちょっとは
大人しくしてろよ〜」と思ってしまう

アルプスの少女ハイジも友達になりたくないw
おばさんの気持ちわかるわ

この流れ面白いw
やっぱり子供の頃見えなかったりわからなかったものも見えてくるよね
児童書色々読み返したいけど未読の読みたい本もたくさんあるし時間がなかなかとれない

私がギルバートだったら絶対アンを好きにならないなと思う。
妄想乙としか。

>>77
ジュデイとサリーは大人になってもいいよね
それとジュリアは読み返すとそれほど悪い子ではない
ただ世界が狭いのよね

>>71
軍医なのね
奥様が立派だわ

>>85
そこで複数冊並行読みですよ

読み直しても、新しく獲得した知識の上では理解はできるけど納得も感動も出来ない児童書
・汚れなき悪戯
・みどりのゆび
あれがご褒美って…何度生まれ変わってもクリスチャンにだけはなれそうもない

「悪意なき子供だろうがなんだろうが例外なく厳しいルールが適用される」という論旨なら
冷たい方程式もマテオ・ファルコーネもひしひしとつらくなりながら納得できるし謎の感動があるんだけど
日本で読まれる児童書として前者2作はどうなんだろうと小学校時代からずっと感想は変わらない

ご褒美って何だろう？
「チトは天使でした」最後だけ覚えてるな
普通にファンタジーとして読んで面白かったけど

そう云えば「みどりのゆび」の家族って大金持ちだったよね
かぐや姫じゃないけど都合よく預けられたんだと思っていたけど

ジムナスティクがあれだけ悲しみつつ>>91の二行目を描いた以上
「最初から」天使だったのが堕天してこの世に顕現したんじゃないと受け止めたんだよね
こんなにも素晴らしい子だからこそ天使になった、はじめから天使になる定めだったんだと
天使が預けられた（一種の貴種流離譚？）とは思えなかったなあ…
（最初の最初に汚れなき悪戯と相前後して読んでたのがいけなかったのかもしれない）
さらにもう一度読めばまた感想変わるのかしらん

若草物語読んだはずなのに父がどうして不在だったかとか
細かいこと忘れてるわ

読み返したいけど今読むと感想が大きく変わる気がして
ちょっと不安w

ついにトリシマ編集長が認めた！「ドラゴンボールはフリーザ編で終わるべきだった」
http://hayabusa3.2ch.net/test/read.cgi/mnewsplus/1433310259/

窪美澄の新刊面白そうだね
著作３冊ほど＋アンソロ数篇すべて合わなかった私でも楽しめそうだろうか…

ここで評判のラブレス読了
面白かったんだけど、この人文章は下手だなと思った
〜た。〜た。が続いて読みづらい
その表現はおかしくない？と感じる箇所も多々あったので、編集者と校正さんにもっと頑張ってほしい

>>96
同感、あんまり文章は上手くないよね。
上手く言えないんだけど、変なクセがあるのか
文章を目で追ってると、引っかかるような感覚を何度も覚えて疲れた記憶がある。
段々慣れてはきたけど。

桜木柴乃、ホテルローヤル読んだところ

最初「おいおい岩井志麻子かよｗ」と思ったけど、だんだんずんと来た。
なんだろう、重いんだけどそれほど重くなく、救いがないようでちょっとあるような、
登場人物だめ人間ばかりだけど極悪人はいない。不思議な読後感。
ラブレスから入った口だけど、うーんでもこれ最初に読んでたら次読もうと思わないかも…

>>98
私はラブレスが初でそこそこ面白くは読めたけど、文章の下手さで他の作品を読もうとは思わなくなった
タイトルやペンネームもそうだけど、この人色んな意味でセンスと教養がないと思う

>>98
ホテルローヤルは苦手だった
星々たちは結構好き

１００
読書します

１０１

>>79
>>80
懐かしくて古い本引っ張り出して読んでみた
大人と子供でこんなに感想変わるんだなって思った

セーラ身近にいたら嫌だw

窪美澄の新刊は読みたいと思って書店でちらっとみたら気分が重たくなってきた
でも、気になるんで、買おうかと思っている。

ラブレスの人は同郷だが昔から当人にセンスはない。北海道ネタばかりで金太郎飴
になってるし飽きる。コメディーでも書いたら読むかもしれないけど
総じて最近買って読みたくなる作家が少ない。さみしい

前スレかな？
乃南アサの鎖を知って読んでみた
確かに最初のペアの刑事殴りたくなるw

最後まで改心しないあの薄っぺらさもなかなかリアルだった
風紋読んだ時も思ったけどキャラを無理に善人にしないところがいい

ストーリーがつまらなくても、食べ物が美味しそうに描けていれば作品への評価が上がる私からすると、お握りばっか食べてるラブレスはダメ小説だｗ
百歩譲って食事を楽しむ文化とは無縁の育ちをしてきたからって事なのかもしれないけど、小金持ちになった妹との対比とかで効果的に使えたはず
読んでから作者の生い立ちを知ったらなるほどね、と思ったけど女性作家で食事風景を描けないって先が厳しいよね

デブ乙

私は食べ物の描写はどうでもいい派
少数派なのかもしれないけど
過去スレにそういう人もけっこういて安心した覚えがある

食べ物描写なんかどうでもいいよ
うまい人のは気になるけど、下手だとダメとは思わない

人それぞれだから他人の感じ方を否定しなくてもよくない？
自分も食べ物描写は好きだ
角田光代とか作品自体は勢いがなくなったけど、そこだけは本当にうまい
やっぱり食いしん坊だからだと思う

文章が〜とか言ってた時に
いきなり食べ物描写のダメ出しがちょっと和んだw

センスと教養がダメだとか
このスレで最近知ったのでどういう人か俄然興味が出てきた
今ググったら「笑っていいとも」出てたんだ？？
本当にどういう立ち位置の人なんだろう

故郷に妙にこだわる人いるよね
作家じゃないけど西原理恵子もずっと海とか空とかそんなんばっかし出てた
何か故郷にこだわることで志というか言いたいことが透けて見えてきたらいいんだけどね

空腹時に読む上田早百合や上橋菜穂子は最早凶器
坂木司「和菓子のアン」「切れない糸」は、地の語りがちょっとラノベっぽい(偏見)けど、
サクサク読めるし読後感も良かった

>>112
> 空腹時に読む上田早百合や上橋菜穂子は最早凶器

知らない作家さんだ
おすすめの作品があればおしえて〜

>>113
ｲﾗｯ

自分もディテールに拘る方だから、作中の食べ物の描写はすごい気になる
さらに住居や服装の描写も詳細で、そこから登場人物の性格や背景が
浮かんでくるようだとモアベターだ

勿論ストーリーが面白い作品ならそれらの描写がなくても楽しめるけど
食べ物や服装の描写が素晴らしい作品ならストーリーがへっぽこでも許す
収録作品の大半がほぼ同じあらすじだった森茉莉短編集も大事にしてるし

＞女性作家で食事風景を描けないって先が厳しいよね


あるに越した事はないけど別に無くてもいい
それこそ話が面白ければいい
それにそれは女性作家に限った事ではないのでは
池波正太郎なんかどうなるのさ

そういえば、時々読み返す大草原の小さな家シリーズは
越冬の食料食材料理描写がすてきなシルバーレイクのほとりで、や
町ができてきてお店の様子があったりそり遊びや馬車ドライブに髪型工夫の
おしゃれが楽しい、大草原の小さな町・この楽しき日々あたりが
リピート率高いわ

江國香織は食べ物や服装の描写が好きで読んでるけど登場人物は誰一人共感できないし好きじゃないw森茉莉のエッセイの洋服話と食べ物話も好きだな
いしいしんじのごはん日記ってエッセイが好きで読んでたんだけど途中から彼女の話がじわじわ増えてきて、彼女はどうでもよいんだよ！ごはんを書けごはんを！って苛々して続編は買わなかったわ

>>118
ごはん日記好きだったな
あの魚屋に行ってみたいとハァハァしながら読んでたｗ

日本や欧米の歴史小説を読んでると、食事や料理の描写は本当に興味深いね
フランスやイギリスの貴族の食事を読んでると、ジビエやチーズが食べたくなる

ごく普通のことを淡々とだけど魅力的に文章に出来る作家が好きだ。
最近だと津村記久子とか東直子とかがいい。
津村記久子の「とにかくうちに帰ります」「エヴリシング・フロウズ」、東直子の「いとの森の家」など、なんのてらいも派手さもないけど、しみじみと心に染みる本だった。

ご飯といえばあさりのフライ
あの本のどの料理も作ったわ

ストーリーはウロでも料理の描写は忘れられない
ええくいしんぼですw

キャベツ炒めにささぐの間違いです
すみません

>>120
そういうのは料理食べ物以外にも
風俗全て興味深いや
服飾、暖の取り方とかさ

>>121
私も最近、津村紀久子の「ウエストウイング」借りて読んだ。面白かったー！
設定はユニークなのにドラマティックな展開には決してならない
淡々とした感じで最後までずーっと続くあの安定感はすごいと思った
でも短編やもっと短いのならともかく、この分厚さにするなら淡々とし過ぎると思う人もいたりして
確かに自分も「分厚さ＝大河ドラマ的展開は入れてくれてるよね」みたいにとらえているところもある

一緒に借りた絲山秋子の「ばかもの」は脱落した
たまたま読んだ短編「勤労感謝の日」が重たい内容を重たく書かずに
下ネタもあっさり書いててそこが良かったから借りただけに「ばかもの」の最初の数ページ、あれは…

私も食べ物の描写に全く興味なし

だからリアル友人に薦められたが「澪をつくし料理帖」を
読むのは苦痛だった
１巻目はなんとか耐えて読んだけど、２巻目以降は読む気全くなし
でも友人にそんな事言えない・・
友人が「今、澪をつくし何巻目読んでる？」とか聞いてこないことを祈るのみ

リアル友人とは本の話はしない方が良いと悟った
皆さんはリアル友人と本の感想語り合ったりする？

食べ物に限らず日々の暮らしが描かれてるものはすごく好き
ストーリーが面白いのとは別枠で好きだったりする

今日は休みだから一日中家でダラダラしてた、みたいな
なんのドラマもない日常でもうまい人が書くとほんと面白いよね

私の中の美文第一位は三島由紀夫だ
テーマに興味ないし登場人物の誰一人として共感できないどころかむしろ嫌いだし
そもそも三島由紀夫の思想も主張も私とは相容れないんだが
それでも面白いし大好きな作家だ

>>128
三島は
登場人物に全く共感できないことが多いけど
だからこそよいと思う稀有な作家
美文だからこそ成り立ってると思う

三島由紀夫は、大学生の時、かっこつけて読み始め、次第にはまっていった。また読み返してみよう。

最近はまっているのは瀬尾まいこ。四月から読書する時間が取れなくなってきたのだけど、短時間でサクッと読める。爽やかな気持ちで読み終わるところと食べ物の描写が好き。日常を描くのが上手だと思う。

井上ひさしの東慶寺花だより
映画を見たかったんだけど行けそうにないから原作を。なんだか期待してたのと違った
面白いけども物足りない。短編の寄せ集めだから仕方ないのかな

age

Amazon.が中古本の買取サービス開始、1冊から無料で自宅まで集荷
http://anago.2ch.net/test/read.cgi/bizplus/1433323781/

>>79、>>80､>>103
「小公女」のセーラのことは随分前から「通俗的」と言われている。
映画「Picnic at Hanging Rock」
https://www.youtube.com/watch?v=97BNGv-6wyo
この黒髪のセーラが本来の少女だと思う。

>>128
>テーマに興味ないし登場人物の誰一人として共感できないどころかむしろ嫌いだし
春の雪のヒロイン大っ嫌いなんだけど何回も読んでしまう
金閣寺もキチの気持ちは全く理解できないけど読み返す
日本語が美しいからなんだよね

有吉佐和子も日本語がすごく綺麗で好き

古本屋の本の福袋に「海外ミステリー」とあったので購入してみたらすべて
ハーレクイン系だった

恋愛ものって読み慣れてないので読んでると描写に背筋がムズムズする

日経の新しい連載小説、宮部みゆきの三島屋ものなんだね
ここ最近の宮部さんの作品では
唯一安心して読めるシリーズだから嬉しいよー
現代もので普通のミステリーはもう書かないのかな

ネタバレあり

水村美苗の新聞小説『母の遺産』読み終わった。
相変わらずの美文と、レースや着物や刺繍やらお芸術やら音楽やら、
美しい世界も見せてもらったけど
読んでるうちに段々イライラして来た。
壮絶な介護をしたように書いてるけど、父も母もホームに入れてるし
必死に頑張った事はホームの個室を美しく飾り立てることや、
母の要望で仕方なくオペラやお芝居に付き合うぐらい？！
しかも最後、主人公（作者）が自分ってやっぱり幸せって思えたのは
沢山のお金が慰謝料やら遺産やら姉からの支援で入って来たから。
結局、人の幸せは最後は金かよー！ってガックリ。
もうさ、平成だよ。
１世代、２世代上の昭和初期の上流階級気分を（バカにしながらも）いつまで引きづってるの？！と思ったよ。
どんな贅沢を受けても、どこに出かけても上から目線で愚痴ばっかりで
この小説がブログなら、絶対オチ板に専スレ出来てたわー！と思った。

すみません。スッキリしました。

セレブは自分のコントロールがきかない事態や、不快な出来事への耐性が低いんだよ
お金や地位があれば、人生における大抵の嫌なことは切り捨てられるからねー
一見良いことのようだけど、反動で打たれ弱くなるし適応能力も下がってしまう

>>138
お花畑入ってる母親とその友人が絶賛してたわ
理想の人生らしい

>>138
大分前に読んだけど、だいたい同じ感想でした

私の好きな美文は泉鏡花の照葉狂言。めくるめく、としか形容できない。
外科室を読みたくて全集を手に取ったら、これに夢中になってしまった。

ピルグリムを読んでて今2の途中なんだけど、主人公とアメリカが嫌いになる一方だ

>>113
上橋菜穂子は「守人シリーズ」がとってもおすすめだ
今、「鹿の王」読んでる

皆川博子の、確か「結ぶ」か「ゆめこ縮緬」のどっちかに入ってる短編で
文章がものすごく色彩豊かできらびやかで、文字だけで目の前にプリズムが浮かび上がる話があった
あの人ストーリーもすごいけど、イメージ喚起力も相当すごい

>>142
江戸ものに関しては長谷川時雨が酷評したらしいけど、
鏡花は美文だよね。読んでいくうちに妖しの錦絵や千代紙のような世界に引き込まれる。
『眉かくしの霊』は微熱出るぐらい震え上がったわ。
円朝コレクションの幽霊画みたいな映像が最後にすうーっと現れる。

>>146
奥様のレス自体がとても素敵な文章で、泉鏡花読んで見たくなりましたわ

食べ物描写でいちばん空腹に堪えたのは子どものころに読んだ「チョコレート戦争」
金泉堂のケーキを食べてみたかった
小学生時代、母からチョコレートは体に良くないといわれほとんど食べさせてもらえなかったからなぁ

文章が美しくてきらびやかなのは、川端康成もそうだと思う
とくに、ヤク中？がひどかったころに書いたものがキラッキラしてる気がするｗ

川端康成それなりに好きでいろいろ読んだのにここで見た「荒木画の伊豆の踊り子」のインパクトが強くて
その後読み直そうと思っても全部あのえのキャラで再現されてしまう

若い頃に「帝都物語」の映画を見たもんだから
どうにも、幸田露伴＝高橋幸治
泉鏡花＝玉三郎　寺田寅彦＝寺泉憲
のイメージが消えないｗ

>>138
そうだよね。おむつ一つ換えてないのに。
しかし父の終の棲家があれでは母と比べてあまりも哀れ。
今だったら６人部屋の介護施設なんてないと思うけど
あの頃は介護保険もないし劣悪な環境だったんだろうな。

伊豆の踊り子の荒木画伯verググっちゃったw
インパクトすごい

子供の頃、『小公女』を読んで不思議だったのは
セーラが父親の友人に救われ、ベッキーにも幸せが訪れるのだけど
「なんでベッキーは学校に行かないのかな？」ってこと。

最近では、セーラが大金持ちって、あれはインドから収奪した財産だったのだと考えてしまう。
それに、ラビニアって何であんな子になっちゃったんだろうとも思う。

>>153
ベッキーはセーラに引き取られたの？
私が読んだのは、屋根裏部屋のものすべてベッキーへ贈った
ベッキーはどんなに喜んだことだろう…になってて、
ええっベッキーも連れてってあげてよ置き去りなんてひどいと思った

最後、ベッキーはセーラと一緒におじさまに引き取られたはず。

前にここか蘊蓄スレか大人になってスレで言われてたのは
「ベッキーはあの後上流婦人に仕える小間使いとしての教育を受けて、セーラに一生仕えたのではないか」
ってことだった。
ヴィクトリア朝のイギリスは階級の差が明確で、使用人にもランクがある。
メイドにもランクがあって、奥様の側仕えとして身の回りの世話をしながら社交や子育ての悩み相談を承る女性もいれば、メイドとは名ばかりの下働きもいた。
ベッキーはその後前者の教育を受けたのではないか？という説に納得がいった。
元高級軍人で大富豪とはいえ貴族ではないおじさまと、その養女になった軍人の娘セーラは貴族が多くを占めるイギリス上流階級へのつてがない。
（そもそもセーラの亡くなった父親にそういうつてがあれば、ミンチン女学院のようないい加減な学校にセーラをやらないで貴族の子弟相手の家庭教師をつけて育てていたろう）
セーラがこの先成長してそれなりの相手に嫁いだとき、その家で味方になる腹心が必要。
ベッキーが教養と品格を身につけてそのポジションになればセーラにとってもおじさまにとっても良い事で、本来の出自ならば一生を下働きのままで送らなければならなかったろうベッキーにとってもとてもよい事だったろうと思う、って説でとても納得がいった。

ダウントンアビーのコーラみたいにカネコマの貴族と結婚するかも。
しかし薀蓄スレの奥様たちの思慮深さはすごいな。

>>154
引き取られてるよ>ベッキー

セーラが引き取られた夜、窓からインド人の召使いがやってきて
荷物を撤収することと、セーラがベッキーに小間使いになってほしいといってると
伝言してる。

アニメの印象が強すぎて、あのしんべえ…もといベッキーに、気転と教養と品格が必要な侍女クラスの仕事ができると思えないw
セーラにとっては一番大事な友達だしそばにいて欲しいだろうね

>>157
「姉妹になってほしい」じゃないあたり現実的だ
友達だけどお嬢様はお嬢様、小間使いは小間使い、って意識が行き届いてる感じが

セーラとベッキー。
晩年は魔女の宅急便の老婦人のようになるのかな。
何でも言い合える親しさだが上下関係は歴然。
少女時代から一緒に暮らしてきたんだろうなと想像する

しんべえｗわかるわ

>>158
3番手ぐらいの位置ならなんとかなりそう

小公女セーラの校長は守銭奴だったけどあの優しいけど経営に無頓着ポイ妹抱えてたら
そうなるよねと今は思う

銀河英雄伝説

アルスラーンとタイタニアの3巻までが大好きだったけどこれもすごくいい
青臭いなとか鬱陶しいとか思いつつも読みすすめてしまう
職場の人がアニメもすごくよいと聞いたので読み終わったら見てみる
薬師寺涼子の事件簿も図書館で見かけて借りてきたので楽しみ

ミンチんは小さい頃から両親おらず一人で妹と二人分の生活費を稼がねばならなかった、とかアニメに出てきたような
それなら性格多少ゆがんでも仕方ないわなーと今なら納得

>>149
集英社よミスキャストだろと思った。
清純派代表（世間一般ではね）の踊り子に荒木画は濃すぎだってば。

ピルグリム１〜３終わった

内容ではなく話のひきや、構成が浦沢直樹の漫画みたいだった。
「この時気づくべきだった」ことや、「愚かにもそう判断してしまった」ことが多すぎて笑った
「またかよ！」と何度もつっこんだw
小説じゃなくて、24を見たような読後感

>>143
ピルグリム、私は引き込まれて３まで一気読みだったわ。
アメリカは置いといて主人公のどこが嫌いなのかお聞きしたい。

> 内容ではなく話のひきや、構成が浦沢直樹の漫画みたいだった。

そこまるっと同意だわ
加えて、ミレニアムで言う所のリスベット的謎キャラの存在が
ああ、シリーズとして続くのねっていう…

きっと閑な時また読んじゃうんだろうけどさ

>>167
おもしろくなかったわけじゃなくて、私も一気に読んだのよ
主人公の「自分はすごい、外国の警察より自分のが優れてる、君より自分の方がry」臭がどうにもイライラした
よくあるスパイキャラというか、映画なんかでは気にならないし、他の小説でも気にしたことないんだけど、書き方かなあ
小説として巧くはないよね
あ、丁寧な英語しゃべる支配人は好きだった

>>169
主人公のキャラはたしかにそういうところがあったかな。
実はかなり前に読んだので細かいところは忘れてるｗ
全体的にも粗が多くて小説として完成度は高くないのに
不思議と引き込まれて最後は良い余韻が残ったんだよね。

本読みながら休憩中

有頂天家族２やっと読み終わった
続きがすごく気になる
どこかのスレでウツだと聞いたきがするんだけどそれでもこんな話かけるんだと感心した

>>167
作品の中で「ナチスによるロマ（ジプシー）のホロコースト」をやたら
強調しているからもあるとか。「ホロコースト産業」に疑問を持つ人には
またかと思うんじゃないの？もっとも、ユダヤ人と違って、ロマは、自分たちの
ホロコーストをあまり言わないけど。

あと、冒頭、主人公が銀行の頭取？に向かって「お嬢さんを〜しますよ」
と言ったのは、ただの脅し？それとも、本当にやるつもりだった？
　あと、サラセン、アフガニスタンでの誘拐の場面がなかったら、
好きなキャラになっていたのに。
　それから、アメリカやイスラムよりも、サウジアラビアが嫌いになった。


　

三島の作品では「宴のあと」が好き。
最初に読んだ若い頃には、50 歳の女性の恋愛というのは奇異な感じがしたが
自分がその年齢に近づきつつあると、それもありかと思う。

当時は、日本の非政治的体質が描かれているという評だった。
今は違うと実経験から思っているが、それは自分の身近な人達のことであって
一般には変化ないのかなぁ？

このスレ眺めていると三島、俄然再読したくなるわ。
昭和以前の文豪と呼ばれた方々は熟していたなあと、
精神的な部分で共鳴できるような年に自分が近づいたのかもしれないけど。

若い時のような生殖本能伴う恋と、
失われゆく日本の中にある儚さを求める恋とは、また別のものなんだろうと思っている。
滅び去る何かを恋求めるのは、死が身近に迫ってきているからなのかな。
谷崎の『細雪』なんて、本当に失われ行く、あはれの境地ですね。

同じく三島を再読したくなって本棚から引っ張り出してきた
変色は仕方ないが、この字の小ささはナニ

>>176
つ o-o、┏◎-◎┓

このスレ見て雪の断章と花嫁人形思い出して再読した。
うーん25年前はうっとりしたんだけどな
佐々木丸美の中では罪万華鏡なら今読んでも面白い
とにかくここに佐々木丸美知ってる人がいることが嬉しかった。

私は勢いでデルフィニア再読→最近の執筆分を購入して後悔

>>179
銀英伝再読するのは止めておくわ

銀英伝は大人になって再読したらベーネミュンデに同情した
やったことは愚かだけど子供の頃から寵愛！後継者！と育てられたらああなるわなと

友達にはなれそうもないけどw

伊坂、グラスホッパー
疾走感やキャラ描きは流石だけど終末への流れ、結末含めて最後の辺りが残念かなと
ハードボイルド気味で表現も必要以上に生々しく苦手な作風だったけど読みやすさを損なわせないのはやっぱり癖になる

>>178
佐々木丸美『雪の断章』は
日経のブックレビューがきっかけで、
再びじわじわ売れ始めていますね。

>>175
谷崎は来年で著作権切れるから青空文庫で楽しめるわ

>>183
佐々木丸美は全集が出たり、新装丁で再版されたりしてるね
なんか10数年前にも一時期ブームがあったよね、佐々木丸美って定期的に来るのかもしれない

「結婚」橋本治　

いやあ、独身時代の私の心そのものだった。
結婚してる人見るたび、「なんで結婚出来るの」
「結婚ってなんでするの」「したくないような、でもしたいような」
ー結婚ってなんだか分からない試行錯誤の中の恋愛やら婚活。
　
「初夏の色」に続いて二作目の治さん作品
このお方、７０年代の桃尻娘シリーズと、映画エッセイくらいしか
今まで真剣に読んだ事なかったけど、なんで、こんなに若い、しかも女性の
混沌とした現代の世の女性の気持ちが分かるんだろ
　なんか、どっかでスッと心が吹っ切れたラストが清々しかった

>>186
>なんで、こんなに若い、しかも女性の
> 混沌とした現代の世の女性の気持ちが分かるんだろ

乙女だからｗ

橋本治ってやっぱりそっちなのよね
恋愛論読んだら、途中でなんか泣いててびっくりしたわ

林真理子のアスクレピオスの愛人

この人の天鵞絨物語とか葡萄が目にしみるを若い頃読んで結構好きだった
今回のこれは主人公が魔性の女なのに全く魅力が伝わってこないし
平成の白い巨塔をと煽ったけど医療のことは調べたのか？思うほど中途半端
なんかだんだん渡辺淳一みたいに色ボケしてきてる気がする

>>181
コミック版で、皇帝の幻を見て微笑んで死ぬのと、執事が
自分の命を危険にさらしてまでベーネミュンデに尽くすのが救い。

作者の訃報をきっかけに闇の公子をん十年ぶりに図書館で借りて読んだんだけど、
最初の話からちょっとエロで。
こんな場面があったら子供時代食いついていたと思うんだけど、まーったく覚えていなかった。
理解不能だったから読み飛ばしたのかな？
子どもにも読ませようかと思ったけど、中学生になってから紹介してみよう。

今更だけど

宮部みゆき「荒神」
三島屋百物語の「まぐる笛」に孤宿の人風味を振りかけて引き伸ばしたような。
まぐる笛のが後だとしても、どちらにせよ手抜きに感じた
(むしろ登場人物も少ない短編の「まぐる笛」のが纏まっていて濃厚に感じる)

三浦しをん「舟を編む」
文庫化を機に読んでみた。この作者自体初めて。
あらすじは大体知っていたので、プ○ジェクトＸ的な物を想像していたら、
思いの外サクサクした軽妙な語り口で、それでもやっぱり熱かった…！
言葉の派生、紙質、フォント等々本好きには堪らない(且つあるある)世界だった
もっと早く読めば良かった。

Youtube でごめん。「小公女」（英国 TV バージョン、後半）
https://www.youtube.com/watch?v=A5NjxYGpsuY
ベッキーを演っている子は上手いわ。ミンチンの女優もすごく良い。

>>189
林真理子は「ミカドの淑女」は面白かった
宮中の生活を緻密に書いていて、「こういうのを書く人なんだなー」と思った
その次に、話題になってた「不機嫌な果実」を読んでフイタ
それ以来読んでないけど、朝ドラで話題になった「白蓮れんれん」には興味あり
おもしろいですか？

>>194
柳原白蓮を書いた数ある本の中では良くも悪くも下世話な感じ
家族の姫君の誇りなんかはまったく感じないけど不倫する女の身勝手な思考は
濃く書かれてて最後まで興味深く読めたよ
「駆け落ち」のあとも書かれててそこは良かった
褒めてるのかけなしてるのか自分でもわからないけど帝の淑女、女文士とこれは結構好き

幸田文「父・こんなこと」「おとうと」「流れる」は面白かった。
彼女はほぼ実体験を書いているんじゃないかな？
とにかく強くて愛情深く聡明な女性という印象。

娘の青木玉「小石川の家」「帰りたかった家」には幸田文が書いている以上に
実生活が過酷であった内情が描かれているが、まったく暗くなっていない。
「幸田文の箪笥の引き出し」は着物について啓蒙的だった。

>>182
「マリアビートル」は読んだ？
これ読むと「グラスホッパー」もう一回読み返したくなるから、しばらく
手元に置いておいたほうがいいよｗ

　

乃南アサの風紋やっと読み終わった
重苦しくて読むのに時間がかかった

真裕子はこのままどうなるのかすごく気になるけど続きの晩鐘は
子供同士の色々な描写があると聞いて悩む

>>195
ありがとう
ミカド系ではあるんだね
去年は図書館で50人待ちだったから、ひとまずあきらめたんだよね
そろそろ落ち着いてるかもしれないから頃合いを見て予約してみる

>>190
小説の方読み返すついでにコミックも読んでみる

?田郁の「出世花」の続編が出るんだね、楽しみ

>>198
私も真裕子が気になって読んだ「晩鐘」
二度と読みたくない場面も多々あったけれど
読んだことは後悔してない、良作だと思う

私も風紋と晩鐘は読んでよかった
名前度忘れしたけど加害者元妻の最後ののセリフが忘れられない

ようこそ我が家へ　池井戸潤

べただけどドラマから気にいって買ってみた。
ドラマよりも原作のほうがスッキリしている感じ。
ドラマは出演者に合わせた改変をしているけど、
わりとうまくいっているほうだと思った。

>>200
上の方で言っていたベーネミュンデ婦人が子供を産んで居ないっての
見て戴けると嬉しい、
死産したのは漫画だけなのかしら？
本当は無事に生まれたのに謀殺されたと言うのは婦人が思い込んでいただけ？
まあ証拠はなかったけれど医者が出世した感じだったので
婦人と同じで思い込んでいただけれど
上の人は皇帝が殺させたみたいな言い方だったけれど
婦人が生きていたと思いこむような時に死産にさせたら
よけい母体に悪いと言うか無理すぎる、
赤ん坊を見たくないから殺させたとか流石に
田中先生もそんな設定にはしないでしょう
素直に周りの貴族が手を廻したんだと思っていたけれどどうなんだろう？
結局原作は匂わす位ではっきりした事は書いてなかったかも…
でもベーネミュンデ婦人の死産だけは色々な話のキーで何回か出て来たと思ったんけれども…

>>204
>>42>>43>>46だけど、道原かつみの漫画版ではベーネミュンデ（名前はこうでしたね。シュザンヌっていう上の名前は覚えてたんだけどな）が死産してたなんて知らなかった
漫画版はまだ全部読んでないから
自分はあくまで原作の記述を基に考えていましたよ
道原さんはルビンスキーを女性にしたり大胆な改変する印象


＞上の人は皇帝が殺させたみたいな言い方だったけれど
私の事ならそんな事書いてませんよ〜
私としても、あの皇帝が寵姫の産んだ赤子に死を賜るとは思えない
謀殺だとしたら周囲の貴族が手を廻したんでしょう
死産だとしたら、皇帝はそのことが辛かったのでアンネローゼは懐妊させなかったのかも知れない
私の記憶違いかも知れないから今度読み返してみます
>>190も気になるから今度漫画版も読んでみる
漫画版はヤンとユリアンとフレデリカのデザインが好き

>>205
シュザンナ・フォン・ベーネミュンデね
記憶に頼る前に一度読み返したほうがいい

ちょうど今頃の話だからとジョイスの「ユリシーズ」に軽い気持ちで挑戦

あまりの自分の教養のなさと訳注の膨大さに涙目ｗ

>>201
一晩考えて真裕子が気になるので読んでみることにした
ありがとう

乃南さんは負い目とか負の感情の描写が上手いなと思うんだけど
それだけに読んでて辛くなることがあってためらうことが多い
風の墓標も好きだったけど途中もうやめたげてと思うことが多かった

クリムゾンの迷宮
もっと参加者の事情とかいろいろと知りたかったよ
あの嫌なおばさんがなんであのゲームに参加したのかとか
どんな背景が粗暴な大男にあったのかとか
先生っぽい真面目そうな彼の病みは何故なのかとか
貴志ってそういう人間的なところは絶対描いてくれないのね

>>173
ロマ（ジプシー）は発信力がないから。
ロマは完璧なアウトローで、『流浪の民』のようなロマンチックなものじゃないらしい。
ユダヤは発信力あり過ぎ。

米国の黒人奴隷はそれでも発信力があって、小説「ルーツ」、映画「マンディンゴ」など。
しかし、旧植民地のアフリカ現地人には発信力がない。
日本で好感情を持たれている某欧州小国王家の数代前の国王は旧植民地（アフリカ）で
数千万人の現地人を殺害したと言われている。

メディアなんてそんなものだと思う。

てふてふ荘へようこそ/乾 ルカ

誰一人として不幸になる人がいない小説。
こういうの大好き。
人がやたら死んだり、突然事件に巻き込まれたりするのは苦手だから最近読書自体から遠ざかっていたんだけど、可愛らしい表紙とタイトルに惹かれて読んでみたら当たりだった

なんか児童書みたいな内容だけど、登場人物一人一人の物語が一話づつにまとめられてるからサクサク読めて気分転換にオススメ。

乾ルカ私も好きだ
まだ数冊読んだだけだけど、誰一人として不幸になる人がいないというのはすべてに当てはまってると感じる

その入浴シーンは誰得なんだろw

誤爆ですすみません

>>214
何処の誤爆か気になる

>>209
ほかの作品読んで思ったんだけど作者自身ちょっと人間味がないというか
情が薄いのでああいった作品がかけるのかもとおもった

永い言い訳　西川美和

今年読んだ中でいちばん良かった
直木賞獲ってほしいなって思った

王妃の館

お付き合いで映画見たけど全然面白くなくて原作はどうなんだろと思って読んでみた
こんな人間いないよと思ったりあざとすぎたりはするけど原作は結構面白い

ノルウェイの森

最初に有名な内容をまとめたコピペを見てみんながよくできたコピペだというので気になった
まだ上巻の半分も読めてないけどもう嫌になってきた
もっと若い頃読んでればそれなりにそれなりだったかもしれない

>>219
私は中学生の頃に読んでドはまりしたけど、大人になって読み返したらなんか恥ずかしくなったｗ
まさしく厨二病だったわ

三月の招待状/角田光代

大学生活を一緒に過ごした男女混合グループが30代になってもまだ仲良し！な話。
でも青春をやり直したいの！でもそれは本当は必要じゃなかったの！それに気づいたの！って話を身内内でしか進まないストーリーにもやっとした。

単純に自分がそういう境遇にないからそう感じたのかも知れないけど、また読みたいとは思わない作品でした

朝倉かすみ「乙女の家」
女ばかり四代の家族の話
一番若い高校生が主人公なんだけど、この娘がウザいｗ友達の文学少女キャラを作ってる娘は昔の自分を思い出して恥ずかし懐かしいｗ
自分の恋愛に家族や友達が裏であれこれやってたら嫌だなあという感想のみ
何故かいい話みたいな終わり方してるが


津村記久子「ウエストウイング」
事件が起こりそうなのに淡々と日々が過ぎていく感じ、いいわ〜
津村さんの描く女性主人公は本当に好感がもてる
ありがちな男を見下すような描写をしないところもいい
小学生男子が大人過ぎるとは思いましたがｗ

桐野夏生「グロテスク」読んでるけど
何か疲れて来た・・・

グロテスクは上巻はすっごい引き込まれてガンガン読み進んだけど、
下巻はそうでもなかった
疲れてイヤイヤ読むほどの作品でもないと思う

酒鬼薔薇の本は立ち読みか図書館でいいや、と思っていたけど
別に読む必要もないことに気がついた。

フォークナーの「響きと怒り」読了
昔はなんでわざわざこういう本書く人がいるのかと理解できなかったけど
今では書かずにはいられなかったのねと新鮮に感じられた
ノスタルジーって夕焼けバックの東京タワーとかそういうのじゃなくてこういうものだよなと自分なりに腑に落ちた

図書館が税金で殺人犯のマスタベーション本買ったら強く抗議する

本好き、読書大好きな自分は、あんな本が出版されて店頭にあるというだけで
あの本が目に入ってくるだけで、気分が悪い　即刻、出版差し止めしてほしい

>>227
ネットのあちこちにもう文章アップされてるけど、サカキバラってのは本当に
異常なまでのナルシスト、自己愛性人格だね
神格化されたり注目されたりして気分いいんだろうな、本当にムカつくわ

ああいうのは関係者全員亡くなって50年くらい経ってから異常者の研究用の
教材として出せ

本名も出せないくせにな

>>227
ウチの方では苦情くるみたい
職員の人言ってた
市橋の時も来たって言ってたし
あと芸能人の暴露風味の本とかあるじゃん
ああいうのも何で税金で買うんだとかも。


「夏の雷音」堂場瞬一
刑事が主人公ではない話、おもしろかった。
この人って小説の話自体はおもしろいんだけど
主人公が妙なこだわり（食事・服装等）を薀蓄するとこが嫌

>>231
すごくわかる、堂場瞬一の薀蓄語り
エッセーうっかり読んだら、時計やファッションに拘りを披露していてゲンナリでしたｗ

基本的にミステリーよりもスポーツモノの方がいいなぁ
刑事モノだと変なコダワリとかを要所要所に詰め込むし
性格悪かったり好感度低い主人公が多すぎ

作者独身なのかなぁ・・・って思わせるシーンが随所にあるわ、本当はどうか知らんけどｗ

>>232
堂場作品読んだことないけど
刑事物だけそうなるというの何か面白いｗ

>>232
最後一行同じこと思った
刑事ものと探偵ものしか読んでないけどヒロインの女性が薄っぺらい

あと何故かこの人の本読んでると西村寿行を思い出す
作風かなり違うんだけどね

堂場さんの刑事物は主役がそこそこ若いと元役者のモテモテイケメンシングルパパみたいに設定が漫画っぽくなるんだけど主役がアラフィフなると何のこだわりもないただのオッサン刑事になるよ
読みやすいけど他の作品が料理やファッションにこだわってうるさいくらいだからたまにはオッサンにも何か語らせてやれ！って気になるw

>>233
刑事物以外でも主人公こだわり薀蓄はあるよ。

堂場さん、本人も中途半端にイケメンだからなｗ

中途半端w
でもよくわかる

西村寿行といえば犬笛とか老人と狩りをしない猟犬とか好き
西村さん動物の描写がいい

ドラマの黄金の犬が面白かったので、家にあった原作小説を読んでエロシーンに
びっくりした中学生のあの頃

何かというと女性をバックで犯すシーンが多かった印象＞西村寿行

西村寿行は７０代のおばあさんまで犯されるシーンがあってびっくりした

>>240
お尻好きだよね
描写もやたら尻が日本人離れした形とかそんな感じで１０Pに一度はお尻が書いてあった感じ
エロシーンなのにエロく感じなくてふーんと思いながら読んでた

東野圭吾の疾風ロンド

それなりに話は面白かったのに最後それでいいの？
ねえそれで本当にいいの？と聞きたくなった

>ドラマの黄金の犬が面白かったので、家にあった原作小説を読んでエロシーンに
 びっくりした中学生のあの頃

わかる〜！私は図書館でパラ見したけど、それでもエロが目についたw

「西○○行はものすごい性的ドS」
って噂がネットで広がって、みんな西田敏行だと思ってたけど
真実は西村寿行だったってエピソード思い出した。
やっぱり本当にすごいサディストなんだろうか。

女の人が全裸で吊るされる（？）シーンが多かったきがする
ただ行き過ぎててエロいというよりグロく感じたな

>>244
ドSでもドMでも驚かないw

>>241
ばあさんに犯されるというのもあるよ
あと、猿に犯されるのとかもあったｗ

どうでもいいだろうけど
猿に犯されそうになるの間違いです

よかった
猿に犯された人はいなかったんだね(´；ω；｀)

ｗｗｗ

古い本だけどパットマガーの七人のおばを読んだ
姪が離れて暮らすの七人のおばの誰かが夫を殺したって知らされて旦那さんと推理する話なんだけどおば達は支配欲が強いだのアル中だの不倫女だのそんな人ばっかりでグチャグチャで面白いけど読んでて疲れた
すごい悪人はいないんだけど結果は悪いし後味悪い
姪だけは良い人ってポジションだけど他の人から見たら彼女も微妙だと思う

絶歌がすごい売れてるって聞いてやるせない気持ちになった
犯人を神格化してるような若い子もいっぱい買ったんだろうな

自分も若い頃はヤバイ系のサブカルやアングラに惹かれることもあって
同じ出版社が出してる自殺マニュアルやバトロワを喜々として読んだけど
年取ると本より現実の方が悲惨だし、平凡に生きてる人の方が尊いって思えて
自然とそういう本には惹かれなくなったなぁ
いま絶歌買った若い子も、何年かしたらあっさりブックオフに売るんだろうか

神格化はなくてもやっぱり興味本位で売れるのは仕方ないと思う
漫画家に嫉妬して爆発予告とかしてた奴の告白本は興味本位で読んでしまったよ
（胸糞内容）
ましてあれだけ衝撃を与えた事件の犯人なら興味ひかれる人も多いだろう
私は別のルポルタージュか何かで、犯人の子について色々読んだので、わざわざ本人の話は読みたくないなと思うけど、若い時なら読んだかもしれない

0071 可愛い奥様＠転載は禁止 2015/06/13 12:17:24
良心的な書店では「絶歌」販売停止しているようですね　啓文堂書店さんGJですわ

>啓文堂書店は、本社決定により全店舗で販売しないことを決めた。客注も断っている。被害者遺族の心情に配慮した結果だという。
>チェーン書店の都内のある店舗では、店長判断で販売を中止。一旦は店頭に並べたが、出版することを遺族に伝えていなかった事実を知り、撤去したという。
>同店長は、出版の経緯について「遺族の了承も得ず、筋が通ってない」と指摘し、「長い目で見たときにうちの本屋としての質が落ちる」と語る。

http://www.shinbunka...015/06/150612-01.htm

>>244
骨折S○Xが好きってやつ？
ネットで読んだのは西田のほうだったわ
西村なんだね

>>253
駅の大きいお店残り３冊だった
なんか嫌な気分だったわ

>>253
京王線ユーザーでこれまでも啓文堂をちょくちょく利用していた
これから更に啓文堂で買おうと決意した

黒川博行の勁草


後妻業の時も思ったんだけどこの人のこういう話すごくリアルティがあって面白い
取材どころか自分で実際やってみたんじゃないと思うほどだった
結末はいつもの作品のごとくあっさりだったけど

>>251
怖いもの見たさでしょう
でも真に受ける子供が多く出そうで怖い

子供は、そんなに読んでないと思う。

気持ち悪い描写でも乙一とかはフィクションだから許されるのであって(映像でも)
実際に行なった猟奇殺人の詳細のノンフィクションはダメだと私も思うわ。

イスラム国での処刑映像もそうだけど子供が見たら大きな影響を受けると思う。
学校や公共の場での図書として置くなんて間違ってもしないだろうけど有害図書には
違いないので早く撤去して欲しいし、買わないで欲しい。
殺人犯が印税でホクホクしてるなんて、この国は間違っている。
早く法整備も政府にして欲しい。

>>228
一応図書館にそのこと伝えたら結構そういう声は多いそうな
年予感の本って購入費ももちろんだけど、管理するスペースの問題もあるから全ての本が置けるわけじゃない（国立図書館は別）
あんな本のために一冊分でも無駄にされたらたまらないわ

酒鬼薔薇の本購入した人が知人にいる
それを息子夫婦と読んで子供の教育について語りたいらしい
ご家族かわいそうに

ここ見て西村寿行読んでみた
エロ描写についてはなんか一周回って童貞の妄想ですって言われても納得

>>262
その購入したおばあさんは間違ってる。
わざわざ何も、要らない殺人鬼の自慰の有害な描写を見せて後々残るであろう
気持ち悪いフラッシュバックの原因を作ってしまう恐れがあるのに。
要らないと最初に言えないので子供達にとってはある意味虐待行為。

>>264
そのおばあさんの行為が正しいとはまったく思ってないけど
息子夫婦もいい大人なんだから嫌なら嫌と言うんじゃないのかな
もしくは読まずにスルーしたらいいし

本屋でパートしてる知人によると、購入者はお年寄りや中年が多いみたい
若者はそもそも事件を知らないし、少し興味がある人はネットで足りるし、
駄文だと知った上であの値段は払えないんじゃないか、とのこと
ネットなどで前情報をほとんど仕入れないタイプの中年やお年寄りが買ってくんだと思う
読めば後悔すると思うけどね

>>266
あの犯行の全ての原因が、祖母が死んでしまったから
っていう解釈しか出来なさそう。＞お年寄り
最後まで読み通す前に気持ち悪くてやめるか
理解不能でやっぱり途中で投げ出しそう。

篠田節子　インドクリスタル

インド社会と先端水晶テクノロジーを絡めた作品だけれど、かなりしっかりした
下調べがないとここまで書き込めない、なかなかの傑作
最近専門分野に踏み込んだ作品は大体、その分野出身の作家
例えば池井戸潤とか、海堂尊が多くて、ゼロから積み上げた作品で印象に残ってる
ものはない。

この人の作品は自分的にはそこそこいい、というところに留まるんだけれど
今回はよかった

インド社会との絡みも一面的ではなく、色々なキャラが出てくるし、
対する日本社会の甘さを一方的にdisってもいない

>>268
今度買ってみようと思っている本だ。
うれしい。
下調べ、すごいよね。

>>266
確かにそうだね
ネット世代はいくら話題の書とはいえ1000円以上出して購入するとは思えない

ネットで抜粋や本文を気軽に読めるというのも問題だけど
結局は出版社のモラルがやはり問われるな

晩鐘、一番哀れなのは「大輔」

>>271
今「波紋」を読んでてまだ子供たちが母親実家に引き取られたところなんだけど
母親にも子供にも同情してしまう

万象も読むつもりだけどもう誰も幸せに程遠い気がして読んでて辛いわ

>>270
数年待てば100円で山ほど古書店に並ぶだろうしね

しかしナルシストの猟奇殺人犯にだらだら書かせた文章そのまんま発表するのって
出版社としちゃ楽に儲かるのが分かってるだけにやめられないだろうね
まあ、そんな本触るのも嫌って人も多いけど、比率としては少数でも数十万人が
買えば大成功だもんね

ネットに全文UPされてるらしいね
買う気もないしスルーしてるけどいやでも目に入ってきて不愉快
さらにスレタイが過激で不愉快倍増

>>274
関係ない自分らがコレダケ腹立つんだから
遺族の心中はいかばかりか

ほんとどうにかならないのかね

人間の所業じゃないよねと目にしちゃった文や出版に関して思うわ
自分の行いを見つめ直した反省文かと思ったらなんか違うみたいだし

>>271
そうだね。
妹の方があまり事情がわかってないだけ幸せだったかも。
兄に殺されちゃったのはかわいそうだけど。
大介の結末は本当にやりきれない。
子供達がこうなっても、父親の心にはあんまり響かなそうだし
母親はなんでアタシばっかりこんな目に！って嘆くだけのような気がする。

>>272
タイトル両方とも違っとるがな

Amazonレビューで低評価を付けた人に開示請求が届く
http://daily.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1434321765/
著者がブログで開示請求をしたのは事実です。
問題となっているのは、5月に発売された「勝つ投資 負けない投資」という書籍のレビュー

「こんなんで開示って」「言論弾圧かよ」

>>277
実際最後に同じセリフ吐いて泣いてなかった？
あの母親途中までは同情したけど義理の弟とできちゃった時点でムカついて仕方なかった

乃南さんは子供の心理描写とか嫌な人間とか書くのが上手い
読みながらすごくイライラする

お嬢様育ちかと思ったら、あんな荒んだ女に
なる素地は、あったのだね。
年老いた両親が気の毒だ・・・

平岩弓枝さんて今もちゃんと書いていらっしゃるのでしょうか。
文庫派なんだけど、御歳を考えると新御宿かわせみがちゃんと終焉まで行き着くのか心配で。

あの、教師（容疑者）長谷川博己がピッタリだと
思いながら、読んでた。

宮部みゆきのソロモン読み終えた
三部作のそれぞれ上下巻で計6冊

通勤時間使って一気に読んだけど裁判に至るまでの途中の中だるみとオチのハイハイやっぱりね感にガッカリ

他の作品は面白くて期待してたのになぁ〜

登場人物に全然感情移入出来なかったのが敗因かな

全然魅力的じゃない

私はもう宮部さんの現代物はあきらめたよ
理由くらいからもうまったくまったく登場人物が好きになれなくて
ゲーム的なものを書き出してから合わなくなってきたんだよな
私はゲームもするんだけど宮部さんの大極宮とかでのゲーム観がまるで違ってて
同じゲームをやってるの？ってくらい感想が違ったときにわかるべきだった
宮部さんがこき下ろすタイプの「守られてばっかりのお姫様」的キャラを
私は「えーー、やれることをすごくがんばってるいい子じゃないか！！」と驚いたりしたし

ゲームものというか中世風ファンタジーになると描写が恩田陸風味になるよね、宮部さん
全体的に風景描写がぼんやりしてくるというか現代ものや時代劇ものの必要なものだけ切り出した感じがなくなる気がする

乃南さんの初期の作品で「鬼哭」と「殺意」というのがある。両方読むとなかなか嫌〜な気分になれるｗ
刺された被害者が事切れるまで、走馬灯のように過去を思い出していく「鬼哭」と
被害者と思春期の頃に知り合って、心の奥底でだんだんと黒い気持ちを育てていく「殺意」
初期作品なので、風紋・晩鐘ほどの完成度はないけど、これもなかなか面白かった。

乃南アサでイヤな気分にさせると言ったら『暗鬼』かな。
もう吐き気がしそうな内容だけど、個人的にはたまにそういうの読むのも嫌いではないｗ

吉田修一「怒り」

ムムムッ。何というか緊張感溢れるスリルとサスペンスを予想していたら
それぞれが抱えた人間模様の中で、こいつは犯人なのかそうじゃないのか？と
皆が悲喜こもごもしながらも、希望を見出す人情劇だったんですね。

でも、吉田修一って、今まであまり読んだことなかったけど
今回の作品では、話の中に深刻な家族の状況や問題提起してる描写もあるのに
ぐっとくるものがなかった　なんか人間書くのが軽いというか

自分としては、この主題は犯人そのものじゃないと分かっても
犯人の動機がやっぱり弱いからスッキリしないし
整形して逃亡するあの犯人は、あの実際にあった事件そのものなぞってるだけだし
本屋や巷で話題になってる割に、中身はいまひとつだったなぁ

>>289
ごめん冒頭で川平慈英が出てきて最後まで離れなかった

本屋でピース又吉のお勧め本を並べてるコーナー、一つだけ意外と思えて買ってきたサキの短編集
初読だから楽しみ

>>290
もうw

>>290
お、奇遇
私もサキ短編集に取り掛かり始めたとこだ
又吉がおすすめしてるとは知らなかったけど

実際の事件をモチーフにしたフィクションだって被害者にしたら許せないと思う

例えば角田光代「森に眠る魚」は音羽幼児殺人事件をモチーフにしてるよね
読者としての私は、
殺人は論外としても犯人の気持ちに共感できる部分も多々あった
遺族なら、犯人に共感する人間なんて犯人と同様憎いと思う

東電ＯＬ殺人事件をモチーフにした小説もあったよね
東電ＯＬ事件をモチーフにした小説を書いた作家は出版社は
世間から糾弾された？

そりゃ加害者が書いたものと、第三者である作家が書いたものは前提からして違うでしょ

>>293
東電OLをモチーフにした小説というと
桐野夏生「グロテスク」かな
これはモチーフにしたと言ってもかなり違う

それより私は
「残虐記」が腹立ったな
こちらはグロテスクと違い、
もとになった事件が丸わかりで
配慮すべきじゃないの？と思ったよ
それから桐野夏生は読む気になれない

あの本読んで、犯人に共感する人間が極めて少ないであろうことが、
せめてもの救い？だと思う

２９０さんの仰る通り大前提が違うけど、
角田光代「森に眠る魚」の犯人に共感できる人、結構多いと思う（殺人行為に共感にあらず）
それは遺族には非常に残酷であると思う

角田さんの本を糾弾したい訳じゃなく（非常に興味深く読んだクチだし）、
実際の事件をモチーフにした小説も、遺族を地獄に突き落としている場合があると言いたいだけ

桐野夏生で何か食欲減退したので、奥田英朗で
気分転換。

あら奇遇。
奥田英朗の「噂の女」読み始めたところよ。

音羽事件のルポ読むと、加害者は早くから摂食障害で自殺未遂もしてるからそもそも精神的に不安定な人だったんだなと思った
最後まで読んでも殺人の動機はあまりよく分からなかったな

>>246
犬に犯されそうになったとか、男に犯された男が犯し返すのもあったような
気がする。この人の弟も作家だったと思ったけど兄のを読んだ感想を
聞きたい。

音羽はなあ
事件自体にいろいろ思うことはあったな
角田さんのそれは読んでない今度読んでみよう

私もついこの間サキの本買ったわ
読むの楽しみ

事件を小説にした作家に
糾弾とか言い出すのはなんか引くわ

表現の自由はあると思うから
出版自体はまあダメとは言えないなぁ
ものすごく不快ではあるけど
あとはもう読むか読まないかは
個人の選択の問題だと思う
ただ、犯罪のおかげで本出版できるんだし
自らを自分の意志でメディアに晒すなら
匿名はやめろよと思う
被害者家族傷つけて自分は思いの丈を語って
印税も貰って安全なとこに居て
いいとこどりはおかしい

そうなんだ？(o・ω・o)

小説家が実際の事件を題材に小説書くのと、犯罪者が自分のやった犯罪や
身勝手な気持ちを書き散らしたものは全然別物じゃね？

猟奇殺人犯、快楽殺人犯に表現の自由なんてないと思う

永山則男？「無知の涙」かな
連続ピストル強盗殺人犯の、あれは評価高かったと思うけれど…

サカキバラは出版するなら本名と顔写真（近影）を出すべき
少年だったからを免罪符にしていい訳？

出版の理由が「自己救済」じゃね。
下衆だけど印税は何に使うんだろうと思ってしまう。

【酒鬼薔薇】太田出版を許せない奥様集合 2(c)2ch.net
http://hello.2ch.net/test/read.cgi/ms/1434120477/

専用スレあるよ
出版に関しては本当に不愉快な話だわ

いしいしんじとその嫁
最近全てが「素敵なぼくたちの生活自慢話」だわ
心底鳥肌が立つ

【訃報】高橋治さん８６歳　直木賞作家、小説「風の盆恋歌」
http://daily.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1434419285/
肺炎のため神奈川県の自宅で死去した。千葉市出身。
葬儀は近親者で行った。

>>283
最近新刊出てない気がする
お元気なのか気になるよね
>>310の高橋さんと同年代ぐらいだよね

>>305
同意

あの本について、ワイドショーとかのメディアをなんだかな〜と思う
取り上げなければ良いと思うから・・・
ワイドショーだって、視聴率とれるから取り上げてるんでしょ？

あの本、メディアが取り上げなければこんなに知られることもなかったであろうに
メディアが本を宣伝してるようなもん

>>313
でもメディアが取り上げることによって批判の声が大きくなることもあるわけで。
出版差し止めを狙うなら事を大きくしたほうがいいと思うわ。

>>310
80代か他の同年齢の作家さんたちはお元気かな
ご冥福をお祈りします

花桃実桃
小さいおうちとはまた違ってゆるーいカンジがすごくよかった

>>313
そもそも、本当に本人が書いてるのかな？と思っているのだけど。
持ち込みにしても、なりすましじゃないって確認は取れてるのかな。
と思ってまったく読む気にもなれない。

窪美澄の「さよなら、ニルヴァーナ」読んだ。

この人の作品が好きだから、予備知識なく新刊というだけで読んだのだけど、物凄くタイムリーに神戸の事件を題材にしててびっくりした。
手記を出したことに嫌悪感抱いてたから、この作品も事件を美談にする様に描かれてて腹立たしさしか感じなかった。
タイミング悪すぎて残念

読書の奥様方おはようございます

日曜日に前ここで話題になったキングのスタンド・バイ・ミーやってた
原作を少し読み始めたときは俗語が多くて途中でやめたんだけど
映画がすごくよくて続き読んでみたらすごくよかった

恐怖の四季のもうひとつの方も読みたくなった

篠田節子 天窓のある家

どれもじわじわと少し怖い短編で、でもしっかりとした文体で
この人の本はどれも安心して読める。

友罪の作者、今回の件、どう思っているの？
友罪、少し読んだ。榊原を美化しているような。

本についてでなく作者への糾弾なら他のスレ行ってください
不愉快で見たくもないわ

キングといえば「シャイニング」の続編が気になる。

>>321
篠田節子、文章が上手くて読んでいて安心だよね。
今『仮想儀礼』を読み返してるところなんだけど（内容は結構エグいが）
文章もストーリーもしっかりしていて好きだ。
この人の短編ホラーもまた読みたいな。

作家だから文章やストーリーが上手いとは限らないんだよね。
本当にこの人プロなのか？って疑うほど下手な作家って結構いる。
それも案外売れてたりするとちょっと驚いてしまう。

>>320
キングは俗語というか、お下劣な言い回しが多くてちょっと辟易するね。
刑務所のリタ・ヘイワース（ショーシャンクの空に）、未読ならぜひ読んでほしい。
ただ、表題作のゴールデンボーイは元気がある時に読んだ方がいいかも。
自分が暗黒に引き込まれていくような気分になって、すごく消耗した。

スタンド・バイ・ミーは読んだはずなのに、同時収録のもう一つの話は読んだ記憶がない…

マンハッタンの奇譚クラブ　かな？
理由は自分でもよくわからないんだけど結構好きでクリスマスの時期になると読み返す

恐怖の四季はどれも大好きだー
長編だとITが好きだけど読んでて本当に疲れるからたまにしか読み返せない
長い話自体はむしろ好きで京極夏彦とか小野不由美も好きなんだけどなんかITはどっと疲れるんだよな…でも好き
あとデッドゾーンとキャッスルロックシリーズ

>>324
ドクタースリープか＞シャイニング続編

名作の続編で前作を超えるようなものはあまりないんで、期待しすぎないで
読んでみようかと思ってます。主人公少年のその後は気になりますし。

最近仕事が忙しくなり、以前のペースほど読めなくなってしまったら、
その反動か無性にシリーズものが読みたくなった。
ラノベでもいいんだけど、新規開拓するとなったらどうすればいいんだろうか。
とりあえず、ジュニア向けのファンタジーノベルお勧め本を見て「黄金の羅針盤」
を借りてき

途中で書き込んじゃうほど忙しい奥様が心配だわ

長野まゆみのレモンタルト
この人よく知らないんだけどBL作家ではないんだよね？
主人公が男にモテすぎてて何か特別なフェロモンでも出てるのかって勢い
登場人物の名前をMとかYとかアルファベットで表記したり、全体的にぼかして
書こうとしたのか、そのせいで何となく意味不明な部分もあって消化不良
「傘をどうぞ」の意味が分からなかったのは自分の頭弱のせいではないと思いたい

長野まゆみ、昔はすごくキラキラした幻想的な話ばっかり書いてたんだけどな。「少年アリス」とか好きだった
どうしてこうなった
この時期は「夏至祭」とか「雨更紗」が読みたくなる

>>331
いわゆる「ＢＬ」作家ではないと思うんだけど…ちょっとよく分からなくなってきた

>>331
長野まゆみは厳然たるBL作家ではないけど、少年同士の恋愛を匂わせるような雰囲気の
小説をたくさん書いているから嫌いな人は避けたほうが無難かも。でも雰囲気だけで、
生々しさは全くないんでヘッセの「デミアン」とかが好きな人は楽しめるかも。

>>330
シリーズ物と漠然と言われてもｗ　忙しい合間に読むなら、あまり複雑な設定の入り組んだものや
ダークなものは避けたほうがいいかもしれませんね。「氷と炎の歌」シリーズ
（アメドラ「ゲーム・オブ・スローンズ」の原作）なんかは全然向いてませんわ。

>>332
>>333
ＢＬ作家という訳じゃないけどＢＬ寄りな作家ではあるという事ね。ありがとう
レモンタルトは少年愛匂わすどころの話じゃなかったｗサラリーマンだしやってるしｗ
でもどうせ同性愛物なら中山可穂あたりのゴリゴリした物を読みたいから
長野まゆみはもう当分いいかな

長野まゆみは自分の中ではいわゆる「薄い本」
娘が好きでお母さんも好みのはずと言うんで
何冊か読んだがやっぱりダメだった
どこがどうと説明できないんだが…好きな奥様いたらごめんなさい

長野まゆみ、初期のファンタジーっぽい小説は高校生の頃ちょっと好きだった
でも最近久しぶりに読んで昔のようには楽しめなかったのと、最近はガッツリBLも
書いてるんでもういいやって感じ

昔は萩尾望都とか大島弓子の少女マンガっぽい感じだったけど結局BLに
行っちゃったのね、みたいな

>>336
娘が勧めた理由も自分が萩尾望都大好きだからだったw
いや娘よこれ萩尾望都と全然違うから

長野まゆみのレモンタルトは題名と装丁で爽やかな青春物って勘違いして読んだら全然ちがったｗ
ＢＬっぽい作品て言うと坂木司の引きこもり探偵シリーズを思い出す。美形のコミュ障探偵に寄り添うすぐ泣く親友が気持ち悪くてこれならまんまＢＬにした方が良かったんじゃないかと思った
和菓子のシリーズは少女漫画みたいでわりと好き

絲山秋子「末裔」
上手いのにあざとくなくてすんなり入って行ける
現実と同一線上にある別次元を冒険するファンタジーのような小説で
出会えてよかった
「海の仙人」が好きな人におすすめかもしれない

>>330
そういう時に読みはじめてどっぷりはまったのが、コージーミステリーだ。
創元推理文庫からでてる、海のカムデンシリーズからハマり、料理系にたどり着いた。
あと、お買いもの中毒シリーズも。

江戸川乱歩「幽霊塔」
宮崎駿の絵が表紙だったのでつい買ってしまった
面白かった〜早い人なら1日で読めると思う
ただ宮崎駿の解説漫画は内容知らない人が読むと少しネタバレな部分もあるんじゃないかなとも感じた 肝心なとこは書いてなかったけど後回しにして読んでよかったなと感じた
乱歩他も読んでみよう

>>339
海の仙人好き
末裔も読んでみます

>>326
ゴールデンボーイ読んでキングのホラーが評判いい理由がなんとなくわかった
奥様がおっしゃるとおり自分も引き込まれる感覚怖い

私も絲山秋子大好き
全部読んでるけど末裔が一番好きだ
ファンタジーは苦手なんだけど、この人と森見はすんなり読める
やっぱり文章が上手いからね〜
近年の芥川賞とった作家の中でもこの人と円城塔は別格だと個人的に思ってる

>>340
私もコージーミステリ大好き！
ジル・チャーチルのジェーンシリーズとか
もうちょっと若い女性向けのチックリットだけど
魔法製作所シリーズなんか面白かったですよ
もちろんカムデンも好きですｗ

絲山さん、ここでよく名前を見る気がするけど読んだことなかった
今度挑戦してみよう

お勧めくださった奥様ありがとう。
シリーズものというのは、先にまだまだ楽しみが控えている
というのが、馬の鼻先にぶら下げた人参的にモチベを上げる
要素になるかなと思って。

>>341
「幽霊塔」昔読んだけどたしかに宮崎駿の世界かも
乱歩をいろいろ読み返してみようかな

>>348
江戸川乱歩、もうすぐ著作権が切れるから、全集みたいな本が出たりするかも。

今日この後、アメトーーク！ 見る？

>>350
教えてくれてありがとう
録画予約した

>>345
コージー好きな方、周りには皆無だから嬉しいです。
専スレあるけど、あまり賑わってないんだよね。

コージーミステリなら、リリアン・J・ブラウンのシャム猫ココシリーズ愛読してた
主人公が田舎に定住する前の4〜5作目までなら胸をはっておすすめ出来るよ
それ以降はちょっと話やキャラが適当だったり、近所の人がポンポン死に過ぎて
町民がいなくなりそうな不安に駆られるけど、それでも良ければぜひ

田舎に定住してしばらくの間のも面白いと思う。
米国って（先住民のことは別として）原則はピューリタンの国だから質素なんですよね。
メディアの伝える米国は、政治（ワシントン）・経済（ニューヨーク）が中心で
田舎の米国のことは伝えていない感じがする。

ただ、あまりに禁欲的なのに参って欧州戻りする人もいる。
この辺では、ヘンリー・ジェームス「使者たち」がお薦め。

>>339
末裔よかった海の仙人も読んでみる

ピース・又吉直樹、『火花』が芥川賞候補に 三島由紀夫賞のリベンジなるか
http://hayabusa3.2ch.net/test/read.cgi/mnewsplus/1434659214/

炎と茨の王女読了。以下ネタばれ




ストームのイメージは私的には木原敏江のアンジェリクのフィリップ。
あの後アロディアとはどうなったんだろう。スピンオフの短編がいくつか
あるそうだからそれもぜひ書いてほしい

＜芥川賞＞
内村薫風　　「ＭとΣ」　新潮３月号　　　　　　　　
島本理生　　「夏の裁断」　文学界６月号　　　　　　
高橋弘希　　「朝顔の日」　新潮６月号　　　　　　　
滝口悠生　　「ジミ・ヘンドリクス・エクスペリエンス」　新潮５月号　　
羽田圭介　　「スクラップ・アンド・ビルド」　文学界３月号　　　　　　
又吉直樹　　「火花」　文学界２月号　　　　　　　　

＜直木賞＞
門井慶喜　　「東京帝大叡古（えーこ）教授」　（小学館）　　　
澤田瞳子　　「若冲（じゃくちゅう）」　（文芸春秋）
西川美和　　「永い言い訳」　（文芸春秋）
馳　星周　　 「アンタッチャブル」　（毎日新聞出版）
東山彰良　　「流（りゅう）」　（講談社）　　　　　　
柚木麻子　　「ナイルパーチの女子会」　（文芸春秋）

島本理生はたくさん本出してる割に賞関係では同世代の綿矢りさや金原ひとみと差が開いちゃってるなー

馳星周ってとっくに直木賞とってると思ってた。

島本理生は、角田光代みたいに直木賞対象になる日が近いと思ってた

直木の候補は今回、わりとどの作品も評判いいよね
ベテラン＆時代小説組＋西川、東山、柚木いずれかの２作同時受賞な気がする

直木賞は林真理子が柚木をどう評価するか次第な気もする

奥田英朗「沈黙の町」読み始めた。

>>361
「アンダスタンド・メイビー」は直木賞候補だったね

「RED」が劣化村山由佳風だったから最近の島本理生はどうなの？って感じ
新境地開きたい気持ちばかり先走りしてるというか

一字一句読む派ですか？
大体で読み飛ばす派ですか？

昔はそれこそこの文言はあの本のあのページのあのあたりにある、とか記憶するくらいに言い回しや
語句まで舐めるように読んでたのに、最近は熟読したい箇所以外はさっと読み飛ばしてます。
熟読する価値のある文章にあまり出会えない、最近の作品は。

>>359
正直、他の二人も最近はそこまででは……

綿矢りさなんてアマゾンで検索すると
「あれ、最近、こんな作品出してたの？　知らなかったな」て感じの書名が次々出てくるし、
評価も芳しくない

金原ひとみの方がタイトルだけ見てもセンスが洗練されてる感じだな

芥川賞受賞時のインパクトが強すぎたんじゃないかなぁ
テイストや癖の強さもあって好き嫌い分かれるから蹴りたい背中はハマったのにって人の落胆が大きそう
蛇にピアスの方はもともと手に取るハードルが高いから、以降の波も少なそう

綿矢は割と好き、金原は怖くて手に取れない私の見解だけどｗ

>>366
最近の綿矢は評価芳しくないのかー

私は最近の綿矢は肩の力が抜けてて好きなんだけどな
女の嫌なところ駄目なところをさらっと書くなあと（さらっとしすぎて物足りなく感じる読者も多いのかもしれんが）

金原は良くも悪くも自分のことしか書けないタイプに思う
そのものズバリのタイトル作品あるけど、オートフィクション作家というか
「マザーズ」なんてテーマはすごく興味深いのにドラッグ止められない作家が主人公（の一人）でげんなりしたなー

>>367
それは大いにあると思う
>芥川賞受賞時のインパクト

連レス失礼
ちょっと気になって受賞歴調べてみた

島本理生→野間文芸新人賞、島清恋愛文学賞
金原ひとみ→芥川賞、織田作之助賞、ドゥマゴ文学賞
綿矢りさ→芥川賞、大江健三郎賞

芥川賞がデカいだけで三人ともそんなに変わらんかったw

TVではすっごい火花押しだった
うーん。。。。

ないわ〜
あれがとれるなら松尾スズキにもあげてｗ

火花、図書館でやっと78番目まできた…予約した時は108番だったんだよ

綿矢りさは文庫化が遅すぎて忘れてしまう
ハードカバーでもいくつか読んだけど今のとこ蹴りたいがいちばん
金原ひとみはなんとにピアスはまあまあだったけどその後手に取らず
今度読んでみるかなぁ
島本理生は読んだことがないので一度読んでみよう
興味がでたよ、情報ありがとう

TVの火花押しすごいわ
「本屋も応援してます」「一番目立つところに置いてます」とか

候補に出して販売促進のステマにしか見えなかった

タレント作家をマスコミがヨイショするのは好きじゃないけど、まあ本屋が賑わって
儲かるならいいかなって感じ

殺人犯の手記なんかとは違うし

でも「火花」又吉ってひいき目抜きにしても、悪くはないよ。
同じく本人宣伝でテレビ出まくりなＮＥＷＳの某や、同じ土俵なら爆笑の太田
なんかの小説に比べたら、やっぱり文才はあると思う。
ただ実際、芥川賞ってなるとさすがに難しいだろうけど。
もちろん売れる機会は逃したくないって意図はあるにしろ、応援したくなる人が
多いのもまあ納得できるレベル。

又吉、芸人としては好きなタイプなんだけど、
作家としては私はハテナマークが付く。
読むのが好きと職業としての書き手は全く異なる。
好きだから書ける、ではないと思うし。

今回の処女作も自分の半径３メートル内で起きた出来事を綴ったものなので、
芸人作家にありがちな狭い世界内での成長物語で終わってしまいそう。
突出した世界観、自己を打ち破る世界までは到達できない不安が残る。

ちょうど話題になっているので
蹴りたい背中ってどこがいい？
否定する意味じゃなく自分にはどこがいいのか全然わからなかったんだが
自分割と偏った考え方・感覚の人間だと自覚してるので
この話はここが肝だよ的なヒント？もらえるとありがたい

過去にも小説だけでなく映画や漫画なんかで
「これってさあこういうことだよね」みたいな他の人の意見や感想聞いて
ああそうか！って目から鱗が落ちる様にその作品の良さに気づけたことがあった
蹴りたいもあれだけ話題になったからには自分にはわからない
何かが潜んでいるような気がするんだよね

何が書いてあるかじゃなくて
何を読み取るかだから
解らないなら解らなくていいんじゃない？
得に文学は他人の解釈と感想に意味ないと思う

火花嫌いじゃないしそこそこのレベルだと思うけど煽り過ぎでお腹いっぱいになってしまう
役者だから仕方ないとは言えこう持ち上げられると実際受賞しても出来レースぽく見えてしまうのがね

たまにドラマ出るけど又吉は一応お笑い芸人で役者ではないよｗ
まあノミネートまででも十分話題になったから受賞はなさそうな気がする

アメトークの読書芸人見てたら本屋にもっと行きたくなった
最近忙しくてじっくり本屋で過ごしてないんだよね

読書芸人で、三人が西加奈子を選んでいたね
西加奈子は装丁もタイトルもテレビで何度か見かけた本人も
全く合わないので手を出せずに居るのだけど
一冊くらい読んでみようかなと少しだけ思ったわ

>>379
そうかあ自分が読み取れなきゃそれまでではあるな
（作品側の意味でも自分側の問題でも）
ただここでいろいと話聞いて読んでみようと思ったり
なるほどと思ったりするから自分にとっては
他人の感想や解釈は意味なくはないかな

小野さんの営繕〜をよんだ。
十二国記以外は読んだことがなかったのだけど。
ふんふん、へー。って感想。
というか、早く十二国記の続きが読みたいから、営繕を読んだのね、私。と気が付いたの。
泰麒のその後だけでもいい、死ぬ前に知りたいよ！

言い方が悪かったです。
営繕は十二国記の続きとは思っていません。小野不足なだけと書きたかったのです。

>>293
角田光代は東電OL殺人事件も短編集「三面記事小説」で扱っている
その中の一編は単発だけどドラマ化もされた

芸能人の書いたものでいいなと思ったのは
さだまさしと立川談春だな
どっちも作品として完成度が高かった
作詞作曲する人と落語家だから
元々言語感覚は一流なんだろうね

劇団ひとりの小説がけっこうよかった
いつかあと一作くらいは書くだろうか

>>387
なるほど、言語感覚か
町田康や大槻ケンヂの文章は面白いと思ってたけどそういうことか

ゴーストライター使用してないミュージシャンの書く文章はリズム感あるかな。
旋律に歌詞を載せる作業に手馴れているせいか、滑らかな文体。
だからあまり評論や論文には向かない。

>>387
さだまさしの歌詞は抒情派詩人の系統だなと思っていたわ。
北原白秋や野口雨情と同じ感性。
文章は削げば削ぐほど際立つものだから、
いわゆるシンガーソングライターで歌詞や歌を作る人は
小説やエッセイなども完成度が高くなるのでしょうね。

>>388
TVで見る本人のトークは苦手なんだけど本はよかった

>>384
同じく小野不足を感じて他の著書も手を出したのでよくわかる
ホラーはやめておけばよかった

小野不由美「残穢」は心底怖かった

>>341
こんなのあるんだ！
読んでみたい

>>392
本当に怖いよね
十二国記のノリで読み始めて後悔

>>392
今度映画化するんだね。
小説のホラー化で怖かったのは個人的にはない。

古いかもしれないけど小説版の『エクソシスト』は怖かった。
映画のようにリーガンがゲゲゲゲーとなるのは同じなんですが、
それよりも何故悪魔が甦ったのかの遺跡発掘場面や、
二人の悪魔祓いの神父たちの深層心理が怖かった。
疲労、悲壮、妄想による混乱で人は希望を失うと死に至る、という経路が綿々と綴られていくのは、
読んでいる方もメンタルおかしくなりそうでお化けや悪魔が出てくるより恐ろしい。

金原ひとみの「星へ落ちる」を読んだ
彼氏持ちの女性作家とルームメイトという名の彼氏持ちの男が恋に落ちてドロドロな話なんだけど設定がちょっと特殊なのと登場人物が嫌な人ばっかりなのですっきりしない話なのに案外あっさり読めた
面白ろかったけど主役のキャバ嬢のような容姿の不安定だけど才能ある美人作家って設定が金原さん自分をモデルにしたつもりなんだろうか…って思わせてちょっと
彼氏の彼氏に影でブスブス言われてるのはワロタw

このスレを見て「スタンドバイミー」と「幽霊塔」に興味を
持ちましたが、ホラーが苦手なので読もうか迷っています。
この２作品は、すごい怖いですか？

スタンドバイミーは怖くないよ

真山仁の「雨に泣いている」を読んだ、
すっごく読後感が悪いわ

もっと爽快な話が読みたい、口直ししたくてたまらないけど
図書館閉まった・・・
土日ももっと遅くまでやってるといいのにな。

隣の市は、土曜も7時までやってるのに、うちの図書館は土曜も日曜も5時まで
予算がないから仕方ないけど・・・予算潤沢な市町村が羨ましいわｗ

>>395
映画化するんだ
テレビでうっかり観たら、心臓止まるレベル恐さなのに困るなあ
あの本、あまりの恐さに持っていたくなくて、全国展開している建築関係の会社員にプレゼントしちゃったぜ

多分作者は長年、掌セキ膿胞症だったのだなあ、回復して良かったと思った

姫野カヲルコ「昭和の犬」

ほっこりするけど切なくて悲しい

本好きにとっては図書館の充実度って住む街を選ぶ時の重要条件の一つだよね
図書館の運営をTSUTAYAに任せた武雄市なんか、来場者急増で土地の価格が下げ止まったらしいし
ご時世的に厳しいのは解るけど、もっと積極的に寄付やボランティアを募るとかして
寂れた地方の図書館を何とかして欲しいな

色々あるんだなぁ。
東京杉並区だが図書館は充実している（東京都で一番と聞いている）。
歩いて行ける区立図書館が２つ。他の図書館の蔵書も取り寄せできる。
隣接する区（世田谷区など）の人も借りられる。
千代田区の上智大学はリベラルに洋書などを貸してくれる。

図書館のない地域は巡回図書館があると聞いているが、
その時のベストセラーとか限られているらしい。
古典とかは購入しなければならないが、
お金があり、本を置く場所がある人は良いが、そうも行かないからね。

東京一極集中の弊害が言われているが、こういうのにも原因があるんだと思う。

地方の図書館の存在意義のひとつに地方の小さな書店では売ってないような本を置いて啓蒙するというのもあると思うんだけど、
実際置いてあるのはブコフですぐに百円になりそうなものばかり
選書する司書のレベルも低いんだろうな…

司書さんも指定管理者制度なんかで人件費抑えられてるからね。
入札で安い所。契約期間が終われば更新されない事もあるんでしょう。

高田郁の出世花と続編の蓮花の契りを読んだ。
この人、みをつくしでもそうだったけど描写がワンパターンなんだよなぁ。
みをつくしの手をぱんと叩くとか、下がり眉とかと同じように
読んでてあーまたか、と思う事再三。
あと変に推理物みたいになってるパートもあるし。
読みやすいのは読みやすいし、それなりに感動もするんだけど
何回も読み返す気にはならないな。

「グリード」真山仁

文庫化したのを待って購入。
一気に読んだよ。
今回の舞台は全部アメリカ。
やっぱり、最期にはどんでん返しがあり、それにりに面白かった。

>>404
洋書レンタルいいなあ
高くてなかなか買えないわ

>>396
ホラー映画でトラウマになって
克服するには小説だ！と読んだけど
人間の葛藤とかが描かれていて、小説の方が面白かった。

そでに悪魔憑きリーガンの顔があって
ガクブルした思いが。

未だに映画は観れないw

>>406
ふきちゃんの嬉しくて、ピョンと跳ねるってのもね・・・
ワンパターンというか、お約束？

少女マンガ風というかラノベぽい感じはあるね＜高田郁
でも話は面白いよね。
みをつくしは、もう終わったからあの続きはないんだよね？
お澪ちゃんは、幸せだけど、野江ちゃんは、どうなるんだろう。

>>392
図書館で久しぶりに小野不由美でもと…思い。ちょうど今日読み終えたとこでした。

最初はあまり怖くなくてふーん。だったのに途中から引き込まれて、ぞわぞわしたよ。ラストはリアルな感じだったな〜。

残穢ってドキュメントタッチだったよね
まあほとんどがフィクションなんだろうけど

GWに池波正太郎、藤沢周平、風野真知雄、佐伯泰英、平岩弓枝、高田郁を読み直したけど
時代小説ってストーリーや設定自体はあんまりラノベと変わらないなって思ったよ
ただ、昭和と平成に書かれた小説を比べると文体や台詞回しが決定的に違うんだよね
あと新しく書かれたものほど登場人物の思考や発想が現代人に近くなってるから
余計ストーリーのラノベっぽさも際立ってきてるような気がする

>>413
季節の描写も昔は優れてるよね
今は時代物という設定を借りて好き勝手書けるファンタジー

>>401
持っていたくない
わかるwあの話と同じように穢れが自分のもとにも伝染してきそうな気がするよね

>>412
ほとんどっていうか完全フィクションでしょ。
残穢は期待しすぎたからかちっとも怖くなかった。

残穢の感想は「気にしてたらきりがない」だったわ

ちょこっとネタバレ



残穢は流し台に立つ自分の後ろにいる首つり死体の顔が水道の蛇口に映るという描写が
今思い出しても震えが来る。

>>398
幽霊塔も怖くないよ
乱歩のおどろおどろしい感も薄め
これ原案があるんだね、そのせいかも

>>405
ニーズが無ければ司書が置きたくても置けないでしょ
予算が無尽蔵にあるわけじゃなし
そんな道理もわからず上から目線ｶｯｺﾜﾙｲ

>>418
私もそこが一番ゾゾッとして怖かった。

ホラーって演出が下手だと、怖いよりも逆に笑えてしまいそうだなぁ。

あ、>>421は言葉が足りなかった。
残穢が映画になったらって話ね。

>>420
400じゃないけど、図書館の役割は「客」のニーズに応えて
ベストセラーを置くことだけじゃないよ

残穢は先に祝山を読んだことがあったから、似てるなぁーと思いながら読んだわ
面白いけど、起承転結あるわけじゃないから、人を選びそうな本だよね

>>407
今読んでるわ。
鷲津さん、いけ好かないけど憎めない。

>>410
番外編みたいなの書くらしいから、多分最後に後日談的なの読めると思うよ。
小松原出してって言うリクエスト多いみたいだけど、あれはあれできれいに終わってるんだからもういいわ。
一柳の後日談もいらないな。
あと一冊しか出さないなら、澪の店と源斉とつるやだけでいい。
てか、蓮花の契りもこれで終わりって公言する必要あるの？
今からが第2部みたいな展開なのに。

又吉の火花は芥川賞とったら読もうかな。
東京百景ってエッセイ集は、全く期待せずに読んだら良かったｗ
又吉のエッセイの文章は好き。

>399
>419
レス有難うございます。
「スタンドバイミー」も「幽霊塔」も怖くないということで、
安心して読み始めようと思います。

図書館の蔵書については、現政権で閣僚（文科大臣ではない）をやっている
学科の先輩がいるのでメールは出しておくね。

正規の地方公務員に図書館司書の資格を持っている人を雇うようにとか・・・
こういうの自治省がやるのかなぁ？

東大も本郷・駒場の総合図書館の洋書は貸してくれるが、卒業生のみ。
しかも一般的なもので、各研究室にある専門的なものは先生の紹介とかがないとダメ。
上智が一番いい。申し訳ないが、他の大学のことは知らない。

鏑木 蓮の白砂

駅構内の本屋で見かけて「あまりに哀しく美しいラスト」の帯につられて買ってみた
加害者のｵﾁがそれ？と思うし何より被害者が泥棒した動機も夫婦で話しあってたかもとか
そういったこと考えずに「かわいそうだから」盗んだって身勝手だなーとイライラするラストだった

>>397
金原ひとみは自分をモデルにしたようなヒロインをよく出すけれど
主観的なようでかなり客観視して書いてるよ

えー
必ず「美人」設定が入るのに？

>>431
うーん、少なくとも女性作家としてブスではないでしょう

よく似ているとかパクリとか言われるけれど
山田詠美と比べて優越感の垂れ流しみたいな匂いは感じたことがない＜金原ひとみ

表面的な行動としては金原ひとみの描くヒロインの方が痛いはずなんだけど
自意識としては山田詠美の主人公たちの方が思い上がりにイラッと来る

金原ひとみは出発点は自分だけどそこから先は想像をうまく昇華してるイメージ

読書芸人とかで教団Xオススメされててずっと探してるのにどこの本屋も品切れ… 大きい書店にも全然無い
密林で売ってるかな ちょっと前までよく見かけたするのに

>>434
我が家に途中で投げ出したのがある
差し上げたいw

>>435
買い取りたいw 同じく紹介されてたサラバ！はどこでも置いてあるのに何故かこれだけ見つからなくて…

>>432
10代のときは山田詠美の優越感がとても好きだった
お陰で優越感の塊のような学生時代をすごしたよ
とはいえ、今もあの優越感や自分が正義みたいな感覚はなんだかんだで好き

>>436
あまり期待地を上げない方が・・・
このスレの奥様は途中で投げ出す方が多かったよw

金原ひとみは文章が下手なのがなぁ。
気持ちを主人公の独白で説明するのが多い気がする。

私も教団X途中で投げ出した…w
なんていうか表面的な観念話になってきて、でもエロシーンはしっかりある構成がどうにも無理
好きな人は好きなんだろうけどね

図書館で予約してあと４５人待ちなんだけど
キャンセルしよっかなって気になってきたわあ

教団X投げ出し率高いんですねw
尚更本屋で雰囲気見て決めようと思います
残穢や他のも気になるのでちょっと後回しにしておこう

「笹の舟で海をわたる」角田光代
かなり前に図書館で予約してやっと順番がきた。
主人公と娘との関係が母と私に重なる部分が多くて
途中しんどかったけど最後まで読んで良かった。
母の気持ちが少し理解できたような気がする。
だからといって好きにはなれないけど
この小説も安易に仲直りするラストじゃなかったので
親子だからって無理に分かり合えなくていいんだなと思えた。

中村文則は「掏摸」がすごく良かった分、他の作品のコレジャナイ感が強い・・・
同じカテゴリで柳広司も「ジョーカーゲーム」シリーズだけが良くて他は（以下同文）

「笹の舟で海をわたる」
どうしても主人公が好きになれなくて、あの疎開先で一緒だったという人も胡散臭くて
娘との関係もあんまりで、ちょっと読み進むのが辛かった
最後まですっきりしなかったけど、人生はすっきり解決出来ることばかりではないということなのかな
同じ角田光代の「ツリーハウス」は三代に亘る重厚な物語で良かった
角田作品ってどこかしら胸をえぐられることが多くて、いつも「イタタタタッ」と思わされる

>>429
私もその本読んでスッキリしなかった。
帯の「涙腺崩壊」に騙された気分。
最近本に対する嗅覚が鈍っていて、新しい作家さんとかになかなかフィットしない。
音楽も33才までに聴いたもので固まってしまう、みたいなスレを見たけど読書もそうなのかも。
かといって、昔好んで読んでた
椎名誠とか沢木耕太郎とかも読まなくなったな。

椎名誠は映画に手を出し始めてからの諸々で一気に冷めたw
映画自体はいいんだ駄作だろうがなんだろうが好きなことすればいい
他のことでは才能あっても映画はダメダメなんてごまんといるし
ただ自分の映画批判された時の対応が器の小さい男だなと
それまでの作品からおおらかな人だと（勝手に）思ってたからガッカリした

昔好きで読んでた本、アラン・シリトー。

たぶん今読むと、十代を主人公にした作品は深い溜息、
中年を主人公にしたのは、あーはいはいな感想になりそうだな。

十代で出会ってそれっきりな分野は多いな。
その時でないとという出会いなんだろうね、きっと。

>>446
椎名誠の小説は
筒井康隆に影響受けすぎだと思ってる

>>445
本の「涙腺崩壊」とか「必ず泣ける」って宣伝文句は嫌だなあ
泣ければいいって話じゃないし

>>445
捜査に関わる刑事は一人は親バカで一人は未成年に贈り物アクセサリー贈ったり・・・
ほかにもいろいろ突っ込みどころあるけど「イケメンに声掛けられても」とか
妻は美人で子供も〜とかあのお父さんちょっとキモイと思った

中村文則は惑いの森の時も売り切れ商法やってたわ

>>408
洋書はまだまだ高いから、旧型の中古kindleを安く買って米アマゾン専用にしてるよ
英語は電子化が楽だから、大半の本が電子化されて割安で売ってるんで、紙媒体を
諦められれば今後、日本の本より早く安く買えるようになると思う

>>449
本とか映画とか、その宣伝文句つけられると見る気失くすわ
泣くのが目的じゃないし
でもこういう宣伝文句が多いってことは、それが目的で読書をする人がたくさんいるんだろうね

ここやSNSでの「泣ける本のおすすめありますか？」と
本の宣伝としての「涙腺崩壊」「熱い涙が」「泣けて泣けてしかたありませんでした」的なのは確かにウンザリ
タマネギ刻みながら読もうぜ！

>>453
職場の先輩が仕事とか介護ですごくストレスな時期は泣いてスッキリしたいとよく買ってた
自分自身の境遇や立場に泣くんじゃなくて別のことで心動かしたいようなそんな感じらしい

でも>>449の煽り文句が書いてある本はたいてい突っ込みどころ満載ですぐ私のところに回ってきて
2人でつっこみまくってた

椎名誠はおおらかな人なら流すことを
おおらかにネチネチ言ってる人　という結論に至った

>>456
すごくわかりやすい説明w
本を通してﾈﾁﾈﾁが伝わってくるよね

同じ感じで白砂がダメだった
あの刑事ﾈﾁﾈﾁしつこすぎと思ったけどしつこくないと刑事なんてできないか・・・

泣いてスッキリかあ
私は泣いてもスッキリしないわ
大爆笑(年に一回あるかないか)したらスッキリする
読書にはしみじみした雰囲気を求める方だな
寝る前に読んでまったりして眠りにつきたい

椎名誠は、朝日の作家の口福でもネチネチしてて残念だったわ。
あと山崎ナオコーラは潔いほど最高にグジグジしてたｗ
穂村弘がまじめに短歌がらみで語ってた。

>>429>>445
「涙腺崩壊」につられてたった今買って帰ったw
まぁいいや、今から読む。
そして意地でも涙腺崩壊させてやる!

私はもっぱら外国文学。

英文学なら「回想のブライズヘッド」（イヴリン・ウォー）。
TV ドラマ化されたものが Youtube で見られます。
原文と翻訳を両方読んでいて、概要を語った CD も聞いています。
時間をかけて、暗記するほど読んだり、聞いたりしているから、お金がかかりませんｗ

仏文学なら「失われた時を求めて」（プルースト）
岩波から吉川一義の全訳（全 14 冊）が刊行中。
原文も読んでいるけれど、読みかけです。
Youtube に全文の朗読があります。

独文学ならトーマス・マン。
若い頃に購入した原文と翻訳がありますが、
ここまで手が回らないですね。

>>461
吉田健一訳の「ブライズヘッドふたたび」のほうがいいタイトルなのに
何で違う題名にしたんだろう小野寺健

>>462
理由は不明です。
小野寺健の最初の翻訳は「青春のブライズヘッド」だったみたいです。
「ブライズヘッド再訪」が一番良いと個人的には思っています。

小野寺健には、ウォーに関する研究書みたいのがあり、
ウォーとプルーストの関係について書かれていましたが、仏語が間違っていました。

ウォーの自伝「A Little Learning」は、Charles Scott Moncrieff の秘書になる話があったのに
ダメになったので、自殺しようと海に泳ぎ出したら
電気クラゲに刺されて痛くて浜辺に泳いで戻ったところで終わっています。

最近は日本でも人気があるみたいですね。
短編「Winner takes it all」で表わされるような bitter な作家ですが
「ブライズヘッド」のような背景があるため、
オルダス・ハクスレーのような寒々とした感じはしないと思います。

>>463
イヴリン・ウォーの弟のアレック・ウォーの小説が読みたかったんだけど翻訳されてないんで
原書で読んでますが、イギリス英語は難しいです〜。1冊読むのに時間がかかるので、確かに
お金がかかりませんｗ

他に翻訳されてないパトリック・オブライエンのオーブリー＆マチュリン・シリーズを読んでいますが、
パズルか！？ってくらい文章が凝っていて、意地で読んでます。

>>460
感想聞かせてねw

読書の奥様方おやすみなさい

反日歌手だからという理由で韓国から大歓迎されてる売国歌手の安室を叩き潰そう！
あと売国歌手の安室をCMに起用してる反日企業のコーセーの商品も不買しよう！

【芸能】 11年ぶりに来韓した安室奈美恵〜過去、日王披露宴での君が代斉唱拒否で韓国人に好印象[05/05] [転載禁止]c2ch.net
ttp://yomogi.2ch.net/test/read.cgi/news4plus/1430806109/-100

http://photo.hankooki.com/newsphoto/v001/2015/05/05/ezhee20150505011330_O_01_C_1.jpg
▲11年ぶりに'来韓'安室奈美恵、過去、日王披露宴で君が代斉唱拒否

'日本Jポップの女神'安室奈美恵が約11年ぶりに来韓した中、過去の君が代斉唱を拒否したエピ
ソードが再照明されている。

4日、安室奈美恵はソウル中区（チュング）乙支路（ウルチロ）東大門（トンデムン）プラザで開かれ
る2015シャネル・クルーズコレクション出席のために来韓した。

安室奈美恵が公式に韓国を訪れたのは今回が二回目で、2004年以来約11年ぶりだ。1990年代、
安室奈美恵は日王主催披露宴で君が代斉唱を拒否して韓国人らに良い印象を残したことがある
彼女が君が代斉唱を拒否した理由は正確には明らかにならなかったが、昨年ある放送会社で日
本出演者の登場バックミュージックで君が代を使って物議をかもしたのに続き、安室奈美恵の君
が代拒否エピソードがまた言及されている。

教団X借りてみた
最後まで読みきれるかなw

デルフィニア戦記

主人公がどうしても苦手
設定上仕方がないとはいえ「オレ」とかすごく違和感ある
しつこいほどの美貌描写もなんかお腹いっぱい

十二国記、銀英伝と一緒にここでよく見かけたので買ってみたけどなんだか合わなかった
もう少し自分がすんなり受け入れられたかも

私もデルフィニアは1冊目途中で脱落しちゃったよ

銀英伝は十代、十二国記は二十代の頃読んだのに対し
デルフィニアは三十代だったから遅すぎたのかも
その頃はもう主人公チート設定が苦手になっていたから

ただ、主人公チートでも受け入れられるものもある
あの差はなんなんだろう

>>464
アレック・ウォー（1898 – 1981）
イヴリン・ウォー（1903 - 1966）
アレックは兄です。イヴリンに Charles Scott Moncrieff の秘書になる話を
持ちかけたのはアレックです。

TV ドラマ「ブライズヘッド」が放送されたのは 1981 年ですが、
アレック（9 月 3 日没）が見たかどうかは不明です。

パトリック・オブライエンって知りませんでした。
英語で難しいと思うのはハーマン・メルヴィルの「ピエール」。
（カラックスがフランスを舞台に移して映画化したのが「POLA X」）
米国ではメルヴィルの「白鯨」を読んでいるとインテリということになるそうです。

?

>>471
アレックが兄だったのか、イヴリンの方が有名だからてっきりあっちが兄だと思ってました

パトリック・オブライエンは映画「マスター＆コマンダー」原作の英国海軍小説シリーズの
作家です。ホーンブロワーやボライソーに比べて英国的ユーモア風味の強い文章で（PGウッドハウス
みたいです）楽しいんですが、とても面倒くさい文体です。イギリスの小説だなあと思います

デルフィニアは10代の頃読んだから読みきったけど最近は続いてるのを読むけど
作者のキャラ萌えがひどくてうんざりするところもある

白ゆき姫殺人事件読んだ
読んでる最中ずっと近所の井戸端に混じってるような気分になった

井上荒野のリストランテアモーレを読んだ
レストランを営む地味姉＋イケメン弟の恋模様なんだけど弟が客に手を出しまくってるわりに内心アッサリしてたり彼を好きになる女の子もフラフラした感じが井上さんぽいと思った
ドラマにしたら面白そうだけど同じ料理物のキャベツ炒めに捧ぐにくらべたらちょっと物足りなかったな

中村文則、アメトークで初めて知った
スリ、迷宮、悪意の手記どれも面白く読めた
教団Xは予約中

デルフィニアはちゃんと完結したから良かったよ。
十二国記の方が比べ物にならないほど好きだけど
多分完結しないだろうな。完結したとしても果たして面白いかどうか。
長い空白期間を経て完結したエイラと犬神明のコレジャナイ感と言ったら．．．

>>478
タイタニアで無理に完結させるのがいいわけじゃないと知ったw
十二国記終わって欲しいけど別物になるなら・・・・このままとも思う

十二国記公式サイト「実写映画化のお知らせです」
http://fox.2ch.net/test/read.cgi/poverty/1435195363/

湊かなえ「リバース」読了。
読み終えてやっと書店でチラ読みできなくなっている理由がわかった。
最後の数頁「うーん、そうきたか...」　予想もつかない結末でした。

豊島ミホ「だいきらいなやつがいる君のためのリベンジマニュアル」「底辺高校生」
一気に高校時代の気分にもどされたし、おもしろい
自分がもう子供も大きくなったというのにまだスクールカーストの傷を抱えていると
思う人は読むといいと思う…

>>479
いつの間に自分が書いたのかと思ったｗ
タイタニアはねー……例の彼が本当に好きだったので
3巻中断のままの方がよかったとつくづく思う

十二国記は、せめて戴国の顛末だけでも
それでももうブランクがかなりあるから、もし出たとしても
なにか違う感覚は拭いきれないだろうな

マラソンの瀬古さんがテレビに出てると、毎回今野敏先生かと思う。
なんの告知かと考えて、いやいやおじゃマップに出るわけねーわ！と。

>>482
すごく興味もちました

>>485
それはぜひ

どこかの掲示板を借りて、読んだ人で語り合いたい気持ちになりました
年齢を問わずに、あとダメな自分だからいけなかったんだという気持ちも
変わりました、劇的にって言うわけじゃないけど

>>452
英語は電子書籍に限るわ
辞書と連携してくれるのがこんなに快適とは思わなかった

豊島ミホが休筆宣言したのって、かれこれ何年前なんだっけ？
４０歳過ぎてデビューする人も少なくないし、また自分のペースで小説書いて欲しいな

嘆きの美女、期待外れだった・・・

>>488
今回のが７年ぶりの新作ってなってるね
休筆宣言してからも単行本化や文芸あねもねに寄稿してたからあまり久しぶりに感じないのかも
私も次回作待ってる

こんど清掃のパートを始めるのですが、
お掃除関連でおすすめの本・小説って皆様ありますか？

近藤史恵のモップの精シリーズ
あさのあつこのチームＨＫ　は既読で、面白かったです。

>>491
硝子のハンマー　貴志祐介

ドラマ化された「鍵のかかった部屋」シリーズの第一作目です。
ドラマとはかなり雰囲気が違う分、ドラマを観ていても楽しめます。

丘修三「ぼくのお姉さん」児童文学、短編がいくつか入ってて
傷ましく読み進めるのがつらかったけど、
読んで良かったと思う
自分には子供いないけどいたら家に一冊買って置くだろうな

>>491
「あなたの人生片付けます」

カズオイシグロの「忘れられた巨人」を読み始めた。
「鬼」というと日本の鬼のイメージしか浮かんでこないけど
イギリス（アーサー王統治後のブリテン島）の鬼ってどんなの？
原語ではなんといってるんだろう。

>>495
その作品は知らないけど
クィーンの『 Orge Battle オウガ･バトル(人喰い鬼の闘い)』って曲が
パッと思い浮かんだ。
この曲が収録されてるアルバムは、
中世ヨーロッパやケルトの伝説からイメージして作ってる（と思われる）ので
もしかしたら「Orge」って言葉も可能性としてはありかもしれないとちょっと思う。

>>496
ありがとう。
「人喰い鬼」なら何となく西洋のイメージがありますね。
トロールみたいな感じなのかな。
桃太郎の鬼のイメージはすぐに忘れて続きを読みますｗ

>>495
“The Buried Giant”は先に原書で読みました
491さんのご推察通り、確かに原文ではogre（オーガ…人食い鬼）でしたよ

続きを愉しんで！

透明人間は204号室の夢を見る

一芸持ちのコミュ障がキラキラしてる人間にあこがれて
結局挫折する話かと思ったら最後ｗしぶといｗ

「忘れられた巨人」
自分もアーサー王や西洋鬼のイメージが湧かなくって
日本昔話のＲＰＧに変換しちゃった
認知症のお爺さんとお婆さんの
ヤマタノオロチ退治、旅の途中で桃ちゃん助太刀
そんな感じで何とか読み終えた
読後感は良かったが「私を離さないで」のような感動を求めたら違うかもしれない

これのイメージだった

ドイツのナマハゲ公式ページ
http://www.bergteufel.at/

怖くてちびった

小野寺健の話題が出てる！
今短編集読んでるけどこの人の訳読みやすいわ〜

教団X読んだ。脳と意識とかエロとか宗教談義は目が滑りながらも
ついてけたんだけど、日本は右傾化してるよ！政府がネット工作員とか
使って煽ってんだよ！日本人が隣国嫌いなのも右傾化するために
政府が誘導してんだよ！ナチスと組んだのと慰安所いっぱい作ったのは
言い訳できないよね！みたいな政治談義が受けつけなかった。
作品で直接的に政治主張するのは好きじゃないな。
あと、男性の人物造形は面白かったけど女性が魅力なかったなぁ。

>>504
この作者の長所で魅力を感じる女性がいない気がする（個人的感想）

同意、顔の無いマネキンみたいな女だ

>>504
伊坂幸太郎の「魔王」も主人公その他登場人物の政治談義の部分が、よくある
ネトウヨ批判そのまんまでつまらなかった

>>503
「黄金のイェルサレム」（原作:マーガレット・ドラブル、訳:小野寺健）
これ誤訳あるよ。

「碾臼」（原作:マーガレット・ドラブル、訳:小野寺健）
これの映画『愛のふれあい』（A touch of love）は良かった。

>>504
それでTVで持ち上げられてたのかー

読書

名前度忘れしたIWGPシリーズの最新作もネトウヨとネット批判で冷めた

今思えば田中芳樹もかなりの左巻き
子どもの頃だから気にせず読めてたけど

>>511
石田衣良だっけ？

あの人の話方好きだ

>>513
えっ


「だっけ？」もしらじらしい

>>491
ありきたりですが
「新幹線お掃除の天使たち」
「ディズニーそうじの神様が教えてくれること」など、いかがでしょうか

宮部みゆき「悲嘆の門」上　終了
あ〜早く続きが読みたい。
月曜下巻借りてくる。

教団X興味本位で借りてみた
宗教談義で目が滑るところに畳み掛けるようにエロ
借りた本は全て読みきるつもりなんだけどなんか辛い

>>495
読み終わったらぜひ感想を聞かせてください
「わたしを離さないで」にははまったので買うか悩んでる

私を離さないでは映画も見たけど、冒頭と終盤近くを見て
鬱になりそうだった・。

>>425
鷲津さんも気になるが、何気にリンも気になる。










今作で、鷲津への態度がちょっと変わった。(?)

>>512
子供の頃だからスルー出来たw
今はお涼様が鼻につく

川村元気の「世界から猫が消えたなら」

内容は「死神の精度」っぽい感じだけど
文章が軽すぎる。

今、泉鏡花を読んでいる最中。
独特の言葉遣いが魔法のよう、言葉が色彩を持つということを改めて教えてくれる。

>>489
わかる
軽すぎるし薄っぺらすぎる

気がついたら、あるイラストレーターの絵の表紙に惹かれていることに気づいた。
何冊かあるけど、今のところはハズレ無し。

始めの「気がついたら」は消し忘れです。

>>518
「わたしを離さないで」が好みなら買ってもいいと思う。
よくわからない状況の中で不安感と寂しさがつきまとう感じ。
違うのは「忘れられた巨人」は最後まで読んでも謎が残るところ。
そこは「充たされざる者」に似てるかな。
「日の名残り」とはかなり作風が違います。

>>518
分かる！
私は、朝倉めぐみさんと杉田比呂美さんが好き。

>>522
その本、やたら宣伝されてたけど、なんか地雷臭がすると思ってた。

>489
薄っぺらいよねｗ
表紙の絵は好き

>>529
TVなんかで異常に押されてるのって最近怪しいと思うようになってしまった

>>522
去年映画化が発表されてたよね、そろそろ公開なのかしら

硝子のハンマーとディズニーのは未読でしたので
早速探してみます！

あなたの人生片づけます、は不覚にも泣きました。
新幹線、は心構え一つで変わっていくのが素敵でした。

自己レス？（ネタバレ含む）
五十嵐隆久『セカンドステージ』


起業アイデアは良いんだけど夫が知らないって一点だけで
何か状況・流れに納得できないまま終わった。
『誰でもよかった』や年下の男の子シリーズで好きな作家さんなのだけど。

司馬の義経読んでるけどもはや歴史解説書と化してきた

トオリヌケキンシ

一つだけ空蝉って話だけはちょっと受け付けない謎解きだったけどあとはよかった
こんどノンフィクションの闘病記読んでみる

>>523
わかるわー。
私はつい音読したくなる。

本あるのね

>>536
今、岩波文庫の鏡花短篇集を寝しなに読んでいて、その中の
『貝の穴の中に河童のいる事』がまさに音読したくなるくらい愛らしい一編。
河童が語尾に「〜でしゅ」という台詞が愛おしいのね。
タラちゃんみたいな河童想像しちゃうｗ

てふてふ荘へようこそ

ストーリーはありきたりだけれど
大家さん欲しい
料理作ってくれて掃除してくれるなら何でもいいわ

>>536
黒髪の 「火事だよう」も言いたくなる。

>>538
確かに可愛らしい
今読んでる

ふと思い立って、学生の時に習った中島敦の山月記を読み返した
何だか赤面しつつも涙が出そうな哀しい気持ち
学生の頃は李徴の様になってはいかんとか、浅い気持ちだけが湧いてた様な気がするけど、歳取ると何か涙出そう
人は誰しも自分の内に虎を飼っているわ

読書感想

>>542
いま高校の教科書に山月記とこころが載ってるらしいね
家庭内でのみ中二病真っ盛りだった娘が変わったw

>>544
数十年前高校生だった時、山月記とこころ載ってたよ
今も同じことにちょっとびっくり

やっと後妻業回ってきた
デルフィニアが3冊目に入ったところだけどそちらは購入した本なので一時中断して読み始めた
妙に現実臭くて違う方向でワクワクする

老眼入ってきたからとうとう電子書籍購入した
バックライトあるので快適

文字の大きい印刷の本も購入したんだけどなんか違ったんだよね

内田康夫の浅見光彦シリーズを読んでるけど光彦が「女はこれだから嫌になるー論理的な考えできないんですかねー」とか「女は非論理的な上に残酷で強欲でー」ってイヤミったらしく発言してて驚いた
こんな人だっけ？

山月記・こころ・舞姫は定番教材で、ほぼどの教科書にも載っています

>>516
私も悲嘆の門上巻読み終わった
予備知識なしで読んだので、話の展開に戸惑っている
前半はものすごく引き込まれたんだけどなー

本屋に行ったら夏の100冊フェアが始まっていて、冊子だけもらってきた
新潮文庫のキャラが一瞬yonda?君に見えて復活したのかと
テンション上がったけど、全然違うロボットらしい

万城目学を読むために高校生ぶりに中島敦を読んだわ。

今の方がより理解できる。
若いうちにとにかく本を読みまくればよかったな。

>>551
若い頃に本を読みまくったクチだけど、今読み返すと結構忘れててショック
人生の肥やしにはなったんだとか、もう一度楽しめるんだからお得だとか
そう言って自分を慰めるべきか…

>>552
覚えてる部分で今と昔の感想を比べるのも楽しいし
また新しい発見をするのも楽しい

>>550
yondaは100％ORANGEの頃が一番可愛いよね

100%ORANGEってなんだか汚らしくて苦手。
一番最初のYonda? パンダが大好き。

うわあ

昭和の頃、サンジョルディの日ってキャンペーンやっていたの
覚えていらっしゃる奥様いますか？
本屋や出版社がバレンタイン・デイにあやかって
スペインの風習の恋人同士の本を贈りあうってイベントを仕掛け、
見事跡形もなく消えてしまった…。

本を贈るのは非常に難しいわ。
知人の文筆家さん、贈呈本は届いてもめったに読まないって教えてくれた。

>>557
覚えてる、学生時代に本買ったらそのチラシもらった＞サンジョルディの日
すぐに消えちゃったね

最近NHKで何度も「1万円で本を選んで送ってくれるサービス」というのを紹介してるけど
あれどうなんだろう？　常に読んでない本が積み上がってる現状の私に利用する日は来ないだろうけど
ああいうのってちゃんと好みに合うのかなあ。

泉鏡花がお好きな方が多いような印象を受けますが、
鏡花と仲が良く、挿絵も書いた鏑木清方の随筆集もお薦めです。

図書館で借りたのですが、「明治の東京」「東京の四季」「鏑木清方随筆集」。
日本人の心の故郷という感じがします。
鎌倉駅の近く（鶴岡八幡宮の西側）に清方のかつての自宅・今は美術館があります。

7月にカズオ・イシグロの文学白熱教室やるらしいよ
http://www.hayakawa-online.co.jp/new/2015-06-22-151530.html

>>557
本を贈るって難しいよね。
自分で好きな本買いたいし、相手の趣味とか持ってない本を探すのも大変。
ロマンチックなようで現実的ではないというか。

4/23〜「サン・ジョルディの日」＝「本の日」→「世界図書・著作権デー」（世界本の日）→　「子ども読書の日」

ぐぐったら、

■4月23日　サンジョルディーの日
元々スペインのカタルーニャ地方イベントで1986年日本では
好きな人に男性から女性に赤いバラを贈り、女性から男性に本を贈る日として広がりつつあります

ってあったけど・・・忘れてたというより知らなかった・・・

趣味の合わない本プレゼントされるくらいなら
図書カードかアマゾンのギフトチケットもらった方がありがたいわね（本音）

あったねサンジョルディ。その辺りは書店くじをもらえる日だったような

学生の頃、お高くて買うのをためらっていた本を誕生日に友達に贈ってもらってすごくうれしかったけど
そういうふうに具体的に欲しい本がわかってなきゃほぼムリだね
好みと微妙に違って読むのが大変だったり、面白く読了しても、相手の意に沿わない感想で
仲にヒビをいれるかも、と余計な心配てんこ盛りw

オススメ本を聞かれるだけでも返答に困るのに実際に贈るとなるとハードル高すぎるね
アメトークでも言ってたけど本気でオススメ本選んでも心の中をさらけ出すようなものになるし、
それぞれの趣味嗜好・人生経験によって琴線に触れるものが違うもの

>>557
今もそういう日があるとだけ紹介されるけど浸透してないよね
自分ももらうなら図書カードがいいとか思っちゃうw

サン・ジョルディの日、覚えてるｗ
確か制定された最初の年、そのイメージソングを財津和夫が作って歌ってた。
根付かなかったねー

図書カードを読書好きな妻に贈ろうの日なら無理にでもはやらせるのにw

花を贈られて嬉しくない女よりも
本なんかもらって嬉しくない男のほうがずっと多いと思う

夜の写本師ストーリーの構成力がすごいと思った
地味な話なのに引き込まれる

>>561
スペイン女性は好きな男性にどんな本を贈ってるんだろう？　気になる
無難に詩集とかオシャレな絵本とか写真集とかかな

もらって嬉しかったのは写真集や画集だな
趣味の偏ってない、ひたすら綺麗なやつがいい

写真集ならよほど変なやつじゃなければもらって嬉しいかも

旅の絵本欲しい

きれいな絵本もいい

洋書コーナーとかにある、海外イラストレーターの画集とか確かにもらったら嬉しいな
でも男性へのプレゼントは難しいよね、変にこだわりあるし

>>566
思い出しちゃったじゃないか
さっきからサビの部分だけグルグル回って頭から離れないどうしてくれるw
女の子が歌ってたよね

>>560
おおー見なければ、ありがとう！
とはいってもカズオ・イシグロまだ読んだことない

>>571
わかる
90年代ぐらいにあまり大きくなくて綺麗な風景や静物の写真集が流行ったんだけど
（漠然としたテーマで編纂されてて、これはどこの国の何、とか即わからないような）
今でも手放しがたくて何冊か持ってる……

でも10離れてて私が小学校に入る頃には家を出てた兄が私が成人するまで毎年
誕生日に本を贈ってくれてた
知らなかったジャンル、知らない作家でも読んでみると気持ち悪いぐらい趣味にピッタリで
親も友達も恋人も全然そんなじゃなかったのに今でも不思議

>>577
いい兄ちゃんだなー
カッコいいわ
お兄さん読書家なんでしょうね

最近どういうわけか恋愛小説を読みたくてしょうがない。
何かお薦めあったら教えてください。
有川浩はほぼ読みました。

>>578
兄を褒めてくれてありがとうｗ
10歳の年の差を最大限に生かした先達なので、逆に私から本が贈れなくてつらかったｗ
ぜっったいに例外なく「あ、これいいよね」と言われてしまうﾁｷｼｮｰ

>>580
趣味が合う人って好みの本を当てるのは簡単なんだけど「その人がまだ読んでない
好みの本」を当てるのは難しいよねｗ

恋愛小説といえば、ドストエフスキーの白痴がすごく好きだ
でなければブロンテの嵐が丘

重苦しくて悲劇的なものだけでなく
胸きゅんきゅん甘酸っぱいものも好きなんだけど
後者はぱっと思いつくものがない

恋愛小説
タニス・リーの「銀色の恋人」が好き、昔読んだから今読み返すと感想違うかもしれないけど

『銀色の恋人』かぁ、懐かしい
高校時代に大好きだった小説だ
ちょっと調べてみたら新装版と続編が出ててびっくりした
旧版への思い入れが強いせいか、新装版の表紙絵のコレジャナイ感がハンパないけど
とりあえず続編読んでみよう

図書館で予約がまわってきたのでようやく読んだ「ジェノサイド」が
かなり面白かった。
ちょっと内容的にはアレ・・・なところも多々あるんだけど、全体としては
かなり面白く個人的に最近の中で一番のヒットだ。

>>579
つ恋愛中毒　山本文緒

>>585
「ジェノサイド」アレ？
半村良で似た設定の話読んだ気がするんだけれども何だったかな・・
「継ぐのは誰か」とか昔はこう云った話沢山あったんだけれどもね

ジェノサイドって、ラスト逃避行が超イージーな展開で
韓国人あげが酷過ぎる以外は、面白かったわ

恋愛が本筋じゃないけどプーシキンのスペードの女王の、
リザヴェータがヘルマンの手紙に翻弄されるところで遠い日の初恋を思い出してｷｭﾝｷｭﾝする40女がここにいますよw
この部分だけ読み返したりする。

山本文緒大好きだけど短編のほうが得意な作家さんだと思うわ
一番好きなのは「シュガーレス・ラブ」「ブラック・ティー」って短編集
どのお話も本当に好き

群青の夜の羽毛布だっけ、すごく良かった。

カズオイシグロの「忘れられた巨人」も
作者によるとラブストーリーらしい。
私は欧米とイスラムの復讐の連鎖がテーマだと思って読んでた。

>>592
ラブストーリー・・・？？？
まあ作者がそう言うなら・・・もう一度ラブストーリーと思い込んで読んでみる

ごめん読んだけどラブストーリーだった記憶がどこにもない

十数年前にドラマ化されたけど、ヒロインが薬師丸ひろ子で相手役が鹿賀丈史。
このキャストを見ただけで正統派の恋愛小説ではないというのがわかると思うｗ
ちなみにドラマは割と良くできてた記憶がある。

失礼しました。山本文緒の「恋愛中毒」のほうの話です。

恋愛中毒は、こういう形の愛もあるんだなぁ程度でお願いします

本物の純愛で最上級なのは私は「テス」だと思っているんでw
テスが困って彼の家を訪ねる際の靴エピとか
ヤドリギの下で眠る美男美女とか
古いけどデビットハミルトンの写真で再現されるの…
映画は観ていない

恋愛小説に全く興味なかったけど、連城三紀彦の「恋文・私のおじさん」を読んで
ゴローちゃんの「そいうのもあるのか」状態になったな
短編集なのに全部の恋愛にちゃんと引きになる謎や落ちが入ってて感心した

>>570
スペインの国民的詩人、ベッケルの詩集を贈ることは
「あなたを好きです」の告白と同じであると聞いたことがあります
ロマンチックで良いよ。文語体のほうが好きなんだけど、手に入らない…

恋愛小説の王道といえば風と共に去りぬだなぁ。
小学生の時、これでツンデレ男の魅力と恋愛はハッピーエンド
で終わるとは限らないって事を知ったわ。
読み終わって呆然としたのを覚えてるw

>>597
『テス』
小説読んで号泣して眠れなくて腫れた顔でバイト先に行った思い出のある本、純情だった頃だわｗ
未だにエンジェルが解せない、おまえ打たれ弱すぎ、つかとっとと救ってやれよと思うわ。
悩んで悩んで数年経過して、自分すっきりして帰国してガビーンになるなと
体育会系の叱り飛ばししたくなる。

映画はナスターシャ・キンスキーのあまりの美しさで哀しみ倍増になるけど、
エンジェル役の人が魅力なくてアレックの方が色気ムンムン。
ロマン・ポランスキーは当時、彼女の恋人だったそうで、
彼がハンサムなエンジェル役を心理的に排除したのかなと穿った見方してしまう。

>>595>>596
一瞬「忘れられた巨人」の話かとｗ

>>602
私も混乱したw
それにしてもあれは恋愛小説なのか

「忘れられた巨人」あとがきに書いてあるね。
「本質的にはラブストーリー」とイシグロが言ってるらしい。
たんなるファンタジーじゃない、という言葉には
ファンタジーを見下してると一部から叩かれたらしい。
作家も大変ねｗ

読書の奥様方２２時４０分圧縮が終わりました

今更だけど白砂読んだ




涙腺崩壊も感動もなくてみんながみんな身勝手な話と思ったけど
祖母が孫が生まれた時に植えた木を今も大事にしてるところだけ少しほろっときた
この祖母とちh塩屋が一番の被害者かもしれん

恋愛中毒。
ドラマを少し見ただけだけど、今だったらストーカーを美化していると言われる？
主人公が男だったら包装できなかっただろう。

あと、本が絶版なので読めないけど、ガードナー「すねた女」
ネットで調べたら、ヒロインは、今で言う「ツンデレ」？

>>601
というより、監督がキャラクターとしてのエンジェルにそもそも疑問を覚えてたからこそ
エンジェルには魅力がなくてアレックに色気があるキャスティングなんじゃないかな

トーマス・ハーディは短編を読んでも鬱展開が多くて
精神的に辛い時には不向き

>>607
ドラマは見てないけど原作は全然美化してないよ
容姿も冴えない性格も良くない痛い女が主人公
腐れ縁の友人がひとりいるくらいで、あとは周りの人に軒並み嫌われてる
作品内で主人公のことを良く言う人は皆無だよ
でも、ストーカーまでいかなくても好きな人が出来て後から考えるとうわーってなるようなことしちゃったことある人多いと思うし、
なんか気持ちはわかるんだよね
山本文緒は誰にでもある悪意とか欠点を濃縮して書くのがうまいと思う

風と共に去りぬ
昔は、レットが大人の魅力全開で素敵！と思っていたけど、今読むと結構そうでもない
でも、今は逆に、子供っぽい意地を張ったりする、不完全な部分もあるからこそ魅力的にも思える

ただしアシュレーの何処が良いのかは未だに分からないｗ

>>610
アシュレは顔と教養かな。
ダウントン．アビーのリチャードがちょっとレットを思わせる。
どなたか新訳読んだ奥様、感想を聞かせてください。

>>610
アシュレーがいまいち魅力がないところがリアルだと思ったなあ。
スカーレットは初恋の執着だけで長年燃え上がっていて、相手のことがよく見えていないところが。

>>611
いかにも若い女の子の恋って感じだよね＞アシュレーに恋するスカーレット
映画でもアシュレー役はいい感じに魅力がなくていい配役と演技だった
超濃厚なレットと正反対ｗ

>>613
あのアシュレーを今で言ったら、えーと、金髪の綺麗な兄ちゃん、えーと
ロードオブザリングのあのレゴラスだっけあんな人がやってたら
絶対評価変わってくると思うよ
映画には悪意があったよ
キングを目立たせるために必死だなって感じ
入れ歯で臭くて現場やビビアンを悪臭に苦労させたくせにね

>>614
あのアシュレーは原作にすごく忠実だよ。そういう意味でも「いい配役と演技」
ヘタにイケメンにやらせてたら、原作ファンが猛反発しただろうて

>>615
あのアシュレーすごく好き

風去りで、女性がやたらと気を失って気付け薬とやらがあるのが
不思議だった。
ウエスト締めてるから？でもウエスト締めてないおばさんも
気を失ってた。

続編は確かつまんなかったよね。

＞上流階級では、何かの拍子に失神するほど感じやすい繊細な女性であることが「よし」とされていましたから、
＞中にはわざと意中の男性の前で気を失うということもあったようです。

ホントかいなｗ
まあ気絶するのが流行りな時代だったんだろうね

若草物語だったっけ？
気絶するのに憧れてた子がいたの

>>619
それはアンだ

コルセットで締め上げていたから気絶することが多かったらしい
おそろしいわ

60年代のビートルズのコンサート映像なんか見てもファンの女の子がバンバン失神してるね
ああいうのは流行とか集団ヒステリーとかで自然に起こるのかな、今はあんまりないよね

>>616
自分もレスリー・ハワードが演じたアシュレーはあれでいいと思う
今でも「草食男子」て言葉を聞くと、レスリー・ハワードのアシュレーが浮かぶ

ヴィヴィアンと同じくこの人も本当はイギリス人で
典型的な英国紳士の役が得意だったみたいね

たぶん、いかにもアメリカンなクラーク・ゲーブルと対比して
「アメリカ男＞（超えられない壁）＞英国紳士」みたいな構図を示す意図もあったんじゃないかと

なお、実際のレスリー・ハワード氏はボギーを悪役から抜擢したり信義に篤い人で
「風と共に去りぬ」から四年後、乗っていた飛行機を敵のドイツ軍に銃撃されて墜落死した
どうやらリアルＯＯ７だった可能性もあるみたい

>>612
相手が見えていない恋愛の顛末ならプルースト『スワンの恋』
（シュレンドルフの映画を TV で見たが ... ？？？ だった）

相手が見えず執着して発狂する恋愛の極め付け映画は「アデルの恋の物語」
（ビクトル・ユーゴーの娘アデルの日記みたいなものが見つかってトリュフォーが映画化）

相手が見えてきてハッピー・エンドの映画は「昼下がりの情事」
（原作はクロード・アネの小説『アリアーヌ』）

小説も映画もアシュレーが好きだ

小説も映画もメラニーが好きだ

スカーレットやレットはいちいち大騒ぎしすぎ
近くにいたらほんとうんざりしそう
時代的にスカーレットの妹たちも可哀想に思う
恐ろしい姉だよ
軽率な行為から直情似非紳士脳筋男たちに
黒人リンチさせるような浅はかなところ、なんかほんと嫌だった
結果的に旦那殺してばんばんざいだしね、
おかげでレットと不倫にならなくてまだましだったと言うべきかね
レットはスカーレットの連れ子二人をまったく可愛がらず
男はそのうち戦争にでもやればいいと言い放ち、アデノイドのブス娘は適当に扱うところの描写が
リアルすぎて気団板でも叩かれそうなクズ
ボニイだけを溺愛した結果がアレ

>>626
レットはスカーレットの連れ子たちも可愛がってるよ
最初の夫チャールズとの間の息子はちゃんとレットを慕っている描写があるでしょ
ボニーは実娘だから愛情が濃かったというだけ

レットが実子たちを放置するスカーレットを非難する場面があるのは
彼自身は継子たちに優しく接している前提があるからだよ

あの話に出てくる男性たちは基本的に愛妻家で子煩悩だから

時穴みみか/藤野千夜
YAっぽい話でルート225が好きだからとてもおもしろかったし最後は泣いた
現代の小学生女子が昭和49年にタイムスリップする話だけど昭和のパートが懐かしい
日テレ辺りでドラマ化しないかな

ハーレクインから社名変更のハーパーコリンズ・ジャパンから、文庫レーベル「ハーパーBOOKS」。
ミステリ、ファンタジー、映画原作などが中心になるそうです。
創刊ラインナップ
http://www.harpercollins.co.jp/new/index.html

読書の奥様方圧縮チェッカーで下にあるから書き込み

忘れられた巨人よかったこれからわたしを離さないでも読む

>>626
元同僚にリアルスカーレットな人がいたけど、あんまり気が強すぎて
息子が不登校になった。ウェードも今の時代なら不登校になったかもね。
初めて読んだ中学生の頃はスカーレットが好きだったけど、３０代になったら
嫌いになり、今はまああの子も可愛いところがあるよね。って感想。
しかし現実のあんな母親や姉は勘弁してほしい。

>>629
今後のラインナップにちょっと期待

悲嘆の門　下　終わりました。
上巻の方が楽しめた。

英雄の書→悲嘆の門→　次　つづくかも　コウダッシュのその後

>>629
映画原作に期待

伝奇集を読んだ
ボルヘスにハマりそう

クシエルの矢があまり捗らない。
のれてきたら面白いんだろうけど。

宮部みゆきの「孤宿の人」
読み終わってしばらくたつのにまだ余韻に浸って放心状態が続いてる
頭の中でドラマ化するなら…と妄想も一通りしたw
次に読む本が選び辛い…読書熱が燃え尽きてしばらく本から遠ざかるいつものパターンに陥りそう
こういうときの気持ちの切り替えってどうしたらいいんだろう

小手鞠るいの猫の形をした幸福を読んだ。
北アメリカの美しい自然が眼に浮かぶようだった。

安部公房の『方舟さくら丸』を読み終わった。
1人の男が自分の信じる世界終末の物語を持ち、虚構の状況を作ってそれを生きようとする物語だ。

>>638
エッセイや新書を読むのはどう？

今年はとても順調に読書してる、語学もやりたいし
他の複数の趣味に手が回らないのでとりあえず趣味１つ減らすｗ
最近、朝井リョウ氏が気になってるけど読んだ奥様いらっしゃいますか？

何かの作品の余韻に浸ってる時は、徒然草みたいな何処からでも軽く読めば良いよ〜みたいな本が良さげだね

>>641　今日何者（文庫本がでたので）買ってきたよ。直木賞ですよね。
桐島と、もう一度生まれる、星宿りとか読んだ。切ない思いになりますね。

>>641
語学の勉強に、その国の小説を原語で読んだらどうだろう

>>643
直木賞ですか、試してみます
26歳って若い！ｗｗ

>>644
英語は月１冊程度読んでるけど今度は別の言語を一から勉強するんだ〜
単語から頑張らないと…いつか原書で読みたい

>>641
読んではないので申し訳ありませんがこの前ラジオのブックレビューで
朝井リョウの『武道館』を紹介してたけど面白そうだなと思いました（小並感）

朝井リョウって会社員と兼業だったはず…と思ったら最近専業になったのね

シャルロッテ・リンク「沈黙の果て」上下
犯人は割とすぐわかるし、面白いとも感じないから人にお薦めもできないのに、
なぜか徹夜読みしてしまう不思議なミステリだった

ドイツの国民的作家らしいが、この小説の舞台は英国

朝井リョウはラジオを聞く限り、リア充すぎて時々まぶしい。
エッセイでもそう思ったし。
兼業のほうが幅が広がる人だと思っていたけど、
今の世の中兼業より専業かな。

>>641
新書いいかも！
余韻の邪魔にならずすんなり入れそう
もし新書お勧めあったら教えてください

>>648
私はわりとおもしろく読みました。
ミネット・ウォルターズの下位変換みたいだな、と思った。

>>640
阿部公房、短編だと軽い語り口で、いいのか日本語これでｗって思うような文あって
うかつにも噴き出してしまったりするｗ

武道館も良さそうですね
筆の速い作家さんなのかなー

>>650
このスレで以前話題になった「論文捏造」
面白かったです

>>637
フェードルがあの体質と被虐的美貌でありながら男っぽいと言っていいぐらい義で動く子で
彼女の健気さ凛々しさエロさｗで私は相当ノレた

メリザンドが私はどうしても怖くて（愛や性欲による執着ではなく、かつ性格悪いとか
グロ趣味だとかではない、憎悪を含まないサディズムをどう受け取っていいかわからない）
この悪者どうなっちゃうの！？という子供っぽい興味が読み進める燃料だったかもしれないｗ

「クシエルの矢」だけでも話は一段落するからよかったら読んでみて〜
（三部作全9巻あるけど…）

>>645
E.T.A ホフマン「スキュデリー嬢」（独語）なんてどう？
岩波文庫にあります（今は書店にないみたい。図書館または Amazon の中古）
原文は Amazon で取り寄せられます（1,839 円）
E.T.A ホフマンは「くるみ割り人形」の原作者。
（森鷗外が「玉を抱いて罪あり」という題名で翻訳しているが、順序とか、かなり原文と違う）
実質的には推理小説。

全文朗読が Youtube に上がっています。
「スキュデリー嬢」（E.T.A ホフマン）
https://www.youtube.com/watch?v=Jcg9uTZpj1I

独語でも仏語でもこういう Audio Book が沢山ありますよ。

東野圭吾　ラプラスの魔女借りた。
通勤のお供ｗ

>>652
砂の女しか読んだことないけどそういう本も書くんだ？
借りてみよう

奥田英朗の「ナオミとカナコ」
やっと図書館から回ってきて読みましたあ

いやぁ、やっぱり奥田さんは面白いなあ！
途中のカナコの章からはもうページをめくる手が止まらなかった
人物像がハッキリしてるのと、歯切れのいい簡潔な文章が
ぐいぐい読ませるのよね
上質なミステリーというより、これはブラックユーモア含めた
心に悩み抱えた㊛同志の結束と自由求める「夢」への旅立ちだな
謎の？いや、現実の？中国人社会も垣間見えて、飽きなかったぁ

>>656
これと比べると、人物の深い心情とか内面がいかにも
さっぱりしてるのが東野作品ですね
　東野の「無幻花」っての最近、読んで、つくづく思った
まるで、小説じゃなくてシナリオ読んでるみたい
　ちょっと前に久々読んだ加賀シリーズの「祈りの幕が下降りる時」ってのは
久々の感動作だなって感じたけど、これもいかにも映像意識してますって作風だったな

でも、仲良くなった図書館員さんの話しだと新作発売とと同時に、一日で二十人は予約が入る
東野人気は、もう別格だって言ってた。なんだかんだで人気は衰え知らずみたいね。

奥田作品いいよね
噂の女もおもしろかった

私も奥田作品、次々と読んでいるところです＾＾
以前ここで知った「オリンピックの身代金」が面白かったので。
（つい犯人を応援したくなるw）

今読んでいるのは「我が家の問題」で、短編も楽しめました。
でもエッセイは、私にはイマイチだったなあ

東野さんの新作文庫本「禁断の魔術」酔っぱらって買ったけど、
途中でほったらかしたまま。
もう私には食指が動かなくなったみたい。

>>659
噂の女私も好き
オリンピックは未読なので読んでみよう

>>652
安部公房は高校の現国の教科書に載ってた「飛ぶ男」がシュールで面白かった。

脱出記面白かった
シベリアからインドまで徒歩って！

>>663
面白そう。こんな本知らなかった。
歩く旅モノなら「シルクロード・路上の900日」も面白いですよ。
自分探し系のバックパッカー旅行記だけど。

河口慧海の「チベット旅行記」も面白いよー

朝井リョウの「何者」からちょっとそれまでとトーンが違う
賞を意識して背伸びし始めた感じ
それ以前の瑞々しい感じが良かったのにな
「スペードの３」は中年女の描き方がうまくて驚いた、すごく若いのに

ヨルン・リーエル・ホルスト『猟犬』（早川書房）を読み終わった。
テンポがよくて、土日に一気読みするにはもってこいのミステリー小説。
面白かった。

ETAホフマン！昔結構はまったな懐かしい
メジャーな文豪の重みはないけど
その分読みやすくてちゃんと満足できるとこまで話を展開させてくれる
あと天才にありがちな病んだ話題も不思議と健康的な語り口が同居してて読んでて全然疲れない
あーまたなんか読みたくなってきた

E.T.A.ホフマン『牡猫ムルの人生観』（Lebensansichten des Katers Murr）。
漱石の「吾輩は猫である」の元ネタだという学説がずいぶん前に出ていたが、
今はどう評価されているんだろう？
「吾輩・・・」には、ムルとシャルル・ペローの長靴を履いた猫のことが言及されていたと思う。

木嶋佳苗の「礼賛」
怖いもの見たさで図書館予約入れといたのがやっときたんだけど
数ページ読んだだけでナンジャコリャ感がハンパネーーｗ

まだ幼少期の思い出パートなんだけど、笑える盛り盛りエピのスタートダッシュ・・・
牛の方が人の何倍もいるという北海道の小さな町にある彼女の家の光景は
・母が用意してくれたアフタヌーンティーセットはクイーンアンシェイプの〜
・祖母の嫁入りし道具のスタインウェイのマホガニーのピアノは〜
・父はラフマニノフのヴォカリーズにダイヤモンド針を落とし〜etc。

とにかくモノと食い物に関する記述が無駄に詳しく
初潮あたりのキモイ記述を読むと、後年の性への執着が納得できる

最後までこのペースで行くのかと思うと激しく萎えるけど、
ツッコミ入れながら犯罪者の心理を垣間見させてもらうと考えればいいかもｗ

裏稼業　ジョン・グリシャム

古本で購入。
この週末読み返したけど面白い。
グリシャム得意のパターン。
無力な個人が、知恵と大胆な行動力で道を切り開くという
物語がスカッとする。

ちなみにいろいろ問題ありといわれる超訳です。

>>667
私もおもしろかった。
こういう仕事熱心だけど頑固なおやじ刑事もの好きだ。
これが売れたらシリーズ最初から出してくれるかな。
最近北欧のミステリが続々と翻訳されてうれしい。
アメリカより北欧の方が日本人のメンタリティに近い気がする。

超訳か．．．
「真夜中の向こう側」と「真夜中は別の顔」を読み比べたけど
なんでわざわざあんな風に訳すのかと。読者を見下してるとしか
思えなかった。スティールを読みたいけど超訳だと拒否感が。

奥田英朗「邪魔」読了
ネタバレあり。
上下巻あってサクサク読めたけどオチが嫌ー！！



恭子さんバカ過ぎるよ…
胸糞悪いったらありゃしない
やっぱり単細胞はハッピーエンド以外は受け付けないんだな

噂の女評判いいみたいなので読んでみよう

わぉ。噂の女の感想を書きに来たところｗ
これは「悪女について」からアイディアを獲たのかな？
「悪女について」と違って、悪女よりも章ごとの登場人物の方に焦点が当たってた分
悪女そのものを満喫出来なかったのは残念だったけど一気読みした。
富小路公子は魅力的な悪女って感じだったけど
美幸の中身はDQNに近いイメージを受けたなぁ
外見は貫地谷しほりで脳内再生してた。
ドラマ化したら面白そう。
保母さんのその後が気になる･･･
それにしても地方の公務員ってスゲー

次は湊かなえの母性を読もうかなと思ってる。
題材は、かなり好み。
でも港かなえ作品は「告白」しか読んだことないけど
文章ヘタくそだな･･･と思ってイマイチ入り込めなかったんだけど
それ以降、上達してるんだろうか？

吉田修一「路」
なかなかおもしろかった
外国の様子がこんな風にいきいきと描かれてる小説を読んだのは久しぶり
吉田さんの中であ世之介路線ですかね

今更ながらグロテスク上だけをよんだけど、すごいね
「私」が憑依したみたいになって、自分を見失いそうになったわw
読んだものに、短期間だけど影響されやすいタイプだから、グロテスクはやばそうで避けていたんだよね
下はやめておこうかな
でも、面白かったから読みたいな

他スレで話題になってた旅のラゴスがすごくよかった

「旅」がテーマの本の紹介スレだったんだけど砂の女見たときは違うようなあってるような複雑な気分だった

旅のラゴス、懐かしいなあ。
中学生のころよんでいまいちだったけど、今読んだら味わい深く読めそうだ。

「旅のラゴス」今すごく売れてるらしいね
なぜなのか理由はわからないみたいだよ

>>655
勉強開始する言語はフランス語です
アルファベットの読み方からがんばりますｗ
今はオーディオブックがこんなにあるんですね

くるみ割り人形読んでみようかな
内容知ってるけど読んだことなかった

>>679
読んで読んでー
とりあえず最後まで辿り着きましょう
私も感想を誰かに言いたくなった作品でした

>>658
その作品から奥田英朗にはまり、ほとんど読みました
「無理」「邪魔」「最悪」「オリンピックの身代金」が
面白かった。

昭和の犬、あんな両親でもいてくれて良かった思えるなんて
切なすぎた・・・

「昭和の犬」での両親の描き方はもう両親を恨んでないし、
自分の青春時代を嘆いてもいない感じがして、吹っ切れている感じが
逆に切なかった。

「空に住む飛行機（改題：ドールハウス）」とか
両親はあまり出てこないけど
吹っ切れてない感じが私は怖かった。

>>681
私も中学の頃読んでふーんと思ってたけど去年ここで名前見て読み返したらすごくよかった
本に合う年齢ってあるんだなと思ったよ

本に合う年齢ってあるよね
ファンタジーは面白いけど乗り切れないのがあって
それは本が悪いんじゃなくて自分が汚れてるからってのがある
もっと無知な子どもの時に読んでたら夢中になれたんだろうなあって

年齢ってあるなと思った

デルフィニアあと１０年若い頃出会いたかった
テンペストも１０年前なら違和感なく読めたかも
惜しいことをした

逆に40代50代になってファンタジーや恋愛モノを楽しめるようになる、ということもあるかもしれない

児童書は字が大きいから老眼にも優しいよね

>>690
若い頃はファンタジー要素入った話は「ケッ」って感じで受け付けなかったけど、今は森見とか万城目とか面白く読んでるわ
実生活にファンタジーが無くなったからだと思うｗ

>>690
40代でデルフィニア読んで、チート設定もほのぼの読めた。
だから昔合わなかった創竜伝にもチャレンジしたけどこちらはまだ無理のようだった…

ファンタジー好きだけど、ナルニアを大人になってから読んだら
キリスト教的な説教臭さが受け付けなくてダメだった
勿体無いけど、育った文化の違いによる不理解は致し方ないのかも
欧米のホラー映画も悪魔が出てくると萎えるしな

創竜伝は若い頃に読んで面白かった
お涼様シリーズが左より電波と萌えで受け付けなかった

ナルニアとデルフィニアに手を出すか真剣に悩んでる

>>694
わかる
キリスト教アレルギーの自分は、大人になってから初めてナルニア読んだのでとにかくだめだった。
特に一話のアスランはイエス様すぎる。
ファンタジーは好きなので、妙な知恵のついていないこどもの頃に出会ったらわくわくしただろうに残念

宗教の説教臭さは嫌だけど、Sキングの小説に混ぜ込まれてる聖書のイメージや
モチーフは好きだ

小３娘が学校で借りてくるホラーシリーズが結構面白いわ。正直恐怖は全く感じなくなってしまったけど。
娘はキャアキャア怖がって、一人でトイレや二階に行けなくなってる。
全身全霊でストーリーを感じられるっていいよね、「だったら読むな！」とか言っちゃってごめんよ娘ｗ

>>696
初めて読んだ子供の頃も、
さいごの戦いの動物選別等のくだりには違和感があった

ナルニアの映画はどうなっちゃうんだろう
ナルニアは挿絵が素晴らしいだけに、実写映画は正直ちょっと、だった
でも魔術師のおいは実写で見たかった

映画版といえばダレン・シャン
原作が血生臭くてフリークてんこ盛り、しかも子供が殴られたり蹴られたり殺されたり
酷い目に遭いまくる話なんでどうするのかと思ったら、主人公を高校生にするという荒業ｗ

小説のいかがわしくて薄暗いイメージは映像では再現できず、子供だった主人公の行動をそのまま
高校生（しかも主人公、背が高くて大人っぽい）がやると考えなしで無神経のアホにしか見えず
残念な出来だったなあ

小さな図書館で読みたいものなかったから
久し振りに湊かなえ
後ろの貸出し票みると本当人気あるんだなと思う
本によっては誰も借りたことない本があるからさ

ああナルニアにはまれなかったのはそれか

自分も子どもの頃出会えなかったので
これが昔ならあのタンスの樟脳ザクザクが雪に変わるあたりもっと
ワクワクできたのにと単純にタイミング逃したと思ってたけど

>>701
バーコード管理じゃなく学校図書館？

瀬尾まいこ
僕らのご飯は明日で待ってる
小説を読みながら泣いたのは久々。瀬尾さんの作品は読みやすくて、家事の合間でもあっという間に読み終わってしまう。
どの作品も読了後に爽やかな気持ちになるのではまってる。

二十歳の頃、読んで気持ち悪くなった人間失格。
あれで太宰は無理だと思った。

三十代になってなんとなく受け入れられる気がして、人間失格を読み直し中。
今読むと面白いw

こういうとき本っていいなと思う。

太宰は何だかんだで文章が上手いよね
才能があるって、こういうことかと思う
若い頃に読んだ走れメロスが表題の短編集が面白かったな
東京八景、畜生犬、駆込み訴えとかが入ってて読み応えあった
また読んでみようかな

太宰の文章は現代的だと思うわ。
リズム感が古びていない。

畜生犬×
畜犬談○

＞畜生犬
ものすごくときめいたネーミングなのに打ち間違いか…ｼｮﾎﾞﾝ

人間失格って何が失格なのかわかんね…だったよ中学で読んだ時は
いいことしてない？道徳の教科書なら褒められることじゃないの？
大人になって再読したらまさにそれだからこそなのだ、ってものすごくゾクゾクした

畜生犬ｗ
お婆ちゃんが「隣のトトロ」を「近隣の畜生狸」と言います･･･というコピペ思い出したｗ

年齢によって本の感想が変わって来るって分かる。
先日「母の遺産」を興味深く読んだけど、
これを20代や30代前半で読んでたら、壁本になってたなーと思う。
それとは逆で先日買った「獣の奏者」がムリだった。
半分でギブ。
完全に別世界のファンタジーって、ムリだった。
想像力が追いつかない。
見たこともない怪物や民族を想像して楽しめる脳が無くなった。
パラレルワールドぐらいなら楽しめたかも。

「獣の奏者」って絶賛してる感想しか見たことなかったから
ファンタジー関係ない名作なんだろうと思ってた。

私は「この世界はそういう設定になってる」ルールが苦手で
SFやFTは避けていたけど食わず嫌いで名作逃してるのかな。

>>711
＞私は「この世界はそういう設定になってる」ルールが苦手で

あー、私もファンタジーのそこが苦手かも
あとやはり想像力が追い付かないの
半径500m私小説みたいなのが好きだわ

>>711
後半二行に全く同意だわ
それがしっかりしていればしっかりしているほど駄目なのよね
近未来、なんとなく今と違うってのが文章から読み取れる程度なら平気

私もファンタジーとかあまり好みじゃないけど、「獣の奏者」はかなり
面白かった。

>>711-713
あー！もう首がもげるほど同意！
獣の奏者は「この世界はそういう設定になってるルール」が凄い綿密で
それがハマる人はハマって、グイグイのめり込むんだろうけど、
なんせ私も半径500mの女なので、
細かい設定されても、読んでるうちにどんどん面倒臭くなって
置いてきぼりになった。
半径500mの女は壮大なファンタジーを読んじゃいかんって、自分で思ったｗ

FTもSFも苦手だけど好きな作家がパーンの竜騎士シリーズ褒めてたから読んでみたら
文章が超読みにくいのに面白かった

>>711
>>713
夫婦でファンタジー好きなのに同じ作品にはまらない理由がよくわかった
私はゆるゆるが好きで旦那はガッチガチの設定が好きだわ

>>715
>細かい設定されても、読んでるうちにどんどん面倒臭くなって
>置いてきぼりになった。

設定資料集読んでる気分になるよね

＞ガッチガチの設定
「アンドロイドは電気羊の夢を見るか｝」にハマれなかった理由がわかった…
ニューロマンサーはなぜか面白かったんだけどな。

>>711
私はガチガチ派なんだ〜と言う事が今分かったわ。
子どもにも笑わられるくらいにファンタジー好き。

ファンタジーといえば、何だっけハゲネズミみたいなのが出てくるやつ。
面白いというのを信じて全巻一気買いして、１冊の途中でギブアップ。
合わないというのがわかったので、それ以来ファンタジーには近づかない。

新世界よりは友愛が受け付けられなくてしばらくほったらかした後に再読してやっぱりダメだったw
子供時代のほのぼのまでは良かったんだけど
途中すっ飛ばしてラストの探索は好きなんだけどね

新世界より読み込んでるw
子供時代からわりとあの世界の歪みに対するヒントが散りばめられてて
何度も読むと新たな発見があって面白い。
眼鏡さえあれば何か変わるのかもとか考えてみたり。

でも夫は>>711と同じでファンタジーは全くだめだよ。
設定が受け入れられないみたいで、頭に入ってこないと言ってた。

上橋菜穂子さんの話題がでてるのでちょっとだけ聞きたいのですが、聖霊の守り人シリーズ人に勧められて最初だけ読んだのですがどうしても文章がハマらず挫折、以来手を出せて無いのですが
この獣の奏者や鹿の王辺りを読んだ方の文章の印象をお聞きしたいです
ストーリーなんかを聞くと好みなんですが…

新世界よりも獣の奏者もダメだったけど十二国記は大好き

上橋菜穂子も好きだけど、
友人に薦められて読んだ沢村凛の「黄金の王 白銀の王」が
ファンタジー作品の中で一番好きかもしれない。
魔法とか出てこないタイプのファンタジー。
というか、あんまりファンタジーぽくないのかな？

>>723
守り人がダメなら獣の奏者もダメっぽい
あと獣の奏者は読みきった後、私は真っ白になってしまった
>>725さんのお勧めしている「黄金の王〜」は私もすごく面白く読めて、買って良かったなと思う一冊

獣の奏者は他の人は何もわかってない！他の人はわかってないということを他の人はどうしてわかってくれないの！な
エリンの独善っぷりがどうしても嫌だった
（後半2編はエリンの息子が輪をかけて苦手なタイプで…一応最後まで読んだけど）
だけど精霊の守り人は第1作の導入部から最終話の終わりまで夢中になって追いかけた
同じ作者の同じジャンルでもそういうブレが（私は）あるので怖くて鹿の王がまだ読めない…

空色勾玉シリーズは可もなく不可もなく嫌じゃないけどハマれない、ぐらい
十二国記は話は面白いけどキャラクター同士の掛け合いが寒くて半笑い半引きで読んでしまう
話は面白いんだけど…新作はあと何十年経ったら読めるんだろｗ
沢村凛が気になる、読んでみよう

>>727
すべてに同意できるwww

獣の奏者は絶賛してる人ばかりで自分が変なのか？と思ってた
ちょっとホッとした

ガチガチ設定苦手に一票あげ
この人の脳内設定知って一体なんになるんだろうと汚れちまった考えが過る

ノンフィクションの「事件の構図」や「裏金の流れ」とかは興味深く読めるんだけどねえ

ファンタジーは「終わりのない物語」と「十二国記」
「雷の季節の終りに」も好きだ

今日はSFやファンタジーに関して同じように思ってる奥様が多くてホッとしたw

獣の奏者でとにかくイラついたのは霧の民だ
知っているならちゃんと伝えろ！

>>715
私は逆に半径500mの小説ってのがダメだわ。なんていうか、例えば海外小説やSFファンタジーで
主人公が奴隷にされて殴る蹴るの酷い目にあう話でも展開や設定が面白ければ楽しく読めるけど、
半径500mの小説で主人公が罵倒されたり殴られたりすると、なんかすごく自分も傷つく。

距離感があまりに近い小説だとフィクションとして楽しめないってことかな。
半径500mで介護とか病気ネタだと読んだあと本当に落ち込んじゃう。

ファンタジー好きだわー(設定資料集の類いも大好きなので、たぶんガチガチ派)

ハリポタも完走した。原文で読むような語学力は持ってないし、日本語訳も特に気にはならなかった
むしろ、１巻の訳で「面白い！」と思わなければ、続編を読む事はなかった
でも、最終巻のやっつけ感が半端ないのと、作中で好きなキャラが全員死んでしまったので、最終的には壁本だった
炎のゴブレットあたりで離脱すれば良かった…

苦手だという意見も、合わない理由をしっかり考察してくれてると不快じゃないよね

>>734
私もどっちかというとそうだわ
たとえば氷と炎の歌（中世ヨーロッパ風ベースにドラゴンとかがでてくる）に
好きなキャラがいるけど、あの人が現代社会にいたらドン引きする

ガチガチ設定苦手なタイプの人は、やっぱり歴史物や時代物
特に価値観が現代とかなり〜まったく違う舞台も無理、なのかな

もちろん私も好みのオリジナル設定といまいち合わないってのがある
合うものだと、箱庭を眺めるだけでにやにやしちゃう感覚

ガチガチ設定は若い時はどっぷり楽しめたが最近はそうでもなくなってしまった（残念）
SFが紹介されてると読みたくなるのに、実際読んでみるとダメなのも悔しい
短編ならまだ大丈夫なんだけど
でも時代物は好きだ
海外ものも好きなんだけど、自分にとってはちょっとファンタジー入ってるかもしれない、と、この流れで思った

>>734
あ、私もこれだ。すごくよくわかる
異世界に没入するために読書してるかも

ただ現実世界でも、あなたの知らない世界的なのや、犯罪を扱ったノンフィクションとかは
自分の世界とかけ離れているから興味深く読める

身近なものが駄目ってわけじゃないんだよね
むしろ現代社会が舞台なものだと
ハイスペックイケメン（代々大金持ちの家の息子で会社役員とか）が
平社員にフォーリンラブ、なんていうご都合設定が苦手
でも異世界の平民が王族や貴族のイケメンに惚れられる展開ならオッケー

我ながら贅沢なんですｗ
若い頃はそれなりにいろいろ読んでみたのに、年とったら好みのものばかりに落ち着いてる
人生後半戦でシフトチェンジ当然と思いつつ冒険心を失ったようでちょっと複雑

私は三崎亜記みたいな、違和感を感じる世界だけど説明が乏しく、自分で推定する範囲が広いファンタジーが好きだな。

私は人が暴力をふるわれたり騙されたり裏切られたりするのが耐えられなくて
そういうシーンが出てくるとざっくりページを飛ばしてしまう
飛ばさなかったら読みかけのまま放置する羽目になる
おかげでクリスチャンだけどカラマーゾフの兄弟は読もうとしても毎度挫折するｗ

吉村萬市は大丈夫だけど伊藤計劃が駄目

SFを読んだ事がないので人からおすすめされた
「われはロボット」を読んだけど面白かった
「たった一つの冴えたやりかた」はこれを読んで泣かない人は人間じゃないらしいけど、泣けなかったｗ
宇宙すぎる話は苦手だ

「それを愛とは呼ばず」桜木紫乃

こんな雨の降ったジメジメして気持ちが落ち込む気候に読む本ではなかった。
相変わらず湿気が多く感じる本だった。
読み終わったら、太陽の光を思いっきり浴びたい気持ちになった。

>>744
SF読み慣れてるほうだと思うけど
わたしも「たったひとつの」は全然ダメ
あれは萌えがないとダメなんじゃないかと

>>744
「必ず泣く」って推薦された本は先入観もあって感動しにくいかもね
私は「たった一つの冴えたやり方」は中学生の時に読んだから気に入ったけど
泣きはしなかったなあ

アシモフは「鋼鉄都市」がすごく好き、ロボットと人間のコンビ刑事物
設定はガチガチだけど人間型ロボットが普及して人間と仕事するようになったら
こういうことも起こるだろうなってリアルがあっていい

SFかあ
ブラッドベリとフレドリック・ブラウンで止まってるわ自分のSF歴

距離とか通貨が架空のものになると、突然理解が出来なくなる
でも、苦手意識で敬遠してた十二国記はめっちゃ面白くて、今は一番のお気に入り

何事もチャレンジだな

>>742
クリスチャンの人はキリスト教的常識が前提となっている海外物をスラスラ読めたりするんでしょうか？
それが示しているであろう深い意味を知っていればもっと面白いのかなあ、と思ったりする。
カラマーゾフの兄弟は3ページに1つくらい聖書の引用があるから、傍らに開きながら読んだのだけど
「うん、○○書で誰それがそう言ってるけど、だからなに」としかorz

黄金の羅針盤では洗礼者ヨハネの祝日を約束の日とするんだけど、読む人が読んだらなぜその日なのか納得したりするのかな。

>>749
十二国記はそういう書き込み見るたびに手を出したくなるけど完結するか気になって手を出せない

十二国記は戴がアレな場面で終わってるだけで
他も完結しないままだと思うから気にせず読みんしゃい

十二国記は群像劇で未完と言われているものも話の流れとしてはきちんとまとまっているよ
たしかに気になるし他にも伏線らしきものはあるんだけど上下巻の下巻が無いわけではないから読んでみて
ラノベよりなので設定を前面にだしたものではないから

>>744
「たった一つの冴えたやり方」は邦題訳がうまいけど
本文訳も内容自体も今一つだと思った

>>750
この間テレビで池上彰が現代の国際情勢を理解する上での聖書の知識の重要性を説いていましたが、
知識があるとすらすら読めるかはともかくとして、理解しやすくはなるかもしれないですね
でも、神学とか聖書学なんていう学問が昔からずっと続いていて今もなお議論されているくらいだから
一般信徒が聖書のすべてを理解することはまあありえないし、自分の属する教派と著者の教派での
解釈が多少異なればやっぱり著者の意図を理解しがたいことはあるかと（大きくはズレないにしても）
あと、聖書全体を読まず○○書で誰それがそう言ってる、というその部分だけを細切れに参照しても
ちょっと理解しにくいかもしれません
その○○書が書かれた時代に至るまでのユダヤの歴史や思想の流れ、文化や習慣等の背景があってこその
「ナンチャラカンチャラ〜」（とっさにいい例が思い浮かばないｗ）という聖句なので。

黄金の羅針盤は読んでないから洗礼者ヨハネのもつ意味については想像もできなくてごめん
しかも無駄に文章長くなってこれまたごめん

三津田信三「蛇棺葬」「百蛇堂」読み終わった
この人のオノマトペがすごく苦手で、文章も上手いとはいえずなんとも読みにくいのに
ぐいぐい引き込まれて結局は面白かったのかなぁ…という微妙な感じｗ
作中三津田さんが関口くんとかぶるわ

>>755
横からごめんなさい
「狭き門」て作品読んでらっしゃいますか？
信仰と恋の間で揺れて信仰を選ぶ女性をイトコ視点から見た話で学生時代に読んだんですが私はクリスチャンじゃないのでいまいち納得できなかったんです。彼女が不幸な人に思えました
クリスチャンの方から見たらまた違うんでしょうか？
もし読んでらしたら感想教えてください

>>757
「狭き門」ジッド（ジイド）ですよね？
昔々に一度きり読んだだけでろくすっぽ覚えていないので色々おかしいと思いますがご容赦を
一応あらすじは調べましたが…

まず、聖書には「人は二人の主人に仕えることはできない」といった文言がありまして
「だから神と富との両方に仕えることはできないんだよー」と続くのですが
この富とは金銭的なものに限らず、この世での幸福一般をさすと解釈されることが多いようです
また、神に仕える修道士や修道女が生涯独身を保つのも、（純潔を保つという以外に）この聖句に由来すると
聞いたこともあります
これらのことを考えると信仰篤き「狭き門」のヒロインがこの世の男性との愛を生きることを断念するのは無理からぬことかと
それに神の道へと至る「狭き門」は狭すぎて二人並んで通ることはできないのです
ひとりひとり、別々にでないと

キリスト教（おそらく他の宗教も）は自己犠牲を重視します
キリスト教では自己犠牲はすなわち愛で、それは全ての人の罪を贖うために罪なき人（イエス＝キリスト）が
十字架にかけられたことに由来しています
この「自己犠牲」の賛美というか憧れというか絶対視は日本では「塩狩峠」をはじめとする
三浦綾子の多くの作品によく見られますよね
先に言及した「カラマーゾフの兄弟」のドミートリイはじめ多くの海外作品にも描かれていると思います
そういう意味で、彼を門の内へ通すために恋を断念した「狭き門」のヒロイン本人は
まず自分を不幸と思ってはいないのではないでしょうか
（たとえ多分にナルシスティックなものであるとしても）最高の愛の表現を自分はしている訳なので

あと、昔流行った「大阪で生まれた女」という歌を御存知ですか（関西限定の流行かも…？）
大阪で生まれた女やさかい東京へはよう付いて行かん、とは言いながらも東京で成功しようという夢を抱く男のために
生まれ育った家を捨てて東京に出て行き、でも結局は男の夢の実現（と自分の家族による呼び戻し）のために
大阪にひとり帰ってゆく少女の話
少女は後に、愛した男がとうとう夢を掴んだことを知ります
これはもちろん信仰とは無関係な歌ですが、たとえごくごく身近な世界のお話であっても
人のために自分の幸せを犠牲にすることはままあることで、そうしたからといって別に不幸とは言えない、という
ひとつの例であると思います

長くなりましたが一言でいうと「別に不幸じゃなかったと思うよ！むしろ結構満足かも！」ですｗ
信仰の薄い者が一生懸命考えたことなので浅い感想でその割に長くて申し訳ない

へぇパッと思い出したのがスレチだけどワーグナーの指輪とかトリスタン
題材は異教的だけど彼もキリスト教文化の人なんだと思えてくる

ヨーロッパ旅行で行った美術館では、作品解説があちらの言葉だったので
何となくしか分からず、ギリシャ神話や聖書の素養があったらもっと面白かった
だろうにと思った。美術に関してはその手の本も出ているよね。
文学についても解説本があったらさらに楽しめるのになー。

>>758
そうですジッドです！
両想いなのに何故わざわざ苦しい道を選ぶの？辛いでしょ？って不思議だったんですが750.751って読んだら理解できました！
本人は幸せだったんですね。結果的に相手にとっても一生忘れられない女性になれたわけだし
ずっと心の底に引っかかってた作品だったのでこれですっきりしました。解説ありがとうございました！

ギリシャ神話は若い頃読んだ暮茂一のが面白かった。
格調高い文章なのに時々「ずらかる」「ぶち込まれる」なんてなんて
言葉が出たり下世話なコメントがあったりして。

前にもここで聖書の話題が出たけど、簡易な口語訳の新旧約聖書をざーっと
ひと通り読んでおくだけでかなり違うよ

聖人名や地名、主要なイベント、よく引用される有名な聖句はどういう状況で
出てきたのか、それが分かるだけで9割方理解できるはず

ただ宗派によって解釈の違う部分（煉獄はアリかナシか、無原罪の御宿りの意味、
象徴と具現、儀式等）は作者の背景を知らないと分からないかもしれない

>>750
> 洗礼者ヨハネの祝日

カトリックや東方正教会の認定してるヨハネの誕生日で、夏至の日だよ
北欧の古代宗教の夏至祭と結びついてできた祝日で、クリスマスやハロウィンと似てる

そういえば、映画「ことの終わり」（原作はグレアム・グリーン）のヒロインの行動も
クリスチャンならではだと思ったな

十二国記、私も好きなんだけど、文章も好きなんだけど、
子供が生まれるシステムや王と麒麟システムがやたらと人工的なのが気になる
そこがシリーズの根本的な謎解明の伏線なのかもしれないと思い続けて
はや○年、とにかく戴国の話だけでも終わらせてほしい……

グレアム・グリーン『The Basement Room』が英語のテキストだった。
映画化された『落ちた偶像』を TV で見たが、映画の方がずっと良いと思った。
『第三の男』も映画の方が良いと言われている。

G.K.チェスタトン（ブラウン神父シリーズが有名）、グレアム・グリーン、イヴリン・ウォーは
第一次大戦後の英国でのカトリック改宗ブームの代表者。

洗礼者ヨハネは、「ルカによる福音書」では、エリザベトの子供。
エリザベトの夫ザカリアの元に天使が現れ、洗礼者ヨハネの誕生が告知される。
その 6 か月後にエリザベトの親戚のマリアのところに天使が現れ、イエスの誕生が告知される。

だから洗礼者ヨハネの誕生日は 6 月 25 日。クリスマスの 6 か月前。
モーツアルトに洗礼者ヨハネの誕生を祝う歌ありますよ。
今は CD が手元にないけど。「戴冠式ミサ」のような、いかにもモーツアルトらしい曲。

キリスト教（ユダヤ教）ネタの厄介なところは、聖書に書かれたことの他に
解釈が無数にあること、後世に付け加えられた新キャラとか新設定がﾑﾁｬｸﾁｬ多いことかな

>>764にある「煉獄」なんて聖書じゃ一言か二言、何かの例えみたいに出てきただけなのに
カトリックでは煉獄認定してみたり、ダンテが「神曲」で地獄・煉獄・天国三部作なんて
やったもんで、それが有名になっちゃったり（でも二次創作）

でもまあ、基本の聖書は押さえておいて損はない。英米文学だと後はシェイクスピアか

シェイクスピア原書で少しずつ読んでるけど難しすぎ
でもリズムを意識して読むとちょっと気持ちいいね

>>765
私もそこがなんか苦手
漫画のそういう設定は全く気にならないのになぜか十二国記だけは引っかかった

>>750で洗礼者ヨハネの祝日の事を書いた者です。
黄金の羅針盤の作中で「夏至の日、洗礼者ヨハネの祝日よ」というライラのセリフがあるので
その日が夏至というのは明らかなのですが、洗礼者ヨハネの名をわざわざ出すことに何か意味が込められているのかな？と。
例えば日本人が「7月7日、七夕の日よ」と言ったら「七夕という事は、ははーんそういう事ね」と何らかの連想が起きると思うのですが
この物語で「洗礼者ヨハネという事は、ははーんそういう事ね」という連想はあるのかと…
単純に、年に一度のわかりやすい日付というだけなのかもしれませんが。
クリスチャンの人、もし興味があったら深読みしてみてくださいw

勉強になる
バッハ好きだから聖書は拾い読みすることあるけどほんと自己満だったんだとこの流れで思った
でもそれなりに流れはわかるので自己満でも無駄ではなかったw
＞聖書は押さえておいて損はない
同意です

>>770
黄金の羅針盤を読んだことないクリスチャンの人ですが、洗礼者ヨハネということで
洗礼の他には荒野で叫ぶ声、来たるべき救いの先触れ、道を備える者、悔い改め、斬首
あたりをキーワードとして挙げてみる
でも洗礼者ヨハネの日は6月24日だった気がするよ

ものすごい今さらだけど、みをつくし料理帖を読んだ。
ほのぼの小説って、イマイチ好きじゃなかったんだけど
読んだら、評判が良いのは納得。
なんて優しい世界。
いい人ばかりのこんな世界、私にとったらファンタジーみたいな世界だったけど
心が洗われたわ。なんか元気を貰えた。
人間の汚さ、ずるさ、内面のドロドロ･･･に最近疲れてたから
小説読んで癒された。
２巻目買いに行こう。

『方丈記』を読んだ。
短いんだけど、内容は面白い。
事件や出来事に対するジャーナリスト的な記述が興味深い。
鴨長明が現代に生きてれば、ノンフィクション作家になれたと思う。

十二国記大好きだけど、仙籍に入ってすごく長生きしてるはずの人が
外見年齢とまったく同じ感覚なのが気になるわ
特に海客の鈴。虚海を越えてから陽子に会うまで百年近く経ってなかったっけ
仙籍に入ると精神の成長も止まるのか

十二国記は読んでないが、封神演義(原作の方)の仙人なら精神の成長が止まったって言われても違和感ないな
仙人って昇仙する動機が死にたくないからって奴ばっかりだし、孫悟空も確かそのはず
そもそも、ウザい世俗から離れて自分の好きなことだけして永遠に生きたいわーってのが奴等の本質だと思う

>>774
以前週刊文春に掲載されたものですがもしよければ読んでみて。
もし当時スマホがあったら、２ちゃんがあったらｗ

http://shukan.bunshun.jp/articles/-/2058

老化の止まった肉体年齢で精神年齢も固定された、ってこと自体は構わないんだけど
十二国記の鈴の場合は「あの事件」をきっかけに成長した
と見せかけて
次の登場作ではまったく変わらない特別扱いされたがりの甘えたで要領わるのままなのでゲンナリしたｗ
まあ十二国記の見た目思春期少年少女は清秀や蘭玉の過度によいこの夭逝組抜かしてほぼ全員が
過度に内弁慶というかうちわにばかり強気の甘えたちゃんなんだけど

でも十二国記は好きだ。というか陽子の人生行路が好きだ。

聖書談義興味深いわ
特にこれといった信仰はないけど、雑学的な興味はあるので(敬虔な信者さんゴメンなさい)

聖書なら、阿刀田高の「旧約(新約)聖書を知っていますか」が読み易いと思う
基督教だけじゃなく、他の宗教についても(ざっくり)知りたい時は
橋爪大三郎「世界がわかる宗教社会学入門」もオススメ
背骨だけでも知っておくと、外国の作品(特に歴史物)を読む時の面白さが違うと思う

聖書は中学に入学してすぐ、図書室にあったのを見つけて読んだ
文語訳だったけどこれが結構面白かった。特に悪行何でもありな旧約聖書ｗ
その後海外文学に流れて、先に聖書を通読しておいて良かったと思ったな

ネルソン・デミルの「王者のゲーム」で
リビアから来たテロリストが殺す相手に
最後のお祈りをする時間を与えるんだけど、
聖書の一節を唱え出したらテロリストも唱和して撃ち殺すという場面があって
宗派は違っても同じ聖典なのかとびっくりした

私のとっておきのファンタジーはデイビット・エディングスのベルガリアード物語だ。
実際の宗教や民族をパロディ化した多神教の世界観が好きだ。
魔法とは何かという骨組みがしっかりした設定で裏打ちされてて破綻がなかったし。
キャラ立ちもしてて読み易い。

今更ながら日下部羊の廃用身を読んだ。
思ったより読みやすくて、一気に読めた。
麻痺で機能の回復が望めない老人の手や足を思い切って切断したら
ひどい褥創が治り、認知症もみるみる改善、性格も前向きにと
いい事尽くしでどうも調子の良すぎる話だなって思ってたら
後半が予想以上にとんでもないことになってた。

でも医学的に見てもちゃんと説得力がありそうで
このテーマ１本で十分面白い作品になっただろうに
ラストに近づくほど物語としての面白さに走り過ぎて
ちょっと置いてきぼり感は残った。

私が一番最初に出会った神話は岩波少年文庫の『ワンダーブック』だったな。
その後、同じく岩波少年文庫のブルフィンチの『ギリシャ・ローマ神話』→角川の大人向けブルフィンチ

ギリシャ神話に関しては基礎固めとして岩波少年文庫に出会ってよかったと思っているわ。
その後、西洋古典文学読むと出てくるし、心理学や民俗学では当然知っているよね？で話が進むので。

>>651
亀だけど
やっぱりミネット・ウォルターズを思い浮かべるよね
でも、この人の作品はこの1回でいいかなという感じ

聖書談義をしてたのか
通ってたカトリックの学校で配布されたから加わりたかったわw
ちょうど新書の松本佐保「バチカン近現代史」と佐藤優「サバイバル宗教論」を読み返してたところだったし

高木彬光が生きてたら今日のドラマ「呪縛の家」を見て怒り出しそう
テレビ局は本当にお金ないんだね
セット安すぎだし、神津恭介を愛之介とやらがやってるというのを初めて知ったんだけど
足の指でピアノを弾けるw近藤さんならまだしも、あの人はないわ〜

聖書は岩波の聖書翻訳委員会から出てる学術的なのもあります、コアな方はお試しあれ

乱歩の「孤島の鬼」が、あからさまにBL的読者を取り込む目的の装丁でもってｗ再発されてたんだけど
ぺラッと表紙めくった袖部分に結尾のワンフレーズがババンと抜き書きされててムカついた
ダメ！意図はわかりすぎるけどほんとそれは安易すぎる、それはダメ！

乱歩の人気作を何作か同じコンセプトで再発するらしいんだけど
キメフレーズを装丁に使うの心底反対したい
そんなに読者予備軍である「今の若い人」は美味しい餌があると確約されなければ手にも取らないはずと
思われてるのか…

>>786
それの「新約」持ってるわ。
新共同訳と比較してみよう。
ルカ１：２８
「おめでとう、恵まれた方。主があなたと共におられる。」新共同訳
「喜びあれ、恵まれた女（ひと）、主があなたと共に。」新約聖書翻訳委員会
「おめでとう」と「喜びあれ」の違いが興味深い。
ギリシャ語の一般的な挨拶の表現だから、意味をとれば「こんにちわ」でもよいが、あえて直訳したと翻訳委員会の注にある。
新共同訳のほうは、おそらく妊娠予告へ続く文脈を考慮して「おめでとう」としたものと思われる。
それから、翻訳委員会のほうは「共に」で終わっているが、共同訳では「おられる」で終わっている。
翻訳委員会の注には、「共に」の後には、「あれ」とも「ある」とも補充することができる、元来繋辞がないための自由さであると書いてある。
翻訳委員会は直訳にこだわり、新共同訳は文脈上の流れを重視しているものと思われる。
比較しながら読むと面白いよね。

>>768
シェークスピアについては、YoutUbe に BBC 放送のシェークスピア劇場のものがいくつかあったのですが
削除されていますね。NHK 発行の DVD は全部で 45 万円くらいでした。

>>771
バッハ関連では磯山雅（いそやま・ただし）著「バッハ=魂のエヴァンゲリスト (講談社学術文庫) 」がお薦め。
個人的には教会カンタータ第 21 番「わが内は憂いに満ちぬ」が好きです。

>>787
最近の映画やドラマのCMや番宣もそうだけど、なんで一番いい場面とかネタバレ場面を
使うのかねえ。そりゃそこが一番いいから「人目が引ける」と安易に使うんだろうけど
そこに至るまでの描写にどれだけ製作者が苦労したかちょっとは考えろと言いたい

高倉健が亡くなった時は幸福の黄色いハンカチのオチ場面をバンバン流してて、
これから見る人もいるだろうに……と思った次第

小松左京「くだんのはは」の表紙がヒドイ

>>790
作者インタビューとかあるから王様のブランチをよく見てるけど同じこと思う
小説も映画も紹介しようとするとあらすじやコアの部分まで引用するからなぁ…
結末だけ知りたい一般大衆にはそれがいいんだろうけど

篠田節子の「長女たち」読み始めたけどなんかこれいまいちかな。

>>782
ベルガリアードの元ネタはＪＪ・トールキンのシルマリルリオン
設定を丸パクリ

>>791
見てきた
これはヒドイ
金曜ロードショーだっけ？のテロ攻撃思い出した

>>793
私は篠田さんの本では珍しく途中でやめた
自分が長女なせいもあるけどなんか読んでて辛い

>>796
あ、やっぱりですか？
私も篠田作品はほとんど好きなんだけど、なんかこれはページが進まない

「鹿の王」読了
以下ネタバレ?







最後あんなぶん投げ方されてｽﾞｺｰとなった
守り人シリーズは好きだけど「鹿の王」は設定登場人物山盛りでそれぞれをちゃんと掘り下げられていなくて消化不良を起こす
結局主人公はどうなった?と思わせる終わり方は勘弁して欲しい

以前、このスレがきっかけで「残穢」を購入した者です
何となく積ん読していたものを、今日は暑いから暑気払いに良いかなあ、と読んでみました


…我が家(マンション)、リビングのソファーの真後が和室なんですが…
そう言えばここ数日、何だか猫の鳴き声がうるさいなあ、発情期なのかなあ、と…

早急に、何か別の本(ホラー以外)を読んで上書きしたいと思います…

奥田英朗の文庫本「家日和」読んでいます

解説ページは、益田ミリのマンガですが
ホロリとしてしまいました

「大いなる助走」筒井康隆が面白かった。
三度候補になって直木賞が貰えず、恨みを含んで、直木賞選考委員を皆殺しにした小説だよ。
賞を貰えない恨みや失意というのは、大きいものがあるんだね。
「なんであいつが貰ってこの俺が」という比較の思いがあるから、恨みに思うのではないかと推測する。
その点、又吉は作家じゃないから、受賞できなくても恨みや失意はたいしてないでしょう。
まあ、こんだけ話題になってしまえば受賞すると思うけど。
来週の木曜日だね。

>>801
>こんだけ話題になってしまえば受賞すると思うけど。

いや逆でしょ、貰えないと思うよ。
そんな簡単に話題になったくらいで芸人に芥川賞なんか
やるもんかって選考委員が思うと思うｗ

芥川賞とかの発表のあとTwitterなんかで嫉妬タラタラの人いっぱいいるよ
ホントに｢大いなる助走｣の世界だなと思うけど
又吉は直木賞ならわからないけど芥川賞はどうかなー

夏になると出てくる新潮文庫や角川文庫の夏の１００選の冊子を読むのが好き
その紹介で手に取った本も多い

くだんのはは　
古い家屋の夏の暗さと静けさを感じるので夏になると読みたくなる

銀の匙
十代の頃から手に取って読もうとするんだけど、ばあさんのたんすの引き出しの匙をそっと取り出して眺めるというあたりでいつも脱落してる

ネイティヴ・アメリカンが主人公の小説を探してるんだけど
なんかいいのありませんか？

>>804
集英社のナツイチは2冊買うとシリコン製のしおりがもらえるらしい
他の出版社も何かプレゼントあるのかな

シリコンのしおりが欲しいからナツイチで欲しい本2冊あるかなと見てみたけどなかった

>>804
銀の匙って評価高いよね
だから自分には良さがわからないだけかもと思って
年数をおいて何度か読んだんだがやっぱり今ひとつ
相性みたいなものが悪いんだろうと諦めたw

中勘助は複雑な人間関係の中であえいでいた作家だからね。
『銀の匙』はトータルな生涯を考えた上で、特別な意味があったと思う。
初版の装丁が兄嫁との共作だったと言われはじめているね。

複合的な観点から中勘助を知りたいなら
富岡多恵子の『中勘助の恋』や発禁処分になった『犬』を読んで
その後に銀の匙読むと、崖が崩れるような感覚味わえる。

>>808
横からすみません、森茉莉のエッセイよんでから富岡多恵子きになってたの思い出した、ありがとう

黄金の王 白銀の王買ってきた
旅行用なので読むのはもう少し先だけど冒頭だけ読んでみた
内容はすごく良さそうで読むのが楽しみ


以下愚痴
帯の宣伝文句が書店員感無量！だった
書店員の宣伝いらんわ

江戸川乱歩没後50年で発売された孤島の鬼を買った。
既読本なんだけど、表紙に惹かれて。
そうしたら、最期の最期のあの場面が最初に書かれていて…
おい、おい！ってなった。
私的には最後の余韻に浸れる場面だったのに。
でも、表紙は好みで素晴らしい。

すみません。
779さんと同じ事を書いていた。
やっぱりそうですよね。
購入してから気がついた。

>>806
シリコン製のしおりか、心惹かれる。
しおりって大好き、今度自分で印刷注文して作ろうかとすら思っている

私は蔵書票を作ろうかというかオーダーしようと思ったことがあるw
銅版画の。

「カレードスープの箱庭」海堂尊
田口・白鳥シリーズは、「ケルベロス〜」で最期って言ったじゃないですか〜
と嘆きつつ購入。
原点回帰って感じ、なかなかいい。


私小説書きの日常　憤怒の章と野生の章。
アマゾンでぽちった。
楽しみw

>>813
洋服買ったときのタグとか綺麗なお菓子の箱の模様部分とか
ちょっとしおりに向いてそうなものを見ると切り取って
部屋や本棚などに配置して読みかけのものに片っ端から挟む癖があるよ
たまにそのまま忘れて友達に文庫本貸して笑われたりするけどｗ

昔の職場が、時々ぽっかり全く何の仕事もない状態に陥ることがあって
そんな時せっせとミスコピー紙に絵を描いてセロテープでラミネートしてしおり作ってた時期があって
そういう時期は半年ぐらいだったんだけど、蔵書を再読すると未だにその時量産したしおりと出くわすｗ

アメリカやイギリス、最近の香港や台湾の小洒落た書店で本を買うと大きめで
分厚くてしっかりした書店特製の趣味の良いデザインの栞をくれるんで嬉しかった
あっちの本は大きいんで栞も大きめで頑丈なんだよね

古書店で買った本に栞代わりのポストカードや買い物メモが挟まっていたりすることがある
自分が売る時は気をつけよう

前田司郎「私たちは塩を減らそう」
短編だけど相変わらずの前田節で面白かった
会話のぐだぐだ感がたまらなく好き

>>683
仏語の発音とか入門編は Youtube に沢山あります。
ある程度は英語が聞き取れる人むきですが。
例えば、以下のようなもの。

Learn French with Vincent - Unit 1 - Lesson A : Les voyelles
https://www.youtube.com/watch?v=ugT3rlMHLRo&list=PLZNV0gmRjgU9gyV1OPopsKRQsf1jcKQAI

Learn French # 180 phrases and words
https://www.youtube.com/watch?v=iZEPSUTwZVU


Audio Book なら「星の王子さま」が定番なのでしょうかね？

Le Petit Prince, Antoine de Saint-Exupéry (livre audio intégral)
https://www.youtube.com/watch?v=f5N-WTtgnaY

>>809
私も森茉莉のエッセイで、白石かずこと富岡多恵子が気になって早ン十年。まだ手を出していないわ。
萩原葉子は何冊か読んだ。妹の明子（あきらこ）さんの介護や実母の事が赤裸々に綴られていたな。

ある人のブログに池田満寿夫の遍歴があって、その中に
マスオは多才で大きな成功を収めたけどほとんど徒花で多恵子のほうが優れていたのだ、
とあってまるっと同意。
多恵子の人脈で花開き、多恵子の才能に感化されて多彩な花を咲かせた人だったと思う、マスオさん。

文芸誌に載ってた奥田英朗の短編読んでたら
「編集に伊良部シリーズ催促されてヤダ。本売れないし、出版社の待遇悪くなってきた。
直木賞とってからこんな扱い悪くなったの初めて」
って愚痴が書いてあって、フィクションなのかどうかわからなかった。

奥田英朗はまだまだ十分売れてるよね…？

薄くて面白い文庫ってなんかあるかな？
母の面倒を見るために毎月一度新幹線で２時間の実家に帰るときに読む本
深夜特急、旅のラゴスは薄くて面白かった
恋愛系やほっこり系エッセイを除くとなかなか探すのが難しい

本の出版数は1996年がピークでそれ以降は右肩下がり
出版不況と言われだしたのは90年代末期からで、出版社がぼこぼこ潰れ出したのが2000年代末期

奥田英朗はデビューが97年、直木賞が2004年だから、世間では売れてる作家扱いでも
本人や出版社としては加速度的に売り上げが下がったと思う状況な可能性は高いかも
編集者の知人がいるけど、最近は名前だけで売れる作家なら数絞ってクオリティ上げるより
バンバン出してコンスタントに売り上げ稼いで欲しいって考えが主流みたいだから
シリーズものかけ、早くかけって急かされてるのは充分あり得る

奥田英朗は伊良部シリーズより社会派小説の方が好きだから軽めのをバンバン書かないで欲しいなあ
でも売れるのはどエンタメ作品なんだろうなあ

>>823
本を読んでそれをよく理解するためには、その本および読者に応じて、
一定の適当な速さがあるのではないかと思う。
そういう観点から読む本を探すと、芝居の脚本が面白い。
芝居の上映時間は2時間くらいでしょ。
2時間でしゃべれるように書かれている芝居を楽しむには、
およそ2時間前後で読むのが理想的でしょう。
それを8時間で読むのはあきらかに遅すぎると思う。
そういうわけで、文庫で読める戯曲なんかどうかな？
「オイディプス王」はオススメ。

奥田英朗、本売れてないんだ。「ナオミとカナコ」面白かったけど、
実際のイジメをテーマにした本、ちょっと購入検討してみようかな。

>>824
アメリカのベストセラー作家も「シリーズ物ばっかり書かされて嫌だ、全然別のテーマの
小説を書きたいと言っても嫌な顔をされる」と愚痴ってたなあ

シリーズ（それも人気シリーズ）あったら、そりゃ出版社はそっち優先させたがるよね
売るのは楽だし、映像化とか受賞があったらまた1巻から既刊が売れるし

Sキングですら、ホラー以外の作品は最初別の会社から出したりしてたもんなあ
少部数だったんでファンの間ですごい値段がついて、慌ててメジャー出版社が買い取ったけど

作家も大変なんだね
ほとんどの本を図書館で借りて読んでる私は作家にとったら読者でもなんでもないな

>>823
暗いけど石川達三の「青春の蹉跌」は？
弁護士目指すエリート学生がメンヘラ女（？）に引っかかって
転落する物語です

>>823
薄いっていうのは内容のこと？文庫の厚みのこと？

>>822
それ読んだ。小説すばるだよね。
ちょっとオーバーに書いてるのかもしれないけど、多少はそういうことがあったのかも
と思わせるリアリティはあったなあ
業界が不景気なんだろなとは思う

>>805
昔、「ラスト・オブ・モヒカン」って映画をみたんだけど、
それの原作があったんじゃないかなあ。
読んでないけどね。

たまに読みたくなるのが、エルリックサーガとラヴクラフトのクトゥルー物。
それと指輪物語。
最近はいろいろ新しい物を読みながらも、昔読んだ物を読みたくなる。
この三人は、何回読んでも飽きない。

ここ、奥田英朗好きな人多くて嬉しいわ
こういう系統の作家って他で誰がおすすめかしら

吉田修一

私も吉田修一おすすめする
ここで教えてもらったんだと思うけど系統が似ててどちらも何とも言えないくらい感じの作風好き

吉田修一、「悪人」しか読んだことないけど悪人はかなり面白かった。
ほかにおすすめありますか？

>>823
「フォークナー短編集」はいかが
例えば「あの夕陽」は被害妄想でどうしようもなくなった女とそれを見つめる子供たちのイノセントな世界観の交錯が見事
癖はあるけど美味しい短編が揃ってます

>>805

映画原作だけど『ダンス・ウィズ・ウルフブス』の小説なんかはどうでしょう。

小説でなければ『わが魂を聖地に埋めよ―アメリカ・インディアン闘争史 』が胸熱で面白かったです。

ちょっと対象年齢低めですが『リトル・トリー』もオススメ。

現代のネイティヴアメリカンを描いた映画『ブレイブ』の小説も読み応えあります。これは超鬱作品なので鬱耐性が低めならオススメ出来ない感じ。

>>805
ダンスウイズウルブス？

クトゥルー読みたくなってきた

窓に！窓に！

>>833
そういえば子どものときに「モヒカン族の最後」を読んだわ

>>831
文庫の厚み！
スーツケース＋手荷物で新幹線に乗るから荷物にならない本がいい
かといって毎回内容まで薄い軽すぎるエッセイだと飽きちゃうなーと「厚みが薄い文庫」を探し中

コーヒーを飲みながら書籍が選べる「梅田蔦屋書店」に１日２万人
http://anago.2ch.net/test/read.cgi/bizplus/1436752076/
アマゾンで買う時代だから「書店」にこだわる。

キャッチコピーは「本屋ですが、ベストセラーはおいてません」。
書籍も店員が選んだ品を並べる。カフェでは作家や雑貨の作り手のトークイベントも開いている。

>>845
出張、旅行、入院などに本を大量に持ち歩くのに疲れて、数年前に電子書籍を買った
紙の本が一番好きなのは変わらないけど、電車やホテルや病院や待合室なんかで読む分には
全然オッケーです

何しろ「ああ、この本ハズれた」と気付いてもそこに書店はない、という状況でも数十冊の
本を予め入れておけばいいわけです

自分は小説だと先が気になって徹夜してでも読み切ってしまうので

旅行や外出には、細切れでも支障のないけれど気合い入れないと字が滑る本
柳田國男「野草雑記」や「野鳥雑記」
万葉集の解説本などを持っていく

いいね、成人してからそういうことってなくなっちゃったなあ
＞先が気になって徹夜
kindleだと暗くしても読めるしすぐ眠くなってしまう

>>823
それこそ奥田英朗のエッセイなんかどうだろう。
スポーツ好きなら「野球の国」とか「泳いで帰れ」「どちらとも言えません」
オヤジ作家のうろうろ旅行記系なら「用もないのに」が面白かった。

>>838
吉田修一は角田光代みたいな流れで、初期の純文系と「悪人」みたいなエンタ
メ系では全然作風が違う。「悪人」好きなら「太陽は動かない」「愛に乱暴」
「怒り」ラインがお勧めかな。

>>850
ありがとう。
吉田修一は純文学も書いてたのね、知らなかった。
でもとりあえず「悪人」の流れでおすすめしてくれたラインを読んでみます！

子供の「神様の御用人」、借りて読んだら面白かった。
知らない神様がいっぱいいるんだなー（なんたって八百万だし）と。

>>845
うちの本棚を見に行ってきた。
「深夜特急」ぐらいの薄さだとキングの「グリーンマイル」全6巻。
ダン・ブラウン「ダ・ヴィンチ・コード」上中下。

「悪魔の羽根」ミネット・ウォルターズ
中の下。
ファンじゃない人は今回はスルーして良いと思う。

>>853
ここで紹介されてたキングのゴールデンボーイがすごくよかった
ショーシャンクの空にの原作もよくて帰りの新幹線で読み返すの楽しみになるほどだった

旅行にはふさわしくない話かもしれない

料理の描写がある漫画や小説が好きなんだけど、かなり読んでしまったので
エッセイに手を広げたいと思ってます。
角田光代と吉本ばなな以外で女性作家でオススメありますか？

>>815
原点回帰ってみて気になったので買ってみた
楽しみ

でも終わり終わり詐欺はやめてほしいw

>>855
群ようこ「トラブルクッキング」

>>855
佐藤雅子「季節のうた」
高峰秀子「にんげん蚤の市」「にんげんのおへそ」
エッセイじゃないけど青木玉「小石川の家」は？

>>855
檀流クッキング(檀一雄)
絲的炊事記(絲山秋子)
富士日記(武田百合子)

幸田文 台所のおと
水上勉 土を喰う日々
檀一雄 檀流クッキング
池波正太郎のお料理本
不思議の国のアリスや大草原の小さな家などの
レシピ本

もう読んでらしたらすみませぬ。

キングの「ゴールデンボーイ」、私は苦手だと思った。
向き不向きってあるね。
自分ではキングが好きだと思ってたけど、もう何年も前、
ひょっとして本当はあんまり好きじゃなかったのかも？と思った
ことがある。おかしな話だけど。
「ローズマダー」なんかも苦手だと思った。

>>833
>>840

797です。どうもありがとう。
そう！　まさに「ダンス・ウィズ・ウルブス」の原作が読みたかったのです！　すごい！
けど、どこにもない。本屋にもない。図書館にもない。ブクオフにもない。
それでこの本はあきらめて他の本はないかとここできいてみたのです。
おすすめいただいた本の中では、小説ではないと思うけど
「わが魂を聖地に埋めよ」に興味津々。これ探してみます。

それとおすすめいただいたのにこんなこと書いて申し訳ないけど、
「リトル・トリー」
もともとうさんくさいスピリチュアル本だと決め付けて毛嫌いしてたけど、
今回ぐぐってみたら作者の経歴がとんでもないの極致。これ知ってました？
この本もトンデモ本と断定してさしつかえないでしょう。
サカキバラの本より悪質じゃないのか。
作者死ねと思った。死んでるけど。

ブレイブは人生初の壁本だった…
駄作という意味ではなくうわあああああああ的な意味で

>>855
よかったら、いままで読んだものを教えてください

NHKのドラマ本棚食堂に出てくるものを読もうかと思ってる
村上龍のパスタはおいしそうだったわ

>>855です。
皆さんありがとうございました。
早速、Kindleで買えるのを数冊買いました。
普段手に取らない作家さんばかりなので楽しみです。

>>864
海外のコージーが多いです。
クッキングママ、クッキージャー、B＆Bシリーズなど。
ここで話題に上がった有名どころはほとんど読みました。
北森鴻の「メインディッシュ」シリーズが好きでたまに読み返します。
近藤史恵のビストロシリーズも。
角田光代の「彼女のこんだ帖」や柴田よしきの「ふたたびの虹」もかな。
坂木司の引きこもり探偵は、料理はいいんだけど、設定が苦手でした。

多数決って本当に民主的？　問い直す漫画や評論相次ぐ　
http://daily.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1436892462/

岩波新書　多数決を疑う
http://www.amazon.co.jp/dp/4004315417/

岩波文庫赤帯は大好きだけど
岩波書店の思想は大嫌い

岩波文子さん
緑や青も許してあげて…
白もたまに類い稀なる珍しい子がいるし…

一時、海外のコージーよく読んだ
日本でコージーってありますか？

作家と作品は別物だと思いたいけど、実際ネットとか書籍で作家の半生を知って幻滅してしまうことってあるよね
私は澁澤龍彦がそうで、前妻さんに対する態度とか知って嫌いになってしまった
知らなければよかった

>>865
林望の「イギリスはおいしい」もおすすめです。
林望センセーはイギリス物に限って好き。
本職の書誌学や古典ものはペダンティックが鼻について駄目だ。

>>869
よく言われるのは北村薫や宮部みゆきでしょうか。

>>872
日本でコージー、よく言われてそうなのは若竹七海とか？
私はそんなに好きでもないんだけど。
軽めのミステリという広い意味で言えば、
大崎梢の書店シリーズとか加藤実秋のテディシリーズ、
近藤史恵『タルト・タタンの夢』とその続編辺りが最近読んだ中では好き。
食べ物が出てくる本の話題が少し上にあったけど、
タルト〜は読むとフランス料理食べたくなって困るw

>>869
坂木司あたりは日本のコージーっぽいな、と思う。

>>865
ミステリ板のコージーミステリスレを見ると
けっこういろいろ出てるよー
料理人が作って出してくるメニューがおいしそう、という意味では
海の上のカムデンシリーズがおススメですｗ

宮部みゆきってコージーミステリ書いてたっけ？

『続・竹林はるか遠く―兄と姉とヨーコの戦後物語』が面白かった。
おそらく同時代の小説の主人公よりも、はるかに個性的人物像を描き出していると思う。
自叙伝の面白さはそういうとこにあるんだろうね。

>>863
駄作ではなく壁本って意味、分かる気がします。あのラストはトラウマ級。

>>862
『リトル・トリー』 作者のこと今まで知らなくて大ショック！ これは酷いですね。

リトル・トリーは絶対に買ってはいけないし、図書館に置かせてもいけないよ
最低の最悪の偽書だ

>>855
http://ddnavi.com/davinci/
今月のダヴィンチが「食の文庫　読むごちそう」だって

自叙伝だと文春で文庫化されている「春は昔〜徳川宗家に生まれて」も面白かった
現在の徳川宗家と会津松平家の当主の御母堂の回想録だけど読みやすくわかりやすい文章で慶喜以降の明治〜昭和の徳川宗家の奥向きや内部の生活がなんとなくわかる
カナダにも行った幸せな娘時代から戦前のサンフランシスコ暮らし、戦時中の疎開先で留守を守って子どもを育てる時期、戦後イギリスに行くなど読み応えがあります

>>873
近藤史恵、ツール・ド・フランスの季節になるとサクリファイスから読み返しちゃうな

>>879
横だけどダヴィンチ買ってみる
ありがとう

湊かなえの「母性」読んだ。
しんどい内容だけど、告白より断然面白かった。
「告白」以来だけど、文章が上手くなってると思った。
読み終わった時に、よく分からない部分があって
もう一回流し読みしたら、細かい伏線（複数）の答えをアッサリ書いてる部分があって
一回目は全然気付かなかったから、「おぉぉ」と思った。

以下ネタバレかも
後ろのページの解説に、母の証言、娘の証言、どちらも信用出来ない語り手で、
どっちが嘘をついてるのか分からない･･･みたいな事が書いてあったけど
えー、そんな解釈もあるの？って思った。
娘は嘘付いてないと思うんだけどなー

>>861
前にもここで書いたことがあるけど、私もキングの作品はすごく好きなのと
苦手なのとに分かれるわ
苦手なものは途中で目が滑って最後まで読めない。
ローズ・マダーは好きだけど、ジェラルドのゲームとか図書館警察はダメだった。

「作品と作家は別物である！文句あっか！」
ミュージシャンだと玉置浩二。文学だと該当者なし。

「さ、作品と作家は別物だと思います・・・。」
太宰治

「作品は作家そのものである」（だから二度と読まない）
益田ミリ、渡辺淳一

「作品は作家そのものである」（だから今まで避けてたけど今後も読まない）
柳美里

「作品と作家は別物だと思うけど・・・ごめんなさい!!」
ラッツ＆スター　鈴木さん桑まん他の皆さんごめんなさい

>>884
レスありがとう。
キングは作品によって好き嫌いはあるよね。
ブラッドベリなんかだったら、全部好きだと思うけど。
そんな中で、「ペット・セマタリー」は、気味悪いけど好きな作品。

キングのゴールデンボーイ学生の時読んだときはちょうど身近に腐女子になっていく途中過程の友人がいて
その友人ともうひとり完全腐女子の読書仲間がいたのでゴールデンボーイ読みながらゾワゾワした

最近読み返したら読んでる最中にすごく疲れた
他のホラーでないのも読んでみようと思ったけどなんか疲れて手が出ない

ゴールデンボーイってそんな話だっけ？ｗ

元ナチスの老人と関わって残虐嗜好になる話。

エンダーのゲーム

映画が面白かったから、試しに原作を読んでみたら映画以上だった。
どんな作品でも映像化は賛否両論あるし、成功する方が稀だけど
SFやファンタジーは、今の映像技術でないと描写しきれない部分もある
(むしろ想像力だけで書き上げた作者と、当時の読者がパねえ…40年前の作品なのに)

あと、キング作品もそうだけど、下品な文句(原作だと多分スラング)が多いなあと感じるのは、
日本語には罵倒の語彙(特に下ネタ系)があまりないのかなあ、と思ってみたり

このスレで名前を見かけたのが、映画をみたきっかけなので、改めて感謝。長文ゴメンなさい

まさかの又吉

又吉てｗｗｗ
羽田は本命と予想されてたけど

エェェェエーッ(ﾟ◇ﾟ;)

>>890
「無伴奏ソナタ」収録の、中編版エンダーのゲームもいいよ
あの短編集はなかなか粒ぞろいだし

直木賞は「流」 東山彰良