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1 名前: 風の谷の名無しさん@実況は実況板で@\(^o^)/ 2015-02-20 23:39:02 ID:O7bg/Qfb0.net
こちらは今期放映中のアニメに関して、その感想などを語るスレです。
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229 名前: 風の谷の名無しさん@実況は実況板で@\(^o^)/ 2015-02-21 13:30:04 ID:zXY0mihl0.net
>>225
今改めて見てみたけどやっぱり演出はべらぼうに上手いんだよなぁ・・・
特徴としては一話でも散見された同ポの多用、光の演出、登場人物の視線等が見受けられるけど
今回はシンメトリーな画面構成も使われてたね
左右対称な構図で、対照的な人物の対比や喪失が表現されてた
例えば冒頭の待合室の凜と卯月のカット。後に同ポで凜だけになって片方が空白の喪失感が表現される
この監督はこんな風に画面のなかの空間比率で感情を表現するという、実写映画的な演出がよく見られる
続けて冒頭の待合室のシーケンス。Pが部屋に入ってくるカットでは光の演出、登場人物の立ち位置、視線の三技法が使われてる
窓から差し込む光から遠い場所に居る凜と卯月と、完全に影に居るPの立ち位置
画面中央が空白になっていて、登場人物達が画面の隅っこに居て空虚な空間が表現されていて
卯月達に背を向けて視線を合わせないPの姿勢は中盤まで一貫してる
凜がPの事務室に来るシーンでもシンメトリーな構図が見られる
向かい合う二人のアップで、どちらの画面中央にも件のプロジェクトのポスターが配置されていて
二人共通の関心事、繋いでいる事柄に暗雲が立ちこめている表現。凜のほうが暗くなってる
この回は、Pが他人の顔と向き合うことで話が動く、ということが貫かれてる
冒頭の視線を合わせず行動してる時は事態が悪化するだけ
凜が事務室にやってきた時は否が応にも向き合うことを強いられ、目を反らすと「逃げるな」と言われる
終始雨で全体的に暗く寒色の画面が目立つけど、風邪の卯月を見舞いに行くカットで急に暖色まみれの明るい画面になる
このシーケンスで卯月の「笑顔」を真っ直ぐ見るPのアップが映される。ここから事態が好転していく
未央を説得するのは観客の「笑顔」
とまあ、あらゆる技法が無駄なく的確に活用されていて
演出レベルは非常に高いんだが、シチュエーションを重視しすぎて脚本がおかしいのがなぁ・・・