【PS3】テイルズオブゼスティリア【TOZ】part179

『テイルズ オブ ゼスティリア（Tales of Zestiria）』
ジャンル：情熱が世界を照らすRPG
対応機種：プレイステーション3
発売日：2015年1月22日（木）発売
価格：8,070円＋税
ララビットマーケット特装版：12,944円＋税
http://lalabitmarket.channel.or.jp/feature/tozsp/
ファミ通DXパック：10,870円＋税
http://ebten.jp/p/4560467045595/
予約特典：プレミアムラバーストラップ（スレイ、アリーシャ、ミクリオ、エドナの4種から1種）
　　　　　　 アリーシャ、ミクリオ、ライラの限定秘奥義ダウンロードプロダクトコード
CERO：B（12歳以上推奨）
キャラクターデザイン：いのまたむつみ、藤島康介、奥村大悟、岩本稔
プロデューサー:馬場英雄
アニメーション制作：ufotable
主題歌：Superfly『White Light』
戦闘システム：フュージョニックチェイン リニアモーションバトルシステム（FC-LMBS）

前スレ
【PS3】テイルズオブゼスティリア【TOZ】part178 [転載禁止]&2ch.net
http://mastiff.2ch.net/test/read.cgi/gamerpg/1422694185/

転載元：https://toro.2ch.sc/test/read.cgi/gamerpg/1422700591/

レビュー対象商品: テイルズ オブ ゼスティリア　数量限定特典 <豪華2大予約特典> (Video Game)

このゲームは、後世にまで語り継がれます。
何せ
・ゲーム性には一切問題ない
・ゲーム進行に差し障るようなバグもない
・評価できる点もある
にも関わらず、
・見てて不快になるレベルのストーリー展開
・良いところもすべて覆すほどの欠点が存在するシステム
・悪質すぎる商法
によって多くのプレイヤーにプレイを断念させる、「クソゲー」と呼ぶにふさわしいゲームだからです。
驚きですよ。まったくニュータイプのクソゲーなんです。これは今年のクソゲーオブザイヤーにノミネートされてもおかしくありません。
TOTやTOXがファンの間でクソだの黒歴史だの言われてきましたが、あれはテイルズにしては中身スッカスカの薄っぺらい作品だったというだけであって、全体的にみればクソゲーではありません。
しかし、TOZは「テイルズファンよ。これが真のクソゲーだ」と言わんばかりのゲームです。これはすごい。


【システム面】
基本的にゲームとしてプレイする分には問題ありません。
なのにフィールド移動から戦闘に至るまで、欠点が目立ってプレイが苦になります。移動が面倒、エンカウントするとストレス溜まる、戦闘が作業と、何が楽しくてこのゲームをプレイしているのか疑問に感じることも多々。
【シナリオ】
シナリオがクソだからクソゲーになることはまずありません。しかし今作の場合、シナリオがクソになったのは、ある程度物語の方針が決まった後で
・特定のキャラを一部制作側が押そうとした
・後述するDLCのために本編の改変を余儀なくされた
のではないかと言われています。結果根幹が歪み、キャラの良さをことごとく潰す展開になってしまった。
単なるシナリオライターの能力不足とか、個人の感性に合わないだけと切り捨てられるものではないのかもしれません。大人になるって悲しいことなんですね…。

【ヒロイン詐欺商法】
単に、ヒロインが使えない、永久離脱することだけを指して詐欺だと思っておられる方も多いようですが、
・ゲーム本編ではほとんど使えない予約特典やDLCについて一切事前告知はなく、発売してから実はほとんど使えないことが発覚→さらに「このDLC買えばもっと使えるようになるよ！」と言い出す
詐欺扱いされるのも納得じゃないでしょうか。
ヒロイン主人公のアフターストーリーをDLCで販売すると聞くまでは、私も「DLC買っちゃった人や予約までした人、ヒロイン目当ての人お気の毒」ぐらいにしか感じていなかったのですが、
・発売からわずか一カ月で販売ということは最初にゲームに組み込んでおくことは可能だった
ヒロインが途中離脱なのも、発売前にヒロインの存在を宣伝したのも、すべて金儲けのため。なんということでしょう。

もとのゲームの出来があまりよくないことに加え、最悪の商法によって炎上し、発売後発表されたDLCがトドメを刺しましたね。このゲームは間違いなくゲーム史に残るでしょう。
しかし、歴史に残るゲームが誕生する瞬間に居合わせたというのに、悲しさや虚しさしか感じないのはなぜでしょうね…。