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The Elder Scrolls V: SKYRIM その432

  • 1 名前: 名無しさんの野望 2015-10-23 16:40:52 ID:BzbLVAiN.net

    http://elderscrolls.com/ (英語)
    http://elderscrolls.jp/(日本語)

    UESP Wiki - http://www.uesp.net/
    TES Wiki - http://elderscrolls.wikia.com/wiki/
    Xbox360/PlayStation3「The Elder Scrolls V:SKYRIM」日本語版wiki - http://www38.atwiki.jp/tes5/
    Skyrim Wiki JP - http://wiki.skyrim.z49.org/
    The Elder Scrolls V: Skyrim専用SSアップローダー - http://cyclotron.moe.hm/up/skyrim/upload.html
    Skyrim Nexus - Skyrim mods and community http://skyrim.nexusmods.com/
    Skyrim MODデータベース - http://skyrim.2game.info/

    ■関連スレ
    The Elder Scrolls V : Skyrim 質問スレ 109 [転載禁止](c)2ch.net
    http://anago.2ch.net/test/read.cgi/game/1441468920/
    SKYRIMの質問に全力で答えるスレPart45 [転載禁止](c)2ch.net
    http://anago.2ch.net/test/read.cgi/game/1445047654/
    SKYRIM SS/MOD晒しスレ 避難所 Part.6
    http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/game/54147/1413608613/ ←リンク先死亡?
    SKYRIM SS/MOD晒しスレ
    http://anago.2ch.net/test/read.cgi/game/1427947615/
    SKYRIM MOD作成支援/相談スレ Part7 [転載禁止](c)2ch.net
    http://anago.2ch.net/test/read.cgi/game/1440015789/

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    ※テンプレを変更したい場合は事前に話し合いましょう

    前スレ
    The Elder Scrolls V: SKYRIM その431 [転載禁止](c)2ch.net
    http://anago.2ch.net/test/read.cgi/game/1445063463/

    転載元:http://anago.2ch.sc/test/read.cgi/game/1445586052/

  • 82 名前: 名無しさんの野望 2015-10-24 09:49:59 ID:AJvhfOFg.net

    ヘイムスカーは熱心なタロスの信奉者で、タロス信仰が禁止される前にホワイトランにやって来た。
    今はもう誰も話題にしないが、かつて彼の周りには毎日人だかりが出来るほどの人気者だった。
    司祭の口から情熱的に語られるタロスの偉大な逸話に人々は熱中し、豪族や首長すら聴衆に加わった。
    いつしかホワイトランに真ん中にはタロス像と、彼の家が建てられ、
    彼の説法を聴く信者達の人だかりは、長らくホワイトラン名物の一つだったという。

    大戦後、タロス信仰への弾圧がスカイリムでも行われるようになると聴衆の数は減り、しだいにヘイムスカーの周りに人が近寄らなくなったが、
    ホワイトランの人々は信仰を忘れていなどいないことを、ヘイムスカーは分かっていた。
    当時ホワイトランに限らずタロス信者たちは表向き信仰を控え、像を家へと写し、人目を避けて祈りを捧げていたのだ。
    彼もまた、人々は像の周りから家の中へ、そして心の中へと信仰の場を移していっただけと思っていた。

    彼は誰も聴きに来なくても人が、毎日のように像の前に立ち説法を続けた。
    街中に声が届くよう声を張り、まるでかつての熱狂ぶりを一人で再現するように、情熱的に。
    どんなに大声で叫んでも、夜中まで説法を続けても、民衆は見向きもせず衛兵が咎めることすらない。
    説法を終えて帰路につく彼の顔には、大きな孤独と安堵の両方を顔に滲んでいた。

    彼はいつの日か聴衆が戻ると信じて、説法を続けた。
    だが、ストームクロークの結成と前後してスカイリム各地でタロス信仰が再開されるようになっても
    ヘイムスカーの説法を聴きに来る人が増えることは無かった。ホワイトランという土地がそれを許さなかったのだ。

    いつからか、彼はかつて自らたしなめたタロス信仰の誤った拡大解釈や不敬な冗談を説法に取り入れ、
    まるで演説のように信仰を説くようになったが、それでも彼に近づくものは誰も居なかった。
    かつての聴衆を振り向かせたかったのか、新たな信徒を芽吹かせたかったのか、
    ヘイムスカーは今日もタロス像の前に立ち、演説をしているが、
    今となっては彼がなぜそうしているのか、人々がそれをどう思っているのさえ分からない。

    ただ一つ確かなのは、彼と像のどちらかが消えるその日まで、
    ホワイトランからタロスへの愛が消える事はないということだろう。

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